JPWO2019172312A1 - 遅波回路、進行波管、及び進行波管の製造方法 - Google Patents

遅波回路、進行波管、及び進行波管の製造方法 Download PDF

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Abstract

エネルギー損失を低減しつつ広帯域化することに貢献することができる遅波回路等を提供する。遅波回路は、電磁波を伝送するとともに、第1折り返し部分と、前記第1折り返し部分とは反対側に折り返した第2折り返し部分とを交互に繰り返したミアンダ状部分を有する導波路と、電子ビームを伝送するとともに、所定方向に延在し、かつ、前記ミアンダ状部分を貫通するビームホールと、を備え、前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1折り返し部分からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する。

Description

[関連出願についての記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2018−041045号(2018年 3月 7日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、遅波回路、進行波管、及び進行波管の製造方法に関する。
衛星通信、レーダなどの無線システムにおいては、送信源用増幅器として、主に進行波管が用いられている。進行波管は、送信用の電磁波(例えば、高周波)を、エネルギー源となる電子ビームと相互作用させることにより増幅させる。進行波管は、相互作用させる際に電磁波と電子ビームとを同程度の速度とするために、電子ビームに対して電磁波を迂回させるための遅波回路を有する。遅波回路において電磁波を迂回させる方法として、らせん状の導波路に電磁波を伝送させ、らせん状の導波路の中心軸に電子ビームが通るビームホールを通すヘリックス型(例えば、特許文献1参照)と呼ばれる方法がある。
ところで、現在、無線周波数の高周波化が進められており、テラヘルツ領域の無線装置の開発が進められている。また、テラヘルツ領域においては、各種センシング技術の開発等も近年進められている。これに伴い、テラヘルツ領域における送信源用増幅器の開発が求められている。
マイクロ波からテラヘルツ波へ高周波化が進むことより、波長が小さくなる。これに伴い、ヘリックス型の遅波回路では、らせん状の導波路を微細化しなければならないことから、ヘリックス型の遅波回路の製造が困難になる。テラヘルツ領域においては、ヘリックス型の遅波回路に替わって折り畳み型の遅波回路が有望とされている。
折り畳み型の遅波回路は、ミアンダ状(繰り返し折り返された形状、九十九折形状)の導波路に電磁波を伝送させて遅波させ、ミアンダ状の導波路の折り畳んだ部分が積層する方向の中央に電子ビームが伝送するビームホールを貫通した構成となっている(例えば、特許文献2、非特許文献1参照)。
特開2006−134751号公報 特開2016−189259号公報
Design Methodology and Experimental Verification of Serpentine/Folded-Waveguide TWTs, Khanh T. Nguyen, IEEE Trans. on E.D., Vol. 61, No. 6, JUNE 2014.
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
特許文献2、非特許文献1に記載されているような折り畳みの型の遅波回路では、ミアンダ状の導波路を伝送する電磁波が、ビームホールを伝送する電子ビームのエネルギーを受け取って増幅される。その際、ビームホールが大きい(使用波長λの1/4程度)と、ビームホールを介して電磁波同士が結合し、エバネッセントなエネルギー(電磁波が金属などの反射性媒質の内部で誘起する電磁場の変動、進行しないエネルギー)が発生し、エネルギー損失が増加し、導波路の伝送方向のビームホール部の反射散乱によるエネルギー損失も増加する。
また、折り畳み型の通常の遅波回路の構成では、ビームホールの影響により、位相速度の周波数分散も増加する。遅波回路は位相速度が電子ビームの速度程度のときに増幅作用が得られるため、位相速度の周波数分散が増加すると、ゲインの得られる帯域も減少してしまう。
さらに、無線周波数の高周波化に伴い遅波回路のサイズが小さくなっても、電子ビームをビームホールは通すために小さくしきれないので、ビームホールの影響による問題がより顕著となる。
本発明の主な課題は、エネルギー損失を低減しつつ広帯域化することに貢献することができる遅波回路、進行波管、及び進行波管の製造方法を提供することである。
