JPWO2019012926A1 - 基板収納容器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、基板収納容器に取付けられるバルブ体(40)であって、一端が容器本体(10)の外部に連通する固定筒(41)に形成された第1筒部(410)と、一端が容器本体(10)の内部に連通するとともに、第1筒部(410)の他端から離間して設けられる中蓋筒(43)に形成された第2筒部(430)と、第1筒部(410)の他端と第2筒部(430)の他端との間に位置する栓部(431)と、栓部(431)を少なくとも覆い、栓部(431)の外径と等しいか小さい内径を有する弾性体(44)と、を有し、栓部(431)と弾性体(44)とが密着することで、容器本体(10)に対する気体の流通を制御するものである。これにより、金属製の部材を用いることなく、気体の流通を制御できるバルブ体を備える基板収納容器を提供することができる。

Description

本発明は、容器本体に対する気体の流通を制御するバルブ体を備えた基板収納容器に関する。
基板を収納する基板収納容器は、容器本体と、容器本体の開口を閉止する蓋体と、容器本体に対する気体の流通を制御するバルブ体を備えている。このバルブ体は、チェックバルブ機能を有するもので、弁体と、弁体を開閉させる金属製の弾性部材と、を有している(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
バルブ体のチェックバルブ機能は、一方向の気体の流通を制御するものであるから、気体の流通方向に応じて、バルブ体自体が取り替えられたり、弁体及び弾性部材が組み替えられたりしている。
特開2008−066330号公報 特開2004−179449号公報
ところで、基板収納容器は、基板を気密状態で収納するために、バルブ体から気体が供給され、また、バルブ体を介して排出されるが、収納する基板の加工時に、基板に付着した残留物質も、供給した気体とともに排出されることがある。そのため、バルブ体の金属製の弾性部材などが、残留物質によって腐食されることがあった。
そこで、本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、金属製の部材を用いることなく、気体の流通を制御できるバルブ体を備える基板収納容器を提供することを目的とする。
また、本発明は、気体の供給又は排気といった気体の両方向への流通を制御できるバルブ体を備える基板収納容器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る1つの態様は、基板を収納する容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する蓋体と、前記容器本体に対する気体の流通を制御するバルブ体と、を備える基板収納容器であって、前記バルブ体は、一端が前記容器本体の外部に連通する第1筒部と、一端が前記容器本体の内部に連通するとともに、前記第1筒部の他端から離間して設けられる第2筒部と、前記第1筒部の他端と前記第2筒部の他端との間に位置する栓部と、前記栓部を少なくとも覆い、前記栓部の外径と等しいか小さい内径を有する弾性体と、を有し、前記栓部と前記弾性体とが密着することで、前記容器本体に対する前記気体の流通を制御するものである。
(2)上記(1)の態様において、前記弾性体は、内部通路を有する筒状であるとともに、前記第1筒部の内部通路と、前記弾性体の内部通路と、前記第2筒部の内部通路と、のみを前記気体が流れるように、前記第1筒部と前記栓部との間、及び、前記栓部と前記第2筒部との間を、それぞれシールしてもよい。
(3)上記(1)又は(2)に態様において、前記弾性体は、前記第1筒部又は前記第2筒部に陽圧が加わる場合に、膨らむことで前記栓部との間に隙間を形成して、前記容器本体に対する前記気体の流通を可能にするとともに、前記第1筒部及び前記第2筒部に陽圧が加わらない場合に、前記栓部と密着して、前記容器本体に対する前記気体の流通を遮断してもよい。
(4)上記(1)から(3)までのいずれか1つの態様において、前記第1筒部は、前記容器本体に形成された貫通孔に嵌められる固定筒に形成され、前記第2筒部は、前記固定筒に組み合わされる保持筒に形成され、前記栓部は、前記固定筒又は前記保持筒に設けられてもよい。
(5)上記(1)から(3)までのいずれか1つの態様において、前記第1筒部は、前記容器本体に形成された貫通孔に嵌められる固定筒に形成され、前記第2筒部は、前記固定筒に組み合わされる保持筒に連結された中蓋筒に形成され、前記栓部は、前記固定筒、前記保持筒、又は前記中蓋筒のいずれか1つに設けられてもよい。
