JP2007322041A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Takahiro Masuda
隆弘 増田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】複数の室内機を有するマルチエアコン等において高性能、高能力化に伴い冷媒量が増加し、受液部の大型化が進む中、受液部を機械室に収納できず、送風路内に設置することにより異音や騒音上昇、複雑な構成を余儀なくさせられていた。
【解決手段】室外機本体1の左側面1aと背面1bに面してL型に形成され、所定の隙間を設けた空間Sを有してほぼ均等に上下2段に分割された熱交換器3の空間Sに受液部17を配置し、機械室10に突出した部分で接続配管9にて圧縮機8等の冷凍サイクル部品に接続することにより、送風路13の熱交換器3とファン14の間の空間に抵抗体として存在せず、また仕切板7を貫通して受液部17までの接続配管9を設けることもないので、異音や通風抵抗を抑え、有効に熱交換器を活用し、接続配管を大幅に短くすることができ簡易でコストメリットのある空気調和機の室外機を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に受液部の配置に関するものである。
従来この種の空気調和機の室外機は、冷媒調整用の受液部が機械室に収納しきれない場合、送風路側に配置されていた。図6は従来の空気調和機の室外機の平面断面図で、図7は同じく室外機の正面からの要部断面図である。図6、図7に示すように冷媒調整用の受液部117は機械室110に収納しきれない場合、熱交換器103、ファン114、ファンモータ支持台116等で構成される送風路113内に鉛直方向に固定具119を介してネジ220によりファンモータ支持台116に固定して配置され、仕切板108に設けられた貫通穴108aを経て接続配管109で機械室118まで導かれていた。また、この時、貫通穴108aに生ずる接続配管109の隙間にはシール材108bで覆う必要があった。
特開2001−173998号公報
しかしながら、上記従来の構成では、特に複数の室内機を有するマルチエアコン等において高性能、高能力化に伴い冷媒量が増加し、受液部の大型化進む中、機械室内に収納しきれず、比較的スペースに余裕のある送風路の熱交換器とファンの狭い空間に鉛直方向に配置されてきたが、通風抵抗となって送風性能を著しく低下させたり、異音を発生させたり、更には送風機からの距離を保つためファンを小さくせざるを得なかったりした。また受液部から機械室内の冷凍サイクル回路に接続配管を引き廻すため、送風路と機械室を区切っている仕切板に貫通穴を新たに設け、送風路内を余計に引き廻し更に前記貫通穴の接続配管隙間にシール材を設けるという複雑な構成となり、コストアップの要因となるという課題を有していた。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、複数の室内機を有するマルチエアコン等において高性能、高能力化が進む一方、設置スペースの制限から比較的自由な高さ寸法が拡大し、熱交換器を上下に分割する方式がとられるなかで、受液部を送風路内に鉛直方向に配置することによる通風抵抗や異音を極力抑え、さらには、仕切板を貫通して受液部までの接続配管を設けるといった複雑でコストのかかることのない空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和機の室外機は、本体の底面を形成する基板上に、本体の一方の側面と背面とに面してL型に形成されてほぼ均等に上下2段に分割された熱交換器を有し、前記熱交換器の本体側面側の端板の延長線上に仕切板を配設して、前記本体内に圧縮機を収納する機械室と、前記熱交換器を有する送風路とを形成し、前記送風路にファン及びファンモータとそれらを保持するファンモータ支持台を備え、前記熱交換器の上下の分割部に所定の空間を設け、前記空間に冷凍サイクルの受液部を配置するようにしたものである。
これによって上下ほぼ均等に分割された熱交換器の間に受液部を配置し、送風路の熱交換器とファンの間の空間に抵抗体として存在せず、また、上下2個のファンがほぼ均等に各々の上下熱交換器に相対応しており、また仕切板を貫通して受液部までの接続配管を設けることもなく、さらには仕切板の貫通穴の接続配管の隙間にシール材追加を要しない空
気調和機の室外機となる。
