JPWO2019116957A1 - 推力測定装置 - Google Patents

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Abstract

円弧状に設置したマグネット(2)に対応するように設けられたコイル(12)と、圧力センサ(62)と、縦側静圧パッド(400、410、411)と、マグネット(2)の形状に対応して動作させる横側静圧プレート(50)および横側静圧パッド(510、511)とが配設された可動部分と、マグネット(2)および縦側静圧パッドに相対する縦側静圧プレート(40、41)が設置されたベース(1)と、横側静圧プレート(50)に相対する横側静圧パッド(500)が設けられた壁(30)と、横側静圧パッド(510、511)に相対する横側静圧プレート(51)が設けられた壁(31)と、圧力センサ(62)とボールジョイント(61)を介して接続され、可動部分の位置を計測するアクチュエータ(60)が設けられた壁(32)とが配設された固定部分とを備え、円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定する。

Description

本願は、リニアモータの推力を測定するとともに、発生した推力からリニアモータの特性を測定する推力測定装置に関する。
リニアモータでは、永久磁石(マグネット)がリニアモータの進行方向に間隔をおいて配置される。この永久磁石に対向する位置に、ギャップを介してリニアモータの進行方向にコイルを配置する。コイルに流す電流の向きを変えることで、コイルの永久磁石に対向する部分のN極とS極の切り換えが可能となる。このN極とS極との切り替えを制御することで、つまり、永久磁石とコイルとが引合ったり反発したりするタイミングを制御することで、リニアモータは進行方向に推力を生ずる。リニアモータに推力を生じさせる場合においては、永久磁石とコイルは、どちらが固定側でも、可動側でも問題無い。また、コイルの中に鉄芯を有するリニアモータをコア付きリニアモータと呼び、コイルの中に鉄芯が無いリニアモータをコアレスリニアモータと呼ぶ。コア付きリニアモータの場合、コイルの中心に鉄芯があるので磁力が強く、リニアモータの推力が強い一方、永久磁石とコイル鉄芯とが引合う影響を受け、リニアモータの推力に脈動が生じ易い。コアレスリニアモータの場合、コイルの中に鉄芯が無いためリニアモータの推力に脈動が生じ難い一方、磁力が弱いためリニアモータの推力が弱い。
ここで、コア付きリニアモータの推力に生じる脈動について説明する。リニアモータの推力に生じる脈動には2種類ある。1つは、コイルと永久磁石との相対位置の変化に伴い磁気抵抗が変化するために発生する推力の脈動であり、コギング推力(以下コギングと呼ぶ)と呼ぶ。コギングは、コイルに流す電流に関わらず、コイルと永久磁石との相対位置により変化し、コイルに電流を流さない状態で外部からコイルと永久磁石との相対位置を変化させることで測定できる。もう1つは、コイルによる磁束と永久磁石による磁束との相互作用が一定でないために発生する推力の脈動であり、推力リップル(以下リップルと呼ぶ)と呼ぶ。リップルは、コイルに流す電流に比例して大きくなる。
コア付きのリニアモータにおいては、リニアモータの推力に生じる脈動は制御性能に影響を与えるため、これまで様々な測定方法が提案されてきた。例えば、板バネでリニアモータのコイルを吊り下げることで、精密な推力変動を測定する手法がある(例えば、特許文献1参照)。また、リニアモータをベアリング機構のような接触式案内機構に設置し、力センサで計測する手法がある(例えば、特許文献2参照)
国際特許WO2016/009471号公報(段落0008〜0009、図1) 特開2001−218497号公報(段落0010、図6)
上述のようなリニアモータの推力の脈動を測定する方法にあっては、円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定することが困難であった。
本願は、上記のような課題を解決するためになされたもので、円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定することが可能となる推力測定装置を得ることを目的とする。
本願に開示される推力測定装置は、円弧状に形成されたリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる第一の静圧プレートおよび/または第一の静圧パッドとが配設された可動部と、前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイルと、前記第一の静圧プレートおよび/または前記第一の静圧パッドに相対する第二の静圧パッドおよび/または第二の静圧プレートと、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部を進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが配設された固定部とを備えたことを特徴とする。
