JPWO2019155616A1 - 配管配置構造及び空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Abstract

配管配置構造は、背面筐体と、背面筐体に取り付けられたカバーと、を備え、背面筐体は、背面筐体の表面から凹んで形成されて第1背面部を具備する第1凹部と、第1凹部に隣接して表面から凹んで形成されて第2背面部を具備する第2凹部と、を有し、第2背面部は、第1背面部よりも表面側に形成され、第1背面部と第2背面部との間には、段差部が形成される。

Description

本発明は、配管を収納する背面筐体と、背面筐体に取り付けられたカバーと、を備えた配管配置構造及び空気調和装置の室内機に関する。
従来、空気調和装置の室内機に形成された配管収納空間は、1つだけであった(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−106397号公報
特許文献1の技術では、能力帯あるいは冷媒の変更を行う場合に、室内機の配管収納空間に配置できる配管の仕様に制限があった。配管径が大きい場合には、配管が配管収納空間に収納できない。また、配管径が小さい場合には、配管収納空間に収納された配管の押さえが無く、据付時に配管が動いてしまい、配管のねじれなどを生じて配管潰れが発生する。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、冷凍サイクル回路に用いられる1つ又は2つの配管数あるいは配管径によらず、配管を収納して固定できる配管配置構造及び空気調和装置の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る配管配置構造は、背面筐体と、前記背面筐体に取り付けられたカバーと、を備え、前記背面筐体は、前記背面筐体の表面から凹んで形成されて第1背面部を具備する第1凹部と、前記第1凹部に隣接して前記表面から凹んで形成されて第2背面部を具備する第2凹部と、を有し、前記第2背面部は、前記第1背面部よりも前記表面側に形成され、前記第1背面部と前記第2背面部との間には、段差部が形成されるものである。
本発明に係る空気調和装置の室内機は、上記の配管配置構造を備えるものである。
本発明に係る配管配置構造及び空気調和装置の室内機によれば、背面筐体は、背面筐体の表面から凹んで形成されて第1背面部を具備する第1凹部と、第1凹部に隣接して表面から凹んで形成されて第2背面部を具備する第2凹部と、を有する。第2背面部は、第1背面部よりも表面側に形成される。第1背面部と第2背面部との間には、段差部が形成される。これにより、1つの配管収納空間である第1凹部と、1つの配管収納空間である第2凹部と、は、段差部によって仕切られている。したがって、冷凍サイクル回路に用いる1つ又は2つの配管数あるいは配管径によらず、配管収納空間が配管を収納して固定できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置を示す冷媒回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管を用いた空気調和装置の室内機の配管配置構造を拡大して示す拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機の背面筐体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機のモーター取付部品を正面側から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室内機のモーター取付部品を背面側から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管を用いた空気調和装置の室内機の配管配置構造を示す横断面図である。 本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管を用いた空気調和装置の室内機の配管を収納した状態を背面側から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管を用いた空気調和装置の室内機の配管を引き出した状態を背面側から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る2つの配管を用いた空気調和装置の室内機の配管配置構造を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る2つの配管を用いた空気調和装置の室内機の配管配置構造を示す横断面図である。 本発明の実施の形態1に係る2つの配管を用いた空気調和装置の室内機の配管を収納した状態を背面側から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る2つの配管を用いた空気調和装置の室内機の配管を引き出した状態を背面側から見て示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、断面図の図面においては、視認性に鑑みて適宜ハッチングを省略している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<空気調和装置100の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100を示す冷媒回路図である。図1に示す空気調和装置100は、室外機101と室内機102とをガス冷媒配管103及び液冷媒配管104によって接続されている。
