JPWO2019082557A1 - リソース分配装置及びリソース分配方法 - Google Patents

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Abstract

光伝送システムの通信リソースを効率的に割り当てるために、リソース分配装置は、パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいてパスに要求される通信リソースを求め、パスに割り当て可能な通信リソース及び求められたパスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出するリソース計算部と、パスに割り当てる通信リソースをパスに通信リソースを設定する通信装置に送信するインタフェースと、を備える。

Description

本発明は、リソース分配装置及びリソース分配方法に関し、特に、光伝送システムにおいて端末間の通信のためのリソースをパス毎に分配するためのリソース分配装置及びリソース分配方法に関する。
一般的な光伝送システムにおいて、ファイバ分岐型分岐装置、Optical Add/Drop Multiplexing(OADM)分岐装置、さらにはSelectable OADM分岐装置が開発されてきた。これらの装置は、商用化される光伝送システムの建設コストの低下に貢献する。ファイバ分岐型分岐装置は、分岐装置を経由して各端局が接続される。OADM分岐装置は、光伝送システムの建設前に決定された設定に基づいて、波長帯毎に光信号を結合及び分岐(Add/Drop)する。Selectable OADM分岐装置は、光スイッチを用いて、複数のAdd/Drop比率から使用する比率を選択できる。
最近では、波長選択スイッチを用いることで、光経路を波長単位で自由に切り替えられるReconfigurable OADM(ROADM)分岐装置を、光伝送システムへ適用することが求められている。波長選択スイッチは、WSS(Wavelength Selective Switch)とも呼ばれる。
本発明に関連して、特許文献1にはPassive Optical Network(PON)システムにおけるOptical Network Unit(ONU)の帯域割り当て技術が記載されている。特許文献2には、光伝送システムにおいて、運用中の波長数を監視する技術が記載されている。特許文献3及び特許文献4には、OADMシステムの波長割り当て技術が記載されている。特許文献5には、リングネットワークにおけるWSSの通過帯域の設定技術が記載されている。
特許第6079909号公報 特開2016−072886号公報 特表2013−501420号公報 特開2011−097146号公報 特開2010−098544号公報
WSSを用いたROADM分岐装置は、波長単位で経路の切り替えが可能であるため、通信容量の割り当て要求の変化に応じて、サービスの運用中に柔軟にAdd/Drop比率の変更が可能となる。一方、光伝送システムの長期間の運用に際して、光伝送システム内で伝送容量などの通信リソースの配分を最適化するための技術は確立されていない。
(発明の目的)
本発明は、光伝送システムの通信リソースを効率的に割り当てるための技術を提供することを目的とする。
本発明のリソース分配装置は、パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいてパスに要求される通信リソースを求め、パスに割り当て可能な通信リソース及び求められたパスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出するリソース計算部と、パスに割り当てる通信リソースをパスに通信リソースを設定する通信装置に送信するインタフェースと、を備える。
本発明のリソース分配方法は、パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求め、前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出する、ことを特徴とする。
本発明のリソース分配装置及びリソース分配方法は、光伝送システムの通信リソースを効率的に割り当てるための技術を提供する。
第1の実施形態の光伝送システム100の構成例を示すブロック図である。 端局A101〜端局D104間の論理的な接続の例を示す図である。 物理的なパスへ通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第1の図である。 物理的なパスへ通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第2の図である。 物理的なパスへ通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第3の図である。 物理的なパスへ通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第4の図である。 物理的なパスへ通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第5の図である。 第2の実施形態の光伝送システム200の構成例を示すブロック図である。 NMS250がパスに割り当てる波長数を決定する手順の例を示すフローチャートである。 第3の実施形態の光伝送システム300の構成例を示す図である。 端局A201〜G207のユーザ毎の論理的な接続の例を示す図である。 ユーザ1の要求通信リソースの例を示す図である。 ユーザ2の要求通信リソースの例を示す図である。 ユーザ3の要求通信リソースの例を示す図である。 ユーザ4の要求通信リソースの例を示す図である。 通信リソースの再計算を説明する図である。 ユーザ1の通信リソースを通信デマンド毎に割り当てた結果を示す図である。 ユーザ2の通信リソースを通信デマンド毎に割り当てた結果を示す図である。 ユーザ3の通信リソースを通信デマンド毎に割り当てた結果を示す図である。 ユーザ4の通信リソースを通信デマンド毎に割り当てた結果を示す図である。 第4の実施形態の光伝送システム400の構成例を示すブロック図である。
