JP6569419B2 - ネットワークのプロビジョニングのための方法、システム及びメモリデバイス - Google Patents

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Description

本開示は、概して、光通信ネットワークに関し、特に、例えばマッピング制約の暗黙的符号化を用いるような、マッピング選択及びパターンに基づく柔軟な仮想光ネットワークプロビジョニングに関する。
電気通信、ケーブルテレビジョン、及びデータ通信システムは、遠隔地点間で大量の情報を高速で伝達するために光ネットワークを使用する。光ネットワークでは、情報は、光ファイバ(光路とも呼ばれる。)を通じて光信号の形で伝達される。
ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN;Software-Defined Networking)は、ネットワーク仮想化及び/又は抽象化に向けた重要なステップに相当し、論理ネットワークエンティティが、手動によるユーザ入力ではなく、ソフトウェア命令を用いて自動的にインスタンス化されることを可能にすることができる。このようにして、SDNは、仮想ネットワークの柔軟な定義を可能にすることができる。例えば、オープンネットワーク財団(ONF;Open Network Foundation)によって管理されるオープンフロー(OpenFlow)通信を用いると、トラフィックフローエンティティは、ヘッダ空間において定義されるレイヤ識別子の任意の組み合わせを用いてインスタンス化されてよい。オープンフローは、トラフィックフローを定義するために様々なレイヤでトラフィック識別子(インターネットプロトコル(IP;Internet-Protocol)アドレス、メディアアクセスコントローラ(MAC;Media Access Controller)アドレス、ポートアドレス、など)の様々な組み合わせを使用してよい。次いで、物理スイッチへのフローに関連するパケット転送ルールをインストールし設定することによって、オープンフローコントローラは、トラフィックエンティティが、物理スイッチを含むネットワークを通じてルーティングされる経路をインスタンス化することを確かにしてよい。
オープンフローのフローバイザー(Flow Visor)は、複数のトラフィックフローエンティティを所与のスライスと関連付けて、夫々のスライスが別々のテナントコントローラによって管理されるようにすることによって、仮想ネットワークエンティティ(“スライス”と呼ばれる。)をインスタンス化して、テナントがネットワークトラフィックの一部及び物理ネットワークのサブセットを制御することを可能にしてよい。オープンフローでは、フロー空間は、夫々のネットワークスイッチについて定義されてよい。夫々のフロー空間は、スライスと関連付けられてよく、つまり、別々のコントローラによって管理される。フローバイザーは、オープンフローメッセージをインターセプトし且つ書き直すことによって、1つのスライスにおける動作が他に作用しないことを確かにしてよい。
SDNテクノロジの原理及び特性は、インターネットプロトコル(IP)及びイーサネット(登録商標)ネットワークに焦点を絞って最初に開発された。しかし、SDNの概念は、光ネットワークにも導入されてよい。例えば、SDNの概念は、複数の変調フォーマットのために無色/無指向/可撓グリッド構成変更可能な光アド/ドロップマルチプレクサ(ROADM;Reconfigurable Optical Add-Drop Multiplexer)及びプログラム可能なトランスポンダを使用して構築されるアジャイル光ネットワークに適用されてよい。SDN対応可能光ネットワークは、ソフトウェア定義光ネットワーク(SDON;Software-Defined Optical Network)と呼ばれてよい。これは、よりオープンであり、プログラム可能であり、且つアプリケーションアウェアであり得る。SDONの特性は、光ネットワーク仮想化である。これは、ネットワークサービスプロバイダが複数の共在する単離した仮想光ネットワーク(VON;Virtual Optical Network)を同じ物理インフラストラクチャ上でプロビジョニングすることを可能にすることができる。例えば、従来の光ネットワークでは、ネットワークサービスは、光路(すなわち、所与のエンドポイント間の光ネットワーク経路)に関して提供される。SDONでは、ネットワークサービスは、VONに関して提供されてよい。要求に応答してVONをプロビジョニングする場合に、仮想ノードを物理トポロジにマッピングする種々のマッピングパターンが可能であり得る。
本発明は、マッピング制約の暗黙的符号化による仮想光ネットワーク(VON)プロビジョニングのための方法、システム及びメモリデバイスを提供することを対象とする。
本発明の実施形態は、ネットワークのプロビジョニングのための方法を提供する。当該方法は、物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程を有する。前記探索は、第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外することを有し、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程とを有する。
本発明の他の実施形態は、ネットワークのプロビジョニングのためのシステムを提供する。当該システムは、プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリ媒体にアクセスするよう構成されるプロセッサを有する。前記命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別させる。前記探索は、第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外することを有し、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程とを有する。
本発明の更なる他の実施形態は、プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリデバイスを提供する。前記命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別させる。前記探索は、第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外することを有し、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程とを有する。
本発明の実施形態によれば、マッピング制約の暗黙的符号化による仮想光ネットワーク(VON)プロビジョニングのための方法、システム及びメモリデバイスを提供することが可能となる。
本発明並びにその特徴及び利点のより完全な理解のために、これより、添付の図面に関連して読まれるべき下記の記載が参照される。
光ネットワークの実施形態の選択された要素のブロック図である。 光ネットワークのための制御システムの実施形態の選択された要素のブロック図である。 物理インフラストラクチャの実施形態の選択された要素のネットワークマップである。 2つのVONの実施形態の選択された要素のネットワークマップである。 2つのVONの実施形態の選択された要素のネットワークマップである。 マッピングパターンの実施形態の選択された要素の探索木である。 マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法の実施形態の選択された要素のフロー図である。 マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法の実施形態の選択された要素のフロー図である。 マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法の実施形態の選択された要素のフロー図である。 マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法の実施形態の選択された要素のフロー図である。
[要約]
一態様において、ネットワークのプロビジョニングのための開示される方法は、物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受ける工程を含んでよい。ネットワークのプロビジョニングのための開示される方法は、物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、当該方法は、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程を含んでよい。前記探索は、第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々のための動作を含んでよい。前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記探索は、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価する動作を含んでよい。前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記評価は、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含めることを有してよい。前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記評価は、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外することを有してよい。前記探索は、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する動作と、前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する動作とを更に含んでよい。前記探索は、前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する動作を更に含んでよい。