また、水平方向で円弧状に形成されたリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記可動側コイル又は前記可動側マグネットを一定の高さで支える垂直側静圧パッドと、両水平に前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる円弧状を有する第一の水平側静圧プレートおよび/または第一の水平側静圧パッドとが配設された可動部と、前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイル、および前記垂直側静圧パッドに相対する平板状の垂直側静圧プレートが設置されたベースと、前記第一の水平側静圧プレートおよび/または前記第一の水平側静圧パッドに相対する円弧状を有する第二の水平側静圧パッドおよび/または第二の水平側静圧プレートが設けられた第一の壁および第二の壁と、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部の進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが設けられた第三の壁とが配設された固定部とを備えたことを特徴とする。
また、垂直方向で円弧状に設置したリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記可動側コイル又は前記可動側マグネットを一定の高さで支え、前記円弧状の前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる円弧状を有する垂直側静圧パッドと、両水平に平板状の第一の水平側静圧プレートおよび/または第一の水平側静圧パッドとが配設された可動部と、前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイル、および前記垂直側静圧パッドに相対する円弧状を有する垂直側静圧プレートが設置されたベースと、前記第一の水平側静圧プレートおよび/または前記第一の水平側静圧パッドに相対する第二の水平側静圧パッドおよび/または第二の水平側静圧プレートが設けられた第一の壁および第二の壁と、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部の進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが設けられた第三の壁とが配設された固定部とを備えたことを特徴とする。
本願によれば、可動部と固定部が、それぞれ相対する円弧状の静圧パッドと静圧プレートを備えることにより、円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定することが可能となる。
実施の形態1による推力測定装置の要部の構成を示す正面側斜視図である。 実施の形態1による推力測定装置の要部の構成を示す上面側斜視図である。 実施の形態1による推力測定装置の要部の構成を示す断面図である。 実施の形態1による推力測定装置での圧力センサの配置を説明するための図である。 実施の形態1による推力測定装置での圧力センサの配置を説明するための図である。 実施の形態1による推力測定装置での垂直方向の静圧パッドの構成を示す斜視図である。 実施の形態1による推力測定装置での水平方向の静圧パッドの構成を示す斜視図である。 実施の形態1による推力測定装置の要部の構成を示す上面図である。 実施の形態1による推力測定装置でのコギングによる推力を測定する方法を示すフローチャート図である。 実施の形態1による推力測定装置でのリップルによる推力を測定する方法を示すフローチャート図である。 実施の形態2による推力測定装置での圧力センサの配置を説明するための図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における推力測定装置101を正面側から見た概略構造を示す斜視図であり、図2は、上面側から見た概略構造を示す斜視図である、また、図3は、図2のAA矢視断面図である。なお、配管および配線については、表示していない。
図1、図2および図3に示すように、推力測定装置101は、ベース1、固定側マグネットとしてのマグネット2、垂直側静圧プレート40、41、第一の壁としての壁30、第二の壁としての壁31、第三の壁としての壁32、第二の水平側静圧プレートとしての水平側静圧プレート51、第二の水平側静圧パッドとしての水平側静圧パッド500からなる固定部と、可動ベース11、可動側コイルとしてのコイル12、垂直側静圧パッド400、410、411、第一の水平側静圧プレートとしての水平側静圧プレート50、第一の水平側静圧パッドとしての水平側静圧パッド510、511からなる可動部とで構成される。
ここで説明のため、リニアモータ20の進行方向をY軸とし、このY軸に直交し、Y軸と共にリニアモータ20の設置面を形成する軸をX軸、このX軸とY軸で形成される面(以下、この面をX−Y平面と呼ぶ)に直交する軸をZ軸とする。また、X軸とZ軸で形成される面をX−Z平面と呼ぶ。この定義に基づいた座標軸を図1に示す。
