JPWO2019097998A1 - 竪型粉砕機、及び、竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法 - Google Patents

竪型粉砕機、及び、竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法 Download PDF

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Abstract

押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を押圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、押圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に、螺旋状に巻いた発条をロッド部を外嵌するように配する。本発明によれば、複雑な制御装置を備えなくても、スイングレバーを駆動する押圧シリンダに発条を配することにより、粉砕ローラが回転テーブル側に急激に近接することを確実に防止することができる。

Description

本発明は、主に石炭、オイルコークス、スラグ、クリンカー、石灰石、その他の無機原料、又バイオマス等の有機原料を粉砕するに好適な竪型粉砕機に係わる。
従来から、石炭等を粉砕する装置として竪型粉砕機(竪型ミル、或いは竪型ローラミルと称されることもある)と呼ばれる粉砕機が広く用いられている。竪型粉砕機は、機内に回転する回転テーブルと粉砕ローラを備えており、回転テーブル上に供給した原料を、回転テーブルの上に配した粉砕ローラによって噛み込んで効率的に粉砕する。
粉砕ローラを回転テーブル側に押し付ける構造として、例えば、スイングレバーを利用した竪型粉砕機の構造が周知である。スイングレバーを利用した竪型粉砕機は、油圧シリンダによりスイングレバーを回動させて粉砕ローラを回転テーブル側に押し付ける構造となっている。この構成の竪型粉砕機であれば、油圧シリンダの圧力を調整することによって、粉砕する原料の種類に応じて、粉砕ローラを回転テーブル方向に押しつける力(粉砕ローラ圧力と称することもある)を調整することが可能である。なお、スイングレバーを利用した竪型粉砕機として、例えば、回動自在に軸支したスイングレバーの一端側に粉砕ローラを配するとともに他端側に油圧シリンダを配した形式の物が良く知られているが、それ以外の形式の物も知られている。
ここで、竪型粉砕機においては、回転テーブル外周に配したダムリングと呼ばれる堰によって、回転テーブル上に滞留する原料層の厚みを一定に調整する構成となっているものが多い。しかし、例え、回転テーブル外周にダムリングと呼ばれる堰を配していたとしても、竪型粉砕機の運転中において、何らかの原因により、原料層の厚み等が変化してしまうケースもある。例えば、運転中に、竪型粉砕機に供給される原料の量、或いは性状が急激に変化するケースもあり、そのようなケースでは機内における粉砕バランスが変化して、原料層の厚みが急激に変化する可能性がある。
そのため、竪型粉砕機の運転中において、例え、油圧シリンダにより粉砕ローラ圧力を適正に調整していたとしても、運転中に、何らかの原因によって、回転テーブル上にある原料層の厚みが急激に変化し、粉砕挙動が不安定になるケースがあった。
仮に、運転中に回転テーブル上の原料層の厚みが極端に薄くなれば、金属でできた粉砕ローラと回転テーブルが直接接触するメタルタッチという現象が発生する可能性がある。
運転中にメタルタッチが起これば火花等が発生して危険である。そのため、通常、ストッパ等の物理的な安全装置が装備されて粉砕ローラと回転テーブルが直接接触しないように構成されている。
しかしながら、運転中に回転テーブル上の原料層の厚みが急激に極端に薄くなった場合に、例え、前述のストッパ等により、メタルタッチを防止したとしても、粉砕ローラが急激に回転テーブル側に近づいて衝撃が発生するケースがあって、異常振動を引き起こす可能性があった。
前述の原因で生じる異常振動を防止する方法の一つとして、特許文献1に開示されるような従来技術が公知である。特許文献1に開示の従来技術は、回転テーブル上の原料層の状況に応じて粉砕ローラ圧力を変化させるという技術である。
特開平10−286477号公報