本発明の空気調和機の室外機は、送風路内での抵抗体による異音や通風抵抗を抑え、さらには、仕切板を貫通して送風路内を受液部まで接続配管を設けることもなく、簡易でコストを抑えた受液部を容易に収納することができる。
第1の発明は、本体の底面を形成する基板上に、本体の一方の側面と背面とに面してL型に形成されてほぼ均等に上下2段に分割された熱交換器を有し、前記熱交換器の本体側面側の端板の延長線上に仕切板を配設して、前記本体内に圧縮機を収納する機械室と、前記熱交換器を有する送風路とを形成し、前記送風路にファン及びファンモータとそれらを保持するファンモータ支持台を備え、前記熱交換器の上下の分割部に所定の空間を設け、前記空間に冷凍サイクルの受液部を配置するようにした空気調和機の室外機であり、高性能、高能力化が進む一方、設置スペースの制限から比較的自由な高さ寸法が拡大し、熱交換器を上下に分割する方式がとられるなかで、上下ほぼ均等に分割された熱交換器の間に受液部を配置し、送風路の熱交換器とファンの間の空間に抵抗体として存在せず、また、上下2個のファンがほぼ均等に各々の上下熱交換器に相対応しており、また仕切板を貫通して受液部までの接続配管を設けることもなく、さらには仕切板の貫通穴の接続配管の隙間にシール材追加を要しないので、異音や通風抵抗を抑え、有効に熱交換器を活用し、簡易でコストメリットのある空気調和機の室外機を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、受液部を、熱交換器の分割部の空間の本体背面の直線部分にのみ配置することにより、受液部の接続部が機械室に存することになり、受液部が直方体形状となって形状が簡略化され、よりコストメリットのある空気調和機の室外機を提供することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、熱交換器の分割部の空間の内、背面側空間において、一方をファンモータ支持台、他方を熱交換器の端板に固定して受液部を配置することにより、ファンモータ支持台が上下の中央近傍で受液部に固定されて安定し、振動が少ない空気調和機の室外機を提供することができる。
第4の発明は、第1から第3の発明において、受液部を熱交換器の端板より機械室側に突出させ、受液部の配管接続部が機械室にまで存することになり、その突出部分に配管を接続することにより、接続配管を大幅に短くすることを可能にする空気調和機の室外機を提供することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外機の平面断面図、図2は同じく室外機の正面断面図、図3は図2の要部拡大図である。図4は、第1の実施の形態における空気調和機の室外機の要部断面図で、室外機の背面側受液部近傍の断面を示し、図5は図2の要部拡大図である。
図1から図5において、空気調和機の室外機本体1の底面を形成する基板2上に、室外機本体1の左側面1aと背面1bに面してL型に形成され、所定の寸法だけ隙間を設けた空間Sを有してほぼ均等に上下2段に分割された熱交換器3(上熱交換器3a、下熱交換器3b)が配置されている。熱交換器3の左側面1a側の端部には上端板4aと下4bが形成され、これらを接続金具5で連結している。室外機本体1の右側面1c側の熱交換器3の端部には上端板6aと下端板6bが形成され、これらの延長線上に形成された仕切板7によって圧縮機8、接続配管9等の冷凍サイクル部品を収納する機械室10を形成して
いる。
さらに熱交換器3と仕切板7、及び室外機本体1の正面のオリフィス11を具備した前板12で形成される送風路13に、上下2個のファン14a,14b及びファンモータ15a,15bを、これらを保持するファンモータ支持台16を設けて配置している。そして、熱交換器3の空間Sには、冷凍サイクルの受液部17を配置し、左側面1a側は固定部18を介してネジ19にて金具5に、他端を端板6a、6bに固定部20a,20bを介してネジ21a,21bにて保持している。さらに、受液部17は機械室10に突出するだけの長さを有し、突出した部分より接続配管9にて圧縮機8等の冷凍サイクル部品に接続したものである。
