JP4335704B2 - X−yステージ装置 - Google Patents

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Description

本発明はステージ装置に関し、特にテーブル等の被駆動物体をX軸方向、Y軸方向に可動としたX−Yステージ装置に関する。
X−Yステージ装置の一例として、本発明者らにより提案されているX−Yステージ装置について説明する。このX−Yステージ装置は、特許文献1に開示されている。
図4を参照して、X−Yステージ装置の固定部は、上面を表面仕上げ加工して案内面としたベース20と、ベース20上に所定間隔をおいて固定配置されたガイドレール21及び22である。図4には、互いに直交し合うX軸、Y軸、Z軸の三方向が示されている。ガイドレール21、22はそれぞれY軸方向に延び、互いに対向し合う案内面21a、22aを持つ。X−Yステージ装置において、案内面21a、22aに沿ってY軸方向に直線案内される可動部分は、Yスライダ23と、静圧軸受けパッド25−1、25一2、25−3、25−4と、静圧軸受けパッド27−1、27−2、27−3である。Yスライダ23は、ガイドレール21と22との間に架け渡して配置され、X軸方向に延びるビーム23−1とビーム23−1の両端にT形部23−2を持つ。
静圧軸受けパッド25−1〜25−4はそれぞれ、Y軸及びZ軸まわりの回転2自由度を持つ継ぎ手(図示省略)を介してYスライダ23の2つのT形部23−2の側面に設置されている。静圧軸受けパッド25−1、25−2はそれぞれ、案内面21aに圧縮空気を吹き出すためのものであり、静圧軸受けパッド25−3、25−4はそれぞれ、案内面22aに圧縮空気を吹き出すためのものである。静圧軸受けパッド27−1、27−2はビーム23−1の一方のT形部23−2の下面に設置され、静圧軸受けパッド27−3はビーム23−1の下面であって他方のT形部23−2に近い場所に設置されている。静圧軸受けパッド27−1〜27−3はそれぞれ、ベース20の上面に圧縮空気を吹き出すためのものである。
なお、静圧軸受けパッド27−1、27−2はYスライダ23の中心軸、すなわちビーム23−1の中心軸に関してほぼ対称な位置に設けられる。一方、静圧軸受けパッド27−3は、Yスライダ23の中心軸に対応する箇所に設けられる。すなわち、静圧軸受けパッド27−1〜27−3は、それぞれの中心を結ぶ線分が二等辺三角形を形成するように配置される。
また、図4中、Y軸方向に直線案内されながらX軸方向にも直線案内される可動部分は、Xスライダ24と、静圧軸受けパッド25−5、25−6、25−7、25−8と、静圧軸受けパッド27−4、27−5、27−6である。Xスライダ24はビーム23−1に沿って移動可能なようにYスライダ23に組み合わされている。ビーム23−1はX軸方向に延びる2つの側面を持つ四角形の断面形状を有する。Xスライダ24は、Yスライダ23のビーム23−1の2つの側面に対向する2つの内面を持つ略逆U形状の断面形状を有する。
静圧軸受けパッド25−5〜25−8はそれぞれ、X軸及びZ軸まわりの回転2自由度を持つ継ぎ手(図示省略)を介してXスライダ24の2つの内面に設置されている。静圧軸受けパッド27−4〜27−6はそれぞれ、Xスライダ24の下面に設置されている。Yスライダ23においては、ビーム23−1のX軸方向に延びる2つの側面がXスライダ24を案内するための基準面として形成されている。静圧軸受けパッド25−5〜25−8はビーム23−1の側面に圧縮空気を吹き出すためのものである。静圧軸受けパッド27−4〜27−6は、ベース20の上面に圧縮空気を吹き出すためのものである。
このX−Yステージ装置では、Yスライダ23の駆動源として、ガイドレール21とYスライダ23との間、ガイドレール22とYスライダ23との間にそれぞれ構成された一対のリニアモータ31を使用している。一方、Xスライダ24の駆動源としてYスライダ23とXスライダ24との間に構成されたリニアモータ32を使用している。リニアモータ31、32は同じ構造であり、周知であるのでリニアモータ31について簡単に説明する。リニアモータ31は、Y軸方向に配列した多数の上側永久磁石とY軸方向に配列した多数の下側永久磁石との間にできるギャップに、Yスライダ23のT形部23−2から延ばした可動コイル(図示省略)を配置して成る。
X−Yステージ装置では、上記の構成要素の他に、各リニアモータには位置制御のための位置検出センサとしてリニアスケールとリニアセンサとの組み合わせが必要である。また、一対のリニアモータ31を同期して駆動するための同期制御系が必要である。更に、移動するYスライダ23、Xスライダ24のリニアモータへの電力供給線及びセンサの検出信号線、静圧軸受け用の空気配管が必要である。これらはすべて可撓性を持つように作られ、可撓性配管に収容される。そして、Xスライダ24とYスライダ23との間がXスライダ用の可撓性配管で接続され、Yスライダ23とベース20との間が、Xスライダ及びYスライダ用の可撓性配管で接続される。