特許文献1に開示された従来技術は、異常振動の防止という点で一定の効果が期待できると記載されている。しかし、特許文献1に開示された従来技術では、原料供給量等から原料層の変化を推測し、該推測した結果に基づいて、粉砕ローラの圧下力を変化させている。言い換えれば、特許文献1に記載された従来技術の方式は、状況をセンサ等で測定し、その測定値に基づいて原料層の状態を推測して粉砕ローラの適正な圧力を算出する必要がある。そして、粉砕ローラが適正な圧力になるように、粉砕ローラの圧力を調整する油圧シリンダの油圧制御をしなければならない。
そのため、特許文献1に記載された従来技術の方式は、原料層が変化してから粉砕ローラ圧力を調整するまでに制御の遅れが生じる可能性がある。
しかしながら、特に、運転中に回転テーブル上の原料層の厚みが急激に極端に薄くなるケースにおいては、粉砕ローラが回転テーブル側に急激に移動して衝撃が発生する可能性があるため、リアルタイムで反応できる構造の設備が必要であった。
本発明は、以上、説明したような問題点に鑑みてなされたものであり、竪型粉砕機の運転中に、原料層の厚みが急激に薄くなるケースに対応して、リアルタイムにて確実に対応し、粉砕ローラが回転テーブル側に急激に近接することを防ぐことにより、粉砕の挙動を安定させて、原料を効率良く粉砕するに好適な竪型粉砕機に関する。
上記の目的を達成するため、本発明による竪型粉砕機は、
(1)回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を押圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、押圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配した。
(2)(1)に記載の竪型粉砕機において、前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した。
(3)(1)又は(2)に記載の竪型粉砕機において、前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする。
本発明による竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法は、
(4)回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を油圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法であって、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、油圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配して、油圧シリンダのロッド側油圧ポートに油圧供給ラインを接続し、該油圧シリンダの反ロッド側油圧ポートを油圧排出ラインに接続することによって、油圧供給ラインに供給する油圧を制御しスイングレバーを回動させて、粉砕ローラを回転テーブル側に押しつける粉砕ローラ圧力を制御する。
(5)(4)に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法において、前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した。
(6)(4)又は(5)に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法において、前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする。
また、本発明による竪型粉砕機は、
(7)回転テーブルと、この回転テーブル上に配置され、前記回転テーブルの回転に伴って従動回転する粉砕ローラと、レバー回転軸に回動自在に軸支され、一端に前記粉砕ローラを回転自在に軸支したスイングレバーと、シリンダ部及びこのシリンダ部に対して進退するロッド部を有し、前記ロッド部の一端が前記スイングレバーに連結され、前記ロッド部の進退によって前記スイングレバーを回動させる押圧シリンダと、を有し、前記押圧シリンダによって前記スイングレバーを介して前記粉砕ローラを前記回転テーブル側に移動させて、前記回転テーブル上に投入した原料を前記粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、前記ロッド部の前記スイングレバーとの連結部と、前記シリンダ部との間に弾性体を配した。
(8)(2)に記載の竪型粉砕機において、前記弾性体と前記ロッド部との間に配置されたリテーナと、このリテーナの外周部に装着されて前記弾性体のロッド部延伸方向の長さを調整する調整器と、を更に備えた。
(9)(8)に記載の竪型粉砕機において、前記調整器と前記シリンダ部との間に挿入されたスペーサを更に備えた。
