JPWO2019003438A1 - 車両 - Google Patents

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Abstract

自動二輪車(10)において、左右一対のリアフレーム(34L、34R)のうち、少なくとも左側のリアフレーム(34L)には、突出接合部(86L、88L)が形成されていない部分であって、自動二輪車(10)のリアクッション(48)を支持する懸架支持部(46)が連結されている。

Description

本発明は、プレス成形された板状部材を接合して形成される中空状のフレームが左右一対に設けられた車両に関する。
従来より、プレスフレームによって形成された中空状のフレームが、例えば、国際公開第2017/042884号に開示されている。
このようなフレームでは、プレス成形された板状部材の端部を接合することで中空状のフレームが形成され、フレームの中空部分から外方に突出する該端部(の接合部分)が突出接合部として形成される。この場合、フレームにおいて、外力が作用する箇所、例えば、車両の懸架装置を支持する支持部分には、突出接合部が存在するため、該フレームの壁部(板状部材)の撓む方向に外力が作用する。そのため、フレームの強度を確保すべく、厚みのある板状部材を用いてフレームを形成すれば、該フレームの重量が増加する。
そこで、本発明は、フレームの強度を確保しつつ、該フレームの重量を削減することができる車両を提供することを目的とする。
本発明は、プレス成形された板状部材を接合して形成される中空状のフレームが左右一対に設けられ、前記各フレームの中空部分から外方に突出する前記板状部材の端部を接合することにより突出接合部が形成される車両であって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記各フレームのうち、少なくとも一方のフレームは、前記突出接合部が形成されていない部分であって、前記車両の懸架装置を支持する懸架支持部を備える。
第2の特徴;前記懸架支持部は、プレス成形された板状部材を接合して形成され、前記懸架支持部の中空部分から外方に突出する該板状部材の端部を接合することにより支持部側接合部が形成される。この場合、前記支持部側接合部における前記中空部分からの突出長は、前記突出接合部における前記各フレームからの突出長よりも短い。
第3の特徴;前記懸架支持部は、前記車両の車幅方向の内側に配置された内側部材と、前記車幅方向の外側に配置された外側部材とを有し、プレス成形した板状部材である前記内側部材の端部及び前記外側部材の端部を接合して前記支持部側接合部を形成することで、前記車両の前後方向に沿って形成される。
第4の特徴;前記各フレームは、前記車幅方向の左右に配置されたリアフレームである。この場合、前記懸架支持部を備えるリアフレームは、前記中空部分及び前記突出接合部が形成されるフレーム部分と、前記懸架支持部とが別体である。また、前記フレーム部分の板厚は、前記懸架支持部の板厚よりも薄い。
第5の特徴;前記車両は、前記懸架支持部と他方のフレームとを連結するブリッジ部材をさらに備える。
第6の特徴;前記他方のフレームの板厚は、前記一方のフレームの板厚よりも薄い。
第7の特徴;前記懸架支持部は、前記車両の後方に向かうに従って、前記車両の車幅方向の内側に指向する。
本発明の第1の特徴によれば、前記懸架支持部に前記突出接合部が形成されていないので、前記懸架支持部で前記懸架装置を支持することにより、該懸架装置から前記懸架支持部を介して前記一方のフレームに力が加わっても、該一方のフレームを歪みにくくすることができる。これにより、前記各フレームの強度を確保しつつ、該各フレームの重量を削減することができる。また、前記懸架支持部の構成部品を適宜変更することにより、前記車両のホイールベースを調整することも可能となる。
本発明の第2の特徴によれば、前記支持部側接合部の突出長が前記突出接合部の突出長よりも短いので、前記懸架装置から前記一方のフレームに伝わる力に起因する該一方のフレームの歪みを抑制することができる。この場合でも、前記各フレームの強度を確保しつつ、該各フレームの重量を削減することができる。
本発明の第3の特徴によれば、前記懸架支持部が前記車両の前後方向に沿って形成されている場合に、前記支持部側接合部の突出長が前記突出接合部の突出長よりも短いので、前記一方のフレームの歪みを効果的に抑制することができる。
本発明の第4の特徴によれば、前記フレーム部分の板厚が前記懸架支持部の板厚よりも薄いので、前記懸架装置からの力に対して十分な強度を確保しつつ、前記車両全体の軽量化を図ることができる。
