JPWO2018199300A1 - 鉛蓄電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】微多孔質フィルムからなるセパレータに孔が開くことのない鉛蓄電池用セパレータを提供する。【解決手段】厚さが0.1〜0.3mmの微多孔質フィルムであるベース部3と、ベース部3の一方の面3aに設けられた複数の主リブ2aと、ベース部3の他方の面3bに設けられ、主リブ2aの高さよりも高さが低い複数のミニリブ2bと、を備える。複数のミニリブ2bは、隣り合うミニリブ2bの対向する面の距離であるリブ間距離Pが1.9mm未満となるように線状に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、所定の間隔を存して複数のリブを設けた、リブ付き微多孔質フィルムからなる鉛蓄電池用セパレータに関する。
今日、鉛蓄電池の電池性能向上(高出力、高率放電性能の向上など)が求められている。このため、極板枚数の増加、極板間距離の縮小が求められ、極板の薄型化とともに、セパレータの薄型化が求められている。ポリエチレンセパレータ(例えば特許文献1参照)においては、例えばリブ高さを除いたベース部の厚さを0.25mm以下にして、より薄くすることが求められている。
一方、ポリエチレンセパレータは、正極板または負極板を包んで袋加工されることにより、電極群の一部として構成される。ポリエチレンセパレータには、安価なエキスパンド格子を使った極板が使われる場合がある。極板は、極板の端部にフリー状態の(露出した)鉛棒の出っ張りが存在することがある。電極群には厚さ方向に圧迫力がかかることから、この出っ張りがセパレータを強く圧迫し、セパレータに孔を開けることがある。これは、短絡の原因になっている。特に、電極群の構成において、鉛棒の出っ張りがセパレータの主リブ面(表裏面のうち主リブを設けた側の面)の反対側の面であるフラット面に接する場合には、セパレータを圧迫して孔を開けやすい。逆に、鉛棒の出っ張りがセパレータの主リブ面に接する場合には、鉛棒の出っ張りがセパレータのベース面を強く圧迫するのを主リブの高さが緩和し、セパレータに孔が開きにくい。すなわち、主リブの高さの距離分だけ、極板面とセパレータのベース面との距離が空くので、極板面から鉛棒の出っ張りが延びていても、この出っ張りがセパレータのベース面に到達しづらい。
特開平02−155161号公報
ポリエチレンセパレータのベース部厚さを0.25mm以下にして、より薄くしていくと、上記した極板の端部の鉛棒の出っ張りによる圧迫作用によって、セパレータに孔が開きやすくなり(突刺強度が低下し)、短絡が発生しやすくなる。
ポリエチレンセパレータの突刺強度の低下を補うため、従来は、硬い樹脂を使う、延伸処理を施す、空隙率を下げる、といった対策(考え方)が取られていた。
本発明の鉛蓄電池用セパレータは、前記のような対策とは異なるアプローチで、微多孔質フィルムからなるセパレータに孔が開くことのない鉛蓄電池用セパレータを提供することを目的とする。
本発明の鉛蓄電池用セパレータは、セパレータの両面のうち、鉛棒の出っ張りと接するとより孔が開きやすい、主リブ面の反対側の面であるフラット面に、セパレータの孔開きを抑制し得るミニリブを設けるという対策で前記課題を解決するものである。
本発明に係る鉛蓄電池用セパレータは、上述した課題を解決するために、厚さが0.1〜0.3mmの微多孔質フィルムであるベース部と、前記ベース部の一方の面に設けられた複数の主リブと、前記ベース部の他方の面に設けられ、前記主リブの高さよりも高さが低い複数のミニリブと、を備え、前記複数のミニリブは、隣り合うミニリブの対向する面の距離であるリブ間距離が1.9mm未満となるように線状に設けられることを特徴とする。
本発明の鉛蓄電池用セパレータにおいては、突刺強度が向上し、短絡が発生しにくい。
液式鉛蓄電池の電極群を構成する極板とセパレータの概略イメージを示す説明図 セパレータの断面形状の一例を示す説明図 セパレータと極板の鉛棒の出っ張りの関係を説明する図 針の先端面がミニリブに接する確率を説明するための説明図 ミニリブの断面形状の各種例を示す説明図
本発明の鉛蓄電池用セパレータの実施の形態を説明するが、本発明の鉛蓄電池用セパレータは以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、液式鉛蓄電池の電極群を構成する極板1およびセパレータ2の概略イメージを示す説明図である。図2は、セパレータ2の断面形状の一例を示す説明図である。
