JPWO2019044574A1 - 電源管理方法及び電源管理装置 - Google Patents
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Abstract
電源管理方法は、蓄電池装置の充電に用いる充電電源を特定するステップAと、前記蓄電池装置の蓄電容量を監視するステップBと、前記充電電源が第1充電電源である場合に、前記蓄電容量が所定閾値以下となるまで、前記第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を制限するステップCとを備える。
Description
本発明は、電源管理方法及び電源管理装置に関する。
近年、電力系統の電力需給バランスを維持するために、電力系統から施設への潮流の量又は施設から電力系統への逆潮流の量を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1,2)。具体的には、電源管理サーバから電源管理装置に対して制御メッセージを送信することによって、潮流の量又は逆潮流の量の抑制が行われる。
ところで、近年では、逆潮流を行う分散電源として蓄電池装置を用いるケースが考えられる。このようなケースにおいて、蓄電池装置の充電に用いる電源(以下、充電電源)としては、太陽電池装置、燃料電池装置及び電力系統などのように、様々な充電電源が考えられる。
しかしながら、例えば、逆潮流の電力の価値が充電電源の種別によって定められているようなケースにおいて、蓄電池装置から逆潮流が行われる電力の価値を定めることができない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、蓄電池装置から逆潮流が行われる電力の充電に用いた充電電源を特定することを可能とする電源管理方法及び電源管理装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電源管理方法は、蓄電池装置の充電に用いる充電電源を特定するステップAと、前記蓄電池装置の蓄電容量を監視するステップBと、前記充電電源が第1充電電源である場合に、前記蓄電容量が所定閾値以下となるまで、前記第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を制限するステップCとを備える。
第2の特徴に係る電源管理装置は、蓄電池装置の充電に用いる充電電源を特定する制御部を備える。前記制御部は、前記蓄電池装置の蓄電容量を監視する。前記制御部は、前記充電電源が第1充電電源である場合に、前記蓄電容量が所定閾値以下となるまで、前記第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を制限する。
一態様によれば、蓄電池装置から逆潮流が行われる電力の充電に用いた充電電源を特定することを可能とする電源管理方法及び電源管理装置を提供することができる。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
[実施形態]
(電源管理システム)
以下において、実施形態に係る電源管理システムについて説明する。
(電源管理システム)
以下において、実施形態に係る電源管理システムについて説明する。
図1に示すように、電源管理システム100は、電力管理サーバ200と、施設300と、電力会社400とを有する。図1では、施設300として、施設300A〜施設300Cが例示されている。
各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300への電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110への電力の流れを逆潮流と称する。
電力管理サーバ200、施設300及び電力会社400は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、電力管理サーバ200と施設300との間の回線及び電力管理サーバ200と電力会社400との間の回線を提供すればよい。ネットワーク120は、例えば、インターネットである。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を提供してもよい。
電力管理サーバ200は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者、リソースアグリゲータなどの事業者によって管理されるサーバである。リソースアグリゲータは、後述するVPPにおいて発電事業者、送配電事業者及び小売事業者などに逆潮流の電力を提供する事業者である。実施形態において、電力管理サーバ200は、逆潮流の電力の買取エンティティの一例である。電力管理サーバ200は、電源管理サーバの一例である。