ネットワークのプロビジョニングのための更なる開示される態様には、ここで記載されるように、ネットワークのプロビジョニングのためのシステムと、プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリデバイス又は媒体とが含まれる。
[特定の実施形態の説明]
下記の記載において、詳細は、開示される対象の議論を簡単にするために一例として説明される。
なお、当業者には当然ながら、開示される実施形態は、例示であって、全ての可能な実施形態を網羅するものではない。
本開示の全体を通して、ハイフン付きの形をとる参照符号は、ある要素の具体的なインスタンスを参照し、ハイフン付きの形をとらない参照符号は、その要素を総称的に又は集合的に参照する。よって、例(図示せず。)として、ウィジェット“12−1”は、ウィジェット“12”として集合的に呼ばれ得るウィジェット分類のインスタンスを参照する。そのウィジェット分類のうちのいずれか1つは、ウィジェット“12”と総称的に呼ばれることがある。図面及び明細書において、同じ符号は、同じ要素を表すよう意図される。
上述されたように、ソフトウェア定義光ネットワーク(SDON)では、ネットワークサービスは、光路ではなく仮想光ネットワーク(VON)として提供されてよい。VONプロビジョニングは、ある態様においては従来の光路プロビジョニングと区別可能であり得る。例えば、光路は、ポイント・ツー・ポイント接続であってよく、一方、VONは、複数の仮想ノード及び仮想リンクを含むネットワークを含んでよい。VONにおける夫々の仮想ノードは、物理的な光ノードにマッピングされてよく、一方、VONにおける夫々の仮想リンクは、対応する物理的な光ノードを接続する光路にマッピングされてよい。ある実施形態では、特定のVONのための光路は、個別的にというよりむしろ集合的にプロビジョニングされてよい。このようにして、VON要求は、全ての仮想リンクがVON要求のための所望の基準の下で光路に見事にマッピングされている場合に、供されてよい。
更に、特定の光路は、固定されたソース及びあて先ノードを有してよい。VONでは、物理ノードに対する仮想ノードのマッピングは柔軟であってよい。例えば、仮想ノードは、結果として得られる物理SDONスライスがVONのサービス水準合意(service-level agreement)を満足する限り、ある地理的範囲内にあるか、あるいは、ある数の指定された物理ノードに含まれる如何なる物理ノードにもマッピングされてよい。そのような柔軟性は、ネットワークサービスプロバイダに、リソース利用を最適化し且つサービスプロビジョニング費用を削減することができるようにする。
VONプロビジョニングは、光ネットワーキングサービスの概念を、ポイント・ツー・ポイントの固定ノード対による光路プロビジョニングからマルチポイントの柔軟なノード、すなわち、グループ光ネットワークスライシングへと一般化してよい。光路は、夫々が固定ノードマッピングを持った2つの仮想ノードを含むVONの特定のインスタンスであってよいので、SDONサービスプロバイダは、そのVONサービスプロビジョニングシステムの変更をほとんど又は全く有さずに光路プロビジョニングへのバックワードコンパチビリティを有してよい。
更に、VONプロビジョニングは、基礎をなす物理的な光ネットワークインフラストラクチャから生じる独自の制約を受けることがある。VON要求からの1つの制約は、スペクトルスロット制約であってよい。‘スペクトルスロット’と呼ばれる所与の波長での連続した光路が、VON要求のためのネットワークカスタマによって望まれる。物理的な光ネットワーク内のスペクトルスロットの数は有限であり得るので、最適なVONプロビジョニングは、マッピングを実行するときに物理ノード間のスペクトルスロット利用可能性の検討を必要とすることがある。他のVON制約は、距離適応変調を必要としてよい。種々の長さの経路が、所与のVON内で考えられることがある。光路の長さはマッピングの費用に影響を与えるので、距離適応変調は、VON要求のための種々のマッピングパターン間の決定的要因であり得る。例えば、隣接したスペクトルスロットがある光路のために使用され得ないところの物理レイヤ劣化などの、VON要求のための更なる制約も、VONプロビジョニングに関連してよい。
加えて、VONプロビジョニングは、一般的なプロビジョニング制約に関連してよい。VON要求は、VON要求において特定される多くとも1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てに制限されてよい。VON要求における2つの仮想ノード間の夫々の仮想リンクは、物理インフラストラクチャのための仮想リンク容量制約を受けてよい。また、VON要求は、マッピング選択を含み得るある候補物理ノードを特定してよい。
多くの実際の物理的な光ネットワークについて、複数のVON要求がいつでも供されてよい。物理的な光ネットワークの実際の実施は多数の物理ノード及び光路を含み得るので、物理的な光ネットワークへの最適なVONマッピングを決定することは、相当な計算リソースと、相応に長い計算時間とを必要とし得る。これらは、ネットワークサービスプロバイダにとって望ましくない。更に、VON要求に対する物理ネットワークのマッピングを繰り返す従来の方法は、複数のVON要求が同じ物理ネットワークインフラストラクチャのために受け取られるときに最適なマッピングを探索する場合に、ある欠点と関連することがある。
例えば、ヒューリスティックマッピングが知られており、夫々のVON要求を受信時に処理し、例えば、VON要求を満たすネットワークオペレータのための費用関数最小化などの所望の基準に従って、最も適合するマッピングパターンを割り当てる。たとえそのようなヒューリスティックマッピングが計算上比較的効率的であり得るとしても、ヒューリスティックマッピングによる解決法は最適なVONマッピングを提供しないことがある。これは、新しいVON要求が受け取られる場合に、VONサービスにおける既存のVON要求が容易に考慮されないためである。よって、ヒューリスティックマッピングでは、複数のVON要求の順列は選択されないままであり得、一方、そのような順列を用いて使用可能であり得る所与の数のVON要求は拒絶され得る。結果として、物理的な光ネットワークの全体的な容量利用は、ヒューリスティックマッピングが使用される場合に、所望のレベルを下回ったままであり得る。
他の例では、網羅的列挙は、新しいVON要求が受け取られる場合に全ての可能なマッピング選択にわたって実行されてよく、既存のVON要求の再マッピングを含んでよい。そのようなアプローチは、新しいVON要求が受け取られるときはいつでも、最適なマッピングソリューションを理論上は見つける。しかし、網羅的列挙のための計算リソース及び計算時間はひどく高く、特に大規模な光ネットワークについて、経済上実際的な様態で応じるには柔軟性が足りないことがある。
更に詳細に記載されるように、マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための、ここで記載される方法及びシステムは、最適なマッピングパターンのための計算上扱いやすい探索を提供しながら、複数のVON要求を供給するための最適な解決法を提供してよい。特定の実施形態では、分岐限定法(又は他の同様の方法)による探索は、完全なマッピングパターンが生成されるより前に種々の仮想ノードマッピングの評価を可能にするマッピング制約の暗黙的符号化を用いてVON要求の解空間を探索するために利用されてよい。物理対仮想ノード制約に加えて、様々な他の制約が有効に適応されてよい。
これより図面を参照すると、図1は、光ネットワーク101の例となる実施形態を表す。実施形態は光通信システムを表してよい。光ネットワーク101は、光ネットワーク101の構成要素によって通信される1つ以上の光信号を運ぶよう構成される1つ以上の光ファイバ106を有してよい。光ファイバ106によって結合されている光ネットワーク101のネットワーク要素は、1つ以上の送信器(Tx)102、1つ以上のマルチプレクサ(MUX)104、1つ以上の光増幅器108、1つ以上の光アド/ドロップマルチプレクサ(OADM)110、1つ以上のデマルチプレクサ(DEMUX)105、及び1つ以上の受信器(Rx)112を有してよい。
光ネットワーク101は、終端ノードを備えるポイント・ツー・ポイントネットワーク、リング光ネットワーク、メッシュ光ネットワーク、又はいずれかの他の適切な光ネットワーク若しくは光ネットワークの組み合わせを有してよい。光ファイバ106は、極めて低い損失で長距離にわたって信号を通信することができるガラスの細い糸を有する。光ファイバ106は、光伝送のために様々な異なるファイバから選択された適切なタイプのファイバを有してよい。
光ネットワーク101は、光ファイバ106にわたって光信号を送信するよう構成されるデバイスを有してよい。情報は、波長において情報を符号化するように光の1つ以上の波長の変調によって光ネットワーク101を通じて送信及び受信されてよい。光ネットワーキングでは、光の波長はチャネルとも呼ばれ得る。夫々のチャネルは、光ネットワーク101を通じてある量の情報を搬送するよう構成されてよい。
光ネットワーク101の情報容量及び輸送容量を増やすよう、複数のチャネルで送信される複数の信号は、単一の広帯域光信号にまとめられてよい。複数のチャネルで情報を通信するプロセスは、波長分割多重化(WDM;Wavelength Division Multiplexing)と光学においては呼ばれる。ファイバに対して、疎波長分割多重化(CWDM;Coarse Wavelength Division Multiplexing)は、通常は20nmよりも広く且つ16個未満の波長である、少数のチャネルを有して広く間隔をあけられている波長の多重化を指し、密波長分割多重化(DWDM;Dense Wavelength Division Multiplexing)は、通常は0.8nmよりも狭い間隔且つ40個よりも多い波長である、多数のチャネルを有して狭く間隔をあけられている波長の多重化を指す。WDM又は他の多波長多重化伝送技術は、光ファイバごとの総帯域幅を増大させるために光ネットワークにおいて使用される。WDMによらないと、光ネットワークにおける帯域幅は、唯1つの波長のビットレートに制限され得る。更なる帯域幅によれば、光ネットワークは、より多くの情報量を伝送することができる。光ネットワーク101は、WDM又は何らかの多の適切なマルチチャネル多重化技術を用いていろいろなチャネルを送信するよう、且つ、マルチチャネル信号を増幅するよう構成されてよい。
