JPWO2019064773A1 - スペーサ、光コネクタ及び光接続構造 - Google Patents

スペーサ、光コネクタ及び光接続構造 Download PDF

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JPWO2019064773A1
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肇 荒生
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means

Abstract

一実施形態に係るスペーサは、空間接続型の光接続に用いられるスペーサである。スペーサは、第1の開口から第2の開口まで、第1の開口及び第2の開口に交差する接続方向に延びる貫通孔を有し、貫通孔の内部には第1の凸部及び第2の凸部が形成されており、第1の凸部は第1の開口を向く第1の面を有し、第2の凸部は第2の開口を向く第2の面を有し、第1の凸部は第1の面から第2の面を超えて第2の開口に向かって延びており、第2の凸部は第2の面から第1の面を超えて第1の開口に向かって延びており、接続方向における第1の面の位置と、接続方向における第2の面の位置とは、互いに異なっている。

Description

本開示の一側面は、スペーサ、光コネクタ及び光接続構造に関する。
本出願は、2017年9月26日の日本出願第2017−185187号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
従来から、光コネクタ及び光接続構造としては種々のものが知られている。特許文献1には、アダプタを備えた光コネクタ結合システムが記載されている。光コネクタ結合システムは、第1光コネクタ、第2光コネクタ及びアダプタを備える。アダプタは、第1光コネクタ及び第2光コネクタを収容する光コネクタ収容部とスペーサとを備え、スペーサが第1光コネクタと第2光コネクタの間に介在することによって空間結合型の光接続がなされる。
特許文献2には、光コネクタ及び光結合構造が記載されている。光結合構造は、互いに接続される第1の光コネクタ及び第2の光コネクタを備える。各光コネクタは、複数本の光ファイバと、複数本の光ファイバをまとめて保持するフェルールと、を備えている。第1の光コネクタはスペーサを更に備える。スペーサは、第1の光コネクタのフェルールと第2の光コネクタのフェルールとの間に介在する。このように、スペーサが2つのフェルールの間に介在することにより、2つの光コネクタの間隔が規定される。
特開2016−95432号公報 国際公開第2017/073408号公報
本開示の一側面に係るスペーサは、空間結合型の光接続に用いられるスペーサであって、第1の開口から第2の開口まで、第1の開口及び第2の開口に交差する方向に延びる貫通孔を有し、貫通孔の内部には、第1の凸部及び第2の凸部が形成されており、第1の凸部は、第1の開口を向く第1の面を有し、第2の凸部は、第2の開口を向く第2の面を有し、第1の凸部は、第1の面から当該方向に延びると共に、第2の面を超えて第2の開口に向かって延びており、第2の凸部は、第2の面から当該方向に延びると共に、第1の面を超えて第1の開口に向かって延びており、当該方向における第1の面の位置と、当該方向における第2の面の位置とは、互いに異なっている。
本開示の一側面に係る光コネクタは、前述したスペーサに接続される光コネクタであって、第1の開口、又は第2の開口に挿入されるフェルールと、フェルールに保持される複数の光ファイバと、を備え、フェルールは、フェルール端面と、第1の凸部又は第2の凸部と同数の凹部と、光ファイバを保持する複数の光ファイバ保持孔と、を有し、複数の光ファイバのそれぞれは、コアが露出した先端面を有すると共に複数の光ファイバ保持孔のそれぞれに挿通され、先端面がフェルール端面から露出した状態で保持されており、凹部は、第1の凸部又第2の凸部と嵌合する形状を有し、フェルール端面は、凹部が第1の凸部又は第2の凸部に嵌合した状態で、第1の面又は第2の面に当接する。
本開示の一側面に係る光接続構造は、前述したスペーサに、前述の第1の光コネクタと、前述の第2の光コネクタと、が接続される光接続構造であって、第1の光コネクタは、第1の開口に挿入されており、第1の光コネクタの凹部は、第2の凸部に嵌合しており、第1の光コネクタのフェルール端面は、第1の面に当接しており、第2の光コネクタは、第2の開口に挿入されており、第2の光コネクタの凹部は、第1の凸部に嵌合しており、第2の光コネクタのフェルール端面は、第2の面に当接している。
図1は、第1実施形態に係る光コネクタ及びスペーサを示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る光接続構造を示す側断面図である。 図3は、図1のスペーサを示す斜視図である。 図4は、図1のスペーサ及び光コネクタを示す正面図である。 図5は、図4のV−V線断面図である。 図6は、第2実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。 図7は、図6のスペーサを示す正面図である。 図8は、第3実施形態に係るスペーサを示す斜視図である。 図9は、図8のスペーサを図8とは異なる方向から見た斜視図である。 図10は、図8のスペーサを示す正面図である。 図11は、第4実施形態に係る光接続構造を示す側断面図である。 図12は、第5実施形態に係る光接続構造を示す側断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