上記説明のように、従来のX−Yステージ装置では、Yスライダ(下軸)23の上下方向及び水平方向の案内に複数の静圧軸受けパッドを用い、且つXスライダ(上軸)24の上下方向及び水平方向の案内にも複数の静圧軸受けパッドを用いて、Xスライダ23に搭載されるワークテーブルの高い走り精度を得ていた。
静圧軸受けは、一般に高い走り精度(水平方向真直度や移動平面度)を得ることができるが、静止摩擦がほとんど無いため、その停止精度は制御性能に依存し、高価且つ高分解能のリニアスケールを必要としていた。このため、あえて接触摩擦を得るために静圧案内を使用せずにボールねじを使うこともあった。
高分解能のリニアスケールでは、その出力信号周波数の制約から同時に高速度を得ることは困難である。また、ボールねじでは、長ストローク化した場合に危険速度の制約から高速度を得ることは困難である。
一方、静圧案内を使わないスタック型ステージ装置の場合、ワークテーブルの高い移動平面度を得るにはYスライダ(下軸)の走り精度を機械加工で追い込み、且つXスライダの移動に伴って変形しないよう高い剛性を必要とするので必然的に質量が大きくなってしまう。
特開2000−155186号公報
そこで、本発明の課題は、静圧軸受けのような高価な部品をできるだけ減らしたうえで高い停止精度を得ることのできるX−Yステージ装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、移動平面度のばらつきを最小に抑え、且つ高い停止精度を得ることのできるX−Yステージ装置を提供することにある。
本発明の更に他の課題は、移動体の総質量を小さくし、高速/高加速を得ることのできるX−Yステージ装置を提供することにある。
本発明によれば、表面加工されたベースと、該ベース上に一軸方向に延びるように固定されたガイド部材と、該ガイド部材に前記一軸方向と直角な方向に延びるように組み合わされ、かつ該ガイド部材に沿って前記一軸方向に走行可能にされた第1のスライダと、該第1のスライダに沿って前記一軸方向に直角な方向に走行可能に該第1のスライダに組み合わされた第2のスライダとを備え、前記第1のスライダは、前記ガイド部材にころがり軸受けを介して支持されてリニアモータを駆動源として前記ベース表面から離れて走行可能に構成されており、前記第2のスライダは、前記第1のスライダとの間にころがり軸受けを介在させてリニアモータを駆動源として走行可能に構成されていると共に、前記ベース表面に対向する下面に複数の静圧軸受けが設けられていることにより前記ベース表面上をそこから浮上した状態で走行可能にされ、これによって該第2のスライダの全荷重を前記複数の静圧軸受けで支持する一方、該第2のスライダの走行を前記第1のスライダとの間の前記ころがり軸受けでガイドすることを特徴とするX−Yステージ装置が提供される。
本X−Yステージ装置においては、前記第2のスライダの下側に、前記ベース表面に吸着可能な減圧式の吸着パッドによる少なくとも1個のブレーキ機構が設けられる。
このブレーキ機構においては、前記第2のスライダに取り付けられて前記ベース表面に接近、離反する方向に変形可能な板ばねに前記吸着パッドが取り付けられる。
本X−Yステージ装置においてはまた、前記ガイド部材は、所定間隔をおいて互いに平行に前記一軸方向に延びる第1、第2のガイド部材から成り、前記第1のスライダは前記第1、第2のガイド部材の間に架け渡されて、その両端部においてそれぞれ前記ころがり軸受けを介して支持される。
本発明によるX−Yステージ装置は以下のような効果を持つ。
(1)表面仕上げ加工されたベース上面を上下方向の静圧軸受けの案内面として使えるので高い移動平面度を得ることができる。
(2)XスライダのX軸方向、Y軸方向の停止時に、ころがり案内の摩擦力により高い停止精度を得ることができる。
(3)摩擦力でXスライダ停止時の整定性を得られるので、高分解能な位置センサを必要としなくなり、高い移動速度を得ることができる。
(4)図4で説明したX−Yステージ装置に比べて多数の静圧軸受けパッドを省略することで移動体の質量を軽くできるので、リニアモータの推力に対し高加速度を得ることができる。
(5)案内系に静圧案内ところがり案内を複合させているので、全て静圧案内とする場合より低コストを達成できる。
図1、図2を参照して、本発明によるX−Yステージ装置の好ましい実施の形態について説明する。
