JPWO2019028312A5 - - Google Patents
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本発明は、限定数の実施形態を用いて説明されたが、これらの特定の実施形態は、本明細書の他の箇所で説明及び請求されるような本発明の範囲を制限することを意図しない。更なる修正、同等物、及び変化形が可能であることは、本明細書における例示的な実施形態を検討すれば、当業者には明らかであろう。実施例並びに残りの本明細書における全ての部及び割合は、別途指定がない限り、重量によるものである。更に、特定の一連の特性、計測の単位、条件、物理的状態、又はパーセンテージを表すもののような、明細書又は特許請求の範囲において引用される数字のいずれの範囲も、そのような範囲内に含まれる任意の数、並びにそのように示されている任意の範囲内の数の任意の部分集合を含めて、言及するか又は他の方法で示すことによって文字どおり本明細書に明示的に組み込まれるものであることが意図されている。例えば、下限RL及び上限RUを有する数の範囲が開示されているときはいつでも、範囲内に当てはまるいかなる数Rも具体的に開示されている。特に、範囲内の以下の数Rが具体的に開示される:R=RL+k(RU-RL)であり、式中、kは、1%単位で、1%~100%の範囲の変数であり、例えば、kは、1%、2%、3%、4%、5%....50%、51%、52%....95%、96%、97%、98%、99%、又は100%である。更に、上で計算されたように、Rの任意の2つの値によって表される任意の数値範囲も、具体的に開示されている。本明細書に図示及び説明されるものに加えて、本発明のいかなる修正も、前述の説明及び添付の図面から当業者には明らかとなるであろう。そのような修正は、添付の特許請求の範囲内に入ることが意図される。本明細書に引用される全ての刊行物は、参照によりそれら全体が組み込まれる。
[発明の態様]
[1]
低い多孔度を有する多孔質シリカ粒子を含む水性コーティング組成物用の艶消し剤であって、前記低い多孔度が、Barrett-Joyner-Halenda(BJH)法によって求めたときに約1.2立方センチメートル/グラム(cc/gm)以下の総細孔体積であり、有効艶消し量で水性コーティング組成物に組み込まれ、前記コーティング組成物が基材上に塗布されてクリアコートフィルムを形成したとき、前記艶消し剤が、艶消し剤としてより高い総細孔体積を有するシリカ粒子を含む水性コーティング組成物から形成されたフィルムと比較して、フィルムに増大した耐化学性を提供する、艶消し剤。
[2]
前記多孔質シリカ粒子が、コーティングされていないシリカ粒子である、1に記載の艶消し剤。
[3]
前記シリカ粒子が、少なくとも0.10cc/gm以上の総細孔体積を有する多孔質シリカ粒子と、
少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内の(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと、を含む、複合シリカ粒子であり、
前記複合粒子が、Barrett-Joyner-Halenda(BJH)法によって求めたときに約1.2cc/gm以下の総細孔体積を有する、1に記載の艶消し剤。
[4]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示すことを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[5]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示すことを可能にする、1又は3のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[6]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示すことを可能にする、5に記載の艶消し剤。
[7]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたクリアコートフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、フィルム組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[8]
前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて最大で約75重量パーセント(重量%)含む、3に記載の艶消し剤。
[9]
前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて約1.0重量%~約70.0重量%含む、8に記載の艶消し剤。
[10]
前記複合シリカ粒子が、少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内に(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合シリカ粒子の総重量に基づいて約2.0重量%~約50.0重量%含む、9に記載の艶消し剤。
[11]
前記多孔質シリカ粒子が、シリカゲル、沈殿シリカ、又はヒュームドシリカ粒子を含む、1~3のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[12]
前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、2の艶消し剤。
[13]
前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.1cc/gm~約1.0cc/gmの総細孔体積を有する、12の艶消し剤。
[14]
前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも約10m2/gかつ最大で2000m2/g、又はそれ以上のBETシリカ粒子表面積を有する、11に記載の艶消し剤。
[15]
前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも約20m2/gかつ最大で900m2/g以下のBETシリカ粒子表面積を有する、14に記載の艶消し剤。
[16]
前記多孔質シリカ粒子が、約1.0マイクロメートル(μm)~約50μmの中央粒径を有する、1又は3に記載の艶消し剤。
[17]
前記粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、15の艶消し剤。
[18]
前記複合シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、3の艶消し剤。
[19]
前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のワックスとを含む、3に記載の艶消し剤。
[20]