前述したように、2つの光コネクタの間にスペーサを介在させて間隔を規定する空間結合型の光接続では、当該間隔の長さ次第で光の結合状態が変わりうるため、当該間隔の調整を高精度に行う必要がある。また、スペーサは当該間隔を規定するものであるため、スペーサの厚さも高精度に設計される必要がある。更に、当該間隔は非常に小さいので、スペーサの厚さを非常に薄くすることが求められる。従って、スペーサの設計及び製造が困難でありスペーサが破損する可能性もあるため、スペーサの取り扱いを容易にし、2つの光コネクタの端面間に容易に間隔を設けることが求められる。
本開示は、端面の間に容易に間隔を設けることができるスペーサ、光コネクタ及び光接続構造を提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示の一側面によれば、端面の間に容易に間隔を設けることができる。
[実施形態の説明]
最初に、本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。実施形態に係るスペーサは、空間結合型の光接続に用いられるスペーサであって、第1の開口から第2の開口まで、第1の開口及び第2の開口に交差する方向に延びる貫通孔を有し、貫通孔の内部には、第1の凸部及び第2の凸部が形成されており、第1の凸部は、第1の開口を向く第1の面を有し、第2の凸部は、第2の開口を向く第2の面を有し、第1の凸部は、第1の面から当該方向に延びると共に、第2の面を超えて第2の開口に向かって延びており、第2の凸部は、第2の面から当該方向に延びると共に、第1の面を超えて第1の開口に向かって延びており、当該方向における第1の面の位置と、当該方向における第2の面の位置とは、互いに異なっている。
実施形態に係る光コネクタは、前述したスペーサに接続される光コネクタであって、第1の開口、又は第2の開口に挿入されるフェルールと、フェルールに保持される複数の光ファイバと、を備え、フェルールは、フェルール端面と、第1の凸部又は第2の凸部と同数の凹部と、光ファイバを保持する複数の光ファイバ保持孔と、を有し、光ファイバは、コアが露出した先端面を有すると共に光ファイバ保持孔に挿通され、先端面がフェルール端面から露出した状態で保持されており、凹部は、第1の凸部又第2の凸部と嵌合する形状を有し、フェルール端面は、凹部が第1の凸部又は第2の凸部に嵌合した状態で、第1の面又は第2の面に当接する。
実施形態に係る光接続構造は、前述したスペーサに、前述の第1の光コネクタと、前述の第2の光コネクタと、が接続される光接続構造であって、第1の光コネクタは、第1の開口に挿入されており、第1の光コネクタの凹部は、第2の凸部に嵌合しており、第1の光コネクタのフェルール端面は、第1の面に当接しており、第2の光コネクタは、第2の開口に挿入されており、第2の光コネクタの凹部は、第1の凸部に嵌合しており、第2の光コネクタのフェルール端面は、第2の面に当接している。
このスペーサ、光コネクタ及び光接続構造では、スペーサが第1の開口から第2の開口まで、第1の開口及び第2の開口に交差する方向に延びる貫通孔を有する。第1の光コネクタは第1の開口に挿入され、第2の光コネクタは第2の開口に挿入される。このとき、第1の光コネクタの凹部が第2の凸部に嵌合すると共に、第1の光コネクタのフェルール端面が第1の面に当接し、第2の光コネクタの凹部が第1の凸部に嵌合すると共に、第2の光コネクタのフェルール端面が第2の面に当接する。当該方向における第1の面の位置と、当該方向における第2の面の位置とは互いに異なっている。よって、第1の面から第2の面までの当該方向における距離を所望の間隔とすることにより、第1の面に当接する第1の光コネクタと、第2の面に当接する第2の光コネクタとの間隔を所望の間隔に規定することができる。また、当該方向におけるスペーサの厚さは、当該方向における第1の凸部の厚さ、及び当該方向における第2の凸部の厚さよりも厚いため、スペーサの設計及び製造を容易に行うことができる。よって、スペーサが破損する可能性を低減させてスペーサの取り扱いを容易にすることができるため、フェルール端面及び光ファイバの先端面の間に容易に間隔を設けることができる。
また、第1の凸部は、第1の面から第2の開口まで延びており、第2の凸部は、第2の面から第1の開口まで延びていてもよい。この場合、第1の凸部が第2の開口まで延びると共に、第2の凸部が第1の開口まで延びることにより、当該方向における第1の凸部の厚さ、及び当該方向における第2の凸部の厚さを厚くすることができる。よって、光コネクタが第1の面又は第2の面に当接しても、第1の凸部及び第2の凸部の破損をより確実に抑制することができる。