以下の実施形態では、ROADM機能を備える分岐装置を含む光伝送システムにおいて、光伝送システムの通信リソースが高い効率で利用されるようにパスの通信リソースを算出する手順及びその機能を備える装置について説明する。通信リソースの算出は、例えば、分岐装置がADD/Drop比率を設定あるいは変更する際に行われる。
(第1実施形態)
図1は、第1の実施形態の光伝送システム100の構成例を示すブロック図である。図1は、光伝送システム100の物理トポロジーを示す。光伝送システム100は、端局A101、端局B102、端局C103、端局D104、分岐装置111及び112を備える。端局A101〜端局D104は光トランスポンダを備えた光伝送装置であり、波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing、WDM)信号を送受信する機能を備える。
端局A101〜端局D104には、クライアント装置や他のネットワークが接続されてもよい。分岐装置111及び112は光トランスポンダ及びROADM機能を備える通信装置である。分岐装置111及び112は、端局A101〜端局D104において送受信されるWDM信号を中継するとともに、WDM信号のパスを波長毎に設定する。分岐装置111及び112は、波長選択スイッチ(Wavelength Selective Switch、WSS)により、隣接する装置との間でAdd/Drop(合流及び分岐)する光信号を波長単位で設定する。
分岐装置111と端局A101との間のパスをPath−1、分岐装置111と端局B102との間のパスをPath−2、分岐装置111と分岐装置112との間のパスをPath−3と呼ぶ。分岐装置112と端局C103との間のパスをPath−4、分岐装置112と端局D104との間のパスをPath−5と呼ぶ。Path−1〜Path−5として、1本又は複数の光ファイバからなる光ファイバ伝送路を用いることができる。
図2は、光伝送システム100における端局A101〜端局D104間の論理的な接続の例を示す図である。すなわち、図1が光伝送システム100の物理的な構成に基づく端局の間の接続を示すのに対して、図2は端局の間の論理的な接続関係(論理トポロジー、以下、「トポロジー」という。)を示す。図2では、端局A101、端局B102、端局C103、端局D104の4つの端局が、いずれも他の3つの端局と通信する場合があることを示す。
以下の説明では、2つの端局の間に生じる通信の要求を「通信デマンド」と呼ぶ。通信デマンドは、通信を行う2つの端局の情報及びそれらの間の接続に必要な通信リソースの情報を含む。通信リソースは、通信に必要なパラメータであり、例えばWDM信号に含まれるキャリア信号の波長毎の伝送速度や波長数であるが、これらには限定されない。図2において2つの端局の間の通信は、通信デマンドによってパス毎に設定される。
図3〜図7は、図1で示された物理的なパスへ、図2で示された通信デマンドを割り当てる手順の例を説明する第1〜第5の図である。本実施形態では、波長毎の伝送容量は10Gbps[gigabit per second]であり、必要とされる通信リソースが、多重される波長数でパス毎に示される場合を例として説明する。従って、本実施形態では通信デマンドに割り当てられる通信リソースは、波長数に比例した通信容量である。例えば、あるパスにおいて通信デマンドが要求する通信リソースが100Gbpsである場合には、10波長が当該パスに割り当てられる。
以下に説明する手順は、端局A101〜端局D104、分岐装置111及び112のいずれかが備える中央処理装置(central processing unit、CPU)がプログラム(リソース分配プログラム)を実行することにより実現されてもよい。中央処理装置はコンピュータであり、算出された通信リソースの割り当て量の情報をWDM信号に多重あるいは重畳して各端局及び各分岐装置に通知する。通信リソースの割り当て量が通知された端局及び分岐装置は、当該通知に基づいて配下のパスの通信リソースを設定する。また、各分岐装置は、割り当てられた通信リソースによる通信が可能となるように、Add/dropする波長をOADM機能を用いて設定する。
図3〜図5には、端局の間の通信デマンド毎に、端局の間の通信が通過する光伝送システム100のパス(物理パス)に白丸印が付されている。例えば、端局B102と端局C103との間の通信はPath−2、Path−3、Path−4を通過する。従って、図3では通信デマンドが「B−C」の行にあり、かつ、「Path−2」、「Path−3」又は「Path−4」の列にある欄に白丸印が付される。他の通信デマンドに対しても、同様に、通信が通過するパスの列に白丸印が付される。
光伝送システム100の端局及び分岐装置は、いずれも、接続されたパスに、光キャリア周波数間隔が50GHzで伝送容量が10Gbpsの光信号を100波長収容できるものとする。一方、図3を参照すると、利用される通信デマンドの数が最も多い物理パス(すなわち、白丸の数が最も多い列)はPath−3である。このため、通信デマンドの割り当てに際して、Path−3の波長数が光伝送システム100の通信容量のボトルネックとなると推定される。従って、最初に、Path−3の波長数の合計が100波長となるように各パスの波長数を割り当てる。