前記1つ以上のワックスが、炭化水素ワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、植物ワックス、動物ワックス、又はこれらの任意の組み合わせを含む、19に記載の艶消し剤。
[21]
前記1つ以上のワックスが、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、又はこれらの組み合わせを含む、20に記載の艶消し剤。
[22]
前記1つ以上のワックスが、少なくとも2000の平均分子量を有するポリエチレンワックスを含む、21に記載の艶消し剤。
[23]
前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のポリマーとを含む、3に記載の艶消し剤。
[24]
前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、ポリアクリルアミド、ポリビニルポリピロリドン、セルロースアセテートブチレート、又はこれらの任意の組み合わせを含む、23に記載の艶消し剤。
[25]
前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、又はこれらの任意の組み合わせを含む、24に記載の艶消し剤。
[26]
前記1つ以上のポリマーが、加硫ポリジエンを含む、25に記載の艶消し剤。
[27]
前記シリカ系粒子が、自由流動性粒子である、11に記載の艶消し剤。
[28]
前記複合シリカ粒子の外側表面領域の過半部分がシリカを含む、3に記載の艶消し剤。
[29]
コーティング組成物に組み込まれ、平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するクリアコートフィルムを形成することを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[30]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[31]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[32]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[33]
コーティング組成物に組み込まれ、基材上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、30~32のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[34]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[35]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[36]
3に記載の艶消し剤を調製する方法であって、前記方法が、
1.2cc/gm以下の総細孔体積を有する複合シリカ粒子を形成するために、少なくとも0.1cc/gm以上の総細孔体積を有する多孔質シリカ粒子を、(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと接触させることを含む、方法。
[37]
前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを溶媒に溶解させて、懸濁液又は分散液を形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記懸濁液又は分散液に組み込むことと、
前記懸濁液又は分散液から前記溶媒を除去して、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、36に記載の方法。
[38]
前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを融解させて、液体コーティングを形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記液体コーティングに組み込んで、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、36に記載の方法。
[39]
前記接触工程が、
(a)(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと(b)前記多孔質シリカ粒子とを加熱しながら同時に混合又は粉砕して、前記複合シリカ粒子を形成することを含む、36に記載の方法。
[40]
硫黄元素、加硫促進剤、又はこれらの両方を前記1つ以上のポリマーに添加することを更に含む、36~39のいずれか一項に記載の方法。
[41]
前記加硫促進剤が、硫黄元素及び/又はブチルジメートを含む、40に記載の方法。
[42]
前記複合シリカ粒子の粒径を減少させて、100マイクロメートル(μm)未満の最終粒径を有する複合シリカ粒子を得ることを更に含む、36~41のいずれか一項に記載の方法。
[43]
約500マイクロメートル(μm)未満の第1の粒径を有する複合シリカ粒子を形成することと、
前記複合シリカ粒子を高温で熱処理時間にわたって熱処理することと、
前記熱処理された複合シリカ粒子を冷却することと、
約100μm未満の最終粒径が得られるように、前記熱処理された複合シリカ粒子を粉砕することと、を更に含む、42に記載の方法。
方法。
[44]
前記複合シリカ粒子が、約90℃~約140℃の範囲である高温で熱処理され、熱処理時間が約1.0時間(hr)~約4.0hrの範囲である、43に記載の方法。
[45]
1つ以上のワックスが存在し、前記高温が約100℃~約130℃の範囲であり、前記熱処理時間が約1.0hr~約1.5hrの範囲である、44に記載の方法。
[46]
1つ以上のポリマーが存在し、前記高温が約90℃~約100℃の範囲であり、前記熱処理時間が約2.5hr~約3.5hrの範囲である、44に記載の方法。
[47]
前記減少工程の結果、約45μm未満の最終粒径を有するコーティングされた粒子が得られる、42に記載の方法。
[48]
1~35のいずれか一項に記載の艶消し剤を含む、コーティング組成物。
[49]
水性組成物を含む、48に記載のコーティング組成物。
[50]
前記コーティング組成物の総重量に基づいて、最大で約50重量%の前記艶消し剤を含む、49に記載のコーティング組成物。
[51]
平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するフィルムを形成する、49に記載のコーティング組成物。
