JP2005211515A - 浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置並びに浴水循環消毒システム - Google Patents

浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置並びに浴水循環消毒システム Download PDF

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Abstract

【課題】浴水循環ろ過システムを停止せずに薬剤の補充を行うことができると共に、薬剤の減り具合や浴水との反応状況を目視でき、更に、薬剤の浴水への注入量を微調整することも可能となる浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置、並びにこの薬剤注入装置を備えた浴水循環消毒システムを提供する。
【解決手段】浴水導入部4に、薬剤5を収容可能な収容体6を設け、この収容体6は内部を透視可能にして開閉自在に構成し、浴水導入部4に、浴水循環ろ過システムAから循環する浴水を収容体6内へと導入可能な導入連通部7Aと,薬剤5により消毒された浴水を導出可能な導出連通部7Bとから成る浴水案内経路部7を設け、少なくともこの導入連通部7Aに開閉弁9を設けことで浴水循環ろ過システムAを運転停止せずに薬剤5を補充し得るように構成すると共に、この開閉弁9は、導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば温泉施設に設備された浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置並びに、例えば温泉施設に設置する浴水循環消毒システムに関するものである。
例えば、温泉施設には、浴槽内の浴水を循環させて除菌・浄化させる浴水循環ろ過システムAが設備されたものがある。
この浴水循環ろ過システムAを簡単に説明すると、図12のように、浴槽2の浴水を集水する集水管部10と,この集水管部10から集水した浴水を浴槽2へ供給する供給管部11とから成る循環経路12(配管12A)と、前記集水管部10から浴水を集水しこの集水した浴水を前記供給管部11から浴槽2へと循環せしめるポンプ装置1と、前記循環経路12を循環する浴水をろ過するろ過装置部3とを備えた構成となっている。図中符号23は昇温装置である。
ところで、この種の浴水循環ろ過システムAは、内部でバイオフィルムが形成され、このバイオフィルム内でレジオネラ菌などの人体に有害な菌が繁殖するために、定期的に洗浄し、殺菌,消毒を行う必要がある。
この浴水の殺菌,消毒は、例えば、塩素を含む薬剤(例えば、行政庁が指導している次亜塩素酸ソーダ)をシステムAに備え付けられた薬注装置14からシステムA内に注入することで行われるが、この殺菌,消毒を行っている途中で薬剤がなくなった際には、システムA全体の運転を一旦停止してから薬剤の補充を行う必要があり、簡単には補充を行えない。
また、従来、薬剤の補充を簡単に行えたり、一目で薬剤の減り具合を確認できたり、浴水循環ろ過システムAに対して取り付けできるような小型の薬剤注入装置はない。
本発明は、この点、小型化が可能で浴水循環機に対して簡単に後付け設置でき、また、浴水循環ろ過システムをストップすることなく簡単に薬剤の補充を行うことができると共に、薬剤の減り具合や浴水との反応状況を目視でき、更に、薬剤の浴水への注入量を微調整することも可能となる取り扱い性に秀れた画期的な浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置、並びにこの薬剤注入装置を備えた浴水循環消毒システムを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