光ネットワーク101は、特定の波長又はチャネルにおいて光ネットワーク101を通じて光信号を送信するよう構成される1つ以上の光送信器(Tx)102を有してよい。送信器102は、電気信号を光信号に変換し、光信号を送信するよう構成されるシステム、装置又はデバイスを有してよい。例えば、送信器102は夫々、光ネットワーク101を通じて信号を搬送するために、電気信号を受信し、電気信号に含まれる情報を、特定の波長でレーザによって生成される光のビームに変調し、そしてビームを送信するレーザ及び変調器を有してよい。
マルチプレクサ104は、送信器102へ結合されてよく、例えば夫々の個々の波長で送信器102によって送信された信号をWDM信号へと結合するよう構成されるシステム、装置又はデバイスであってよい。
光増幅器108は、光ネットワーク101内でマルチチャネル化された信号を増幅してよい。光増幅器108は、ファイバ106のある長さより前及び/又は後に位置付けられてよい。光増幅器108は、光信号を増幅するシステム、装置又はデバイスを有してよい。例えば、光増幅器108は、光信号を増幅する光中継器を有してよい。この増幅は、光−電気又は電気−光変換により実行されてよい。幾つかの実施形態では、光増幅器108は、ドープファイバ増幅要素を形成するようにレアアース要素をドープされた光ファイバを有してよい。信号がファイバを通るとき、外部エネルギは、光ファイバのドープされた部分の原子を励起するようにポンプ信号の形で印加されてよい。これは、光信号の強さを増大させる。例として、光増幅器108は、エルビウムドープファイバ増幅器(EDFA;Erbium-Doped Fiber Amplifier)を有してよい。
OADM110は、ファイバ106を介して光ネットワーク101へ結合されてよい。OADM110は、アド/ドロップモジュールを有し、ファイバ105からの光信号を(すなわち、個々の波長で)抜き出したり及び/又は付け加えたりするよう構成されるシステム、装置又はデバイスを有してよい。OADM110を通った後、光信号は、あて先へ直接にファイバ106に沿って移動してよく、あるいは、信号は、あて先に達する前に1つ以上の更なるOADM110及び/又は光増幅器108に通されてよい。
図1に示されるように、光ネットワーク101は、ネットワーク101の1つ以上のあて先にある1つ以上のデマルチプレクサ105を更に有してよい。デマルチプレクサ105は、単一のコンポジットWDM信号を夫々の波長での個々のチャネルに分割することによってデマルチプレクサとして働くシステム、装置又はデバイスを有してよい。例えば、光ネットワーク101は、40チャネルDWDM信号を送信及び搬送してよい。デマルチプレクサ105は、単一の40チャネルDWDM信号を、40個の異なるチャネルに従う40個の別個の信号に分割してよい。
光ネットワーク101のある実施形態では、OADM110は、WDM信号の個々の又は複数の波長を抜き出したり又は付け加えたりすることができる構成変更可能なOADM(ROADM)に相当してよい。個々の又は複数の波長は、例えば、ROADMに含まれ得る波長選択スイッチ(WSS;Wavelength Selective Switch)(図示せず。)を用いて、光領域において抜き出しされたり又は付け加えられたりしてよい。
図1では、光ネットワーク101は、デマルチプレクサ105に結合される受信器112を更に有してよい。夫々の受信器112は、特定の波長又はチャネルで送信された光信号を受信するよう構成されてよく、光信号を処理して、該光信号を含むデータを取得(又は復調)してよい。然るに、ネットワーク101は、ネットワークのチャネルごとに少なくとも1つの受信器112を有してよい。
例えば図1の光ネットワーク101のような光ネットワークは、光ファイバにわたって光信号で情報を伝えるために、変調技術を用いてよい。そのような変調スキームには、変調技術の例の中でも特に、位相偏移キーイング(PSK;Phase-Shift Keying)、周波数偏移キーイング(FSK;Frequency-Shift Keying)、振幅偏移キーイング(ASK;Amplitude-Shift Keying)、及び直交振幅変調(QAM;Quadrature Amplitude Modulation)が含まれ得る。PSKでは、光信号によって搬送される情報は、搬送波又は単にキャリアとも呼ばれる基準信号の位相を変調することによって、伝えられてよい。情報は、二段階又は二相位相偏移変調(BPSK;Binary Phase-Shift Keying)、四段階又は四相位相偏移変調(QPSK;Quadrature Phase-Shift Keying)、多段階位相偏移変調(M−PSK;Multi-level Phase-Shift Keying)及び差動位相偏移変調(DPSK;Differential Phase-Shift Keying)を用いて信号自体の位相を変調することによって、伝えられてよい。QAMでは、光信号によって搬送される情報は、搬送波の振幅及び位相の両方を変調することによって、伝えられてよい。PSKはQAMの一部であると見なされ得る。PSKでは、搬送波の振幅は一定に保たれる。加えて、偏波分割多重化(PDM;Polarization Division Multiplexing)技術は、情報伝送のために、より大きいビットレートを達成すること可能にしてよい。PDM伝送は、チャネルに関連する光信号の様々な偏波成分上に情報を変調することを有する。光信号の偏波は、光信号の発信の方向を指してよい。語“偏波”は、一般に、空間内での点での電場ベクトルの先端によって描かれる経路を指してよい。この経路は、光信号の伝播方向に垂直である。
例えば図1の光ネットワーク101のような光ネットワークでは、マネージメントプレーン、コントロールプレーン、及びトランスポートプレーン(時々物理レイヤと呼ばれる。)を参照することが一般的である。中央管理ホスト(図示せず。)はマネージメントプレーンにあってよく、コントロールプレーンの構成要素を設定及び監督してよい。マネージメントプレーンは、全てのトランスポートプレーン及び制御プレーンエンティティ(例えば、ネットワーク要素)に対する最高の制御を有する。例として、マネージメントプレーンは、1つ以上の処理リソース、データ記憶部、などを含む中央処理センタ(例えば、中央管理ホスト)から成ってよい。マネージメントプレーンは、コントロールプレーンの要素と電気的に通信してよく、更には、トランスポートプレーンの1つ以上のネットワーク要素とも電気的に通信してよい。マネージメントプレーンは、システム全体のための管理機能を実行し、ネットワーク要素、コントロールプレーン、及びトランスポートプレーンの間の協調を提供してよい。例として、マネージメントプレーンは、1つ以上のネットワーク要素をそれらの要素の立場から扱う要素管理システム(EMS;Element Management System)、多くのデバイスをネットワークの立場から扱うネットワーク管理システム(NMS;Network Management System)、及び/又はネットワークワイドの動作を扱う運転支援システム(OSS;Operational Support System)を含んでよい。
変更、追加又は削除は、本開示の適用範囲から逸脱することなしに光ネットワーク101に対してなされてよい。例えば、光ネットワーク101は、図1に表されているよりも多い又は少ない要素を有してよい。加えて、ネットワーク101は、例えば分散補償モジュール(DCM;Dispersion Compensation Module)などの、明示的に示されない追加の要素を有してよい。また、上述されたように、ポイント・ツー・ポイントネットワークとして表されているが、光ネットワーク101は、例えば、リング、メッシュ、及び/又は階層ネットワークトポロジのような、光信号を伝送するための如何なる適切なネットワークトポロジも有してよい。
これより図2を参照すると、光ネットワークにおいて、例えば、光ネットワーク101(図1を参照)においてコントロールプレーン機能性を実装する制御システム200の実施形態の選択された要素のブロック図が表されている。コントロールプレーンは、ネットワークインテリジェンス及び制御のための機能性を有してよく、更に詳細に記載されるように、ディスカバリ、ルーティング、経路計算、及びシグナリングのためのアプリケーション又はモジュールを含む、ネットワークサービスを確立するための能力を支援するアプリケーションを有してよい。制御システム200によって実行されるコントロールプレーンアプリケーションは、光ネットワーク内でサービスを自動的に確立するように一体となって働いてよい。ディスカバリモジュール212は、近隣へ接続するローカルリンクを発見してよい。ルーティングモジュール210は、ローカルリンク情報を、データベース204に投入しながら、光ネットワークノードへ送信してよい。光ネットワークからのサービスのための要求が受け取られる場合に、経路計算エンジン202は、データベース204を用いてネットワーク経路を計算するために、呼び出されてよい。このネットワーク経路は、次いで、要求されたサービスを確立するようにシグナリングモジュール206へ供給されてよい。
