JPWO2019106723A1 - レドックスフロー電池 - Google Patents

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Abstract

電池セルと、正極電解液及び負極電解液をそれぞれ貯留する正極電解液タンク及び負極電解液タンクと、前記各タンクと前記電池セルとの間で前記各電解液を循環させる正極循環流路及び負極循環流路と、一方の開口端が前記正極電解液に浸漬され、中間部が前記両電解液の液面よりも上方に架け渡され、他方の開口端が前記負極電解液に浸漬される管材を有する連通管と、を備えるレドックスフロー電池。

Description

本発明は、レドックスフロー電池に関する。
大容量の蓄電池の一つとして、電池セルに正負の各電解液を循環流通させて充放電を行うレドックスフロー電池(以下、「RF電池」と呼ぶ場合がある)が知られている(例えば、特許文献1、2を参照)。RF電池は、電池セルと、正極電解液及び負極電解液をそれぞれ貯留する正極電解液タンク及び負極電解液タンクと、各タンクと電池セルとの間で各電解液を循環させる正極循環流路及び負極循環流路とを備える。特許文献1、2には、正極電解液タンクと負極電解液タンクとを連通する連通管を備えるRF電池が記載されている。
特開2013−25964号公報 特開2013−37814号公報
本開示のレドックスフロー電池は、
電池セルと、
正極電解液及び負極電解液をそれぞれ貯留する正極電解液タンク及び負極電解液タンクと、
前記各タンクと前記電池セルとの間で前記各電解液を循環させる正極循環流路及び負極循環流路と、
一方の開口端が前記正極電解液に浸漬され、中間部が前記両電解液の液面よりも上方に架け渡され、他方の開口端が前記負極電解液に浸漬される管材を有する連通管と、を備える。
実施形態に係るレドックスフロー電池の概略構成図である。 セルスタックの概略構成図である。 実施形態に係るレドックスフロー電池に備える連通管の寸法を説明する図である。 実施形態に係るレドックスフロー電池に備える連通管の開口端の別の一例を示す図である。 変形例1に係るレドックスフロー電池の概略構成図である。 変形例2に係るレドックスフロー電池の概略構成図である。
[本開示が解決しようとする課題]
レドックスフロー電池(RF電池)では、運転中、充放電の繰返しに伴い、電池セル内において正極電極と負極電極との間に介在される隔膜を通って正負の電解液が一方から他方へ移動する現象(「液移り」と呼ばれる)が生じることがある。これにより、正極電解液タンク及び負極電解液タンク内の電解液の液量に差が生じ、電池容量(放電容量)が低下する場合がある。
このような液移りによる不具合を解消するため、特許文献1、2では、正極電解液タンクと負極電解液タンクとを連通管で接続し、各タンク内の電解液の液量に差が生じたときに、連通管を介して各タンク内の電解液の液面が同じ高さになるように調整している。しかしながら、特許文献1、2では、連通管が各タンク内の電解液の液面と略同じ位置、或いはそれより低い位置に接続されて配置されている。そのため、各タンクの連通管の接続部から電解液が漏出したり、連通管が破損した場合には連通管から電解液が流出する虞がある。
そこで、本開示は、正極電解液タンク及び負極電解液タンク内の電解液の液量を調整できながら、電解液がタンク外に流出することを抑制できるレドックスフロー電池を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示によれば、正極電解液タンク及び負極電解液タンク内の電解液の液量を調整できながら、電解液がタンク外に流出することを抑制できるレドックスフロー電池を提供できる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本願発明の一態様に係るレドックスフロー電池は、
電池セルと、
正極電解液及び負極電解液をそれぞれ貯留する正極電解液タンク及び負極電解液タンクと、
前記各タンクと前記電池セルとの間で前記各電解液を循環させる正極循環流路及び負極循環流路と、
一方の開口端が前記正極電解液に浸漬され、中間部が前記両電解液の液面よりも上方に架け渡され、他方の開口端が前記負極電解液に浸漬される管材を有する連通管と、を備える。