セパレータ2は、例えばポリエチレンセパレータであり、交互に積層された正極板および負極板である極板1を包んで袋加工されている。セパレータ2に包まれた複数の極板1は、電極群を構成し、電解液とともに電槽内に収容されている。
セパレータ2は、ベース部3と、主リブ2aと、ミニリブ2bと、を有している。ベース部3は、微多孔質フィルムである平板状の肉薄シートである。ベース部3は、0.1mm以上、0.3mm以下、好ましくは0.15mm以上、0.25mm以下の厚みを有している。
主リブ2aは、ベース部3の一方の面である主リブ面3aに主リブ面3aから略垂直に突出して設けられた、複数の線状のリブである。主リブ2aは、陽極板(極板1)とセパレータ2との間に一定の間隔を確保することにより、ベース部3が陽極板表面と直に接するのを防ぎ、酸化による腐食を受けにくくする機能、充電時に発生するガスを排出しやすくする機能、自由に流動可能な電解液を多く確保する機能などを有している。主リブ2aは、これらの目的を達成するものであれば、公知のいかなる態様であってもよい。
ミニリブ2bは、ベース部3の主リブ面3aと反対側の面(他方の面)であるミニリブ面3bから略垂直に突出して設けられた、複数の線状のリブである。ミニリブ2bは、極板1の端部に形成される鉛棒の出っ張り(後述)がベース部3と接することを防止することを目的として設けられている。
ミニリブ2bは、ミニリブ面3bの全面にわたって設けられている。なお、ミニリブ2bは、ミニリブ面3bの一部、例えば、極板1における、鉛棒の出っ張りの存在頻度が高い領域に設けられてもよい。これにより、より効果的にセパレータ2に孔が開くことを抑制できる。
ミニリブ2bは、微多孔質フィルム作製時の加圧成形工程のシートの流れ方向に垂直、平行、または斜め方向に沿って、線状に設けられている。加圧成形時の樹脂の充填の容易さから、ミニリブ2bは、シートの流れ方向に平行に設けられるのが好ましい。また、ミニリブ2bがシートの流れ方向に平行な方向に設けられた場合、通常、ミニリブ2bは電池設置時の上下方向(タテ方向)に配置されることになる。このため、セパレータ2が充放電反応により電池の電極より生じる気泡を抜けやすくする効果もある。
なお、ミニリブ2bがシートの流れ方向(タテ方向)に対して傾斜を有する場合には、30度以下であることが好ましい。これにより、鉛蓄電池の電極群の構成時にミニリブ2bがほぼ上下方向に配向し、極板1間に上下方向に貫く隙間が形成される。このため、極板1から発生する気泡を上方へ逃しやすく、気泡溜まりによる電気抵抗の上昇を抑制できる。
ミニリブ2bは、ミニリブ2bの線方向に対して垂直な断面形状に関して、四角形状を有している。この断面形状は、0.1〜1.0mm、好ましくは0.5mm以下のリブ幅Wを有しているのが好ましい。リブ幅Wが1.0mmより大きい場合、ミニリブ面3bにおけるミニリブ2bの占有面積が大きくなり、実質的にセパレータ2の厚さが厚くなる。これにより、セパレータの電気抵抗が高くなり得る。よって、リブ幅Wは、突刺強度の向上を確保する範囲において、できる限り狭くする方が好ましい。また、リブ幅Wが0.1mm未満となる場合、ミニリブ成形時の金型の溝に均一に樹脂を入れることが難しくなる。
ミニリブ2bは、主リブ2aの高さより低いリブ高さHを有しており、例えば0.05〜0.20mmであることが好ましい。リブ高さHが主リブ2aの高さより高い場合、主リブ2aの高さが相対的に低くなり、主リブ本来の機能が十分に果たせなくなるため好ましくない。ミニリブ2bの高さHが0.05mm未満となる場合、極板1から突き出た鉛棒の出っ張りがベース部3に直接接するのを避けてミニリブ2bに接するようにする機能が得られにくくなるため好ましくない。
ミニリブ2bは、隣り合うミニリブ2bの対向する面の距離(以下、単に「リブ間距離P」という。)が、1.9mm(0.75in)未満、好ましくは1.0mm以下になるように形成されている。リブ間距離Pは、換言すれば、隣り合うミニリブ2b間に形成されるベース部3の幅であり、ミニリブ面3bにおいて露出するベース部3の幅が1.9mm未満となるように形成されている。
一方で、リブ間距離Pが小さくなるにつれてミニリブ面3bにおけるミニリブ2bの占有面積が大きくなり、実質的にセパレータ2の厚さが厚くなる。これにより、セパレータ2の電気抵抗が高くなり得る。よって、リブ間距離Pは、突刺強度の向上を確保する範囲において、できる限り大きい方が好ましい。例えば、リブ間距離Pは、0.2mm以上、より好ましくは0.45mm以上、さらに望ましくは0.5mm以上であることが好ましい。