また、前述のスペーサは、第1の凸部、及び第1の面をそれぞれ3つ以上有し、第2の凸部、及び第2の面をそれぞれ3つ以上有してもよい。この場合、スペーサにおける光コネクタの当接箇所を多くすることができるので、光コネクタの接続を安定させることができる。
また、貫通孔の内部は、互いに対向する一対の内面を有し、第1の凸部及び第2の凸部は、一対の内面から突出しており、当該方向及び突出する方向と交差する方向を回転軸としてスペーサを180度回転したときに、第1の凸部と第2の凸部とが互いに同じ位置となる対称性を有してもよい。この場合、第1の開口に挿入する光コネクタと同一の光コネクタを当該突出方向に反転させて第2の開口に挿入することができる。従って、同一の2つの光コネクタを互いに当該突出方向に反転させた状態で光接続することができる。
また、第1の面、及び第2の面は、互いに平行であってもよい。この場合、互いに同一の角度を有する2つのフェルール端面同士を第1の面及び第2の面のそれぞれに当接させることにより、光接続を実現させることができる。
また、第1の面、及び第2の面は、互いに非平行であってもよい。この場合、互いに異なる角度を有する2つのフェルール端面同士を第1の面及び第2の面のそれぞれに当接させることにより、光接続を実現させることができる。
また、第1の面から第2の面までの当該方向における距離は、5μm以上且つ100μm以下であってもよい。この場合、第1光コネクタ及び第2光コネクタの間に5μm以上且つ100μm以下の間隔を規定することができる。従って、第1光コネクタと第2光コネクタの間においてビームが拡大しない程度に小さい間隔を容易に規定することができる。
また、前述のスペーサは、樹脂成型部品であってもよい。この場合、金型で樹脂成型を行うことによって容易にスペーサを製造できるので、スペーサの量産性を高めることができる。
また、前述の光接続構造は、更にアダプタを有し、スペーサは、アダプタの内部において移動可能に保持されていてもよい。この場合、アダプタの内部においてスペーサがフローティングするため、外力に対するスペーサの耐性を高めることができる。すなわち、外力が付与されても当該外力がスペーサに及ぶことが抑制されるため、光コネクタをより安定して接続させることができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下では、実施形態に係るスペーサ、光コネクタ及び光接続構造の具体例を図面を参照しながら説明する。本発明は、以下の例示に限定されるものではなく、請求の範囲に示され、請求の範囲と均等の範囲における全ての変更が含まれることが意図される。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は理解を容易にするため一部を簡略化又は誇張して描いており、寸法等は図面に記載のものに限定されない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る光コネクタ10(第1の光コネクタ)及びスペーサ30を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る光接続構造1を示す側断面図である。図1及び図2に示されるように、光接続構造1は、光コネクタ10と、相手側コネクタ20(第2の光コネクタ)と、スペーサ30とを備える。光コネクタ10は、スペーサ30及びアダプタを介して、相手側コネクタ20と接続方向D1に接続する。アダプタは、スペーサ30を囲む位置に設けられており、スペーサ30はアダプタの内部において移動可能に保持されている。
スペーサ30は、光コネクタ10及び相手側コネクタ20の空間結合型の光接続に用いられるスペーサであり、例えば、樹脂成型部品である。また、スペーサ30の材料は、光コネクタ10のフェルール11と同一の材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。但し、スペーサ30とフェルール11の間における熱膨張係数の差を緩和する観点では、スペーサ30の材料がフェルール11の材料と同一であることが望ましい。
光コネクタ10は、フェルール11と、光ファイバ12とを備える。相手側コネクタ20は、フェルール21と、光ファイバ22とを備える。フェルール21及び光ファイバ22の各構成は、例えば、フェルール11及び光ファイバ12の各構成と同一である。従って、フェルール21及び光ファイバ22の説明は適宜省略する。
フェルール11は、例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の樹脂にガラスの粒子が含まれたものによって構成されている。フェルール11は、フェルール端面11aと、光コネクタ10及び相手側コネクタ20の相対位置を固定するガイドピンが挿入されるガイド孔11bと、光ファイバ12が挿入及び保持される光ファイバ保持孔11cとを有する。
ガイド孔11b及び光ファイバ保持孔11cは、それぞれ接続方向D1に沿って延びている。ガイド孔11b及び光ファイバ保持孔11cの各々の開口は、共に、フェルール端面11aに形成されている。光ファイバ12は、コアが露出する先端面12aを有する。先端面12aは、フェルール11のフェルール端面11aにおいて露出しており、例えば、フェルール端面11aと面一である。
