JPWO2019012637A1 - 投射型映像表示装置 - Google Patents

投射型映像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019012637A1
JPWO2019012637A1 JP2019529384A JP2019529384A JPWO2019012637A1 JP WO2019012637 A1 JPWO2019012637 A1 JP WO2019012637A1 JP 2019529384 A JP2019529384 A JP 2019529384A JP 2019529384 A JP2019529384 A JP 2019529384A JP WO2019012637 A1 JPWO2019012637 A1 JP WO2019012637A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
projection
display device
image
image display
type image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019529384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6915060B2 (ja
Inventor
中村 浩之
浩之 中村
鋪田 和夫
和夫 鋪田
啓 中山
啓 中山
宣孝 堀田
宣孝 堀田
啓行 新治
啓行 新治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Original Assignee
Maxell Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maxell Ltd, Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd filed Critical Maxell Ltd
Publication of JPWO2019012637A1 publication Critical patent/JPWO2019012637A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6915060B2 publication Critical patent/JP6915060B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3152Modulator illumination systems for shaping the light beam
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3191Testing thereof
    • H04N9/3194Testing thereof including sensor feedback
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/142Adjusting of projection optics
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/147Optical correction of image distortions, e.g. keystone
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/54Accessories
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3179Video signal processing therefor
    • H04N9/3185Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

投射型映像表示装置10bは、光源11と映像表示素子13を有し投射する映像を生成する投射型映像表示装置本体1と、投射型映像表示装置本体1で生成された映像を光軸を中心にして90度回転させるポートレートコンバータ3と、ポートレートコンバータ3により回転された映像を拡大して投射する投射レンズ2と、を備える。投射型映像表示装置本体1は、映像表示素子13にて生成する映像のうち、OSD画像42c,42dの方向を、ポートレートコンバータ3による映像の回転方向とは逆方向に、または同じ方向に、90度回転させて生成する。これによりポートレート投射画面40c,40dにおいて、OSD画像をユーザに見やすい方向に表示することができる。

Description

本発明は、映像を投射する投射型映像表示装置に係り、特に、投射映像が縦長画面のポートレート投射に好適な投射型映像表示装置に関する。
