JPWO2019026277A1 - フレキシブル配管の保護構造 - Google Patents

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Abstract

汎用のフレキシブル配管であっても容易に保護でき、配管の一部であっても容易に保護することができるフレキシブル配管の保護構造を提供する。本実施形態の保護構造(1)は、スプリンクラー用配管(2)のフレキシブル配管3を保護する構造であり、金属繊維から形成されたブレード(4)と、ブレード(4)の内部に装着されている金属製のカシメカバー(5)と、金属製の円筒状のブレードカラー(6)から構成される。カシメカバー(5)は、円筒部材を二つ割りにした形状であり、一対のカシメカバー(5)を組み合わせると筒状となる。カシメカバー(5)には、表面から径方向内側に向かって突出する係合凸部(11)が設けられる。カシメカバー(5)は、フレキシブル配管(3)の外周面に装着され、2箇所に設けられた係合凸部(11)がフレキシブル配管(3)の溝(9)と係合する。

Description

本発明は、波形のフレキシブル配管を保護する構造に関する。
水や空気等を通す配管として、波形のフレキシブル配管が広く用いられており、スプリンクラー設備等に利用されている。このようなフレキシブル配管は、内部に高い圧力がかかった際に配管自体が伸びるのを防止すると共に、配管表面を保護するため、金属繊維を編んで形成したブレードを被覆することが行われている。
例えば、特許文献1には、金属製のフレキシブル配管を保護するために、フレキシブル配管の端部近傍の外周に径方向外側に突出する凸部を形成し、当該凸部の外周を覆うようにブレードを被覆し、その外周にリング部材をはめ込むことでフレキシブル配管とブレードとを固定している。リング部材には、前記係合凸部に対応する凹溝が設けられており、この凹溝と凸部によりブレードを配管に固定している。
日本国特開平9−280448号公報
特許文献1に記載の配管保護構造は、フレキシブル配管の端部にブレードを固定するための凸部を形成する必要がある。このため、汎用のフレキシブル配管を用いる場合には、それぞれの配管に加工が必要となり、加工コストが増加すると共に作業が繁雑となる。また、フレキシブル配管の製造時に、端部に凸部を形成する加工をする場合は、配管の用途に合わせて多くの種類のバリエーションを準備する必要があり、製造コスト及び管理コストが高騰するという不都合がある。
一方で、フレキシブル配管の保護は、用途によっては必ずしも配管全体を保護する必要はなく、必要な部分のみを保護することが望まれている。しかしながら、特許文献1に記載の構成では、ブレードの固定箇所が配管の端部に限られるため、フレキシブル配管の一部のみを保護することはできない。
また、従来のフレキシブル配管においては、ブレードを固定するには、特許文献1のような構成にする他、フレキシブル配管の端部に接続される部材(例えばスプリンクラーヘッドを接続する接続部等)にブレードを固定するための円筒状部分を形成し、その円筒状部分の外周にブレードを固定していた。
しかしながら、このような構成では、配管の長さに上記円筒状部分が含まれることとなり、配管を短くしたい場合であっても小型化が困難であった。また、この円筒状部分は、ある程度強度が必要なことから、ある程度の肉厚のある金属部材を用いる必要があり、コスト的、重量的に好ましくない状況であった。
本発明は、上記不都合を解消するために、汎用のフレキシブル配管であっても容易に保護することができるフレキシブル配管の保護構造を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、配管の一部であっても容易に任意の位置を保護することができるフレキシブル配管の保護構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、フレキシブル配管を保護部材によって保護するための構造であって、前記フレキシブル配管は、表面の周方向に設けられた溝が軸方向に沿って等間隔に多数形成された波状部分を有しており、前記フレキシブル配管の前記波状部分の外周面に装着された際に筒状となる支持部材と、前記波状部分に前記支持部材が装着され、前記支持部材の表面に円筒状の保護部材が被覆された状態で、前記支持部材との間に前記保護部材を挟んで固定する固定部材とを備え、前記支持部材は、前記フレキシブル配管の前記溝に係合する係合凸部を備えていることを特徴とする。