図2に示されるように、制御システム200は、プロセッサ208及びメモリデバイス220を有する。メモリデバイス220は、プロセッサ208によって実行可能であり得る実行可能コードの形で実行可能命令を記憶してよい。プロセッサ208はメモリデバイス220へのアクセスを有する。プロセッサ208は、制御システム200にここで記載される機能及び動作を実行させる命令を実行してよい。本開示のために、メモリデバイス220は、少なくともある期間にわたってデータ及び/又は命令を記憶する1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体を有してよい。メモリデバイス220は、持続性及び揮発性媒体、固定された及び取り外し可能な媒体、並びに磁気及び半導体媒体を有してよい。メモリデバイス220は、制限なしに、例えば、直接アクセス記憶デバイス(例えば、ハードディスクドライブ若しくはフロッピー(登録商標)ディスク)、シーケンシャルアクセス記憶デバイス(例えば、テープディスクドライブ)、コンパクトディスク(CD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出専用メモリ(ROM)、CD−ROM、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、電気的消去可能なプログラム可能読出専用メモリ(EEPROM)及び/又はフラッシュメモリ、非一時的な媒体、及び/又はそれらの様々な組み合わせを含んでよい。メモリデバイス220は、命令、データ、又はその両方を記憶するよう動作可能である。図示されるメモリデバイス220は、実行可能なコンピュータプログラム、すなわち、経路計算エンジン202、シグナリングモジュール206,ディスカバリモジュール212、及びルーティングモジュール210を表すことができる命令の組又はシーケンスを含む。ここで記載されるように、経路計算エンジン202は、シグナリングモジュール206、ディスカバリモジュール212、及びルーティングモジュール210とともに、本開示に従う様々な動作又は方法を実施するための命令及び/又はコードを表してよい。
ある実施形態では、制御システム200は、ユーザ(図示せず。)とインタフェース接続し、光信号伝送経路に関するデータを受け取るよう構成されてよい。例えば、制御システム200は、ユーザから光信号伝送経路に関するデータを受け取ること及び/又は結果をユーザに出力することを助けるように1つ以上の入力デバイス及び/又は出力デバイスを更に有してよく、且つ/あるいは、それらに結合されてよい。1つ以上の入力及び/又は出力デバイス(図示せず。)は、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクロホン、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、オーディオスピーカ、又は同様のものを含んでよいが、それらに限られない。代替的に、又は追加的に、制御システム200は、例えば、他のコンピュータデバイス及び/又はネットワーク要素(図2に図示せず。)などのデバイスから、光信号伝送経路に関するデータを受け取るよう構成されてよい。
図2に示されるように、幾つかの実施形態では、ディスカバリモジュール212は、光ネットワーク内の光信号伝送経路に関するデータを受け取るよう構成されてよく、近隣及び近隣間のリンクの発見に関与してよい。言い換えると、ディスカバリモジュール212は、ディスカバリプロトコルに従ってディスカバリメッセージを送信してよく、光信号伝送経路に関するデータを受け取ってよい。幾つかの実施形態では、ディスカバリモジュール212は、とりわけ、例えば、ファイバタイプ、ファイバ長さ、コンポーネントの数及び/又はタイプ、データレート、データの変調フォーマット、光信号の入力電力、信号搬送波長(すなわち、チャネル)の数、チャネル間隔、トラフィック需要、及び/又はネットワークトポロジなどの、しかしそれらに限られない特性を決定してよい。
図2に示されるように、ルーティングモジュール210は、例えば光ネットワーク101などの光ネットワーク内の様々なノードへリンク接続性情報を伝播することに関与してよい。特定の実施形態では、ルーティングモジュール210は、トラフィックエンジニアリングをサポートするようにリソース情報をデータベース204に投入してよい。リソース情報は、リンク帯域幅利用可能性を含んでよい。然るに、データベース204は、光ネットワークのネットワークトポロジを決定するために使用可能な情報をルーティングモジュール210によって投入されてよい。
経路計算エンジン202は、光信号伝送経路の伝送特性を決定するためにルーティングモジュール210によってデータベース204に供給された情報を使用するよう構成されてよい。光信号伝送経路の伝送特性は、例えば、色分散(CD;Color Dispersion)、非線形(NL;NonLinear)効果、偏波効果(例えば、偏波モード分散(PMD;Polarization Mode Dispersion)及び偏波依存損失(PDL;Polarization Dependent loss))、増幅自発放射(ASE;Amplified Spontaneous Emission)及び/又は他などの伝送劣化因子が光信号伝送経路内の光信号に如何にして作用し得るのかに関する見識を提供してよい。光信号伝送経路の伝送特性を決定するよう、経路計算エンジン202は、伝送劣化因子間の相互作用を考慮してよい。様々な実施形態で、経路計算エンジン202は、特定の伝送劣化因子のための値を生成してよい。経路計算エンジン202は更に、光信号伝送経路を記述するデータをデータベース204に記憶してよい。
図2において、シグナリングモジュール206は、例えば光ネットワーク101などの光ネットワークにおいてエンド・ツー・エンドのネットワークサービスをセットアップし、変更し、且つ解体することに関連する機能性を提供してよい。例えば、光ネットワークにおける開始ノードがサービス要求を受ける場合に、制御システム200は、例えば帯域幅費用などの種々の基準に従って最適化され得るネットワーク経路を経路計算エンジン202に要求するために、シグナリングモジュール206を用いてよい。所望のネットワーク経路が識別される場合に、シグナリングモジュール206は、次いで、要求されたネットワークサービスを確立するようにネットワーク経路沿いの夫々ノードと通信してよい。異なる実施形態では、シグナリングモジュール206は、ネットワーク経路沿いのノードとの間のその後の通信を伝播するためにシグナリングプロトコルを用いてよい。
ここで記載される、マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための動作において、制御システム200はSDONコントローラに相当し且つ/あるいはそれを含んでよく、一方、経路計算エンジン202は、例えば、マッピング制約の暗黙的符号化によるマッピングパターン探索及び評価のための機能性を含んでよい。このようにして、制御システム200は、1つ以上のVON要求において要求される特定の光路に従って、例えばルーティング及びスペクトルスロット割り当てなどの最適なマッピングパターンを選択するように、種々のマッピング制約を適用してよい。分岐限定探索法を含む探索を用いると、1つ以上のVON要求を満足する可能性がある部分マッピングパターンを表すマッピング選択は、完全なマッピングパターンがそもそも生成されるより前に、評価されてよく、マッピング制約に基づき拒絶されてよい。拒絶されない残りのマッピング選択は、有効なマッピングパターンをもたらしてよい。少なくとも1つの有効なマッピングパターンが探索から得られる場合に、VON要求は満足され得る。複数の有効なマッピングパターンが評価から得られる場合に、SDONコントローラは、スペクトルスロットの最低占有数に基づき最終のマッピングパターンを選択してよい。最終のマッピングパターンは、最小の総スペクトル利用量を有する。幾つかの実施形態では、最終のマッピングパターンは、例えば、チャネル間の欠陥が存在し得る場合に、又は光ネットワーク動作のために望まれる場合に、最下のスペクトルスロットレイヤに基づき選択されてよい。ここで記載される探索は、マッピング選択の全体的な空間にわたる繰り返しなしで、有効なマッピングパターンを提供し得ることが知られる。次いで、SDONコントローラは、VON要求にサービスを提供するように、選択された有効なマッピングパターンに従って物理ネットワークリソースを続けてリザーブしてよい。有効なマッピングパターンが利用可能でない場合は、VON要求は満足されず、拒絶されてよい。
これより図3を参照すると、物理インフラストラクチャ300の実施形態の選択された要素は、ネットワークマップとして示されている。図3で、物理インフラストラクチャ300は、物理ノードA、B、C、D、E、F及びGを含むとして示され、一方、夫々の物理ノード間の物理リンク(すなわち、光路)は、キロメートルにおけるリンクスパン距離により示されている。物理インフラストラクチャ300は実寸で描かれておらず、物理ノードの互いからのおおよその相対位置を表すことが知られる。
これより図4Aを参照すると、VON1要求400の実施形態の選択された要素が示されている。図4Aで、VON1要求400は、3つの仮想ノードV1、V2及びV3と、3つの仮想リンクとを特定する。具体的に、仮想リンク402は、仮想ノードV1及びV3の間のリンクであり、仮想リンク404は、仮想ノードV1及びV2の間のリンクであり、一方、仮想リンク406は、仮想ノードV2及びV3の間のリンクである。ここで更に詳細に記載されるように、VON1要求400は、物理インフラストラクチャ300(図3を参照)に関してここで開示される方法を記載するために使用される、例となるVON要求である。本開示のために、仮想リンク402、404及び406は、全てが毎秒400ギガビット(Gpbs)の容量により要求されていると仮定され得る。異なる実施形態では、異なる容量仕様が、所与のVON要求に関連する夫々個別の仮想リンクに適用されてよいことが理解される。
図4AのVON1要求400では、仮想ノードV1、V2及びV3の夫々1つは、物理インフラストラクチャ300(図3を参照)における物理ノードA、B、C、D及びEのうちの少なくとも1つにマッピングされてよい。VON1要求400において示されるように、仮想ノードの夫々のための候補物理ノードは、仮想ノードに隣接して破線により示されている。具体的に、物理ノードA及びEは仮想ノードV1にマッピングするための候補であってよく、物理ノードBは仮想ノードV2にマッピングするための候補であってよく、一方、物理ノードC及びDは仮想ノードV3にマッピングするための候補であってよい。VON1要求400のための4つの可能なマッピングパターンは表1に載せられている。
