JPWO2019156012A1 - 水処理装置 - Google Patents

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真治 西尾
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Abstract

水処理装置(1000)は、原水流路(10)、薬剤供給部(100)、薬剤処理済水流路(20)、濾過部(200)、逆流洗浄水流路(30)、排出用流路(45)、第1の切替弁(V1)、第2の切替弁(V2)、および排水用開閉弁(V3)を備えている。逆流洗浄用の水は、薬剤供給部(100)を通過することなく、原水流路(10)、第1の切替弁(V1)、逆流洗浄水流路(30)、第2の切替弁(V2)、濾過済水流路(40)、濾過部(200)、薬剤処理済水流路(20)、排出用流路(45)、排水用開閉弁(V3)、および排出口(50)をこの順番で流れる。

Description

本開示は、薬剤供給部と濾過部とを備えた水処理装置に関する。
従来から、その内部に薬剤を有する薬剤供給部とその内部に濾材を有する濾過部とを備えた水処理装置の開発が行われている。この水処理装置においては、濾過部の上流に薬剤供給部が配置されている場合がある。この場合には、まず、薬剤供給部から被処理水に供給された薬剤、たとえば、オゾンや塩素剤によって、被処理水の殺菌処理および酸化処理が施される。その後、薬剤を含む被処理水が濾過部に流れ込み、被処理水の濾過処理が実行される。
上記した従来の水処理装置には、濾過部において濾材に付着した付着物を除去するために、濾過槽に順方向の流れとは逆向きに水を流すことにより、濾材を洗浄する、いわゆる逆流洗浄用の構造が設けられている(特許文献1参照)。
実開昭63−130198号公報
上記した特許文献1に開示された水処理装置に従来の逆流洗浄用の構造によれば、逆流洗浄を実行しようとすると、逆流洗浄用の水は、薬剤供給部を通過した後、逆流洗浄用流路を経由して濾過部の下流に流れる。その後、逆流洗浄用の水は、濾過部の下流側から濾過部の上流側へ向かって、通常使用時の水の流れの向きとは逆向きに流れる。
したがって、上記の水処理装置において、逆流洗浄を実行すると、濾過部だけでなく、薬剤供給部にも、逆流洗浄用の水が流れ込んでしまう。その結果、逆流洗浄時には、濾材の付着物だけでなく薬剤も、逆流洗浄用の水とともに排出口から排出されてしまう。この逆流洗浄用の水は排出口から排出される。
しかしながら、上記の従来の水処理装置においては、通常使用時において、濾過部は、上流にある薬剤供給部から供給された薬剤を含む薬剤処理済みの水が流れ込むことによって、薬剤を利用した洗浄が濾材に既に施されている。したがって、逆流洗浄時にも薬剤が混入された薬剤処理済みの水を濾過部に供給すると、薬剤が無駄に消費されてしまうことになる。
本開示は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、本開示の目的は、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることを抑制することができる水処理装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示の第1の態様に係る水処理装置は、原水を導く原水流路と、前記原水流路から前記原水を受け入れるように設けられ、前記原水に薬剤を供給する薬剤供給部と、前記薬剤供給部から流れ出た前記薬剤が供給された薬剤処理済みの水を導く薬剤処理済水流路と、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられ、前記薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材を有する濾過部と、前記濾過部から流れ出た前記濾過処理が施された濾過済みの水を導く濾過済水流路と、前記原水流路と前記濾過済水流路とに接続され、前記原水流路から前記濾過済水流路へ逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄水流路と、前記原水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記原水流路から前記薬剤供給部へ前記原水を導く第1の通常状態、および、前記原水流路から前記逆流洗浄水流路へ前記逆流洗浄用の水を導く第1の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる第1の切替弁と、前記濾過済水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記濾過部から流出口へ前記濾過済みの水を導く第2の通常状態、および、前記逆流洗浄水流路から前記濾過済水流路を経由して前記濾過部へ前記逆流洗浄用の水を導く第2の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる第2の切替弁と、前記薬剤処理済水流路に接続された排出用流路に設けられ、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を前記濾過部へ導く閉状態、および、前記薬剤処理済水流路を流れる前記逆流洗浄用の水を前記排出用流路の排出口へ導く開状態のいずれかに切り替えられる排水用開閉弁と、を備えている。