室外機101は、圧縮機105、四方弁106、室外熱交換器107及び膨張弁108を有する。
圧縮機105は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。圧縮機105は、たとえばインバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させ、圧縮機105の単位時間あたりの冷媒を送り出す容量を変化させてもよい。
四方弁106は、たとえば冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える弁である。
室外熱交換器107は、冷媒と室外の空気との熱交換を行う。室外熱交換器107は、冷房運転時に凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。室外熱交換器107は、暖房運転時に蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。
膨張弁108は、流量制御弁であり、冷媒を減圧して膨張させる。膨張弁108は、たとえば電子式膨張弁などで構成された場合には、図示しない制御装置などの指示に基づいて開度調整を行える。
室内機102は、室内熱交換器109を有する。室内熱交換器109は、たとえば空調対象の空気と冷媒との熱交換を行う。室内熱交換器109は、冷房運転時に蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。室内熱交換器109は、暖房運転時に凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。
以上のように空気調和装置100を構成することにより、室外機101の四方弁106によって冷媒の流れを切り換え、冷房運転又は暖房運転が実現できる。
<空気調和装置100の室内機102の構成>
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室内機102を示す分解斜視図である。図2に示すように、空気調和装置100の外郭部品は、前面の意匠パネル1と、背面筐体2と、を備える。意匠パネル1と背面筐体2との間には、室内熱交換器109と、集合配管3と、カバーとしてのモーター取付部品4と、風向装置5と、電気品箱6と、が配置されている。
<配管配置構造7の構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管3を用いた空気調和装置100の室内機102の配管配置構造7を拡大して示す拡大図である。図3に示すように、空気調和装置100の室内機102は、配管配置構造7を備える。配管配置構造7は、背面筐体2と、背面筐体2に取り付けられたモーター取付部品4と、を備える。配管配置構造7は、背面筐体2とモーター取付部品4との間に1つの集合配管3を挟持して固定している。背面筐体2及びモーター取付部品4は、樹脂製であり、均一な板厚に構成されている。
<配管配置構造7における背面筐体2の構成>
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室内機102の背面筐体2を示す斜視図である。図4に示すように、背面筐体2は、第1凹部21と、第2凹部22と、を有する。第1凹部21及び第2凹部22は、それぞれ1つずつの配管を収納可能な矩形状の配管収納空間である。
第1凹部21は、背面筐体2の表面から凹んで形成されて第1背面部21aを具備する。第1背面部21aは、平坦面である。第1背面部21aには、配管収納空間に収納された配管の延出方向である上下方向と交差する方向である水平方向に延びて形成された突条部21bが設けられる。突条部21bは、第1凹部21に配置された図示しない配管が収納されてモーター取付部品4に押さえ付けられた際に、力がかかり過ぎないように配管表面に接触する面積を減らしている。
第2凹部22は、第1凹部21に隣接して背面筐体2の表面から凹んで形成されて第2背面部22aを具備する。第2背面部22aは、平坦面である。第2背面部22aには、配管収納空間に収納された配管の延出方向である上下方向と交差する方向である水平方向に延びて形成された突条部22bが設けられる。突条部22bは、第1凹部21に配置された図示しない配管が収納されてモーター取付部品4に押さえ付けられた際に、力がかかり過ぎないように配管表面に接触する面積を減らしている。