ポンプ装置1により浴槽2の浴水を集水し、この集水した浴水をろ過装置部3でろ過した後に再び浴槽2へと循環せしめる浴水循環ろ過システムAに設置し得るものであって、前記浴水循環ろ過システムAの途中部に対して固定可能な固定手段4Bを備えた浴水導入部4に、浴水消毒用の薬剤5を収容可能な収容体6を設けると共に、この収容体6は内部を透視可能にして開閉自在に構成し、前記浴水導入部4に、前記浴水循環ろ過システムAの途中部と前記収容体6とを連通して前記浴水循環ろ過システムAから循環する浴水を収容体6内へと導入可能な導入連通部7Aと,収容体6内で前記薬剤5により消毒された浴水を浴水循環ろ過システムAへと導出可能な導出連通部7Bとから成る浴水案内経路部7を設け、少なくともこの導入連通部7Aに開閉弁9を設けて、この開閉弁9を閉じることで前記浴水循環ろ過システムAを運転停止せずに前記収容体6を開放して前記薬剤5を補充し得るように構成すると共に、この開閉弁9は、導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成したことを特徴とする浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置に係るものである。
また、前記浴水導入部4は、前記固定手段4Bを介して前記浴水循環ろ過システムAの循環経路12を構成する配管12Aに対し固定し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置に係るものである。
また、複数の前記浴水案内経路部7を、夫々が前記浴水導入部4に対し異なる方向を向くようにしてこの浴水導入部4に設け、この複数の浴水案内経路部7を選択使用し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置に係るものである。
また、浴槽2に、この浴槽2の浴水を集水する集水部10と、この集水部10から集水した浴水を浴槽2へ循環供給する供給部11とから成る循環経路12を設けると共に、この循環経路12にポンプ装置1を設け、この循環経路12の途中部に、浴水消毒用の薬剤5を収納可能な収容体6を備えた浴水導入部4を設け、この収容体6は内部を透視可能にして開閉自在に構成し、前記浴水導入部4に、前記循環経路12の途中部と前記収容体6とを連通して循環経路12で循環する浴水を収容体6内へと導入可能な導入連通部7Aと,収容体6内で前記薬剤5により消毒された浴水を循環経路12へと導出可能な導出連通部7Bとから成る浴水案内経路部7を設け、少なくともこの導入連通部7Aに開閉弁9を設けて、この開閉弁9を閉じることで前記ポンプ装置1を運転停止せずに前記収容体6を開放して前記薬剤5を補充し得るように構成すると共に、この開閉弁9は、導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成したことを特徴とする浴水循環消毒システムに係るものである。
また、前記浴水導入部4を、前記循環経路12を構成する配管12Aに対して固定したことを特徴とする請求項4記載の浴水循環消毒システムに係るものである。
また、複数の前記浴水案内経路部7を、夫々が前記浴水導入部4に対し異なる方向を向くようにしてこの浴水導入部4に設け、この複数の浴水案内経路部7を選択使用し得るように構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の浴水循環消毒システムに係るものである。
本発明は上述のように構成した、収容体内の薬剤を透視できるため、薬剤の補充時期や浴水と薬剤との反応状況を簡単に視認することができ、しかも、開閉弁を閉じることで浴水循環ろ過システムを運転停止せずに薬剤の補充を簡単に行えるし、この開閉弁により薬剤(と反応した浴水)の導出量を微調整して浴水中の薬剤濃度を危険性のない濃度とすることができるなど、極めて実用性に秀れた画期的な浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置並びに浴水循環消毒システムとなる。
また、特に請求項1記載の発明においては、例えば、温泉施設などに既設された浴水循環ろ過システムに対しても簡単に後付することが可能であると共に、本装置は単に浴水導入部に収容体を設けるだけの構成のため、小型化が可能で取り扱い容易な装置を簡易に設計実現可能となるなど、極めて実用性に秀れた画期的な浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置となる。
また、請求項2,5記載の発明においては、薬剤注入装置(浴水導入部)を浴水循環ろ過システム(循環経路)に対して所望の位置に簡単に固定可能となる一層実用性に秀れた構成となる。