本開示の第2の態様に係る水処理装置は、原水を導く原水流路と、前記原水流路から前記原水が流れ込むように設けられ、前記原水に薬剤を供給する薬剤供給部と、前記薬剤供給部から流れ出た前記薬剤が供給された薬剤処理済みの水を導く薬剤処理済水流路と、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられ、前記薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材を有する濾過部と、前記濾過部から流れ出た前記濾過処理が施された濾過済みの水を導く濾過済水流路と、前記原水流路と前記濾過済水流路とに接続され、前記原水流路から前記濾過済水流路へ逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄水流路と、前記原水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記原水流路から前記薬剤供給部へ前記原水を導く通常状態、および、前記原水流路から前記逆流洗浄水流路へ前記逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる切替弁と、前記濾過済水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部よりも前記濾過済みの水にとって下流側の前記濾過済水流路に設けられ、前記濾過部から前記濾過済水流路を経由して流出口へ前記濾過済みの水を導く通常用開状態、および、前記逆流洗浄水流路から前記濾過済水流路を経由して前記濾過部へ前記逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄用閉状態のいずれかに切り替えられる逆流洗浄用開閉弁と、前記薬剤処理済水流路に接続された排出用流路に設けられ、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を前記濾過部へ導く通常用閉状態、および、前記薬剤処理済水流路を流れる前記逆流洗浄用の水を前記排出用流路の排出口へ導く逆流洗浄用開状態のいずれかに切り替えられる排水用開閉弁と、を備えている。
本開示の第1の態様または第2の態様の水処理装置によれば、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることを抑制することができる。
実施の形態1の水処理装置の通常使用状態を説明するための模式図である。 実施の形態1の水処理装置の逆流洗浄状態を説明するための模式図である。 実施の形態1の水処理装置の薬剤供給部の一例を説明するための断面図である。 実施の形態1の水処理装置の濾過部の一例を説明するための断面図である。 実施の形態1の第1の変形例の水処理装置を説明するための模式図である。 実施の形態1の第2の変形例の水処理装置を説明するための模式図である。 実施の形態2の水処理装置を説明するための模式図である。 実施の形態3の水処理装置を説明するための模式図である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態の水処理装置を説明する。以下の複数の実施の形態においては、同一の参照符号が付された部分同士は、図面上における形状に多少の相違があっても、特段の記載がない限り、互いに同一の機能を発揮するものとする。
(実施の形態1)
図1および図2を用いて、実施の形態1の水処理装置1000を説明する。
図1に示されるように、本実施の形態の水処理装置1000は、原水流路10、薬剤供給部100、薬剤処理済水流路20、濾過部200、および濾過済水流路40を備えている。水処理装置1000は、逆流洗浄水流路30、第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3を備えている。
原水流路10には、図1に破線の矢印で示されるように井水を汲み上げるポンプPが接続されている。ただし、井水の代わりに水道水や他の種類の水が用いられてもよい。ポンプPが駆動すると、原水流路10は、井水等からなる原水を薬剤供給部100まで導く。図1に破線の矢印で示されるように、薬剤供給部100は、原水流路10から原水を受け入れるように設けられている。薬剤供給部100は、その内部に原水に供給される薬剤を有している。薬剤供給部100は、分岐部21および合流部22において原水流路10に並列に接続されているバイパス流路に設けられている。