上記レドックスフロー電池によれば、連通管の一方及び他方の開口端がそれぞれ正極電解液及び負極電解液に浸漬され、連通管の中間部が両電解液の液面よりも上方に架け渡されている。連通管内に電解液が満たされることによって連通管がサイフォン状態になり、連通管は、各タンク内の電解液の液量に差が生じたときに、サイフォンの原理により両電解液の液面が同じになるように調整する。よって、各タンク内の電解液の液面が維持されるように、電解液の液量を自動的に調整できる。連通管が破損した場合、連通管内に空気が入り込み、サイフォン状態が破られる。連通管の中間部が両電解液の液面よりも上方に配置されているため、破損したとしても、サイフォン状態が破られることによって連通管内の電解液が各タンク内に戻される。よって、連通管が破損したとしても、連通管から電解液がタンク外に流出することを抑制できる。したがって、上記レドックスフロー電池は、正極電解液タンク及び負極電解液タンク内の電解液の液量を調整できながら、電解液がタンク外に流出することを抑制できる。
(2)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記正極循環流路及び前記負極循環流路の少なくとも一方の循環流路と前記連通管とを接続する導入管と、
前記導入管を開閉する開閉弁と、を備えることが挙げられる。
連通管をサイフォン状態にするためには、連通管内に電解液を満たしておく必要がある。上記形態によれば、導入管を備えることで、レドックスフロー電池の始動時に導入管を利用して連通管に電解液を導入することができ、連通管内に電解液を満たすことができる。また、開閉弁を備えており、連通管内に電解液が満たされた状態で開閉弁により導入管を閉じて循環流路と連通管との間を遮断することで、サイフォン状態を形成することができる。
(3)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記連通管の開口端が前記各タンク内の底部側に位置することが挙げられる。
連通管内に気体が入ると、サイフォン状態が破られる虞がある。各タンク内の電解液の液面近傍では気泡が発生することがあるため、各タンク内の液面に近い位置に連通管の開口端が位置する場合、開口端から気泡が取り込まれ易い。上記形態によれば、連通管の開口端が各タンク内の底部側に位置することで、開口端から気泡が取り込まれ難く、連通管のサイフォン状態が維持され易い。
(4)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記連通管の開口端が上に向くように形成されていることが挙げられる。
上記形態によれば、連通管の開口端が上に向くように形成されていることで、開口端から気泡が取り込まれ難く、連通管のサイフォン状態が維持され易い。
(5)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記連通管に流量調整弁を備えることが挙げられる。
上記形態によれば、連通管に流量調整弁を備えることで、連通管を介してサイフォンの原理により両タンク内の電解液の液量を調整する際に、連通管に流れる電解液の流量(移動量)を流量調整弁によって制御することが可能である。
(6)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記連通管内から気泡を抜くためのガス抜き配管を備え、
前記ガス抜き配管は、前記連通管に一端が接続され、前記正極循環流路及び前記負極循環流路の少なくとも一方の循環流路に他端が接続されていることが挙げられる。
上記形態によれば、ガス抜き配管を備えることで、連通管内に滞留する気泡をガス抜き配管を通して循環流路に排出することができ、連通管のサイフォン状態を維持することが可能である。
[本願発明の実施形態の詳細]
本願発明の実施形態に係るレドックスフロー電池(RF電池)の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。なお、本願発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
《RF電池》
実施形態に係るRF電池は、代表的には、交流/直流変換器を介して電力系統に接続され、充電と放電とを行う。充放電は、酸化還元により価数が変化する金属イオンを活物質として含有する正極電解液及び負極電解液を使用し、正極電解液に含まれるイオンの酸化還元電位と、負極電解液に含まれるイオンの酸化還元電位との差を利用して行う。
図1〜図2を参照して、実施形態に係るRF電池1の一例を説明する。実施形態のRF電池1は、図1に示すように、電池セル100と、正極電解液タンク106及び負極電解液タンク107と、正極循環流路120及び負極循環流路130とを備える。RF電池1の特徴の1つは、サイフォンの原理により正極電解液タンク106及び負極電解液タンク107内の両電解液10P、10Nの液面が同じになるように調整する連通管40を備える点にある。以下、RF電池1の構成について詳しく説明する。