第1の視点に係る遅波回路は、電磁波を伝送するとともに、第1折り返し部分と、前記第1折り返し部分とは反対側に折り返した第2折り返し部分とを交互に繰り返したミアンダ状部分を有する導波路と、電子ビームを伝送するとともに、所定方向に延在し、かつ、前記ミアンダ状部分を貫通するビームホールと、を備え、前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1折り返し部分からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する。
第2の視点に係る進行波管は、構造体を備え、前記構造体は、前記第1の視点に係る遅波回路を有する。
第3の視点に係る進行波管の製造方法は、基板上に、所定方向に延在するビームホールを形成するための第1レジストを形成する第1工程と、前記第1レジストを含む前記基板上に、第1折り返し部分と、前記第1折り返し部分とは反対側に折り返した第2折り返し部分とを交互に繰り返したミアンダ状部分を有する導波路を形成するための第2レジストを、前記第2レジストにおける前記第1折り返し部分に相当する部分から前記第1レジストがはみ出すようにして、形成する第2工程と、前記第1レジスト及び前記第2レジストを含む前記基板上に、前記第1レジスト及び前記第2レジストが完全に埋まるように第1構造体を形成する第3工程と、前記第1構造体から前記基板及び前記第1レジスト並びに前記第2レジストを除去することにより前記ビームホール及び前記導波路を有する前記第1構造体を形成する第4工程と、前記第1乃至第4工程と同様な工程により、前記第1構造体と面対称な第2構造体を形成する第5工程と、前記第1構造体と前記第2構造体とを貼り合わせる第6工程と、を含む。
前記第1〜第3の視点によれば、エネルギー損失を低減しつつ広帯域化することに貢献することができる。
実施形態1に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。 実施形態2に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。 比較例に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。 遅波回路のS21(伝送特性)の周波数依存性を表したグラフである。 エネルギー損失無しの場合のゲイン帯域の計算結果を表したグラフである。 位相速度の周波数依存性を表したグラフである。 275GHzにピークがくるように動作点を調整したゲイン帯域の計算結果を表したグラフである。 遅波回路の電界分布を模式的に示した図であり、(A)は実施例1、(B)は比較例に関するものである。 実施形態3に係る遅波回路を有する進行波管の製造方法を模式的に示した工程断面図である。 実施形態3に係る遅波回路を有する進行波管の製造方法を模式的に示した図9に続く工程断面図である。 実施形態4に係る遅波回路の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。また、下記の実施形態は、あくまで例示であり、本発明を限定するものではない。
[実施形態1]
実施形態1に係る遅波回路を有する進行波管について図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。
進行波管1は、電磁波を電子ビームと相互作用させ、電磁波と電子ビームとを同程度の速度にするための装置である。進行波管1は、遅波回路2と、構造体30と、を有する。
遅波回路2は、電子ビームに対して電磁波を迂回させて、電磁波を電子ビームと相互作用させ、電磁波と電子ビームとを同程度の速度にする回路である。遅波回路2は、ビームホール10と、導波路20と、を有する。
ビームホール10は、所定方向100に延在するとともに電子ビームを伝送するための空間である。ビームホール10の断面は、略円形とすることができ、多角形としてもよい。ここで、所定方向100は、ミアンダ状部分24の導波路20の積層方向と略平行である。
ビームホール10は、導波路20のミアンダ状部分24における所定方向100に対して直角方向に延在する部分、に対して略直角に交わる。
ビームホール10は、ミアンダ状部分24を貫通する。ビームホール10の貫通の仕方は、以下の通りである。ビームホール10は、ビームホール10の一部が導波路20の第1折り返し部分21からはみ出すようにしてミアンダ状部分24を貫通する。ビームホール10は、ビームホール10の一部が導波路20の第1折り返し部分21から所定方向100に連続してはみ出すようにしてミアンダ状部分24を貫通する。ビームホール10は、ビームホール10の一部が導波路20の第1基準面101からはみ出すようにしてミアンダ状部分24を貫通する。ビームホール10は、ビームホール10の一部が導波路20の平坦面21aからはみ出すようにしてミアンダ状部分24を貫通する。