以上のように構成された空気調和機の室外機について、以下その動作、作用を説明する。室外機の熱交換器3は空間Sを有してほぼ均等に分割されて、その空間S部及び機械室10に突出して受液部17が配置されているので、送風路13の熱交換器3とファン14の空間に受液部17等の抵抗が存在しない。また、上下にほぼ均等に分割された熱交換器3a、3bにそれぞれ対応してファン14a、14bがファンモータ支持台16のファンモータ15a、15bを介してバランスよく配置されており、熱交換器3を通過する風量もバランスがとれている。さらに、圧縮機8等の冷凍サイクル部品への接続は、受液部17自体が機械室10に突出しているため接続配管9は仕切板7を貫通する必要もなく、大幅に短くすることが可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、異音や通風抵抗を抑え、有効に熱交換器を活用し、簡易でコストメリットのある空気調和機の室外機を提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1との相違部分を中心に説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の室外機の平面要部断面図、図7は同じく室外機の正面要部断面図である。図6及び図7において、実施の形態1で示した熱交換器3の空間Sの内、背面1bに沿った空間Sにのみ受液部17を設け、左側面1a及びそこに至る曲面部は単に封止をしたもので、受液部17の配管接続とは反対側は、固定部18を介してネジ19にてファンモータ支持台16に固定したものである。
以上のように構成された空気調和機の室外機については、実施の形態1の作用効果に加え、受液部17は背面1b側のみに略直方体形状に形成されているので形成そのものが容易であり、さらに簡易でコストメリットのある空気調和機の室外機を提供することができる。また、受液部17とファンモータ支持台16とを上下の中央近傍で固定することにより、支持台16が安定して振動を抑制することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機の室外機は、送風路内での受液部による異音や通風抵抗を抑え、さらには、仕切板を貫通して送風路内を受液部まで接続配管を設けることもなく、簡易でコストを抑えた受液部を容易に収納することができるので、熱交換器を上下に分割して構成したものであれば、L型に限らずU型や平板型の熱交換器を有する室外機に適用できる。
本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外機の平面断面図 同室外機の正面断面図 図2の要部拡大図 第1の実施の形態における空気調和機の室外機の要部断面図 図2の要部拡大図 本発明の第2の実施形態における空気調和機の室外機の平面要部断面図 同室外機の正面要部断面図 従来の空気調和機の室外機の平面断面図 従来の空気調和機の室外機の正面要部断面図
符号の説明
1 室外機本体
1a 左側面
1b 背面
2 基板
3 熱交換器
3a 上熱交換器
3b 下熱交換器
4 端板
4a 上端板
4b 下端板
6 端板
6a 端板(上)
6b 端板(下)
7 仕切板
8 圧縮機
9 接続配管
10 機械室
13 送風路
14 ファン
14a ファン(上)
14b ファン(下)
15 ファンモータ
15a ファンモータ(上)
15b ファンモータ(下)
16 ファンモータ支持台
17 受液部

Claims (4)

  1. 本体の底面を形成する基板上に、本体の一方の側面と背面とに面してL型に形成されてほぼ均等に上下2段に分割された熱交換器を有し、前記熱交換器の本体側面側の端板の延長線上に仕切板を配設して、前記本体内に圧縮機を収納する機械室と、前記熱交換器を有する送風路とを形成し、前記送風路に上下2個のファン及びファンモータとそれらを保持するファンモータ支持台を備え、前記熱交換器の上下の分割部に所定の空間を設け、前記空間に冷凍サイクルの受液部を配置することを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 受液部を、熱交換器の分割部の空間の本体背面の直線部分にのみ配置することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 熱交換器の分割部の空間の内、背面側空間において、一方をファンモータ支持台、他方を前記熱交換器の端板に固定して受液部を配置することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 受液部を、熱交換器の端板より機械室側に突出させ、その突出部分に配管を接続することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。

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