(電池セル)
電池セル100は、図1に示すように、正極電極104と、負極電極105と、両電極104、105間に介在される隔膜101とを有し、隔膜101を挟んで正極セル102と負極セル103とが形成されている。隔膜101は、例えば水素イオンを透過するイオン交換膜である。電池セル100(正極セル102及び負極セル103)には、正極循環流路120及び負極循環流路130が接続され、正極電解液10P及び負極電解液10Nが循環する。電解液10P、10Nは、活物質として同種の金属イオンを含有するものが挙げられる。電解液10P、10Nとしては、例えば、バナジウムイオンを含有する電解液、マンガンイオン又はチタンイオン、或いはマンガンイオン及びチタンイオンの双方を含有する電解液などが挙げられる。
電池セル100は、単数の電池セル100を備える単セルで構成されていてもよいし、複数の電池セル100を備える多セルで構成されていてもよい。多セルの場合、図2に示すような、電池セル100を複数積層してなるセルスタック2と呼ばれる形態が利用される。セルスタック2は、サブスタック200をその両側から2枚のエンドプレート220で挟み込み、両側のエンドプレート220を締付機構230で締め付けることで構成されている(図2の下図参照)。図2では、複数のサブスタック200を備える形態を例示している。サブスタック200は、セルフレーム3、正極電極104、隔膜101、及び負極電極105を順に複数積層してなり(図2の上図参照)、その積層体の両端に給排板210が配置された構成である。セルスタック2における電池セル100の積層数は適宜選択できる。
セルフレーム3は、図2の上図に示すように、正極電極104と負極電極105との間に配置される双極板31と、双極板31の周囲に設けられる枠体32とを有する。双極板31の一面側には、正極電極104が配置され、双極板31の他面側には、負極電極105が配置される。枠体32の内側には、双極板31が設けられ、双極板31と枠体32により凹部32oが形成される。凹部32oは、双極板31の両側にそれぞれ形成されている。各凹部32oに正極電極104及び負極電極105が双極板31を挟んで収納され、隣接する各セルフレーム3の枠体32の一面側と他面側とが互いに対向して突き合わされる。サブスタック200(セルスタック2)では、隣接する各セルフレーム3の双極板31の間に、隔膜101を挟んで正極電極104及び負極電極105が配置され、1つの電池セル100が形成されることになる。各セルフレーム3の枠体32の間には、電解液の漏洩を抑制するため、Oリングや平パッキンなどの環状のシール部材37が配置されている。
双極板31は、例えば、プラスチックカーボンなどで形成され、枠体32は、例えば、塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素樹脂、エポキシ樹脂などのプラスチックで形成されている。この例では、セルフレーム3は、双極板31の周囲に枠体32が射出成型などにより一体化されている。
電池セル100への電解液の流通は、給排板210(図2の下図参照)を介して、図2の上図に示すセルフレーム3の枠体32に貫通して設けられた給液マニホールド33、34及び排液マニホールド35、36と、枠体32に形成された給液スリット33s、34s及び排液スリット35s、36sにより行われる。この例に示すセルフレーム3(枠体32)の場合、正極電解液は、枠体32の下部に設けられた給液マニホールド33から枠体32の一面側に形成された給液スリット33sを介して正極電極104に供給され、枠体32の上部に形成された排液スリット35sを介して排液マニホールド35に排出される。同様に、負極電解液は、枠体32の下部に設けられた給液マニホールド34から枠体32の他面側に形成された給液スリット34sを介して負極電極105に供給され、枠体32の上部に形成された排液スリット36sを介して排液マニホールド36に排出される。双極板31が設けられる枠体32の内側の下縁部及び上縁部には、縁部に沿って整流部(図示せず)が形成されていてもよい。整流部は、給液スリット33s、34sから供給される各電解液を各電極104、105の下縁部に沿って拡散させたり、各電極104、105の上縁部から排出される各電解液を排液スリット35s、36sへ集約する機能を有する。
(正極電解液タンク及び負極電解液タンク)