電力管理サーバ200は、施設300に設けられるローカル制御装置360に対して、施設300に設けられる分散電源(例えば、太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)に対する制御を指示する制御メッセージを送信する。例えば、電力管理サーバ200は、潮流の制御を要求する潮流制御メッセージ(例えば、DR;Demand Response)を送信してもよく、逆潮流の制御を要求する逆潮流制御メッセージを送信してもよい。さらに、電力管理サーバ200は、分散電源の動作状態を制御する電源制御メッセージを送信してもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよく、相対値(例えば、○○%)で表されてもよい。或いは、潮流又は逆潮流の制御度合いは、2以上のレベルで表されてもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、現在の電力需給バランスによって定められる電力料金(RTP;Real Time Pricing)によって表されてもよく、過去の電力需給バランスによって定められる電力料金(TOU;Time Of Use)によって表されてもよい。
施設300は、図2に示すように、太陽電池装置310、蓄電池装置320、燃料電池装置330と、負荷機器340、ローカル制御装置360及び電力計380を有する。
太陽電池装置310は、太陽光などの光に応じて発電を行う分散電源である。太陽電池装置310は、所定買取価格が適用される特定分散電源の一例である。太陽電池装置310は、例えば、PCS(Power Conditioning System)及び太陽光パネルによって構成される。
ここで、太陽電池装置310から出力される電力は、太陽光などの光の受光量によって変動し得る。従って、太陽電池装置310の発電効率を考慮した場合には、太陽電池装置310から出力される電力は、受光量によって変動し得る可変電力である。
蓄電池装置320は、電力の充電及び電力の放電を行う分散電源である。蓄電池装置320は、所定買取価格が適用されない分散電源の一例であり、定格電力を出力する定格運転モードを有する分散電源である。蓄電池装置320は、例えば、PCS及び蓄電池セルによって構成される。
ここで、蓄電池装置320の定格電力は、電力そのもの(W)によって表されてもよく、電圧(V)及び電流(A)によって表されてもよい。例えば、定格電力は、最小最大放電電力値(W)によって特定されてもよく、最小最大放電電流値(A)及び定格電圧(V)によって特定されてもよい。定格電力は、蓄電池装置320から出力される電力の履歴の代表値と考えてもよい。代表値は、蓄電池装置320から出力される電力の履歴の最大値であってもよく、蓄電池装置320から出力される電力の履歴の最小値であってもよく、蓄電池装置320から出力される電力の履歴の平均値であってもよい。
燃料電池装置330は、燃料を用いて発電を行う分散電源である。燃料電池装置330は、所定買取価格が適用されない分散電源の一例であり、定格電力を出力する定格運転モードを有する分散電源である。燃料電池装置330は、例えば、PCS及び燃料電池セルによって構成される。
例えば、燃料電池装置330は、固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)であってもよく、固体高分子型燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)であってもよく、リン酸型燃料電池(PAFC:Phosphoric Acid Fuel Cell)であってもよく、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC:Molten Carbonate Fuel Cell)であってもよい。
ここで、燃料電池装置330の定格電力は、電力そのもの(W)によって表されてもよく、電圧(V)及び電流(A)によって表されてもよい。例えば、定格電力は、定格発電量(W)によって特定されてもよい。定格電力は、燃料電池装置330から出力される電力の履歴の代表値と考えてもよい。代表値は、燃料電池装置330から出力される電力の履歴の最大値であってもよく、燃料電池装置330から出力される電力の履歴の最小値であってもよく、燃料電池装置330から出力される電力の履歴の平均値であってもよい。
実施形態において、太陽電池装置310、蓄電池装置320及び燃料電池装置330は、VPP(Virtual Power Plant)に用いられる電源であってもよい。
負荷機器340は、電力を消費する機器である。負荷機器340は、例えば、空調機器、照明機器、AV(Audio Visual)機器などである。
ローカル制御装置360は、施設300の電力を管理する装置(EMS;Energy Management System)である。ローカル制御装置360は、太陽電池装置310の動作状態を制御してもよく、施設300に設けられる蓄電池装置320の動作状態を制御してもよく、施設300に設けられる燃料電池装置330の動作状態を制御してもよい。ローカル制御装置360の詳細については後述する(図4を参照)。