映像を投射する投射型映像表示装置(プロジェクタ)は、通常は投射映像が横長の画面で表示を行うことが多いが、例えばスマートフォンの画面のように、縦長の画面で表示を行いたい場合(以下、ポートレート投射)の要求がある。ポートレート投射を行うためには、通常横置状態で使用する投射型映像表示装置を縦置状態で使用すれば、横長の画面から縦長の画面に変更して表示することができる。一方、投射型映像表示装置を横置状態のままポートレート投射を行うために、例えば特許文献1には、投射映像の方向を折り曲げる仰角ミラーを設ける構成が開示されている。
特開2004−53976号公報
投射型映像表示装置を縦置状態で使用する場合には、設置環境の制約を受けるので、投射型映像表示装置を横置状態のままでポートレート投射できることが望ましい。その場合、横長(投射映像の長手方向が水平方向と平行)画面を縦長(投射映像の長手方向が鉛直方向と平行)画面に変換するため、映像表示部で生成された映像の縦横方向を90度回転させる変換光学系(特許文献1では仰角ミラーが相当する)を設けることになる。投射型映像表示装置にて表示する映像には、入力された映像情報だけでなく、投射型映像表示装置内で生成されたOSD画像(On Screen Display画像、例えば、表示機能の調整に用いるメニュー情報)なども含まれている。よって、変換光学系により映像情報とともにOSD画像も回転されてしまうので、ユーザにとってメニュー情報が読みにくくなる。この課題は投射型映像表示装置を縦置状態にしてポートレート投射を行う場合も同様で、映像情報とともにOSD画像も回転されてしまうので、メニュー情報が読みにくくなる。
本発明の目的は、ポートレート投射において、OSD画像をユーザに見やすい方向に表示する投射型映像表示装置を提供することである。
本発明による投射型映像表示装置は、光源と映像表示素子を有し投射する映像を生成する投射型映像表示装置本体と、前記投射型映像表示装置本体で生成された映像を光軸を中心にして90度回転させるポートレートコンバータと、前記ポートレートコンバータにより回転された映像を拡大して投射する投射レンズと、を備える。前記投射型映像表示装置本体は、前記映像表示素子にて生成する映像のうち、OSD(On Screen Display)画像の方向を、前記ポートレートコンバータによる映像の回転方向とは逆方向に、または同じ方向に、90度回転させて生成することを特徴とする。
本発明によれば、ポートレート投射において、OSD画像をユーザに見やすい方向に表示する投射型映像表示装置を提供することができる。
実施例1に係る投射型映像表示装置の使用形態を示す外観図。 投射型映像表示装置10bの内部構成を示すブロック図。 ポートレート投射のフローチャートを示す図。 ポートレート投射時のOSD画像の表示例を示す図。 実施例2に係る投射型映像表示装置の使用形態を示す外観図。 投射型映像表示装置10cの内部構成を示すブロック図。 ポートレート投射のフローチャートを示す図。 ポートレート投射時のOSD画像の表示例を示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
実施例1では、横長画面を縦長画面に変換するための変換光学系(ポートレートコンバータ)を用いる構成について説明する。
図1は、実施例1に係る投射型映像表示装置(プロジェクタ)の使用形態を示す外観図である。(a)は、投射する映像を横長画面で表示する場合(以下、通常投射)の投射型映像表示装置10aの形態であり、投射型映像表示装置本体1に投射レンズ2を装着して使用する。投射型映像表示装置本体1から出射された映像は、投射レンズ2によって拡大され、図示しないスクリーン(投射面)へ横長画面で投射される。
(b)は、投射する映像を縦長画面で表示する場合(ポートレート投射)の投射型映像表示装置10bの形態であり、投射型映像表示装置本体1に、ポートレートコンバータ3、投射レンズ2の順に装着して使用する。これにより、投射型映像表示装置本体1から出射された映像は、ポートレートコンバータ3によって横長画面が縦長画面に変換され、スクリーンへ縦長画面で投射される。
すなわち、投射型映像表示装置本体1は横置状態に設置したままで、ポートレートコンバータ3を着脱することで(a)の通常投射と(b)のポートレート投射を切り替えることができる。
ポートレートコンバータ3は、投射型映像表示装置本体1から出射された横長の画像を、光軸を中心にして90度回転させて縦長の画像に変換する画像角度変換部を有している。この画像角度変換部は、例えば3個のプリズムを組み合わせて入射画像に対する出射画像の方向を変換することができる。またポートレートコンバータ3には、投射型映像表示装置本体1に内蔵する映像表示素子(液晶パネル等)の実際の配設位置に対して、映像表示素子の実質的位置を光進方向に変移させるリレーレンズ部と、画像角度変換部の出射側に配した投射レンズ2を支持して投射レンズ2を上下/左右方向に変位させるレンズシフト機構部を備えている。
なお、本実施例において、横置状態とは10aの形態であり、投射映像の長手方向が水平方向と平行となるよう投射型映像表示装置を設置した状態をいう。なお、横置状態には、投射型映像表示装置を机上に設置する据え置き設置と、天井等に設置する天吊り設置とがある。以下の説明では、簡単のため据え置き設置の場合を中心に説明するが、天吊り設置の場合も基本動作は同様である。また、縦置状態とは、投射映像の長手方向が鉛直方向と平行となるよう投射型映像表示装置を設置した状態をいう。