本発明によれば、複雑な制御装置を備えなくても、スイングレバーを駆動する油圧シリンダに弾性を配することにより、粉砕ローラが回転テーブル側に急激に近接することを確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係わり竪型粉砕機の全体構造を説明する図である。 本発明の実施形態に係わり回転テーブル上での粉砕ローラの配置、並びに、スイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置を説明する図である。 本発明の実施形態に係わり、スイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図である。 本発明による他の実施形態(第2実施形態)に係わり、スイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図である。 本発明による他の実施形態(第3実施形態)に係わり、スイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図である。 本発明による他の実施形態(第4実施形態)に係わり、油圧シリンダの構造を説明する図である。 従来技術による竪型粉砕機の全体構造を説明する図である。
以下、図面等に基づき本発明の好ましい実施形態の一例について詳細に説明する。
図1から図3までは本発明の実施形態に係わり、図1は竪型粉砕機の全体構成を説明する概念図であり、図2の(1)は回転テーブル上での粉砕ローラの配置、並びに、図2の(2)はスイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置を説明する図である。図3はスイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図である。
また、図4及び図5は、本発明による他の実施形態に係わり、スイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図であって、図4が第2実施形態を示し、図5が第3実施形態を示す。また、図6は、本発明による他の実施形態に係わり、油圧シリンダの構造を説明する図であって、第4実施形態を示す。なお、図7は従来技術による竪型粉砕機の全体構成を参考として説明する概念図である。
以下、本発明の第1の実施形態による竪型粉砕機1について説明する。本実施形態に係る竪型粉砕機1は、図1に示すように竪型粉砕機1の外郭を形成するケーシング1B、1A、竪型粉砕機1の下部に設置された減速機2Bと駆動モータ2Mによって駆動される回転テーブル2、コニカル型の粉砕ローラ3等を備えている。
竪型粉砕機1は、駆動モータ2Mの駆動用電源としてインバータ電源を備えて、運転中、回転テーブル2の回転速度が任意に変更可能な可変速式の竪型粉砕機1である。
また、図1に示す実施形態の竪型粉砕機1は、回転テーブル2の上方に、分級機24を備えている。分級機24の分級機構は、後述する内部コーン29の上端外周に沿って並べられた複数枚の固定式分級羽根24A(一般的にガイドベーンと称されることもある)、並びに、固定式分級羽根24Aの内周側に、固定式分級羽根24Aと同芯環状に配された回転分級羽根24Bを備えている。回転分級羽根24Bは、竪型粉砕機1の上部に設置された図示しない駆動モータにより駆動され、自在に回転する構成となっている
前述した分級機24の下方には、逆切頭円錐状、所謂、漏斗状に形成された内部コーン29が配されている。内部コーン29は上方に向かって大きく拡径して開口している。
前述したように、内部コーン29の上端外周部に沿って、前述した分級機24の一部を構成する複数枚の固定式分級羽根24Aが等間隔で円環状に並べられて配されている。
また、内部コーン29は、下方中心に向かって小さく縮径して、その下端部に回転テーブル中心方向に開口した開口部29Aを有する。内部コーン29は、前述の構成により、分級機24の回転分級羽根24Bを通過できなかった原料等を、大きく拡径した開口部分から内部に落下させて、下端に形成した開口部29Aを介して、回転テーブル2の中心付近に戻す構成となっている。
さらに、図1に示す竪型粉砕機では、上部から回転テーブル方向に向かって伸びる原料供給シュート35が配されている。原料供給シュート35を介して竪型粉砕機1の上部から供給された原料が、回転テーブル2の中心付近に投入される構成となっている。この方式の竪型粉砕機1は、センターシュート式の竪型粉砕機1と称されることもある。