(6)上記(1)から(5)までのいずれか1つに態様において、前記バルブ体は、前記気体を濾過するフィルタを有してもよい。
(7)上記(1)から(3)までのいずれか1つに態様において、前記バルブ体は、前記容器本体に設けられた気体流路の途中に取り付けられてもよい。
本発明によれば、金属製の部材を用いることなく、気体の流通を制御できるバルブ体を備える基板収納容器を提供することができる。
本発明に係る実施形態の基板収納容器を示す概略分解斜視図である。 バルブ体を示す、(a)断面斜視図、(b)断面図である。 基板収納容器に取り付けられたバルブ体の、(a)気体流通を遮断した状態、(b)気体流通を可能にした状態、をそれぞれ示す概略断面図である。 弾性体の取り付け構造を示す概略断面図であり、(a)変形例1、(b)変形例2である。 双方向の作動圧力を異ならせたバルブ体の(a)変形例3、(b)変形例4、を示す概略断面図である。 双方向の作動圧力を異ならせたバルブ体の(a)変形例5、(b)変形例6、を示す概略断面図である。 第2実施形態の容器本体におけるバルブ体を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の部材には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る実施形態の基板収納容器1を示す概略分解斜視図である。
図1に示すように、基板収納容器1は、基板Wを収納する容器本体10と、容器本体10の開口11を閉止する蓋体20と、容器本体10と蓋体20との間に設けられる環状のパッキン30と、を備えている。
容器本体10は、箱状体であり、開口11が正面に形成されたフロントオープン型である。開口11は、外側に広がるように段差をつけて屈曲形成され、その段差部の面が、パッキン30が接触するシール面12として、開口11の正面の内周縁に形成されている。なお、容器本体10は、300mm径や450mm径の基板Wの挿入操作を行い易いことから、フロントオープン型が好ましいが、開口11が下面に形成されたボトムオープン型であってもよい。
容器本体10の内部の左右両側には、支持体13が配置されている。支持体13は、基板Wの載置及び位置決めをする機能を有している。支持体13には、複数の溝が高さ方向に形成され、いわゆる溝ティースを構成している。そして、基板Wは、同じ高さの左右2か所の溝ティースに載置されている。支持体13の材料は、容器本体10と同様のものであってもよいが、洗浄性や摺動性を高めるために、異なる材料が用いられてもよい。
また、容器本体10の内部の後方(奥側)には、リアリテーナ(図示なし)が配置されている。リアリテーナは、蓋体20が閉止された場合に、後述するフロントリテーナと対となって、基板Wを保持する。ただし、本実施形態のようにリアリテーナを備えることなく、支持体13が、溝ティースの奥側に、例えば、「く」字状や直線状をした基板保持部を有することで、フロントリテーナと基板保持部とで基板Wを保持するようなものであってもよい。これらの支持体13やリアリテーナは、容器本体10にインサート成形や嵌合などにより設けられている。
基板Wは、この支持体13に支持されて容器本体10に収納される。なお、基板Wの一例としては、シリコンウェーハが挙げられるが特に限定されず、例えば、石英ウェーハ、ガリウムヒ素ウェーハなどであってもよい。
容器本体10の天井中央部には、ロボティックフランジ14が着脱自在に設けられている。清浄な状態で基板Wを気密収納した基板収納容器1は、工場内の搬送ロボットで、ロボティックフランジ14を把持されて、基板Wを加工する工程ごとの加工装置に搬送される。
また、容器本体10の両側部の外面中央部には、作業者に握持されるマニュアルハンドル15がそれぞれ着脱自在に装着されている。
そして、容器本体10の内部の底面には、給気部16と排気部17とが設けられており、容器本体10の外部の底面には、後述するバルブ体40が取り付けられている。これらは、蓋体20によって閉止された基板収納容器1の内部に、給気部16から窒素ガスなどの不活性気体やドライエアーを供給し、必要に応じて排気部17から排出することで、基板収納容器1の内部の気体を置換したり、低湿度の気密状態を維持したり、基板W上の不純物質を吹き飛ばしたりして、基板収納容器1の内部の清浄性を保つようになっている。なお、気体を給気部16から給気するだけでなく、排気部17を負圧(真空)発生装置に接続し、強制的に排気部17から気体を排出することもある。