Figure 0006569419
これより図4Bを参照すると、VON2要求401の実施形態の選択された要素が示されている。図4Bで、VON2要求401は、3つの仮想ノードV4、V5及びV6と、2つの仮想リンクとを特定する。具体的に、仮想リンク408は、仮想ノードV4及びV5の間のリンクであり、一方、仮想リンク410は、仮想ノードV5及びV6の間のリンクである。ここで更に詳細に記載されるように、VON2要求401は、物理インフラストラクチャ300(図3を参照)に関してここで開示される方法を記載するために使用される、例となるVON要求である。本開示のために、仮想リンク408及び410は、全てが毎秒400ギガビット(Gpbs)の容量により要求されていると仮定され得る。異なる実施形態では、異なる容量仕様が、所与のVON要求に関連する夫々個別の仮想リンクに適用されてよいことが理解される。
図4BのVON2要求401では、仮想ノードV4、V5及びV6の夫々1つは、物理インフラストラクチャ300(図3を参照)における物理ノードA、B、C、D、F及びGのうちの少なくとも1つにマッピングされてよい。VON2要求401において示されるように、仮想ノードの夫々のための候補物理ノードは、仮想ノードに隣接して破線により示されている。具体的に、物理ノードC及びDは仮想ノードV4にマッピングするための候補であってよく、物理ノードF及びGは仮想ノードV5にマッピングするための候補であってよく、一方、物理ノードA及びBは仮想ノードV6にマッピングするための候補であってよい。VON2要求401のための8つの可能なマッピングパターンは表2に載せられている。
Figure 0006569419
これより図5を参照すると、探索木500の実施形態の選択された要素が表されており、それは物理インフラストラクチャ300と、VON1要求400及びVON2要求401の同時受信とに基づく(図3、4A及び4Bを参照)。図示されるように、探索木500は、ここで記載されるように、マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングの結果を表してよい。更に、物理インフラストラクチャ300は、夫々の物理ネットワークリンクのための2つのスペクトルスロットをサポートすると仮定され得る。仮想ノードの処理の順序は、ランダムに選択されるか、あるいは、あらゆる他の選択基準に従っても選択されてよいことが知られる。異なる仮定及び制約が異なる実施形態で適用されてよいことが更に知られる。
探索木500は、単一の候補物理ノードBを有する仮想ノードV2の選択から開始してよい。よって、候補物理ノードBは、実線によって示される、仮想ノードV2への単一のマッピング選択として割り当てられる。次いで、仮想ノードV6が選択されてよく、候補物理ノードA及びBが評価されてよい。
仮想ノードV6のための候補物理ノードAの後、候補物理ノードA及びBを有する仮想ノードA1が選択されてよい。仮想ノードV1のための候補物理ノードAが選択された後、候補物理ノードF及びGを有する仮想ノードV5が選択されてよい。同様に、仮想ノードV1のための候補物理ノードEが選択された後、候補物理ノードF及びGを有する仮想ノードV5が選択されてよい。探索木500におけるこの時点で、仮想ノードV5のための全ての選択肢は、無効なマッピング選択、すなわち、マッピング選択510、512、514及び516であると決定されてよい。これは、物理リンクA−Bの容量が、探索木500におけるこの枝に沿って既に消費されているためである。従って、仮想リンクV6への物理候補ノードAの割り当ては、有効なマッピング選択でないと推定され得る。この評価により、可能な32個のマッピング選択のうちの4つが排除されたことが知られる。
代替の枝を選択すると、仮想ノードV6のための候補物理ノードBの後、候補物理ノードA及びEを有する仮想ノードV1が選択されてよい。仮想ノードV1からの物理ノードE502のための枝は探索木500に含まれていないことが知られる(破線により図示)。よって、仮想ノードV1のための候補物理ノードAが選択され、仮想ノードV5に至る。仮想ノードV5について、物理候補ノードG及びFは仮想ノードV3に対して評価される。仮想ノードV3について、物理候補ノードD及びCが評価される。次いで、仮想ノードV4について、物理候補ノードD及びCも評価される。探索木500におけるこの枝から、マッピング選択に基づくある有効なマッピング選択は既に評価され得る。具体的に、有効なマッピング選択は、探索木500における葉ノード518、520、522、524、526及び528に対応するマッピング選択を含み、部分マッピングを含んでよい。有効なマッピング選択518は9個のスペクトルスロットを占有し、有効なマッピング選択522は9個のスペクトルスロットを占有し、有効なマッピング選択524は10個のスペクトルスロットを占有し、有効なマッピング選択528は10個のスペクトルスロットを占有する。有効なマッピング選択518、522、524及び528は、それらが、7個のスペクトルスロットを夫々占有している有効なマッピング選択520及び526よりも多いスペクトルスロットを占有するので、検討から除外されてよい。よって、最終のマッピングパターン520は、表1におけるMP02及び表2におけるMP12に対応する、最も短い光路全長を有するように、選択されてよい。
これより図6A、6B及び6Cを参照すると、マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法600の実施形態の選択された要素のフローチャートが表されている。方法600は、ネットワーク101及び制御システム200(図1及び2を参照)により実行されてよい。方法600で記載されるある動作は任意であってよく、あるいは、異なる実施形態で再配置されてよいことが知られる。
図6Aで、方法600−1は動作602で開始してよい。物理的な光ネットワークNの仕様は、動作604で受け取られてよい。VON要求の組VON_setは、動作606でネットワークNについて受け取られてよい。次いで、動作608で、何らかの割り当てられていない仮想ノードvがVON要求の組VON_setに含まれているかどうかの決定がなされてよい。動作608の結果がNOであるとき、現在のマッピング選択が動作610で出力されてよい。その後に、方法600−1は動作640へジャンプしてよい(図6Cの方法600−3を参照)。現在のマッピング選択は、有効なマッピング選択から累積されてよい。動作608の結果がYESであるとき、次の割り当てられていない仮想ノードvが動作612で組VON_setから選択されてよい。次いで、動作614で、仮想ノードvは、仮想ノードのスタックS上にプッシュされてよい。動作616で、仮想ノードv_headは、スタックSの先頭から読み出されてよい。次いで、動作618で、仮想ノードv_headのための何らかの検索されていない候補物理ノードcが残っているかどうかの決定がなされてよい。動作618の結果がNOであるとき、方法600−1は動作642へジャンプしてよい(図6Cの方法600−3を参照)。動作618の結果がYESであるとき、次の検索されていない候補物理ノードcが動作620で選択されてよい。動作622で、仮想ノードv_headは物理ノードcへマッピングされてよい。動作622の後、方法600−1は、図6Bの方法600−2における動作624へ進んでよい。
図6Bの方法600−2では、動作624で、現在の部分マッピングパターンにおいて何らかのコンフリクトが存在しているかどうかの決定がなされてよい。一実施形態で、コンフリクトは、同じVON要求からの2つの仮想ノードが同じ物理ノード上にマッピングされている場合に、動作624で起こり得る。動作624の結果がYESであるとき、候補物理ノードcへのv_headのマッピングは、動作626で取り消されてよい。動作626で、方法600−2は動作616へジャンプしてよい(図6Aの方法600−1を参照)。動作624の結果がNOであるとき、動作628で、何らかのマッピング可能な仮想経路Pが存在するかどうかの決定がなされてよい。動作628の結果がNOであるとき、方法600−2は動作638へジャンプしてよい。動作628の結果がYESであるとき、動作630で、仮想経路Pの何らかの検索されていないマッピングが存在するかどうかの決定がなされてよい。動作630で、方法600は、夫々の“マッピング可能な”仮想リンク(両方の仮想ノードがマッピングされているリンク)のための全ての有効なマッピングにわたって繰り返してよい。この繰り返しは、例えば、ノードホップの数に基づく最短経路などの、仮想リンクのための物理経路を最初に見つけてよく、次いで、物理経路上で、最初に最下のスロットレイヤを発端に、仮想リンクをあるスロットレイヤへ割り当ててよい。動作630の結果がNOであるとき、方法600−2は動作638へジャンプしてよい。動作630の結果がYESであるとき、仮想経路Pの次のマッピングmが動作632で選択されてよい。仮想経路Pは、動作634でmへマッピングされてよい。次いで、動作636で、何らかのスロット又はエッジコンフリクトが存在するかどうかの決定がなされてよい。動作636は、エッジ容量制約が超過されていること及び/又はスロット連続性による何らかのコンフリクトが存在するかどうかをチェックしてよく、違反が検出されるときに他の可能性にわたって繰り返してよい。この繰り返しは、複数の最短経路を、1つが働かない場合に検査する可能性を計算に入れてよい。動作636の結果がYESであるとき、方法600−2は動作630へジャンプしてよい。動作636の結果がNOであるとき、動作638で、探索境界基準が満足されているかどうかの決定がなされてよい。動作638の結果がNOであるとき、方法600−2は動作608へジャンプしてよい(図6Aの方法600−1を参照)。動作638の結果がYESであるとき、方法600−2は動作640へジャンプしてよい(図6Cの方法600−3を参照)。