第2背面部22aは、第1背面部21aよりも背面筐体2の表面側に形成されている。第1背面部21aと第2背面部22aとの間には、上下方向に延びて奥行方向に沿った平面部である段差部23が形成されている。段差部23は、配管収納空間である第1凹部21及び第2凹部22をそれぞれ配管が配置可能に仕切っている。段差部23は、配管収納空間を仕切るため、1つの集合配管3が動くことが防止できる。第1凹部21及び第2凹部22は、第1背面部21aと段差部23と第2背面部22aとを繋いだ矩形空間である。なお、実施の形態1では、第1凹部21が室内熱交換器109側に配置され、第2凹部22が第1凹部21よりも室内熱交換器109から離れて形成されている。しかし、これに限られない。第2凹部22が室内熱交換器109側に配置され、第1凹部21が第2凹部22よりも室内熱交換器109から離れて形成されてもよい。
<配管配置構造7におけるモーター取付部品4の構成>
図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室内機102のモーター取付部品4を正面側から見て示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100の室内機102のモーター取付部品4を背面側から見て示す斜視図である。
図5に示すように、背面筐体2の表面に取り付けられるモーター取付部品4が設けられる。モーター取付部品4には、空気調和装置100の室内機102に必須の図示しないモータが取り付けられる。モーター取付部品4は、背面筐体2の表面に沿った同一の肉厚の板材である。
図6に示すように、モーター取付部品4の本体41の背面側には、第1凹部21及び第2凹部22を覆って取り付けられた状態で、水平方向に延びて第1凹部21内に突出するリブ42が設けられる。リブ42の第1凹部21に突出した突出部42aは、第1凹部21に収納された図示しない配管を押える。リブ42の第1凹部21に突出部42aは、モーター取付部品4の本体41から背面側の第1凹部21内まで突出している。リブ42の第1凹部21に突出部42aの中央部には、補強リブ43が設けられる。リブ42は、図示しない配管を押さえる際に背面筐体2の角に当たらないように作業性を考慮し、第1凹部21内に突出部42aの角42bを面取りされる。
リブ42は、第1凹部21に突出部42aから水平方向に繋がって第2凹部22をまたぐ連結部42cを有する。リブ42の第2凹部22をまたぐ連結部42cは、第2凹部22に収納された図示しない配管を押える。リブ42の第2凹部22をまたぐ連結部42cは、モーター取付部品4の本体41から背面側に突出している。なお、リブ42は、第2凹部22をまたぐ連結部42cを第2凹部22内に突出させてもよい。
リブ42は、第1凹部21に突出した突出部42aと、第2凹部22をまたぐ連結部42cと、を繋がって有する。このため、リブ42は、配管収納空間に収納された配管の延出方向である上下方向と交差する方向である水平方向に一直線状に延びた板状体である。リブ42は、前面側の本体41から背面側に水平方向に延びて突出した板状体である。
リブ42は、上下方向に間隔を空けて並んで4つ設けられている。モーター取付部品4が背面筐体2に取り付けられると、リブ42は、図示しない配管を押さえ付けて固定する。
<配管配置構造7での1つの集合配管3の配置状態>
図7は、本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管3を用いた空気調和装置100の室内機102の配管配置構造7を示す横断面図である。図7に示すように、段差部23によって配管収納空間が仕切られているため、集合配管3を1本だけ配置する場合には片方の第1凹部21のみに集合配管3を収納できる。ここで、集合配管3は、たとえば内部にガス管31と液管32とを内蔵し、弾性反発性の断熱体33に覆われた構造をしている。
ここで例示する第1凹部21では、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの集合配管3がリブ42に食い込む形状で収納される。また、第1背面部21aでは、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの集合配管3が突条部21bに食い込む形状で収納される。
なお、後述するが、第2凹部22でも、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの集合配管3がリブ42に食い込む形状で収納されてもよい。また、第2背面部22aでは、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの集合配管3が突条部22bに食い込む形状で収納されてもよい。
<室内機102の集合配管3の配置状態>
図8は、本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管3を用いた空気調和装置100の室内機102の集合配管3を収納した状態を背面側から見て示す斜視図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る1つの集合配管3を用いた空気調和装置100の室内機102の集合配管3を引き出した状態を背面側から見て示す斜視図である。