薬剤供給部100は、薬剤供給部100の容器部内に薬剤が投入され得る薬剤槽を有している。薬剤は、薬剤供給部100内において下方から上昇する原水に混入される。これは、図3を用いて後に詳述される。薬剤が供給された薬剤処理済みの水が薬剤供給部100から薬剤処理済水流路20へ流れ出る。薬剤処理済水流路20は、薬剤供給部100から流れ出た薬剤が供給された薬剤処理済みの水を濾過部200まで導く。
薬剤は、たとえば、原水に塩素イオンを放出する塩素系の薬剤である。そのため、薬剤は、殺菌作用を有している。薬剤は、一定の形状を保持している錠剤または一定の形状を有していない粉末剤等、いかなるものであってもよい。また、薬剤は、液体または粘性材料からなるものであってもよい。
図1に破線の矢印で示されるように、濾過部200は、薬剤処理済水流路20を流れる薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられている。濾過部200は、薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材を有する。本実施の形態においては、濾材は、砂利または砂の粒である。図1に破線の矢印で示されるように、濾過済水流路40は、濾過部200から流れ出た濾過処理が施された濾過済みの水を流出口60、たとえば、ユーザが使用する蛇口まで導く。逆流洗浄水流路30は、原水流路10と濾過済水流路40とに接続されている。逆流洗浄水流路30は、図2に破線の矢印で示されるように、原水流路10から濾過済水流路40へ逆流洗浄用の水を導く。
第1の切替弁V1は、原水流路10と逆流洗浄水流路30との接続部に設けられている。第1の切替弁V1は、いわゆる三方弁である。第1の切替弁V1は、第1の通常状態および第1の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる。第1の通常状態の第1の切替弁V1は、図1に破線の矢印で示されるように、原水流路10から薬剤供給部100へ原水を導く。第1の逆流洗浄状態の第1の切替弁V1は、図2に破線の矢印で示されるように、原水流路10から逆流洗浄水流路30へ逆流洗浄用の水を導く。
第2の切替弁V2は、濾過済水流路40と逆流洗浄水流路30との接続部に設けられている。第2の切替弁V2は、いわゆる三方弁である。第2の切替弁V2は、第2の通常状態および第2の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる。第2の通常状態の第2の切替弁V2は、図1に破線の矢印で示されるように、濾過部200から流出口60へ濾過済みの水を導く。第2の逆流洗浄状態の第2の切替弁V2は、図2に破線の矢印で示されるように、逆流洗浄水流路30から濾過済水流路40を経由して濾過部200へ逆流洗浄用の水を導く。
排水用開閉弁V3は、薬剤処理済水流路20に接続された排出用流路45に設けられている。排水用開閉弁V3は、閉状態および開状態のいずれかに切り替えられる。閉状態の排水用開閉弁V3は、図1に破線の矢印で示されるように、薬剤処理済水流路20を流れる薬剤処理済みの水を濾過部200へ導く。開状態の排水用開閉弁V3は、図2に破線の矢印で示されるように、薬剤処理済水流路20を流れる逆流洗浄用の水を排出用流路45の排出口50から排出するように導く。
本実施の形態の薬剤供給部100によれば、逆流洗浄用の水は薬剤供給部100を通過しない。そのため、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることが抑制される。
本実施の形態においては、水処理装置1000の使用時には、第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3は、それぞれ、ユーザによって手動で操作される。ユーザは、通常使用時には、手動で、第1の切替弁V1を第1の通常状態に切り替え、第2の切替弁V2を第2の通常状態に切り替え、かつ、排水用開閉弁V3を閉状態に切り替える。それにより、通常使用時の水は、図1に破線の矢印で示されるように、原水流路10、第1の切替弁V1、薬剤供給部100、薬剤処理済水流路20、濾過部200、濾過済水流路40、および第2の切替弁V2をこの順番で流れる。それにより、ユーザが使用する流出口60としての蛇口から濾過済みの水が流れ出る。ただし、水処理装置1000は、濾過済水流路40の下流に濾過済みの水にさらなる何らかの処理を施すさらなる水処理部を有していてもよい。
一方、ユーザは、逆流洗浄時には、手動で、第1の切替弁V1を第1の逆流洗浄状態に切り替え、第2の切替弁V2を第2の逆流洗浄状態に切り替え、かつ、排水用開閉弁V3を開状態に切り替える。それにより、逆流洗浄用の水は、図2に破線の矢印で示されるように、原水流路10、第1の切替弁V1、逆流洗浄水流路30、第2の切替弁V2、濾過済水流路40、濾過部200、薬剤処理済水流路20、および排水用開閉弁V3をこの順番で流れる。その後、逆流洗浄用の水は、排出用流路45の排出口50から流れ出る。つまり、逆流洗浄用の水は、薬剤供給部100の薬剤が供給されない。つまり、逆流洗浄時には、薬剤は消費されない。