図2は、ポートレート投射を行う投射型映像表示装置10bの内部構成を示すブロック図である。ここには投射型映像表示装置本体1、ポートレートコンバータ3、投射レンズ2に分けて、それぞれの内部構成を示す。
投射型映像表示装置本体1には、光源11、照明光学系12、映像表示素子13、本体レンズシフト駆動部14、光源駆動部15、本体制御部16、本体電源部17を備える。光源駆動部15により駆動され光源11から出射した照明光は、RGB色分離光学系やリレー光学系などを含む照明光学系12を経て、RGB液晶パネルなどの映像表示素子13を照射し、RGBの各映像が生成される。RGBの各映像は色合成光学系によりカラー画像となり、本体レンズシフト駆動部14により画像位置が調整されて、投射型映像表示装置本体1からポートレートコンバータ3へ出射される。
本体制御部16は、投射する映像の映像信号と、装置内で生成されたOSD(On Screen Display)画像を映像表示素子13に送信する。OSD画像は、例えば、表示機能の調整に用いるメニュー情報などが相当する。その際、映像信号は入力した画面方向のまま送信するが、OSD画像については、ポートレート投射の場合には90度回転させて送信する。その回転方向は、ポートレートコンバータ3内のレンズID切替部33から指示されるID番号に従い、ポートレートコンバータ3による画像回転方向とは逆方向に、または同じ方向に回転させる。
ポートレートコンバータ3には、コンバータ光学系31、コンバータレンズシフト駆動部32、レンズID切替部33、コンバータ制御部34、姿勢感知部35、コンバータ電源部36を備える。
コンバータ光学系31は、投射型映像表示装置本体1から入射する横長の画像を、光軸を中心にして90度回転させて縦長の画像に変換する画像角度変換部と、映像表示素子13の実質的位置を光進方向に変移させるリレーレンズ部とで構成される。コンバータレンズシフト駆動部32は、ポートレートコンバータ3が支持している投射レンズ2を上下/左右方向に変位させ、スクリーン内での映像の投射位置を上下/左右方向に調整する。
姿勢感知部35には例えば姿勢センサを用いて、当該投射型映像表示装置10bの設置姿勢を検知し、コンバータ制御部34へ姿勢検知信号を送る。すなわち、現在の姿勢が据え置き設置か天吊り設置かを示す検知信号を送る。コンバータ制御部34は姿勢感知部35から姿勢検知信号を受けると、レンズID切替部33に対し、現在の姿勢でOSD画像を正常に読める方向に表示するID番号を選択させる。レンズID切替部33は投射型映像表示装置本体1の本体制御部16に、選択したID番号を指示する。これに従い本体制御部16は、ID番号に対応するOSD画像を映像表示素子13に送信する。すなわち、例えば据え置き設置の場合は、OSD画像をポートレートコンバータ3による画像回転方向とは逆方向に90度回転させ、天吊り設置の場合は、OSD画像をポートレートコンバータ3による画像回転方向と同じ方向に90度回転させる。その際、さらにOSD画像の画面内表示位置を所定位置に移動させたり、OSD画像のアスペクト比を変更してもよい。
投射レンズ2には、投射光学系21、投射レンズID22、画面サイズ調整駆動部23、フォーカス調整駆動部24を備える。投射光学系21は投射用の複数のレンズ群で構成され、投射レンズID22はそのレンズ群の構成をID番号で記憶している。コンバータ制御部34は、投射レンズID22から現在装着されている投射レンズ2(投射光学系21)のID番号を読み出し、そのレンズ特性に合わせてコンバータレンズシフト駆動部32を制御する。また画面サイズ調整駆動部23とフォーカス調整駆動部24は、それぞれ画面サイズの調整とフォーカス調整を行う。
図3は、ポートレート投射のフローチャートを示す図である。ここでは、ポートレート投射時の信号切り替え動作のみについて示している。
S101:投射型映像表示装置10bによる映像投射の準備を完了させる。
S102:姿勢感知部35により、投射型映像表示装置10bの設置姿勢を検知し、姿勢検知信号をコンバータ制御部34へ送る。
S103:コンバータ制御部34は姿勢検知信号を受けると、レンズID切替部33に対し、現在の姿勢でOSD画像を読める方向に表示するID番号を選択させる。
S104:レンズID切替部33は投射型映像表示装置本体1の本体制御部16に、選択したID番号を指示する。これに従い本体制御部16は、ID番号に従いOSD画像を90度回転させる。
S105:さらに本体制御部16は、OSD画像の画面内表示位置を所定位置へ移動させ、あるいはOSD画像のアスペクト比を変更させて映像表示素子13に送信する。
S106:投射型映像表示装置本体1から映像を出射して投射を開始する。
このように、姿勢感知部35からの姿勢検知信号に応じてS104にてOSD画像を90度回転させる結果、OSD画像はユーザに対し正常な方向、すなわちOSD画像で表示された文字等をユーザが容易に読み取れる方向で表示される。またS105によりOSD画像は画面内の見やすい位置に表示される。
