JPWO2019038990A1 - クリップ - Google Patents

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Abstract

本発明は、グロメット(12)及びピン(13)を有するクリップ(11)であって、意匠性を低下させず、かつ、クリップ(11)及び取り付け対象の部材(14,15)を傷つけずに容易に取り外すことのできるクリップを提供することを目的とする。取り付け対象の部材(14,15)の取付孔(14a,15a)に挿入される筒状のグロメット(12)は、ピン(13)を挿通させるグロメット孔(18)を有する。ピン(13)のグロメット(12)に対する挿通位置に応じて、グロメット(12)は弾性変形して部材(14,15)を互いに取り付け、また、取り外し可能となる。グロメット(12)のフランジ部(17)が係合孔(23)を有することにより、工具を係合孔(23)に係合させてクリップ(11)を部材(14,15)から取り外すことができる。【選択図】図5

Description

本開示は、少なくとも2つの部材を互いに取り付けるためのクリップに関する。
効率的に2つの部材を互いに取り付け及び取り外すことのできるクリップとして、例えば特許文献1及び2に記載のクリップが知られている。特許文献1及び2に記載のクリップは、先端側部分において弾性変形可能なグロメットと、グロメットに挿入されてグロメットの弾性変形をガイドする凹凸を有するピンとからなる。
図8は特許文献1に記載のクリップ1を示す。特許文献1に記載のクリップ1を部材2に取り付けるときは、まず、グロメット3にピン4を挿入した状態で、クリップ1の先端側を取り付け対象の部材2の取付孔5に挿入する。次に、ピン4の拡径凹部6がグロメット3の弾性片7を外側に押し出す係合位置までピン4をグロメット3に対して前進させる。このとき、グロメット3の先端側の外径が取り付け部材の取付孔5の内径よりも大きくなるため、グロメット3が部材に係合する。ピン4をグロメット3に対して後退させ、グロメット3の弾性片7が外側に押し出された状態を元に戻し、グロメット3と部材2との係合を解除すると、クリップ1を部材2から取り外すことができる。
特許文献2に記載のクリップを部材に取り付けるときは、グロメットを取り付け対象の部材の取付孔に挿入し、更に、ピンをグロメットに挿入してピンの拡径凹部がグロメットの先端側部分を外側に押し出す係合位置まで前進させると、特許文献1に記載のクリップと同様にグロメットが部材に係合する。クリップを取り外すときは、更にピンをグロメットに対して前進させ、ピンの縮径凹部にグロメットの先端側部分を受容させた解除位置に配置する。このとき、グロメットの先端側部分の外径が取り付け部材の貫通孔の内径よりも小さい状態に戻るため、グロメットの部材への係合が解除され、クリップを部材から取り外すことができる。
特許第3434386号 特開2012−137130号公報
しかしながら、特許文献1に記載のクリップ1では、クリップ1を取り外す時にピン4をグロメット3に対して後退させるため、取り付け対象の部材2とピン4との間に工具を差し込む必要があった。クリップ1の取り外し時にクリップ1及び取り付け対象の部材2を傷つけないためには、図8に示すように、工具8を差し込むためのアクセス孔9を取り付け対象の部材2に設ける必要があり、意匠性が低下していた。
特許文献2に記載のクリップでも、工具を使わずにクリップを取り外すことは難しく、容易にクリップを取り外すためには、ピンを解除位置に押し込んだ後、クリップと取り付け対象の部材との間に工具を差し込む必要があった。そのため、特許文献1のクリップ1と同様に、クリップの取り外し時にクリップ及び取り付け対象の部材を傷つけないためには、工具を差し込むためのアクセス孔を取り付け対象の部材に設ける必要があり、意匠性が低下していた。