なお、第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3の切替動作または開閉動作は、ユーザが操作する操作部から指令信号を受けた制御部および機構によって自動的に実行されてもよい。
この場合、ユーザは、操作部を操作するだけで、たとえば、タッチパネルのアイコンをタッチするだけで、各弁を手動操作することなく、逆流洗浄を実行することができる。つまり、第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3が、制御部によって、通常状態および逆流洗浄の状態のいずれかにまとめて切り替えられる。したがって、ユーザの第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3の操作の負担が軽減される。
図1に示されるように、本実施の形態の水処理装置1000は、分岐部21から合流部22までの原水流路10を構成する主流路と、分岐部21および合流部22において主流路に並列に接続されたバイパス流路とを含んでいる。薬剤供給部100は、バイパス流路に設けられている。バイパス流路においては、薬剤供給部100の上流側の部分が原水流路10の一部の部を構成し、薬剤供給部100の下流側の部分が薬剤処理済水流路20の一部を構成する。
排水用開閉弁V3は、主流路とバイパス流路とが合流した薬剤処理済水流路20、すなわち、分岐部21と濾過部200との間に設けられている。これによれば、逆流洗浄用の水が原水流路10に流れ込むことがないため、逆流洗浄用の水が薬剤供給部100に確実に流れ込まないようにすることができる。
なお、原水流路10の分岐部21から合流部22までの主流路は、薬剤供給部100に流れ込む原水の量が調整されているのであれば、不要である場合もある。
次に、図3を用いて、実施の形態の薬剤供給部100の内部構造を説明する。
図3から分かるように、実施の形態の薬剤供給部100は、容器部112内に、薬剤槽121、導入流路111A、導出流路111C、および薬剤収容部140を備えている。図3においては、薬剤供給部100内の原水および薬剤処理済みの水は、一体的に水Wとして描かれている。
薬剤槽121は、コップのような形状をなし、その底面部に連通孔121Aを有している。薬剤槽121の内側には、厚さtを有する一群の砂利からなる分散材Fが設けられている。
通常使用時には、分散材Fは、分散した隙間を有している砂利である。分散材Fは、原水が薬剤CAに接触すること、および、薬剤CAが供給された薬剤処理済みの水が連通孔121Aまで流れることを許容する程度の隙間を有している。
分散材Fと薬剤槽121の底面部との間には、網目部材130が設けられている。網目部材130は、分散材Fを構成する各粒の通過を抑制するが、原水を通過させる程度の大きさを有している。
薬剤収容部140は、円筒状の形状をなし、その内部に薬剤CAを有している。薬剤CAは、固体、液体、および粘性材料のいずれであってもよい。薬剤収容部140の底部は、透過性膜142によって構成されている。ただし、薬剤CAが固形または粉末状の薬剤の場合には、分散材Fの上に直接、薬剤CAが置かれてもよい。
透過性膜142は、分散材Fによって分散された原水を透過させる。透過性膜142の孔径は、原水が透過性膜142を透過して薬剤CAに接触する前においては透過性膜142によって支持された薬剤CAを透過させない程度の大きさである。また、透過性膜142の孔径は、原水が透過性膜142を透過して薬剤CAに接触した後においては、薬剤処理済みの水に含まれる薬剤CAを構成する物質を透過させる程度の大きさである。
導入流路111Aは、原水流路10に接続されており、原水を受け入れる。導入流路111Aは、薬剤槽121の底面部の下方からその底面部に接続されている。
薬剤槽121内においては、原水は、分散材Fを通過した後、透過性膜142を透過し、薬剤収容部140内の薬剤CAに接触することにより、薬剤処理済みの水になる。その後、薬剤CAを含んだ薬剤処理済みの水は、透過性膜142を通過して分散材Fの分散した隙間に存在する原水に混入される。
薬剤槽121内の薬剤処理済みの水は、連通孔121Aを通過し、連通孔121Aの下側の導出流路111Cへ落下する。導出流路111Cは、薬剤槽121の内側から連通孔121Aを経由して流れ落ちた薬剤処理済みの水を薬剤処理済水流路20へ導く。
ポンプPが停止しているとき、または、逆流洗浄のときには、原水または逆流洗浄用の水が薬剤供給部100を通過しない。そのため、薬剤槽121内の水Wの液面は、薬剤CAに接しない程度まで低下している。その結果、ポンプPが停止しているとき、または、逆流洗浄のときには、薬剤CAは消費されない。
次に、図4を用いて、実施の形態の濾過部200の内部構造を説明する。