フェルール端面11aは、接続方向D1に交差する方向D2及び方向D3に延びている。方向D2は、フェルール端面11aの長手方向であり、方向D3は、フェルール端面11aの短手方向である。接続方向D1、方向D2及び方向D3は、例えば、互いに直交している。
フェルール11は、複数のガイド孔11b、及び複数の光ファイバ保持孔11cを有する。複数のガイド孔11bのそれぞれは、方向D2における複数の光ファイバ保持孔11cの両端側に形成されている。ガイド孔11b及び光ファイバ保持孔11cは方向D2に沿って配置されている。複数の光ファイバ保持孔11cの両端側に一対のガイド孔11bが設けられている。
フェルール11は、方向D2の両端側に向けられる一対の側面11dと、側面11d及びフェルール端面11aの双方に交差する方向に向けられる上面11eと、上面11eの反対側に向けられる底面11fとを有する。側面11dは平坦状とされている。また、上面11eは方向D2の中央に矩形状の凹部11gを有する。凹部11gはフェルール端面11aから接続方向D1に沿って延在する。
また、フェルール11は、底面11fにおける方向D2の両端それぞれに矩形状の凹部11gを有し、この凹部11gもフェルール端面11aから接続方向D1に沿って延在する。フェルール11における凹部11gの数は例えば3である。フェルール端面11aの形状は、長方形から凹部11gが切り欠かれた形状とされている。
図3は、スペーサ30を示す斜視図である。図4は、接続方向D1の一方側から見たスペーサ30の正面図である。図2〜図4に示されるように、スペーサ30は、接続方向D1、方向D2及び方向D3に延びる直方体状を成している。スペーサ30の接続方向D1の厚さTは、例えば、3mmである。スペーサ30は、接続方向D1の一方側を向く第1の開口31と、第1の開口31の反対側を向く第2の開口32と、第1の開口31から第2の開口32まで延びてスペーサ30を貫通する貫通孔33とを有する。第1の開口31及び第2の開口32は、共に、方向D2及び方向D3に延びており、貫通孔33は、第1の開口31及び第2の開口32に交差する接続方向D1に延びている。
第1の開口31はフェルール11を貫通孔33に挿入可能な形状とされており、第2の開口32はフェルール21を挿入可能な形状とされている。例えば、第1の開口31は、フェルール11のフェルール端面11aと同一の形状とされている。貫通孔33の内部には互いに対向する一対の内面36,37が形成されており、一対の内面36,37からは、フェルール11の凹部11gに嵌合する凸部34(第2の凸部)が突出している。
第2の開口32は、例えば、フェルール21のフェルール端面21aと同一の形状とされている。フェルール21のフェルール端面21aは、例えば、フェルール端面11aを方向D3に反転させた形状とされている。貫通孔33の一対の内面36,37からは、更に、フェルール21の凹部21gに嵌合する凸部35(第1の凸部)が突出している。凸部35及び凸部34は、共に、接続方向D1に交差する方向D3(突出方向)に突出しており、貫通孔33において共に矩形状に突出している。凸部34及び凸部35の数は、例えば、共に3である。3つの凸部34のうち2つの凸部34は、方向D3の一方側(下側)の内面37において方向D2の両端に設けられている。残り1つの凸部34は、方向D3の他方側(上側)の内面36において方向D2の中央に設けられている。3つの凸部35のうち1つの凸部35は、方向D3の一方側の内面37において方向D2の中央に設けられている。残り2つの凸部35は、方向D3の他方側の内面36において方向D2の両端に設けられている。すなわち、貫通孔33を接続方向D1から見ると、各凸部34と、各凸部34と方向D2の位置が対応する各凸部35とは、互いに異なる内面に設けられている。従って、スペーサ30は、接続方向D1及び突出方向である方向D3と交差する方向D2を回転軸として、スペーサ30を180度回転したときに、凸部34と凸部35とが互いに同じ位置となる対称性を有する。
図5は、図4のスペーサ30に光コネクタ10及び相手側コネクタ20が挿入された状態におけるV−V線断面図である。図2及び図5に示されるように、凸部35は、フェルール11のフェルール端面11aが当接する第1の面35aを有する。第1の面35aは、第1の開口31を向いている。凸部35は、第1の面35aから接続方向D1に延びており、第2の開口32にまで延在している。
また、凸部34は、フェルール21のフェルール端面21aが当接する第2の面34aを有しており、第2の面34aは第2の開口32を向いている。凸部34は、第2の面34aから接続方向D1に延びており、第1の開口31にまで延在している。第1の面35a及び第2の面34aは、互いに平行である。ここで、本明細書において「平行」とは、例えば若干平行でない場合を含んでおり、略平行、及び実質平行である場合を含んでいる。
また、図2及び図5に示される例では、凸部35が第1の面35aから第2の開口32まで延びており、凸部34が第2の面34aから第1の開口31まで延びている。しかしながら、凸部34,35は必ずしも開口31,32まで延びていなくてもよい。すなわち、凸部35は、第1の面35aから接続方向D1における第2の面34aの位置を超えていればよく、凸部34は、第2の面34aから接続方向D1における第1の面35aの位置を超えていればよい。