図6Cの方法600−3では、動作640で、最後の仮想経路Pのマッピングが取り消されてよい。候補物理ノードcへのv_headのマッピングは動作642で取り消されてよい。動作644で、スタックSはポップされてよい。動作646で、スタックSがからであるかどうかの決定がなされてよい。動作646の結果がNOであるとき、方法600−3は動作616へジャンプしてよい(図6Aの方法600−1を参照)。動作638の結果がYESであるとき、方法600−3は動作648で終了してよい。
これより図7を参照すると、マッピング制約の暗黙的符号化によるVONプロビジョニングのための方法700の実施形態の選択された要素のフローチャートが表されている。方法700は、ネットワーク101及び制御システム200(図1及び2を参照)により実行されてよい。方法700は、例えば、探索木500を生成するための探索を対象としてよい。探索は、物理的な光ネットワークに対する制約を特定するVON要求を受け取ることに応答して、適用されてよい。探索は、VON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別するように、物理ノード部分マッピングパターンに対して仮想ノードの空間を探索することであってよい。幾つかの実施形態では、探索は、一緒に受け取られた複数のVON要求を処理してよい。方法700で記載されるある動作は任意であってよく、あるいは、異なる実施形態で再配置されてよいことが知られる。方法700で使用されるように、語‘次’は、現在の繰り返し選択を指し、選択の如何なる順序付け又は並べ替えも暗示しない。
方法700は、VON要求において特定される次の仮想ノードのインスタンスを選択することによって、動作702で開始してよい。動作702における次の仮想ノードの選択されたインスタンスは、例えば、探索木500(図5を参照)に対応する、所与の仮想ノードの複数のインスタンスが探索の間に評価され得る様態において、前に累積された有効なマッピング選択に基づき選択されてよい。動作704で、次の仮想ノードのための次の候補物理ノードが選択されてよい。次いで、動作706で、累積された有効なマッピング選択に基づき、次の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするかどうかの決定がなされてよい。動作706における累積された有効なマッピング選択は、後述されるように、動作714の前の繰り返しの間にあらかじめ累積されていてよい。動作706の結果がYESであるとき、動作708で、次の候補物理ノードは、次の仮想ノードのための有効なマッピング選択に加えられてよい。動作706の結果がNOであるとき、動作710で、次の候補物理ノードは、次の仮想ノードのための有効なマッピング選択から除外されてよい。動作708又は710の後、動作712で、次の仮想ノードのための何らかの他の候補物理ノードが存在するかどうかの決定がなされてよい。候補物理ノードは、存在する場合は異なるVON要求にマッピングされてよいことが知られる。動作712の結果がYESであるとき、方法700は動作704へループバックしてよい。動作712の結果がNOであるとき、有効なマッピング選択は、動作714で、次の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から累積されてよい。図示されるように、動作712の他の結果はEVALUATEであってよく、次の仮想ノードのための全ての他の候補物理ノードが処理される前に、動作718で有効なマッピングパターンを識別するように有効なマッピング選択の即時評価をもたらす。動作714の後、動作716で、何らかの他の選択されていない仮想ノードが残っているかどうかの決定がなされてよい。選択されたいない仮想ノードは、VON要求において特定される仮想ノードのインスタンスであってよい。複数のVON要求が方法700によって処理される場合に、如何なる他の残っている仮想ノードも、動作716において考慮されてよい。動作716の結果がYESであるとき、方法700は動作702へループバックしてよい。動作716の結果がNOであるとき、有効なマッピング選択は、動作718で有効なマッピングパターンを識別するように評価されてよい。図示されるように、動作716の他の結果はEVALUATEであってよく、全ての他の仮想ノードが処理される前に、動作718で有効なマッピングパターンを識別するように有効なマッピング選択の即時評価をもたらす。動作718で、最下のスペクトルスロットレイヤ及び最小のスペクトルスロット利用のうちの少なくとも1つを有する最終のマッピングパターンは、有効なマッピングパターンから選択されてよい。
追加の変形は方法700により実行されてよい。例えば、候補物理ノードの選択は段階的に行われてよく、一方、各段階について、マッピングパターンの評価は並行して行われる。ある実施形態では、有効なマッピングパターンが発見されると、マッピングパターンは受け入れられてよく、物理リソースの割り当ては開始してよい。これは、VON要求に応答することにおいて低いレイテンシーが望まれる実時間アプリケーションにおいて有用であり得る。他の事例では、ある一定数の有効なマッピングパターンが生成されてよく、且つ/あるいは、時間制限が、VON要求に応答することにおいて適時性と最良の可能なソリューションとの間の最適なトレードオフを見つけるために、マッピングパターンの評価に置かれてよい。
ここで開示されるように、マッピング制約の暗黙的符号化による仮想光ネットワーク(VON)プロビジョニングは、あるマッピングパターンを評価する前にそれらのマッピングパターンを除外するように、マッピング選択を評価することを含んでよい。VON要求に含まれる夫々の仮想ノードについて、候補物理ノードは割り当てられ、VON要求に関連する制約の順守について評価されてよい。制約は、VON要求のための様々な選択基準を可能にするよう拡張されてよい。複数のVON要求が、物理ネットワークのための最適なソリューションを見つけるように同時に評価されてよい。
先に開示された対象は、限定でなく実例と見なされるべきであり、添付の特許請求の範囲は、本開示の主旨及び適用範囲内にある全てのそのような変更、拡張、及び他の実施形態を網羅するよう意図される。よって、法律によって認められる最大限の範囲において、本開示の適用範囲は、特許請求の範囲及びその均等の最も広い許容される解釈によって決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって制限又は限定されるべきではない。
上記の実施形態に加えて、以下の付記を開示する。
(付記1)
ネットワークのプロビジョニングのための方法であって、
物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程を有し、
前記探索は、
第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、
前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、
前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外する
ことを有し、
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程と
を有する、方法。
(付記2)
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、少なくとも1つの有効なマッピングパターンを識別する工程を有する、
付記2に記載の方法。
(付記4)
前記VON要求によって特定される前記制約は、
VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
仮想リンクのための距離適応変調制約と、
仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
のうちの少なくとも1つを含む、付記1に記載の方法。
(付記5)
前記探索を適用する工程は、前記仮想ノードの空間を探索する前記探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を含む少なくとも2つのVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程を有する、
付記1に記載の方法。
(付記6)
前記有効なマッピングパターンの中の最小のスペクトルスロット利用及び最下のスペクトルスロットレイヤのうちの少なくとも1つを有する最終のマッピングパターンを前記有効なマッピングパターンから選択する工程を更に有する、
付記1に記載の方法。
(付記7)
前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てる工程と、
前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記第1のVON要求に応答する工程と
を更に有する、付記6に記載の方法。
(付記8)
ネットワークのプロビジョニングのためのシステムであって、
プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリ媒体にアクセスするよう構成されるプロセッサを有し、
前記命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、
物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別させ、
前記探索は、
第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、
前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、
前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外する
ことを有し、
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程と
を有する、システム。
(付記9)