また、請求項3,6記載の発明においては、複数の浴水案内経路部を選択使用することで、浴水導入部に対する収容体の取り付け状態を変更できる。従って、既存の浴水循環ろ過システムに対して本薬剤注入装置を設置する場合には、浴水循環ろ過システムの配管のレイアウトや取り付け箇所などに応じて本装置の形態を変化させて対応使用できるし、本発明の浴水循環消毒システムを設備する場合にも、同様に設備スペースに応じて浴水導入部に対する収容体の取り付け状態を変更できるので、非常に汎用性の高い一層実用的な構成となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
浴水循環ろ過システムAの途中部(例えば、循環経路12を構成する配管12Aの途中部)に、固定手段4Bを介して本薬剤注入装置を設置固定することができる。
従って、例えば、温泉施設などに既設された浴水循環ろ過システムAに対しても、本薬剤注入装置を簡単に後付することが可能である。
ポンプ装置1を作動させると、浴槽2の浴水が集水され、この集水した浴水がろ過装置部3でろ過された後に再び浴槽2へと循環するが、この循環する浴水は、浴水循環ろ過システムA途中部の導入連通部7Aから収容体6内へと導入され、この収容体6内で薬剤5と反応することで殺菌,消毒される。そして、この殺菌、消毒された浴水は、導出連通部7Bから浴水循環ろ過システムAへと導出されることになる。即ち、浴水循環ろ過システムAを運転することで、自動的に浴水の殺菌,消毒が行われることになる。
また、この際、開閉弁9により、浴水循環ろ過システムA(導入連通部7A)から収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整することができるので、この微調整により導出連通部7B(収容体6)からの薬剤5と反応した浴水の導出量も微調整可能となる。従って、これにより例えば、収容体6内に人体に対して毒性の強い次亜塩素酸ナトリウムなどを収容して浴水と反応させる場合に、収容体6への浴水の導入量を微量に調整することで導出連通部7Bからの導出量も微量とすることができるので、薬剤5と反応した(塩素を含んだ)高い薬剤濃度の浴水が浴水循環ろ過システムAに多量に流出することを防止でき、危険性を回避できることになる。
また、収容体6は、内部の薬剤5を透視することができるため、薬剤5の補充時期(減り具合)や浴水と薬剤5との反応状況を視認することができる。
また、本発明においては、開閉弁9を閉じることで前記浴水循環ろ過システムAを運転停止せずに前記収容体6を開放して前記薬剤5を補充できる。従って、薬剤5の補充も簡単に行えるし、一々浴水循環ろ過システムAを停止しないので、システムAの運転効率が向上することになる。
また、本発明の薬剤注入装置は、浴水導入部4に収容体6を設けるだけの構成のため、小型化が可能であり、小型で取り扱い容易な装置を実現可能となる。
また、例えば、既設の浴水循環ろ過システムAに本薬剤注入装置を設置した場合には、既存の浴水循環ろ過システムAに備えられた薬注装置14は使用せずとも良いが、この薬注装置14を併用することも可能である。
即ち、例えば、図9に示すように、薬注装置14によって適宜な薬剤(A剤)を注入し、本薬剤注入装置の収容体6内にも薬剤5(B剤)を収容しておき、この二種の薬剤が例えば浴水中で殺菌、消毒作用のある二酸化塩素水溶液に反応するようなシステムを構築することも、システムに無駄がなく、有効である。
また、このような二種の薬剤を混合させる浴水循環ろ過システムAとすれば、夫々の薬剤は、例えば希釈したものなどの人体に危険性のないものを選択することも可能となり、薬剤の取り扱いが容易に行われるという効果も発揮することになる。
また、本薬剤注入装置を備えた浴水循環ろ過システムAを新規に設備することも可能であるし、この場合、前記ろ過装置部3のない浴水循環消毒システムとすることも可能である。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の殺菌・消毒用薬剤注入装置は、浴水循環ろ過システムAの途中部に対して固定可能な浴水導入部4に、浴水消毒用の薬剤5を収容可能な収容体6を開閉自在に設けている。
以下、具体的に説明すると、浴水導入部4は、図1に示すように、立方体型の基体4Aに浴水循環ろ過システムAの循環経路12を構成する配管12Aの途中部に固定するための固定手段4Bを備えた構成としている。
この固定手段4Bについて説明すると、挟持受体15と、この挟持受体15に対設する挟持体16とで浴水循環ろ過システムAの配管12Aを挟持固定し得るように構成している。
更に詳しくは、挟持受体15は、基体4Aの一つの外面と略同形状を呈するやや厚みのある方形板材を採用し、挟持体16は、基体4Aの一つの外面の一辺と略同じ長さ寸法を有する角柱部材を採用している。