本発明の第5の特徴によれば、前記他方のフレームから前記ブリッジ部材を介して伝わる力を前記懸架支持部で受けることができる。
本発明の第6の特徴によれば、前記他方のフレームの板厚が前記一方のフレームの板厚よりも薄いので、前記車両全体の軽量化を図ることができる。
本発明の第7の特徴によれば、前記懸架支持部が前記車両の後方に向かうに従って前記車幅方向の内側に指向するので、前記ブリッジ部材の前記車幅方向に沿った全長が短くなり、前記車両の剛性を高めることができる。
本実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の車体フレームの斜視図である。 図1の車体フレームの平面図である。 図1の車体フレームの一部正面図である。 図1の車体フレームの左側面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図5のVII−VII線に沿った断面図である。 図1のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図1のIX−IX線に沿った断面図である。 図1の車体フレームの後方部分の斜視図である。 図5のXI−XI線に沿った断面図である。 図1のXII−XII線に沿った断面図である。
本発明について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[1.自動二輪車10の概略構成]
本発明の一実施形態として、図1に示すスクータ型の自動二輪車10を例に挙げて説明する。なお、本実施形態は、スクータ型の自動二輪車10に限定されるものではなく、カブ型やモータサイクル型の鞍乗型車両等の他の種類の車両にも適用可能である。また、本実施形態の説明では、自動二輪車10に着座した運転者(乗員)から見た方向に従って、前後、左右及び上下の方向を説明する。さらに、以下の説明において、自動二輪車10の車幅方向(左右方向)に配置される左右一対の構成要素に関しては、左側の構成要素に対して、参照数字に続けて「L」の符号を付け、一方で、右側の構成要素に対して、参照数字に続けて「R」の符号を付ける場合がある。
図1に示すように、自動二輪車10は、操舵輪である前輪12、該前輪12を操舵するハンドル14、車体を構成する車体フレーム16、駆動源であるユニットスイングエンジン18、駆動輪である後輪20及びシート22等を備える。
前輪12は、車体の前方に設けられ、ステアリング軸24の下端側から延在する左右一対のフロントフォーク26L、26Rに回転自在に軸支される。このフロントフォーク26L、26Rには、前輪12の上方を覆うフロントフェンダ28が取り付けられる。ステアリング軸24は、上端側にハンドル14が連結されると共に、略中間部が車体フレーム16のヘッドパイプ30に回動自在に保持される。
ハンドル14は、ステアリング軸24との連結部分を中心として車幅方向に左右対称に延設されている。運転者がハンドル14を操作することによって、ステアリング軸24及びフロントフォーク26L、26Rを介して連結されている前輪12の向きを変更させる。
車体フレーム16は、アルミニウム等の金属材料からなり、ヘッドパイプ30と、ヘッドパイプ30に連結されて下方に延びるメインフレーム32と、メインフレーム32の下部に連結されて後方に延びる左右一対のリアフレーム34L、34Rとから構成される。メインフレーム32は、ヘッドパイプ30から下側後方に延びるダウンフレームである。リアフレーム34L、34Rは、メインフレーム32の下部としてのフレーム下部36の左右両側にそれぞれ連結され、車体底部で後方に延びるロアフレーム38L、38Rと、ロアフレーム38L、38Rの後端から湾曲して車体後方に延びるシートレール40L、40Rとから構成される。
ユニットスイングエンジン18は、上下揺動可能に左右一対のロアフレーム38L、38Rに支承される。また、車体の後方上部には、ユニットスイングエンジン18に燃料(ガソリン)を供給する燃料タンク42が左右一対のシートレール40L、40Rに支持されている。さらに、車体の後方上部において、燃料タンク42の前方には、物品を収容するための収納ボックス44が左右一対のシートレール40L、40Rに支持されている。
ユニットスイングエンジン18は、図示しないが、エンジンと、当該エンジンの出力を伝達ベルト及び可動プーリによって無段階に変速して後輪20に伝達するベルト式の無段変速機とを有する。後輪20は、ユニットスイングエンジン18により回転自在に軸支され、無段変速機から回転駆動力が伝達されることで回転し、駆動輪として車体を推進させる。