本実施形態においては、端局A101−端局C103間の通信デマンドは100Gbps(すなわち10Gbps×10波長)、端局A101−端局D104間の通信デマンドは200Gbps(すなわち10Gbps×20波長)であるとする。また、端局B102−端局C103間の通信デマンドは400Gbps(40波長)、端局B102−端局D104間の通信デマンドは300Gbps(30波長)であるとする。また、当初の時点では端局A101−端局B102間及び端局C103−端局D104間には通信デマンドが存在しないものとする。これらの通信リソースの要求量は例であり、実施形態を限定しない。
なお、本実施形態及び以降の実施形態では、通信デマンド、パスに割り当て可能な通信リソース、及び、実際に割り当てられる通信リソースは、2台の端局間の通信方向に関わらず同一であるとして説明する。例えば、端局A101−端局C103間の通信デマンドが100Gbpsである場合には、端局A101から端局C103の方向の通信及びその逆方向の通信が、いずれも100Gbpsの通信リソースを要求する。また、パスの通信リソースが1波長当たり10Gbpsである場合には、当該パスは双方向で10Gbpsの通信が可能である。通信方向により通信デマンドあるいは割り当て可能な通信リソースが異なる場合は、通信方向毎の通信デマンド及び通信リソースに基づいて通信リソースを割り当ててもよい。
図4は、通信デマンドA−C、A−D、B−C、B−Dに含まれる、要求される通信リソースに基づくPath−3への波長数の割り当て例を示す。Path−3に対する波長の割り当て要求数の合計は100であり、Path−3の最大波長数(100)を超えない。従って、図4に示すように、通信デマンドA−C、A−D、B−C、B−Dのそれぞれが要求する通信リソースがPath−3に割り当て可能である。
なお、あるパスにおいて通信デマンドが要求する波長数の合計が当該パスの通信容量(本実施形態では100波長)を超える場合には、当該パスに割り当てられる波長数の合計が100波長以下となるように、各通信デマンドの波長数を比例配分してもよい。また、波長数の割り当ては、通信デマンドに含まれる通信リソースの要求量のみならず、端局A101〜端局D104からの要求、過去の端局の間の通信量の実績又は将来の端局の間の通信量の予測に基づいて行われてもよい。
図5は、Path−3以外のパスへの波長数の割り当て例を示す。ある端末間の通信に割り当てられるPath−3の波長数が決まると、当該端末間の通信の他のパスに対しても同一の量の通信リソースが割り当てられる。端局A101−端局C103間の通信デマンド(通信デマンドA−C)に対してPath−3に割り当てられた波長数は10である。従って、端局A101−端局C103間の通信リソースを確保するために、Path−1及びPath−4には、Path−3と同じ10波長が割り当てられる。同様に、端局A101−端局D104間の通信のために、Path−1及びPath−5にはそれぞれ20波長が割り当てられる。さらに、端局B102−端局C103間の通信のために、Path−2及びPath−4には40波長が割り当てられ、端局B102−端局D104間の通信のために、Path−2及びPath−5には30波長が割り当てられる。
図6は、図5において波長数が割り当てられなかった通信デマンドに対する波長割り当ての例を示す。図5の手順において、Path−1には合計30波長、Path−2には合計70波長が割り当てられた。各パスに割り当て可能な波長数は100であるから、通信デマンドA−Bに関してはPath−1に70波長、Path−2に30波長が割り当て可能である。通信デマンド毎の各パスにおける波長割り当て数を同一とするため、図6において通信デマンドA−BのPath−1及びPath−2にはそれぞれ30波長が割り当てられる。同様に、図5においてPath−4及びPath−5には50波長がすでに割り当てられたため、図6において通信デマンドC−DのPath−4及びPath−5にはいずれも50波長が割り当てられる。
図6において、Path−1には、合計60波長しか波長が割り当てられない。一方、パスが光中継器を含む場合には、標準的な仕様で設計された光中継器の出力レベルを所定の範囲内に維持するために、当該パスの光中継器への入力信号の波長数は他のパスに設置された光増幅器の波長数と近いことが好ましい。すなわち、各パスの波長数はなるべく等しいことが好ましい。
このように、Path−1に割り当てられた波長数が割り当て可能な波長数未満である場合には、端局A101及び分岐装置111は、40波長のダミー信号を生成して、Path−1のWDM信号の波長数を100波長としてもよい。この様子を図7に示す。40波長のダミー信号はPath−1に割り当てられていない波長の光信号であり、伝送されるデータを持たない。これにより、Path−1に含まれる光中継器へ入力されるWDM信号の波長数は他のパスの波長数と同一の100波長となる。その結果、Path−1に設置された光増幅器を他のパスで用いられる光増幅器と同一の波長数で動作させることができるため、光伝送システム100において光増幅器の共通化を図ることができる。Path−1以外のいずれかのパスにおいても、割り当てられた波長数が割り当て可能な波長数未満である場合にはダミー信号を用いることができる。また、光増幅器を含まないパスでは、ダミー信号は用いられなくともよい。