図8、図9に示すように、1つの集合配管3は、空気調和装置100の室内機102の据付場所の制約によって引き出す方向が変わる。ここで、1つの集合配管3は、空気調和装置100の室内機102の内部にて、背面筐体2とモーター取付部品4とによって第1凹部21に収納されてリブ42に押さえ付けられて固定されている。空気調和装置100の室内機102の設置時に、1つの集合配管3が図8に示す右出し又は図9に示す後出しといった、収納時の位置から別の位置に引き出される場合がある。このとき、1つの集合配管3は、空気調和装置100の室内機102の内部の上下方向に延びる部分が固定されているので、種々の引き出し作業の際に、1つの集合配管3が動き、折れたり捻じれたりすることが防止できる。このため、1つの集合配管3の折損又は捻じれによる冷媒漏れなどの不良の原因が抑制できる。
<配管配置構造7での2つの配管配置状態>
図10は、本発明の実施の形態1に係る2つの配管34、35を用いた空気調和装置100の室内機102の配管配置構造7を拡大して示す部分拡大図である。図10に示すように、段差部23によって配管収納空間が仕切られているため、配管34、35を2本配置する場合には第1凹部21及び第2凹部22のそれぞれに配管34、35を収納できる。ここで、2つの配管34、35うち一方の配管34は、たとえば内部にガス管36を内蔵し、弾性反発性の断熱体33に覆われた構造をしている。また、2つの配管34、35うち他方の配管35は、たとえば内部に液管37を内蔵し、弾性反発性の断熱体33に覆われた構造をしている。
<配管配置構造7での2つの配管34、35の配置状態>
図11は、本発明の実施の形態1に係る2つの配管34、35を用いた空気調和装置100の室内機102の配管配置構造7を示す横断面図である。
図11に示すように、第1凹部21では、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの配管34がリブ42に食い込む形状で収納される。また、第1背面部21aでは、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの配管34が突条部21bに食い込む形状で収納される。第1凹部21には、空間領域が第2凹部22よりも大きいので、液管37を内蔵した配管35よりも配管径の大きくなるガス管36を内蔵した配管34が配置されている。
第2凹部22では、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの配管35がリブ42に食い込む形状で収納される。第2凹部22に配置される配管35は、断熱体33で覆われた外径を第2凹部22の奥行よりも長くすることにより、第2凹部22の表面側に飛び出し、飛び出した部分がリブ42に食い込む。なお、リブ42の第2凹部22にまたがる連結部42cが第2凹部22内に突出している場合には、第2凹部22に配置される配管35が第2凹部22の表面側に飛び出さなくても、配管35がリブ42に食い込める。また、第2背面部22aでは、弾性反発性の断熱体33で覆われた1つの配管35が突条部22bに食い込む形状で収納される。
<室内機102の2つの配管34、35の配置状態>
図12は、本発明の実施の形態1に係る2つの配管34、35を用いた空気調和装置100の室内機102の配管34、35を収納した状態を背面側から見て示す斜視図である。図13は、本発明の実施の形態1に係る2つの配管34、35を用いた空気調和装置100の室内機102の配管34、35を引き出した状態を背面側から見て示す斜視図である。
図12、図13に示すように、2つの配管34、35は、空気調和装置100の室内機102の据付場所の制約によって引き出す方向が変わる。ここで、2つの配管34、35は、空気調和装置100の室内機102の内部にて、背面筐体2とモーター取付部品4とによって第1凹部21及び第2凹部22にそれぞれ収納されてリブ42に押さえ付けられて固定されている。空気調和装置100の室内機102の設置時に、2つの配管34、35が図12に示す右出し又は図13に示す後出しといった、収納時の位置から別の位置に引き出される場合がある。このとき、2つの配管34、35は、空気調和装置100の室内機102の内部の上下方向に延びる部分が固定されているので、種々の引き出し作業の際に、2つの配管34、35が動き、折れたり捻じれたりすることが防止できる。このため、2つの配管34、35の折損又は捻じれによる冷媒漏れなどの不良の原因が抑制できる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、配管配置構造7は、背面筐体2を備える。配管配置構造7は、背面筐体2に取り付けられたカバーとしてのモーター取付部品4を備える。背面筐体2は、背面筐体2の表面から凹んで形成されて第1背面部21aを具備する第1凹部21を有する。背面筐体2は、第1凹部21に隣接して表面から凹んで形成されて第2背面部22aを具備する第2凹部22を有する。第2背面部22aは、第1背面部21aよりも表面側に形成されている。第1背面部21aと第2背面部22aとの間には、段差部23が形成されている。