図4は、ポートレート投射時のOSD画像の表示例を示す図である。ここで投射する映像は、縦長画面で表示したいポートレート映像であり、まず、映像表示素子13aのアスペクト形状に合わせた方向で入力される。すなわちこの図では、ポートレート映像を90度回転させた状態で映像表示素子13aに入力し、映像表示素子13aで生成された映像が投射される。
(a)は通常投射状態で、横置状態の投射型映像表示装置からそのまま投射して、横長の投射領域40a(一点鎖線で示す)に、投射映像41a(顔アイコン及びその背景)とOSD画像42a(メニュー情報)を表示している。当然ながら投射映像41aはユーザから見て横転した状態となり、一方OSD画像42aは文字等が読み取れる正常な方向で表示される。
(b)は比較のために、従来のポートレート投射を示し、投射型映像表示装置を縦置にして縦長の投射領域40bに表示している。映像表示素子は13bに示すように90度回転している。この場合、投射映像41bは回転されて表示されるとともにOSD画像42bも回転して表示されるので、ユーザにとってメニュー情報は読み取りにくいものとなる。
(c)(d)は本実施例によるポートレート投射で、横置状態の投射型映像表示装置本体1にポートレートコンバータ3を装着することで、縦長の投射領域40c、40dに表示している。映像表示素子は13c、13dに示すように横置状態である。これにより投射映像41c、41dは回転されて表示される。一方OSD画像42c、42dは、投射型映像表示装置本体1の段階で逆方向に回転させているので、ポートレートコンバータ3を経由することで表示されるメニュー情報は正常な方向で表示される。さらに(d)のOSD画像42dについては、その表示位置を所定の位置(ここでは(a)の通常投射と同じ右下隅の位置)に移動させているので、ユーザにとって見やすい表示となる。
実施例2では、変換光学系(ポートレートコンバータ)なしでポートレート投射を行う場合、OSD画像を見やすく表示する構成について説明する。
図5は、実施例2に係る投射型映像表示装置(プロジェクタ)の使用形態を示す外観図である。(a)は投射する映像を横長画面で表示する通常投射の場合で、投射型映像表示装置10cを横置状態に設置する。(b)は投射する映像を縦長画面で表示するポートレート投射の場合で、投射型映像表示装置10cを縦置状態に設置する。その際、投射型映像表示装置10cには、実施例1(図1)で使用したポートレートコンバータ3は装着せず、投射型映像表示装置本体1に投射レンズ2を装着した構成である。
図6は、実施例2に係る投射型映像表示装置10cの内部構成を示すブロック図である。実施例1(図2)の構成と比較すると、ポートレートコンバータ3をなくし、投射型映像表示装置本体1に姿勢感知部18を追加した構成としている。姿勢感知部18には例えば姿勢センサを用いて、投射型映像表示装置本体1の設置状態、すなわち横置設置か縦置設置かを検知し、検知信号を本体制御部16へ送る。本体制御部16は姿勢感知部18から縦置設置の検知信号を受けるとポートレート投射をしていると判断し、OSD画像を90度回転させて映像表示素子13に送信する。その際、さらにOSD画像の画面内表示位置を所定位置に移動させたり、OSD画像のアスペクト比を変更してもよい。あるいは本体制御部16は、予めポートレート投射用の専用のOSD画像を用意しておき、ポートレート投射のときは専用のOSD画像に切り替えるようにしてもよい。
図7は、ポートレート投射のフローチャートを示す図である。ここでは、ポートレート投射時の信号切り替え動作のみについて示している。
S201:投射型映像表示装置10cによる映像投射の準備を完了させる。
S202:姿勢感知部18により、投射型映像表示装置本体1の設置状態(横置設置か縦置設置か)を検知する。姿勢感知部18の検知信号は、本体制御部16へ送られる。
S203:本体制御部16は姿勢感知部18からの検知信号により、縦置設置か否かを判定する。縦置設置の場合はS204へ、横置設置の場合はS206へ進む。
S204:縦置設置の場合、本体制御部16はOSD画像を90度回転させる。この回転方向は、縦置設置時に伴う投射映像の回転方向とは逆方向とする。
S205:さらに本体制御部16は、OSD画像の画面内表示位置を所定位置へ移動させ、あるいはOSD画像のアスペクト比を変更させて映像表示素子13に送信する。
S206:投射型映像表示装置本体1から映像を出射して投射を開始する。
このように、姿勢感知部18が縦置設置を検知した場合これに応じてS204にてOSD画像を90度回転させる結果、OSD画像はユーザに対し正常な方向で表示される。またS205によりOSD画像は画面内の見やすい位置に表示される。
図8は、ポートレート投射時のOSD画像の表示例を示す図である。実施例1(図4)と同様に、ここで投射する映像は縦長画面で表示したいポートレート映像であり、映像表示素子13aのアスペクト形状に合わせた方向で入力される。
(a)は通常投射状態で、横置状態の投射型映像表示装置からそのまま投射して、横長の投射領域50a(一点鎖線で示す)に、投射映像51a(顔アイコン及びその背景)とOSD画像52a(メニュー情報)を表示している。