また、図2及び図5に示される例では、接続方向D1に沿って第1の面35aが同一の形状を維持しながら凸部35が延びており、接続方向D1に沿って第2の面34aが同一の形状を維持しながら凸部34が延びている。しかしながら、第1の面35aは、接続方向D1に沿って同一の形状を維持しなくてもよい。例えば、第1の開口31から接続方向D1に沿って凸部35を見て第1の面35aから凸部35がはみ出さない形状とされていてもよい。すなわち、反対側の第2の開口32からフェルール21を挿入可能な形状であればよい。また、第2の凸部34についても同様、第2の凸部34は、第2の開口32から接続方向D1に沿って凸部34を見て第2の面34aから凸部34がはみ出さない形状とされていてもよい。すなわち、第1の開口31からフェルール11を挿入可能な形状であればよい。
接続方向D1における第1の面35aの位置と、接続方向D1における第2の面34aの位置とは互いに異なっている。第1の面35aから第2の面34aまでの接続方向D1における距離Kは、例えば、5μm以上且つ100μm以下である。この距離Kは、フェルール端面11aとフェルール端面21aとの接続方向D1における間隔、及び光ファイバ12の先端面12aと光ファイバ22の先端面22aとの接続方向D1における間隔と一致する。
次に、本実施形態に係るスペーサ30、光コネクタ10及び光接続構造1から得られる作用効果について説明する。
スペーサ30、光コネクタ10及び光接続構造1は、第1の開口31から第2の開口32まで、第1の開口31及び第2の開口32に交差する接続方向D1に延びる貫通孔33を有する。光コネクタ10は第1の開口31に挿入され、相手側コネクタ20は第2の開口32に挿入される。このとき、光コネクタ10の凹部11gが凸部34に嵌合すると共に、光コネクタ10のフェルール端面11aが第1の面35aに当接し、相手側コネクタ20の凹部21gが凸部35に嵌合すると共に、相手側コネクタ20のフェルール端面21aが第2の面34aに当接する。接続方向D1における第1の面35aの位置と、接続方向D1における第2の面34aの位置とは互いに異なっている。よって、第1の面35aから第2の面34aまでの接続方向D1における距離Kを所望の間隔とすることにより、第1の面35aに当接する光コネクタ10と、第2の面34aに当接する相手側コネクタ20との間隔を所望の間隔に規定することができる。
また、接続方向D1におけるスペーサ30の厚さTは、接続方向D1における凸部35の厚さ、及び接続方向D1における凸部34の厚さよりも厚いため、スペーサ30の設計及び製造を容易に行うことができる。よって、スペーサ30が破損する可能性を低減させてスペーサ30の取り扱いを容易にすることができるため、フェルール端面11a,21aの間、及び光ファイバ12,22の先端面12a,22aの間に容易に間隔を設けることができる。
また、凸部35は、第1の面35aから第2の開口32まで延びており、凸部34は、第2の面34aから第1の開口31まで延びている。従って、凸部35が第2の開口32まで延びると共に、凸部34が第1の開口31まで延びることにより、接続方向D1における凸部35の厚さ、及び接続方向D1における凸部34の厚さを厚くすることができる。よって、光コネクタ10及び相手側コネクタ20のいずれかが第1の面35a又は第2の面34aに当接しても、凸部35及び凸部34の破損をより確実に抑制することができる。更に、スペーサ30の形状を簡易にすることができる。
また、スペーサ30は、凸部35、及び第1の面35aをそれぞれ3つ有し、凸部34、及び第2の面34aをそれぞれ3つ有する。従って、スペーサ30における光コネクタ10及び相手側コネクタ20の当接箇所を多くすることができるので、光コネクタ10及び相手側コネクタ20の接続を安定させることができる。更に、接続方向D1から見て3つの凸部34、及び3つの凸部35は、共に三角形状となるように配置されている。よって、フェルール端面11a,21aの当接箇所が三角形状に配置されるので、スペーサ30に挿入される光コネクタ10及び相手側コネクタ20の接続が一層安定する。
また、貫通孔33の内部は、互いに対向する一対の内面36,37を有し、凸部35は一対の内面36,37から突出し、凸部34は一対の内面36,37から突出し、凸部34は、方向D3において、凸部35を反転させた位置に設けられている。すなわち、図4に示されるように、各凸部34、及び対応する各凸部35は、スペーサ30の方向D3の中央を通り且つ方向D2に延びる基準線Lに対して互いに対称となる位置に設けられている。換言すれば、凸部34及び凸部35は、互いに方向D2を回転軸としてスペーサ30を180度回転させた場合に同じ位置に設けられる。よって、第1の開口31に挿入する光コネクタ10と同一の光コネクタ10を方向D3に反転させて第2の開口32に挿入することができる。従って、同一の2つの光コネクタ10を互いに方向D3に反転させた状態で光接続することができる。