[52]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[53]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[54]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[55]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[56]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[57]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[58]
48~57のいずれか一項に記載のコーティング組成物でコーティングされた基材。
[59]
木材基材を含む、58に記載の基材。
[60]
木材基材に塗布される水性組成物の耐化学性を改善する方法であって、
1~3のいずれか一項に記載の艶消し剤を前記コーティング組成物に組み込むことと、
前記コーティング組成物を木材基材の少なくとも1つの表面上に塗布してコーティングを形成することと、
前記コーティングを乾燥させて、前記木材基材の少なくとも1つの表面上にフィルムを形成することと、を含む方法。
[61]
前記フィルムがクリアコートフィルムである、60に記載の方法。
[発明の態様]
[1]
低い多孔度を有する多孔質シリカ粒子を含む水性コーティング組成物用の艶消し剤であって、前記低い多孔度が、Barrett-Joyner-Halenda(BJH)法によって求めたときに約1.2立方センチメートル/グラム(cc/gm)以下の総細孔体積であり、有効艶消し量で水性コーティング組成物に組み込まれ、前記コーティング組成物が基材上に塗布されてクリアコートフィルムを形成したとき、前記艶消し剤が、艶消し剤としてより高い総細孔体積を有するシリカ粒子を含む水性コーティング組成物から形成されたフィルムと比較して、フィルムに増大した耐化学性を提供する、艶消し剤。
[2]
前記多孔質シリカ粒子が、コーティングされていないシリカ粒子である、1に記載の艶消し剤。
[3]
前記シリカ粒子が、少なくとも0.10cc/gm以上の総細孔体積を有する多孔質シリカ粒子と、
少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内の(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと、を含む、複合シリカ粒子であり、
前記複合粒子が、Barrett-Joyner-Halenda(BJH)法によって求めたときに約1.2cc/gm以下の総細孔体積を有する、1に記載の艶消し剤。
[4]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示すことを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[5]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示すことを可能にする、1又は3のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[6]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示すことを可能にする、5に記載の艶消し剤。
[7]
フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたクリアコートフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、フィルム組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[8]
前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて最大で約75重量パーセント(重量%)含む、3に記載の艶消し剤。
[9]
前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて約1.0重量%~約70.0重量%含む、8に記載の艶消し剤。
[10]
前記複合シリカ粒子が、少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内に(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合シリカ粒子の総重量に基づいて約2.0重量%~約50.0重量%含む、9に記載の艶消し剤。
[11]
前記多孔質シリカ粒子が、シリカゲル、沈殿シリカ、又はヒュームドシリカ粒子を含む、1~3のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[12]
前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、2の艶消し剤。
[13]
前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.1cc/gm~約1.0cc/gmの総細孔体積を有する、12の艶消し剤。
[14]
前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも約10m2/gかつ最大で2000m2/g、又はそれ以上のBETシリカ粒子表面積を有する、11に記載の艶消し剤。
[15]
前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも約20m2/gかつ最大で900m2/g以下のBETシリカ粒子表面積を有する、14に記載の艶消し剤。
[16]
前記多孔質シリカ粒子が、約1.0マイクロメートル(μm)~約50μmの中央粒径を有する、1又は3に記載の艶消し剤。
[17]
前記粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、15の艶消し剤。
[18]
前記複合シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに約0.01cc/gm~約1.2cc/gmの総細孔体積を有する、3の艶消し剤。
[19]
前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のワックスとを含む、3に記載の艶消し剤。
[20]
前記1つ以上のワックスが、炭化水素ワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、植物ワックス、動物ワックス、又はこれらの任意の組み合わせを含む、19に記載の艶消し剤。
[21]
前記1つ以上のワックスが、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、又はこれらの組み合わせを含む、20に記載の艶消し剤。
[22]
前記1つ以上のワックスが、少なくとも2000の平均分子量を有するポリエチレンワックスを含む、21に記載の艶消し剤。
[23]
前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のポリマーとを含む、3に記載の艶消し剤。