このような問題を鑑み、本発明は、グロメット及びピンを有するクリップに於いて、意匠性を低下させず、かつ、クリップ及び取り付け対象の部材を傷つけずに容易に取り外すことのできるクリップを提供することを目的とする。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップ(11)は、少なくとも2つの部材(14,15)を互いに取り付けるためのクリップであって、前記少なくとも2つの部材の各々に設けられた取付孔(14a,15a)に挿通されるべき胴部(16)、前記胴部の軸線方向の基端側に設けられたフランジ部(17)、並びに前記フランジ部の前記基端側に設けられたフランジ凹部(18a)及び前記フランジ凹部の底部から前記胴部の先端に至る被挿入孔(18b)を含むグロメット孔(18)を有するグロメット(12)と、前記被挿入孔に挿入される軸部(24)、及び前記軸部の前記基端側に設けられた頭部(25)を有するピン(13)とを有し、前記胴部は、弾性変形によって前記取付孔の周縁に係合可能となるべく前記軸線方向に延在する少なくとも2つの弾性片(20)を有し、前記ピンは、前記グロメットに対して、前記弾性片を前記取付孔の周縁に係合するべく弾性変形させる係合位置から、前記弾性片の前記取付孔の周縁への係合を解除するべき解除位置に前進可能に構成され、前記解除位置に於いて取り外し方向に力を加えるべく、前記グロメット孔の内周面には工具が係合可能な係合部(23,33)が設けられるとともに、前記頭部は前記解除位置に於いて前記係合部の少なくとも一部よりも前記軸線方向の先端側に位置することを特徴とする。
この構成によれば、第1部材にアクセス孔(9)を設けることなく、かつ、クリップ及び第1部材を傷つけずに、クリップを第1及び第2部材から容易に取り外すことができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップは、上記構成に於いて、前記係合部は、前記フランジ凹部に形成され、前記頭部は、前記係合位置に於いて前記係合部よりも前記基端側に位置する部分を有することを特徴とする。
この構成によれば、即ち、クリップによって第1及び第2部材が互いに取り付けられた状態となる係合位置に於いて、係合部は、頭部に遮蔽されるため、係合部の大きさや形状に関わらず、クリップの意匠性を害さず、クリップを取り外す解除位置に於いて、頭部に阻害されずに工具を係合部に係合させることができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップは、上記構成の何れかに於いて、前記係合部は、前記内周面から外側に凹んだ部分を有することを特徴とする。
この構成によれば、マイナスドライバー等の工具を係合凹部に差し入れるだけで工具を係合凹部に係合させることができるため、突起等からなる係合部をニッパー等の工具で把持する場合に比べて、クリップの取り外し操作が容易になる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップは、上記構成に於いて、前記係合部は、前記内周面から外側に貫通した係合孔(23)を有することを特徴とする。
この構成によれば、射出成形に於ける成形型の型割り関係で、係合孔の形成が容易である。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップは、上記の係合部を有する構成に於いて、前記係合部は、前記内周面の周方向の全体に渡って延在する有底の係合溝(33)を有することを特徴とする。
この構成によれば、全方位から工具を係合溝に差し込むことができるため、操作性が向上する。
本発明の少なくともいくつかの実施形態に係るクリップは、上記構成の何れかに於いて、前記弾性片は、前記軸部を挟んで互いに対向するように1対形成されており、前記弾性片の各々は、前記少なくとも2つの部材の内の最も前記先端側に配置された部材の前記取付孔が長孔である場合に前記係合位置で前記長孔の短径を画定する壁面に当接すべき当接面(21)を有するとともに、前記先端側の部分に対して外側に張り出すように形成されたガイド面(22)を有し、前記ガイド面は、前記当接面から該弾性片の一方の側縁に至り、かつ、前記一方の側縁に近づくにつれて前記基端側に向かうように延在する第1ガイド面(22a)と、前記第1ガイド面よりも前記基端側に位置するとともに該弾性片の他方の側縁から前記当接面に至り、前記当接面に近づくにつれて前記基端側に向かうように延在する第2ガイド面(22b)とを有し、1対の前記弾性片の各々の前記第2ガイド面は、他方の前記弾性片の前記第1ガイド面の延長線よりも前記基端側に位置することを特徴とする。
この構成によれば、ガイド面を第2取付孔の短径を画定する壁面の上端に摺動させながら、グロメットを第2取付孔に挿入するとき、グロメットが軸線方向に対して傾いていたとしても、壁面の摺動対象が第1ガイド面から第2ガイド面に変わる際に、第2ガイド面の端部が第2取付孔を画成する壁面の上端に引っかかることを抑制し、スムーズにグロメットを挿入できる。
本発明によれば、グロメット及びピンを有するクリップに於いて、意匠性を低下させず、かつ、クリップ及び取り付け対象の部材を傷つけずに容易に取り外すことのできるクリップを提供することができる。