ビームホール10の断面の直径は、使用波長λの1/4前後とすることができ、例えば、前記電磁波に係る使用波長の0.2倍以上かつ0.3倍以下であり、好ましくは0.22倍以上かつ0.28倍以下であり、より好ましくは0.24倍以上かつ0.26倍以下である。
導波路20は、電磁波を伝送するための空間である。導波路20は、第1折り返し部分21と、第1折り返し部分21とは反対側に折り返した第2折り返し部分22とを交互に繰り返したミアンダ状部分24を有する。導波路20は、第1折り返し部分21を除き、所定の幅及び厚さとなっている。
第1折り返し部分21は、第1基準面101に沿って折り返されている。第1折り返し部分21の頂部は、第1基準面101に沿った平坦面21aを有する。
第2折り返し部分22は、第1基準面101と間隔をおいて配された第2基準面102に沿って折り返されている。第2折り返し部分22の頂部は、曲面22aを有する。
ミアンダ状部分24は、蛇行、折り畳み、折り返しが繰り返されたミアンダ状(折り畳み状、九十九折状)に構成されている。ここで、第1基準面101及び第2基準面102は、所定方向100に対して略平行である。ミアンダ状部分24の両端には、電磁波の出入口となるポート23に接続されている。
構造体30は、遅波回路2が形成された物体である。構造体30には、例えば、銅、銀、金、ニッケル等の金属や合金を用いることができる。
なお、実施形態1では、進行波管1を例に記載しているが、実施形態1に係る遅波回路をクライストロン等の増幅器に利用してもよい。
実施形態1によれば、ビームホール10の一部が導波路20のミアンダ状部分24における第1折り返し部分21からはみ出すようにビームホール10を形成することにより、ビームホールの影響を低減し(マッチングがとれ)、エネルギー損失が低減され、位相速度の周波数分散が小さくなり、広帯域化を図ることに貢献することができる。また、実施形態1によれば、第1折り返し部分21の頂部を第1基準面101に沿った平坦面21aとすることで、ビームに対する電磁波の所定方向100の電界が大きくなり、ゲインを大きくすることができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る遅波回路を有する進行波管について図面を用いて説明する。図2は、実施形態2に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。
実施形態2は、実施形態1の変形例であり、導波路20の厚さを実施形態1のときよりも厚くしたものである。導波路20の厚さは、耐圧等も考慮して、実施形態1より太い範囲で最適なものとすることができ、実施形態1の約1.2〜1.8倍(1.5倍前後)とすることができる。
ビームホール10の断面の直径は、第1基準面101と第3基準面103との間隔の0.8倍以上かつ1.2倍以下(1倍前後)であり、好ましくは0.9倍以上かつ1.1倍以下であり、より好ましくは0.95倍以上かつ1.05倍以下である。ここで、第3基準面103は、第2基準面102から第1基準面101側に導波路の厚さ分シフトした基準面である。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に、ビームホールの影響を低減し(マッチングがとれ)、エネルギー損失が低減され、位相速度の周波数分散が小さくなり、広帯域化を図ることに貢献することができる。また、導波路20の厚さを厚くし、ビームホール10の断面の直径を第1基準面101と第3基準面103との間隔の1倍前後とすることで、実施形態1よりもさらにマッチングを改善することができる。
[実施例1、実施例2、比較例]
実施例1、2に係る進行波管の特性について、比較例に係る進行波管を比較しながら、図面を用いて説明する。図3は、比較例に係る遅波回路を有する進行波管の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。図4は、遅波回路のS21(伝送特性)の周波数依存性を表したグラフである。図5は、エネルギー損失無しの場合のゲイン帯域の計算結果を表したグラフである。図6は、位相速度の周波数依存性を表したグラフである。図7は、275GHzにピークがくるように動作点を調整したゲイン帯域の計算結果を表したグラフである。図8は、遅波回路の電界分布を模式的に示した図であり、(A)は実施例1、(B)は比較例に関するものである。
まず、比較例に係る進行波管について説明する。図3を参照すると、進行波管1は、導波路20と、ビームホール10と、を有する。導波路20は、電磁波を伝送するとともに、折り返しを繰り返したミアンダ状部分24を有する。導波路20の厚さは、実施形態1と同様である。ビームホール10は、電子ビームを伝送するとともに、所定方向100に延在し、かつ、ミアンダ状部分24の中央を貫通する。ビームホール10の断面の形状は円形であり、その直径は実施形態1、2と同様である。