また、この挟持受体15と挟持体16との対向内面には、夫々湾曲面状の凹部15A・16Aを凹設し、この凹部15A・16A間に浴水循環ろ過システムAの配管12Aを安定的に挟持固定し得るように構成している。
また、この挟持受体15と挟持体16とは、取付杆17に支持されてこの取付杆17と共に基体4Aに着脱自在に固定される構成としている。
更に詳しくは、挟持受体15の四隅に貫通孔15Bを形成し、この夫々の貫通孔15Bに取付杆17を装着している。
また、挟持体16の両端部に貫通孔16Bを形成し、この貫通孔16Bを介して前記四本の取付杆17のうち、図1,図2において左手前側に位置する二本の取付杆17の一端部(図面下端部)間に挟持体16を架設状態に装着すると共に、右奥側に位置する二本の取付杆17の一端部間にも挟持体16を架設状態に装着している。即ち、一つの挟持受体15に対し二つの挟持体16を対設させる構成としている。
また、挟持半体15は、貫通孔15Bを介して取付杆17に対しスライド自在に設け、挟持体16は、貫通孔16Bを介して取付杆17の一端部に対し抜け止め状態に設け、取付杆17はその長さ方向を軸として挟持半体15(貫通孔15B),挟持体16(貫通孔16B)に対し回動自在となるように設けている。
また、各取付杆17の挟持半体15側に存する他端部(図1,図2において上側となる端部)を螺子杆部17Aとし、この螺子杆部17Aを前記基体4Aの所定の外面の四隅に形成した螺子孔に螺着することで固定手段4Bを基体4Aに着脱自在に固定する構成としている。
また、この取付杆17の一端部外面には、回転工具操作用の操作部17Bを形成し、この操作部17Bを利用した回動螺動作動により一対の挟持半体15の対向間隔を広狭調整し得るように構成し、これにより様々な径寸法の配管12Aに対応して挟持固定できる固定手段4Bとしている。
また、本実施例の収容体6は、透明な有底円筒本体6Aの上部に、空気抜き弁19を備えた開閉蓋6Bを開閉自在に設けている。
また、この開閉蓋6Bは、円筒本体6Aの上部に対して螺着することで、簡易な回動螺動操作により開閉し得る構造としている。
本実施例では、この収容体6を、前記基体4Aの固定手段4Bを着脱自在に固定し得る所定の外面以外の外面に固定している(図1においては、固定手段4Bが固定される基体4Aの下側外面とは反対側の上側外面に収容体6を固定している。)。
また、本実施例は、前記浴水導入部4に、前記浴水循環ろ過システムAの途中部と前記収容体6内とを連通して前記浴水循環ろ過システムAから循環する浴水を収容体6内へと導入可能な導入連通部7Aと、収容体6内で前記薬剤5により消毒された浴水を浴水循環ろ過システムAへと導出可能な導出連通部7Bとから成る浴水案内経路部7を設けている。
具体的には、収容体6が設けられた基体4Aの外面から、基体4A中心を通り反対側の外面に貫通する孔を形成すると共に、この貫通孔の中程から貫通孔に対し略直角方向へ延びて基体4Aの側方の外面に貫通する貫通孔を形成し、この略T字形をなし三方が開口する貫通孔を導入連通部7Aとしている。
また、この導入連通部7Aと横方向に間隔を置いた並設状態にして、同じく略T字形の貫通孔で成る導出連通部7Bを基体4Aに設けている。
また、この導入連通部7Aと導出連通部7Bには開閉弁9を設けている。
具体的には、基体4Aに、導入連通部7Aと導出連通部7Bとの中心部に存し、且つこの導入連通部7Aと導出連通部7Bとの並設方向に貫通する円形貫通部21を形成し、この円形貫通部21に、導入連通部7Aの導入開閉弁9Aと導出連通部7Bの導出開閉弁9Bを設けている。
この導入開閉弁9Aと導出開閉弁9Bとは、前記円形貫通部21に嵌挿される円柱部材20に横並設状態に内装されている。更に詳しくは、導入開閉弁9A,導出開閉弁9Bはいずれも導入連通部7A,導出連通部7Bと同様のT字形をなす連通孔部(三方切替弁)により構成し、この円柱部材20を円形貫通部21に対し回転移動して、T字形の導入開閉弁9A及び導出開閉弁9Bを回転移動させることで導入連通部7A及び導出連通部7Bとを開閉できるように設けている。即ち、三方切替弁を切替えていずれか二方を連通開放させる弁構造としている。図中符号24は導入開閉弁9A,導出開閉弁9Bの三方の各開口部を囲うように配される漏止用のパッキン(Oリング)であり、このパッキン24は円柱部材20の周面(円弧状曲面)に三次元加工された溝(曲面の位置によって深さに差が出ないように加工された溝)内に配設される構成としている。