固定部では、測定対象となるリニアモータ20の構成要素であって、X−Y平面を形成するベース1が設置され、このベース1上に測定対象となるリニアモータ20のマグネット2がY軸方向にZ軸を中心とした円弧状に配置されている。また、このマグネット2の両側に、垂直側静圧プレート40と垂直側静圧プレート41がY軸方向に配置されている。ここで、垂直側静圧プレート40及び垂直側静圧プレート41はX−Y平面を構成している。また、ベース1と相対位置が変わらない壁30及び壁31及び壁32が設置されている。壁30及び壁31はY−Z平面を構成し、壁32はX−Z平面を構成している。壁30及び壁31には、可動ベース11が、円弧形状に配設されるマグネット2に対応して動作できるように、可動ベース11側と接する面が凹型の円弧形状の水平側静圧パッド500と、凸型の円弧形状の水平側静圧プレート51がそれぞれ設けられている。また、壁32には、アクチュエータ60を設置し、アクチュエータ60は、ボールジョイント61を介して、可動ベース11に設けられた圧力センサ62に接続している。また、アクチュエータ60には位置センサとしてエンコーダが内在しており、可動ベース11の位置を取得できる。
可動部には、可動ベース11のX−Y平面である下面の中央に、コイル12が設けられている。また、コイル12の両側に、垂直側静圧パッド400と、垂直側静圧パッド410及び垂直側静圧パッド411が設けられている。さらに、可動ベース11のY−Z平面である両側面には、可動ベース11が円弧形状に配設されるマグネット2に対応して動作できるように、壁30及び壁31側と接する面が凸型の円弧形状の水平側静圧プレート50と、凹型の円弧形状の水平側静圧パッド510及び水平側静圧パッド511がそれぞれ設けられている。可動ベース11のX−Z平面である側面には、圧力センサ62が設けられ、前述のとおり、圧力センサ62は、ボールジョイント61を介してアクチュエータ60に接続している。
このように構成された可動部が、固定部に対し、垂直側静圧パッド400は垂直側静圧プレート40に、垂直側静圧パッド410及び411は垂直側静圧プレート41に、水平側静圧プレート50は水平側静圧パッド500に、水平側静圧パッド510及び511は水平側静圧プレート51に対面する位置に設置される。
アクチュエータ60は、Y軸方向に伸縮機構を有する駆動機構であり、例えばボールねじ機構が用いられる。圧力センサ62には、例えばロードセルが用いられる。ボールジョイント61を用いる理由は、アクチュエータ60と圧力センサ62の相対角度の変化に追従させるためであり、ボールジョイントの他、カップリング機構を用いてもよい。また、図1には図示していないが、コイル12には配線を介して電源を供給するためのアンプが接続されている。
なお、圧力センサ52は、アクチュエータ60の先端にボールジョイント61を介して設けられ、可動ベース11に接続される配置がよい。この場合、図4に示すように、アクチュエータ60と圧力センサ62の相対角度が変化しても、圧力センサ62が、可動ベース11より受ける力(測定したい力F1)とボールジョイント61から受ける反力(測定できる力F2)が一致する。一方、圧力センサ62が、アクチュエータ60の先端に設けられ、ボールジョイント61を介して可動ベース11に接続される配置の場合、図5に示すように、アクチュエータ60と圧力センサ62の相対角度が変化すると、ボールジョイント61を介して可動ベース11より受ける力(測定したい力F1)とアクチュエータ60から受ける反力(測定できる力F2)の間に差が生じる。
垂直側静圧パッド400、410、411及び水平側静圧パッド500、510、511は、圧力をかけた油を相対する垂直側静圧プレート40、41、及び水平側静圧プレート50、51それぞれに送出し、静圧パッドと静圧プレートの間に油の膜を作る機能を有する。静圧パッドと静圧プレートの間に油の厚みは、一般的に10マイクロメートルから100マイクロメートルである。油は静圧パッドと静圧プレートの間から常に漏れ出し、油の圧力が常に一定になるよう、油圧ポンプにて常に圧力が調整される。
図6は、垂直側静圧パッド400の基本的な構成を示す斜視図である。図6に示すように、垂直側静圧パッド400は、垂直側静圧プレート40に相対する平面400aの中央部分に、油を流出するための穴400bが空いており、この穴400bから垂直側静圧プレート40と垂直側静圧パッド400の間に油が流出するような構造となっている。垂直側静圧パッド410及び垂直側静圧パッド411も、図は省略するが、垂直側静圧プレート41に相対する平面410a、411aそれぞれの中央部分に、油を流出するための穴410b、411bがそれぞれ空いた、同様の構成を有する。