また、ユニットスイングエンジン18は、スイングアームとしても機能する。この場合、左側のリアフレーム34Lにおいて、シートレール40Lの後部には、該シートレール40Lとは別体のフレームである懸架支持部46が連結されている。該リアフレーム34Lに備わる懸架支持部46は、懸架装置としてのリアクッション48を介して、ユニットスイングエンジン18の後部を支持する。なお、後述するように、懸架支持部46は、左側のリアフレーム34Lにのみ設けられている。また、懸架支持部46の後部と、右側のリアフレーム34Rのシートレール40Rとは、車幅方向に延びるブリッジ部材50を介して連結されている。
シート22は、車体の前後方向略中間部から車体後方にかけて設けられている。シート22は、運転者が着座するフロントシート22aと、フロントシート22aの後方で同乗者が着座するリアシート22bとからなる、いわゆるタンデム型のシートが採用されている。この場合、フロントシート22aの下方に収納ボックス44が設けられると共に、リアシート22bの下方に燃料タンク42が設けられる。また、シート22は、収納ボックス44の上面を覆う蓋としての機能を兼ねており、該シート22を前方に引き上げることにより内部の空間が露呈される。燃料タンク42及び収納ボックス44の下方には、エンジンの排気ガスを清浄化するエアクリーナ52が配設されている。
ユニットスイングエンジン18の下方には、回動可能に支持されたメインスタンド54が設けられている。メインスタンド54は、駐車時に路面と略直交となるように起立されて後輪20を浮かせて自動二輪車10を自立させる。
そして、自動二輪車10では、車体前後方向にかけて、該車体の外観を構成し、且つ、樹脂等からなる車体カバー56が、車体フレーム16、ステアリング軸24等に取り付けられている。車体カバー56は、ステアリング軸24の前部及び前輪12の上部を覆うフロントカバー58と、当該フロントカバー58の上方においてハンドル14を覆うハンドルカバー60と、フロントカバー58の後方で運転者の足を前方から覆うレッグシールド62と、レッグシールド62の後方でステップフロア64を形成するフロアセンタカバー66と、シート22の下方に配置されると共に、フロアセンタカバー66に連設されて後方に延びるボディカバー68とを備える。
また、ハンドルカバー60は、ステアリング軸24の上部及びハンドル14の中央部分を覆っており、その後方上面には、車速等を表示する図示しないメータ装置が設けられている。フロントカバー58には、ヘッドライト部70が設けられている。
ステップフロア64は、走行中に運転者の足が乗せられるように平坦状に形成されている。ボディカバー68は、フロアセンタカバー66から上方及び後方に延設され、燃料タンク42及び収納ボックス44等を覆う。ボディカバー68の後側の下部には、後輪20を後方から覆うと共に、ライセンスプレート等が配置されるリアフェンダ72が取り付けられている。また、ボディカバー68の後方には、テールランプ74が配設されている。このテールランプ74は、運転者のブレーキ操作に反応して点灯及び消灯する。
[2.車体フレーム16の構造]
次に、本実施形態に係る自動二輪車10の特徴的な構成である車体フレーム16の構造について、図2〜図12を参照しながら説明する。
<2.1 メインフレーム32の構成>
車体フレーム16において、ヘッドパイプ30の後部には、メインフレーム32の前端部が接合されている。なお、本実施形態において、「接合」とは、レーザ溶接等の各種溶接による接合、接着剤による接合等を含む概念である。以下の説明では、一例として、レーザ溶接又はアーク溶接による接合について説明する。
メインフレーム32は、断面略U字状の半割形状のフレーム部32L、32Rを最中合わせに当接し、当接した両端部を接合して構成される。すなわち、アルミニウム等の金属板をプレス成形により断面略U字状の半割形状のフレーム部材に成形する。次に、図7に示すように、左側のフレーム部材(フレーム部32L)の前後の両端部と、右側のフレーム部材(フレーム部32R)の前後の両端部とを最中合わせに当接して重ね合わせる。そして、重なり合う部分に対して、例えば、レーザ溶接を行うことにより、左右のフレーム部32L、32Rが接合され、中空状のメインフレーム32が構成される。従って、図2〜図4、図6及び図7に示すように、メインフレーム32における車幅方向の中央部分が、左右のフレーム部32L、32Rの接合部となる。
また、メインフレーム32は、ヘッドパイプ30から下方に向かって左右方向(車幅方向)の外側に末広がりとなる形状を有し、末広がりの下側部分がフレーム下部36として形成される。図2〜図7に示すように、フレーム下部36の左右の側面は、上下方向に平坦な接合面(メインフレーム側接合面)76L、76Rとして構成される。接合面76L、76Rには、孔78L、78Rが形成されている。
