JPWO2019097998A1 - 竪型粉砕機、及び、竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法 - Google Patents
竪型粉砕機、及び、竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
運転中にメタルタッチが起これば火花等が発生して危険である。そのため、通常、ストッパ等の物理的な安全装置が装備されて粉砕ローラと回転テーブルが直接接触しないように構成されている。
しかしながら、特に、運転中に回転テーブル上の原料層の厚みが急激に極端に薄くなるケースにおいては、粉砕ローラが回転テーブル側に急激に移動して衝撃が発生する可能性があるため、リアルタイムで反応できる構造の設備が必要であった。
(1)回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を押圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、押圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配した。
(4)回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を油圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法であって、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、油圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配して、油圧シリンダのロッド側油圧ポートに油圧供給ラインを接続し、該油圧シリンダの反ロッド側油圧ポートを油圧排出ラインに接続することによって、油圧供給ラインに供給する油圧を制御しスイングレバーを回動させて、粉砕ローラを回転テーブル側に押しつける粉砕ローラ圧力を制御する。
(7)回転テーブルと、この回転テーブル上に配置され、前記回転テーブルの回転に伴って従動回転する粉砕ローラと、レバー回転軸に回動自在に軸支され、一端に前記粉砕ローラを回転自在に軸支したスイングレバーと、シリンダ部及びこのシリンダ部に対して進退するロッド部を有し、前記ロッド部の一端が前記スイングレバーに連結され、前記ロッド部の進退によって前記スイングレバーを回動させる押圧シリンダと、を有し、前記押圧シリンダによって前記スイングレバーを介して前記粉砕ローラを前記回転テーブル側に移動させて、前記回転テーブル上に投入した原料を前記粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、前記ロッド部の前記スイングレバーとの連結部と、前記シリンダ部との間に弾性体を配した。
図1から図3までは本発明の実施形態に係わり、図1は竪型粉砕機の全体構成を説明する概念図であり、図2の(1)は回転テーブル上での粉砕ローラの配置、並びに、図2の(2)はスイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置を説明する図である。図3はスイングレバー、粉砕ローラ及び油圧シリンダの配置と構造を説明する図である。
また、図1に示す実施形態の竪型粉砕機1は、回転テーブル2の上方に、分級機24を備えている。分級機24の分級機構は、後述する内部コーン29の上端外周に沿って並べられた複数枚の固定式分級羽根24A(一般的にガイドベーンと称されることもある)、並びに、固定式分級羽根24Aの内周側に、固定式分級羽根24Aと同芯環状に配された回転分級羽根24Bを備えている。回転分級羽根24Bは、竪型粉砕機1の上部に設置された図示しない駆動モータにより駆動され、自在に回転する構成となっている
前述したように、内部コーン29の上端外周部に沿って、前述した分級機24の一部を構成する複数枚の固定式分級羽根24Aが等間隔で円環状に並べられて配されている。
本実施形態における粉砕ローラ3の押圧機構は、図2及び図3に示すように、ケーシング1Aで支持したレバー回転軸3Bによりスイングレバー3Aを回動自在に軸支する構成となっている。
即ち、竪型粉砕機1が、粉砕ローラ3と回転テーブル2の間で、通常の厚みの原料層を粉砕する際において、スプリング15の上端はカップリング部18に接触して多少圧縮されるように構成した。
そして、カップリング部18に取り付けられた押圧シリンダ10のロッド部11が、シリンダ部13側に移動すれば、シリンダ部13から突出しているロッド部11が部分的にシリンダ部13内に挿入されて、シリンダ部13から突出しているロッド部11の長さが短くなるとともに、カップリング部18がシリンダ部13側に移動して、スプリング15を強く圧縮する構成となっている。
従って、本実施形態によれば、スプリング15の長さ、又はばね定数等を変化させることにより、スプリング15の伸縮状態を変化させること等ができ反力の大きさを調整できるので、粉砕ローラ圧力を調節することが可能である。
その結果、本実施形態による竪型粉砕機1によれば、特に、原料層の厚みが、短い周期で厚くなったり薄くなったり繰り返し変化するような場合においても、確実にその変化に対応して、安定した粉砕挙動を促すことが可能である。
2 回転テーブル
2D ダムリング
3 粉砕ローラ
3A スイングレバー
3B レバー回転軸
3C ロッド連結軸
3a1 スイングレバー
3b1 レバー回転軸
3c1 ロッド連結軸
3a2 スイングレバー
3b2 レバー回転軸
3c2 ロッド連結軸
9 調整器
10 押圧シリンダ(油圧シリンダ)