実施形態において、電力管理サーバ200とローカル制御装置360との間の通信は、第1プロトコルに従って行われる。一方で、ローカル制御装置360と分散電源(太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)との間の通信は、第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って行われる。第1プロトコルとしては、例えば、Open ADR(Automated Demand Response)2.0に準拠するプロトコル、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。第2プロトコルは、例えば、ECHONET Liteに準拠するプロトコル、SEP(Smart Energy Profile)2.0、KNX、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。なお、第1プロトコルと第2プロトコルは異なっていればよく、例えば、両方が独自の専用プロトコルであっても異なる規則で作られたプロトコルであればよい。
電力計380は、電力系統110から施設300への潮流の量及び施設300から電力系統110への逆潮流の量を計測する第1電力計の一例である。電力計380は、例えば、電力会社400に帰属するスマートメータである。
ここで、電力計380は、所定単位時間(例えば、30分)毎に、所定単位時間における計測結果(潮流又は逆潮流の量(Wh))を示す情報要素を含むメッセージをローカル制御装置360に送信する。電力計380は、自律的にメッセージを送信してもよく、ローカル制御装置360の要求に応じてメッセージを送信してもよい。
電力会社400は、電力系統110などのインフラストラクチャーを提供するエンティティであり、例えば、発電事業者又は送配電事業者である。電力会社400は、電力管理サーバ200を管理するエンティティに対して、各種の業務を委託してもよい。
(電力管理サーバ)
以下において、実施形態に係る電力管理サーバについて説明する。図3に示すように、電力管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230とを有する。電力管理サーバ200は、VTN(Virtual Top Node)の一例である。
以下において、実施形態に係る電力管理サーバについて説明する。図3に示すように、電力管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230とを有する。電力管理サーバ200は、VTN(Virtual Top Node)の一例である。
管理部210は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、施設300に関するデータを管理する。施設300に関するデータは、例えば、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)の種別、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)のスペックなどである。スペックは、太陽電池装置310の定格発電電力(W)、蓄電池装置320の定格電力(W)、燃料電池装置330の定格電力(W)であってもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介してローカル制御装置360と通信を行う。通信部220は、上述したように、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部220は、第1プロトコルに従って第1メッセージをローカル制御装置360に送信する。通信部220は、第1プロトコルに従って第1メッセージ応答をローカル制御装置360から受信する。
制御部230は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、電力管理サーバ200に設けられる各構成を制御する。制御部230は、例えば、制御メッセージの送信によって、施設300に設けられるローカル制御装置360に対して、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)に対する制御を指示する。制御メッセージは、上述したように、潮流制御メッセージであってもよく、逆潮流制御メッセージであってもよく、電源制御メッセージであってもよい。
(ローカル制御装置)
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。図4に示すように、ローカル制御装置360は、第1通信部361と、第2通信部362と、制御部363とを有する。ローカル制御装置360は、VEN(Virtual End Node)の一例である。
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。図4に示すように、ローカル制御装置360は、第1通信部361と、第2通信部362と、制御部363とを有する。ローカル制御装置360は、VEN(Virtual End Node)の一例である。