そして、左右の接合面76L、76Rに対して、左右一対のリアフレーム34L、34Rを構成するロアフレーム38L、38Rの前端部である接合部(リアフレーム側接合部)80L、80Rがそれぞれ接合されている。
<2.2 リアフレーム34L、34Rの構成>
次に、左右一対のリアフレーム34L、34Rの構成について説明する。各リアフレーム34L、34Rは、車幅方向の内側で上下方向に立設するように配置される内側部材82L、82Rと、車幅方向の外側に配置された外側部材84L、84Rとをそれぞれ有する。
この場合、アルミニウム等の金属板をプレス成形によって平板状のフレーム部材に成形することで、内側部材82L、82Rを形成する。また、アルミニウム等の金属板をプレス成形によって断面略U字状のフレーム部材に成形することで、外側部材84L、84Rを形成する。そして、内側部材82L、82Rに対して、車幅方向の外側から外側部材84L、84Rを近接させ、内側部材82L、82Rの両端部(上端部及び下端部)と、外側部材84L、84Rの両端部(上端部及び下端部)とを重ね合わせる。
次に、重なり合った部分に対して、例えば、自動二輪車10の前後方向に沿って、レーザ溶接(例えば、所定間隔でのスポットレーザ溶接)を行うことにより、内側部材82L、82Rの上端部と外側部材84L、84Rの上端部とが接合されると共に、内側部材82L、82Rの下端部と外側部材84L、84Rの下端部とが接合される。これにより、接合された各上端部と、各上端部を接合する溶接部分とによって、上方に突出する突出接合部86L、86Rがそれぞれ形成される。一方、接合された各下端部と、各下端部を接合する溶接部分とによって、下方に突出する突出接合部88L、88Rがそれぞれ形成される。
突出接合部86L、86R、88L、88Rによって内側部材82L、82Rと外側部材84L、84Rとが接合されることにより、略中空状のリアフレーム34L、34Rが構成される。また、内側部材82L、82Rと外側部材84L、84Rとが一体的に構成された左右一対のリアフレーム34L、34Rにおいて、前方のフレーム部分がメインフレーム32に連結されるロアフレーム38L、38Rとなり、後方のフレーム部分がシートレール40L、40Rとなる。
なお、内側部材82L、82R及び外側部材84L、84Rに関し、左側の内側部材82L及び外側部材84Lの各板厚DLは、右側の内側部材82R及び外側部材84Rの各板厚DRよりも厚く設定されている(DL>DR)。
図3及び図7に示すように、ロアフレーム38L、38Rは、自動二輪車10の後方から前方に向かうに従って、接合面76L、76Rに近づくように、車幅方向の内側に指向して形成されている。具体的に、内側部材82L、82R及び外側部材84L、84Rは、自動二輪車10の後方から前方に向かうに従って、車幅方向の内側に湾曲している。そして、内側部材82L、82Rの前端部は、孔78L、78Rを覆うように、接合面76L、76Rに面接触している。また、外側部材84L、84Rの前端部は、車幅方向内側に湾曲し、内側部材82L、82Rの前端部に当接している。
図2〜図5及び図7に示すように、外側部材84L、84Rの前端部側の縁部は、該外側部材84L、84Rの上端部と下端部とを連結しつつ、内側部材82L、82Rの前端部に当接している。外側部材84L、84Rの前端部側の縁部と、内側部材82L、82Rの前端部とが重なり合った部分に対して、レーザ溶接を行うことにより、内側部材82L、82Rの前端部と外側部材84L、84Rの前端部側の縁部とが接合される。この結果、接合された前端部及び縁部と、これらの部分を接合する溶接部分とによって、ロアフレーム38L、38Rから外方に突出する突出接合部90L、90Rがそれぞれ形成される。突出接合部90L、90Rが形成されることにより、リアフレーム34L、34R内に形成された中空部分92L、92Rは、前方で閉塞される。
ロアフレーム38L、38Rの前端部である接合部80L、80Rは、内側部材82L、82Rの前端部、外側部材84L、84Rの前端部、及び、突出接合部90L、90Rを含み構成される。また、接合部80L、80R(の突出接合部90L、90R)と、突出接合部86L、86R、88L、88Rとは、図2及び図5に示すように、リアフレーム34L、34Rに沿って連なるように形成されている。
そして、平面状に形成された内側部材82L、82Rの前端部が、孔78L、78Rを閉塞するように接合面76L、76Rと面接触した状態で、重なり合った部分に対してレーザ溶接を行うことにより、接合部80L、80Rと接合面76L、76Rとが接合される。