図4に示されるように、濾過部200は、その内部において砂または砂利からなる濾材FLがタンクの底からある程度の高さの位置まで敷き詰められている。水処理装置1000の通常使用状態のときには、図4に矢印で示されるように、薬剤処理済みの水は、薬剤処理済水流路20から濾過部200へ流れ込み、濾過部200内において、濾材FLを通過するように、上方から下方へ落下する。
このとき、濾過部200内の薬剤処理済みの水に含まれているスカムSは、濾材FLに付着し、それにより、濾過部200内の薬剤処理済みの水から除去される。その後、スカムSが除去された濾過済みの水が濾過済水流路40に流れ込む。
逆流洗浄のときには、濾過済水流路40から濾過部200へ流れ込んできた逆流洗浄用の水は、濾過部200内において、図4の矢印で示される方向とは逆向きに流れる。そのため、濾材FLに付着していたスカムSを含む汚れた逆流洗浄用の水が薬剤処理済水流路20へ向かって流れ、排出用流路45の排出口50(図2参照)から排出される。
なお、本実施の形態においては、濾過部200は、図4に示されるような構造を有しているが、逆流洗浄できるものであれば、いかなるものであってもよい。
図5を用いて、実施の形態1の第1の変形例の水処理装置1000を説明する。
図5に示されるように、この第1の変形例の水処理装置1000においては、原水流路10の分岐部21と合流部22との間の主流路に原水の圧力を調整する圧力調整弁PVが設けられている。また、分岐部21と合流部22との間のバイパス流路の薬剤供給部100の上流側の原水流路10に流量調整弁FVが設けられている。このような第1の変形例の水処理装置1000であっても、上記した本実施の形態の水処理装置1000によって得られる効果と同様の効果を得ることができる。
図6を用いて、実施の形態1の第2の変形例の水処理装置1000を説明する。
実施の形態1の第2の変形例の水処理装置1000は、第1の変形例の水処理装置1000とほぼ同様の構造を有している。図6に示されるように、第2の変形例の水処理装置1000は、分岐部21と合流部22との間において主流路に対してバイパス流路が2つ並列に設けられている。2つのバイパス流路に、それぞれ、2つの薬剤供給部100が設けられている。2つの薬剤供給部100の内部に存在する2つの薬剤は、同種のものであってもよいが、互いに異なる種類のものであってもよい。2つのバイパス流路の薬剤供給部100の上流側は、原水流路10である。2つのバイパス流路の薬剤供給部100の下流側は、薬剤処理済水流路20である。
また、2つのバイパス流路のそれぞれの薬剤供給部100の上流側の原水流路10には、流量調整弁FVが設けられている。原水流路10の分岐部21と合流部22との間の主流路には、圧力調整弁PVが設けられている。このような第2の変形例の水処理装置1000であっても、上記した本実施の形態の水処理装置1000によって得られる効果と同様の効果を得ることができる。なお、薬剤供給部100が設けられたバイパス流路が3つ以上設けられていてもよい。
薬剤供給部100によって薬剤が供給された逆流洗浄用の水を用いて、濾過部200を洗浄することができるのであれば、本実施の形態の各流路の少なくともいずれか1つにさらなる弁等が設けられていてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態の水処理装置1000は、実施の形態1の水処理装置1000とほぼ同様である。以下、本実施の形態の水処理装置1000と実施の形態1の水処理装置1000とが異なっている点を主に説明する。
図7を用いて、実施の形態2の水処理装置1000を説明する。
図7に示されるように、実施の形態2の水処理装置1000においては、排水用開閉弁V3は、薬剤供給部100の下流側のバイパス流路としての薬剤処理済水流路20に接続された排出用流路45に設けられている。つまり、排水用開閉弁V3は、薬剤供給部100と合流部22との間の薬剤処理済水流路20に接続された排出用流路45に設けられている。本実施の形態の水処理装置1000によっても、逆流洗浄用の水が薬剤供給部100に流れ込まないようにすることができる。
この場合、原水流路10の分岐部21と合流部22との間の主流路に一方向弁が設けられていることが好ましい場合がある。この場合の一方向弁は、通常使用状態において、原水が、分岐部21から合流部22へ原水流路10としての主流路を流れることを許容する。一方、この場合の一方向弁は、逆流洗浄状態において、逆流洗浄用の水が、濾過部200から合流部22および分岐部21を経由して、薬剤供給部100へ流れ込むことを防止する。
ただし、薬剤供給部100および排水用開閉弁V3の高さ位置の関係によっては、分岐部21から薬剤供給部100までの原水流路10に残存する原水の水圧が逆流洗浄用の水の流れの抵抗となる。この場合、原水流路10内に残存する原水の水圧による抵抗が、合流部22から分岐部21を経由して薬剤供給部100へ逆流洗浄用の水が流れ込むことを抑制する。したがって、分岐部21と合流部22との間の主流路に設けられた前述の一方向弁は、必須の構成ではない。