第1通信部361は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して電力管理サーバ200と通信を行う。第1通信部361は、上述したように、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、第1通信部361は、第1プロトコルに従って第1メッセージを電力管理サーバ200から受信する。第1通信部361は、第1プロトコルに従って第1メッセージ応答を電力管理サーバ200に送信する。
第2通信部362は、通信モジュールによって構成されており、分散電源(太陽電池装置310、蓄電池装置320又は燃料電池装置330)と通信を行う。第2通信部362は、上述したように、第2プロトコルに従って通信を行う。例えば、第2通信部362は、第2プロトコルに従って第2メッセージを分散電源に送信する。第2通信部362は、第2プロトコルに従って第2メッセージ応答を分散電源から受信する。
制御部363は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、ローカル制御装置360に設けられる各構成を制御する。具体的には、制御部363は、施設300の電力を制御するために、第2メッセージの送信及び第2メッセージ応答の受信によって、分散電源の動作状態の設定を機器に指示する。制御部363は、施設300の電力を管理するために、第2メッセージの送信及び第2メッセージ応答の受信によって分散電源の情報の報告を分散電源に指示してもよい。
(適用シーン)
以下において、実施形態の適用シーンについて説明する。具体的には、図5に示すように、蓄電池装置320の全体容量には、下限SOC(State of Charge)及び上限SOCが定められている。下限SOCは第1残量に設定され、上限SOCは第1残量よりも高い蓄電残量である第2残量に設定されている。さらに、蓄電池装置320の全体容量は、蓄電池装置320を保護するための使用不可容量(下限側)及び災害などの緊急事態に対応するために非常容量(BCP;Business Continuity Plan)容量を含む。下限SOCは、BCP容量及び使用不可容量(下限側)を蓄電残量が下回らないように定められる。すなわち、下限SOCは、BCP容量及び使用不可容量(下限側)の合計値である。上限SOCは、蓄電容量が使用不可容量(上限側)に達しないように定められる。すなわち、上限SOCは、全体容量から使用不可容量(上限側)を除いた値である。このような前提において、蓄電池装置320が放電可能な蓄電残量は蓄電容量から下限SOCを除いた値である。蓄電池装置320が充電可能な充電残量は上限SOCから蓄電容量を除いた値である。
以下において、実施形態の適用シーンについて説明する。具体的には、図5に示すように、蓄電池装置320の全体容量には、下限SOC(State of Charge)及び上限SOCが定められている。下限SOCは第1残量に設定され、上限SOCは第1残量よりも高い蓄電残量である第2残量に設定されている。さらに、蓄電池装置320の全体容量は、蓄電池装置320を保護するための使用不可容量(下限側)及び災害などの緊急事態に対応するために非常容量(BCP;Business Continuity Plan)容量を含む。下限SOCは、BCP容量及び使用不可容量(下限側)を蓄電残量が下回らないように定められる。すなわち、下限SOCは、BCP容量及び使用不可容量(下限側)の合計値である。上限SOCは、蓄電容量が使用不可容量(上限側)に達しないように定められる。すなわち、上限SOCは、全体容量から使用不可容量(上限側)を除いた値である。このような前提において、蓄電池装置320が放電可能な蓄電残量は蓄電容量から下限SOCを除いた値である。蓄電池装置320が充電可能な充電残量は上限SOCから蓄電容量を除いた値である。
このようなケースにおいて、電源管理装置(ここでは、蓄電池装置320のPCS)は、蓄電池装置320の充電に用いる充電電源を特定する。蓄電池装置320は、蓄電池装置の蓄電容量を監視する。蓄電池装置320は、充電電源が第1充電電源である場合に、蓄電容量が所定閾値以下となるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた蓄電池装置の充電を制限する。
実施形態において、所定閾値は、BCP容量及び使用不可容量(下限側)の少なくともいずれか1つによって定められる。例えば、所定閾値は、上述した下限SOC(BCP容量及び使用不可容量(下限側)の合計値)であってもよい。或いは、所定閾値は、使用不可容量(下限側)であってもよい。
実施形態において、充電電源は、図2に示す例では、電力系統110、太陽電池装置310及び燃料電池装置330のいずれかである。例えば、電力系統110及び電力系統110以外の電源(太陽電池装置310及び燃料電池装置330)が充電電源として区別されてもよい。このような場合に、第1充電電源は、電力系統110以外の電源(例えば、太陽電池装置310及び燃料電池装置330)であり、第2充電電源は、電力系統110であってもよい。逆に、第1充電電源は、電力系統110であり、第2充電電源は、電力系統110以外の電源(例えば、太陽電池装置310及び燃料電池装置330)であってもよい。或いは、電力系統110以外の電源も個別に区別されてもよい。このような場合には、第1充電電源は、電力系統110、太陽電池装置310及び燃料電池装置330のいずれかであり、第2充電電源は、電力系統110、太陽電池装置310及び燃料電池装置330のうち、第1充電電源とは異なる電源である。