正極電解液タンク106及び負極電解液タンク107は、図1に示すように、正極電解液10P及び負極電解液10Nをそれぞれ貯留する。各タンク106、107の形状は同じで、容量も同じである。各タンク106、107内の上部側(電解液10P、10Nの液面よりも上側)は気相部になっている。各タンク106、107は、各循環流路120、130の往路配管108、109及び復路配管110、111が接続される出口部61、71及び入口部62、72を有する。この例では、出口部61、71及び入口部62、72は、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面よりも高い位置、具体的には、各タンク106、107の上部に設けられている。出口部61、71及び入口部62、72にはそれぞれ、開閉弁66、76が取り付けられている。
また、各タンク106、107は、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面よりも高い位置に連通管40が接続される開口部64、74を有する。この例では、各タンク106、107の上部に開口部64、74が設けられている。開口部64、74には、開閉弁67、77が取り付けられている。
(正極循環流路及び負極循環流路)
正極循環流路120及び負極循環流路130は、図1に示すように、各タンク106、107と電池セル100との間を接続し、各タンク106、107と電池セル100との間で各電解液10P、10Nを循環させる。正極循環流路120は、正極電解液タンク106から正極セル102へ正極電解液10Pを送る往路配管108と、正極セル102から正極電解液タンク106へ正極電解液10Pを戻す復路配管110とを有する。負極循環流路130は、負極電解液タンク107から負極セル103へ負極電解液10Nを送る往路配管109と、負極セル103から負極電解液タンク107へ負極電解液10Nを戻す復路配管111とを有する。各循環流路120、130の往路配管108、109は各タンク106、107の出口部61、71に接続され、復路配管110、111は各タンク106、107の入口部62、72に接続される。
各往路配管108、109の端部は、各タンク106、107の出口部61、71から各タンク106、107内に挿入され、端部の開口端81、91が各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面よりも低い位置に設けられている。つまり、各往路配管108、109の開口端81、91が各電解液10P、10Nに浸漬されており、それぞれの開口端81、91から各電解液10P、10Nが取り込まれる。この例では、各往路配管108、109の開口端81、91が各タンク106、107内の底部側に位置する。ここでいう「各タンク内の底部側」とは、電解液10P、10Nの液面よりも下側であって、各タンク106、107の底面から電解液10P、10Nの液面までの高さをhとするとき、各タンク106、107の底面からh/2以下の範囲をいう。
各往路配管108、109には、各タンク106、107から各電解液10P、10Nを吸い上げて圧送するポンプ112、113が設けられている。充放電を行う運転時、各ポンプ112、113により、各電解液10P、10Nが電池セル100(正極セル102及び負極セル103)に循環される。充放電を行わない待機時には、各ポンプ112、113が停止され、各電解液10P、10Nが循環されない。
(連通管)
連通管40は、図1に示すように、一方の開口端41が正極電解液10Pに浸漬され、中間部43が両電解液10P、10Nの液面よりも上方に架け渡され、他方の開口端42が負極電解液10Nに浸漬される管材であり、各タンク106、107内の液相部同士を連通する。連通管40は、各タンク106、107の開口部64、74に接続される。この例では、連通管40の両端部が各タンク106、107の開口部64、74から各タンク106、107内に挿入され、両端部の開口端41、42が各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面よりも低い位置にそれぞれ設けられている。中間部43は、各タンク106、107よりも高い位置に取り付けられている。また、この例では、連通管40の開口端41、42が各タンク106、107内の底部側に位置する。