図1、図2において、本X−Yステージ装置は、上面を表面仕上げ加工して案内面としたベース100が架枠200に固定されている。ベース100は、通常、石定盤が用いられる。本X−Yステージ装置の固定部は、ベース100と、ベース100上に所定間隔をおいて固定配置されたガイドレール110及び120(第1、第2のガイド部材)である。図1には、互いに直交し合うX軸、Y軸の二方向が示されている。ガイドレール110、120はそれぞれY軸方向に延びている。このX−Yステージ装置において、ガイドレール110、120に沿ってY軸方向に直線案内される可動部分は、Yスライダ130である。Yスライダ130は、ガイドレール110と120との間に架け渡して配置され、Yスライダ130の両端部とガイドレール110、120との間にそれぞれ介在するように設けられたころがり軸受け111、121によりY軸方向に走行可能に支持されている。Yスライダ130は、ベース100の上面から離れて走行する。
また、図1中、Y軸方向に直線案内されながらX軸方向にも直線案内される可動部分は、Xスライダ140と、静圧軸受けパッド141、142、143である。Xスライダ140はYスライダ130に沿って移動可能なようにYスライダ130に組み合わされている。つまり、Yスライダ130は、X軸方向に延びるガイドレール131を有する。このガイドレール131とXスライダ140との間に、前述したころがり軸受け111、121と同様のころがり軸受け(図示せず)が介在するようにされていることにより、Xスライダ140はYスライダ130に沿って移動可能にされている。
静圧軸受けパッド141〜143は、それぞれXスライダ140の下面に設置され、ベース100の上面に圧縮空気を吹き出すことにより、Xスライダ140をベース100の上面から浮上させて移動可能にするためのものである。この浮上量は、数十μm以下である。言い換えれば、静圧軸受けパッド141〜143は、Xスライダ140及びこの上に搭載されるワークテーブル及びワーク(いずれも図示省略)の全荷重を支えつつこれらを移動可能にするものである。静圧軸受けパッド141〜143は三角形の頂点に対応する位置に配置されるが、三角形の形状は静圧軸受けパッド141〜143の支える可動部分の重心位置に応じて決定される。ここでは静圧軸受けパッド141〜143は二等辺三角形の頂点に対応する位置に配置されている。
図4で説明したX−Yステージ装置と同様、このX−Yステージ装置においても、Yスライダ130の駆動源として、ガイドレール110に隣接してY軸方向に延びる固定部151とYスライダ130の一端部との間、ガイドレール120に隣接してY軸方向に延びる固定部161とYスライダ130の他端部との間にそれぞれ構成された一対のリニアモータ150、160を使用している。一方、Xスライダ140の駆動源としてYスライダ130とXスライダ140との間に構成されたリニアモータ170を使用している。
リニアモータ150、160、170は同じ構造であり、周知であるのでリニアモータ150について簡単に説明する。リニアモータ150は、Y軸方向に延びる固定部151に互いに対向し合うように2列に配列された多数の永久磁石152と153との間にできるギャップに、Yスライダ130の一端部から逆L形状にして介在させた可動コイル(図示省略)を配置して成る。なお、リニアモータ170においては、多数の永久磁石が上下2列になるように配置され、これらの間に水平に可動コイルが介在している。
本X−Yステージ装置では、上記の構成要素の他に、各リニアモータには位置制御のための位置検出センサとしてリニアスケールとリニアセンサとの組み合わせが設置されるが、図4で説明した位置検出センサの分解能より低い分解能で良い。勿論、リニアスケールとリニアセンサとの組み合わせによるものに限らず、他の周知の位置センサが用いられても良い。また、一対のリニアモータ150、160を同期して駆動するための同期制御系が備えられる。
更に、移動するXスライダ140のリニアモータへの電力供給線や静圧軸受け用の空気配管、Yスライダ130、Xスライダ140のセンサの検出信号線が必要である。これらはすべて可撓性を持つように作られ、可撓性配管に収容される。そして、Xスライダ140とYスライダ130との間がXスライダ用の可撓性配管で接続され、Yスライダ130とベース100との間が、Xスライダ及びYスライダ用の可撓性配管で接続される。図1、図2には、ガイドレール110、120に沿って延びるXスライダ及びYスライダ用の可撓性配管の収容部181、182を示している。
本形態では更に、図2に示されるように、Xスライダ140には、その上に搭載されるテーブル(二点鎖線で示す)をZ軸方向に駆動したり、チルト(傾斜)機能を持たせるための複数の、いわゆるスライドウエッジ機構300が組み込まれている。