例えば、電力系統110以外の電源のCO2排出量が電力系統110のCO2排出量よりも多いケース、或いは、電力系統110以外の電源由来の電力の買取価格が電力系統110由来の電力の買取価格よりも低いケースについて考える。このようなケースにおいて、第1充電電源が電力系統110以外の電源であり、第2充電電源が電力系統110である場合に、蓄電池装置320の充電に用いる充電電源の混在を抑制することによって、電力系統110以外の電源を用いた充電電力量を適切に特定することができる。例えば、電力系統110以外の電源としては、エンジン式発電装置が考えられる。
逆に、電力系統110以外の電源のCO2排出量が電力系統110のCO2排出量より少ないケース、或いは、電力系統110以外の電源由来の電力の買取価格が電力系統110由来の電力の買取価格よりも高いケースについて考える。このようなケースにおいて、第1充電電源が電力系統110であり、第2充電電源が電力系統110以外の電源である場合に、蓄電池装置320の充電に用いる充電電源の混在を抑制することによって、電力系統110を用いた充電電力量を適切に特定することができる。例えば、電力系統110以外の電源としては、風力発電装置や太陽電池装置が考えられる。
実施形態において、蓄電池装置320は、蓄電容量が所定閾値以下である場合に、第2充電電源を用いた蓄電池装置の充電を許可してもよい。すなわち、蓄電池装置320は、第2充電電源を用いた蓄電池装置の充電の制限を解除してもよい。災害などの緊急事態において、蓄電容量が下限SOCを下回った場合であっても、このような状態を速やかに解消するためである。
実施形態において、蓄電池装置320は、所定閾値を超える蓄電池残量の充電に用いた充電電源の種別を管理してもよい。蓄電池装置320は、充電電源の種別を出力してもよい。例えば、蓄電池装置320は、充電電源の種別を示す情報要素を含むメッセージをローカル制御装置360に送信する。このようなメッセージは、ECHONET Lite規格に準拠するものであってもよい。すなわち、充電電源の種別を示す情報要素が新たに定義されてもよい。或いは、蓄電池装置320は、蓄電池装置320に設けられるディスプレイやスピーカから充電電源の種別を出力してもよく、スマートフォン又はタブレット端末などのユーザ端末に充電電源の種別を出力してもよい。
例えば、電力系統110及び電力系統110以外の電源(太陽電池装置310及び燃料電池装置330)が充電電源として区別される場合には、充電電源の種別は、電力系統110及び電力系統110以外の電源の2種類であってもよい。一方で、電力系統110以外の電源も個別に区別される場合には、充電電源の種別は、電力系統110、太陽電池装置310及び燃料電池装置330の3種類であってもよい。充電電源の種別は、充電電源の種別が不明である種別を含んでもよい。また、充電電源の種別は、太陽電池装置310から供給される再生可能エネルギーと、電力系統またはガス燃料で発電する燃料電池から供給される非再生可能エネルギーとで区別するようにしてもよい。
ここでは、上述した動作を実行する電源管理装置が蓄電池装置320(PCS)であるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。電源管理装置は、ローカル制御装置360であってもよく、電力管理サーバ200であってもよい。
(電源管理方法)
以下において、実施形態に係る電源管理方法について説明する。図6では、電源管理装置が電力管理サーバ200であるケースを例示する。電力管理サーバ200によって許可されるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電が制限される。
以下において、実施形態に係る電源管理方法について説明する。図6では、電源管理装置が電力管理サーバ200であるケースを例示する。電力管理サーバ200によって許可されるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電が制限される。
ステップS10において、蓄電池装置320は、第1充電電源を用いた充電動作を行う。
ステップS11において、蓄電池装置320は、充電電源の種別を示す情報要素を含むメッセージをローカル制御装置360に送信する。ステップS11は、充電電源が変更されたタイミングで行われてよく、定期的なタイミングで行われてもよい。このようなメッセージは、ECHONET Lite規格に準拠するものであってもよい。例えば、このようなメッセージは、ローカル制御装置360の要求コマンド(GETコマンド)に対する応答コマンド(GET応答コマンド)であってもよく、蓄電池装置320から自律的に送信される通知コマンド(INFコマンド)であってもよい。
ステップS12において、ローカル制御装置360は、充電電源の種別を示す情報要素を含むメッセージを電力管理サーバ200に送信する。このようなメッセージは、Open ADR2.0に準拠するものであってもよい。