ここで、ポリエチレンのセパレータは、安価なエキスパンド格子からなる極板とともに電極群を構成する場合がある。このような極板は、極板の端部にフリー状態の鉛棒の出っ張りを有する場合がある。
例えば、図3は、セパレータと極板の鉛棒の出っ張りとの関係を説明する図である。図3(a)に示すように、電極群(極板101)には厚さ方向に圧迫力Fがかかることから、この鉛棒105の出っ張りがセパレータ102を強く圧迫し、セパレータ102に孔を開けることがある。これは、電極群の短絡の原因になり得る。
これに対し、本実施形態におけるミニリブ2bを有するセパレータ2は、単純にベース部3の厚みを増すよりも、より効果的に突刺強度を改善できる。すなわち、図3(b)および図3(c)に示すように、ミニリブ2bにより、鉛棒5とベース部3との間に間隔が保たれ、樹脂破断の起点となる鉛棒5のエッジ部5a(出っ張り)が、セパレータ2に突刺さる際の応力集中を緩和することができる。換言すると、鉛棒5の出っ張りが直接ベース部3を強く圧迫することを避けられる。つまり、圧迫力Fがかかる電極群の構成において、鉛棒5の出っ張りは、ベース部3に均一に設けられたミニリブ2bに接し、ベース部3に直接接しないようになる。
鉛棒5は、直径が一般的に1.9〜2.0mm程度である。上述したとおり、リブ間距離Pは、1.9mm未満とした。このため、ミニリブ2bは、極板1に発生する鉛棒5の出っ張りがセパレータ2のベース部3に直接接するのを阻止する役目を有することができる。リブ間距離Pを0.95mm未満とすることで、図3(b)に示すように、鉛棒5の出っ張りが同時に2個以上のミニリブ2bと接することになり、効果が高まる。
セパレータ2の突刺強度を示す1つの指標として、以下の値を用いる。すなわち、ミニリブ面3b側に対して直径1.9mmの先端面を有する針を垂直に突刺す際に、針の先端がミニリブに接する確率(以下単に「接触確率」という。)を、ミニリブの線方向に対して垂直な断面形状に関して求め、セパレータ2の突刺強度に寄与する指標とした。言い換えると、接触確率は、針が、ミニリブ2bに対する接触幅を、一定周期で減少と増加を繰り返しながら変化させている場合において、針が周期の1周期分移動する間に接するミニリブ2bの幅と、針の幅から求められる、針に接するミニリブ2bの幅の割合である。この接触確率は、鉛棒5の出っ張りがセパレータ2のベース部3へ直接接触するのを抑制する程度を表す指標としても用いることができる。
なお、針の直径1.9mmは、米国のバッテリー規格であるBattery Council InternationalのBCI Battery Technical Manual, BCIS-03Bで規定された穿刺抵抗値(PUNCTURE RESISTANCE)の試験で用いられる針の寸法に従って決定した。接触確率は、例えば下記の通り算出することができる。
図4は、針10の先端面10aがミニリブ2bに接する確率を説明するための説明図である。図4においては、リブ幅Wが0.2mm、リブ間距離Pが1.90mmである例が示されている。
まず、横軸をリブ間距離Pの方向に沿った針10の移動距離(mm)、縦軸を移動する針10の先端面10a(以下単に「針10」という。)とミニリブ2bとの接する幅(mm)とするグラフを求める。図4に示すように、ミニリブ2bと針10とは、0mmを最低値、0.2mmを最大値として、一定周期で減少と増加を繰り返しながら、接触幅を変化させている。
次に、ミニリブ2bと針10とが常に接していると仮定した場合に描かれるグラフの面積Sと、実際にミニリブ2bが針10に接した様子を示すグラフの面積Sと、を1周期分に関して求める。
図4の例においては、面積Sおよび面積Sは、下記のように得られる。
面積S(面積S+面積S)=(横:1周期の移動距離2.1)×(縦:ミニリブ幅0.2)=0.42
面積S=面積S−面積S=0.42−(0.4×0.20/2)=0.38
また、面積Sにおける面積Sの割合を、針10に接するミニリブ2bの幅の割合Aとみなして求める。具体的には、割合Aは下記の式より求める。
割合A=面積S/面積S (1)
図4の例においては、割合Aは下記のように得られる。
割合A=0.38/0.42=0.905
次に、針10がセパレータ2に突刺さる場合に、針10にミニリブ2bが接する確率である接触確率Aを、針10が1周期分移動する間に接するミニリブ2bの幅と、針10の幅Wとの割合から求める。具体的には、接触確率Aは、下記の式より求める。
