JPWO2019093117A1 - タッチセンサ - Google Patents

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Abstract

タッチセンサは、視覚的情報を透過して得られるビューエリアと、ビューエリア内に設けられたセンサ電極と、ビューエリア内に設けられた引き回し配線とを備える。引き回し配線は、センサ電極と電気的に接続されて第1の方向に沿って細長く延びる。の引き回し配線のそれぞれは、導電細線よりなる複数のセルを並べたメッシュパターンで構成されている。複数のセルは、第1の方向に延びる第1の対角線と、第1の方向に交差する第2の方向に延びてかつ第1の対角線より短い第2の対角線とをそれぞれ有してかつ同じ大きさを有する複数の平行四辺形状を有する。このタッチセンサは、ビューエリアの不感領域を狭めてセンシングの位置精度および感度を高くすることができる。

Description

本発明はタッチセンサに関する。
特許文献1は、表示パネルの表示画面に対応したビューエリア(センサ領域)を有する導電性フィルムを備えたタッチセンサを開示している。この導電性フィルムは、基体と、ビューエリア内で基体の一主面に互いに対向して形成された第1電極及び第2電極と、ビューエリア内で基体の一主面に形成されかつ第2電極から線状に延びる引き回し配線と、を有している。引き回し配線は、金属細線からなる複数の格子を含むメッシュパターンにより構成されている。各格子は、互いに同じ大きさの正方形状に形成されかつ一方の対角線が引き回し配線の延びる方向(以下「延伸方向」という)に沿って延びている。また、各格子は、互いに隣接しかつ隣り合う一方の格子の頂点が他方の格子の頂点と重なるように互いに整列した状態で配置されている。このタッチセンサでは、タッチ操作に対するセンシングの位置精度および感度が低下する場合がある。
国際公開第2015/079816号
タッチセンサは、視覚的情報を透過して得られるビューエリアと、ビューエリア内に設けられたセンサ電極と、ビューエリア内に設けられた引き回し配線とを備える。引き回し配線は、センサ電極と電気的に接続されて第1の方向に沿って細長く延びる。引き回し配線のそれぞれは、導電細線よりなる複数のセルを並べたメッシュパターンで構成されている。複数のセルは、第1の方向に延びる第1の対角線と、第1の方向に交差する第2の方向に延びてかつ第1の対角線より短い第2の対角線とをそれぞれ有してかつ同じ大きさを有する複数の平行四辺形状を有する。
このタッチセンサは、ビューエリアの不感領域を狭めてセンシングの位置精度および感度を高くすることができる。
図1は第1実施形態に係るタッチセンサの全体斜視図である。 図2は第1実施形態に係るタッチセンサの、基板、各電極、および引き回し配線を示す平面図である。 図3は第1実施形態に係るタッチセンサのメッシュパターンの模式平面図である。 図4は図3に示すメッシュパターンの部分IVの部分拡大図である。 図5は第2実施形態に係るタッチセンサのメッシュパターンを示す模式平面図である。 図6は図5に示すメッシュパターンの部分VIの部分拡大図である。 図7は第2実施形態に係る他のタッチセンサのメッシュパターンの模式図である。 図8は第2実施形態に係るさらに他のタッチセンサのメッシュパターンの模式図である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の各実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサ1の全体を示す斜視図である。タッチセンサ1は、タッチ操作が可能なセンサ型入力装置である。タッチセンサ1は、例えば液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等の表示装置が組み込まれた種々の機器(例えばカーナビゲーション等の車載装置、パーソナルコンピュータのディスプレイ機器、携帯電話、携帯情報端末、携帯型ゲーム機、コピー機、券売機、現金自動預け払い機など)の入力装置として用いられる。
なお、以下の説明において、各図中に示す上下方向Dudおよび左右方向Dhmに基づいてタッチセンサ1およびその各構成における位置関係を特定している。しかしながら、このような位置関係は、タッチセンサ1またはタッチセンサ1が組み込まれた機器における実際の方向とは無関係である。
(カバー部材)
図1に示すように、タッチセンサ1は、光透過性を有するカバー部材2を備えている。カバー部材2は、カバーガラスまたはプラスチック製のカバーレンズからなる。カバー部材2は、例えば長方形の板形状を有する。
(ビューエリア)
カバー部材2の裏面外周には、印刷等により黒色等の暗色で略額縁状の窓枠部3が形成されている。窓枠部3で囲まれた内部の矩形状の領域が、透光可能なビューエリア4として設けられている。ビューエリア4は、タッチセンサ1における視覚的情報を透過して得るための領域である。本実施形態において、ビューエリア4は、短辺が上下方向Dudに沿い、長辺が左右方向Dhmに沿うように構成されている。また、ビューエリア4に対応するカバー部材2の表面は、タッチ操作に伴い使用者の手指などが接触する操作面として構成されている。