ステップS13において、蓄電池装置320は、放電動作を行う。放電動作は、ローカル制御装置360の指示によって行われてもよく、電力管理サーバ200の指示によって行われてもよい。或いは、放電動作は、蓄電池装置320によって自律的に行われてもよい。
ステップS14において、蓄電池装置320は、蓄電容量(或いは、蓄電残量)を示す情報要素を含むメッセージをローカル制御装置360に送信する。ステップS14は、蓄電容量が所定閾値となったタイミングで行われてよく、定期的なタイミングで行われてもよい。このようなメッセージは、ECHONET Lite規格に準拠するものであってもよい。例えば、このようなメッセージは、ローカル制御装置360の要求コマンド(GETコマンド)に対する応答コマンド(GET応答コマンド)であってもよく、蓄電池装置320から自律的に送信される通知コマンド(INFコマンド)であってもよい。
ステップS15において、ローカル制御装置360は、蓄電容量(或いは、蓄電残量)を示す情報要素を含むメッセージを電力管理サーバ200に送信する。このようなメッセージは、Open ADR2.0に準拠するものであってもよい。
ステップS16において、電力管理サーバ200は、ステップS15で受信するメッセージに基づいて、蓄電池装置320の蓄電容量(或いは、蓄電残量)を監視する。電力管理サーバ200は、蓄電容量が所定閾値以下となるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電を制限する。すなわち、電力管理サーバ200は、蓄電容量が所定閾値以下である場合に、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電を許可する制御メッセージをローカル制御装置360に送信する。このようなメッセージは、Open ADR2.0に準拠するものであってもよい。
ステップS17において、ローカル制御装置360は、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電を許可する制御メッセージを蓄電池装置320に送信する。このようなメッセージは、ECHONET Lite規格に準拠するものであってもよい。例えば、このようなメッセージは、蓄電池装置320の運転モードを指定する情報要素を含む設定コマンド(SETコマンド)であってもよく、蓄電池装置320の充電電力量を指定する情報要素を含む設定コマンド(SETコマンド)であってもよい。
ステップS18において、蓄電池装置320は、第2分散電源を用いた充電動作を行う。
図6に示す例では、電源管理装置が電力管理サーバ200であるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。
例えば、電源管理装置は、ローカル制御装置360であってもよい。このようなケースにおいて、ステップS12、ステップS15及びステップS16は省略されてもよい。すなわち、ローカル制御装置360は、ステップS14で受信するメッセージに基づいて、蓄電池装置320の蓄電容量(或いは、蓄電残量)を監視し、蓄電容量が所定閾値以下である場合に、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電を許可してもよい。但し、ローカル制御装置360から電力管理サーバ200に対する報告ステップS12及びステップS15)は実行されてもよい。
或いは、電源管理装置は、蓄電池装置320のPCSであってもよい。このようなケースにおいて、ステップS11、ステップS12、ステップS14〜ステップS17は省略されてもよい。すなわち、蓄電池装置320は、自律的に蓄電池装置320の蓄電容量(或いは、蓄電残量)を監視し、蓄電容量が所定閾値以下である場合に、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電を許可してもよい。但し、蓄電池装置320からローカル制御装置360又は電力管理サーバ200に対する報告(ステップS11、ステップS12、ステップS14及びステップS15)は実行されてもよい。
(作用及び効果)
実施形態では、蓄電池装置320の蓄電容量が所定閾値以下となるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電が制限される。蓄電池装置320の充電に用いる充電電源の混在を抑制することができる。従って、蓄電池装置320から逆潮流が行われる電力の充電に用いた充電電源を特定することができる。
実施形態では、蓄電池装置320の蓄電容量が所定閾値以下となるまで、第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた充電が制限される。蓄電池装置320の充電に用いる充電電源の混在を抑制することができる。従って、蓄電池装置320から逆潮流が行われる電力の充電に用いた充電電源を特定することができる。