さらに、排気部17から排気された気体を検知することで、基板収納容器1の内部が導入された気体で置換されたか確認することができる。なお、給気部16及び排気部17は、基板Wを底面へ投影した位置から外れた位置にあるのが好ましいが、給気部16及び排気部17の数量や位置は、図示したものに限らず、容器本体10の底面の四隅部に位置していてもよい。また、給気部16及び排気部17は、蓋体20の側に取り付けられてもよい。
一方、蓋体20は、容器本体10の開口11の正面に取り付けられる、略矩形状のものである。蓋体20は、図示しない施錠機構を有しており、容器本体10に形成された係止穴(図示なし)に係止爪が嵌入することで施錠されるようになっている。また、蓋体20は、中央部に基板Wの前部周縁を水平に保持する弾性のフロントリテーナ(図示なし)が着脱自在に装着又は一体形成されている。
このフロントリテーナは、支持体13の溝ティース及び基板保持部などと同様に、ウェーハが直接接触する部位であるため、洗浄性や摺動性が良好な材料が用いられている。フロントリテーナも、蓋体20にインサート成形や嵌合などで設けることができる。
そして、蓋体20には、パッキン30を取り付ける取付溝21が形成されている。より詳しくは、蓋体20の容器本体10側の面には、開口11の段差部より小さい凸部22が環状に形成されることで、断面略U字状の取付溝21が環状に形成されている。この凸部22は、蓋体20を容器本体10に取り付けた時、開口11の段差部より奥に入り込む。
これらの容器本体10及び蓋体20の材料としては、例えば、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。この熱可塑性樹脂は、導電性カーボン、導電繊維、金属繊維、導電性高分子などからなる導電剤、各種の帯電防止剤、紫外線吸収剤などが更に適宜添加されてもよい。
つぎに、パッキン30は、蓋体20の正面形状(及び容器本体10の開口11の形状)に対応した環状のものであり、本実施形態では、矩形枠状のものである。ただし、環状のパッキン30は、蓋体20への取り付け前の状態で、円環(リング)状であってもよい。
パッキン30は、容器本体10のシール面12と蓋体20との間に配置され、蓋体20を容器本体10に取り付けた際に、シール面12と蓋体20とに密着して基板収納容器1の気密性を確保し、基板収納容器1への外部からの塵埃、湿気などの侵入を低減させるとともに、内部から外部への気体の漏れを低減させるものである。
パッキン30の材料としては、ポリエステル系のエラストマー、ポリオレフィン系のエラストマー、フッ素系のエラストマー、ウレタン系のエラストマーなどからなる熱可塑性のエラストマー、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーン系のゴムなどの弾性材を用いることができる。これらの材料には、密着性を改質する観点から、カーボン、ガラス繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシウムなどからなる充填剤、ポリエチレン、ポリアミド、ポリアセタール、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂が所定量選択的に添加されてもよい。
ここで、バルブ体40について説明する。図2は、バルブ体40を示す、(a)断面斜視図、(b)断面図である。図3は、基板収納容器1に取り付けられたバルブ体40の、(a)気体流通を遮断した状態、(b)気体流通を可能にした状態、をそれぞれ示す概略断面図である。
バルブ体40は、容器本体10に対する気体の流通を制御するもので、容器本体10に取り付けられた際に、図示されない気体流路を介して給気部16又は排気部17と連通している。
バルブ体40は、図2に示すように、容器本体10のリブ180によって形成された貫通孔18(図3参照)に下方から嵌められる固定筒41と、貫通孔18にシール部材45を介して上方から嵌入されて、固定筒41に上方から螺合により着脱自在に組み合わされる保持筒42と、を有している。
固定筒41は、容器本体10の内部側が開口した有底円筒状に形成されているとともに、固定筒41の内周面には、保持筒42を取り付けるための取り付け用の螺子溝412が螺刻形成されている。また、固定筒41の外周面には、半径外方向に延びるリング状のフランジ413が周設されており、リブ180の開口周縁部に接触するようになっている。