連通管40は、連通管40内に電解液が満たされることによりサイフォン状態になる。これにより、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液量に差が生じたときに、サイフォンの原理により両電解液10P、10Nの液面が同じ高さになるように調整する。連通管40(特に、中間部43)を構成する管材が透明材料で形成されている場合、連通管40内に電解液が満たされていることを外から視認できる。中間部43における頂部(最も高い位置となる部分)に窓部を設け、この窓部を透明材料で形成してもよい。透明材料としては、例えば、塩化ビニル樹脂などの透明樹脂やガラスが挙げられる。
連通管40は、サイフォンの原理が成立するように適宜設計すればよい。以下では、図3を主に参照して、連通管の寸法について説明する。
各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面から連通管40の頂部までの高さHを高くし過ぎると、サイフォンの原理による電解液の移送が不可能になる。サイフォンの原理が成立する最大高さHmaxは、タンク内の圧力P0(N/m)、電解液の密度ρ(kg/m)、重力加速度g(m/s)とするとき、次式により求まる。
max=P0/ρ・g
ここで、圧力P0が大気圧(1.013×10N/m)と等しく、電解液の密度ρが1400kg/mである場合、Hmaxは7.38mになる。よって、中間部43の取付高さ(高さHに相当)は、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液面から7.38m未満とすることが挙げられる。
また、連通管40の長さLが長くなると、連通管40内の摩擦抵抗が増加して損失ヘッドが大きくなり、連通管40に流れる電解液の流速が低下するため、電解液の液面の調整に時間がかかる。電解液の液面の調整は、例えば10分(600秒)以内に完了することが望ましい。よって、連通管40の長さLは、連通管40に流れる電解液の流速が一定以上確保されるように設定することが望ましく、例えば15m、更に10m以下とすることが挙げられる。
連通管40の内径dも適宜設定すればよく、例えば10mm以上150mm以下、更に20mm以上100mm以下とすることが挙げられる。なお、連通管40の内径dによっても損失ヘッドの大きさが変わり、内径dが小さいほど、損失ヘッドが大きくなる。よって、連通管40の長さLは内径dに応じて適宜設定することが望ましい。具体的には、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液量に差が生じたときに、両電解液10P、10Nの液面が同じ高さになるまでの時間が10分(600秒)以内となるように設定することが望ましい。この場合、例えば、連通管40の長さLは内径dの100倍以下とする(L≦100d)ことが挙げられ、具体的には、内径dが100mmでは長さLは10m以下、dが50mmではLは4.5m以下、dが20mmではLは1.7m以下とすることが挙げられる。
(導入管)
図1に例示するRF電池1は、正極循環流路120と連通管40とを接続する導入管50と、導入管50を開閉する開閉弁51とを備える。この例では、導入管50は、正極循環流路120の往路配管108から分岐するように一端が接続され、導入管50の他端が連通管40の中間部43に接続されている。また、この例では、往路配管108における導入管50との接続箇所より下流側(電池セル100側)に開閉弁69が設けられている。
導入管50及び開閉弁51は、RF電池1の始動時に連通管40内に電解液を満たしてサイフォン状態を形成するために使用される。具体的には、RF電池1の始動時、開閉弁51を開いて往路配管108と連通管40とが導入管50を介して連通した状態でポンプ112を起動し、連通管40に電解液10Pを流通させる。これにより、連通管40に電解液10Pを導入して、連通管40内に電解液を満たすことができる。そして、連通管40内に電解液が満たされた状態で開閉弁51により導入管50を閉じて往路配管108と連通管40との間を遮断し、連通管40内を液密状態とすることで、サイフォン状態が形成される。RF電池1の始動後、運転中は開閉弁51が常時閉状態となる。
ここで、RF電池1のメンテナンス時など、例えば連通管40をタンク106、107から取り外すときは、ポンプ112を停止し、開閉弁51を開状態とする。これにより、サイフォン状態が解除され、連通管40内の電解液が各タンク106、107内に戻されるため、メンテナンス作業が容易になる。また、連通管40をタンク106、107から取り外した後、開閉弁67、77を閉じることで、開口部64、74からタンク106、107内に空気が入り込むことを防止できる。よって、メンテナンス中、電解液10P、10Nの酸化を抑制できる。