また、この円柱部材20を回転移動することで、収容体6が図面下方に位置する浴水案内経路部7と連通する状態と、図面側方に位置する浴水案内経路部7と連通する状態とを切替えできるように各開閉弁9A,9Bを構成している。
また、この導入開閉弁9Aは、導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成し、導出開閉弁9Bは、収容体6より配管12Aへと導出する浴水の導出量を微調整可能な開閉弁に構成している。
具体的には、導入開閉弁9A及び導出開閉弁9Bを回転移動させて導入連通部7A及び導出連通部7Bとの連通口の面積を広狭調整することで、導入量及び導出量を微調整し得るように構成している。
また、この導入開閉弁9A及び導出開閉弁9Bの回動調整構造は、円柱部材20の端部を基体4Aの外面より露出するように設け、この基体4Aより露出する円柱部材20の端部面にドライバーなどの回転工具で操作し得る操作部20Aを形成して、この操作部20Aを介し回転工具により簡単に調整が行われる構造としている。図中符号25は円柱部材20の両端部に当接してこの円柱部材20の円形貫通部21からの抜脱を阻止する抜止部材、26は抜止部材25を基体4Aに固定するための止着具(ビス)である。また、操作部20A周囲の抜止部材25表面には、弁調整の目安となる目盛を表示している。
また、本実施例では、この導入開閉弁9A及び導出開閉弁9Bとを一つの円柱部材20に設けて、同時に開閉並びに導入出量調整が行われるように構成している。更に詳しくは、導入連通部7Aが閉じると導出連通部7Bも閉じ、導入連通部7Aが全開になると導出連通部7Bも全開となり、導入連通部7Aが半開になると導出連通部7Bも半開となる構成としている。尚、例えば、二つの円柱部材20の別々に導入開閉弁9Aと導出開閉弁9Bとを設けて、夫々を別々に操作し得るように構成しても良い。
また、本実施例では、導入連通部7A及び導出連通部7Bの、配管12A接続側となる導入口と導出口の内面に螺子溝を形成し、この導入口と導出口に連結管体22を螺着することでこの連結管体22を基体4Aの外面より突設し得るように構成している。尚、配管12Aとの連結にあたっては、この連結管体22の突出先端部を配管12Aに形成した孔に配管12Aの長さ方向と直交する方向から挿入することで、配管12A内と収容体6とを連通状態とする構成としている。また、この連結管体22はその側面に導入口が設けられており、導入連通部7Aに螺着する連結管体22は、その導入口を配管12A内で循環する浴水の流れる方向に対して反対方向を向くようにして装着すると、浴水が導入連通部7A(収容体6)に導入し易くなる。逆に、導出連通部7に螺着する連結管体22は、その導出口が浴水の流れる方向に対して反対方向を向かないようにして装着すると、配管12Aへと導出し易くなる。
また、本実施例では、導入連通部7Aと導出連通部7Bの導入口と導出口とが存する基体4Aの図面下側の外面と所定の側方の外面との二面に、前記固定手段4Bを固定できるように構成している。即ち、収容体6の位置を上とした場合に、収容体6(基体4A)の下方に配管12Aを固定する固定態様と、収容体6の側方に配管12Aを固定する固定態様とを使い分けできるように構成している。
従って、適用する既存の浴水循環ろ過システムAに対して本薬剤注入装置を取り付けし易いように固定手段4Bの取付方向の二態様(図1,図6参照)を選択でき、更に、固定手段4Bの向きを略90度変えることで、縦設配管12Aに対しても横設配管12Aに対しても取付固定できる構成としている(図6,図8参照)。
また、導入連通部7Aには、収容体6内の上方位置にまで長く延設する延設管部を設け、この延設管部から収容体6内に導入した浴水は下方へと流れながら薬剤5と反応し、導出連通部7Bから導出する構成としている。
次に、本実施例の薬剤注入装置の、背景技術で説明した既存の浴水循環ろ過システムAに対する設置方法並びに作動を説明する。
予め、所望の取付箇所に取り付け易いように、基体4Aに対する固定手段4Bの固定位置を設定しておく。
浴水循環ろ過システムAの循環経路12の配管12Aの途中部に小孔を形成し、この小孔に導入連通部7A及び導出連通部7Bの導入口と導出口に螺着した連結管体22を挿入し、固定手段4Bによりこの配管12Aの途中部に挟持締付固定する。この際、収容体6は、開閉蓋6Bが上向となるように設置すると、薬剤5の補充を容易に行うことができる。