実施形態では、蓄電容量が所定閾値以下である場合に、第2充電電源を用いた蓄電池装置320の充電が許可される。従って、蓄電容量が所定閾値(例えば、下限SOC)を下回った状態を速やかに解消することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、実施形態では、第2充電電源を用いた蓄電池装置320の充電の制限に失敗するケースを想定していない。これに対して、変更例1では、第2充電電源を用いた蓄電池装置320の充電の制限に失敗するケースについて説明する。すなわち、変更例1では、蓄電池装置320の蓄電容量が所定閾値よりも大きい段階で、第2充電電源を用いた蓄電池装置320の充電が行われるケースについて説明する。
このような事態が生じるケースとしては、例えば、以下に示すケースが考えられる。
第1に、電力系統110の停電前において電力系統110を用いて蓄電池装置320の充電が行われており、電力系統110の停電後において太陽電池装置310を用いて蓄電池装置320の充電が行われるケースが考えられる。例えば、電力系統110の停電状態において、太陽電池装置310の出力電力が負荷機器340の消費電力よりも大きい場合には、太陽電池装置310の余剰電力によって蓄電池装置320の充電が行われるケースが考えられる。
第2に、電力管理サーバ200によって蓄電池装置320が制御されていない状態において、任意のユーザ操作によって蓄電池装置320の充電が行われるケースが考えられる。例えば、任意のユーザ操作は、蓄電池装置320の充電に用いる充電電源の種別を考慮せずに行われる可能性があるため、充電電源として第1充電電源及び第2充電電源が混在するケースが考えられる。
これらのケースにおいて、蓄電池装置320は、第2充電電源を用いた蓄電池装置320の充電の制限に失敗した場合に、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を制限する。例えば、蓄電池装置320は、蓄電容量が所定閾値以下になるまで蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を制限してもよい。言い換えると、第1充電電源及び第2充電電源のいずれか一方のみを用いた充電によって蓄電容量のうち所定閾値を超える容量が得られ、かつ、逆潮流の条件が満たされた場合に、実際の逆潮流が行われてもよい。或いは、蓄電池装置320は、電力管理サーバから受信するメッセージの受信によって、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の制限を解除してもよい。このような制限は、ローカル制御装置360によって実行されてもよく、電力管理サーバ200によって実行されてもよい。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態において特に触れていないが、第1充電電源及び第2充電電源の区別は、充電電源が電力系統110の使用料(託送料)を必要とするか否かによって定められてもよい。託送料が不必要な充電電源は、例えば、電力系統110であり、託送料が必要な充電電源は、例えば、太陽電池装置310及び燃料電池装置330である。或いは、第1充電電源及び第2充電電源の区別は、逆潮流の電力に適用される買取価格が同じであるか否かによって定められていてもよい。2以上の分散電源であっても、買取価格が同じであれば区別されなくてもよい。
実施形態では、所定閾値は、下限SOC(BCP容量及び使用不可容量(下限側)の合計値)であってもよく、使用不可容量(下限側)であってもよい。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。所定閾値は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者、リソースアグリゲータなどの事業者によって定められてもよく、蓄電池装置320を管理するユーザによって定められてもよい。所定閾値は、電力管理サーバ200、ローカル制御装置360及び電力会社400のいずれかから送信されるメッセージによって設定されてもよい。所定閾値は、蓄電池装置320に設けられるインタフェース(リモートコントローラ)を用いて設定されてもよい。
実施形態では、蓄電池装置320が太陽電池装置310とは別に設けられるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。蓄電池装置320は、太陽光パネル、蓄電池セル及び1つのPCS(ハイブリッドPCS)によって構成される装置であってもよい。ハイブリッドPCSは、太陽光パネル及び蓄電池セルから出力されるDC(Direct current)電力をAC(Alternating Current)電力に変換し、AC電力を蓄電池セルに入力されるDC電力に変換する。
実施形態において、電力系統110以外の電源は、グリーン電力証書が付与された電力を出力する電源であってもよい。グリーン電力証書とは、太陽光、風力及び地熱などの再生可能エネルギーを用いて生成される電力に対して認証機関が付与する証書である。
実施形態において、電力系統110以外の電源は、回生ブレーキ由来の電力を出力する電源であってもよい。例えば、回生ブレーキ由来の電力とは、電動機を有する装置(自動車、電車及びエレベータなど)の動きを遅くする際に生じるエネルギーを用いて動電機を発電機として作動させることによって生じる電力である。