10B シリンダ取付軸
13 シリンダ部
14A レバー連結部
14B シリンダ取付部
17 リテーナ
17A ネジ部
15 スプリング
18 カップリング部
19 スペーサ
24 分級機
24A 固定式分級羽根
24B 回転分級羽根
35 原料供給シュート
39 上部取出口
R1 ロッド側油圧ポート
R2 反ロッド側油圧ポート
ACC アキュムレータ
ER リリーフ弁(電磁式)
Y 油圧ポンプ
T タンク
DCV 切り替えバルブ
Claims (9)
- 回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、
押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、ロッド部を押圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、
粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、
押圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、押圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配したことを特徴とする竪型粉砕機。 - 前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した請求項1に記載の竪型粉砕機。
- 前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする請求項1又は請求項2に記載の竪型粉砕機。
- 回動自在に軸支したスイングレバーに粉砕ローラを配するとともに、油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結して、
ロッド部を油圧シリンダのシリンダ部側に移動させてスイングレバーを回動させることによって、粉砕ローラを回転テーブル側に移動させて、回転テーブル上に投入した原料を粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法であって、
油圧シリンダのロッド部とスイングレバーを連結部を介して連結し、油圧シリンダのシリンダ部と連結部の間に弾性体を配して、
油圧シリンダのロッド側油圧ポートに油圧供給ラインを接続し、該油圧シリンダの反ロッド側油圧ポートを油圧排出ラインに接続することによって、
油圧供給ラインに供給する油圧を制御しスイングレバーを回動させて、粉砕ローラを回転テーブル側に押しつける粉砕ローラ圧力を制御する竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。 - 前記弾性体を、ロッド部の一部又は全部を外嵌するように配した請求項4に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。
- 前記弾性体を、螺旋状に巻いた発条とする請求項4又は請求項5に記載の竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法。
- 回転テーブルと、
この回転テーブル上に配置され、前記回転テーブルの回転に伴って従動回転する粉砕ローラと、
レバー回転軸に回動自在に軸支され、一端に前記粉砕ローラを回転自在に軸支したスイングレバーと、
シリンダ部及びこのシリンダ部に対して進退するロッド部を有し、前記ロッド部の一端が前記スイングレバーに連結され、前記ロッド部の進退によって前記スイングレバーを回動させる押圧シリンダと、を有し、
前記押圧シリンダによって前記スイングレバーを介して前記粉砕ローラを前記回転テーブル側に移動させて、前記回転テーブル上に投入した原料を前記粉砕ローラで粉砕する竪型粉砕機において、
前記ロッド部の前記スイングレバーとの連結部と、前記シリンダ部との間に弾性体を配したことを特徴とする竪型粉砕機。 - 前記弾性体と前記ロッド部との間に配置されたリテーナと、
このリテーナの外周部に装着されて前記弾性体のロッド部延伸方向の長さを調整する調整器と、
を更に備えた請求項2に記載の竪型粉砕機。 - 前記調整器と前記シリンダ部との間に挿入されたスペーサ
を更に備えた請求項8に記載の竪型粉砕機。
Applications Claiming Priority (3)
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JP2019553786A Active JP7279641B2 (ja) | 2017-11-16 | 2018-10-29 | 竪型粉砕機、及び、竪型粉砕機の粉砕ローラ圧力制御方法 |
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JP2012520976A (ja) * | 2009-03-19 | 2012-09-10 | ロエシェ ゲーエムベーハー | ローラミル向けの油圧アレイ |
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-
2018
- 2018-10-29 WO PCT/JP2018/040141 patent/WO2019097998A1/ja active Application Filing
- 2018-10-29 JP JP2019553786A patent/JP7279641B2/ja active Active
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