この構成によれば、1つの配管収納空間である第1凹部21と、1つの配管収納空間である第2凹部22と、は、段差部23によって仕切られている。よって、第1凹部21及び第2凹部22の少なくとも1つに、仕様の異なる配管3、34、35が収納されて固定できる。そのため、配管収納空間は、能力帯あるいは冷媒の変更による配管3、34、35の仕様の変更に柔軟に対応できる。したがって、冷凍サイクル回路に用いられる1つ又は2つの配管数あるいは配管径によらず、配管収納空間が配管3、34、35を収納して固定できる。また、2つの配管34、35が第1凹部21及び第2凹部22のそれぞれに配置される場合には、第1凹部21及び第2凹部22の奥行が異なるので、2つの配管34、35が奥行方向でずれて配置され、2つの配管34、35が互いに位置決めされる。
実施の形態1によれば、カバーとしてのモーター取付部品4には、第1凹部21及び第2凹部22を覆って取り付けられた状態で、第1凹部21内に突出するリブ42が設けられている。
この構成によれば、第1背面部21aが第2背面部22aよりも背面側に形成されるために、第1凹部21に配管3、34が収納された際に配管3、34が第1凹部21内で動くおそれが第1凹部21内に突出するリブ42によって防止できる。したがって、冷凍サイクル回路に用いられる第1凹部21に収納される1つの配管3、34が配管径によらず、第1凹部21が配管3、34を収納して固定できる。
実施の形態1によれば、リブ42は、第1凹部21に突出した突出部42aから繋がって第2凹部22をまたぐ連結部42cを有する。
この構成によれば、リブ42は、第1凹部21及び第2凹部22に収納された背面筐体2の表面から異なる奥行に配置された2つの配管34、35を同時に押し付けられる。また、リブ42は、第1凹部21と第2凹部22とに繋がっているため、簡素な構成で高い強度が保持できる。
実施の形態1によれば、リブ42の第1凹部21に突出部42aの中央部には、補強リブ43が設けられている。
この構成によれば、リブ42の第1凹部21に突出部42aの面積が広く、リブ42の第1凹部21に突出部42aの強度が脆弱になるが、補強リブ43が設けられることにより、リブ42の強度が確保できる。
実施の形態1によれば、リブ42は、並んで4つなどの複数設けられている。
この構成によれば、複数のリブ42は、第1凹部21及び第2凹部22に収納された背面筐体2の表面から異なる奥行に配置された2つの配管34、35を複数か所にて同時に押し付けられる。これにより、配管34、35がより強固に固定できる。
実施の形態1によれば、第1凹部21及び第2凹部22は、配管収納空間である。リブ42は、配管収納空間に収納された配管3、34、35の延出方向と交差する方向に一直線状に延びた板状体である。
この構成によれば、リブ42は、簡素な構成で高い強度が保持できる。また、リブ42は、配管収納空間に収納された配管3、34、35の延出方向と交差する方向に一直線状に延びた板状体である。このため、延出方向に動こうとする配管3、34、35が延出方向と交差する方向に延びたリブ42でより強固に固定できる。
実施の形態1によれば、第1背面部21a及び第2背面部22aには、配管収納空間に収納された配管3、34、35の延出方向と交差する方向に延びて形成された突条部21b、22bが設けられている。
この構成によれば、突条部21b、22bは、第1背面部21a及び第2背面部22aの配管収納空間に収納された配管3、34、35の延出方向と交差する方向に延びて形成される。このため、延出方向に動こうとする配管3、34、35が延出方向と交差する方向に延びた突条部21b、22bでより強固に固定できる。
実施の形態1によれば、第1背面部21a及び第2背面部22aの少なくとも一方では、弾性反発性の断熱体33で覆われた配管3、34、35が突条部21b、22bに食い込む形状で収納される。
この構成によれば、突条部21b、22bが弾性反発性の断熱体33で覆われた配管3、34、35に食い込み、配管3、34、35がより強固に固定できる。
実施の形態1によれば、第1凹部21及び第2凹部22の少なくとも一方では、弾性反発性の断熱体33で覆われた配管3、34、35がリブ42に食い込む形状で収納される。
この構成によれば、リブ42が弾性反発性の断熱体33で覆われた配管3、34、35に食い込み、配管3、34、35がより強固に固定できる。
実施の形態1によれば、リブ42は、第1凹部21内に突出部42aの角42bを面取りされる。
この構成によれば、突出部42aの角42bを面取りされるリブ42は、配管3、34を収納した第1凹部21内に挿入し易く、配管配置作業の効率が向上できる。
実施の形態1によれば、第1凹部21及び第2凹部22は、第1背面部21aと段差部23と第2背面部22aとを繋いだ矩形空間である。
この構成によれば、第1凹部21及び第2凹部22は、円管状の配管3、34、35に対して隙間を有した矩形空間となる。このため、配管収納空間は、能力帯あるいは冷媒の変更による配管3、34、35の仕様の変更に柔軟に対応できる。したがって、冷凍サイクル回路に用いられる1つ又は2つの配管数あるいは配管径によらず、配管収納空間が配管3、34、35を収納して固定できる。