[24]
前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、ポリアクリルアミド、ポリビニルポリピロリドン、セルロースアセテートブチレート、又はこれらの任意の組み合わせを含む、23に記載の艶消し剤。
[25]
前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、又はこれらの任意の組み合わせを含む、24に記載の艶消し剤。
[26]
前記1つ以上のポリマーが、加硫ポリジエンを含む、25に記載の艶消し剤。
[27]
前記シリカ系粒子が、自由流動性粒子である、11に記載の艶消し剤。
[28]
前記複合シリカ粒子の外側表面領域の過半部分がシリカを含む、3に記載の艶消し剤。
[29]
コーティング組成物に組み込まれ、平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するクリアコートフィルムを形成することを可能にする、1又は3に記載の艶消し剤。
[30]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[31]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[32]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[33]
コーティング組成物に組み込まれ、基材上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、30~32のいずれか一項に記載の艶消し剤。
[34]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[35]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、29に記載の艶消し剤。
[36]
3に記載の艶消し剤を調製する方法であって、前記方法が、
1.2cc/gm以下の総細孔体積を有する複合シリカ粒子を形成するために、少なくとも0.1cc/gm以上の総細孔体積を有する多孔質シリカ粒子を、(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと接触させることを含む、方法。
[37]
前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを溶媒に溶解させて、懸濁液又は分散液を形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記懸濁液又は分散液に組み込むことと、
前記懸濁液又は分散液から前記溶媒を除去して、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、36に記載の方法。
[38]
前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを融解させて、液体コーティングを形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記液体コーティングに組み込んで、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、36に記載の方法。
[39]
前記接触工程が、
(a)(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと(b)前記多孔質シリカ粒子とを加熱しながら同時に混合又は粉砕して、前記複合シリカ粒子を形成することを含む、36に記載の方法。
[40]
硫黄元素、加硫促進剤、又はこれらの両方を前記1つ以上のポリマーに添加することを更に含む、36~39のいずれか一項に記載の方法。
[41]
前記加硫促進剤が、硫黄元素及び/又はブチルジメートを含む、40に記載の方法。
[42]
前記複合シリカ粒子の粒径を減少させて、100マイクロメートル(μm)未満の最終粒径を有する複合シリカ粒子を得ることを更に含む、36~41のいずれか一項に記載の方法。
[43]
約500マイクロメートル(μm)未満の第1の粒径を有する複合シリカ粒子を形成することと、
前記複合シリカ粒子を高温で熱処理時間にわたって熱処理することと、
前記熱処理された複合シリカ粒子を冷却することと、
約100μm未満の最終粒径が得られるように、前記熱処理された複合シリカ粒子を粉砕することと、を更に含む、42に記載の方法。
方法。
[44]
前記複合シリカ粒子が、約90℃~約140℃の範囲である高温で熱処理され、熱処理時間が約1.0時間(hr)~約4.0hrの範囲である、43に記載の方法。
[45]
1つ以上のワックスが存在し、前記高温が約100℃~約130℃の範囲であり、前記熱処理時間が約1.0hr~約1.5hrの範囲である、44に記載の方法。
[46]
1つ以上のポリマーが存在し、前記高温が約90℃~約100℃の範囲であり、前記熱処理時間が約2.5hr~約3.5hrの範囲である、44に記載の方法。
[47]
前記減少工程の結果、約45μm未満の最終粒径を有するコーティングされた粒子が得られる、42に記載の方法。
[48]
1~35のいずれか一項に記載の艶消し剤を含む、コーティング組成物。
[49]
水性組成物を含む、48に記載のコーティング組成物。
[50]
前記コーティング組成物の総重量に基づいて、最大で約50重量%の前記艶消し剤を含む、49に記載のコーティング組成物。
[51]
平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するフィルムを形成する、49に記載のコーティング組成物。
[52]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[53]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[54]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[55]
前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[56]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[57]
前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、51に記載のコーティング組成物。
[58]
48~57のいずれか一項に記載のコーティング組成物でコーティングされた基材。
[59]
木材基材を含む、58に記載の基材。
[60]
木材基材に塗布される水性組成物の耐化学性を改善する方法であって、
1~3のいずれか一項に記載の艶消し剤を前記コーティング組成物に組み込むことと、
前記コーティング組成物を木材基材の少なくとも1つの表面上に塗布してコーティングを形成することと、