上記のことを考慮すると、排水用開閉弁V3を有する排出用流路45が、図6に示される実施の形態1の第2の変形例の水処理装置1000において、2つの薬剤供給部100の下流側の2つのバイパス流路の合流部分に接続されていてもよい。また、排水用開閉弁V3を有する排出用流路45が、図6に示される実施の形態1の第2の変形例の水処理装置1000において、2つの薬剤供給部100の下流側の2つのバイパス流路のそれぞれに設けられていてもよい。
(実施の形態3)
本実施の形態の水処理装置1000は、実施の形態1または2の水処理装置1000とほぼ同様である。以下、本実施の形態の水処理装置1000と実施の形態1または2の水処理装置1000とが異なっている点を主に説明する。
図8を用いて、実施の形態3の水処理装置1000を説明する。
本実施の形態の水処理装置1000は、実施の形態1の水処理装置1000の第2の切替弁V2の代わりに、逆流洗浄用開閉弁V4を備えている。逆流洗浄用開閉弁V4は、濾過済水流路40と逆流洗浄水流路30との接続部よりも濾過済みの水にとって下流側の濾過済水流路40に設けられている。逆流洗浄用開閉弁V4は、通常用開状態および逆流洗浄用閉状態のいずれかに切り替えられる。通常用開状態の逆流洗浄用開閉弁V4は、濾過部200から濾過済水流路40を経由して流出口60へ濾過済みの水を導く。逆流洗浄用閉状態の逆流洗浄用開閉弁V4は、逆流洗浄水流路30から濾過済水流路40を経由して濾過部200へ逆流洗浄用の水を導く。この構成によっても、逆流洗浄水は薬剤供給部100を通過しない。そのため、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることが抑制される。
本実施の形態においては、水処理装置1000の使用時には、切替弁V1(実施の形態1の第1の切替弁V1と同一)、逆流洗浄用開閉弁V4、および排水用開閉弁V3は、ユーザによって手動で操作される。ユーザは、通常使用時には、手動で、切替弁V1を通常状態に切り替え、逆流洗浄用開閉弁V4を通常用開状態に切り替え、かつ、排水用開閉弁V3を通常用閉状態に切り替える。一方、ユーザは、逆流洗浄時には、手動で、切替弁V1を逆流洗浄状態に切り替え、逆流洗浄用開閉弁V4を逆流洗浄用閉状態に切り替え、かつ、排水用開閉弁V3を逆流洗浄用開状態に切り替える。
なお、切替弁V1、逆流洗浄用開閉弁V4、および排水用開閉弁V3の切替動作または開閉動作の操作は、ユーザが操作する操作部から指令信号を受けた制御部および機構によって自動的に実行されてもよい。この場合、ユーザは、操作部を操作するだけで、各弁を手動操作することなく、逆流洗浄を実行することができる。つまり、切替弁V1、逆流洗浄用開閉弁V4、および排水用開閉弁V3が、制御部によって、通常状態および逆流洗浄状態のいずれかにまとめて切り替えられる。したがって、ユーザの切替弁V1、逆流洗浄用開閉弁V4、および排水用開閉弁V3の操作の負担が軽減される。
本実施の形態の逆流洗浄用開閉弁V4は、逆流洗浄用開閉弁V4は、実施の形態1の第1の変形例(図5参照)および第2の変形例(図6参照)の水処理装置1000の第2の切替弁V2の代わりに用いられてもよい。また、本実施の形態の逆流洗浄用開閉弁V4は、実施の形態2の水処理装置1000(図7参照)の第2の切替弁V2の代わりに用いられてもよい。
(その他の実施の形態)
水処理装置1000は、上記した各実施の形態の各構成を加えて、原水流路10、薬剤処理済水流路20、および濾過済水流路40のうちの少なくともいずれか1つに他の水処理部および弁の少なくともいずれか一方をさらに備えていてもよい。水処理装置1000は、通常使用時に薬剤供給部100から薬剤を供給された薬剤処理済みの水が濾過部200を通過し、逆流洗浄時に逆流洗浄用の水が薬剤供給部100を通過せずに濾過部200を通過するものであれば、いかなるものであってもよい。
以下、実施の形態の水処理装置1000の特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(1) 実施の形態の水処理装置1000は、原水流路10、薬剤供給部100、薬剤処理済水流路20、濾過部200、濾過済水流路40、逆流洗浄水流路30、第1の切替弁V1、第2の切替弁V2、および排水用開閉弁V3を備えている。
原水流路10は、原水を導く。薬剤供給部100は、原水流路10から原水を受け入れるように設けられ、原水に薬剤を供給する。薬剤処理済水流路20は、薬剤供給部100から流れ出た薬剤CAが供給された薬剤処理済みの水を導く。濾過部200は、薬剤処理済水流路20を流れる薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられ、薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材FLを有する。濾過済水流路40は、濾過部200から流れ出た濾過処理が施された濾過済みの水を導く。逆流洗浄水流路30は、原水流路10と濾過済水流路40とに接続され、原水流路10から濾過済水流路40へ逆流洗浄用の水を導く。