実施の形態1によれば、空気調和装置100の室内機102は、配管配置構造7を備える。
この構成によれば、空気調和装置100の室内機102が備える配管配置構造7では、1つの配管収納空間である第1凹部21と、1つの配管収納空間である第2凹部22と、は、段差部23によって仕切られている。よって、第1凹部21及び第2凹部22の少なくとも1つに、仕様の異なる配管3、34、35が収納されて固定できる。そのため、配管収納空間は、能力帯あるいは冷媒の変更による配管3、34、35の仕様の変更に柔軟に対応できる。したがって、冷凍サイクル回路に用いられる1つ又は2つの配管数あるいは配管径によらず、配管収納空間が配管3、34、35を収納して固定できる。
<その他>
上述の実施の形態では、冷凍サイクル装置の例として空気調和装置100について説明した。しかし、これに限定するものではない。たとえば、冷蔵装置又は冷凍装置など、他の冷凍サイクル装置にも適用できる。また、配管配置構造7は、冷凍サイクル装置だけでなく、送風機又は換気装置などにも適用できる。
1 意匠パネル、2 背面筐体、3 集合配管、4 モーター取付部品、5 風向装置、6 電気品箱、7 配管配置構造、21 第1凹部、21a 第1背面部、21b 突条部、22 第2凹部、22a 第2背面部、22b 突条部、23 段差部、31 ガス管、32 液管、33 断熱体、34 配管、35 配管、36 ガス管、37 液管、41 本体、42 リブ、42a 突出部、42b 角、42c 連結部、43 補強リブ、100 空気調和装置、101 室外機、102 室内機、103 ガス冷媒配管、104 液冷媒配管、105 圧縮機、106 四方弁、107 室外熱交換器、108 膨張弁、109 室内熱交換器。
本発明に係る配管配置構造は、背面筐体と、前記背面筐体に取り付けられたカバーと、を備え、前記背面筐体は、前記背面筐体の表面から凹んで形成されて第1背面部を具備する第1凹部と、前記第1凹部に隣接して前記表面から凹んで形成されて第2背面部を具備する第2凹部と、を有し、前記第2背面部は、前記第1背面部よりも前記表面側に形成され、前記第1背面部と前記第2背面部との間には、段差部が形成され、前記カバーには、前記第1凹部及び前記第2凹部を覆って取り付けられた状態で、前記第1凹部内に突出するリブが設けられるものである。

Claims (12)

  1. 背面筐体と、
    前記背面筐体に取り付けられたカバーと、
    を備え、
    前記背面筐体は、前記背面筐体の表面から凹んで形成されて第1背面部を具備する第1凹部と、前記第1凹部に隣接して前記表面から凹んで形成されて第2背面部を具備する第2凹部と、を有し、
    前記第2背面部は、前記第1背面部よりも前記表面側に形成され、
    前記第1背面部と前記第2背面部との間には、段差部が形成される配管配置構造。
  2. 前記カバーには、前記第1凹部及び前記第2凹部を覆って取り付けられた状態で、前記第1凹部内に突出するリブが設けられる請求項1に記載の配管配置構造。
  3. 前記リブは、前記第1凹部に突出した突出部から繋がって前記第2凹部をまたぐ連結部を有する請求項2に記載の配管配置構造。
  4. 前記リブの前記第1凹部に突出した突出部の中央部には、補強リブが設けられる請求項2又は3に記載の配管配置構造。
  5. 前記リブは、並んで複数設けられる請求項2〜4のいずれか1項に記載の配管配置構造。
  6. 前記第1凹部及び前記第2凹部は、配管収納空間であり、
    前記リブは、前記配管収納空間に収納された配管の延出方向と交差する方向に一直線状に延びた板状体である請求項3〜5のいずれか1項に記載の配管配置構造。
  7. 前記第1背面部及び前記第2背面部には、前記配管収納空間に収納された配管の延出方向と交差する方向に延びて形成された突条部が設けられる請求項6に記載の配管配置構造。
  8. 前記第1背面部及び前記第2背面部の少なくとも一方では、弾性反発性の断熱体で覆われた配管が前記突条部に食い込む形状で収納される請求項7に記載の配管配置構造。
  9. 前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一方では、弾性反発性の断熱体で覆われた配管が前記リブに食い込む形状で収納される請求項2〜8のいずれか1項に記載の配管配置構造。
  10. 前記リブは、前記第1凹部内に突出した突出部の角を面取りされる請求項2〜9のいずれか1項に記載の配管配置構造。
  11. 前記第1凹部及び前記第2凹部は、前記第1背面部と前記段差部と前記第2背面部とを繋いだ矩形空間である請求項1〜10のいずれか1項に記載の配管配置構造。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の配管配置構造を備える空気調和装置の室内機。
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