(フレキシブル配線板)
タッチセンサ1は、フレキシブル配線板5を備えている。フレキシブル配線板5は、柔軟性を有しかつ変形状態でもその電気的特性が変化しないように構成されている。フレキシブル配線板5は、例えばポリイミド(PI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の可撓性を有する絶縁フィルムからなる。
(基板)
図2はタッチセンサ1の平面図である。図2に示すように、タッチセンサ1は、基板7を備えている。基板7は、例えばポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルホン、PMMA(アクリル)、ポリアリレート等のような光透過性を有する樹脂材からなる。基板7は、略長方形状を有する。基板7は、積層される樹脂フィルム等を含んでいてもよい。基板7の厚みは例えば約0.01mm〜4mmである。基板7の表面は、後述するセンサ電極10などを配置する面7aである。面7aは基板7の裏面であってもよい。基板7の裏面側には、液晶ディスプレイ501が配置されている(図1参照)。なお、基板7が比較的硬い材質で構成されている場合には、特にカバー部材2を設けなくてもよい。かかる場合、基板7に略額縁状の窓枠部3を形成してビューエリア4を設ける。カバー部材2は基板7の面7aに積層されている。フレキシブル配線板5の先端部は、例えば異方導電性接着剤により基板7の面7aの下側に固着されている。
(導電部)
タッチセンサ1は、導電部を備えている。導電部は、ビューエリア4内に配置されている。導電部は、複数のセンサ電極10と複数の引き回し配線15とグランド電極21、22を主たる要素部材としている。導電部はメッシュパターンで構成されている(詳細については後述する)。
(センサ電極)
複数のセンサ電極10は、操作面となるカバー部材2の表面に接触した使用者の手指(検知対象物)によるタッチ操作の検知が可能な静電容量方式として構成されている。センサ電極10は、基板7の面7aに形成されていて、ビューエリア4の上下方向Dudに沿って延びている。複数のセンサ電極10は、左右方向Dhmに互いに間隔をあけて配置されている。
センサ電極10のそれぞれは、複数の送信電極11と受信電極12とを有している。なお、図2では、各送信電極11および受信電極12を強調して示すために、各送信電極11および受信電極12に対してそれぞれ異なるドットによるハッチングを付している。
送信電極11は、駆動回路502(図1参照)に接続されており、駆動回路502により周囲に電界を放射するように構成されている。複数の送信電極11は、上下方向Dudに配列されている。また、各送信電極11は、平面視で略櫛形状を有する。送信電極11の形状は、櫛形状に限らず、種々の他の形状であってもよい。
受信電極12は、各送信電極11から放射された電界を受信するように構成されている。受信電極12は、平面視で略櫛形状を有する。受信電極12は各送信電極11と左右方向Dhmに間隔をあけて対向するように配置されている。複数の送信電極11と受信電極12とは、上下方向Dudに配列された複数の感知ノードを構成する。受信電極12の形状は、略櫛形状に限らず、種々の形状であってもよい。
互いに隣り合うセンサ電極10は、送信電極11が左右方向Dhmで互いに対向するように、間隔をあけて配置されている。また、複数のセンサ電極10のうち左右方向Dhmの最も外側に位置する各センサ電極10は、受信電極12がビューエリア4内の左右端付近に位置するように配置されている。さらに、互いに隣り合うセンサ電極の一方のセンサ電極10の受信電極12は、他方のセンサ電極10の受信電極12と左右方向Dhmで対向するように間隔をあけて配置されている。
互いに隣り合うセンサ電極10において、左右方向Dhmで互いに対向している送信電極11にグランド電位と異なる所定の電位が印加されているときにその他の送信電極11にグランド電位が印加されるように構成されている。すなわち、受信電極12は、所定の電位が印加されている送信電極11から放射された電界のみを受信可能となるように構成されている。
(引き回し配線)
複数の引き回し配線15のそれぞれは、導電細線91よりなる複数のセル30を並べたメッシュパターン29で構成されている。複数の引き回し配線15は、複数の送信電極11とそれぞれ電気的に接続されている。複数の引き回し配線15は、上方向Duと下方向Ddとの2方向に分かれた複数の下側配線16と複数の上側配線17とを含んでいる。複数の下側配線16は複数の上側配線17の下方向Ddに位置する。複数の下側配線16と複数の上側配線17は、左右方向Dhmで互いに隣り合う送信電極11の間に配置されている。すなわち、送信電極11の間の領域はビューエリア4の不感領域となる。不感領域とは、センサ電極10が配置されずにタッチ操作の検知が不可能な領域である。センサ電極10が配置されてタッチ操作の検知が可能な領域は検知可能領域である。