(b)は比較のために、従来のポートレート投射を示し、投射型映像表示装置を縦置にして縦長の投射領域50bに表示している。映像表示素子は13bに示すように90度回転している。この場合、投射映像41bとともにOSD画像42bも回転して表示されるので、ユーザにとってメニュー情報は読み取りにくいものとなる。
(c)(d)は本実施例によるポートレート投射で、投射型映像表示装置を縦置にして縦長の投射領域50c、50dに表示している。その際OSD画像52c、52dについては、投射型映像表示装置本体1で生成するOSD画像を投射型映像表示装置の縦置設置に伴う回転方向とは逆方向に回転させているので、縦置設置により表示されるメニュー情報は正常な方向となる。さらに(c)のOSD画像52cについては、その表示位置を所定の位置(ここでは右下隅の位置)に移動させ、(d)のOSD画像52dについては画像アスペクト比(OSD画像サイズ)を変更しているので、ユーザにとってさらに見やすい表示となる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。例えば、ユーザに提示するOSD画像はメニュー情報だけでなく、画像を含む任意の情報を含むことは言うまでもない。また、ポートレート投射において投射画面の回転角θが90度以外の場合にも、OSD画像の回転角を逆方向の−θとすることで、ユーザにとって見やすいOSD画像を表示できる。さらに、ポートレート投射におけるOSD画像の表示位置やアスペクトについては、様々な組み合わせが可能であり、またユーザが表示形式を選択することも可能である。
前記実施例では、横長画面を縦長画面に変換してポートレート投射する場合について説明したが、これと逆の変換についても本発明を適用可能である。すなわち、通常投射が縦長画面(ポートレート投射)であってこれを横長画面に変換して投射する場合においても、OSD画像を逆方向に回転させることで、ユーザにとって見やすいOSD画像を表示できる。
また、投射型映像表示装置(プロジェクタ)の構成についていえば、投射型映像表示装置本体に投射レンズとポートレートコンバータを装着した構成を前提として説明したが、投射型映像表示装置本体のみ、あるいはこれに投射レンズとポートレートコンバータの少なくとも一方を装着した構成であっても、ポートレート投射においてOSD画像をユーザに見やすい方向に表示することができ、本発明の範疇である。
1:投射型映像表示装置本体、
2:投射レンズ、
3:ポートレートコンバータ、
10a,10b,10c:投射型映像表示装置(プロジェクタ)、
11:光源、
13:映像表示素子、
16:本体制御部、
18:姿勢感知部、
31:コンバータ光学系、
34:コンバータ制御部、
35:姿勢感知部、
40a〜40d,50a〜50d:投射領域、
41a〜41d,51a〜51d:投射映像、
42a〜42d,52a〜52d:OSD画像(メニュー情報)。
(b)は比較のために、従来のポートレート投射を示し、投射型映像表示装置を縦置にして縦長の投射領域50bに表示している。映像表示素子は13bに示すように90度回転している。この場合、投射映像51bとともにOSD画像52bも回転して表示されるので、ユーザにとってメニュー情報は読み取りにくいものとなる。

Claims (8)

  1. 映像を投射する投射型映像表示装置において、
    光源と映像表示素子を有し投射する映像を生成する投射型映像表示装置本体と、
    前記投射型映像表示装置本体で生成された映像を光軸を中心にして90度回転させるポートレートコンバータと、
    前記ポートレートコンバータにより回転された映像を拡大して投射する投射レンズと、を備え、
    前記投射型映像表示装置本体は、前記映像表示素子にて生成する映像のうち、OSD(On Screen Display)画像の方向を、前記ポートレートコンバータによる映像の回転方向とは逆方向に、または同じ方向に、90度回転させて生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の投射型映像表示装置において、
    前記ポートレートコンバータには、前記投射型映像表示装置の設置姿勢を検知する姿勢感知部を有し、
    前記投射型映像表示装置本体は、前記姿勢感知部からの姿勢検知信号に応じて、前記OSD画像の方向を90度回転させて生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 請求項1に記載の投射型映像表示装置において、
    前記投射型映像表示装置本体は、さらに、前記回転させたOSD画像の位置を所定の位置に移動させて生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  4. 請求項1に記載の投射型映像表示装置において、
    前記投射型映像表示装置本体は、さらに、前記回転させたOSD画像のアスペクト比を変更して生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  5. 請求項1に記載の投射型映像表示装置において、
    当該投射型映像表示装置の設置状態が、前記ポートレートコンバータを介さずに前記投射レンズから投射される映像の長手方向が水平方向と平行となる状態であるとき、