図7は、水平側静圧パッド500の基本的な構成を示す斜視図である。図7に示すように、水平側静圧パッド500にも、凸型の水平側静圧プレート50に相対する凹型の円弧形状の面500aの中央部分に、油を流出するための穴500bが空いており、この穴500bから水平側静圧プレート50と水平側静圧パッド500の間に油が流出するような構造となっている。水平側静圧パッド510及び水平側静圧パッド511も、図は省略するが、凸型の水平側静圧プレート51に相対する凹型の円弧形状の面510a、511aそれぞれの中央部分に、油を流出するための穴510b、511bがそれぞれ空いた、同様の構成を有する。
水平側静圧パッド500、510、511は、可動ベース11が、円弧形状に配設されるマグネット2に対応して動作できるように、水平側静圧パッド500には、凸型の水平側静圧プレート50に相対する凹型の円弧形状の面500aが設けられ、水平側静圧パッド510、511には、凸型の水平側静圧プレート51に相対する凹型の円弧形状の面510a、511aが、それぞれ設けられている。
垂直側静圧プレート40、41、及び水平側静圧プレート50、51は、相対する垂直側静圧パッド400、410、411及び水平側静圧パッド500、510、511からそれぞれ送出された油の力を受けるとともに、油を回収する機構を有する。さらに、垂直側静圧プレート40、41、及び水平側静圧プレート50、51は、相対する垂直側静圧パッド400、410、411及び水平側静圧パッド500、510、511からそれぞれ送出された油を介して、垂直側静圧プレート40、41及び水平側静圧プレート50、51の表面を相対する垂直側静圧パッド400、410、411及び水平側静圧パッド500、510、511がそれぞれ滑る移動機構としての機能を有している。
図8は、推力測定装置101の上面図であり、凸型の水平側静圧プレート50及び凸型の水平側静圧プレート51の形状を詳細に説明するための図である。図8に示すように、凸型の水平側静圧プレート50の面50aの円弧形状は、点C1を中心とする半径R1の円の一部である。水平側静圧パッド500の凹型の円弧形状の面500aは、凸型の水平側静圧プレート50の面50aの円弧形状に相対するように設けられている。
また、凸型の水平側静圧プレート51の面51aの円弧形状は、点C2を中心とする半径R2の円の一部である。水平側静圧パッド510、511の凹型の円弧形状の面510a、511aは、凸型の水平側静圧プレート51の面51aの円弧形状に相対するようにそれぞれ設けられている。
本方式により、垂直側静圧パッド400、410、411及び水平側静圧パッド500、510、511は、それぞれ相対する垂直側静圧プレート40、41、及び水平側静圧プレート50、51に対して、非常に小さな摩擦係数を実現したガイドとなる。その摩擦係数は、1/20,000以下であり、一般的なLMガイド(Linear Motion Guide、リニア駆動ガイド)の摩擦係数1/1,000程度と比較して十分小さい。
リニアモータがコア付きの場合、つまりコイル12の中に鉄芯を有する場合、コイル12とマグネット2との間に磁気吸引力が働く。この磁気吸引力はリニアモータの推力等の能力に依存するが、市販されているリニアモータの一例を挙げると、連続推力が960Nの場合、磁気吸引力は8、800N、連続推力が3、000Nの場合、磁気吸引力が45、000Nなどである。この時のガイド部の摩擦力は、摩擦係数1/1,000のLMガイドを採用した場合、連続推力960Nに対して摩擦力が8.8N、連続推力3,000Nに対して摩擦力が45Nである。
一方、摩擦係数1/20,000の非接触式ガイドを採用した場合、連続推力960Nに対して摩擦力が0.44N、連続推力3,000Nに対して摩擦力が2.25Nである。ガイド部の摩擦力はコギングを測定する上で誤差要因となる。これは、被測定対象であるコギングによる推力が、ガイド部の摩擦力程度の大きさになる場合があることに起因する。そこで、摩擦力がより小さい、すなわち測定の誤差要因が小さい非接触式ガイドを採用する。
次に、実施の形態1における推力測定装置101を用いたリニアモータのコギングによる推力を測定する方法について、図9に基づき説明する。図9は、実施の形態1による推力測定装置でのコギングによる推力を測定する方法を示すフローチャート図である。
コギングによる推力とは、コイル12内の鉄芯がマグネット2の影響によりリニアモータの進行方向に発生する推力のことであり、その向きは鉄芯とマグネット2との位置関係により交互に反転する。
まず、コイル12の動力線をアンプから切り離す(ステップS901)。続いて、推力測定装置101の電源を投入する(ステップS902)。その後、アクチュエータ60で可動ベース11のコイル12を測定の開始位置へ移動する(ステップS903)。これで、測定の準備が完了する。
準備が完了すれば、アクチュエータ60を一定の速度で駆動する(ステップS904)。この時、コイル12にはマグネット2との相対位置に応じてY軸方向にコギングによる推力が発生する。詳しくはコイル12内の鉄芯がマグネット2に引き寄せられる力の大きさと向きが、場所により異なり、進行方向に対して前後方向に交互に力が発生する。