この場合、図2〜図6に示すように、接合面76L、76Rと接合部80L、80Rとが接合された状態で、接合面76L、76Rが接合部80L、80Rの外側まで延在するように、すなわち、接合部80L、80Rから接合面76L、76Rがはみ出すように(接合面76L、76Rの領域内に接合部80L、80Rが納まるように)、接合面76L、76Rが形成されている。
また、図3及び図7に示すように、平面視で、左右一対のロアフレーム38L、38Rは、車幅方向の外側から内側に回り込むようにフレーム下部36に接合されている。そのため、フレーム下部36及び各ロアフレーム38L、38Rは、概ね一体的な曲面を形成する。
<2.3 リアフレーム34L、34Rの周辺構成>
左右一対のリアフレーム34L、34Rには、下記の構成要素がさらに設けられている。
左右一対のロアフレーム38L、38Rは、左右方向に延在するブリッジ部材94を介して連結されている。また、各ロアフレーム38L、38Rにおけるシートレール40L、40R側には、図2、図3、図5及び図8に示すように、断面略U字状の部品支持部96L、96Rが、上側の突出接合部86L、86R、内側部材82L、82R及び外側部材84L、84Rを上方から覆うように、該ロアフレーム38L、38Rの上側に嵌め込まれている。
左右一対の部品支持部96L、96Rは、左右方向に延びるブリッジ部材98を介して連結されている。ブリッジ部材98の中央部に、自動二輪車10の車体部品としての収納ボックス44の前方部分が連結固定される。これにより、収納ボックス44と部品支持部96L、96Rとは、ブリッジ部材98を介して一体的に固定され、該収納ボックス44は、ブリッジ部材98及び部品支持部96L、96Rを介して、ロアフレーム38L、38Rに支持される。
さらに、左右一対のシートレール40L、40Rにおけるロアフレーム38L、38R側には、リアシート22bに着座する同乗者(乗員)が足を載せる左右一対のステップ100L、100Rがそれぞれ連結されている。
さらにまた、各シートレール40L、40Rにおけるブリッジ部材50側には、図2、図3、図5、図9及び図10に示すように、断面略U字状の部品支持部102L、102Rが、上側の突出接合部86L、86R、内側部材82L、82R及び外側部材84L、84Rを上方から覆うように、シートレール40L、40Rの上側に嵌め込まれている。この場合、左右一対の部品支持部102L、102Rと、車体部品としての燃料タンク42を構成する上側筐体42a及び下側筐体42bの左右両側と、収納ボックス44の左右両側とを、ネジ部材104L、104Rで共締めすることにより、燃料タンク42、収納ボックス44及び部品支持部102L、102Rとが一体的に連結固定される。これにより、燃料タンク42及び収納ボックス44は、部品支持部102L、102Rを介して、シートレール40L、40Rに支持される。
<2.4 懸架支持部46及びブリッジ部材50の構成>
懸架支持部46は、シートレール40Lの後端部に連結された、該シートレール40Lとは別体の部材である。懸架支持部46は、図2、図3、図5及び図10〜図12に示すように、リアフレーム34Lと同様に、車幅方向の内側で上下方向に立設するように配置される内側部材106と、車幅方向の外側に配置された外側部材108とを有する。
この場合、アルミニウム等の金属板をプレス成形によって平板状のフレーム部材に成形することで、内側部材106を形成し、一方で、アルミニウム等の金属板をプレス成形によって断面略U字状のフレーム部材に成形することで、外側部材108を形成する。そして、内側部材106に対して、車幅方向の外側から外側部材108を近接させ、内側部材106の上端部及び下端部と、外側部材108の上端部及び下端部とをそれぞれ重ね合わせる。重なり合った部分に対して、前後方向に沿って、アーク溶接等を行うことにより、内側部材106の上端部と外側部材108の上端部とが接合されると共に、内側部材106の下端部と外側部材108の下端部とが接合される。これにより、接合された各上端部と、各上端部を接合する溶接部分とによって、上方に突出する接合部(支持部側接合部)110が形成される。一方、接合された各下端部と、各下端部を接合する溶接部分とによって、下方に突出する接合部(支持部側接合部)112が形成される。なお、突出した接合部110、112は、アーク溶接等によって形成された不図示のビードを含み構成され、該ビードによって内側部材106の各端部と外側部材108の各端部とが接合される。
このような接合部110、112によって内側部材106と外側部材108とが接合されることで、中空状の懸架支持部46が構成され、懸架支持部46内には、中空部分92Lに連通する中空部分114が形成される。なお、図11に示すように、懸架支持部46は、リアフレーム34Lの後端の開口部分に内側部材106及び外側部材108が嵌るように、リアフレーム34Lに連結されている。