さらに、固定筒41は、底部中心に、一端が容器本体10の外部に連通する第1筒部410が、気体流通用の通気口411とともに形成されている。第1筒部410は、通気口411と連通しながら、通気口411の周縁から立ち上がって、保持筒42に向かって延びている。
一方、保持筒42は、容器本体10の外部側が開口した有底円筒状に形成されているとともに、保持筒42の外周面には、半径外方向に延びるリング状のフランジ423が周設されており、貫通孔18の開口周縁に接触している。さらに、保持筒42の外周面には、固定筒41へ取り付けるための螺子溝422が螺刻形成され、この螺子溝422が固定筒41の螺子溝412と螺合する。ただし、固定筒41及び保持筒42は、螺合でなく、圧入や係止などの他の方法で互いに取り付けられてもよい。
また、保持筒42は、容器本体10(底面)の内部側に、気体流通用の複数の通気口421を区画する区画リブ424が格子状又は放射状に配設されていて、この区画リブ424の裏面には、後述するフィルタ46を収納する収納空間が形成されている。
なお、保持筒42は、外周面にシール部材45が装着されており、保持筒42と貫通孔18の内周面との間から、容器本体10の内部に侵入する外気や洗浄液を遮断し、また、容器本体10の内部から漏れる気体を遮断することができる。
ところで、バルブ体40は、保持筒42の内周壁にシール部材47を介して取り付けられ、保持筒42との間にフィルタ46を保持する中蓋筒43も有している。
中蓋筒43は、容器本体10の外部側が開口した有底円筒状に形成されているとともに、容器本体10の内部側に、フィルタ46が載置されるようになっている。また、中蓋筒43の外周面には突起が形成されており、保持筒42の内周面側に形成された係止溝と係止することで、中蓋筒43は、保持筒42に連結され取り付けられている。
この中蓋筒43は、一端が容器本体10の内部に連通するとともに、第1筒部410の他端から離間して設けられる第2筒部430が形成されている。第2筒部430は、通気口421と連通しながら、中央開口の周縁から立ち上がって、固定筒41に形成された第1筒部410に向かって延びている。
中蓋筒43は、第1筒部410の他端と第2筒部430の他端との間に位置するとともに、第1筒部410又は第2筒部430の外径と等しいか、外径よりも大きい円板状の栓部431を含んでいる。なお、本実施形態では、第1筒部410の外径、第2筒部430の外径、及び円板状の栓部431の外径は、すべて等しい直径で形成されている。
そして、この円板状の栓部431は、第2筒部430の内側からに支持されるとともに、第2筒部430から他端から突出した支柱432の先端に設けられている。ただし、支柱432は、逆に、第1筒部410の側から支持されて、第1筒部410から他端から突出されてもよい。
上述した固定筒41、保持筒42及び中蓋筒43は、例えば、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂を材料として成形されている。また、シール部材45,47には、例えば、フッ素ゴム、NBRゴム、ウレタンゴム、EPDMゴム、シリコーンゴムなどの材料から形成された、Oリングなどが用いられている。
さらに、バルブ体40は、第1筒部410の他端と、栓部431と、第2筒部430の他端と、を少なくとも覆う弾性体44を有している。弾性体44は、円板状の栓部431の外径と等しいか小さい内径の内部通路4400を有する円筒状であり、栓部431に密着するように、第1筒部410の他端と、第2筒部430の他端とに渡って取り付けられている。
つまり、給気又は排気される気体が、第1筒部410の内部通路4100(以後「第1通路4100」という。)と、弾性体44の内部通路4400と、第2筒部430の内部通路4300(以後「第2通路4300」という。)と、のみを通って流れるように、第1筒部410と栓部431との間、及び、栓部431と第2筒部430との間を、確実にシールしている。なお、弾性体44を引き伸ばした状態で取り付けることにより、弾性体44の内径は、小さくなるため、栓部431の外径と等しい内径であっても、栓部431に対する密着性が向上する。
弾性体44の材料としては、各種ゴムや熱可塑性エラストマー樹脂などを用いることができる。例えば、ポリエステル系のエラストマー、ポリオレフィン系のエラストマー、フッ素系のエラストマー、ウレタン系のエラストマーなどからなる熱可塑性のエラストマー、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーン系のゴムなどを用いることができる。