コイル12を一定速度で移動させている時の、可動ベース11の位置をアクチュエータ60に内在するエンコーダで計測するとともに、アクチュエータ60が可動ベース11より受ける力を圧力センサ62で測定する(ステップS905)。この測定を、可動ベース11が終了位置に到達するまで続ける(ステップS906のNo)。
可動ベース11が測定の終了位置に到達すれば(ステップS906のYes)、アクチュエータ60を停止する(ステップS907)。その後、測定装置の電源を切り(ステップS908)、測定を終了する。以上の手順により、コギングによる推力を測定できる。
次に、実施の形態1における推力測定装置101を用いたリニアモータのリップルによる推力を測定する方法について、図10に基づき説明する。図10は、実施の形態1による推力測定装置でのリップルによる推力を測定する方法を示すフローチャート図である。
リップルによる推力とは、コイル12に同じ電流を流しても、マグネット2との相対位置により推力が異なる現象である。
まず、コイル3の動力線をアンプに接続する(ステップS1001)。続いて、推力測定装置101の電源を投入する(ステップS1002)。電源を投入したら、アクチュエータ60で可動ベース11のコイル12を測定の開始位置へ移動する(ステップS1003)。コイル12を測定の開始位置へ移動した後、アクチュエータ60をその場から動かないようにロックする(ステップS1004)。
アクチュエータ60をロックした後、コイル12に一定電流を印加することで、リニアモータに推力が発生する(ステップS1005)。この時の可動ベース11の位置をアクチュエータ60に内在するエンコーダで計測するとともに、リニアモータの推力を圧力センサ62で測定する(ステップS1006)。
測定後、コイル12への印加電流を止める(ステップS1007)。その後、アクチュエータ60のロックを解除する(ステップS1008)。測定終了の位置でなければ(ステップS1009のNo)、コイル12を、次にリップルによる推力を測定する位置へ移動する(ステップS1010)。
移動後、前述のS1004〜S1009の方法で、可動ベース11の位置をアクチュエータ60に内在するエンコーダで計測し、リニアモータの推力を圧力センサ62で測定する。可動ベース11が測定終了位置に到達すれば(ステップS1009のYes)、測定装置の電源を切り(ステップS1011)、測定を終了する。以上の手順により、コイル12とマグネット2との相対位置と推力との関係、すなわちリップルによる推力が得られる。
アクチュエータ60をロックする方法としては、測定したい位置を目標値としてアクチュエータ60を位置決め制御を行う、いわゆるサーボロックをかける方法、もしくはアクチュエータ60を物理的にロックする方法、がある。アクチュエータ60をロックすることで、リニアモータから推力を印加してもアクチュエータ60を動かないようにできる。
以上のように、本実施の形態1による推力測定装置101によれば、円弧状に設置したリニアモータ20のマグネット2に対応するように設けられたコイル12と、リニアモータ20の推力を測定する圧力センサ62と、コイル12を一定の高さで支える垂直側静圧パッド400、410、411と、円弧状のマグネット2の形状に対応して動作させる凸型の円弧状を有する水平側静圧プレート50および凹型の円弧状を有する水平側静圧パッド510、511とが配設された可動部と、リニアモータ20のマグネット2、および垂直側静圧パッド400、410、411に相対する垂直側静圧プレート40、41が設置されたベース1と、水平側静圧プレート50に相対する凹型の円弧状を有する水平側静圧パッド500が設けられた壁30と、水平側静圧パッド510、511に相対する凸型の円弧状を有する水平側静圧プレート51が設けられた壁31と、圧力センサ62とボールジョイント61を介して接続され、前記可動部の進行方向(Y軸方向)に移動させるとともに、前記可動部の位置を計測するアクチュエータ60が設けられた壁32とが配設された固定部とを備えたことにより、円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定することが可能となる。
また、垂直側静圧パッド400、410、411および水平側静圧パッド500、510、511は、油が流出する穴がそれぞれ設けられ、垂直側静圧プレート40、41および水平側静圧プレート50、51は、それぞれ垂直側静圧パッド400、410、411および水平側静圧パッド500、510、511との間に流出した油により一定の圧力を受けるとともに、油を回収する機構を有するようにしたことにより、コギングによる推力とリップルによる推力を測定する際、誤差要因であるガイド部の摩擦力の影響を最小限に抑えながら、リニアモータを円弧状に駆動した時のコギングによる推力とリップルによる推力を測定することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、可動部の可動ベース11にリニアモータ20のコイル12を設け、固定部のベース1にリニアモータ20のマグネット2を設けたが、これに限るものではない。可動ベース11にマグネット2を取り付け、ベース1にコイル12を取り付ける形態としてもよい。これにより、本実施の形態1の効果に加え、計測に必要なマグネットの長さが短くなるという効果がある。