各パスの波長数を一定とする上記の手順は、Path−1以外のパスでも行うことができる。端局A101〜D104及び分岐装置111〜112は、通信デマンドの内容の変化によって波長割り当て数が変動した場合でも、ダミー信号の数を増減させて各パスの波長数の合計が100となるようにWDM信号送信してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態の光伝送システム100は、パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて、パスに要求される通信リソースを求める。そして、パスに割り当て可能な通信リソース及び求められたパスに要求される通信リソースに基づいて、パスに割り当てる通信リソースを算出する。その結果、光伝送システム100は、光伝送システムの通信リソースを効率的に割り当てることを可能とする。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態の光伝送システム200の構成例を示すブロック図である。光伝送システム200は、第1の実施形態の光伝送システム100と比較して、ネットワーク管理装置(Network Management System、NMS)250及び端局A101aを備える点で相違する。光伝送システム200も、リソース分配システムと呼ぶことができる。
NMS250はサーバ装置であり、端局A101a、端局B102、端局C103、端局D104、分岐装置111及び112と通信が可能なように接続される。本実施形態では、NMS250と端局B102、端局C103、端局D104、分岐装置111及び112とは端局A101aを介して接続される。NMS250は、端局A101aを制御できるとともに、光伝送システム200を介して端局B102〜端局D104をも制御できる。例えば、NMS250は、端局の間の通信デマンドを外部あるいは光伝送システム200の内部から取得する機能を備える。また、NMS250は、端局A101a、端局B102、端局C103、端局D104、分岐装置111及び112に対して、第1の実施形態で説明した手順によって通信デマンド毎にパスの通信容量を設定する機能を備える。
NMS250は、インタフェース(INF)251及び制御部(CONT)252を備える。インタフェース251は、端局A101aのインタフェース121との間の通信インタフェースである。制御部252は、CPU及びメモリを備える。制御部252のCPUは、メモリに記憶されたリソース分配プログラムを実行することで、以下に説明する通信リソースの割り当てを行う。
端局A101aは、インタフェース(INF)121、制御部(CONT)122及び光トランスポンダ(TX/RX)123を備える。インタフェース121は、NMS250のインタフェース251に接続される。インタフェース121とインタフェース251とは、例えば、IP(Internet Protocol)網、専用線、あるいは保守ネットワークによって接続される。
制御部122は、インタフェース121と光トランスポンダ123との間を接続するとともに、インタフェース121が受信した信号及び光トランスポンダ123が受信した信号に基づいて端局A101aを制御する。光トランスポンダ123は、分岐装置111に接続される光伝送路(Path−1)とのインタフェースである。端局A101aと端局B102〜端局D104との間では、主信号に加えて制御信号が送受信される。制御信号は、通信リソースの割り当てを端局A101aから他の端局及び分岐装置に通知するために用いられる。制御信号は端局A101aと他の端局との間で送受信されるWDM信号に多重され、あるいは重畳されて伝送される。例えば、制御信号は、保守のために確保された波長の光信号によって伝送されてもよい。あるいは、制御信号は、WDM信号に含まれるキャリア信号の一部又は全部の振幅を強度変調することで伝送されてもよい。
図9は、NMS250がパスに割り当てる波長数を決定する手順の例を示すフローチャートである。NMS250は、通信デマンドを取得する(図9のステップS01)。通信デマンドは、通信を行う両端の端局の情報及びその通信において要求される通信リソースの情報を含む。光伝送システム200の管理者は、NMS250又は端局A101〜端局D104に通信デマンドをデータとして入力してもよい。NMS250は端局A101〜端局D104と通信し、各端局が生成あるいは取得して保持している通信デマンドを収集してもよい。さらに、NMS250は、通信デマンドが格納されたデータベースにアクセスし、そのデータベースから通信デマンドを取得してもよい。データベースは、光伝送システム200を構成する装置のいずれか、あるいはNMS250と通信可能な位置に置かれる。NMS250は、取得した複数の通信デマンドを結合して、新たな通信デマンドを生成してもよい。
NMS250は、通信デマンド毎に、その通信デマンドにおいて利用されるパスを求め(ステップS02)、最も多くの通信デマンドによって利用されるパスを選択する(ステップS03)。NMS250は、通信デマンドに含まれる通信リソースの要求量に基づいて、選択されたパスに要求される通信リソースを、通信デマンド毎に算出する(ステップS04)。NMS250は、算出した通信リソースを、選択したパスに設定する(ステップS05)。ステップS05において、算出された通信リソースの和がパスに割り当て可能な通信容量を超える場合は、当該パスにおける通信リソースの和が割り当て可能な通信容量以下となるように、当該パスに割り当てる通信リソースを通信デマンド毎に再算出する。
そして、同一の通信デマンドに対しては、選択したパスと同一の通信容量の通信リソースを他のパスにも設定する(ステップS06)。その後、選択されたパスを利用しない通信デマンドの通信リソースをパス毎に割り当てる(ステップS07)。各パスの通信リソースは、ステップS05〜S06で割り当てられた通信リソースの合計が、当該パスで利用可能な通信リソースの上限を超えないように設定される。