各下側配線16は、各送信電極11からビューエリア4の下側に向かって上下方向Dudすなわち下方向Ddに延びている。複数の下側配線16は、互いに隣り合う送信電極11の間で左右方向Dhmに互いに間隔をあけた状態で配置されている。また、互いに隣り合うセンサ電極10において、複数の下側配線16のうち最も上側に位置する下側配線16は、左右方向Dhmで互いに隣り合う送信電極11の間で一本線に集束した状態でビューエリア4の下側に向かって上下方向Dudに延びている。
各上側配線17は、各送信電極11からビューエリア4の上側に向かって上下方向Dudすなわち上方向Duに延びている。複数の上側配線17は、互いに隣り合う送信電極11の間で左右方向Dhmに互いに間隔をあけた状態で配置されている。また、互いに隣り合うセンサ電極10において、複数の上側配線17のうち最も下側に位置する2つの上側配線17は、左右方向Dhmで互いに対向する送信電極11の間で一本線に集束した状態でビューエリア4の上側に向かって上下方向Dudに延びている。
(グランド電極)
図2に示すように、基板7の面7aには、グランド電位が印加される複数のグランド電極21と複数のグランド電極22とが設けられている。グランド電極21、22のそれぞれは、平面視でビューエリア4の上側から下側に亘って上下方向Dudに延びる長辺を有する長方形状を有する。なお、図2では、グランド電極21、22を強調して示すために、グランド電極21、22に対して斜線状のハッチングを付している。
グランド電極21は、ビューエリア4外周の左右外方において、複数の上側配線17に接続された複数の配線部18のそれぞれと左右方向Dhmの最も外側に位置するセンサ電極10との間に配設されている。具体的に、グランド電極21は、左右方向Dhmの最も外側に位置するセンサ電極10の受信電極12と左右方向Dhmで対向しており、別のグランド電極21は、右方向Dmの端に位置するセンサ電極10の受信電極12と左右方向Dhmで対向している。また、グランド電極22は、互いに隣り合うセンサ電極10の間に配設されていて、受信電極12と左右方向Dhmで対向している。
(配線部)
タッチセンサ1は、駆動回路502等の外部回路と電気的に接続するための複数の配線部18を備えている。複数の配線部18は、ビューエリア4の外方に配置されていて、基板7の下側に集約されている。また、複数の配線部18は長手方向に細長く延び、長手方向と直交する方向に互いに間隔をあけて配置されている。複数の配線部18の一端は、受信電極12と複数の下側配線16と複数の上側配線17とグランド電極21、22とそれぞれ電気的に接続されている。複数の配線部18の他端は、フレキシブル配線板5と電気的に接続されている。
上側配線17にそれぞれ接続された複数の配線部18は、ビューエリア4外周の上方から左右方向Dhmの外方を経て下方に亘って引き回されている。つまり、各上側配線17に接続された各配線部18は、ビューエリア4の外周に沿うようにビューエリア4の下方に向かって引き回されている。
(メッシュパターン)
図3はタッチセンサ1のメッシュパターン29の模式平面図である。図4は図3に示すメッシュパターン29の部分IVの部分拡大図である。引き回し配線15は上下方向Dudに細長く延びている。図3および図4に示すように、導電部は、所定形状のメッシュパターン29に沿って配置された複数の導電細線91からなる。メッシュパターン29は、互いに繋がる複数のセル30よりなる。複数の導電細線91が互いに交差しかつ等間隔に複数のメッシュ92に沿って配置されて網目形状を形成する。具体的に、メッシュパターン29は、導電細線91により構成された複数のセル30が規則的に並べられた網目構造を有する。複数のセル30は、引き回し配線15が延びる上下方向Dudに配列されている。セル30は、長さが互いに異なる2つの対角線31、32を有する平行四辺形状を有して平行四辺形状に添って配置されている。図3および図4において、セル30は、実線で示す導電細線91よりなる。平行四辺形状は導電細線91が配置された実線で示す部分であるセル30と、導電細線91が配置されていない破線で示す部分を示す部分とよりなる。なお、導電細線91が形成されていない破線で示す部分は、一旦導電細線を形成した後に部分的に切断して形成する、もしくは導電細線91を形成しないことでこの部分を形成することができる。
導電細線91の材質としては、例えば銅や銀などの導電金属が望ましいが、導電樹脂などの他の導電材料であってもよい。あるいは、導電細線91の材質として、上記導電金属や導電樹脂に限られず、例えば酸化インジウム錫や酸化錫等の光透過性を有する透明導電膜等の透明材であってもよい。導電細線91の幅は、例えば約2μmが好適である。
複数のセル30の平行四辺形状は、互いに同じ大きさを有し、平行移動して互いに重なる。この実施形態において、セル30は、4つの辺が全て等しく、対角線31、32が互いに直交して交差する平行四辺形状であるひし形状を有する。
対角線32は対角線31より短い。複数のセル30のそれぞれは、対角線31が、引き回し配線15が細長く延びる上下方向Dudに延びるように配置されている。