そして、フィルタ46は、供給又は排出される気体を濾過するものであり、四フッ化エチレン、ポリエステル繊維、フッ素樹脂などからなる多孔質膜、ガラス繊維などからなる分子濾過フィルタ、活性炭繊維などの濾材に化学吸着剤を担持させたケミカルフィルタなどから選択される。
フィルタ46は、保持筒42と中蓋筒43との間に、1枚又は複数枚保持されている。なお、複数枚のフィルタ46を用いる場合は、同種類のものであってもよいが、性質の異なるものを組み合わせた方が、パーティクル以外に、有機物の汚染なども防止することができるため、より好ましい。例えば、フィルタ46は、容器本体10を洗浄する際に、水や洗浄液などの液体が滞留しないように、液体の通過を抑制する機能も奏するため、フィルタ46の一方に疎水性又は親水性の材料を用いて、液体の透過を更に抑制してもよい。
最後に、バルブ体40が、気体の流通を制御する状態を説明する。
図3(a)において、第1筒部410及び第2筒部430に陽圧が加わらないと、弾性体44は、栓部431に密着して、いずれの側に対しても気体の流通を遮断している。
例えば、図3(b)に矢印で示したように、第1筒部410に所定値以上の陽圧が加わると、弾性体44は、陽圧の大きさに応じて弾性変形し膨らむことで、栓部431との間に隙間Cを形成する。そして、第1筒部410側からの気体は、この隙間Cを通過して、第2筒部430側へ流通し、容器本体10の内部に供給される。
逆に、第2筒部430に所定値以上の陽圧が加わっても、弾性体44は同様に膨らみ、栓部431との間に隙間Cを形成する。そして、第2筒部430側からの気体は、この隙間Cを通過して、第1筒部410側へ流通し、容器本体10の外部に排出される。
このように、実施形態のバルブ体40は、いずれか一方側からの、気体の流通を遮断又は可能とするものではなく、双方向の気体の流通を遮断又は可能とすることができる。そして、気体の流通が可能となる圧力の所定値は、弾性体44の材料、硬度や厚み、第1筒部410の他端と第2筒部430の他端との間隔を変更することで調節可能である。
以上説明したとおり、本発明の実施形態に係る基板収納容器1は、基板Wを収納する容器本体10と、容器本体10の開口11を閉止する蓋体20と、容器本体10に対する気体の流通を制御するバルブ体40と、を備える基板収納容器1であって、バルブ体40は、一端が容器本体10の外部に連通する第1筒部410と、一端が容器本体10の内部に連通するとともに、第1筒部410の他端から離間して設けられる第2筒部430と、第1筒部410の他端と第2筒部430の他端との間に位置する栓部431と、栓部431を少なくとも覆い、栓部431の外径と等しいか小さい内径を有する弾性体44と、を有し、栓部431と弾性体44とが密着することで、容器本体10に対する気体の流通を制御するものである。
これにより、バルブ体40の一方側から気体が導入され(陽圧になり)、所定の圧力値になると、弾性体44が膨らみ、栓部431との間に隙間Cが形成されるため、導入された気体はバルブ体40の他方側へ供給されることになる。
また、基板収納容器1は、金属性の部材を用いないバルブ体40を備えているため、収納する基板Wに金属腐食性の残留物質があったとしても、金属腐食の問題が起こらず、バルブ体40が作動しないようなことが起こり難い。
さらに、基板収納容器1は、双方向の気体の流通を制御するバルブ体40を備えているため、同じバルブ体40を容器本体10の貫通孔18に適宜取り付けるだけで、給気部16や排気部17の位置や個数にかかわらず、あらゆる気体の給気及び排気ルートに対応することができる。
くわえて、実施形態の基板収納容器1を用いて湿度保持試験を行ったが、時間の経過による湿度低下は、従来のものに対して特に大きな差は見られなかった。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
(変形例)
上記実施形態では、弾性体44は、第1筒部410の他端及び第2筒部430の他端を覆うように取り付けられたが、弾性体44の取り付け構造は、これに限らない。
図4は、弾性体44の取り付け構造を示す概略断面図であり、(a)変形例1、(b)変形例2である。
変形例1では、弾性体44は、第1筒部410の他端及び第2筒部430の他端のそれぞれの内側に嵌められるように取り付けられている。このとき、弾性体44は、第1筒部410及び第2筒部430の端面に相当する位置で係止できるように、段差部が形成されてもよい。