このような構成及び機能を備える光伝送システム200は、リソース分配システムと呼ぶことができる。また、NMS250及び同等の機能を備える装置は、リソース分配装置と呼ぶことができる。リソース分配装置は、リソース分配方法を実行する。制御部252は、リソース計算手段を担う。リソース計算手段は、パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて、パスに要求される通信リソースを求める。リソース計算手段は、さらに、パスに割り当て可能な通信リソース及び求められたパスに要求される通信リソースに基づいて、パスに割り当てる通信リソースを算出する。
また、制御部252の機能は、端局A101aの制御部122に備えられてもよい。そして、このような端局A101aの機能は、端局B102〜端局D104のいずれかが備えていてもよい。
(第1及び第2の実施形態の変形例)
第1及び第2の実施形態では、通信リソースとして、各パスに10Gbpsの光信号を100波長割り当て可能である場合について説明した。しかし、通信リソースの割り当てはこれには限られず、パスの通信容量に関連するさらに他のパラメータが考慮された値(通信量の指標値)を用いて各パスに通信リソースを割り当ててもよい。
例えば、通信デマンドに基づくパス毎の通信リソースの算出には、当該パスが利用可能な光ファイバの本数、それぞれの光ファイバに多重可能な波長数及びそれぞれの波長の光信号の伝送速度が独立に考慮されてもよい。各パスの通信リソースは、各端局及び各分岐装置が備える光トランスポンダの変調方式及び誤り訂正能力、並びに、接続されるパスの光ファイバの伝送ペナルティを考慮したパワーバジェットに応じて設定されてもよい。また、パス毎の通信リソースには光ファイバ毎の障害の有無の情報が含まれてもよい。例えば、障害が発生している光ファイバの本数を、利用可能なファイバの本数から除いてもよい。これらのパラメータを総合して数値化した値を各パスに割り当て可能な通信リソースの指標値として用い、通信デマンドに基づく通信リソースの要求値が各パスの指標値を超えないように通信リソースが分配されてもよい。
あるいは、パス毎の光ファイバの本数、光ファイバ毎に割り当て可能な波長数及び各波長の伝送速度をパラメータとして、通信デマンドが最も充足される最適化問題を解くことで、各パスの通信リソースが算出されてもよい。
さらに、通信デマンド毎に優先度が設定されてもよい。例えば、あるパスにおいて要求される通信リソースの総和が、パスが利用可能な通信リソースを超える場合、優先順位のより低い通信デマンドに割り当てる通信リソースを削減することで、通信リソースの総和を減少させてもよい。あるいは、優先度の高さに比例したパラメータを用いて、通信リソースをパラメータの値に基づいて比例配分してもよい。
また、同一の端末間を結ぶ通信デマンドであっても、通信を利用するユーザやアプリケーションが異なる場合には同一の端末間で異なる通信デマンドが用いられてもよい。ユーザやアプリケーション毎に通信デマンドを生成することで、ユーザ毎、あるいはアプリケーション毎に異なる通信容量や優先度を設定できる。その結果、詳細なサービスレベルに基づく通信リソースの設定が可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、複数のユーザが物理的なネットワークを共用する場合の通信リソースの配分例について説明する。
図10は、第3の実施形態の光伝送システム300の構成例を示す図である。光伝送システム300は、端局A201、端局B202、端局C203、端局D204、端局E205、端局F206、端局G207を備える。光伝送システム300は、さらに、分岐装置211〜215を備える。端局A201〜端局G207は光伝送装置であり、接続された分岐装置との間でWDM信号を送受信する光トランスポンダを備える。分岐装置211〜215は光トランスポンダ及びROADM機能を備える分岐装置であり、隣接する端局及び分岐装置との間でWDM信号を送受信する。端局A201〜端局G207と分岐装置との間、及び、分岐装置相互間は図10に示されるようにパス(Path−11〜Path−21)で接続される。なお、光伝送システム300は、第2の実施形態で説明したNMS250を備えてもよい。この場合、端局A201〜G207の少なくとも1つは、第2の実施形態の端局A101aと同様の機能及び構成を備え、NMS250と接続される。
図11は、光伝送システム300における、端局A201〜G207のユーザ毎の論理的な接続関係(トポロジー)の例を示す図である。図11のユーザ2、3、4のA〜Gはユーザ1の端局A201〜端局G207に対応する。図11は、通信を行う端局の組み合わせがユーザ1〜ユーザ4で異なることを示す。トポロジーはユーザ毎に独立して設定され、あるユーザのトポロジーは他のユーザのトポロジーに影響を与えない。ユーザ1は、端局A201、端局B202、端局C203、端局E205、端局G207を相互に接続する通信を利用する。ユーザ2は、端局A201、端局C203、端局D204、端局F206、端局G207を相互に接続する通信を利用する。ユーザ3は、端局A201、端局B202、端局D204を相互に接続する通信を利用する。ユーザ4は、端局D204、端局F206、端局G207を相互に接続する通信を利用する。
図11に示されたトポロジーを持つユーザ1〜4が、図10の光伝送システム300を同時に使用する場合の、Path−11〜Path−21への通信リソースの割り当てについて説明する。本実施形態では、まず、第1の実施形態で説明した手順により、必要とされる通信リソースを各パスに割り当てる手順をユーザ毎に実行する。その後、必要とされる通信リソースの全ユーザの合計をパス毎に求め、パス毎の通信リソースが、パスの通信容量を超えないように、通信リソースの割り当て量が算出される。