また、図1に示す竪型粉砕機1には、回転テーブル2の下方にガスを導入するためのガス供給口33を設けており、さらに回転テーブル2の上方に該ガスと共に製品を取り出すための上部取出口39を設けている。図1に示した竪型粉砕機1は前述の構成によって、運転中に、ガス供給口33よりガス(本実施形態においては空気)を導入することによって、回転テーブル2の下方から分級機24を通過して上部取出口39へと流れるガスの気流が生じる構成となっている。
なお、回転テーブル2上で粉砕された原料は、前記ガスにより吹き上げられてケーシング内を上昇し、分級機24方向に流れるが、径が大きく重量の大きな原料は分級機24まで到達できずに、或いは通過できずに落下することによって、竪型粉砕機1内で循環し、再度粉砕される循環原料となる。そして、分級機24を通過した径の小さな原料は、上部取出口39から製品として取り出される。
図1に示す竪型粉砕機1は複数の粉砕ローラ3を備える。複数の粉砕ローラ3は、図2(1)に示すように、回転テーブル2の上面2Aに、回転方向に等間隔に配置される。本実施形態においては4個の粉砕ローラ3が配されている。これらの粉砕ローラ3は、図2(2)に示すように、回転テーブル2に向かう方向に付勢されている。4個の粉砕ローラ3は、回転テーブル2の上面2Aの外周側に、回転テーブル2の中心軸を通る直交軸の各軸上でそれぞれ2個ずつ対向するようにして配されている。なお、粉砕ローラ3は、回転テーブル2が回転することにより、原料を介して、回転テーブル2に従動して回転する。
なお、本実施形態に用いることのできる竪型粉砕機1の型式は、前述したものに限らないことは勿論であり、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で変更が可能である。
以下、粉砕ローラ3を回転テーブル2側に押し付ける機構について詳細に説明する。
本実施形態における粉砕ローラ3の押圧機構は、図2及び図3に示すように、ケーシング1Aで支持したレバー回転軸3Bによりスイングレバー3Aを回動自在に軸支する構成となっている。
なお、本実施形態においては、レバー回転軸3Bをケーシング1Aで支持した構成としたが、本発明の適応の範囲がこれに限らないことは勿論であって、例えば、基礎上に設置した鋼製、或いはコンクリート製の架台を設置して、架台上にレバー回転軸3Bを支持する軸受けを設置して支持する構造等としても良く、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において、公知の方法等が使用可能である。
図1に示す本実施形態においては、レバー回転軸3Bで中心部付近を回転自在に軸支したスイングレバー3Aの一端側となる上方側アーム部分に粉砕ローラ3を配した。詳細を説明しないが、スイングレバー3Aの上方アーム部分には、軸受部分が形成され、粉砕ローラ3は、この軸受部分に回転自在に支持された回転軸に軸支されて、回転テーブル2の回転方向に回転自在な構成となっている。
また、スイングレバー3Aの一端側となる上方側アーム部分に対して、他端側となる下方側アーム部分には、ロッド連結軸3Cを介して、押圧シリンダ10が連結されている。
なお、本実施形態においては、図2及び図3に示す構造のスイングレバー3Aを使用する例を説明する。しかし、本発明に適応できるスイングレバーの構成は前述したタイプに限らないことは勿論である。例えば、第2の実施形態では、図4の(1)及び(2)に側面図と背面図を概念的に示すように、レバー回転軸3b1を介して2つの部材が連結されて1つのスイングレバー3a1を構成する。また、第3の実施形態では、図5に示すように、スイングレバー3a2の、レバー回転軸3b2に対して粉砕ローラ3側に位置する部分に、ロッド連結軸3c2が配置されている。このように、本発明の技術思想を逸脱しない範囲において変更が可能である。
これらの実施形態における押圧シリンダ10としては、例えば油圧式シリンダを用いることができる。この場合、押圧シリンダ10は、シリンダ部13とロッド部11とを備え、シリンダ部13を下方側にして、ロッド部11が上方側に配置されるように配置されている。上方側にあるロッド部11には、カップリング部18を介してレバー連結部14Aが連結されている。レバー連結部14Aは、スイングレバー3Aの下方側アームに、ロッド連結軸3Cを介して、回動自在に連結されている。
他方、下方側にあるシリンダ部13の下部は、シリンダ取付部14Bが設けられており、シリンダ取付軸10Bを介して、設置箇所の基礎部に、回動自在に軸支されている。
図3に示すように、押圧シリンダ10のシリンダ部13のロッド部11側には、ロッド側油圧ポートR1が形成されている。そして、押圧シリンダ10のシリンダ部13の反ロッド部側には、反ロッド側油圧ポートR2が形成されている。