接触確率A(%)=(ミニリブ幅W×割合A)/針の幅W×100 (2)
図4の例においては、接触確率Aは下記のように得られる。
接触確率A=(0.2×0.905)/1.90×100=9.53%
以上のとおり求められる接触確率Aは、10%以上、30%以下であることが好ましい。針の幅Wとリブ間距離Pとが等しい図4のように、接触確率Aが10%未満の場合、突刺強度が不十分となる。接触確率Aが30%を超える場合、セパレータ2への電解質の染み込みが不十分となり、電気抵抗が増大するおそれがある。
なお、上述したミニリブ2bは一例であって、所要の突刺強度を有していればこれに限らない。
例えば、ミニリブ2bは、異なる複数方向の線状ミニリブが多数条組み合わされていてもよい。この場合、ミニリブ2bは、格子状やクロス状に形成されていてもよい。1.9mm間隔にミニリブが存在する確率が同じで、隣接するミニリブ2b間の距離が1.9mm間隔未満であれば、同一方向に延びたミニリブ2bを多数条形成した場合と同等の突刺強度を得られる。
また、ミニリブ2bは、連続した線状に限らず、断続的な破線状であってもよい。破線状にミニリブ2bが存在している確率(例えば5mm中に1mmの破線がある場合は80%)を、ミニリブ2bが存在する部分で計算される1.9mm間隔のミニリブ存在確率に掛け合わせることで、同じミニリブ存在確率を有する連続した線状のミニリブ2bと、同等の突刺強度を得られる。
また、ミニリブ2bの断面形状は、四角形に限らない。図5は、ミニリブ2bの断面形状の各種例を示す説明図である。
ミニリブ2bの断面形状は、図5(a)に示す高さよりも幅が小さい四角形状、図5(b)に示す台形状、図5(c)に示す半円形状、図5(d)に示す頂面がドーム形状の長方形であってもよい。また、断面形状は、図5(e)に示す頂面がドーム形状のドーム台形状、図5(f)に示す高さ方向の辺が曲線的な台形状、図5(g)に示す頂面の角が面取りされた四角形状であってもよい。なお、ミニリブ成形のための金型の溝に均一に樹脂を入れやすくすることを考慮し、長方形状、台形状、半円形状、またはそれらの組み合わせであることが好ましい。
ミニリブ2bが、リブ間距離Pがリブ高さH方向において一定ではない断面形状(例えば図5(b)の台形状など)を有する場合、リブ間距離Pは、リブ高さHの半分の位置における隣り合うミニリブ2bの対向する面の距離を、リブ間距離P(例えば図5(b)参照)とする。これにより、同じリブ間距離Pを有するリブ高さHが一定の長方形のミニリブと同様の突刺強度の改善効果が得られる。
ミニリブ2bは、リブ高さHの異なる複数の線状ミニリブを有する場合、ミニリブ2bのリブ高さHの平均値が、上述したとおり主リブ2aの高さより低いリブ高さHを有しており、平均値が例えば0.02〜0.20mmであるのが好ましい。高さが均一な線状ミニリブと同等の突刺強度が得られる。隣り合うミニリブ2bの高さHが異なる場合、低いミニリブ2bの高さHの半分の位置での対向する面の距離をリブ間距離Pとする。
以上説明した本実施形態における鉛蓄電池用セパレータ2は、微多孔質フィルムからなる肉薄シートの主リブ2aを形成した主リブ面3aの反対側の面であるミニリブ面3bに、主リブ2aよりも高さの低い線状のミニリブ2bを形成した。これにより、電極群の構成において、鉛棒5の出っ張りが直接セパレータ2のベース部3を強く圧迫することを避けられる。つまり、圧迫力がかかる電極群の構成において、鉛棒の出っ張りは、直接セパレータ2のベース部3に接する前に、ベース部3のミニリブ面3bに均一に設けられたミニリブ2bに接し、ベース部3に直接接しないようになる。よって、鉛棒の出っ張りがセパレータ2を強く圧迫し、セパレータ2に孔を開けることを抑制できるという効果を奏する。すなわち、鉛蓄電池用セパレータ2は、突刺強度が向上(改善)し、短絡が発生しにくい。
次に、本発明の鉛蓄電池用セパレータの実施例について、比較例とともに詳細に説明する。
(実施例1)