図12〜図15は、各ユーザの通信デマンドに基づいて要求される通信リソースの例を示す図である。図12〜図15の数値は、各パスに要求される通信リソースであり、本実施形態では単位はGbpsで表される通信容量である。本実施形態では、ユーザ1及びユーザ2の通信デマンドは、いずれの端末間も10Gbpsの通信リソースを要求する場合を例として説明する。ユーザ3の通信デマンドが要求する通信リソースはいずれの端末間の通信も20Gbpsであり、ユーザ4の通信デマンドが要求する通信リソースはいずれの端末間の通信も15Gbpsであるとする。また、本実施形態では、各パスに割り当て可能な通信リソースは120Gbpsであるとする。ただし、パスの通信リソースに対応する通信容量は、通信デマンド毎に異なっていてもよい。また、パスに割り当て可能な通信リソースはパス毎に異なっていてもよい。
図12は、ユーザ1の要求通信リソースの例を示す図である。ユーザ1は、端局A201、端局B202、端局C203、端局E205、端局G207を相互に接続するため、対応する接続の行に「10」(Gbps)と記載される。例えば、端局Aと端局Cとを結ぶパスはPath−11、13、14であるので、「A−C」の行の「11」、「13」、「14」の列に「10」が記入される。通信が行われない端局の組み合わせの行は、網掛けで示される。
図13は、ユーザ2の要求通信リソースの例を示す図である。ユーザ2は、端局A201、端局C203、端局D204、端局F206、端局G207を相互に接続するため、図13の対応する接続の行に「10」(Gbps)と記載される。ユーザ3については図14に、接続される端局の間の通信に必要な通信リソースが「20」(Gbps)と記載される。ユーザ4については図15に、接続される端局の間の通信に必要な通信リソースが「15」(Gbps)と記載される。図12〜図15の最も下の行には、各ユーザが要求する通信リソースのパス毎の合計が示される。
図12〜図15では、各ユーザが要求する通信リソースのパス毎の合計は、パスの最大伝送容量は120Gbpsを超えない。このため、図12〜図15の要求値をそのまま用いて、以下に説明する通信リソースの再割り当てを行うことができる。しかし、要求される通信リソースが120Gbpsを超えたユーザがある場合は、あらかじめ、当該ユーザにおいて、第1及び第2の実施形態で説明した手順により通信リソースの再計算を行ってもよい。
図16は、通信リソースの再計算を説明する図である。図16の上図(a)では、図12〜図15の再下段の通信リソースの値が転記され、光伝送システム200として要求される通信リソースが「システム合計」の行に記載される。Path−13、15、17及び19に対する要求伝送容量はそれぞれ140Gbps、160Gbps、150Gbps及び130Gbpsである。各パスの最大伝送容量が120Gbpsであるため、上記のパスへの要求伝送容量は割り当て可能な容量を超えてしまう。そこで、本実施形態では、最も要求伝送容量が大きいPath−15に割り当てる通信リソースが120Gbpsとなるように、Path−15を使用するユーザ1〜ユーザ3に割り当てる通信リソースを120÷160=3/4倍に削減するように再計算を行う。再計算により削減された通信リソースが、各ユーザの通信リソースの合計値として割り当てられる。
図16の下図(b)は、割り当て後の各ユーザのパス毎の通信リソースの合計値を示す。本実施形態では、ユーザ1〜ユーザ3に割り当てられる通信リソースが再計算により3/4倍に削減されたため、下図において、ユーザ1〜3の数値はいずれも上図の数値の3/4となった。その結果、Path−15の通信リソースの割り当て量は120Gbps、Path−17の通信リソースの割り当て量も120Gbpsとなる。他のパスへの割り当て量も120Gbps以下であるため、図16の下図(b)に基づいて通信リソースが各ユーザのパスに割り当てられる。ユーザ4はPath−15を利用しないため、パス毎の通信リソースの割り当て量の合計は30Gbpsで変わらない。
図17〜図20は、図16の下図(b)に基づき、各ユーザの通信リソースを通信デマンド毎に割り当てた結果を示す図である。図17〜図19に示されるユーザ1〜ユーザ3への割り当て量は、図12〜図14と比較して、3/4倍になっている。図20に示されるユーザ4への割り当て量は、図15と同様である。
上述のように、第3の実施形態の光伝送システム300では、ユーザのトポロジーが重複する場合でも、ユーザ毎の通信リソースの合計がパスに割り当て可能な通信リソースを超えないように各パスの通信リソースが算出される。その結果、第3の実施形態の光伝送システム300も、光伝送システムの通信リソースを効率的に割り当てることを可能とする。
(第4の実施形態)
第3の実施形態では、直線状に接続された分岐装置211〜215に端局A201〜G207が接続された構成を説明した。このような構成の光伝送システムは、例えば、各端局が陸上に設置され各分岐装置が海底に設置された海底ケーブルシステムに適用されることがある。しかし、分岐装置の接続形態はこれらに限定されない。
図21は、第4の実施形態の光伝送システム400の構成例を示すブロック図である。
分岐装置301〜304は第1のリングネットワーク310を形成し、分岐装置304〜307は第2のリングネットワーク320を形成する。分岐装置304は、第1及び第2のリングネットワークの両方に属する。このような構成の光伝送システムは、例えば陸上の光伝送システムに適用されることがある。
分岐装置301〜307は光トランスポンダを備えるROADM装置である。図21では分岐装置301〜303及び分岐装置305〜307にはそれぞれ1台の端局(端局A201〜端局F206)が接続される。端局A201〜端局F206には、クライアント装置や他のネットワークが接続されてもよい。分岐装置301〜307は、それぞれ、複数の端局を接続してもよい。図21では、端局A201にNMS250が接続される。端局A201は、第2の実施形態の端局A101aと同様のインタフェース121、制御部122及び光トランスポンダ123を備える。