より具体的に、図4に示すように、各セル30は、対角線32は左右方向Dhmに沿って延びる。言い換えると、対角線32は対角線31と直交し、対角線32の長さLBは対角線31の長さLAよりも短い。各セル30の平行四辺形状の対角線31の両端の頂点34の内角θ1は45°〜75°でありかつ対角線32の両端の頂点34の内角θ2は105°〜135°であることが好ましい。より好ましくは、内角θ1が60°でありかつ内角θ2が120°である。
メッシュパターン29には、隣り合う複数のセル30の複数の辺部33を互いに重ねた複数の直線状のパターン列P1、P2、…、P6、…が形成されている。パターン列P1、P2、…、P6、…の例えば互いに隣接する2つのパターン列P3、P4のうちの一方のパターン列P3を構成するセル30の頂点34が他方のパターン列P4を構成するセル30の頂点34に接する。そして、互いに隣り合う複数のセル30において、1つのセル30に1点の交点PDが形成されている(図4参照)。
図3に示すように、互いに隣り合う2つの引き回し配線15のうちの一方の引き回し配線15の各セル30の頂点34が接する仮想線LCと左右方向Dhmで隣り合う他方の引き回し配線15の各セル30が接する仮想線LCとの間には左右方向Dhmの寸法e1の間隙が存在している。寸法e1は、対角線32の長さLBの1/2である。互いに隣り合う引き回し配線15のピッチ間隔は、引き回し配線15の左右方向Dhmの幅LLと寸法e1の和である。つまり、互いに隣り合う引き回し配線15のピッチ間隔は、セル30の対角線32の長さLBの2倍である。
[第1実施形態の作用効果]
複数のセル30は、互いに同じ大きさを有してかつ対角線31、32の長さが互いに異なる平行四辺形状を有する。対角線32よりも長い対角線31が引き回し配線15の延びる上下方向Dudに延びる。このため、引き回し配線15を、上下方向Dudに細長く形成しやすくなる。これにより、ビューエリア4内における複数の引き回し配線15が占める領域すなわちタッチを検知できない不感領域を狭めて、ビューエリア4内の検知可能領域を相対的に拡げることが可能となる。したがって、第1実施形態に係るタッチセンサ1では、ビューエリア4の不感領域を狭めてセンシングの位置精度および感度を高くすることができる。
特許文献1に開示されている従来のタッチセンサでは、各格子が互いに同じ大きさの正方形状に形成されかつ各格子の一方の対角線が延伸方向に沿って延びている。すなわち、各格子の他方の対角線は、一方の対角線と同じ長さに形成されかつ延伸方向に直交する方向に延びている。このため、引き回し配線の線幅が大きくなってしまい、センサ領域内における引き回し配線の占める領域(すなわち不感領域)が拡がるとともに、ビューエリア内の検知可能領域が相対的に狭まってしまう。その結果、このタッチセンサでは、タッチ操作に対するセンシングの位置精度および感度が低下する場合がある。
第1実施形態に係るタッチセンサ1では、前述のように、ビューエリア4の不感領域を狭めてセンシングの位置精度および感度を高くすることができる。
また、各セル30は、正方形状とは異なり、左右方向Dhmに延びる対角線32が上下方向Dudに延びる対角線31よりも短い。すなわち、各セル30は、上下方向Dudに細長区延びる平行四辺形状であるひし形状を有する。このため、引き回し配線15が上下方向Dudに細長く延び。ビューエリア4の不感領域を狭めて、ビューエリア4内の検知可能領域を相対的に拡げることが可能となる。その結果、センシングの位置精度および感度をより一層高くすることができる。
また、タッチセンサ1のビューエリア4は、上下方向Dudに延びる短辺と、短辺より長い長辺とを有する長方形状を実質的に有するので、引き回し配線15の上下方向Dudを設置する寸法は短くて済む。しかも、各セル30はひし形状を有し、かつ複数の引き回し配線15は上述のように配置されているので、正方形状を有する複数のセルよりなる引き回し配線に比べて、細い幅でかつ上下方向Dudに傾斜して延びる導電細線91の線長を短くすることができる。導電細線91の実質的な配線長が短くなる分、引き回し配線15の抵抗値は低くなる。したがって、引き回し配線15は送信電極11へ電荷をチャージする時間を短くすることができ、反応速度やノイズ耐性を大きくすることができる。
上述のように、タッチセンサ1は、視覚的情報を透過して得られるビューエリア4と、ビューエリア4内に設けられたセンサ電極10と、ビューエリア4内に設けられた1つ以上の引き回し配線15とを備える。1つ以上の引き回し配線15はセンサ電極10と電気的に接続されて上下方向Dudに沿って細長く延びる。1つ以上の引き回し配線15のそれぞれは、互いに繋がってメッシュパターン29を形成する複数のセル30のうちの互いに繋がる複数のセル921にそれぞれ沿って配置された導電細線91よりなる複数のセル30を有する。複数のセル30は、同じ大きさを有する複数の平行四辺形状をそれぞれ有する。複数の平行四辺形状のそれぞれは、上下方向Dudに延びる対角線31と、上下方向Dudに交差する左右方向Dhmに延びてかつ対角線31より短い対角線32とを有する。