第1の切替弁V1は、原水流路10と逆流洗浄水流路30との接続部に設けられている。第1の切替弁V1は、第1の通常状態および第1の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる。第1の通常状態の第1の切替弁V1は、原水流路10から薬剤供給部100へ原水を導く。第1の逆流洗浄状態の第1の切替弁V1は、原水流路10から逆流洗浄水流路30へ逆流洗浄用の水を導く。
第2の切替弁V2は、濾過済水流路40と逆流洗浄水流路30との接続部に設けられている。第2の切替弁V2は、第2の通常状態および第2の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる。第2の通常状態の第2の切替弁V2は、濾過部200から流出口60へ濾過済みの水を導く。第2の逆流洗浄状態の第2の切替弁V2は、逆流洗浄水流路30から濾過済水流路40を経由して濾過部200へ逆流洗浄用の水を導く。
排水用開閉弁V3は、薬剤処理済水流路20に接続された排出用流路45に設けられている。排水用開閉弁V3は、閉状態および開状態のいずれかに切り替えられる。閉状態の排水用開閉弁V3は、薬剤処理済水流路20を流れる薬剤処理済みの水を濾過部200へ導く。開状態の排水用開閉弁V3は、薬剤処理済水流路20を流れる逆流洗浄用の水を排出用流路45の排出口50へ導く。
上記の構成によれば、逆流洗浄用の水は薬剤供給部100を通過しない。そのため、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることが抑制される。
(2) 別の実施の形態の水処理装置1000は、実施の形態1の第2の切替弁V2の代わりに、逆流洗浄用開閉弁V4を備える。逆流洗浄用開閉弁V4は、濾過済水流路40と逆流洗浄水流路30との接続部よりも濾過済みの水にとって下流側の濾過済水流路40に設けられている。逆流洗浄用開閉弁V4は、通常用開状態および逆流洗浄用閉状態のいずれかに切り替えられる。通常用開状態の逆流洗浄用開閉弁V4は、濾過部200から濾過済水流路40を経由して流出口60へ濾過済みの水を導く。逆流洗浄用閉状態の逆流洗浄用開閉弁V4は、逆流洗浄水流路30から濾過済水流路40を経由して濾過部200へ逆流洗浄用の水を導く。この構成によっても、逆流洗浄水は薬剤供給部100を通過しない。そのため、逆流洗浄によって薬剤が無駄に消費されることが抑制される。
(3) 薬剤供給部100は、薬剤が投入され得る薬剤槽121を有している。薬剤供給部100は、濾過済みの水を濾過済水流路40から薬剤槽121内の薬剤CAまで導く導入流路111Aと、薬剤CAを含む薬剤処理済みの水を薬剤槽121から薬剤処理済水流路20へ導く導出流路111Cとを有している。これによれば、逆流洗浄のときに、薬剤供給部100内に逆流洗浄用の水が流れ込むことにより、薬剤CAが無駄に消費されてしまうことを抑制することができる。
本出願は、2018年2月9日に出願された日本出願の特願2018−021903号に基づく優先権を主張し、当該日本出願に記載された全ての記載内容を参照によって援用するものである。
10 原水流路
20 薬剤処理済水流路
30 逆流洗浄水流路
40 濾過済水流路
45 排出用流路
50 排出口
60 流出口
100 薬剤供給部
111A 導入流路
111C 導出流路
121 薬剤槽
200 濾過部
1000 水処理装置
CA 薬剤
FL 濾材
V1 第1の切替弁(切替弁)
V2 第2の切替弁
V3 排水用開閉弁
V4 逆流洗浄用開閉弁
排水用開閉弁V3は、主流路とバイパス流路とが合流した薬剤処理済水流路20、すなわち、合流部22と濾過部200との間に設けられている。これによれば、逆流洗浄用の水が原水流路10に流れ込むことがないため、逆流洗浄用の水が薬剤供給部100に確実に流れ込まないようにすることができる。
剤が供給されていない逆流洗浄用の水を用いて、濾過部200を洗浄することができるのであれば、本実施の形態の各流路の少なくともいずれか1つにさらなる弁等が設けられていてもよい。
本実施の形態の逆流洗浄用開閉弁V4は、実施の形態1の第1の変形例(図5参照)および第2の変形例(図6参照)の水処理装置1000の第2の切替弁V2の代わりに用いられてもよい。また、本実施の形態の逆流洗浄用開閉弁V4は、実施の形態2の水処理装置1000(図7参照)の第2の切替弁V2の代わりに用いられてもよい。
(3) 薬剤供給部100は、薬剤が投入され得る薬剤槽121を有している。薬剤供給部100は、原水を原水流路10から薬剤槽121内の薬剤CAまで導く導入流路111Aと、薬剤CAを含む薬剤処理済みの水を薬剤槽121から薬剤処理済水流路20へ導く導出流路111Cとを有している。これによれば、逆流洗浄のときに、薬剤供給部100内に逆流洗浄用の水が流れ込むことにより、薬剤CAが無駄に消費されてしまうことを抑制することができる。