熱可塑性樹脂として重量平均分子量500万の超高分子量ポリエチレン樹脂粉末30質量部と、無機粉体として平均粒径15μmのシリカ微粉末70質量部と、可塑剤として鉱物オイルの1種であるパラフィン系オイルと、をミキサで混合した。得られた混合物を、2軸押出機にて加熱溶融混練しながらTダイからシート状に押し出し、両面にリブパターンに応じた溝を有するロールからなる一対の成形ロール間に通して加圧成形した。これにより、シートの一方の面にシートの流れ方向に沿って直線状の所定形状の極板当接用の主リブが、その反対側の面にシートの流れ方向に沿って直線状の所定形状のミニリブが、一体に成形加工された無孔質フィルムを作製した。次いで、連続した無孔質フィルムを、有機溶剤としてn−ヘキサンの液槽中に浸漬状態にて通過させ、パラフィン系オイルの一部を残して抽出除去した。このフィルムを、乾燥炉内を通過させて、総厚0.70mm、ベース部厚さ0.20mmの微多孔質フィルムを作製した。
なお、主リブは、主リブの線方向に対して垂直な断面形状が台形状である。主リブは、主リブ高さ0.30mm、主リブ下底幅0.80mm、主リブ間距離10.0mmである。なお、主リブ下底幅は、ベース部から立ち上がる基端の幅である。主リブ間距離は、隣り合う主リブの対向する面の距離である。ミニリブは、ミニリブの線方向に対して垂直な断面形状が長方形である。ミニリブは、ミニリブ高さ0.20mm、ミニリブ間距離0.53mm、ミニリブ幅0.10mmである。また、接触確率は15%であった。
(実施例2)
ベース部厚さを0.25mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.25mmにする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例3)
ベース部厚さを0.15mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.35mmにする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例4)
ミニリブの線方向を、実施例1のミニリブの方向に対して垂直にする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例5)
ミニリブ幅を0.20mm、ミニリブ間距離を1.06mmとする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。接触確率は15%であった。
(実施例6)
ミニリブ間距離を1.70mm、ミニリブ幅を0.20mmとする以外は、実施例3と同様にしてセパレータを作製した。接触確率は10%であった。
(実施例7)
ミニリブの線方向を、実施例6のミニリブの方向に対して垂直にする以外は、実施例6と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例8)
ミニリブ高さを0.10mm、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.45mmとする以外は、実施例6と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例9)
ミニリブ高さを0.05mm、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.50mmとする以外は、実施例6と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例10)
ミニリブ間距離を0.44mmとする以外は、実施例5と同様にしてセパレータを作製した。接触確率は30%であった。
(実施例11)
ベース部厚さを0.25mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.25mmにする以外は、実施例10と同様にしてセパレータを作製した。
(実施例12)
ベース部厚さを0.15mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.35mmにする以外は、実施例10と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例1)
ミニリブを設けず、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.50mmにする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例2)
ミニリブを設けず、ベース部厚さを0.25mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.45mmにする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例3)