左右方向Dhmは上下方向Dudに直角である。
図4に示すように、複数のメッシュ92のそれぞれは、対角線31の両端である頂点341と頂点342と、対角線32の両端である頂点343と頂点344と、頂点341から頂点343まで傾斜方向Ds1に延びる辺部331と、頂点342から頂点344まで傾斜方向Ds1に延びる辺部332と、頂点342から頂点343まで傾斜方向Ds2に延びる辺部333と、頂点341から頂点344まで傾斜方向Ds2に延びる辺部334とを有する。複数のセル30は、傾斜方向Ds2に沿って配置されパターン列P3を構成する複数のセル921と、傾斜方向Ds2に沿って配置されてパターン列P3に隣り合うパターン列P4を構成する複数のセル922とを含む。パターン列P3の複数のセル921のそれぞれの頂点341は、パターン列P4の複数のセル922のそれぞれの頂点342に位置する。
パターン列P3を構成する複数のセル921は、互いに隣り合う一方のセル921aと他方のセル921bとを含む。一方のセル921aの辺部331は、他方のセル921bの辺部332と重なるように配置されている。パターン列P4を構成する複数のセル922は、互いに隣り合う一方のセル922aと他方のセル922bとを含む。一方のセル922aの辺部331は、他方のセル922bの辺部332と重なるように配置されている。
一方のセル921aの辺部331は、他方のセル921bの辺部332と実質的に完全に重なるように配置されている。一方のセル922aの辺部331は、他方のセル922bの辺部332と実質的に完全に重なるように配置されている。ビューエリア4は、上下方向Dudに延びる短辺4aと、短辺4aより長い長辺4bとを有する長方形状を実質的に有する。
[第2実施形態]
図5は第2実施形態に係るタッチセンサ1aのメッシュパターン29aの模式平面図である。図6は図5に示すメッシュパターンの部分VIの部分拡大図である。第2実施形態に係るタッチセンサ1aは、メッシュパターン29の構成が第1実施形態のものと異なっている。なお、この実施形態に係るタッチセンサ1aの他の構成は、上記第1実施形態に係るタッチセンサ1の構成と同様である。このため、以下の説明では、図1〜図4と同じ部分について同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5および図6に示すように、パターン列P1、P2、…、P6、…の互いには隣り合う2つのパターン列の一方のパターン列Pを構成するセル30の頂点34が他方のパターン列Pを構成するセル30の辺部33の中途部に位置するように互いにずれた状態で配置されている。具体的に、互いに隣り合うパターン列のうちの一方のパターン列を構成するセル30の頂点34が、他方のパターン列Pを構成するセル30の辺部33の中点334cに位置する。
メッシュパターン29aでは、図6に示すように、互いに隣り合うセル30のうちの1つのセル30に2点の交点PD、PD1が形成される。すなわち、セル30は、隣り合うセル30とで、左右方向Dhmに配列されて互いに接続された複数の導電細線91よりそれぞれなる複数の導電細線列が上下方向Dudに延びて複線化した状態となっている。また、互いに隣り合うセル30の辺部33が一直線上に連続しないように互い違いに位置するから、ビューエリア4でのモアレの発生を抑制することができる。
また、図5に示すように、互いに隣り合う引き回し配線15の一方の引き回し配線15のセル30の対角線32の端の頂点34と、他方の引き回し配線15のセル30の対角線32の端の頂点34とが、上下方向Dudに延びる1つの仮想線LC上で互いに間隔をあけて配置されている。そして、互いに隣り合う引き回し配線15のピッチ間隔は、対角線32の長さLBの1.5倍の長さLLである。
[第2実施形態の作用効果]
ここで、第1実施形態に係るタッチセンサ1では互いに隣接するセル30の頂点34のみが重なる。この場合では、導電細線91の交点の数が1となることから、引き回し配線15が静電気などの異常放電等を受けた場合にその影響が上記1つの交点に作用すると引き回し配線15の上下方向Dudに延びる1つの部分が断線してしまう場合がある。これに対し、第2実施形態に係るタッチセンサ1aでは、パターン列P1、P2、…、P6、…の互いに隣接するパターン列のうち一方のパターン列のセル30の頂点34が他方のパターン列を構成するセル30における辺部33の中途部に位置するように互いにずれた状態で配置されている。これにより、互いに隣り合うセル30の1つのセル30にメッシュパターン29を構成する導電細線91の交点の数が2点となり、第1実施形態に係るタッチセンサ1のセル30の頂点34が互いに重なる形態と比較して上記導電細線91の交点の数を増やすことが可能となる。したがって、第2実施形態に係るタッチセンサ1aでは、静電気などの異常放電等による引き回し配線15の断線リスクを軽減することができる。