図3をも参照して、本形態によるX−Yステージ装置では更に、Xスライダ140の下側に、ベース100の上面に吸着可能な減圧式の吸着パッド191による1個以上(ここでは2個)のブレーキ機構190が設けられる。このブレーキ機構190は、Xスライダ140に設けられた穴(ここでは四角形の穴)の縁部にこの穴を跨ぐように取り付けられてベース100の表面に接近、離反する方向に変形可能な十字形状の板ばね192に吸着パッド191が取り付けられて構成されている。吸着パッド191には、正圧用及び減圧用の空気配管(図示省略)が接続されている。吸着パッド191は、通常はベース100に圧縮空気を吹き出してその上面数十μm上を移動している。一方、Xスライダ140の停止時には、吸着パッド191の下面側を減圧状態にして吸着パッド191をベース100の上面に吸着させる。これにより、ブレーキ機構190はブレーキとして作用する。
以上のようなX−Yステージ装置によれば、Xスライダ140のベース100上の上下方向(Z軸方向)の走行案内は3つの静圧軸受けによりスムーズに行われる。一方、ベース100とYスライダ130との間及びYスライダ130とXスライダ140との間にはころがり軸受けが介在していることによりX軸及びY軸方向には適度な摩擦力が作用する。加えて、ベース100面への吸着パッドによるブレーキ機構を備えていることにより、移動体の停止精度は制御系の制御性能に依存せず、高価かつ高分解能の位置センサを必要としない。また、高分解能のリニアスケールを用いた場合には出力信号周波数の制約から高速度を得ることが困難であったが、本X−Yステージ装置ではそのような制約は生じない。
なお、上記の形態では、Yスライダ130は、その両端部をガイド部材110、120に組み合わせて走行可能にされているが、Yスライダ130を一方のガイド部材のみで片持ち式にて走行可能にすることも可能である。この場合、Yスライダ130の自由端部の下面に静圧軸受けを設けて走行案内を行うようにすれば良い。このような片持ち式のYスライダは、前述した特許文献1に示されている。また、上記の形態では、2本のガイドレールの間に架け渡されたスライダをYスライダ、これに組み合わされたスライダをXスライダと呼んでいるが、これらX、Yの関係が逆になっても良いことは言うまでも無い。更に、上記の形態ではXスライダ140の下面側に3つの静圧軸受けパッドを備えているが、1つ以上あれば良い。
本発明によるX−Yステージ装置の実施の形態を示した平面図である。 図1のX−Yステージ装置を図1の下側から見た正面図である。 図1に示されたブレーキ機構の構成を説明するための図である。 従来のX−Yステージ装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
100 ベース
110、120、131 ガイドレール
111、121 ころがり軸受け
130 Yスライダ
140 Xスライダ
141〜143 静圧軸受けパッド
150、160 リニアモータ
152、153 永久磁石
200 架枠

Claims (4)

  1. 表面加工されたベースと、
    該ベース上に一軸方向に延びるように固定されたガイド部材と、
    該ガイド部材に前記一軸方向と直角な方向に延びるように組み合わされ、かつ該ガイド部材に沿って前記一軸方向に走行可能にされた第1のスライダと、
    該第1のスライダに沿って前記一軸方向に直角な方向に走行可能に該第1のスライダに組み合わされた第2のスライダとを備え、
    前記第1のスライダは、前記ガイド部材にころがり軸受けを介して支持されてリニアモータを駆動源として前記ベース表面から離れて走行可能に構成されており、
    前記第2のスライダは、前記第1のスライダとの間にころがり軸受けを介在させてリニアモータを駆動源として走行可能に構成されていると共に、前記ベース表面に対向する下面に複数の静圧軸受けが設けられていることにより前記ベース表面上をそこから浮上した状態で走行可能にされ、これによって該第2のスライダの全荷重を前記複数の静圧軸受けで支持する一方、該第2のスライダの走行を前記第1のスライダとの間の前記ころがり軸受けでガイドすることを特徴とするX−Yステージ装置。
  2. 請求項1に記載のX−Yステージ装置において、前記第2のスライダの下側にはまた、前記ベース表面に吸着可能な減圧式の吸着パッドによる少なくとも1個のブレーキ機構が設けられていることを特徴とするX−Yステージ装置。
  3. 請求項2に記載のX−Yステージ装置において、前記ブレーキ機構においては、前記第2のスライダに取り付けられて前記ベース表面に接近、離反する方向に変形可能な板ばねに前記吸着パッドが取り付けられていることを特徴とするX−Yステージ装置。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載のX−Yステージ装置において、前記ガイド部材は、所定間隔をおいて互いに平行に前記一軸方向に延びる第1、第2のガイド部材から成り、前記第1のスライダは前記第1、第2のガイド部材の間に架け渡されて、その両端部においてそれぞれ前記ころがり軸受けを介して支持されていることを特徴とするX−Yステージ装置。
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