ミニリブを設けず、ベース部厚さを0.15mmとし、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.55mmにする以外は、実施例1と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例4)
ミニリブ高さを0.02mm、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.53mmとする以外は、実施例6と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例5)
ベース部厚さを0.13mm、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.52mmとする以外は、実施例9と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例6)
ミニリブ間距離を1.8mm、ミニリブ幅を0.10mmとする以外は、実施例8と同様にしてセパレータを作製した。接触確率は5%であった。
(比較例7)
ベース部厚さを0.27mmとする以外は、実施例11と同様にしてセパレータを作製した。
(比較例8)
ミニリブ間距離を0.19mmとする以外は、実施例12と同様にしてセパレータを作製した。接触確率は50%であった。
(比較例9)
ベース部厚さを0.13mm、総厚を0.70mmとするために主リブ高さを0.37mmとする以外は、実施例11と同様にしてセパレータを作製した。
次に、上記にて得られた実施例1から12、および比較例1から9の各セパレータについて、以下の方法により、各種特性評価を行った。結果を表1に示す。
〈突刺強度〉
微多孔質フィルムの流れ方向に沿って長さ20mm×幅15mmに裁断して試験片とした。直径6.68mmの穴が開いた試験片固定冶具に試験片を挟み、主リブが形成されていない領域に対応するミニリブ面側より、直径1.9mmの針先が円筒形状の針(鉄棒)を、速度60mm/minの条件で突刺した。試験片が破断した最大荷重を、突刺強度とした。
20個の試験片について測定し、10N以上の強度が出た個数を表1に示す。10個以上を◎、5個以上を○、5個未満を×、として電池組み立て時の突破れ抑止効果を評価した。5個以上が10N以上の強度を有していれば、電池組立時の格子状の極板による突破れの抑制効果が期待できる。
〈電気抵抗〉
セパレータを70mm×70mmの正方形サイズに裁断して試験片とした。電池工業会(Battery Association of Japan)の定める規格であるSBA S0402に準拠した試験装置で、試験片の電気抵抗を測定した。なお、表1には、実施例1の値を100とした場合の相対値を表示した。
実施例1を100%とした場合、110%以内の相対値を有する場合を合格とした。
〈耐酸化寿命〉
50mm×50mmの正方形状の鉛板製の正極および負極を、70mm×70mmの正方形状に裁断したセパレータを挟んで、同心状にかつ正方形状の向きを合わせて積層した。積層した1枚の正極、1枚のセパレータ、1枚の負極からなる電極群に19.6kPa加圧して電槽内に組み込んだ。比重1.300(20度)の希硫酸電解液を1000ml注入し、液温度50±2度で5.0Aの直流定電流を流した。端子電圧が2.6V以下または電圧差が0.2V以上となった時点の通電時間を測定し、耐酸化時間(h)とした。なお、表1には、実施例1の値を100とした場合の相対値を表示した。
実施例1を100%とした場合、90%以上の相対値を有する場合を合格とした。
Figure 2018199300
表1の結果から、以下のことが分かった。
(1)実施例1から3に示すように、接触確率が15%となるミニリブを設けることで、ミニリブを有していない比較例1から3と比べて分かるように、突刺強度が10N以上の個数が18個以上と向上した。これにより、ミニリブを設けたことにより突刺強度が向上し、突破れの抑制効果が期待できる。
(2)実施例4では、ミニリブの線方向がシートの流れ方向に対して垂直な方向であるが、実施例1と同等の突刺強度の向上を確認した。また、実施例7も同様に、実施例6と同等の突刺強度の向上を確認した。これにより、突刺強度は、ミニリブの線方向に依存しないことが確認できた。
(3)実施例5では、実施例1に対してミニリブ幅が大きく、ミニリブ間距離が大きいが、接触確率が実施例1と同等のため、実施例1と同等の突刺強度の向上を確認した。これにより、突刺強度の向上(突破れの抑制効果)は、接触確率に依存することが確認できた。