NMS250は、第2の実施形態と同様に、端局の間の通信デマンドに基づいて、端局と分岐装置との間のパス及び分岐装置間のパスに割り当てる通信リソースを算出する。NMS250は、算出された通信リソースを端局A201〜F206及び分岐装置301〜307に通知する。端局A201〜F206及び分岐装置301〜307は、NMS250から通知された通信リソースを、各パスに設定する。
光伝送システム400においても、第3の実施形態の光伝送システム300と同様に、ユーザ毎の論理トポロジーに基づいてユーザ毎に通信デマンドを作成してもよい。この場合、ユーザ毎の通信デマンドに基づく各パスの通信リソースの要求量の和が各パスに割り当て可能な通信容量を超えないように、各パスの通信リソースが設定される。
すなわち、第3の実施形態と同様に、第4の実施形態の光伝送システム400も、ユーザ毎の通信デマンドに基づいてパスに割り当てる通信リソースを算出することで、光伝送システムの通信リソースの効率的な割り当てが可能となる。
以上の各実施形態においてプログラムが用いられる場合は、プログラムは、固定された一時的でない記録媒体に記録される。記録媒体としては半導体メモリ又は固定磁気ディスク装置が用いられるが、これらには限定されない。なお、本発明の実施形態は以下の付記のようにも記載されうるが、それらには限定されない。
(付記1)
パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求め、前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出するリソース計算手段と、
前記パスに割り当てる通信リソースを前記パスに通信リソースを設定する通信装置に送信するインタフェースと、
を備えるリソース分配装置。
(付記2)
前記リソース計算手段は、前記端局及び前記通信装置のうち、隣接する通信装置の間のパス毎に割り当てる通信リソースを算出する、付記1に記載されたリソース分配装置。
(付記3)
前記リソース計算手段は、前記パスに割り当てる通信リソースを前記対向する端局の組毎に求める、付記1又は2に記載されたリソース分配装置。
(付記4)
前記リソース計算手段は、前記対向する端局の組毎に求めた前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスにおいて、前記パスに要求される通信リソース及び前記パスに割り当て可能な通信リソースに基づいて、前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスに割り当てる通信リソースを算出する、付記3に記載されたリソース分配装置。
(付記5)
前記リソース計算手段は、前記対向する端局の組毎に、前記通信が経由する全てのパスに同一の通信リソースを割り当てる、付記3又は4に記載されたリソース分配装置。
(付記6)
前記リソース計算手段は、いずれかのパスに割り当てられた通信リソースが前記いずれかのパスに割り当て可能な通信リソース未満である場合には、前記いずれかのパスにダミー信号を割り当てる、付記1乃至5のいずれかに記載されたリソース分配装置。
(付記7)
前記リソース計算手段は、
前記端局の接続関係を示す論理トポロジー毎に、前記端局の間の通信が経由するパスの通信リソースを割り当て、
前記論理トポロジー毎に割り当てられた前記通信リソースの量の前記パス毎の和が前記パスに割り当て可能な通信リソースの量を超えないように前記通信リソースを割り当てる、付記1乃至6のいずれかに記載されたリソース分配装置。
(付記8)
複数の端局と、
前記複数の端局の少なくとも1つに接続された付記1乃至7のいずれかに記載されたリソース分配装置と、
前記端局の間のパスに通信リソースを設定する通信装置と、
を備えるリソース分配システム。
(付記9)
パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求め、
前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出する、
リソース分配方法。
(付記10)
前記パスに通信リソースを設定する通信装置及び前記端局のうち、隣接する前記通信装置及び前記端局の間のパス毎に、前記パスに割り当てる通信リソースを算出することを含む、付記9に記載されたリソース分配方法。
(付記11)
前記パスに割り当てる通信リソースを前記対向する端局の組毎に求めることを含む、付記9又は10に記載されたリソース分配方法。
(付記12)
前記対向する端局の組毎に求めた前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスにおいて、前記パスに要求される通信リソース及び前記パスに割り当て可能な通信リソースに基づいて、前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスに割り当てる通信リソースを算出する、付記11に記載されたリソース分配方法。
(付記13)
前記対向する端局の組毎に、前記通信が経由する全てのパスに同一の通信リソースを割り当てる、付記11又は12に記載されたリソース分配方法。
(付記14)
リソース分配装置のコンピュータに、
パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求める手順、
前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出する手順、