また、互いに隣り合う2つの引き回し配線15の一方の引き回し配線15の各セル30の対角線32上に位置する頂点34と、一方の引き回し配線15の各セル30の対角線32上に位置する頂点34とが上下方向Dudに延びる仮想線LC上に位置するように互いに間隔をあけて配置されている。このため、左右方向Dhmで互いに隣り合う引き回し配線15同士のピッチ間隔を、短くすることが可能となる。これにより、ビューエリア4の不感領域を狭めて、センシングの位置精度および感度をより一層高くすることができる。
上述のように、図5と図6に示すように、複数のセル30は、傾斜方向Ds2に沿って配置されパターン列P4を構成する1つ以上のセル921と、傾斜方向Ds2に沿って配置されてパターン列P4に隣り合うパターン列P5を構成する複数のセル922とを含む。パターン列P5の複数のセル922の1つのセル922の頂点341が、パターン列P4の1つ以上のセル921の1つのセル021の辺部334に位置する。
パターン列P4を構成する1つ以上のセル921は、互いに隣り合う一方のセル921aと他方のセル921bとを含む。一方のセル921aの辺部331は、他方のセル921bの辺部332と重なるように配置されている。
一方のセル921aの辺部331は、他方のセル921bの辺部332と実質的に完全に重なるように配置されている。一方のセル922aの辺部331は、他方のセル922bの辺部332と実質的に完全に重なるように配置されている。
図6に示すように、パターン列P5の1つ以上のセル922のそれぞれの頂点343が、パターン列P4の1つ以上のセル921の辺部334の中点334cに位置する。
図5に示すように、1つ以上の引き回し配線15は、引き回し配線15aと、引き回し配線15aに隣り合う引き回し配線15bとを含み、センサ電極10は、引き回し配線15aに接続された送信電極11と、引き回し配線15bに接続された受信電極12とを含む。複数のセル30のうちの引き回し配線15aを構成する2つ以上のセル30aの頂点344と、複数のセル30のうちの引き回し配線15bを構成する2つ以上のセル30bの頂点343とが、上下方向Dudに延びる仮想線LC上に位置する。
[第2実施形態の変形例1]
図7は第2実施形態に係る他のタッチセンサ1bのメッシュパターン29bの模式図である。図7において、図5と図6に示すタッチセンサ1aのメッシュパターン29aと同じ部分には同じ参照番号を付す。図7に示すタッチセンサ1bのメッシュパターン29bでは、引き回し配線15を構成するメッシュパターン29のセル30の導電細線91の一部が省略されている。具体的には、図7に示すメッシュパターン29bでは、互いに隣り合うセル30の一方のセルの頂点34と他方のセル30の頂点34との間に導電細線91が配置されておらず開口する。タッチセンサ1bは図5と図6に示すタッチセンサ1aと同様の作用効果を奏しうる。
[第2実施形態の変形例2]
図8は第2実施形態に係るさらに他のタッチセンサ1cのメッシュパターン29cの模式図である。図8において、図5と図6に示すタッチセンサ1aのメッシュパターン29aと同じ部分には同じ参照番号を付す。図8に示すタッチセンサ1cのメッシュパターン29cでは、互いに隣り合うパターン列のうちの一方のパターン列Pを構成するセル30の頂点34が他方のパターン列を構成するセル30における辺部33の中点33c以外に位置する。具体的に、図8に示すメッシュパターン29cでは、互いに隣り合うパターン列ののうちの一方のパターン列を構成するセル30の頂点34が、他方のパターン列を構成するセル30の辺部33上で頂点34と辺部33の中点33cとの間の中間位置33pに位置する。また、互いに隣り合う引き回し配線15のうちの一方の引き回し配線15の複数のセル30の頂点34が通る仮想線LCと、他方の引き回し配線15の複数のセル30の頂点34が通る仮想線LCとの間の間隙の左右方向Dhmの距離は寸法e2または寸法e3となる。寸法e2は、対角線32の長さLBの3/4である。一方、寸法e3は、対角線32の長さLBの1/4である。
図8に示すタッチセンサ1cでも、互いに隣り合うセル30の一辺で導電細線91の交点の数が2点となり、上記第2実施形態に係るタッチセンサ1aと同様に、静電気などの異常放電等による引き回し配線15の断線リスクを軽減することができる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態では、各セル30の形状はひし形状であるが、この形状に限られない。例えば、各セル30の形状は、4つの角が全て等しい平行四辺形状すなわち長方形状であってもよい。または、各セル30の形状は、正方形とひし形と長方形のいずれでもない平行四辺形状であってもよい。すなわち、実施形態に係るタッチセンサの各セル30の形状は正方形状を除く平行四辺形状である。
また、上記各実施形態では、各セル30の対角線31が、引き回し配線15が延びる上下方向Dudに延びているが、この形態に限られない。すなわち、各セル30の対角線31が必ずしも上下方向Dudに延びていなくてもよく、実施形態におけるタッチセンサでは、対角線31が延びる方向にかかわらず、結果的に対角線31が上下方向Dudに細長く延びている。