懸架支持部46は、自動二輪車10の後方に向かうに従って、車幅方向の内側に湾曲(指向)するように延びている。一方、右側のシートレール40Rは、懸架支持部46と対向するように自動二輪車10の後方に延びており、該自動二輪車10の後方に向かうに従って、車幅方向の内側に湾曲している。従って、右側のシートレール40Rの前後方向に沿った全長は、左側のシートレール40Lの前後方向に沿った全長よりも長い。また、懸架支持部46の後端部と、右側のシートレール40Rの後端部とは、アルミニウム等の金属材料からなるブリッジ部材50を介して連結されている。
なお、内側部材106及び外側部材108に関し、内側部材106及び外側部材108の各板厚DSは、左右一対のリアフレーム34L、34Rを構成する内側部材82L、82R及び外側部材84L、84Rの各板厚DL、DRよりも厚く設定されている。すなわち、各板厚DL、DR、DSは、DS>DL>DRの関係にある。
また、接合部110、112の懸架支持部46から上下方向への突出長LSは、左側の突出接合部86L、88L、90Lのリアフレーム34Lから外方(上下方向又は前後方向)への突出長LL、及び、右側の突出接合部86R、88R、90Rのリアフレーム34Rから外方への突出長LRよりも短く設定されている(LS<LL=LR)。従って、図5の側面視では、接合部110から上方に右側の突出接合部86Rが突出し、一方で、接合部112から下方に右側の突出接合部88Rが突出しているように視認される。
そして、懸架支持部46には、内側部材106及び外側部材108を車幅方向に貫通するロッド状のクッション支持部材116が連結固定され、該クッション支持部材116の内側部分にリアクッション48の上端部が支持される。
[3.本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係る自動二輪車10によれば、下記の効果が得られる。
メインフレーム32及びリアフレーム34L、34Rの製造バラツキに起因して、メインフレーム32側の接合面76L、76Rと、リアフレーム34L、34R側の接合部80L、80Rとの接合位置に位置ずれが発生しても、接合部80L、80Rの外側に延在する接合面76L、76Rによって該位置ずれの影響を吸収することができる。これにより、設計によって予め決められた所望のキャスター角及びホイールベースを備えた自動二輪車10を製造することが可能となる。
また、車幅方向の外側に広がるフレーム下部36に接合面76L、76Rが形成されているので、ハンドル14の軸方向回り(捻り方向)の剛性を確保しつつ、接合工程での作業性を向上させることができる。
さらに、内側部材82L、82Rと外側部材84L、84Rとを接合して略中空状のリアフレーム34L、34Rを形成し、内側部材82L、82Rの前端部と接合面76L、76Rとを接合させることにより、リアフレーム34L、34Rがフレーム下部36に接合されるので、接合作業の効率化を図ることができる。
この場合、内側部材82L、82Rの前端部と接合面76L、76Rとを面接触で接合させるので、フレーム下部36とリアフレーム34L、34Rとの接合部分のガタツキを抑制して、製造性の向上を図ることができる。
さらにまた、内側部材82L、82Rの端部(上端部、下端部、前端部)と外側部材84L、84Rの端部(上端部、下端部、前端部)とを接合させることにより突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rが形成される。これにより、リアフレーム34L、34R(の突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90R)に沿わせながら、外装カバーである車体カバー56を自動二輪車10に取り付けると、車体カバー56をコンパクトに見せることができる。すなわち、突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rが、リアフレーム34L、34Rにおける車幅方向の内側に形成されるので、車幅方向の外側に形成する場合と比較して、車体カバー56の大型化を回避することができる。この結果、自動二輪車10の外観性を向上させることができる。