尚、本実施例では、ろ過装置部3と浴槽2との間の供給部11を構成する配管12Aに薬剤注入装置を設置固定した場合を示している。このような設置構造とすると、ろ過装置部3でろ過された浴水が収容体6内へ導入するため、収容体6内にゴミなどが侵入しにくくなる。
収容体6に、殺菌,消毒作用のある薬剤5(固形が望ましい)を収容し、浴水循環ろ過システムAを運転(ポンプ装置1を作動)させると、循環経路12を浴水が循環するが、この際、導入連通部7Aから浴水が収容体6内に導入し、薬剤5と反応して殺菌,消毒された浴水が導出連通部7Bから配管12Aへと導出して供給部11より浴槽2へと循環することになる。
また、導入連通部7Aの導入開閉弁9A、並びに導出連通部7Bの導出開閉弁9Bとを操作して、導入連通部7A並びに導出連通部7Bを閉じたり、導入連通部7A並びに導出連通部7Bの使用経路を変更したり、導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量並びに収納体6内から導出連通部7Bを介して配管12Aへと導出する浴水の導出量を微調整することができる。
この導入開閉弁9A及び導出開閉弁9Bによる導入連通部7A及び導出連通部7Bの開閉作動、並びに導入量及び導出量の微調整に際しての作動を更に詳しく説明する。
図10は、固定手段4Bを基体4Aの下方の外面に固定した場合(図1の場合)の弁作動を示しているもので、この際、左側方の導入連通部7A及び導出連通部7Bは、適宜な漏止部材27により密閉閉塞しておくと良い。左上図は開放状態を示している。この開放状態から左中図のようにやや円柱部材20を回転移動すると、導入連通部7Aと導入開閉弁9A及び導出連通部7Bと導出開閉弁9Bとが位置ずれし、両者の連通口面積が狭くなる。即ち、これにより導入連通部7Aの浴水の導入量が制限され、且つ導出連通部7Bの導出量も制限される。この連通口面積は、円柱部材20の回転度合いを調整することで簡単に微調整できる。この微調整の状態から更に回転移動して左下図のように導入連通部7Aと導入開閉弁9A及び導出連通部7Bと導出開閉弁9Bとを完全に位置ずれさせることで閉塞状態となり、浴水の導入及び導出はストップする。また、この閉塞状態から更に回転させることで、右下図の状態までは閉塞状態であるが、右中図の状態で再び微調整可能状態となり、右上図の状態で完全に開放した状態となる。
また、図11は、固定手段4Bを基体4Aの図面において右側の外面に固定した場合(図6の場合)の弁作動を示している。詳細な作動説明は、上記と略同様であるため省略する。
本実施例は、導入開閉弁9Aを閉じることで前記浴水循環ろ過システムAを運転停止せずに前記収容体6を開放して前記薬剤5を補充することができる。この際、先ず空気抜き弁19によって収容体6内の圧力を下げ、その後に開閉蓋6Bを開放して収容体6内に薬剤5を補充する。
また、透明な収容体6は、内部の薬剤5を透視することができるため、薬剤5の補充時期や浴水と薬剤5との反応状況を視認することができる。
また、導入開閉弁9Aによって導入連通部7Aより収容体6内へと導入する浴水の導入量を微調整することができるし、導出開閉弁9Bによって導出連通部7Bより配管12A(浴水循環ろ過システムA)への殺菌,消毒済浴水の導出量を微調整することができるので、例えば、収容体6内に人体に対して毒性の強い次亜塩素酸ナトリウムなどを収容して浴水と反応させる場合には、収容体6への浴水の導入量を微量に調整することで、薬剤5と反応した(塩素を含んだ)浴水が浴水循環ろ過システムAに多量に流出せず、少しずつ流出させることができるので危険性を回避できることになる。
また、既存の浴水循環ろ過システムAに設備された薬注装置14を利用することもでき、このようにすると、人体に有害な薬剤の原液を用いずとも良いために非常に有効となる。
即ち、既存の浴水循環ろ過システムAの場合には、薬注装置14から、例えば次亜塩素酸ナトリウムの原液を注液することで循環中の浴水を殺菌,消毒していたが、次亜塩素酸ナトリウムの取り扱いに危険を伴う。
この点、本実施例の薬剤注入装置を用い、例えば、薬注装置14からは、取り扱いが容易な希釈薬剤液などのA剤を注入し、薬剤注入装置の収容体6には、A剤と浴水中で例えば二酸化塩素水溶液に反応する取り扱い容易なB剤を収容しておくことで、危険性のない薬剤を取り扱うことが可能となる。
図中符号28はOリングである。