なお、実施例2に係る進行波管の導波路(図2の20)の厚さは、実施例1に係る進行波管の導波路(図1の20)の厚さの1.5倍に設定されている。その他の構成は、実施例1、2及び比較例ともに同じである。
図4に実施例1、2及び比較例のS21(伝送特性)の周波数依存性を示す。0.27THz付近の各々の最適値で比較して、実施例2では、エネルギー損失が比較例に対し7dB程度(43%)改善している。その際、ゲイン(損失無し)は同程度、帯域は倍程度に拡大できている。実施例1では、エネルギー損失が比較例に対し3dB程度改善している。なお、構造体30の材料のCuの導電率は表面粗さも考慮して2×10S/mとしている。
図5にエネルギー損失無しの場合のゲイン帯域の計算結果を示す。ビーム径はビームホール10の0.6倍としている。実施例2では、比較例に対し、ゲインが同程度で、帯域が2倍程度に改善している。実施例1では、比較例に対し、ゲインが同程度で、帯域が1.6倍程度に改善している。
図6に位相速度(Vp/c)の周波数依存性を示す。比較例の構成では、ビームホール10の影響により、位相速度の周波数分散も増加する。進行波管は位相速度が電子ビームの速度程度のときに増幅作用が得られるため、分散が増加するとゲインの得られる帯域も減少してしまう。一方、実施例1、2では、比較例に対して、位相速度の周波数分散が小さい。
なお、図6では、ゲインに関して、動作点を調整し同程度のゲインが得られるようにしている。その際、図6の位相速度の傾きが比較例では大きいため、帯域が狭くなる。ただし、動作点はゲインを上げるためにそれほど無理な調整にはなっていない。
図7に、動作点を調整し、275GHzにピークがくるようにしたゲイン帯域の計算結果を示す。比較例は、ゲインが増加するが帯域が減少している。実施例2は、比較例に対して、ゲインが減少するが、帯域が増加している。ピークの周波数をそろえた場合、実施例1、2では少しゲインが低下するものの、帯域は大幅に増加している。比較例では、図6の位相速度の傾きが大きいため、広帯域なものを作成することはできない。
図8に電界図を示す。図8(A)が実施例1、図8(B)が比較例である。ゲインは、軸方向の電界が大きいほど、大きくなることは定式化されている。ビーム中央部の電界は実施例1及び比較例の両者でほぼ同じである。電界がかかっている領域(図中破線円部、図8(A)は1周期分、図8(B)は半周期分)の比率は、実施例1の1周期に対し、比較例は6周期(3×2=6)となっている。また、ビーム中央部に関しては、実施例1が3周期(中央にも電界が発生する場合がある)に対し、比較例は2周期となっている。このことで、実施例1は、比較例に対し、相互作用の回数が半分になってもゲインがそれほど低下していないことがいえる。
なお、動作点に関しては、寸法変更により調節可能であり、帯域も所望のものに設計可能である。
[実施形態3]
実施形態3に係る遅波回路を有する進行波管の製造方法について図面を用いて説明する。図9、図10は、実施形態3に係る遅波回路を有する進行波管の製造方法を模式的に示した工程断面図である。
実施形態3は、実施形態1の変形例であり、進行波管を貼り合わせ可能に複数(図10(B)では2つ)に分割したものである。ビームホール10は、その延在方向に沿って中央で縦に複数に分割されており、導波路20(ポート23を含む)は、ビームホール10の分割面に沿って分割されている。これに伴って、構造体も第1構造体30Aと第2構造体30Bに分割される。第1構造体30Aと第2構造体30Bとは貼り合わせによって接合している。第1構造体30Aと第2構造体30Bとの接合には、ろう材(例えば、融点が800〜1000℃の合金)を用いることができる。完成した進行波管1の構成は、実施形態1(図1参照)の構成と同様である。なお、実施形態3のような分割したものを貼り合わせる方法は、実施形態2に適用してもよい。
まず、基板40上に、所定方向(図1の100に相当)に延在するビームホール(図10(A)の10)を形成するための第1レジスト41を形成する(ステップA1;図9(A)参照)。ここで、第1レジスト41は、リソグラフィ技術を用いて形成することができる。
次に、第1レジスト41を含む基板40上に、第1折り返し部分(図10(A)の21)と、第1折り返し部分(図10(A)の21)とは反対側に折り返した第2折り返し部分(図10(A)の22)とを交互に繰り返したミアンダ状部分(図10(A)の24)を有する導波路(図10(A)の20)を形成するための第2レジスト42を、第2レジスト42における第1折り返し部分(図10(A)の21)に相当する部分42aから第1レジスト41がはみ出す(かつ、第2折り返し部分(図10(A)の22)に相当する部分42bが第1レジスト41と重ならない)ようにして、形成する(ステップA2;図9(B)参照)。ここで、第2レジスト42は、リソグラフィ技術を用いて形成することができる。