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
付記8に記載のシステム。
(付記10)
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、少なくとも1つの有効なマッピングパターンを識別する工程を有する、
付記9に記載のシステム。
(付記11)
前記VON要求によって特定される前記制約は、
VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
仮想リンクのための距離適応変調制約と、
仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
のうちの少なくとも1つを含む、付記8に記載のシステム。
(付記12)
前記探索を適用することは、前記仮想ノードの空間を探索する前記探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を含む少なくとも2つのVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別することを有する、
付記8に記載のシステム。
(付記13)
前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
前記有効なマッピングパターンの中の最小のスペクトルスロット利用及び最下のスペクトルスロットレイヤのうちの少なくとも1つを有する最終のマッピングパターンを前記有効なマッピングパターンから選択させる、
付記8に記載のシステム。
(付記14)
前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てさせ、
前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記第1のVON要求に応答させる、
付記13に記載のシステム。
(付記15)
プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリデバイスであって、
前記命令は、プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、
物理的な光ネットワークに対する制約を特定する第1の仮想光ネットワーク(VON)要求を受けることに応答して、仮想ノードの空間を探索する探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別させ、
前記探索は、
第1の仮想ノードを含む、前記第1のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記有効なマッピングパターンへの組み込みのために、第1の候補物理ノードを含む、前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードを評価し、該評価が、
前記第1の仮想ノードのための前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にするとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として含め、
前記第1の候補物理ノードのマッピング選択が有効なマッピングパターンを可能にしないとき、前記第1の候補物理ノードを前記第1の仮想ノードのための有効なマッピング選択として除外する
ことを有し、
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程と
を有する、メモリデバイス。
(付記16)
前記第1の仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
付記15に記載のメモリデバイス。
(付記17)
前記有効なマッピングパターンを識別するよう前記有効なマッピング選択を評価する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、少なくとも1つの有効なマッピングパターンを識別する工程を有する、
付記16に記載のメモリデバイス。
(付記18)
前記VON要求によって特定される前記制約は、
VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
仮想リンクのための距離適応変調制約と、
仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
のうちの少なくとも1つを含む、付記15に記載のメモリデバイス。
(付記19)
前記探索を適用することは、前記仮想ノードの空間を探索する前記探索を物理ノード部分マッピングパターンに適用し、前記第1のVON要求を含む少なくとも2つのVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別することを有する、
付記15に記載のメモリデバイス。
(付記20)
前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
前記有効なマッピングパターンの中の最小のスペクトルスロット利用及び最下のスペクトルスロットレイヤのうちの少なくとも1つを有する最終のマッピングパターンを前記有効なマッピングパターンから選択させる、
付記15に記載のメモリデバイス。
(付記21)
前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てさせ、
前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記第1のVON要求に応答させる、
付記20に記載のメモリデバイス。
101 光ネットワーク
102 送信器(Tx)
104 マルチプレクサ(MUX)
105 デマルチプレクサ(DMUX)
106 光ファイバ
108 光増幅器
110 光アド/ドロップマルチプレクサ
112 受信器(Rx)
200 制御システム
202 経路計算エンジン
204 データベース
206 シグナリングモジュール
208 プロセッサ
210 ルーティングモジュール
212 ディスカバリモジュール
220 メモリデバイス
300 物理インフラストラクチャ
400 VON1要求
401 VON2要求
402,404,406,408,410 仮想リンク
500 探索木
600−1〜3,700 方法
A〜E 物理ノード
V1〜V6 仮想ノード

Claims (21)

  1. ネットワークのプロビジョニングのための方法であって、
    複数の仮想光ネットワーク(VON)要求を受ける工程であり、該複数のVON要求の夫々は、仮想ノードと、該仮想ノードどうしをつなぐ仮想リンクと、物理的な光ネットワークに対する制約と、前記物理的な光ネットワーク内にある物理ノードであって、前記仮想ノードにマッピングされる候補である候補物理ノードとを特定する、前記受ける工程と
    前記物理的な光ネットワークのインフラストラクチャ及び前記複数のVON要求に基づく探索木を使用することによって、前記複数のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程であり、前記探索木は、前記仮想ノードのいずれか1つの仮想ノードから開始して該1つの仮想ノードのための候補物理ノードが子ノードとして続き、該候補物理ノードがマッピングされる前記1つの仮想ノード以外の他の仮想ノードが子ノードとして更に続き、以降同様に続くことによって形成される、前記識別する工程とを有し、
    前記識別する工程は、
    複数のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
    前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記探索木において当該仮想ノードにマッピングされ得る第1の候補物理ノードを決定し該第1の候補物理ノードが当該仮想ノードにマッピングされる部分マッピングパターンを表すマッピング選択前記制約に基づき評価し、前記マッピング選択が前記制約を満足する場合に前記マッピング選択前記有効なマッピング選択含め、前記マッピング選択が前記制約を満足しない場合に前記マッピング選択を拒絶し
    当該仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
    前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
    前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程と
    を有する、方法。
  2. 前記候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、前記探索木の少なくとも1つの経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程を有する、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記VON要求によって特定される前記制約は、
    VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
    2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
    仮想リンクのための距離適応変調制約と、
    仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
    仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数のVON要求は、少なくとも2つのVON要求を含む
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記有効なマッピングパターンの中最小のスペクトルスロット利用を有する有効なマッピングパターンを最終のマッピングパターンとして選択する工程を更に有する、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てる工程と、
