JPWO2018189928A1 - 放電装置および電気機器 - Google Patents

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Abstract

活性種の発生効率を向上できる放電装置を提供する。電圧が印加されて放電する放電部(12)は、筐体(20)から突出している。放電部(12)は、気体が流れるダクト内に配置されている。上流支柱(52)は、気体の流れる方向において、放電部(12)よりも上流側に、放電部(12)と重ならずに配置されている。上流支柱(52)は、筐体(20)から放電部(12)よりも大きく突出している。上流支柱(52)は、筐体(20)に接合される根元部(54)を有している。根元部(54)は、ダクト内に配置され気体の流れる方向に見て放電部(12)側に突き出る拡幅部(55)を有している。

Description

本開示は、放電装置および電気機器に関する。本出願は、2017年4月10日に出願した日本特許出願である特願2017−077421号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載された全ての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
従来、室内の空気の浄化、殺菌または消臭などを行なうために、イオン発生装置が利用されている。一般的に、イオン発生装置は、放電によりイオンを発生させる放電電極を備えている。
特開2015−5387号公報(特許文献1)には、放電によりイオンを発生させる針状電極を保護するための電極保護部が、筐体から針状電極の先端よりも突出して設けられ、針状電極の両側で互いに間隔を設けて対向する第1保護部および第2保護部を有することが開示されている。
特開2015−5387号公報
放電によりイオンなどの活性種を発生させる放電装置においては、同じ電圧を印加したときの活性種の発生量を増大させ、活性種の発生効率を向上させることが求められている。
本開示では、活性種の発生効率を向上できる放電装置が提供される。
本開示に従うと、筐体と、電圧が印加されて放電する放電部と、突出部とを備える、放電装置が提供される。放電部は、筐体から突出している。放電部は、気体が流れるダクト内に配置されている。突出部は、気体の流れる方向において、放電部よりも上流側に、放電部と重ならずに配置されている。突出部は、筐体から放電部よりも大きく突出している。突出部は、筐体に接合される根元部を有している。根元部は、ダクト内に配置され気体の流れる方向に見て放電部側に突き出る拡幅部を有している。
上記の放電装置において、放電部は、複数の線状の導電体と、導電体を束ねる基部とを有している。
上記の放電装置において、気体の流れる方向に見たとき、導電体が基部から突出する側の基部の端部と突出部との最短距離は、導電体が基部から突出する長さよりも大きい。
上記の放電装置において、拡幅部は、導電体が基部から突出する側の基部の端部よりも筐体の近くに配置されている。
上記の放電装置において、突出部の表面は、気体の流れる方向の上流側から放電部に向く側にかけて、外向きに凸に湾曲している。
上記の放電装置において、根元部は、気体の流れる方向に見て放電部と逆側に突き出る第2の拡幅部を有している。
上記の放電装置は、気体の流れる方向に見て突出部との間に放電部を介在させて配置され、筐体から放電部よりも大きく突出する、第2の突出部をさらに備えている。
本開示に係る放電装置によれば、活性種の発生効率を向上することができる。
実施の形態に係る放電装置が適用された空気清浄機の構成の概略を示す断面図である。 実施の形態に係る放電装置の斜視図である。 図2に示す放電装置を異なる角度から見た斜視図である。 図2に示す放電装置の平面図である。 図2に示す放電装置の側面図である。 図5に示す放電装置の、放電部付近を拡大して示す側面図である。 図2に示す放電装置の構成を示す回路図である。 図4に示す放電装置の、放電部付近を拡大して示す平面図である。 実施の形態2に係る放電装置の、放電部付近を拡大して示す側面図である。 実施の形態3に係る放電装置の、放電部付近を拡大して示す側面図である。 実施の形態4に係る放電装置の、放電部付近を拡大して示す平面図である。 実施の形態5に係る放電装置の、放電部付近を拡大して示す側面図である。
実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(実施の形態1)