図3に示した押圧シリンダ10では、原料を安定粉砕している通常運転時において、ロッド側油圧ポートR1が、油圧ポンプY、アキュムレータACC、及び、リリーフ弁ER等から構成される油圧供給ラインに接続されている。一方、通常運転時において、反ロッド側油圧ポートR2は、油圧排出ラインとして、タンクT側のラインに接続されている。
なお、詳細な説明は割愛するが、粉砕ローラ3を回転テーブル2から離間する向きに持ち上げる際には、切り替えバルブDCVを作動させて、反ロッド側油圧ポートR2が、油圧ポンプY、アキュムレータACC、及び、リリーフ弁R等から構成される油圧供給ラインに接続され、ロッド側油圧ポートR1が、油圧排出ラインに接続される構成になる。
そして、本発明の実施形態においては、図3に示すように押圧シリンダ10のシリンダ部13と連結部として配したカップリング部18の間に弾性体として螺旋状に巻いた発条、言い換えればコイル状のばね(以下、スプリング15と称することもある)を配した。
なお、図3に示すように本実施形態における押圧シリンダ10においては、スプリング15とロッド部11の間の環状の隙間に、下方につば付きの筒状のリテーナ17が入るように配置して、スプリング15が、ぐらつかないように保持した。
本実施形態におけるスプリング15の長さは、粉砕挙動が安定している通常運転時におけるシリンダ部13からのロッド部11の突出長さよりやや長めに構成する。
即ち、竪型粉砕機1が、粉砕ローラ3と回転テーブル2の間で、通常の厚みの原料層を粉砕する際において、スプリング15の上端はカップリング部18に接触して多少圧縮されるように構成した。
詳細は後述するが、運転中に何らかの理由によって、原料層が急激に薄くなり粉砕ローラ3を支持するスイングレバー3Aの上部側アームが回転テーブル2側に急速に移動して、極めて近接する場合がある。粉砕ローラ3を支持するスイングレバー3Aが回動すると、それに応じて、スイングレバー3Aの下端側アームが押圧シリンダ10側に移動する。下端側アームが押圧シリンダ10側に移動すれば、下端側アームにロッド連結軸3Cを介して連結したレバー連結部14Aも押圧シリンダ10側に移動する。
レバー連結部14Aが押圧シリンダ10側に移動すれば、レバー連結部14Aに取り付けたカップリング部18が、押圧シリンダ10側に移動する。
そして、カップリング部18に取り付けられた押圧シリンダ10のロッド部11が、シリンダ部13側に移動すれば、シリンダ部13から突出しているロッド部11が部分的にシリンダ部13内に挿入されて、シリンダ部13から突出しているロッド部11の長さが短くなるとともに、カップリング部18がシリンダ部13側に移動して、スプリング15を強く圧縮する構成となっている。
即ち、本実施形態による押圧シリンダ10によれば、運転中に原料層が薄くなって粉砕ローラ3が回転テーブル2側に移動すると、カップリング部18とシリンダ部13の間に配したスプリング15を強く圧縮する構成となっている。言い換えれば、原料層が薄くなるほど、スプリング15が強く圧縮されて、その結果、スプリング15が伸びようとするバネ応力(反力と称することもある)が強くなるので、粉砕ローラ3を回転テーブル2側に押しつける力である粉砕ローラ圧力が弱まる構成となっている。
前述したように、スイングレバー3Aを、スプリング15の反力によって押し戻す力は、粉砕ローラ圧力を弱める方向に働くことになる。
従って、本実施形態によれば、スプリング15の長さ、又はばね定数等を変化させることにより、スプリング15の伸縮状態を変化させること等ができ反力の大きさを調整できるので、粉砕ローラ圧力を調節することが可能である。
なお、スプリング15の長さは、本実施形態に限らず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で変更が可能であり、運転の状況を鑑みて、例えば、粉砕挙動が安定している通常運転時におけるシリンダ部13からのロッド部11の突出長さと同一、或いは短めに構成しても良い。
スプリング15の長さを調整可能な押圧シリンダ10の構造としては、例えば図6(1)及び(2)に示すような構造を採用することもできる。この押圧シリンダ10は、リテーナ17の外周側に配置された調整器9及びスペーサ19を有する。調整器9は、例えば環状の外観を有し、リテーナ17の外周部に形成されたネジ部17Aに螺合取り付けされている。