また、第1の面35a及び第2の面34aは、互いに平行である。従って、互いに同一の角度を有する2つのフェルール端面11a,21a同士を第1の面35a及び第2の面34aのそれぞれに当接させることにより、光接続を実現させることができる。
また、第1の面35aから第2の面34aまでの接続方向D1における距離Kは、5μm以上且つ100μm以下であってもよい。この場合、光コネクタ10及び相手側コネクタ20の間に5μm以上且つ100μm以下の間隔を規定することができる。従って、光コネクタ10と相手側コネクタ20の間においてビームが拡大しない程度に小さい間隔を規定することができる。
また、スペーサ30は、樹脂成型部品である。従って、金型で樹脂成型を行うことによって容易にスペーサ30を製造できるので、スペーサ30の量産性を高めることができる。
また、光接続構造1は、更にアダプタを有し、スペーサ30は、アダプタの内部において移動可能に保持される。よって、アダプタの内部においてスペーサ30がフローティングするため、外力に対するスペーサ30の耐性を高めることができる。すなわち、外力が付与されても当該外力がスペーサ30に及ぶことが抑制されるため、光コネクタ10及び相手側コネクタ20をより安定して接続させることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るスペーサ40について図6及び図7を参照しながら説明する。図6はスペーサ40を示す斜視図であり、図7はスペーサ40を接続方向D1から見た正面図である。図6及び図7に示されるように、スペーサ40は、凸部45(第1の凸部)及び凸部44(第2の凸部)の数と配置が、第1実施形態のスペーサ30とは異なっている。以下では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。
凸部45は、第1の面45aを有し、第1の面45aから接続方向D1に延びると共に第2の開口にまで延びている。一方、凸部44は、第2の面44aを有し、第2の面44aから接続方向D1に延びると共に第1の開口41にまで延びている。スペーサ40は、第1の開口41から第2の開口まで接続方向D1に延びる貫通孔43を有する。
凸部44は、方向D3の一方側(上側)では、方向D2の両端それぞれと、方向D2の中央に設けられており、方向D3の他方側(下側)では、第1の開口41の方向D2の中央を挟んで両側に設けられている。凸部45は、凸部44を方向D3に反転させた箇所に設けられている。すなわち、凸部45は、方向D3の一方側では、第2の開口の方向D2の中央を挟んで両側に設けられており、方向D3の他方側では、方向D2の両端それぞれと、方向D2の中央に設けられている。凸部44及び凸部45はそれぞれ、共に、合計5個ずつ設けられている。
以上、第2実施形態に係るスペーサ40では、凸部45、及び第1の面45aをそれぞれ3つ以上(5つ)有し、凸部44、及び第2の面44aをそれぞれ3つ以上(5つ)有する。従って、スペーサ40における光コネクタ及び相手側コネクタの当接箇所をより多くすることができるので、光コネクタ及び相手側コネクタの接続をより安定させることができる。このように、スペーサの凸部、並びに第1及び第2の面の数は適宜変更可能であるが、数が多すぎると当該面の面積が小さくなると共に当該面の形状が不安定になる懸念がある。従って、スペーサの凸部、並びに第1及び第2の面の数は3〜5程度であることが望ましい。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係るスペーサ50について図8〜図10を参照しながら説明する。図8及び図9は、スペーサ50を示す斜視図である。図10は、スペーサ50を接続方向D1から見た正面図である。図8〜図10に示されるように、スペーサ50は、第1実施形態の凸部34及び凸部35とは形状が異なる凸部54(第2の凸部)及び凸部55(第1の凸部)を備える。
凸部55は、第1の面55aを有する。凸部55は、第1の面55aから第2の開口52に向かって接続方向D1に延びると共に、第1の面55aから離れるに従って縮小している。具体的には、凸部55は、第1の面55aと、第1の面55aの突出端から貫通孔53の内面53aに向けて傾斜する傾斜面55bと、方向D2側を向く三角形状の側面55cとを有する。凸部55は、第1の面55aから第2の開口52に向かう途中部分にまで延びている。
凸部54は、第2の面54aを有しており、第2の面54aから第1の開口51に向かって接続方向D1に延びると共に第2の面54aから離れるに従って縮小している。凸部54は、第2の面54aの他に、凸部55と同様の傾斜面54b及び一対の側面54cを有する。また、凸部54は、第2の面54aから第1の開口51に向かう途中部分にまで延びている。