変形例2では、第1筒部410及び第2筒部430の他端側の先端にリング状溝410a,430aが形成されており、このリング状溝410a,430aに弾性体44の端部を嵌入することで、弾性体44が取り付けられてもよい。なお、実施形態及び変形例1及び2における、弾性体44の取り付け構造をそれぞれ組合せて用いてもよい。
また、上記実施形態では、弾性体44は、双方向にほぼ同じ圧力で作動するように構成されていたが、双方向の作動(開放)圧力を異ならせるように構成することもできる。
図5は、双方向の作動圧力を異ならせたバルブ体40の(a)変形例3、(b)変形例4、を示す概略断面図である。図6は、双方向の作動圧力を異ならせたバルブ体40の(a)変形例5、(b)変形例6、を示す概略断面図である。
変形例3では、栓部431が第2筒部430側に片寄って位置している。これにより、弾性体44に加わる圧力の受圧面積は、第1筒部410側が、第2筒部430側よりも広くなるため、栓部431が第1筒部410の他端と第2筒部430の他端との中間に位置する場合よりも、弾性体44の第1筒部410側は変形し易くなり、逆に、弾性体44の第2筒部430側は変形し難くなる。
つまり、第1筒部410側から容器本体10の内部に供給できる作動圧力は、第2筒部430側から容器本体10の外部に排出できる作動圧力よりも低くすることができる。
変形例4では、栓部431の第1筒部410側が面取りされている。この構造によっても、弾性体44に加わる圧力の受圧面積を異ならせることができる。
変形例5及び6は、変形例3及び4のように受圧面積に差をつけるのではなく、弾性係数に差をつけることで、作動圧力を異ならせている。弾性係数を異ならせる手段としては、硬度を異ならせてもよいが、厚みを異ならせてもよいし、これらを併用してもよい。例えば、弾性体44の厚みが、第1筒部410側で薄く、第2筒部430側で厚くなるように、変形例5では、弾性体44をテーパー状に形成し、また、変形例6では、弾性体44を2段以上の多段状に形成している。なお、変形例6では、栓部431の第1筒部410側が面取りされている。
変形例3から6のように構成することで、第1筒部410側から容器本体10の内部に供給できる作動圧力と、第2筒部430側から容器本体10の外部に排出できる作動圧力とを、異ならせることができる。なお、変形例3から6などを適宜組合せてもよい。
また、上記実施形態では、第1筒部410の外径、第2筒部430の外径、及び円板状の栓部431の外径は、すべて等しい直径で形成されていたが、円板状の栓部431の外径が、第1筒部410の外径又は第2筒部430の外径の少なくとも一方よりも大きければ、異なる直径で形成されてもよい。また、第1筒部410、第2筒部430及び弾性体44は、円筒状に限らず、栓部431と弾性体44とが密着することで、容器本体10に対する気体の流通を制御できれば、どのような形状であってもよく、例えば、多角形でれば、弾性体44の円形の直径に相当する相当内径が、栓部431の相当外径と等しいか小さければよい。
さらに、上記実施形態では、保持筒42は、貫通孔18に嵌められた固定筒41の内側に組み合わされたが、逆に、固定筒41が、貫通孔18に嵌められた保持筒42の内側に組み合わされてもよい。また、バルブ体40は中蓋筒43を有したが、中蓋筒43を有さず、第2筒部430が保持筒42に直接形成されてもよい。この場合、栓部431は、固定筒41又は保持筒42から支柱432を介して設けられ、また、フィルタ46は、保持筒42に直接接着又は溶着されるとよい。
また、上記実施形態において、フィルタ46は、バルブ体40とは別に、気体供給源から、容器本体10の内部の気体放出口までの気体流路中に配置してもよい。
(第2実施形態)
ところで、上記実施形態では、バルブ体40は、容器本体10及び蓋体20の少なくとも一方に形成された貫通孔18に取り付けられるように構成されたが、容器本体10などに設けられ気体流路(配管)、例えば、給気部16又は排気部17の少なくとも一方に連通する気体流路の途中に取り付けられるように構成されてもよい。
図7は、第2実施形態の容器本体10におけるバルブ体40を示す概略断面図である。
図7に示すように、容器本体10の開口11側に位置し、外部の気体供給源からの気体供給配管に連結される気体導入部50に連通する連通する配管の一端を第1筒部410とし、容器本体10の背面側に位置し、給気部16又は排気部17に連通する配管の一端を第2筒部430とし、第1筒部410と第2筒部430との間に円板状の栓部431を設けるとともに、これらを覆うように、弾性体44を設けて、略パイプ状の構成としてもよい。