次に、第1レジスト41及び第2レジスト42を含む基板40上に、第1レジスト41及び第2レジスト42が完全に埋まるように第1構造体30Aを形成する(ステップA3;図9(C)参照)。ここで、第1構造体30Aは、めっき技術を用いて形成することができる。
次に、第1構造体30Aから基板(図9(C)の40)を除去(例えば、剥離)し、その後、第1レジスト(図9(C)の41)及び第2レジスト(図9(C)の42)を除去(例えば、溶解除去)する(ステップA4;図10(A)参照)。これにより、ビームホール10及び導波路20を有する第1構造体30Aが製造される。
第1構造体30Aの製造とは別に、ステップA1〜A4と同様なステップにより、第1構造体30Aと面対称な第2構造体(図10(B)の30B)を形成する(ステップA5;図省略)。
最後に、第1構造体30Aと第2構造体30Bとを貼り合わせる(ステップA6;図10(B)参照)。ここで、第1構造体30Aと第2構造体30Bとの接合には、ろう材を用いることができる。これにより、進行波管が完成する。
実施形態3によれば、実施形態1、2の構成を簡易に製造することができ、構造体を複数に分割しない場合と比べて、工数が低減し、コストを低減させることができる。
[実施形態4]
実施形態4に係る遅波回路について図面を用いて説明する。図11は、実施形態4に係る遅波回路の構成を模式的に示した(A)X−X’間断面図、(B)Y−Y’間断面図、(C)Z−Z’間断面図である。
遅波回路2は、電子ビームに対して電磁波を迂回させて、電磁波を電子ビームと相互作用させ、電磁波と電子ビームとを同程度の速度にする回路である。遅波回路2は、ビームホール10と、導波路20と、を有する。
ビームホール10は、電子ビームを伝送するとともに、所定方向100に延在し、かつ、導波路20のミアンダ状部分24を貫通する。ビームホール10は、ビームホール10の一部が導波路20の第1折り返し部分21からはみ出すようにしてミアンダ状部分24を貫通する。
導波路20は、電磁波を伝送するとともに、第1折り返し部分21と、第1折り返し部分21とは反対側に折り返した第2折り返し部分22とを交互に繰り返したミアンダ状部分24を有する。
実施形態4によれば、ビームホール10の一部が導波路20のミアンダ状部分24における第1折り返し部分21からはみ出すようにビームホール10を形成することにより、エネルギー損失を低減しつつ広帯域化することに貢献することができる。
上記実施形態の一部または全部は以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記)
本発明では、前記第1の視点に係る遅波回路の形態が可能である。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1折り返し部分から前記所定方向に連続してはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記第1折り返し部分は、第1基準面に沿って折り返され、前記第2折り返し部分は、前記第1基準面と間隔をおいて配された第2基準面に沿って折り返され、前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1基準面からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記第1折り返し部分の頂部は、前記第1基準面に沿った平坦面を有し、前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記平坦面からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記第2折り返し部分の頂部は、曲面を有する。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記ビームホールの断面は、円形であり、前記所定方向は、前記第1基準面及び前記第2基準面と略平行であり、前記ビームホールの前記断面の直径は、前記第1基準面と、前記第2基準面から前記第1基準面側に前記導波路の厚さ分シフトした第3基準面と、の間隔の0.8倍以上かつ1.2倍以下である。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記ビームホールの前記断面の直径は、前記電磁波に係る使用波長の0.2倍以上かつ0.3倍以下である。
前記第1の視点に係る遅波回路において、前記所定方向は、前記ミアンダ状部分の前記導波路の積層方向と略平行である。
本発明では、前記第2の視点に係る進行波管の形態が可能である。
本発明では、前記第3の視点に係る進行波管の製造方法の形態が可能である。