実施形態に係るクリップの正面図 実施形態に係るグロメットの斜視図 図2に於けるIII−III線に沿った断面図 実施形態に係るピンの斜視図 実施形態に係るクリップの取り付け及び取り外しの過程を示す断面図(A:初期位置、B:係合位置、C:解除位置) 実施形態に係るクリップの取り外し方法を示す断面図 グロメットの変形例を示す断面図 従来技術のクリップを示す(A)平面図及び(B)A図に於けるB−B線に沿った断面図
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るクリップ11について説明する。なお、説明に当たって、上下、左右及び前後の方向は図に記載の方向に従うが、実際の取り付け時のクリップ11の設置方向はこの方向と異なっていてもよい。また、クリップ11の中心軸に近接及び離間する向きをそれぞれ内側及び外側と呼ぶ。
図1に示すように、実施形態に係るクリップ11は、グロメット12と、グロメット12に挿入されるピン13とを有する。グロメット12及びピン13は、それぞれ、ポリオキシメチレン(ポリアセタール)やポリエチレン等の樹脂を素材とする射出成形品である。図5に示すように、クリップ1は、上側に配置された第1部材14及び下側に配置された第2部材15を互いに結合させるために使用される。例えば、第1部材14は車両のカウルトップであり、第2部材15は車体である。クリップ1は、第1部材14に設けられた第1取付孔14a及び第2部材15に設けられた第2取付孔15aに挿通される。
図2及び図3に示すように、グロメット12は、上下方向を軸線方向とする胴部16と、胴部16の上側(軸線方向の基端側)に設けられたフランジ部17とを有する。グロメット12には、胴部16及びフランジ部17を軸線方向に貫通するグロメット孔18が形成され、グロメット孔18は、フランジ部17の上面に形成されたフランジ凹部18aと、フランジ凹部18aの底部から胴部16の先端に至る被挿入孔18bとを含む。グロメット12は、軸線回りに180°回転させると回転前の形状に一致する回転対称性を有する。
概ね円筒形状をなす胴部16には、前後それぞれに下端から上方に向かってスリット19が形成されており、スリット19に分割されることによって上端側が片持ち支持されて軸線方向に延在する左右1対の弾性片20,20が形成されている。左右1対の弾性片20,20は、上端を支点として下側(軸線方向の先端側)が拡開するように弾性変形可能である。
第2部材15の第2取付孔15aは、前後方向に長径を有し、左右方向に短径を有する長孔である。図2、図3及び図5に示すように、グロメット12は、第2部材15に於ける第2取付孔15aの短径を画定する壁面に当接する左右1対の当接面21,21を有する。各々の当接面21は、弾性片20の外表面の一部をなす。
各々の弾性片20の外表面には、上下方向に沿って見ると、上側の部分が下側の部分に対して膨出するように形成されている。上下の部分を分けるガイド面22は、下側の領域に対して張り出すように形成され、クリップ11を第2取付孔15aに差し込む時に、グロメット12の左右方向が、第2取付孔15aの短径方向に一致するようにグロメット12をガイドする。なお、ガイド面22は、上側の領域が下側の領域に対して膨出するのではなく、突条によって形成されてもよい。ガイド面22は、当接面21からその弾性片20の一方の側縁(右側の弾性片20の後側縁、左側の弾性片20の前側縁)に至り、かつ、一方の側縁に近づくにつれて上側に向かうように延在する第1ガイド面22aと、第1ガイド面22aよりも上側に位置するとともにその弾性片20の他方の側縁(右側の弾性片20の前側縁、左側の弾性片20の後側縁)から当接面21に至り、当接面21に近づくにつれて上側に向かうように延在する第2ガイド面22bとを有する。
クリップ11を第2取付孔15aに差し込む際に、第2部材15に於ける第2取付孔15aの短径を画定する壁面の上端をガイド面22が摺動するようにクリップ11を軸線回りに回転させることにより、差し込まれたグロメット12の左右方向が第2取付孔15aの短径方向に一致する。ここで、ガイド面22はスリット19によって分断されているため、第2ガイド面22bが第1ガイド面22aの延長線上にあると、挿入中のグロメット12が傾くことによって、第2部材15に於ける第2取付孔15aの短径を画定する壁面の上端に対して、第2ガイド面22bが摺動し始める前に、弾性片20の側縁が引っかかるおそれがある。そこで、図1に示すように、各々の弾性片20の第2ガイド面22bは、他方の弾性片20の第1ガイド面22aの延長線よりも上側に位置することが好ましく、このように構成することによって、第2部材15に於ける第2取付孔15aの短径を画定する壁面の上端の摺動対象が、第1ガイド面22aから第2ガイド面22bに変わる時に、引っ掛かりが生じず、スムーズにグロメット12を第2取付孔15aに挿入することができる。