以上のように、第3実施形態では、第1の面55aから第2の面54aまでの接続方向D1における距離を所望の間隔にすることにより、第1の面55aに当接する光コネクタと、第2の面54aに当接する相手側コネクタとの間隔を所望の間隔に規定することができる。また、凸部55は第2の開口52に向かう途中部分にまで延びており、凸部54は第1の開口51に向かう途中部分にまで延びている。よって、第1の開口51及び第2の開口52を共に簡素な長方形状とすることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る光接続構造61、光コネクタ70及びスペーサ90について図11を参照しながら説明する。図11に示されるように、光接続構造61は、光コネクタ70(第1の光コネクタ)と相手側コネクタ80(第2の光コネクタ)とを接続する。光コネクタ70は、スペーサ90の第1の開口91に挿入されるフェルール71と、フェルール71に保持されて方向D2(図11の紙面に垂直な方向)に並ぶ複数の光ファイバ72とを備える。相手側コネクタ80は、光コネクタ70と同様、フェルール81と複数の光ファイバ82とを備える。フェルール81及び光ファイバ82の構成は、フェルール71及び光ファイバ72の構成と同様であるため、フェルール81及び光ファイバ82の説明は適宜省略する。
フェルール71は、フェルール端面71aと、スペーサ90の凸部94(第2の凸部)と同数の凹部71bと、光ファイバ72を保持する複数の光ファイバ保持孔71cとを有する。光ファイバ72は、先端面72aを有すると共に光ファイバ保持孔71cに挿通され、先端面72aがフェルール端面71aから露出した状態で保持されている。光ファイバ72,82の光軸に沿った断面において、光ファイバ72,82の先端面72a,82aの法線方向V1は、光ファイバ保持孔71c,81cの中心軸方向、すなわち光ファイバ72,82の光軸方向V2に対して傾斜している。
例えば、光軸方向V2に対する法線方向V1の傾斜角度は、8°以上且つ20°以下である。この傾斜角度は、光ファイバ72,82の光軸に直交する面に対する先端面72a,82aの傾斜角度に一致する。本実施形態において、フェルール71,81それぞれのフェルール端面71a,81aの法線方向は、先端面72a,82aの法線方向V1と一致している。
スペーサ90は、前述した各実施形態と同様、凸部94及び凸部95(第1の凸部)を備える。凸部95は、フェルール端面71aが当接する第1の面95aを有し、凸部94は、フェルール端面81aが当接する第2の面94aを有する。第1の面95a及び第2の面94aは、互いに平行とされている。また、第1の面95aの法線方向、及び第2の面94aの法線方向は、共に法線方向V1に一致している。従って、フェルール端面71a,81aのそれぞれは、第1の面95a及び第2の面94aのそれぞれに面的に当接する。
以上、第4実施形態によれば、第1の面95a及び第2の面94aの法線方向が光ファイバ72,82の光軸方向V2に対して傾斜している。よって、光ファイバ72の先端面72a、及び光ファイバ82の先端面82a間における反射戻り光を低減させることができる。
(第5実施形態)
続いて、第5実施形態に係る光接続構造101、光コネクタ110及びスペーサ120について図12を参照しながら説明する。図12に示されるように、光接続構造101は、光コネクタ110(第1の光コネクタ)と相手側コネクタ80とを接続する。第5実施形態に係る光接続構造101は、光コネクタ110のフェルール111のフェルール端面111aの傾斜角度、及び相手側コネクタ80のフェルール81のフェルール端面81aの傾斜角度が互いに異なっている。すなわち、フェルール端面111a及びフェルール端面81aは、互いに非平行である。スペーサ120は、凸部125(第1の凸部)と、凸部94とを備える。凸部125は、フェルール端面111aが当接する第1の面125aを有する。第1の面125a及び第2の面94aは、互いに非平行とされている。
以上、第5実施形態によれば、第1の面125a、及び第2の面94aは、互いに非平行である。従って、互いに異なる角度を有する2つのフェルール端面111a,81a同士を第1の面125a及び第2の面94aのそれぞれに面的に当接させることにより、光接続を実現させることができる。
以上、実施形態に係るスペーサ、光コネクタ及び光接続構造について説明した。しかしながら、本発明に係るスペーサ、光コネクタ及び光接続構造は、前述の各実施形態に限定されず種々の変形が可能である。すなわち、スペーサ、光コネクタ及び光接続構造の各部の構成は、請求の範囲の要旨の範囲内において、適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、樹脂成型部品であるスペーサ30について説明した。しかしながら、スペーサの材料は、適宜変更可能である。また、前述の実施形態では、複数の光ファイバ12を備えた多芯フェルールであるフェルール11に本発明を適用する例について説明した。しかしながら、本発明は、単心フェルールにも適用可能である。
1,61,101…光接続構造、10,70,110…光コネクタ(第1の光コネクタ)、11,21,71,81,111…フェルール、11a,21a,71a,81a,111a…フェルール端面、11b…ガイド孔、11c,71c,81c…光ファイバ保持孔、11d…側面、11e…上面、11f…底面、11g,21g…凹部、12,22,72,82…光ファイバ、12a,22a,72a,82a…先端面、20,80…相手側コネクタ(第2の光コネクタ)、30,40,50,90,120…スペーサ、31,41,51,91…第1の開口、32,52…第2の開口、33,43,53…貫通孔、34,44,54,94…凸部(第2の凸部)、34a,44a,54a,94a…第2の面、35,45,55,95,125…凸部(第1の凸部)、35a,45a,55a,95a,125a…第1の面、36,37…一対の内面、53a…内面、54b,55b…傾斜面、54c,55c…側面、71b…凹部、D1…接続方向、D2,D3…方向、L…基準線、V1…法線方向、V2…光軸方向。