尚、本実施例では、既存の浴水循環ろ過システムAに簡単に後付できる薬剤注入装置を示したが、この薬剤注入装置を備えた浴水循環ろ過システムAとして提供する構成としても良く、この場合薬注装置14やろ過装置部3のない浴水循環消毒システムに構成しても良い。
また、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の使用状態を示す斜視図である。 図1の側断面図である。 図1の別角度からの側断面図である。 本実施例の分解斜視図である。 本実施例の開閉弁を示す部分拡大説明斜視図である。 本実施例の別使用状態を示す斜視図である。 図6の側断面図である。 図6の別使用状態を示す斜視図である。 本実施例の浴水循環ろ過システムを示す説明図である。 図1の使用状態における開閉弁の作動説明図である。 図6の使用状態における開閉弁の作動説明図である。 従来の浴水循環ろ過システムを示す説明図である。
符号の説明
1 ポンプ装置
2 浴槽
3 ろ過装置部
4 浴水導入部
4B 固定手段
5 薬剤
6 収容体
7 浴水案内経路部
7A 導入連通部
7B 導出連通部
9 導入開閉弁
10 集水部
11 供給部
12 循環経路
12A 配管
A 浴水循環ろ過システム

Claims (6)

  1. ポンプ装置により浴槽の浴水を集水し、この集水した浴水をろ過装置部でろ過した後に再び浴槽へと循環せしめる浴水循環ろ過システムに設置し得るものであって、前記浴水循環ろ過システムの途中部に対して固定可能な固定手段を備えた浴水導入部に、浴水消毒用の薬剤を収容可能な収容体を設けると共に、この収容体は内部を透視可能にして開閉自在に構成し、前記浴水導入部に、前記浴水循環ろ過システムの途中部と前記収容体とを連通して前記浴水循環ろ過システムから循環する浴水を収容体内へと導入可能な導入連通部と,収容体内で前記薬剤により消毒された浴水を浴水循環ろ過システムへと導出可能な導出連通部とから成る浴水案内経路部を設け、少なくともこの導入連通部に開閉弁を設けて、この開閉弁を閉じることで前記浴水循環ろ過システムを運転停止せずに前記収容体を開放して前記薬剤を補充し得るように構成すると共に、この開閉弁は、導入連通部より収容体内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成したことを特徴とする浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置。
  2. 前記浴水導入部は、前記固定手段を介して前記浴水循環ろ過システムの循環経路を構成する配管に対し固定し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置。
  3. 複数の前記浴水案内経路部を、夫々が前記浴水導入部に対し異なる方向を向くようにしてこの浴水導入部に設け、この複数の浴水案内経路部を選択使用し得るように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の浴水循環ろ過システムに用いる薬剤注入装置。
  4. 浴槽に、この浴槽の浴水を集水する集水部と、この集水部から集水した浴水を浴槽へ循環供給する供給部とから成る循環経路を設けると共に、この循環経路にポンプ装置を設け、この循環経路の途中部に、浴水消毒用の薬剤を収納可能な収容体を備えた浴水導入部を設け、この収容体は内部を透視可能にして開閉自在に構成し、前記浴水導入部に、前記循環経路の途中部と前記収容体とを連通して循環経路で循環する浴水を収容体内へと導入可能な導入連通部と,収容体内で前記薬剤により消毒された浴水を循環経路へと導出可能な導出連通部とから成る浴水案内経路部を設け、少なくともこの導入連通部に開閉弁を設けて、この開閉弁を閉じることで前記ポンプ装置を運転停止せずに前記収容体を開放して前記薬剤を補充し得るように構成すると共に、この開閉弁は、導入連通部より収容体内へと導入する浴水の導入量を微調整可能に構成したことを特徴とする浴水循環消毒システム。
  5. 前記浴水導入部を、前記循環経路を構成する配管に対して固定したことを特徴とする請求項4記載の浴水循環消毒システム。
  6. 複数の前記浴水案内経路部を、夫々が前記浴水導入部に対し異なる方向を向くようにしてこの浴水導入部に設け、この複数の浴水案内経路部を選択使用し得るように構成したことを特徴とする請求項4,5のいずれか1項に記載の浴水循環消毒システム。
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