ロッド部11の軸方向における調整器9の一方の面は、スプリング15のシリンダ部13側の端部に当接し、他方の面は、スペーサ19に当接している。スペーサ19は、リテーナ17のつば部と調整器9との間に配置され、スプリング15の反力に抗する調整器9を補強する。このように押圧シリンダ10を構成すれば、調整器9の位置をロッド部11の軸方向に沿って移動させて、スプリング15の長さを調整することができるので、スプリング15の伸縮状態をより容易且つ自在に変化させることができ、反力の大きさを細かく調整することが可能となる。
また、本実施形態においては、シリンダ部13とカップリング部18の間に弾性体として螺旋状に巻かれたスプリング15を配した。しかし、本発明の適応の範囲がこれに限らないことは勿論であって。例えば、皿バネのようなものを単体、若しくは、複数枚並べて配する等しても良く、又は、環状に形成されたゴムを弾性体として配しても良く、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において、他の弾性体を使用可能である。
以下、本実施形態による竪型粉砕機1の運転方法について、その好ましい一例を説明する。竪型粉砕機1の原料供給シュート35に投入された原料(本実施形態においては石炭)は、原料供給シュート35を介して回転テーブル2の中央付近に投入されて、渦巻き状の軌跡を描きながら、回転テーブル2の外周側に移動する。そして、回転テーブル2上に投入された原料は、後述する循環原料と回転テーブル2上で合わさって、その大部分が、回転テーブル2と粉砕ローラ3に噛み込まれて再度粉砕される。
回転テーブル2と粉砕ローラ3に噛み込まれて粉砕された原料は、回転テーブル2の外縁部に周設されたダムリング2Dを乗り越えて、回転テーブル上面2Aの外周部とケーシング1Aとの隙間である環状通路30(環状空間部30と称することもある)へと向かう。
なお、環状通路30に達した原料は、前記ガスにより吹き上げられてケーシング1A,1B内を上昇し、分級機24方向に流れようとするが、径が大きく重量の大きな原料は、分級機24まで到達することができず、或いは分級機24を通過できずに、落下することにより、竪型粉砕機1内で循環して繰り返し粉砕される循環原料となる。
なお、循環原料は、所定の粒径となって機外に排出されるまで、内部コーン29等を介して、繰り返し、回転テーブル2上に供給され、回転テーブル2と粉砕ローラ3の間に再度噛み込まれ粉砕される。一方、所定の粒径まで小さく粉砕された原料は、分級機24に到達して通過することにより、上部取出口39より粉砕品として取り出される。
ここで、例えば、図7に示したような従来技術による竪型粉砕機1においては、押圧シリンダ100の力と粉砕ローラ3の自重等により粉砕ローラ圧力が決まるため、運転中に何らかの影響によって原料層の厚みが急激に薄く変化した場合においても、粉砕ローラ圧力は、ほとんど変わらない。
それに比較して本実施形態では、通常運転中において、原料層の厚みが薄くなると、カップリング部18とシリンダ部13の離間距離が短くなってスプリング15が強く圧縮されて、スプリング15による反力が強くなるように構成されている。粉砕ローラ圧力は、押圧シリンダ10による押圧力とローラ自重を合算したものから、スプリング15による反力を差し引いた値であるので、粉砕ローラ3が回転テーブル2に近接すればスプリング15による反力が強くなって、粉砕ローラ圧力が減少する。
即ち、本実施形態においては、運転中において、何らかの原因で原料層の厚みが薄くなった場合には、スプリング15の反力を強く作用させることができるので、原料層の厚みに合わせて粉砕ローラ圧力が、リアルタイムに調整できる。
従って、本実施形態による竪型粉砕機1によれば、原料層の厚みが急激に変化して薄くなったとしても、自然に粉砕ローラ圧力が変化するので、制御による遅れが生じない。
その結果、本実施形態による竪型粉砕機1によれば、特に、原料層の厚みが、短い周期で厚くなったり薄くなったり繰り返し変化するような場合においても、確実にその変化に対応して、安定した粉砕挙動を促すことが可能である。
以上のように本願発明に係わる竪型粉砕機は、運転中に、原料層の厚みが極端に薄くなるような場合においても、従来に比較して安定した運転が可能であり、適した粉砕装置として使用できる。
1 竪型粉砕機
2 回転テーブル
2D ダムリング
3 粉砕ローラ
3A スイングレバー
3B レバー回転軸
3C ロッド連結軸
3a1 スイングレバー
3b1 レバー回転軸
3c1 ロッド連結軸
3a2 スイングレバー
3b2 レバー回転軸
3c2 ロッド連結軸
9 調整器
10 押圧シリンダ(油圧シリンダ)
10B シリンダ取付軸
13 シリンダ部
14A レバー連結部
14B シリンダ取付部
17 リテーナ
17A ネジ部
15 スプリング
18 カップリング部
19 スペーサ