このとき、第1筒部410及び第2筒部430は、剛性の高い樹脂製の配管であっても、可撓性を有するチューブであってもよい。
第2実施形態の基板収納容器1であっても、金属性の部材を用いないバルブ体40を備えているため、収納する基板Wに金属腐食性の残留物質があったとしても、金属腐食の問題が起こらず、バルブ体40が作動しないようなことが起こり難い。
また、気体導入部50から第1筒部410を介したバルブ体40までの距離が長く、また、気体導入部50の内部通路5000と、第1筒部410の第1通路4100とが略直角方向に屈曲しているため、容器本体10を液体で洗浄した場合でも、バルブ体40まで液体が届き難くなり、容器本体10の乾燥後の水残りを防止することができる。そして、バルブ体40(栓部431)よりも奥側の給気部16及び排気部17には、液体が届くことがない。
1 基板収納容器
10 容器本体、11 開口、12 シール面、13 支持体、14 ロボティックフランジ、15 マニュアルハンドル、16 給気部、17 排気部、18 貫通孔、180 リブ
20 蓋体、21 取付溝、22 凸部
30 パッキン
40 バルブ体
41 固定筒、410 第1筒部、411 通気口、412 螺子溝、413 フランジ、4100 第1通路(内部通路)
42 保持筒、421 通気口、422 螺子溝、423 フランジ、423 区画リブ
43 中蓋筒、430 第2筒部、431 栓部、432 支柱、4300 第2通路(内部通路)
44 弾性体、4400 内部通路
45 シール部材、46 フィルタ、47 シール部材
50 気体導入部、5000 内部通路
W 基板
C 隙間

Claims (7)

  1. 基板を収納する容器本体と、
    前記容器本体の開口を閉止する蓋体と、
    前記容器本体に対する気体の流通を制御するバルブ体と、を備える基板収納容器であって、
    前記バルブ体は、
    一端が前記容器本体の外部に連通する第1筒部と、
    一端が前記容器本体の内部に連通するとともに、前記第1筒部の他端から離間して設けられる第2筒部と、
    前記第1筒部の他端と前記第2筒部の他端との間に位置する栓部と、
    前記栓部を少なくとも覆い、前記栓部の外径と等しいか小さい内径を有する弾性体と、を有し、
    前記栓部と前記弾性体とが密着することで、前記容器本体に対する前記気体の流通を制御する
    ことを特徴とする基板収納容器。
  2. 前記弾性体は、内部通路を有する筒状であるとともに、前記第1筒部の内部通路と、前記弾性体の内部通路と、前記第2筒部の内部通路と、のみを前記気体が流れるように、前記第1筒部と前記栓部との間、及び、前記栓部と前記第2筒部との間を、それぞれシールする
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
  3. 前記弾性体は、前記第1筒部又は前記第2筒部に陽圧が加わる場合に、膨らむことで前記栓部との間に隙間を形成して、前記容器本体に対する前記気体の流通を可能にするとともに、前記第1筒部及び前記第2筒部に陽圧が加わらない場合に、前記栓部と密着して、前記容器本体に対する前記気体の流通を遮断する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板収納容器。
  4. 前記第1筒部は、前記容器本体に形成された貫通孔に嵌められる固定筒に形成され、
    前記第2筒部は、前記固定筒に組み合わされる保持筒に形成され、
    前記栓部は、前記固定筒又は前記保持筒に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  5. 前記第1筒部は、前記容器本体に形成された貫通孔に嵌められる固定筒に形成され、
    前記第2筒部は、前記固定筒に組み合わされる保持筒に連結された中蓋筒に形成され、
    前記栓部は、前記固定筒、前記保持筒、又は前記中蓋筒のいずれか1つに設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  6. 前記バルブ体は、前記気体を濾過するフィルタを有する
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
  7. 前記バルブ体は、前記容器本体に設けられた気体流路の途中に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の基板収納容器。
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