また、接合部80L、80Rと突出接合部86L、86R、88L、88R、とが、リアフレーム34L、34Rに沿って連なるように形成されている。これにより、接合面76L、76Rと接合部80L、80Rとの接合箇所、及び、突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rでの内側部材82L、82Rの端部と外側部材84L、84Rの端部との接合箇所のような、異なる接合箇所を一体的に見せることができる。この結果、自動二輪車10の外観性を一層向上させることが可能となる。
さらに、部品支持部96L、96R、102L、102Rと上側の突出接合部86L、86Rとを連接させることにより、車体部品としての燃料タンク42及び収納ボックス44に対する部品支持部96L、96R、102L、102Rの強度を確保することができる。
さらにまた、部品支持部96L、96R、102L、102Rと、燃料タンク42及び収納ボックス44とを一体的に固定することにより、燃料タンク42及び収納ボックス44に対する部品支持部96L、96R、102L、102Rの高強度化を容易に実現可能となる。
また、自動二輪車10の後方から前方に向かって、接合面76L、76Rに指向するようにリアフレーム34L、34Rが湾曲しているので、フレーム下部36と、リアフレーム34L、34Rとによって、一体的な曲面を形成することが可能となる。この結果、メインフレーム32及びリアフレーム34L、34Rをプレス成形によって製造することが容易になる。
また、本実施形態に係る自動二輪車10によれば、下記の効果も得られる。
懸架支持部46に突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rが形成されていないので、懸架支持部46でリアクッション48を支持すれば、該リアクッション48から懸架支持部46を介して左側のリアフレーム34Lに力が加わっても、該リアフレーム34Lを歪みにくくすることができる。これにより、各リアフレーム34L、34Rの強度を確保しつつ、該各リアフレーム34L、34Rの重量を削減することができる。また、懸架支持部46の構成部品を適宜変更することにより、自動二輪車10のホイールベースを調整することも可能となる。
また、接合部110、112の突出長LSが突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rの突出長LL、LRよりも短いので(LS<LL=LR)、リアクッション48から左側のリアフレーム34Lに伝わる力に起因する該リアフレーム34Lの歪みを抑制することができる。すなわち、リアクッション48からの力が加わりやすい部分に対して、突出長を短くすることで、歪みの発生を抑制している。この結果、各リアフレーム34L、34Rの強度を確保しつつ、該各リアフレーム34L、34Rの重量を削減することができる。
さらに、懸架支持部46が前後方向に沿って形成されている場合に、接合部110、112の突出長LSを突出接合部86L、86R、88L、88R、90L、90Rの突出長LL、LRよりも短くできるので、左側のリアフレーム34Lの歪みを効果的に抑制することができる。
さらにまた、リアフレーム34L、34Rの板厚DL、DRが懸架支持部46の板厚DSよりも薄いので(DS>DL、DS>DR)、リアクッション48からの力に対して十分な強度を確保しつつ、自動二輪車10全体の軽量化を図ることができる。
しかも、右側のリアフレーム34Rの板厚DRを左側のリアフレーム34Lの板厚DLよりも薄くすることで(DL>DR)、自動二輪車10全体を一層軽量化させることができる。すなわち、本実施形態では、リアクッション48からの力が加わりやすい部位である程、板厚を厚くしているので(DS>DL>DR)、歪みの発生を抑えると共に、自動二輪車10の軽量化も実現することができる。
また、懸架支持部46と右側のリアフレーム34Rとをブリッジ部材50で連結することにより、該リアフレーム34Rからブリッジ部材50を介して伝わる力を懸架支持部46で受けることができる。
さらに、懸架支持部46が自動二輪車10の後方に向かうに従って車幅方向の内側に指向するので、ブリッジ部材50の車幅方向に沿った全長が短くなり、自動二輪車10の剛性を高めることができる。
[4.本実施形態の変形例]
本実施形態に係る自動二輪車10では、ユニットスイングエンジン18を有する自動二輪車10について説明したが、上記の説明と異なる位置にパワートレインが備わる自動二輪車10に対しても本実施形態を適用可能であることは勿論である。例えば、メインフレームの下方にパワートレインが配置される自動二輪車に本実施形態を適用可能である。
また、本実施形態では、左側のリアフレーム34Lの後方に懸架支持部46を連結した場合について説明したが、リアクッション48等の懸架装置が自動二輪車10等の車両の右側に設けられる場合には、右側のリアフレーム34Rの後方に懸架支持部46を連結すればよい。さらには、車両の左右両側に懸架装置が設けられる場合には、左右一対のリアフレーム34L、34Rの後方に懸架支持部46をそれぞれ連結すればよい。