前記コーティングを乾燥させて、前記木材基材の少なくとも1つの表面上にフィルムを形成することと、を含む方法。
[61]
前記フィルムがクリアコートフィルムである、60に記載の方法。
Claims (57)
- 複合シリカ粒子を含む水性コーティング組成物用の艶消し剤であって、
前記複合シリカ粒子は、多孔質シリカ粒子とコーティングとを含み、前記多孔質シリカ粒子はコーティングされる前に0.10cc/gm以上の総細孔体積を有し、前記コーティングは、少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内にある(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのコーティングであり、
前記複合シリカ粒子は、(a)Barrett-Joyner-Halenda(BJH)法によって求めたときに1.2cc/gm以下の総細孔体積、(b)3.0μmより大きく50.0μm以下の中央粒径、(c)25~210m 2 /gmのBET表面積を有し、
有効艶消し量で水性コーティング組成物に組み込まれ、前記水性コーティング組成物が基材上に塗布されてクリアコートフィルムを形成したとき、前記艶消し剤が、1.2cc/gmより高い総細孔体積を有するシリカ粒子を艶消し剤として含む水性コーティング組成物から形成されたフィルムと比較して、前記クリアフィルムにEN 12720/DIM 68861-1に従って測定した増大した耐化学性を提供する、艶消し剤。 - フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示すことを可能にする、請求項1に記載の艶消し剤。
- フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で、水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示すことを可能にする、請求項1に記載の艶消し剤。
- フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたフィルムにおいて10~15の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示すことを可能にする、請求項3に記載の艶消し剤。
- フィルムを形成するために平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上で乾燥させた際に、乾燥させたクリアコートフィルムにおいて10.0~15.0の60°光沢度値を達成するのに十分な量で水性コーティング組成物に組み込まれたとき、フィルム組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて最大で75重量パーセント(重量%)含む、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合粒子の総重量に基づいて1.0重量%~70.0重量%含む、請求項6に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、少なくとも部分的に前記多孔質シリカ粒子の細孔内に(i)前記1つ以上のワックス、(ii)前記1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせのうちの1つを、前記複合シリカ粒子の総重量に基づいて2.0重量%~50.0重量%含む、請求項7に記載の艶消し剤。
- 前記多孔質シリカ粒子が、シリカゲル、沈殿シリカ、又はヒュームドシリカ粒子を含む、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに0.01cc/gm~1.2cc/gmの総細孔体積を有する、請求項1の艶消し剤。
- 前記多孔質シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに0.1cc/gm~1.0cc/gmの総細孔体積を有する、請求項10の艶消し剤。
- 前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも10m2/gかつ最大で2000m2/g、又はそれ以上のBETシリカ粒子表面積を有する、請求項9に記載の艶消し剤。
- 前記多孔質シリカ粒子が、少なくとも20m2/gかつ最大で900m2/g以下のBETシリカ粒子表面積を有する、請求項12に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに0.01cc/gm~1.2cc/gmの総細孔体積を有する、請求項13の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、BJH法によって求めたときに0.01cc/gm~1.2cc/gmの総細孔体積を有する、請求項1の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のワックスとを含む、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のワックスが、炭化水素ワックス、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、植物ワックス、動物ワックス、又はこれらの任意の組み合わせを含む、請求項16に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のワックスが、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、又はこれらの組み合わせを含む、請求項17に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のワックスが、少なくとも2000の平均分子量を有するポリエチレンワックスを含む、請求項18に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子が、多孔質シリカ粒子と1つ以上のポリマーとを含む、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、ポリアクリルアミド、ポリビニルポリピロリドン、セルロースアセテートブチレート、又はこれらの任意の組み合わせを含む、請求項20に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のポリマーが、ポリジエン、加硫ポリジエン、又はこれらの任意の組み合わせを含む、請求項21に記載の艶消し剤。
- 前記1つ以上のポリマーが、加硫ポリジエンを含む、請求項22に記載の艶消し剤。
- 前記複合シリカ粒子の外側表面領域の過半部分がシリカを含む、請求項1に記載の艶消し剤。