本発明のフレキシブル配管の保護構造によれば、支持部材がフレキシブル配管の波状部分に装着され、支持部材に設けられた係合凸部がフレキシブル配管の溝に係合する。よって、支持部材がフレキシブル配管に装着された後、支持部材を保護部材で覆い、さらにその上から固定部材で保護部材を固定すれば、これらの部材がフレキシブル配管に対してずれることなく固定される。
汎用のフレキシブル配管は、表面の周方向に設けられた溝が軸方向に沿って等間隔に多数形成された波状部分を有しているため、本発明によれば、汎用のフレキシブル配管を加工することなく用いることができる。また、支持部材は、フレキシブル配管の端部に固定しなければならないものではなく、フレキシブル配管の波状部分が存在する位置に装着することができる。よって、フレキシブル配管の保護が必要な領域にのみ保護部材を装着することができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記支持部材は、前記フレキシブル配管の軸方向視で半円形に形成された部材を組み合わせて筒状とすることが好ましい。このように、支持部材の形状が、円筒状の部材をいわゆる二つ割りにした形状とすることにより、フレキシブル配管に容易に装着することができる。また、このような形状は、金属板をプレス加工することにより容易に製造することができるので、製造コストを低く抑えることができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記支持部材は、前記係合凸部が、前記フレキシブル配管の軸方向に間隔を空けて2箇所に設けられていることが好ましい。当該構成によれば、2箇所の係合凸部によって、支持部材のフレキシブル配管に対するずれを確実に防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と異なる間隔に形成されていることが好ましい。このように、支持部材の2箇所の係合凸部の間隔とフレキシブル配管の溝の底部の間隔が異なっている場合、フレキシブル配管に支持部材を装着すると係合凸部の側面(フレキシブル配管の軸方向を向く面。以下同じ。)とフレキシブル配管の溝の側面とが接触することになるので、支持部材のフレキシブル配管に対する軸方向のずれを確実に防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、係合されるフレキシブル配管の溝同士の底部の間隔と、前記溝の幅の1/2未満の差の分だけ異なるように形成してもよい。当該構成によっても、フレキシブル配管に支持部材を装着すると係合凸部の側面とフレキシブル配管の溝の側面とが接触することになるので、支持部材のフレキシブル配管に対する軸方向のずれを確実に防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔を、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と同一の間隔に形成し、前記フレキシブル配管の軸方向の前記係合凸部の幅を、前記溝の幅よりも広く形成してもよい。当該構成によっても、フレキシブル配管に支持部材を装着すると係合凸部の側面とフレキシブル配管の溝の側面とが接触することになるので、支持部材のフレキシブル配管に対する軸方向のずれを確実に防止することができる。
本発明の実施形態の一例である保護構造によって保護されたフレキシブル配管の外観を示す説明図。 図1のフレキシブル配管の保護構造の内部構造を示す説明図。 支持部材である一対のカシメカバーを分割して配置した状態を示す説明図。 第1の実施形態の保護構造の主要部を示す断面図。 フレキシブル配管の溝とカシメカバーの係合凸部との関係を示す説明図。 本発明の第2の実施形態を示す説明図。
次に、図1〜5を参照して、本発明の実施形態の一例であるフレキシブル配管の保護構造について説明する。図1は、第1の実施形態の保護構造1をスプリンクラー用配管2に適用した状態を示している。図1及び図2に示すように、フレキシブル配管3は、金属繊維から形成されたブレード4(保護部材)と、このブレード4の内部に装着されている金属製のカシメカバー5(支持部材)と、金属製の円筒状のブレードカラー6(固定部材)により保護されている。即ち、第1の実施形態の保護構造1は、これらのブレード4、カシメカバー5及びブレードカラー6から構成される。