    前記ポートレートコンバータを介して前記投射レンズから、縦長画面の映像を投射することを特徴とする投射型映像表示装置。
  6. 映像を投射する投射型映像表示装置において、
    光源と映像表示素子を有し投射する映像を生成する投射型映像表示装置本体と、
    前記投射型映像表示装置本体で生成された映像を拡大して投射する投射レンズと、を備え、
    前記投射型映像表示装置本体には、当該投射型映像表示装置の設置状態が投射映像の長手方向が水平方向と平行となる横置設置か、投射映像の長手方向が鉛直方向と平行となる縦置設置かを検知する姿勢感知部を有し、
    前記投射型映像表示装置本体は、前記姿勢感知部により前記縦置設置であると検知した場合は、前記映像表示素子にて生成する映像のうちOSD(On Screen Display)画像の方向を、前記横置設置から前記縦置設置への変更に伴う投射映像の回転方向とは逆方向に、90度回転させて生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  7. 請求項6に記載の投射型映像表示装置において、
    前記投射型映像表示装置本体は、さらに、前記回転させたOSD画像の位置を所定の位置に移動させて生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
  8. 請求項6に記載の投射型映像表示装置において、
    前記投射型映像表示装置本体は、さらに、前記回転させたOSD画像のアスペクト比を変更して生成することを特徴とする投射型映像表示装置。
JP2019529384A 2017-07-12 2017-07-12 投射型映像表示装置 Active JP6915060B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/025456 WO2019012637A1 (ja) 2017-07-12 2017-07-12 投射型映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019012637A1 true JPWO2019012637A1 (ja) 2020-03-19
JP6915060B2 JP6915060B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=65002403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019529384A Active JP6915060B2 (ja) 2017-07-12 2017-07-12 投射型映像表示装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10986317B2 (ja)
JP (1) JP6915060B2 (ja)
CN (1) CN110770650B (ja)
WO (1) WO2019012637A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7080701B2 (ja) * 2018-04-10 2022-06-06 キヤノン株式会社 画像投射装置およびプログラム
JP6621899B1 (ja) * 2018-11-13 2019-12-18 富士フイルム株式会社 投射装置
JP7314873B2 (ja) * 2020-07-16 2023-07-26 株式会社デンソー 虚像表示装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004053976A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投射型ビデオプロジェクタ−
JP2005148595A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Sanyo Electric Co Ltd 投射型映像表示装置
JP2010122485A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
JP2013003369A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Seiko Epson Corp 投写光学系及びこれを備えるプロジェクター
JP2013110613A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Canon Inc 画像投射装置
JP2015095085A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社東芝 電子機器、方法及びプログラム
JP2015129787A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 キヤノン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005024573A (ja) * 2003-05-06 2005-01-27 Item 16 Kk 投影機映像処理装置