この例では、導入管50を正極循環流路120(往路配管108)に接続して取り付ける場合を例に挙げて説明したが、導入管50は負極循環流路130(往路配管109)に取り付けてよいし、両方の循環流路120、130に取り付けることも可能である。
(気相連通管)
図1に例示するRF電池1は、各タンク106、107内の気相部同士を連通する気相連通管45を備える。この気相連通管45により、両タンク106、107内の圧力を同じにすることができる。気相連通管45は、各タンク106、107の上方に架け渡されるように配置されており、この例では、各タンク106、107の上部に設けられた開口部65、75に気相連通管45が接続されている。開口部65、75には、開閉弁68、78が取り付けられている。
{実施形態の効果}
上述した実施形態に係るRF電池1は、次の作用効果を奏する。
連通管40を備えることで、RF電池1の運転中、各タンク106、107内の電解液10P、10Nの液量に差が生じたときは、連通管40を介してサイフォンの原理により両電解液10P、10Nの液面が同じになるように自動的に調整できる。また、連通管40の中間部43が両電解液10P、10Nの液面よりも上方に配置されているため、破損したとしても、サイフォン状態が破られることによって連通管40内の電解液が各タンク106、107内に戻される。よって、連通管40が破損したとしても、連通管40から電解液がタンク106、107外に流出することを抑制できる。更に、各タンク106、107において、両電解液10P、10Nの液面よりも高い位置に連通管40が接続される開口部64、74が設けられているため、開口部64、74から電解液10P、10Nが漏出することがない。よって、正極電解液タンク106及び負極電解液タンク107内の電解液10P、10Nの液量を自動的に調整できながら、電解液10P、10Nがタンク106、107外に流出することを効果的に抑制できる。
導入管50及び開閉弁51を備えることで、RF電池1の始動時に連通管40内に電解液を満たしてサイフォン状態を形成することができる。
連通管40の開口端41、42が各タンク106、107内の底部側に位置するため、開口端41、42から気泡が取り込まれ難く、連通管40のサイフォン状態が維持され易い。
更に、図4に示すように、連通管40の両端部の先端がJ字状に屈曲して、開口端41、42が上に向くように形成されていると、開口端41、42から気泡が取り込まれ難く、サイフォン状態がより維持され易い。
図5、図6を参照して、実施形態に係るRF電池1の変形例を説明する。
[変形例1]
図5に示す変形例1のRF電池1は、連通管40に流量調整弁44を備える点が上述した図1に示す実施形態と相違しており、その他の構成は同様である。
(流量調整弁)
流量調整弁44は、連通管40の途中に設けられており、連通管40に流れる電解液の流量を制御する。この例では、図5に示すように、流量調整弁44が連通管40の中間部43に設けられている。変形例1のRF電池1では、連通管40を介して両タンク106、107内の電解液10P、10Nの液量を調整する際に、電解液の流量(移動量)を流量調整弁44によって制御することが可能である。また、場合によっては、流量調整弁44を閉じて、電解液の移送を停止することも可能である。この例では、流量調整弁44が電動弁である。
[変形例2]
図6に示す変形例2のRF電池1は、連通管40内から気泡を抜くためのガス抜き配管55を備える点が上述した図1に示す実施形態と相違しており、その他の構成は同様である。
(ガス抜き配管)
ガス抜き配管55は、連通管40内に誤って取り込まれた気泡を連通管40内から排出するために使用される。ガス抜き配管55は、連通管40に一端が接続され、正極循環流路120及び負極循環流路130の少なくとも一方の循環流路に他端が接続されている。この例では、図6に示すように、ガス抜き配管55の一端が連通管40から分岐するように中間部43に接続され、ガス抜き配管55の他端が負極循環流路130の往路配管109に合流するように接続されている。より具体的には、ガス抜き配管55の一端が中間部43における頂部に接続され、ガス抜き配管55の他端が往路配管109のポンプ113より上流側(タンク107側)に接続されている。