図1において、スプリンクラー用配管2の軸方向Aの先端側(図1において右側)には、スプリンクラー設備の配管(図示省略)が接続される配管接続部7が取り付けられ、後方側には六角柱形状のヘッド接続部8が取り付けられている。このヘッド接続部8には、スプリンクラーヘッド(図示省略)が取り付けられる。
図2は、第1の実施形態の保護構造1の内部構造を示すために、ブレード4とブレードカラー6の一部を切り欠いた状態を示している。フレキシブル配管3は、いわゆる汎用の蛇腹管であり、図2に示すように、表面の周方向に設けられた溝9が軸方向Aに沿って等間隔に多数形成された波状部分10を有している。
図2に示すように、フレキシブル配管3の軸方向Aの両端部には、カシメカバー5が装着されている。図2において、スプリンクラー用配管2の先端部(図2において右側)に装着されるカシメカバー5は、スプリンクラー用配管2の表面から上下に離れた状態で図示されている。
カシメカバー5は、図2及び図3に示すように、金属製の円筒状の部材を二つ割りにした形状となっている。このカシメカバー5は、フレキシブル配管3の軸方向A視で半円形となっており、一対のカシメカバー5を組み合わせると筒状となる。
また、カシメカバー5には、表面から径方向内側に向かって突出する係合凸部11が設けられている。係合凸部11は、カシメカバー5をプレス加工することにより形成されており、一対のカシメカバー5の内周面に、全周に渡って形成されている。このように、係合凸部11は、薄板状のカシメカバー5をプレス加工することにより形成しているので、カシメカバー5の外周面には係合凸部11に対応する箇所に凹部12が形成される。
一対のカシメカバー5を組み合わせた状態では、係合凸部11が設けられていない部分の内径は、フレキシブル配管3の外径とほぼ同一の径となっている。係合凸部11の高さ11aは、フレキシブル配管3の外周から溝9の深さ9aよりも若干低くなるように形成されている(図5参照)。
図2に示すように、フレキシブル配管3の外周面にはカシメカバー5が2箇所に装着され、その外側にブレード4が装着されている。ブレード4は、ステンレス製の細いワイヤを格子状に編み込んで筒状に形成されている。
また、カシメカバー5が装着されている箇所のブレード4の外周面には、図1に示すように、ブレードカラー6が装着されている。このブレードカラー6は、金属製の円筒状部材である。このブレードカラー6は、所定位置において、外周面からプレス金型(図示せず)によって径を縮小する方向に圧縮加工を行い、内部に設けられているカシメカバー5との間にブレード4を挟んで、ブレード4を固定している。
図4は、フレキシブル配管3の外周面にカシメカバー5が装着され、その外周にブレード4が装着され、さらにその外周にブレードカラー6が固定されている状態を示している。フレキシブル配管3の先端側(図4において右側)には、配管接続部7が取り付けられている。
図4に示すように、カシメカバー5は、フレキシブル配管3における波状部分10の外周面に装着されている。この状態では、フレキシブル配管3の軸方向Aに間隔を空けて2箇所に設けられた係合凸部11が、フレキシブル配管3の溝9と2箇所で係合している。
図5に示すように、この2箇所の係合凸部11の頂部の間隔11bは、係合する2箇所の溝9同士の底部の間隔9bとは異なるように形成されている。当該構成によれば、カシメカバー5をフレキシブル配管3に装着した際に、係合凸部11の軸方向Aの側面と溝9の軸方向Aの側面とが接触することになる。従って、カシメカバー5のフレキシブル配管3に対する軸方向のずれが防止される。
具体的には、両間隔11b、9bは、図5に示す溝9の軸方向Aの幅9cの1/2の幅(9c/2)未満となる幅分だけ異なるように設計されている。この両者の間隔の差が溝9の幅の1/2以上では、カシメカバー5をフレキシブル配管3に装着することが困難となる。なお、溝9の幅9cは、図5に示すように、フレキシブル配管3の断面における波形の中心部における幅としている。また、係合凸部11の幅11cは、カシメカバー5の内面の曲率が変化する箇所の幅としている。
一方で、この両間隔11b、9bの差をゼロにすることも可能である。この場合、係合凸部11の軸方向Aの幅11cを溝9の軸方向Aの幅9cよりも若干広くすることが好ましい。当該構成によれば、カシメカバー5をフレキシブル配管3に装着した際に、係合凸部11の軸方向Aの側面と溝9の軸方向Aの側面とを接触させることができる。
上記の通り、第1の実施形態の保護構造1は、フレキシブル配管3を加工することなくブレード4を固定することができる。また、フレキシブル配管3は、広く一般に用いられている蛇腹管を用いることができる。