(4)実施例6では、実施例3に対してミニリブ幅が大きいが、ミニリブ間距離が大きいために接触確率が実施例3の15%から10%へと低下した。しかし、突刺強度の評価において10N以上の強度を有する試験片の個数が13個以上となるため、比較例3に比べて、ミニリブを設けたことによる突刺強度の向上を確認した。
(5)実施例8、9では、接触確率が10%であり、実施例6よりミニリブ高さが低い場合であっても、比較例3に比べて、ミニリブによる突刺強度の向上を確認した。ただし、実施例6に比べてミニリブ高さが減少することで、針の先端がベース部に近くなり、一部の試験片においては突刺強度が小さい物が発生した。
(6)実施例10から12では、接触確率が30%となることで、ベース部厚さ0.15mmから0.25mmの範囲において、安定した突刺強度の向上が見られた。一方で、ベース部厚さの増加に伴い、一部電気抵抗の増加がみられたが、許容範囲内であった。
(7)比較例4では、接触確率が10%を維持しているが、実施例6に比べてミニリブ高さが0.02mmと低いため、針の先端がベース部付近まで接近した。このため、突刺強度の向上は見られなかった。
(8)比較例5では、接触確率が10%を維持している。しかし、ベース部厚さが0.13mmであることに伴うベース部の突刺強度の低下と、ミニリブによる改善効果が相殺する。このため、実施例9に比較して、突刺強度は低下した。またベース部厚さが薄くなることで、耐酸化時間の減少が見られた。
(9)比較例6では、接触確率が5%であるため、実施例8に比較して、ミニリブによる突刺強度の改善効果が十分に得られなかった。
(10)比較例7では、接触確率が30%のため、実施例11と同様に良好な突刺強度を示した。しかし、ベース部厚さを0.27mmと厚くした影響により、電気抵抗の増加が見られた。
(11)比較例8では、接触確率を50%と増加した結果、実施例12に比較して、電解質の染み込みが不十分となり、電気抵抗が増大した。
(12)比較例9では、接触確率が30%のため、ベース部厚さ0.13mmにも関わらず、突刺に対する改善効果が見られた。しかし、実施例11に比較して、ベース部が薄く樹脂量が少ないため、耐酸化寿命が低下した。
1 極板
2 鉛蓄電池用セパレータ(セパレータ)
2a 主リブ
2b ミニリブ
3 ベース部
3a 主リブ面
3b ミニリブ面
5 鉛棒
5a エッジ部
10 針
10a 先端面
101 極板
102 セパレータ
105 鉛棒

Claims (6)

  1. 厚さが0.1〜0.3mmの微多孔質フィルムであるベース部と、
    前記ベース部の一方の面に設けられた複数の主リブと、
    前記ベース部の他方の面に設けられ、前記主リブの高さよりも高さが低い複数のミニリブと、を備え、
    前記複数のミニリブは、隣り合うミニリブの対向する面の距離であるリブ間距離が1.9mm未満となるように線状に設けられることを特徴とする鉛蓄電池用セパレータ。
  2. 前記他方の面側に対して直径1.9mmの先端面を有する針を垂直に突刺す際に、前記針の先端が前記ミニリブに接する確率が10%以上、30%以下であることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用セパレータ。
  3. 前記針が、前記ミニリブに対する接触幅を、一定周期で減少と増加を繰り返しながら変化させている場合において、前記確率は、前記針が前記周期の1周期分移動する間に接する前記ミニリブの幅と、前記針の幅から求められる、前記針に接する前記ミニリブの幅の割合を使うことを特徴とする請求項2に記載の鉛蓄電池用セパレータ。
  4. 前記ミニリブは、0.05〜0.20mmのミニリブ高さを有することを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用セパレータ。
  5. 前記ベース部は、0.15〜0.25mmの厚さを有することを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用セパレータ。
  6. 前記ミニリブは、前記微多孔質フィルム作製時の加圧成形工程のシートの流れ方向に平行な方向に沿って、線状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用セパレータ。
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