ガス抜き配管55には、逆止弁56を備える。逆止弁56は、ガス抜き配管55の途中に設けられ、負極循環流路130(往路配管109)から連通管40への流通を阻止する。更に、この例では、逆止弁56より下流側(往路配管109側)に開閉弁57が設けられている。開閉弁57は、連通管40内から気泡を抜くときは開状態とし、連通管40内から気泡を抜く必要がないときは閉状態とする。
変形例2のRF電池1では、連通管40内に誤って気泡が取り込まれた場合に、ポンプ113の吸引を利用して、連通管40内に滞留する気泡をガス抜き配管55を通して負極循環流路130(往路配管109)に排出することができる。よって、連通管40のサイフォン状態を維持することが可能である。また、ガス抜き配管55に逆止弁56が設けられているので、ポンプ113が停止して往路配管109が空の状態になっても、往路配管109から連通管40への気体の侵入を阻止できる。そのため、ポンプ113が停止しても、連通管40のサイフォン状態が維持されることになり、連通管40内の電解液が各タンク106、107内に戻されることもない。
更に、開閉弁57の開度を調整することで、ガス抜き配管55に流れる電解液の流量を制御し、連通管40から往路配管109へ電解液が不用意に流出することを抑制できる。具体的には、ポンプ113の吸引でガス抜き配管55を通して連通管40から往路配管109へ電解液を少量ずつ送り、連通管40内に滞留する気泡を効率的に取り除く。また、RF電池1のメンテナンス時など、連通管40を取り外すときは、開閉弁57を閉じることで、往路配管109内に空気が入り込むことを防止できる。
{実施形態の用途}
実施形態に係るレドックスフロー電池は、負荷平準化用途、瞬低補償や非常用電源などの用途、大量導入が進められている太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの出力平滑化用途などに利用できる。
1 レドックスフロー電池(RF電池)
2 セルスタック
3 セルフレーム
31 双極板
32 枠体
32o 凹部
33、34 給液マニホールド
35、36 排液マニホールド
33s、34s 給液スリット
35s、36s 排液スリット
37 シール部材
40 連通管
41、42 開口端
43 中間部
44 流量調整弁
45 気相連通管
50 導入管
51 開閉弁
55 ガス抜き配管
56 逆止弁
57 開閉弁
61、71 出口部
62、72 入口部
64、74 開口部
65、75 開口部
66、67、68、69、76、77、78 開閉弁
81、91 開口端
100 電池セル
101 隔膜
102 正極セル
103 負極セル
104 正極電極
105 負極電極
106 正極電解液タンク
107 負極電解液タンク
108、109 往路配管
110、111 復路配管
112、113 ポンプ
120 正極循環流路
130 負極循環流路
10P 正極電解液
10N 負極電解液
200 サブスタック
210 給排板
220 エンドプレート
230 締付機構

Claims (6)

  1. 電池セルと、
    正極電解液及び負極電解液をそれぞれ貯留する正極電解液タンク及び負極電解液タンクと、
    前記各タンクと前記電池セルとの間で前記各電解液を循環させる正極循環流路及び負極循環流路と、
    一方の開口端が前記正極電解液に浸漬され、中間部が前記両電解液の液面よりも上方に架け渡され、他方の開口端が前記負極電解液に浸漬される管材を有する連通管と、を備えるレドックスフロー電池。
  2. 前記正極循環流路及び前記負極循環流路の少なくとも一方の循環流路と前記連通管とを接続する導入管と、
    前記導入管を開閉する開閉弁と、を備える請求項1に記載のレドックスフロー電池。
  3. 前記連通管の開口端が前記各タンク内の底部側に位置する請求項1又は請求項2に記載のレドックスフロー電池。
  4. 前記連通管の開口端が上に向くように形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
  5. 前記連通管に流量調整弁を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
  6. 前記連通管内から気泡を抜くためのガス抜き配管を備え、
    前記ガス抜き配管は、前記連通管に一端が接続され、前記正極循環流路及び前記負極循環流路の少なくとも一方の循環流路に他端が接続されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のレドックスフロー電池。
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