実施形態では特に触れていないが、蓄電池装置320は、施設300に設けられる電力線に固定的に接続される蓄電池装置であってもよく、施設300に設けられる電力線に着脱可能に接続される蓄電池装置であってもよい。施設300に設けられる電力線に着脱可能に接続される蓄電池装置としては、電動車両に設けられる蓄電池装置が考えられる。
実施形態では、所定買取価格が適用される特定分散電源として太陽電池装置310を例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。分散電源は、バイオマス、風力又は地熱などの自然エネルギーを利用する分散電源であってもよい。
実施形態では、所定買取価格は、太陽電池装置310から出力される電力に起因する逆潮流の電力に適用される価格である。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、所定買取価格は、上述した自然エネルギーなどの再生可能エネルギーから生じる電力に適用される価格であってもよい。所定買取価格は、電力を固定価格で買い取る制度である固定価格買取制度(FIT;Feed−in Tariff)で適用される価格であってもよい。所定買取価格は、所定買取価格が適用されない分散電源から出力される電力に起因する逆潮流の電力に適用される価格よりも高くてもよい。
実施形態では特に触れていないが、施設300に設けられるローカル制御装置360は、必ずしも施設300内に設けられていなくてもよい。例えば、ローカル制御装置360の機能の一部は、インターネット上に設けられるクラウドサーバによって提供されてもよい。すなわち、ローカル制御装置360がクラウドサーバを含むと考えてもよい。
実施形態では、第1プロトコルがOpen ADR2.0に準拠するプロトコルであり、第2プロトコルがECHONET Liteに準拠するプロトコルであるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。第1プロトコルは、電力管理サーバ200とローカル制御装置360との間の通信で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。第2プロトコルは、施設300で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。
なお、日本国特許出願第2017−165765号(2017年8月30日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
Claims (9)
- 蓄電池装置の充電に用いる充電電源を特定するステップAと、
前記蓄電池装置の蓄電容量を監視するステップBと、
前記充電電源が第1充電電源である場合に、前記蓄電容量が所定閾値以下となるまで、前記第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を制限するステップCとを備える、電源管理方法。 - 前記第1充電電源は、電力系統以外の電源であり、
前記第2充電電源は、前記電力系統である、請求項1に記載の電源管理方法。 - 前記第1充電電源は、電力系統であり、
前記第2充電電源は、前記電力系統以外の電源である、請求項1に記載の電源管理方法。 - 前記蓄電容量が所定閾値以下である場合に、前記第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を許可するステップDとを備える、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電源管理方法。
- 前記所定閾値は、前記蓄電池装置の保護のために確保される使用不可容量及び非常用電源として確保される非常容量の少なくともいずれか1つによって定められる、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電源管理方法。
- 前記所定閾値を超える前記蓄電池装置の充電に用いた前記充電電源の種別を管理するステップDを備える、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電源管理方法。
- 前記充電電源の種別を出力するステップEを備える、請求項6に記載の電源管理方法。
- 前記第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電の制限に失敗した場合に、前記蓄電池装置から電力系統への逆潮流を制限するステップFを備える、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電源管理方法。
- 蓄電池装置の充電に用いる充電電源を特定する制御部を備え、
前記制御部は、
前記蓄電池装置の蓄電容量を監視し、
前記充電電源が第1充電電源である場合に、前記蓄電容量が所定閾値以下となるまで、前記第1充電電源とは異なる第2充電電源を用いた前記蓄電池装置の充電を制限する、電源管理装置。
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