上記各実施形態に係るタッチセンサでは、ビューエリア4内に複数のセンサ電極10が設けられているが、この形態に限られない。すなわち、タッチセンサでは、ビューエリア4内に少なくとも1つのセンサ電極10が設けられている。
また、上記各実施形態に係るタッチセンサでは、複数の引き回し配線15が設けられているが、この形態に限られない。すなわち、実施形態に係るタッチセンサではビューエリア4内に少なくとも1つの引き回し配線15が設けられている。このようなタッチセンサでも、ビューエリア4の不感領域を狭めてセンシングの位置精度および感度を高くすることができる。また、第2実施形態に係るタッチセンサ1aのように複数のセル30での導電細線91の交点の数を増やすことにより、引き回し配線15の断線リスクを軽減することができる。
また、上記各実施形態におけるタッチセンサでは、各センサ電極10が複数の送信電極11と受信電極12とを有するが、この形態に限られない。すなわち、各センサ電極10が1つの送信電極11および複数の受信電極12を有していてもよい。このような形態では、上記実施形態で説明した各送信電極11および受信電極12との配置が互いに置き換えられる。この場合、複数の引き回し配線15(下側配線16および上側配線17)は、複数の受信電極12とそれぞれ電気的に接続されている。
また、上記第2実施形態およびその各変形例に係るタッチセンサ1a〜1cのメッシュパターン29a〜29cの構成を概略的に示す模式平面図である図5から図8では、辺部が完全に重なって繋がっている複数のセル30よりそれぞれなるパターン列P1、P2、…、P6、…は各図の左上から右下に延びるように並べて引き回し配線15が構成されているが、この形態に限られない。例えば、辺部が完全に重なって繋がっている複数の複数のセル30よりそれぞれなる複数のパターン列P1、P2、…、P6、…は、各図の右上から左下に延びていてもよい。この構成でも、上記第2実施形態と同様の作用効果を奏しうる。
なお、各実施形態のけるタッチセンサの各セル30で、引き回し配線15だけでなく、複数の送信電極11と受信電極12とが形成されていてもよい。つまり、メッシュパターン29(29a〜29c)で送信電極11と受信電極12が形成されていてもよい。メッシュパターン29(29a〜29c)でセル30の形状が全く同一の場合、面積率は同一になり、透過率などは同等である。なお、特に第2実施形態によるメッシュパターン29a(29b、20c)で送信電極11と受信電極12が形成されることにより、モアレの発生の抑制や導電細線91の断線リスクを好適に軽減できる。
以上、本開示についての実施形態を説明したが、本開示は上述の実施形態のみに限定されず、開示の範囲内で種々の変更が可能である。
実施形態において、「上下方向」「上方向」「下方向」「上方」「下方」「左右方向」「左方向」「右方向」「上側配線」「下側配線」等の方向を示す用語はセンサ電極10や引き回し配線15等のタッチセンサの構成部材の相対的な位置関係でのみ決まる相対的な方向を示し、鉛直方向等の絶対的な方向を示すものではない。
1 タッチセンサ
2 カバー部材
3 窓枠部
4 ビューエリア
5 フレキシブル配線板
7 基板
10 センサ電極
11 送信電極(第1の電極、第2の電極)
12 受信電極
15 引き回し配線
16 下側配線
17 上側配線
18 配線部
21 グランド電極
22 グランド電極
29 メッシュパターン
30 セル
31 対角線(第1の対角線)
32 対角線(第2の対角線)
33 辺部
34 頂点
Dd 下方向
Du 上方向
Dud 上下方向(第1の方向)
Dm 右方向
Dhm 左右方向(第2の方向)
LC 仮想線
P1〜P6 パターン列

Claims (11)

  1. 視覚的情報を透過して得られるビューエリアと、
    前記ビューエリア内に設けられたセンサ電極と、
    前記ビューエリア内に設けられて、前記センサ電極と電気的に接続されて第1の方向に沿って細長く延びる1つ以上の引き回し配線と、
    を備え、
    前記1つ以上の引き回し配線のそれぞれは、導電細線よりなる複数のセルを並べたメッシュパターンで構成されており、
    前記複数のセルは、前記第1の方向に延びる第1の対角線と、前記第1の方向に交差する第2の方向に延びてかつ前記第1の対角線より短い第2の対角線とをそれぞれ有してかつ同じ大きさを有する複数の平行四辺形状を有する、タッチセンサ。
  2. 請求項1に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第2の方向は前記第1の方向に直角である、タッチセンサ。
  3. 請求項2に記載のタッチセンサにおいて、
    前記複数のセルの前記複数の平行四辺形状は、前記第1の対角線の両端である第1の頂点と第2の頂点と、前記第2の対角線の両端である第3の頂点と第4の頂点と、前記第1の頂点から前記第3の頂点まで第1の傾斜方向に延びる第1の辺部と、前記第2の頂点から前記第4の頂点まで前記第1の傾斜方向に延びる第2の辺部と、前記第2の頂点から前記第3の頂点まで第2の傾斜方向に延びる第3の辺部と、前記第1の頂点から前記第4の頂点まで前記第2の傾斜方向に延びる第4の辺部とをさらに有し、