また、本実施形態では、内側部材106と外側部材108とを接合することにより、中空状の懸架支持部46を構成する場合について説明した。本実施形態において、懸架支持部46は、リアフレーム34Lの後端部に連結可能であればよいので、中空状のフレームを懸架支持部46として採用することも可能である。この場合、接合部110、112は不要となる。
さらに、本実施形態では、リアフレーム34Lと懸架支持部46とを別体に構成しているが、これらを一体に構成してもよい。この場合、1つの中空状のフレームについて、懸架支持部46の部分における接合部110、112の突出長LSが、リアフレーム34Lの部分における突出接合部86L、88L、90Lの突出長LLよりも短ければよい。また、突出接合部86L、88L、90Lと、接合部110、112とについても、それぞれ異なる接合方法(例えば、レーザ溶接とアーク溶接)によって形成すればよい。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。また、請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。

Claims (7)

  1. プレス成形された板状部材を接合して形成される中空状のフレーム(34L、34R)が左右一対に設けられ、前記各フレーム(34L、34R)の中空部分(92L、92R)から外方に突出する前記板状部材の端部を接合することにより突出接合部(86L、86R、88L、88R、90L、90R)が形成される車両(10)において、
    前記各フレーム(34L、34R)のうち、少なくとも一方のフレーム(34L)は、前記突出接合部(86L、86R、88L、88R、90L、90R)が形成されていない部分であって、前記車両(10)の懸架装置(48)を支持する懸架支持部(46)を備えることを特徴とする車両(10)。
  2. 請求項1記載の車両(10)において、
    前記懸架支持部(46)は、プレス成形された板状部材を接合して形成され、
    前記懸架支持部(46)の中空部分(114)から外方に突出する該板状部材の端部を接合することにより支持部側接合部(110、112)が形成され、
    前記支持部側接合部(110、112)における前記中空部分(114)からの突出長(LS)は、前記突出接合部(86L、86R、88L、88R、90L、90R)における前記各フレーム(34L、34R)からの突出長(LL、LR)よりも短いことを特徴とする車両(10)。
  3. 請求項2記載の車両(10)において、
    前記懸架支持部(46)は、前記車両(10)の車幅方向の内側に配置された内側部材(106)と、前記車幅方向の外側に配置された外側部材(108)とを有し、プレス成形した板状部材である前記内側部材(106)の端部及び前記外側部材(108)の端部を接合して前記支持部側接合部(110、112)を形成することで、前記車両(10)の前後方向に沿って形成されることを特徴とする車両(10)。
  4. 請求項2又は3記載の車両(10)において、
    前記各フレーム(34L、34R)は、前記車両(10)の車幅方向の左右に配置されたリアフレームであり、
    前記懸架支持部(46)を備えるリアフレーム(34L)は、前記中空部分(92L)及び前記突出接合部(86L、86R、88L、88R、90L、90R)が形成されるフレーム部分(38L、40L)と、前記懸架支持部(46)とが別体であり、
    前記フレーム部分(38L、40L)の板厚(DL)は、前記懸架支持部(46)の板厚(DS)よりも薄いことを特徴とする車両(10)。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両(10)において、
    前記懸架支持部(46)と他方のフレーム(34R)とを連結するブリッジ部材(50)をさらに備えることを特徴とする車両(10)。
  6. 請求項5記載の車両(10)において、
    前記他方のフレーム(34R)の板厚(DR)は、前記一方のフレーム(34L)の板厚(DL)よりも薄いことを特徴とする車両(10)。
  7. 請求項5又は6記載の車両(10)において、
    前記懸架支持部(46)は、前記車両(10)の後方に向かうに従って、前記車両(10)の車幅方向の内側に指向することを特徴とする車両(10)。
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