24 分級機
24A 固定式分級羽根
24B 回転分級羽根
35 原料供給シュート
39 上部取出口
R1 ロッド側油圧ポート
R2 反ロッド側油圧ポート
ACC アキュムレータ
ER リリーフ弁(電磁式)
Y 油圧ポンプ
T タンク
DCV 切り替えバルブ

Claims (9)

  1. 回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、
    押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を押圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、
    粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、
    押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、押圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配したことを特徴とする竪型粉砕機。
  2. 前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した請求項1に記載の竪型粉砕機。
  3. 前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする請求項1又は請求項2に記載の竪型粉砕機。
  4. 回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、
    ロッド部を油圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法であって、
    油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、油圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配して、
    油圧シリンダのロッド側油圧ポートに油圧供給ラインを接続し、該油圧シリンダの反ロッド側油圧ポートを油圧排出ラインに接続することによって、
    油圧供給ラインに供給する油圧を制御しスイングレバーを回動させて、粉砕ローラを回転テーブル側に押しつける粉砕ローラ圧力を制御する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。
  5. 前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した請求項4に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。
  6. 前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする請求項4又は請求項5に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。
  7. 回転テーブルと、
    この回転テーブル上に配置され、前記回転テーブルの回転に伴って従動回転する粉砕ローラと、
    レバー回転軸に回動自在に軸支され、一端に前記粉砕ローラを回転自在に軸支したスイングレバーと、
    シリンダ部及びこのシリンダ部に対して進退するロッド部を有し、前記ロッド部の一端が前記スイングレバーに連結され、前記ロッド部の進退によって前記スイングレバーを回動させる押圧シリンダと、を有し、
    前記押圧シリンダによって前記スイングレバーを介して前記粉砕ローラを前記回転テーブル側に移動させて、前記回転テーブル上に投入した原料を前記粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、
    前記ロッド部の前記スイングレバーとの連結部と、前記シリンダ部との間に弾性体を配したことを特徴とする竪型粉砕機。
  8. 前記弾性体と前記ロッド部との間に配置されたリテーナと、
    このリテーナの外周部に装着されて前記弾性体のロッド部延伸方向の長さを調整する調整器と、
    を更に備えた請求項2に記載の竪型粉砕機。
  9. 前記調整器と前記シリンダ部との間に挿入されたスペーサ
    を更に備えた請求項8に記載の竪型粉砕機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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