図1〜3に示すように、フランジ部17は、概ね円環形状をなし、第1部材14の第1取付孔14aを通過しないように第1取付孔14aの最小内径よりも大きな外径を有する。フランジ部17には、クリップ11を引く抜く際に引き抜き用の工具8(図6参照)を係合させるための係合部として、フランジ凹部18aの内周面及びフランジ部17の外周面間を貫通する1対の係合孔23,23が形成されている。本実施形態では、1対の係合孔23,23の各々は、前後方向に沿ってフランジ部17を貫通するように設けられているが、内外方向に貫通していれば左右方向や他の方向に沿って設けられてもよく、また、係合孔23は、1つであっても、3つ以上設けられてもよい。
図4に示すように、ピン13は、上下方向に延在して、被挿入孔18bに挿通される軸部24と、軸部24の上側に設けられて、軸部24よりも拡径された円板形状の頭部25とを有する。ピン13に於ける肉抜きによるリブ26が形成された部分以外は、上下方向に直交する断面の形状が円形となる。図5に示すように、軸部24は、下側から順に、第1〜第3凹部27,28,29を有し、第1〜第3凹部27,28,29は、グロメット12の弾性片20の下側の内表面から内側に向かって突出するように形成された係合爪30に係合可能である。
フランジ凹部18aの内径が被挿入孔18bの内径よりも大きいため、フランジ凹部18aの底部には上方を向いた円環状の係止面31が形成されている。係止面31は、係合孔23よりも下方に位置する。軸部24の最大外径は、グロメット孔18に於ける係合爪30以外の部分の内径よりも小さく、グロメット孔18に軸部24を挿通できる。頭部25の外径は、フランジ凹部18aの内径よりも小さく、被挿入孔18bの内径よりも大きいため、頭部25は、係止面31に係止されるまでフランジ凹部18aに突入可能である。頭部25が係止面31に係止されたとき、頭部25の上面は、係合孔23の上面よりも下方に位置する。
軸部24の下端部32は、軸部24を上方からグロメット孔18に挿入した時に、係合爪30を外側に押し出しながら通過できるように、上方に向かうに従い外側に向かうように傾斜した円錐台形状を有する。
下端部32の円環状の上面が、第1凹部27下側の側面を形成する。第1凹部27の底部の外径が、1対の弾性片20,20が弾性変形していないときの1対の係合爪30,30の先端間の距離よりも小さいことによって、1対の係合爪30,30が第1凹部27に係合した位置(初期位置)に於いて、1対の弾性片20,20は弾性変形していない。ピン13がグロメット12に対して初期位置に配置されたとき、軸部24の下端は胴部16の下端よりも上方に位置し、頭部25はフランジ部17よりも上方に位置する。第1凹部27に於ける底部に対して上側の側面は上方に向かうに従い外側に傾斜している。
第1凹部27の上側の側面の上端から内側に向かって、第2凹部28の下側の側面が形成されている。第2凹部28の底部の外径は、1対の弾性片20,20が弾性変形していないときの1対の係合爪30,30の先端間の距離よりも大きい。即ち、1対の係合爪30,30が第2凹部28係合した位置(係合位置)に於いて、1対の弾性片20,20は、下端側が外側に向かうように弾性変形している。第2凹部28に於ける底部に対して上側の側面は、上方に向かうに従い外側に傾斜しており、その上下方向に対する傾斜角度は、第1凹部27の上側の側面のものよりも大きい。ピン13がグロメット12に対して係合位置に配置されたとき、軸部24の下端は胴部16の下端よりも下方に位置し、頭部25の上面はフランジ部17の上面に対して略面一となる。
第3凹部29に於ける底部に対して上下の側面は、それぞれ縦断面視で底部に対して鈍角をなす。第3凹部29の底部の外径が1対の弾性片20,20が弾性変形していないときの1対の係合爪30,30の先端間の距離よりも小さいことによって、1対の係合爪30,30が第3凹部29に係合した位置(解除位置)に於いて、1対の弾性片20,20は弾性変形していない。ピン13がグロメット12に対して解除位置に配置されたとき、軸部24の下端は胴部16の下端よりも下方に位置し、頭部25はフランジ部17の上面よりも下方に位置して係止面31に当接している。