なお、上記の特許文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択(必要により不選択)が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
1 進行波管
2 遅波回路
10 ビームホール
20 導波路
21 第1折り返し部分
21a 平坦面
22 第2折り返し部分
22a 曲面
23 ポート
24 ミアンダ状部分
30 構造体
30A 第1構造体
30B 第2構造体
40 基板
41 第1レジスト
42 第2レジスト
42a 第1折り返し部分に相当する部分
42b 第2折り返し部分に相当する部分
100 所定方向
101 第1基準面
102 第2基準面
103 第3基準面

Claims (10)

  1. 電磁波を伝送するとともに、第1折り返し部分と、前記第1折り返し部分とは反対側に折り返した第2折り返し部分とを交互に繰り返したミアンダ状部分を有する導波路と、
    電子ビームを伝送するとともに、所定方向に延在し、かつ、前記ミアンダ状部分を貫通するビームホールと、
    を備え、
    前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1折り返し部分からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する、
    遅波回路。
  2. 前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1折り返し部分から前記所定方向に連続してはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する、
    請求項1記載の遅波回路。
  3. 前記第1折り返し部分は、第1基準面に沿って折り返され、
    前記第2折り返し部分は、前記第1基準面と間隔をおいて配された第2基準面に沿って折り返され、
    前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記第1基準面からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する、
    請求項1又は2記載の遅波回路。
  4. 前記第1折り返し部分の頂部は、前記第1基準面に沿った平坦面を有し、
    前記ビームホールは、前記ビームホールの一部が前記平坦面からはみ出すようにして前記ミアンダ状部分を貫通する、
    請求項3記載の遅波回路。
  5. 前記第2折り返し部分の頂部は、曲面を有する、
    請求項3又は4記載の遅波回路。
  6. 前記ビームホールの断面は、円形であり、
    前記所定方向は、前記第1基準面及び前記第2基準面と略平行であり、
    前記ビームホールの前記断面の直径は、前記第1基準面と、前記第2基準面から前記第1基準面側に前記導波路の厚さ分シフトした第3基準面と、の間隔の0.8倍以上かつ1.2倍以下である、
    請求項3乃至5のいずれか一に記載の遅波回路。
  7. 前記ビームホールの前記断面の直径は、前記電磁波に係る使用波長の0.2倍以上かつ0.3倍以下である、
    請求項6記載の遅波回路。
  8. 前記所定方向は、前記ミアンダ状部分の前記導波路の積層方向と略平行である、
    請求項1乃至6のいずれか一に記載の遅波回路。
  9. 構造体を備え、
    前記構造体は、請求項1乃至8のいずれか一に記載の遅波回路を有する進行波管。
  10. 基板上に、所定方向に延在するビームホールを形成するための第1レジストを形成する第1工程と、
    前記第1レジストを含む前記基板上に、第1折り返し部分と、前記第1折り返し部分とは反対側に折り返した第2折り返し部分とを交互に繰り返したミアンダ状部分を有する導波路を形成するための第2レジストを、前記第2レジストにおける前記第1折り返し部分に相当する部分から前記第1レジストがはみ出すようにして、形成する第2工程と、
    前記第1レジスト及び前記第2レジストを含む前記基板上に、前記第1レジスト及び前記第2レジストが完全に埋まるように第1構造体を形成する第3工程と、
    前記第1構造体から前記基板及び前記第1レジスト並びに前記第2レジストを除去することにより前記ビームホール及び前記導波路を有する前記第1構造体を形成する第4工程と、
    前記第1乃至第4工程と同様な工程により、前記第1構造体と面対称な第2構造体を形成する第5工程と、
    前記第1構造体と前記第2構造体とを貼り合わせる第6工程と、
    を含む、
    進行波管の製造方法。
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