    前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記複数のVON要求に応答する工程と
    を更に有する、請求項6に記載の方法。
  8. ネットワークのプロビジョニングのためのシステムであって、
    プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリ媒体にアクセスするよう構成されるプロセッサを有し、
    前記命令は、前記プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、
    複数の仮想光ネットワーク(VON)要求を受ける工程であり、該複数のVON要求の夫々は、仮想ノードと、該仮想ノードどうしをつなぐ仮想リンクと、物理的な光ネットワークに対する制約と、前記物理的な光ネットワーク内にある物理ノードであって、前記仮想ノードにマッピングされる候補である候補物理ノードとを特定する、前記受ける工程と
    前記物理的な光ネットワークのインフラストラクチャ及び前記複数のVON要求に基づく探索木を使用することによって、前記複数のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程であり、前記探索木は、前記仮想ノードのいずれか1つの仮想ノードから開始して該1つの仮想ノードのための候補物理ノードが子ノードとして続き、該候補物理ノードがマッピングされる前記1つの仮想ノード以外の他の仮想ノードが子ノードとして更に続き、以降同様に続くことによって形成される、前記識別する工程と
    を実行させ、
    前記識別する工程は、
    複数のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
    前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記探索木において当該仮想ノードにマッピングされ得る第1の候補物理ノードを決定し該第1の候補物理ノードが当該仮想ノードにマッピングされる部分マッピングパターンを表すマッピング選択前記制約に基づき評価し、前記マッピング選択が前記制約を満足する場合に前記マッピング選択前記有効なマッピング選択含め、前記マッピング選択が前記制約を満足しない場合に前記マッピング選択を拒絶し
    当該仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
    前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
    前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程と
    を有する、システム。
  9. 前記候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
    請求項8に記載のシステム。
  10. 前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、前記探索木の少なくとも1つの経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程を有する、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記VON要求によって特定される前記制約は、
    VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
    2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
    仮想リンクのための距離適応変調制約と、
    仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
    仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載のシステム。
  12. 前記複数のVON要求は、少なくとも2つのVON要求を含む
    請求項8に記載のシステム。
  13. 前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
    前記有効なマッピングパターンの中の最小のスペクトルスロット利用を有する有効なマッピングパターンを最終のマッピングパターンとして選択させる、
    請求項8に記載のシステム。
  14. 前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
    前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てさせ、
    前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記複数のVON要求に応答させる、
    請求項13に記載のシステム。
  15. プロセッサ実行可能命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読メモリデバイスであって、
    前記命令は、プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、
    複数の仮想光ネットワーク(VON)要求を受ける工程であり、該複数のVON要求の夫々は、仮想ノードと、該仮想ノードどうしをつなぐ仮想リンクと、物理的な光ネットワークに対する制約と、前記物理的な光ネットワーク内にある物理ノードであって、前記仮想ノードにマッピングされる候補である候補物理ノードとを特定する、前記受ける工程と
    前記物理的な光ネットワークのインフラストラクチャ及び前記複数のVON要求に基づく探索木を使用することによって、前記複数のVON要求を満足する有効なマッピングパターンを識別する工程であり、前記探索木は、前記仮想ノードのいずれか1つの仮想ノードから開始して該1つの仮想ノードのための候補物理ノードが子ノードとして続き、該候補物理ノードがマッピングされる前記1つの仮想ノード以外の他の仮想ノードが子ノードとして更に続き、以降同様に続くことによって形成される、前記識別する工程と
    を実行させ、
    前記識別する工程は、
    複数のVON要求において特定される前記仮想ノードの夫々について、
    前に累積された有効なマッピング選択に基づき、前記探索木において当該仮想ノードにマッピングされ得る第1の候補物理ノードを決定し該第1の候補物理ノードが当該仮想ノードにマッピングされる部分マッピングパターンを表すマッピング選択前記制約に基づき評価し、前記マッピング選択が前記制約を満足する場合に前記マッピング選択前記有効なマッピング選択含め、前記マッピング選択が前記制約を満足しない場合に前記マッピング選択を拒絶し
    当該仮想ノードのための候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程と、
    前記仮想ノードの夫々について前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程と、
    前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程と
    を有する、メモリデバイス。
  16. 前記候補物理ノードの夫々から有効なマッピング選択を累積する工程、前記仮想ノードの夫々についての前記有効なマッピング選択を夫々累積する工程、及び前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、実行される、
    請求項15に記載のメモリデバイス。
  17. 前記累積された有効なマッピング選択から成る前記探索木の経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程は、前記有効なマッピング選択の全てが前記仮想ノードの全てについて利用可能である前に、前記探索木の少なくとも1つの経路を前記有効なマッピングパターンとして識別する工程を有する、
    請求項16に記載のメモリデバイス。
  18. 前記VON要求によって特定される前記制約は、
    VON要求に含まれる多くても1つの仮想ノードへの物理ノードの割り当てと、
    2つの仮想ノード間の仮想リンクのための仮想リンク容量制約と、
    仮想リンクのための距離適応変調制約と、
    仮想リンクのためのスペクトルスロット連続性制約と、
    仮想ノードのための少なくとも1つの候補物理ノード制約と
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項15に記載のメモリデバイス。
  19. 前記複数のVON要求は、少なくとも2つのVON要求を含む
    請求項15に記載のメモリデバイス。
  20. 前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
    前記有効なマッピングパターンの中の最小のスペクトルスロット利用を有する有効なマッピングパターンを最終のマッピングパターンとして選択させる、
    請求項15に記載のメモリデバイス。
  21. 前記命令は、前記プロセッサに実行される場合に、該プロセッサに、
    前記最終のマッピングパターンに基づき、物理ノード及び光路を含む、前記物理的な光ネットワークのリソースを割り当てさせ、
    前記最終のマッピングパターンのインジケーションにより前記複数のVON要求に応答させる、
    請求項20に記載のメモリデバイス。
JP2015184082A 2014-09-19 2015-09-17 ネットワークのプロビジョニングのための方法、システム及びメモリデバイス Active JP6569419B2 (ja)

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