[空気清浄機100]
図1は、実施の形態に係る放電装置10が適用された空気清浄機100の構成の概略を示す断面図である。空気清浄機100は、空気清浄機100の外観を成す外部ケーシング1を備えている。図1中の左側が、空気清浄機100の正面側、または外部ケーシング1の正面側である。図1中の右側が、空気清浄機100の背面側、または外部ケーシング1の背面側である。
外部ケーシング1の内部に、ダクト2が、上下方向に沿って形成されている。図1中に示す白抜き矢印は、ダクト2内を流れる気体、典型的には空気の流れる方向を示す。外部ケーシング1の上部に、第1吹出口3と第2吹出口4が形成されている。第1吹出口3は、外部ケーシング1の上部の前面に形成されている。第2吹出口4は、外部ケーシング1の上部の背面に形成されている。第1吹出口3と第2吹出口4とは、ダクト2の上端に設けられている。第1吹出口3と第2吹出口4とは、ダクト2内の空気の流れ方向における下流端に設けられている。ダクト2は、第1吹出口3および第2吹出口4において、外部ケーシング1の外部へ開口している。
ダクト2の上流端の開口部に、送風装置5が配置されている。送風装置5は、外部ケーシング1の下部に設けられている。送風装置5は、ダクト2の下端の開口部に配置されている。送風装置5は、吸込口6から吸い込まれる気体をダクト2内に送る。送風装置5は、たとえば、クロスフローファンであるが、特にこれに限定されるものではない。
外部ケーシング1の下部の背面に、吸込口6が形成されている。吸込口6には、樹脂製の格子状のグリル7が設けられている。グリル7の内側には、網目状の薄いフィルタ8が貼り付けられている。フィルタ8の奥側(外部ケーシング1の内側)には、ファンガード9が設けられている。ファンガード9は、吸込口6と送風装置5との間に配置されている。ファンガード9は、送風装置5に異物が入り込まないように設けられている。ダクト2の、ダクト2内の空気の流れ方向における上流端は、ファンガード9を介在して、吸込口6と向き合って配置されている。
ダクト2の上下方向における中央部に、放電装置10が設けられている。放電装置10は、ダクト2の上端と下端との間に配置されている。放電装置10は、ダクト2の背面側の壁面に取り付けられている。放電装置10は、ダクト2内の空気の流れ方向における、上流端と下流端との間に配置されていればよく、図1に示すダクト2の背面側の壁面に取り付けられる配置に限られるものではない。放電装置10はたとえば、ダクト2の前面側の壁面に取り付けられていてもよく、ダクト2の側面側の壁面に取り付けられていてもよい。
放電装置10は、詳細を後述する放電部11,12と、筐体20(図2など参照)とを有している。放電装置10の筐体20は、ダクト2の壁面に固定されており、ダクト2の外部に配置されている。放電部11,12は、ダクト2の内部に配置されている。2つの放電部11,12は、ダクト2内の空気の流れる方向と直交する方向(図1中においては紙面奥行方向)に、並んで配置されている。
空気清浄機100の作動時に、送風装置5および放電装置10は、電力の供給を受けて作動する。放電部11,12は、電圧が印加されて放電して、イオン、電子、ラジカル、およびオゾンなどの活性種を発生する。放電部11,12が発生するイオンは、正イオンのみであってもよく、負イオンのみであってもよく、または正イオンと負イオンとの両方でも構わない。
送風装置5が作動することにより、気体が吸込口6から外部ケーシング1の内部に吸い込まれ、ダクト2内に流入する。気体は、ダクト2内を下方から上方へ向かって流れ、放電装置10を通過する。放電装置10で発生した活性種は、気体とともにダクト2の上端に向けて流れ、第1吹出口3および第2吹出口4において、ダクト2から流出して、空気清浄機100の外部に放出される。気体と活性種とは、第1吹出口3から空気清浄機100の正面に向けて放出される。気体と活性種とは、第2吹出口4から空気清浄機100の斜め後ろに向けて放出される。
本実施の形態に係る放電装置10は、空気清浄機100以外の各種の電気機器に適用することが可能である。たとえば、イオン発生機、エアコンディショナ(車両搭載用を含む)、換気装置、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、乾燥機、加湿機、除湿機、ヘアドライヤー、セラミックファンヒータ、または扇風機などに、放電装置10を適用してもよい。
[放電装置10]