    前記複数のセルは、前記第2の傾斜方向に沿って配置され第1のパターン列を構成する1つ以上の第1のセルと、前記第2の傾斜方向に沿って配置されて前記第1のパターン列に隣り合う第2のパターン列を構成する複数の第2のセルとを含み、
    前記第2のパターン列の前記複数の第2のセルの1つの第2のセルの前記第2の頂点が、前記第1のパターン列の前記1つ以上の第1のセルの1つの第1のセルの前記第4の辺部に位置する、タッチセンサ。
  4. 請求項3に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第2のパターン列を構成する前記複数の第2のセルは、互いに隣り合う一方の第2のセルと他方の第2のセルとを含み、
    前記一方の第2のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第2のセルの前記第2の辺部と重なるように配置された、タッチセンサ。
  5. 請求項4に記載のタッチセンサにおいて、
    前記一方の第2のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第2のセルの前記第2の辺部と実質的に完全に重なるように配置された、タッチセンサ。
  6. 請求項3に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第2のパターン列の前記1つ以上の第2のセルのそれぞれの前記第3の頂点が、前記第1のパターン列の前記1つ以上の第1のセルの前記第4の辺部の中点に位置する、タッチセンサ。
  7. 請求項6に記載のタッチセンサにおいて、
    前記1つ以上の引き回し配線は、第1の引き回し配線と、前記第1の引き回し配線に隣り合う第2の引き回し配線とを含み、
    前記センサ電極は、前記第1の引き回し配線に接続された第1の電極と、前記第2の引き回し配線に接続された第2の電極とを含み、
    前記複数のセルのうちの前記第1の引き回し配線を構成する2つ以上のセルの前記第4の頂点と、前記複数のセルのうちの前記第2の引き回し配線を構成する2つ以上のセルの前記第3の頂点とが、前記第1の方向に延びる仮想線上に位置する、タッチセンサ。
  8. 請求項2に記載のタッチセンサにおいて、
    前記複数のセルの前記複数の平行四辺形状は、前記第1の対角線の両端である第1の頂点と第2の頂点と、前記第2の対角線の両端である第3の頂点と第4の頂点と、前記第1の頂点から前記第3の頂点まで第1の傾斜方向に延びる第1の辺部と、前記第2の頂点から前記第4の頂点まで前記第1の傾斜方向に延びる第2の辺部と、前記第2の頂点から前記第3の頂点まで第2の傾斜方向に延びる第3の辺部と、前記第1の頂点から前記第4の頂点まで前記第2の傾斜方向に延びる第4の辺部とをさらに有し、
    前記複数のセルは、前記第2の傾斜方向に沿って配置され第1のパターン列を構成する複数の第1のセルと、前記第2の傾斜方向に沿って配置されて前記第1のパターン列に隣り合う第2のパターン列を構成する複数の第2のセルとを含み、(→複数の、でよいか?)
    前記第1のパターン列の前記複数の第1のセルのそれぞれの前記第1の頂点は、前記第2のパターン列の前記複数の第2のセルのそれぞれの前記第2の頂点に位置する、タッチセンサ。
  9. 請求項8に記載のタッチセンサにおいて、
    前記第1のパターン列を構成する前記複数の第1のセルは、互いに隣り合う一方の第1のセルと他方の第1のセルとを含み、
    前記一方の第1のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第1のセルの前記第2の辺部と重なるように配置され、
    前記第2のパターン列を構成する前記複数の第2のセルは、互いに隣り合う一方の第2のセルと他方の第2のセルとを含み、
    前記一方の第2のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第2のセルの前記第2の辺部と重なるように配置された、タッチセンサ。
  10. 請求項9に記載のタッチセンサにおいて、
    前記一方の第1のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第1のセルの前記第2の辺部と実質的に完全に重なるように配置されており、
    前記一方の第2のセルの前記第1の辺部は、前記他方の第2のセルの前記第2の辺部と実質的に完全に重なるように配置された、タッチセンサ。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載のタッチセンサにおいて、
    前記ビューエリアは、前記第1の方向に延びる短辺と、前記短辺より長い長辺とを有する長方形状を実質的に有する、タッチセンサ。
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