また、フレキシブル配管3としては、上記実施形態のように、軸方向の全体に亘って溝9が設けられ、配管全体が波状部分10となっているもののみではなく、波状部分10が配管の一部に設けられ、その他の一部分が溝のないストレート形状となっているものもある。第1の実施形態の保護構造1によれば、このようなフレキシブル配管であっても、波状部分10が2箇所以上存在すれば、当該配管を保護することができる。
また、第1の実施形態では、フレキシブル配管3の端部に接続される部材にブレードを固定するための円筒状部分を形成する必要がない。また、第1の実施形態におけるカシメカバー5は、金属の板材をプレス加工することにより形成することができるので、製造が容易であり、重量も軽量である。従って、第1の実施形態の保護構造1によれば、特許文献1に記載の構成に比べて、加工コスト及び作業コストを大幅に低減し、重量も軽量化することが可能となる。
また、第1の実施形態の保護構造1によれば、図4に示すように、カシメカバー5の表面に凹部12が形成されており、この凹部12の表面にブレード4が装着され、その表面からブレードカラー6によりカシメ止めされている。よって、凹部12の箇所にあるブレード4にはカシメ止めの圧力がかかっていないので、ブレード4にはその厚さ方向に圧縮されていない部分が存在する。従ってブレード4に対して軸方向Aに引っ張り力等が発生した場合であっても、当該圧縮されていない部分に抜け止め作用が生じるので、ブレード4にはカシメカバー5及びブレードカラー6との間に強固に保持され、固定状態が維持される。
次に、本発明の第2の実施形態である保護構造1Aについて、図6を参照して説明する。第2の実施形態の保護構造1Aは、図6に示すように、スプリンクラー用配管2に用いられているフレキシブル配管3の一部を保護するものとなっている。なお、図6においては、スプリンクラー用配管2の前方位置に取り付けられたブレードカラー6とブレード4の一部を切り欠いて、内部に装着されたカシメカバー5が見える状態を示している。
この第2の実施形態の保護構造1Aにおいては、ブレード4の軸方向Aの長さが上記実施形態よりも短くなっていること、カシメカバー5及びブレードカラー6の取り付け位置が異なっていることを除いて、上記実施形態と同一の構成を有している。
カシメカバー5は、フレキシブル配管3に設けられた一定間隔の溝9の間隔に適応させて係合凸部11を形成しているので、フレキシブル配管3の軸方向の任意の位置に装着することができる。また、ブレードカラー6は、形状が円筒状の部材であるので、フレキシブル配管3の軸方向の任意の位置に装着することができる。また、ブレード4は、金属繊維から形成された円筒状部材であるので、切断することで任意に長さの調節が可能である。
このように、第2の実施形態の保護構造1Aでは、カシメカバー5及びブレードカラー6をフレキシブル配管3の波状部分10の任意の位置に装着できるため、フレキシブル配管3の保護が必要な領域のみにブレード4を被覆することができる。また、フレキシブル配管3の全領域を保護する場合と同様の構成で部分的な保護を実現することができる。
なお、上記各実施形態においては、支持部材として、金属板をプレス加工した二つ割りのカシメカバー5を用いているが、支持部材としては、上記材質及び構成には限定されない。例えば、形状をいわゆる一つ割として、円筒状の部材の軸方向に1本のみ切り込みを入れ、その切り込みを広げてフレキシブル配管3に装着するようにしてもよい。また、支持部材を、軸方向視で180°以外の箇所で二つに切り分けた形状としてもよく、円筒状の部材を軸方向に3分割したような構成としてもよい。
また、支持部材の材質を合成樹脂等としてもよく、金属のダイカスト製としてもよい。また、カシメカバー5には係合凸部11を2箇所に設けているが、これに限らず、1箇所のみ設けてもよく、3箇所以上設けてもよい。
また、上記実施形態では、保護部材として金属製のブレード4を用いているが、これに限らず、他の筒状の部材でフレキシブル配管3の保護を行ってもよい。また、上記実施形態では、固定部材として、金属製のブレードカラー6を用いているが、金属製又は合成樹脂製のベルト等でブレードを固定してもよい。
1,1A…保護構造、2…スプリンクラー用配管、3…フレキシブル配管、4…ブレード、5…カシメカバー、6…ブレードカラー、9…溝、9a…深さ(溝)、9b…間隔(溝)、9c…幅(溝)、10…波状部分、11…係合凸部、11a…高さ(係合凸部)、11b…間隔(係合凸部)、11c…幅(係合凸部)、12…凹部。