図5及び図6を参照して、クリップ11の取付及び取外し手順及び機能について説明する。なお、図5は左右方向を含む断面に沿った縦断面図であり、図6は前後方向を含む断面に沿った縦断面図である。クリップ11の製造者又は第1部材14及び第2部材15を互いに取り付けようとする作業者は、あらかじめ、ピン13を上方からグロメット孔18に挿入して、1対の係合爪30,30を第1凹部27に係合させ、グロメット12及びピン13を組み立て体にしておく。
この初期位置では、1対の弾性片20,20は弾性変形していないため、グロメット12の胴部16の外径は、第1部材14の第1取付孔14aの内径及び第2部材15の第2取付孔15aの長径よりも小さい。また、胴部16の左右方向の幅(1対の当接面21,21間の距離)は、第2取付孔15aの短径よりも小さく、当接面21以外の部分が形成する外径は、ガイド面22よりも下方で第2取付孔15aの短径よりも小さく、ガイド面22よりも上方で第2取付孔15aの短径よりも大きい。
図5(A)に示すように、作業員は、まず、第1取付孔14a及び第2取付孔15aが互いに整合するように、第1部材14及び第2部材15を互いに重ね、ピン13を保持した状態のグロメット12を上方から第1取付孔14a及び第2取付孔15aに挿入する。初期位置における胴部16の大きさと第1取付孔14a及び第2取付孔15aの大きさとの関係は上述の通りであるため、ガイド面22を第2取付孔15aを画定する壁面の上端に摺接させるようにグロメット12を軸線回りに回転させることにより、グロメット12の左右方向が第2取付孔15aの短径方向に一致し、かつフランジ部17が第1部材14に当接するように、グロメット12を第1取付孔14a及び第2取付孔15aに挿通することができる。
次に、図5(B)に示すように、頭部25を下方に押し込んで、ピン13を初期位置からグロメット12に対して前進させ、第2凹部28を1対の係合爪30,30に係合させる。この係合位置に於いては、第2凹部28の底部が、1対の係合爪30,30を外側に押し出すため、1対の弾性片20,20は、上端側を支点に屈折するように外側に弾性変形する。このように弾性変形した1対の弾性片20,20の左右方向の外表面間の距離は、第2取付孔15aの短径よりも大きくなるため、胴部16は第1取付孔14a及び第2取付孔15aに保持され、第1部材14及び第2部材15が互いに取り付けられた状態となる。また、ピン13の頭部25の上面が、グロメット12のフランジ部17の上面と略面一となるため、意匠性が良好となる。
第1部材14及び第2部材15の取付状態を解除するには、図5(C)に示すように、頭部25を下方に押し込み、ピン13を係合位置から更に前進させ、第3凹部29を係合爪30に係合させる。この解除位置では、胴部16の外径と第1取付孔14a及び第2取付孔15aとの大きさの関係は初期位置と同じである。従って、クリップ11を第1取付孔14a及び第2取付孔15aから上方に引き抜くことができる。解除位置に於いては、ピン13の頭部25がフランジ凹部18aに突入して係止面31に係止されている。
解除位置においては、頭部25の上面が係合孔23の上面よりも下方に位置するため、図6に示すように、マイナスドライバー等の工具8をフランジ凹部18aを介して係合孔23の上面に係合させ、グロメット12に取り外し方向(上方向)の力を加えることができる。このため、図8に示す従来技術に於けるアクセス孔9を第1部材14に設けず、また、フランジ部17の下面を第1部材14に密着させて意匠性を高めていても、第1部材14を傷つけることなく、クリップ11を第1部材14及び第2部材15から取り外して、第1部材14と第2部材15との取り付けを解除することができる。
解除位置及び係合位置に於いて、ピン13の下端が、グロメット12の下端よりも下方に位置するため、ピン13の下端を上方に押し込んで、ピン13をグロメット12に対して後退させて初期位置まで戻すことができる。よって、引き抜いたクリップ11は再利用できる。
また、係合孔23が貫通孔からなることにより、射出成形に於ける成形型の型割りの関係で、係合孔23の形成が容易である。また、1対の係合孔23,23は、係合位置に於いて頭部25に遮蔽されるため、大きくしても意匠性を害さない。