Claims (11)

  1. 空間結合型の光接続に用いられるスペーサであって、
    第1の開口から第2の開口まで、前記第1の開口及び前記第2の開口に交差する方向に延びる貫通孔を有し、
    前記貫通孔の内部には、第1の凸部及び第2の凸部が形成されており、
    前記第1の凸部は、前記第1の開口を向く第1の面を有し、
    前記第2の凸部は、前記第2の開口を向く第2の面を有し、
    前記第1の凸部は、前記第1の面から前記方向に延びると共に、前記第2の面を超えて前記第2の開口に向かって延びており、
    前記第2の凸部は、前記第2の面から前記方向に延びると共に、前記第1の面を超えて前記第1の開口に向かって延びており、
    前記方向における前記第1の面の位置と、前記方向における前記第2の面の位置とは、互いに異なっている、
    スペーサ。
  2. 前記第1の凸部は、前記第1の面から前記第2の開口まで延びており、
    前記第2の凸部は、前記第2の面から前記第1の開口まで延びている、
    請求項1に記載のスペーサ。
  3. 前記第1の凸部、及び前記第1の面をそれぞれ3つ以上有し、
    前記第2の凸部、及び前記第2の面をそれぞれ3つ以上有する、
    請求項1又は2に記載のスペーサ。
  4. 前記貫通孔の内部は、互いに対向する一対の内面を有し、
    前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、前記一対の内面から突出しており、
    前記方向及び前記突出する方向と交差する方向を回転軸として前記スペーサを180度回転したときに、前記第1の凸部と前記第2の凸部とが互いに同じ位置となる対称性を有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のスペーサ。
  5. 前記第1の面、及び前記第2の面は、互いに平行である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のスペーサ。
  6. 前記第1の面、及び前記第2の面は、互いに非平行である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のスペーサ。
  7. 前記第1の面から前記第2の面までの前記方向における距離は、5μm以上且つ100μm以下である、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のスペーサ。
  8. 樹脂成型部品である、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のスペーサ。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のスペーサに接続される光コネクタであって、
    前記第1の開口、又は前記第2の開口に挿入されるフェルールと、前記フェルールに保持される複数の光ファイバと、を備え、
    前記フェルールは、フェルール端面と、前記第1の凸部又は前記第2の凸部と同数の凹部と、前記複数の光ファイバを保持する複数の光ファイバ保持孔と、を有し、
    前記複数の光ファイバのそれぞれは、コアが露出した先端面を有すると共に前記複数の光ファイバ保持孔のそれぞれに挿通され、前記先端面が前記フェルール端面から露出した状態で保持されており、
    前記凹部は、前記第1の凸部又前記第2の凸部と嵌合する形状を有し、
    前記フェルール端面は、前記凹部が前記第1の凸部又は前記第2の凸部に嵌合した状態で、前記第1の面又は前記第2の面に当接する、
    光コネクタ。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のスペーサに、請求項9に記載の第1の光コネクタと、請求項9に記載の第2の光コネクタと、が接続される光接続構造であって、
    前記第1の光コネクタは、前記第1の開口に挿入されており、
    前記第1の光コネクタの凹部は、前記第2の凸部に嵌合しており、
    前記第1の光コネクタのフェルール端面は、前記第1の面に当接しており、
    前記第2の光コネクタは、前記第2の開口に挿入されており、
    前記第2の光コネクタの凹部は、前記第1の凸部に嵌合しており、
    前記第2の光コネクタのフェルール端面は、前記第2の面に当接している、
    光接続構造。
  11. 更にアダプタを有し、
    前記スペーサは、前記アダプタの内部において移動可能に保持されている、
    請求項10に記載の光接続構造。
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