上記目的を達成するために、本発明は、フレキシブル配管を保護部材によって保護するための構造であって、前記フレキシブル配管は、表面の周方向に設けられた溝が軸方向に沿って等間隔に多数形成された波状部分を有しており、金属製の薄板により形成され、前記フレキシブル配管の前記波状部分の外周面に装着された際に筒状となる支持部材と、前記波状部分に前記支持部材が装着され、前記支持部材の表面に円筒状の保護部材が被覆された状態で、前記支持部材との間に前記保護部材を挟んで固定する固定部材とを備え、前記支持部材は、前記フレキシブル配管の前記溝に係合する係合凸部を備え、前記支持部材は、前記係合凸部が、前記フレキシブル配管の軸方向に間隔を空けて2箇所に設けられ、前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と同一の間隔に形成され、前記フレキシブル配管の軸方向の前記係合凸部の幅は、前記溝の幅よりも広く形成されていることを特徴とする。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記支持部材は、前記係合凸部が、前記フレキシブル配管の軸方向に間隔を空けて2箇所に設けられている。当該構成によれば、2箇所の係合凸部によって、支持部材のフレキシブル配管に対するずれを確実に防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配管の保護構造において、前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔を、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と同一の間隔に形成し、前記フレキシブル配管の軸方向の前記係合凸部の幅を、前記溝の幅よりも広く形成している。当該構成によって、フレキシブル配管に支持部材を装着すると係合凸部の側面とフレキシブル配管の溝の側面とが接触することになるので、支持部材のフレキシブル配管に対する軸方向のずれを確実に防止することができる。

Claims (6)

  1. フレキシブル配管を保護部材によって保護するための構造であって、
    前記フレキシブル配管は、表面の周方向に設けられた溝が軸方向に沿って等間隔に多数形成された波状部分を有しており、
    前記フレキシブル配管の前記波状部分の外周面に装着された際に筒状となる支持部材と、
    前記波状部分に前記支持部材が装着され、前記支持部材の表面に円筒状の保護部材が被覆された状態で、前記支持部材との間に前記保護部材を挟んで固定する固定部材とを備え、
    前記支持部材は、前記フレキシブル配管の前記溝に係合する係合凸部を備えていることを特徴とするフレキシブル配管の保護構造。
  2. 前記支持部材は、前記フレキシブル配管の軸方向視で半円形に形成された部材を組み合わせて筒状とすることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル配管の保護構造。
  3. 前記支持部材は、前記係合凸部が、前記フレキシブル配管の軸方向に間隔を空けて2箇所に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブル配管の保護構造。
  4. 前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と異なる間隔に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル配管の保護構造。
  5. 前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、係合されるフレキシブル配管の溝同士の底部の間隔と、前記溝の幅の1/2未満の差の分だけ異なるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル配管の保護構造。
  6. 前記2箇所の係合凸部の頂部の間隔は、前記係合凸部が係合されるフレキシブル配管の2箇所の溝の底部の間隔と同一の間隔に形成され、前記フレキシブル配管の軸方向の前記係合凸部の幅は、前記溝の幅よりも広く形成されていることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル配管の保護構造。
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