前記パスに割り当てる通信リソースを前記パスに通信リソースを設定する通信装置に送信する手順、
を実行させるためのリソース分配プログラム。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
また、それぞれの実施形態に記載された構成は、必ずしも互いに排他的なものではない。本発明の作用及び効果は、上述の実施形態の全部又は一部を組み合わせた構成によって実現されてもよい。
この出願は、2017年10月27日に出願された日本出願特願2017−208209を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100 光伝送システム
101〜104 端局A〜D
101a 端局A
111、112 分岐装置
121 インタフェース
122 制御部
123 光トランスポンダ
200 光伝送システム
201〜207 端局A〜G
211〜215 分岐装置
250 ネットワーク管理装置
251 インタフェース
252 制御部
300 光伝送システム
301〜307 分岐装置
310 第1のリングネットワーク
320 第2のリングネットワーク
400 光伝送システム

Claims (14)

  1. パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求め、前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出するリソース計算手段と、
    前記パスに割り当てる通信リソースを前記パスに通信リソースを設定する通信装置に送信するインタフェースと、
    を備えるリソース分配装置。
  2. 前記リソース計算手段は、前記端局及び前記通信装置のうち、隣接する通信装置の間のパス毎に割り当てる通信リソースを算出する、請求項1に記載されたリソース分配装置。
  3. 前記リソース計算手段は、前記パスに割り当てる通信リソースを前記対向する端局の組毎に求める、請求項1又は2に記載されたリソース分配装置。
  4. 前記リソース計算手段は、前記対向する端局の組毎に求めた前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスにおいて、前記パスに要求される通信リソース及び前記パスに割り当て可能な通信リソースに基づいて、前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスに割り当てる通信リソースを算出する、請求項3に記載されたリソース分配装置。
  5. 前記リソース計算手段は、前記対向する端局の組毎に、前記通信が経由する全てのパスに同一の通信リソースを割り当てる、請求項3又は4に記載されたリソース分配装置。
  6. 前記リソース計算手段は、いずれかのパスに割り当てられた通信リソースが前記いずれかのパスに割り当て可能な通信リソース未満である場合には、前記いずれかのパスにダミー信号を割り当てる、請求項1乃至5のいずれかに記載されたリソース分配装置。
  7. 前記リソース計算手段は、
    前記端局の接続関係を示す論理トポロジー毎に、前記端局の間の通信が経由するパスの通信リソースを割り当て、
    前記論理トポロジー毎に割り当てられた前記通信リソースの量の前記パス毎の和が前記パスに割り当て可能な通信リソースの量を超えないように前記通信リソースを割り当てる、請求項1乃至6のいずれかに記載されたリソース分配装置。
  8. 複数の端局と、
    前記複数の端局の少なくとも1つに接続された請求項1乃至7のいずれかに記載されたリソース分配装置と、
    前記端局の間のパスに通信リソースを設定する通信装置と、
    を備えるリソース分配システム。
  9. パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求め、
    前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出する、
    リソース分配方法。
  10. 前記パスに通信リソースを設定する通信装置及び前記端局のうち、隣接する前記通信装置及び前記端局の間のパス毎に、前記パスに割り当てる通信リソースを算出することを含む、請求項9に記載されたリソース分配方法。
  11. 前記パスに割り当てる通信リソースを前記対向する端局の組毎に求めることを含む、請求項9又は10に記載されたリソース分配方法。
  12. 前記対向する端局の組毎に求めた前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスにおいて、前記パスに要求される通信リソース及び前記パスに割り当て可能な通信リソースに基づいて、前記パスに割り当てる通信リソースの和が最も大きいパスに割り当てる通信リソースを算出する、請求項11に記載されたリソース分配方法。
  13. 前記対向する端局の組毎に、前記通信が経由する全てのパスに同一の通信リソースを割り当てる、請求項11又は12に記載されたリソース分配方法。
  14. リソース分配装置のコンピュータに、
    パスを経由して対向する端局の間の通信において要求される通信リソースに基づいて前記パスに要求される通信リソースを求める手順、
    前記パスに割り当て可能な通信リソース及び求められた前記パスに要求される通信リソースに基づいて前記パスに割り当てる通信リソースを算出する手順、
    前記パスに割り当てる通信リソースを前記パスに通信リソースを設定する通信装置に送信する手順、を実行させるためのリソース分配プログラム
    を記録した記録媒体。
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