Claims (3)

  1. 原水を導く原水流路と、
    前記原水流路から前記原水を受け入れるように設けられ、前記原水に薬剤を供給する薬剤供給部と、
    前記薬剤供給部から流れ出た前記薬剤が供給された薬剤処理済みの水を導く薬剤処理済水流路と、
    前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられ、前記薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材を有する濾過部と、
    前記濾過部から流れ出た前記濾過処理が施された濾過済みの水を導く濾過済水流路と、
    前記原水流路と前記濾過済水流路とに接続され、前記原水流路から前記濾過済水流路へ逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄水流路と、
    前記原水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記原水流路から前記薬剤供給部へ前記原水を導く第1の通常状態、および、前記原水流路から前記逆流洗浄水流路へ前記逆流洗浄用の水を導く第1の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる第1の切替弁と、
    前記濾過済水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記濾過部から流出口へ前記濾過済みの水を導く第2の通常状態、および、前記逆流洗浄水流路から前記濾過済水流路を経由して前記濾過部へ前記逆流洗浄用の水を導く第2の逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる第2の切替弁と、
    前記薬剤処理済水流路に接続された排出用流路に設けられ、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を前記濾過部へ導く閉状態、および、前記薬剤処理済水流路を流れる前記逆流洗浄用の水を前記排出用流路の排出口へ導く開状態のいずれかに切り替えられる排水用開閉弁と、を備えた、水処理装置。
  2. 原水を導く原水流路と、
    前記原水流路から前記原水が流れ込むように設けられ、前記原水に薬剤を供給する薬剤供給部と、
    前記薬剤供給部から流れ出た前記薬剤が供給された薬剤処理済みの水を導く薬剤処理済水流路と、
    前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を受け入れるように設けられ、前記薬剤処理済みの水に濾過処理を施す濾材を有する濾過部と、
    前記濾過部から流れ出た前記濾過処理が施された濾過済みの水を導く濾過済水流路と、
    前記原水流路と前記濾過済水流路とに接続され、前記原水流路から前記濾過済水流路へ逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄水流路と、
    前記原水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部に設けられ、前記原水流路から前記薬剤供給部へ前記原水を導く通常状態、および、前記原水流路から前記逆流洗浄水流路へ前記
    逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄状態のいずれかに切り替えられる切替弁と、
    前記濾過済水流路と前記逆流洗浄水流路との接続部よりも前記濾過済みの水にとって下流側の前記濾過済水流路に設けられ、前記濾過部から前記濾過済水流路を経由して流出口へ前記濾過済みの水を導く通常用開状態、および、前記逆流洗浄水流路から前記濾過済水流路を経由して前記濾過部へ前記逆流洗浄用の水を導く逆流洗浄用閉状態のいずれかに切り替えられる逆流洗浄用開閉弁と、
    前記薬剤処理済水流路に接続された排出用流路に設けられ、前記薬剤処理済水流路を流れる前記薬剤処理済みの水を前記濾過部へ導く通常用閉状態、および、前記薬剤処理済水流路を流れる前記逆流洗浄用の水を前記排出用流路の排出口へ導く逆流洗浄用開状態のいずれかに切り替えられる排水用開閉弁と、を備えた、水処理装置。
  3. 前記薬剤供給部は、
    前記薬剤が投入され得る薬剤槽と、
    前記濾過済みの水を前記濾過済水流路から前記薬剤槽内の前記薬剤まで導く導入流路と、
    前記薬剤を含む前記薬剤処理済みの水を前記薬剤槽から前記薬剤処理済水流路へ導く導出流路と、を有する、請求項1または2に記載の水処理装置。
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