図7は、グロメット12の変形例を示す。この変形例では、工具8(図6参照)を係合させるための係合部の形状が上記実施形態と異なる。他の部分は上記実施形態と共通であるため、その説明を省略する。この変形例に係るグロメット12は、係合孔23(図3参照)に代えて、フランジ凹部18aの内周面の全周に渡って延在する有底の係合溝33を有する。解除位置に於いて、頭部25は係合溝33よりも下方に位置する。全周に渡って延在する係合溝33は、工具8を全方位から挿入できるため操作性が良好である。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。係合孔又は係合溝のような係合凹部に代えて、ニッパー等の工具が係合可能な突起を設けてもよい。また、頭部は解除位置に於いて被挿入孔に突入してもよく、この場合、係合孔、係合溝又は突起等の係合部は、工具が係合すべき箇所が解除位置に於いて頭部よりも上方に位置すれば、被挿入孔に設けてもよい。第2取付孔は長孔でなくともよい。クリップは3つ以上の取付部材を互いに取り付けるものでもよい。本出願中で引用された従来技術の全内容は、それに言及したことをもって本願明細書の一部とする。
11:クリップ
12:グロメット
13:ピン
14:第1部材(14a:第1取付孔)
15:第2部材(15a:第2取付孔)
16:胴部
17:フランジ部
18:グロメット孔(18a:フランジ凹部、18b:被挿入孔)
20:弾性片
21:当接面
22:ガイド面(22a:第1ガイド面、22b:第2ガイド面)
23:係合孔
24:軸部
25:頭部
27:第1凹部
28:第2凹部
29:第3凹部
30:係合爪
31:係止面
33:係合溝

Claims (6)

  1. 少なくとも2つの部材を互いに取り付けるためのクリップであって、
    前記少なくとも2つの部材の各々に設けられた取付孔に挿通されるべき胴部、前記胴部の軸線方向の基端側に設けられたフランジ部、並びに前記フランジ部の前記基端側に設けられたフランジ凹部及び前記フランジ凹部の底部から前記胴部の先端に至る被挿入孔を含むグロメット孔を有するグロメットと、
    前記被挿入孔に挿入される軸部、及び前記軸部の前記基端側に設けられた頭部を有するピンとを有し、
    前記胴部は、弾性変形によって前記取付孔の周縁に係合可能となるべく前記軸線方向に延在する少なくとも2つの弾性片を有し、
    前記ピンは、前記グロメットに対して、前記弾性片を前記取付孔の周縁に係合するべく弾性変形させる係合位置から、前記弾性片の前記取付孔の周縁への係合を解除するべき解除位置に前進可能に構成され、
    前記解除位置に於いて取り外し方向に力を加えるべく、前記グロメット孔の内周面には工具が係合可能な係合部が設けられるとともに、前記頭部は前記解除位置に於いて前記係合部の少なくとも一部よりも前記軸線方向の先端側に位置することを特徴とするクリップ。
  2. 前記係合部は、前記フランジ凹部に形成され、
    前記頭部は、前記係合位置に於いて前記係合部よりも前記基端側に位置する部分を有することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記係合部は、前記内周面から外側に凹んだ部分を有することを特徴とする請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記係合部は、前記内周面から外側に貫通した係合孔を有することを特徴とする請求項3に記載のクリップ。
  5. 前記係合部は、前記内周面の周方向の全体に渡って延在する有底の係合溝を有することを特徴とする請求項3に記載のクリップ。
  6. 前記弾性片は、前記軸部を挟んで互いに対向するように1対形成されており、
    前記弾性片の各々は、前記少なくとも2つの部材の内の最も前記先端側に配置された部材の前記取付孔が長孔である場合に前記係合位置で前記長孔の短径を画定する壁面に当接すべき当接面を有するとともに、前記先端側の部分に対して外側に張り出すように形成されたガイド面を有し、
    前記ガイド面は、前記当接面から該弾性片の一方の側縁に至り、かつ、前記一方の側縁に近づくにつれて前記基端側に向かうように延在する第1ガイド面と、前記第1ガイド面よりも前記基端側に位置するとともに該弾性片の他方の側縁から前記当接面に至り、前記当接面に近づくにつれて前記基端側に向かうように延在する第2ガイド面とを有し、
    1対の前記弾性片の各々の前記第2ガイド面は、他方の前記弾性片の前記第1ガイド面の延長線よりも前記基端側に位置することを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
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