JP2006058456A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Casio Micronics Co Ltd 光学要素の諸症状による結像への悪影響を緩和する方法及び機構
CN101676793A (zh) * 2008-09-17 2010-03-24 台达电子工业股份有限公司 用于一投影系统的成像组件
JP2017003793A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004053976A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 投射型ビデオプロジェクタ−
JP2005148595A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Sanyo Electric Co Ltd 投射型映像表示装置
JP2010122485A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
JP2013003369A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Seiko Epson Corp 投写光学系及びこれを備えるプロジェクター
JP2013110613A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Canon Inc 画像投射装置
JP2015095085A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 株式会社東芝 電子機器、方法及びプログラム
JP2015129787A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 キヤノン株式会社 表示装置および表示装置の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6915060B2 (ja) 2021-08-04
US10986317B2 (en) 2021-04-20
WO2019012637A1 (ja) 2019-01-17
CN110770650B (zh) 2022-03-11
CN110770650A (zh) 2020-02-07
US20200204767A1 (en) 2020-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6244638B2 (ja) 投影装置、投影方法及び投影プログラム
US9936179B2 (en) Image projection apparatus and method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2012108479A (ja) 投射型表示装置及びその制御方法
JP2012023434A (ja) 撮影制御システム、制御装置及び撮影装置の制御方法、並びにプログラム
JP2006313979A (ja) プロジェクタ、およびプロジェクタの制御方法
JP2010078974A (ja) 投射型表示装置
JP6915060B2 (ja) 投射型映像表示装置
JP6424464B2 (ja) プロジェクター
JP2014134729A (ja) 投影装置、その制御方法、及びプログラム
JP6180117B2 (ja) 投写型表示装置
JP2008193280A (ja) プロジェクタ、電子機器、プロジェクタの制御装置、および、プロジェクタの制御方法
JP2019028441A (ja) プロジェクターおよびプロジェクターの制御方法
JP2008225212A (ja) プロジェクタ
JP2004029110A (ja) 投射型表示装置
JP2010050838A (ja) 投写型映像表示装置
JP2012070031A (ja) 画像表示システム、撮像装置、画像表示システムの制御方法、および撮像装置の制御方法
JP2008079016A (ja) プロジェクタ
JP2005348242A (ja) 画像投射装置
JP5451879B2 (ja) プロジェクターおよびその制御方法
JP2013110613A (ja) 画像投射装置
JP6906133B2 (ja) 投写型映像表示装置の調整方法、および投写型映像表示装置
JP2012242487A (ja) プロジェクタ
JP2007072361A (ja) 投射型映像表示装置
JP2020154191A (ja) 画像投射装置およびその制御方法
JP2021189287A (ja) 画像投射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191101

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6915060

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115