また、本実施の形態1では、凸型の円弧状を有する水平側静圧プレート50と凹型の円弧状を有する水平側静圧パッド510、511、および水平側静圧プレート50に相対する凹型の円弧状を有する水平側静圧パッド500と、水平側静圧パッド510、511に相対する凸型の円弧状を有する水平側静圧プレート51を用いたが、これに限るものではない。凸型と凹型の組合せであれば、水平側静圧プレートと水平側静圧パッドのどちらが凸型であっても、凹型であってもよい。これにより、本実施の形態1の効果に加え、リニアモータの形状に合わせた選択が可能となる効果がある。
また、水平側静圧パッド500、510、511及び水平側静圧プレート50、51を付け替え可能な構造としてもよい。これにより、実施の形態1の効果に加え、リニアモータの駆動回転半径を任意に変更可能となる効果がある。
また、本実施の形態1では、水平側静圧パッド500、510、511及び水平側静圧プレート50、51を円弧形状としたが、これに限るものではない。垂直側静圧パッド400、410、411及び垂直側静圧プレート40、41を円弧形状とし、水平側静圧パッド500、510、511及び水平側静圧プレート50、51を平面とする形状としてもよい。これにより、X軸を中心とした円弧状に設置したリニアモータのコギングおよびリップルを精密に測定することが可能となる。
また、リニアモーア以外、推力を発生する装置、例えば、静電力リニアモータなど磁気力以外で推力を発生する装置でも実施可能である。自身で推力を発生する装置の場合は、マグネット2を取り付ける必要がない。これにより、リニアモータ以外の推力測定装置においても、実施の形態1の効果を発揮する。
また、本実施の形態1では、ガイドとして油を利用した静圧軸受を用いた例について説明したが、これに限るものではない。磁気式の非接触式ガイドでもよい。また、説明では静圧パッドを合計6個利用したが、6個より少なくても、また、6個より多くても実施可能である。また、圧力センサに変えて力センサを用いてもよく、位置センサとしてアクチュエータ60に内在しているエンコーダに変えて、リニアスケールエンコーダを用いても良い。
実施の形態2.
実施の形態1では、圧力センサ62がアクチュエータ60の一端にボールジョイント61を介して設けられ、可動ベース11に接続される構成としたが、実施の形態2では、アクチュエータの他端に3軸圧力センサを設けた場合について示す。
図11に示すように、実施の形態2では、実施の形態1での図4のアクチュエータ60の一端にボールジョイント61を介して設けられた圧力センサ62に加えて、アクチュエータ60の他端の固定側に3軸圧力センサ63が設けられている。実施の形態2による推力測定装置のその他の構成については、実施の形態1の推力測定装置101と同様であり、対応する部分には同符号を付してその説明を省略する。
この構成により、測定したい力F1は、圧力センサ62で測定できる力F2と、3軸圧力センサ63で測定できる力F3と測定できる力F4として測定できる。ここで、F2、F3、およびF4の比から、可動ベース11とアクチュエータ60の相対角度を計算することが可能となる。
可動ベース11とアクチュエータ60の相対角度は、水平側静圧プレート50、51の円弧形状により決定しているため、本実施の形態とすることで、前述の相対角度から可動ベース11と固定側、例えば壁32との距離、すなわち、可動ベース11の移動距離および駆動速度を計算により求めることが可能となる。
以上のように、本実施の形態2にかかる推力測定装置によれば、固定部は、アクチュエータ60が3軸圧力センサ63を介して備えるようにしたので、可動ベースとアクチュエータの相対角度を計算することが可能となり、可動ベースと固定側、例えば壁との距離、すなわち、可動ベースの移動距離および駆動速度を計算により求めることが可能となる。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 ベース、2 マグネット、11 可動ベース、12 コイル、20 リニアモータ、30 壁(第一の壁)、31 壁(第二の壁)、32 壁(第三の壁)、40、41 垂直側静圧プレート、50 水平側静圧プレート(水平側の第一の静圧プレート)、51 水平側静圧プレート(水平側の第二の静圧プレート)、60 アクチュエータ、61 ボールジョイント、62 圧力センサ、101 推力測定装置、400、410、411 垂直側静圧パッド、500 水平側静圧パッド(水平側の第二の静圧パッド)、510、511 水平側静圧パッド(水平側の第一の静圧パッド)。
国際特許WO2015/141378号公報(段落0008〜0009、図1) 特開2001−218497号公報(段落0010、図6)