- コーティング組成物に組み込まれ、平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するクリアコートフィルムを形成することを可能にする、請求項1に記載の艶消し剤。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、請求項25に記載の艶消し剤。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、請求項25に記載の艶消し剤。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、請求項25に記載の艶消し剤。
- コーティング組成物に組み込まれ、基材上に塗布されたとき、前記コーティング組成物が、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示すことを可能にする、請求項26~28のいずれか一項に記載の艶消し剤。
- 前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、請求項25に記載の艶消し剤。
- 前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、請求項25に記載の艶消し剤。
- 請求項1に記載の艶消し剤を調製する方法であって、前記方法が、
1.2cc/gm以下の総細孔体積を有する複合シリカ粒子を形成するために、少なくとも0.1cc/gm以上の総細孔体積を有する多孔質シリカ粒子を、(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと接触させることを含む、方法。 - 前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを溶媒に溶解させて、懸濁液又は分散液を形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記懸濁液又は分散液に組み込むことと、
前記懸濁液又は分散液から前記溶媒を除去して、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、請求項32に記載の方法。 - 前記接触工程が、
(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせを融解させて、液体コーティングを形成することと、
前記多孔質シリカ粒子を前記液体コーティングに組み込んで、前記複合シリカ粒子を形成することと、を含む、請求項32に記載の方法。 - 前記接触工程が、
(a)(i)1つ以上のワックス、(ii)1つ以上のポリマー、又は(iii)(i)及び(ii)の任意の組み合わせと(b)前記多孔質シリカ粒子とを加熱しながら同時に混合又は粉砕して、前記複合シリカ粒子を形成することを含む、請求項32に記載の方法。 - 硫黄元素、加硫促進剤、又はこれらの両方を前記1つ以上のポリマーに添加することを更に含む、請求項32~35のいずれか一項に記載の方法。
- 前記加硫促進剤が、硫黄元素及び/又はブチルジメートを含む、請求項36に記載の方法。
- 前記複合シリカ粒子の粒径を減少させて、100マイクロメートル(μm)未満の最終粒径を有する複合シリカ粒子を得ることを更に含む、請求項32~37のいずれか一項に記載の方法。
- 500マイクロメートル(μm)未満の粒径を有する複合シリカ粒子を形成することと、
前記複合シリカ粒子を高温で熱処理時間にわたって熱処理することと、
前記熱処理された複合シリカ粒子を冷却することと、
100μm未満の最終粒径が得られるように、前記熱処理された複合シリカ粒子を粉砕することと、を更に含む、請求項38に記載の方法。
方法。 - 前記複合シリカ粒子が、90℃~140℃の範囲である高温で熱処理され、熱処理時間が1.0時間(hr)~4.0hrの範囲である、請求項39に記載の方法。
- 1つ以上のワックスが存在し、前記高温が100℃~130℃の範囲であり、前記熱処理時間が1.0hr~1.5hrの範囲である、請求項40に記載の方法。
- 1つ以上のポリマーが存在し、前記高温が90℃~100℃の範囲であり、前記熱処理時間が2.5hr~3.5hrの範囲である、請求項40に記載の方法。
- 前記減少工程の結果、45μm未満の最終粒径を有するコーティングされた粒子が得られる、請求項40に記載の方法。
- 請求項1~31のいずれか一項に記載の艶消し剤を含む、コーティング組成物。
- 水性組成物を含む、請求項44に記載のコーティング組成物。
- 前記コーティング組成物の総重量に基づいて、最大で50重量%の前記艶消し剤を含む、請求項45に記載のコーティング組成物。
- 平坦、平滑、かつ非浸透性の黒色チャート上に塗布されたとき、携帯型Micro-TRI光沢度計を使用して測定したときに10.0~15.0の60°光沢度値を有するフィルムを形成する、請求項45に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに7.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに13.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに15.0単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.5単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 前記フィルムが、(i)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに4.8単位未満の水損傷24時間ΔL*、(ii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.0単位未満の50/50水/エタノール損傷1時間ΔL*、(iii)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに11.5単位未満の50/50水/エタノール損傷4時間ΔL*、及び(iv)携帯型Spectro-Guide45/0比色計を使用して測定したときに6.0単位未満のフィルム透明度ΔL*を示す、請求項47に記載のコーティング組成物。
- 請求項44~53のいずれか一項に記載のコーティング組成物でコーティングされた基材。
- 木材基材を含む、請求項54に記載の基材。
- 木材基材に塗布される水性組成物の、EN 12720/DIM 68861-1に従って測定した耐化学性を改善する方法であって、
請求項1に記載の艶消し剤を前記コーティング組成物に組み込むことと、
前記コーティング組成物を木材基材の少なくとも1つの表面上に塗布してコーティングを形成することと、
前記コーティングを乾燥させて、前記木材基材の少なくとも1つの表面上にフィルムを形成することと、を含む方法。 - 前記フィルムがクリアコートフィルムである、請求項56に記載の方法。
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