まず、コイル12の動力線をアンプに接続する(ステップS1001)。続いて、推力測定装置101の電源を投入する(ステップS1002)。電源を投入したら、アクチュエータ60で可動ベース11のコイル12を測定の開始位置へ移動する(ステップS1003)。コイル12を測定の開始位置へ移動した後、アクチュエータ60をその場から動かないようにロックする(ステップS1004)。

Claims (7)

  1. 円弧状に形成されたリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる第一の静圧プレートおよび/または第一の静圧パッドとが配設された可動部と、
    前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイルと、前記第一の静圧プレートおよび/または前記第一の静圧パッドに相対する第二の静圧パッドおよび/または第二の静圧プレートと、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部を進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが配設された固定部とを備えたことを特徴とする推力測定装置。
  2. 水平方向で円弧状に形成されたリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記可動側コイル又は前記可動側マグネットを一定の高さで支える垂直側の第一の静圧パッドと、両横に前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる円弧状を有する水平側の第一の静圧プレートおよび/または水平側の第一の静圧パッドとが配設された可動部と、
    前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイル、および前記垂直側の第一の静圧パッドに相対する平板状の垂直側の第一の静圧プレートが設置されたベースと、前記水平側の第一の静圧プレートおよび/または前記水平側の第一の静圧パッドに相対する円弧状を有する水平側の第二の静圧パッドおよび/または水平側の第二の静圧プレートが設けられた第一の壁および第二の壁と、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部を進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが設けられた第三の壁とが配設された固定部とを備えたことを特徴とする推力測定装置。
  3. 前記水平側の第一の静圧パッド、前記水平側の第一の静圧プレート、前記水平側の第二の静圧パッド、前記水平側の第二の静圧プレートは、交換可能であることを特徴とする請求項2に記載の推力測定装置。
  4. 垂直方向で円弧状に設置したリニアモータの固定側マグネット又は固定側コイルに対応するように設けられた可動側コイル又は可動側マグネットと、前記リニアモータの推力を測定する圧力センサまたは力センサと、前記可動側コイル又は前記可動側マグネットを一定の高さで支え、前記円弧状の前記固定側マグネット又は前記固定側コイルの形状に対応して動作させる円弧状を有する垂直側の第一の静圧パッドと、両横に平板状の水平側の第一の静圧プレートおよび/または水平側の第一の静圧パッドとが配設された可動部と、
    前記リニアモータの前記固定側マグネット又は前記固定側コイル、および前記垂直側の第一の静圧パッドに相対する円弧状を有する垂直側の第一の静圧プレートが設置されたベースと、前記水平側の第一の静圧プレートおよび/または前記水平側の第一の静圧パッドに相対する水平側の第二の静圧パッドおよび/または水平側の第二の静圧プレートが設けられた第一の壁および第二の壁と、前記圧力センサまたは力センサとジョイントを介して接続され、前記可動部を進行方向に移動させるアクチュエータと、前記可動部の位置を計測する位置センサとが設けられた第三の壁とが配設された固定部とを備えたことを特徴とする推力測定装置。
  5. 前記垂直側の第一の静圧パッド、前記垂直側の第一の静圧プレートは、交換可能であることを特徴とする請求項4に記載の推力測定装置。
  6. 前記第一の静圧パッドおよび/または前記第二の静圧パッドが設けられている場合に、前記第一の静圧パッドおよび/または前記第二の静圧パッドは、油が流出する穴がそれぞれ設けられ、前記第一の静圧プレートおよび/または前記第二の静圧プレートは、それぞれ前記第一の静圧パッドおよび/または前記第二の静圧パッドとの間に流出した前記油により一定の圧力を受けるとともに、前記油を回収する機構を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の推力測定装置。
  7. 前記固定部は、前記アクチュエータが3軸圧力センサを介して備えられたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の推力測定装置。
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