図2は、実施の形態に係る放電装置10の斜視図である。図3は、図2に示す放電装置10を異なる角度から見た斜視図である。図4は、図2に示す放電装置10の平面図である。図5は、図2に示す放電装置10の側面図である。
放電装置10は、放電部11,12と、筐体20とを備えている。放電部11,12は、筐体20から突出して設けられている。放電部11,12は、放電部11,12が筐体20から突出する方向に沿って、延在している。
放電部11,12は、複数の線状の導電体15を有している。線状には、糸状、繊維状、針金状が含まれる。導電体15は、導電性の材料で形成されている。導電体15はたとえば、金属、カーボン繊維、導電性繊維、または導電性樹脂製であってもよい。導電体15は、筐体20に近い側の基端部と、筐体20から離れる側の先端部とを有している。複数の導電体15の先端部は、ブラシ状に形成されている。
導電体15の1本当たりの外径は、5μm以上30μm以下である。導電体15の太さを5μm以上にすることにより、導電体15の機械的強度を確保するとともに、導電体15の電気摩耗が抑制されている。導電体15の太さを30μm以下にすることにより、髪の毛のように撓る導電体15が形成され、導電体15の広がりおよび揺れ動きが起こりやすくなる。
導電体15は、たとえば外径7μmのカーボン繊維であってもよく、または、外径12μmもしくは25μmのSUS(ステンレス)製の導電性繊維であってもよい。
放電部11,12は、複数の導電体15を束ねる基部16を有している。基部16は、筒状、典型的には円筒状の外形を有している。基部16は、複数の導電体15の基端部を取り囲んでかしめられており、複数の導電体15を基端部において支持している。基部16は、導電体15の基端部を結束している。
導電体15が基部16から突出する長さが小さいと、導電体15が撓りにくくなり、導電体15の広がりおよび揺れ動きが小さくなる。放電部11,12における放電の効率を向上するために、導電体15が基部16から突出する長さは、3mm以上である。導電体15は、基部16から4.5mm以上突出していてもよい。
放電部11,12は、基部16を支持する支持部17を有している。支持部17は、平板状の形状を有している。支持部17は、図示しない基板に支持されている。支持部17はたとえば、基板に形成された孔に挿通されて、半田を用いて基板に固定されている。放電部11,12は、基板に対して垂直に設けられており、基板に固定されている。基板は、放電部11,12を支持している。放電部11,12は、同じ基板に支持されてもよく、別々の基板に支持されてもよい。放電部11,12の支持部17はいずれも、筒状の基部16に、筐体20の長手方向の端部から離れる側において、接触している。
放電部11,12の長手方向は、放電部11,12が筐体20から突出する方向である。放電部11,12は、筐体20から突出する方向を長手方向とし、複数の線状の導電体15と導電体15を束ねる基部16とを有する、ブラシ状の電極である。
筐体20は、絶縁性の樹脂で形成されている。筐体20は、略直方体状の箱形の外形を有している。筐体20は、図4に示す平面視において略矩形状である。筐体20は、筐体20の表面から突出する角筒状の壁部21を有している。壁部21は、図4に示す平面視において略矩形枠状の形状を有しており、筐体20の長手方向と壁部21の長手方向とが一致している(図4中の左右方向)。放電部11は、筐体20の長手方向の一方端部に配置されている。放電部12は、筐体20の長手方向の他方端部に配置されている。
壁部21によって取り囲まれた空間は、収容部を構成している。収容部には、樹脂22が充填されている。樹脂22としては、たとえば、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの絶縁材料が用いられる。筐体20は、外部接続用のコネクタ23を有している。
樹脂22は、放電部11,12を支持する基板と、基板上に形成された対向電極とを絶縁封止している。対向電極は、放電部11,12との間に電界を形成するための電極である。基板は、筐体20内に配置されている。基板および対向電極は、樹脂22によって全体が覆われており、外部に露出しない構造とされている。放電部11,12は、樹脂22の表面に対して垂直に設けられている。放電部11,12は、樹脂22の表面から突出している。放電部11,12は、筐体20から突出している。
[電極保護部30]
放電装置10は、放電部11,12の先端を保護する電極保護部30を備えている。電極保護部30は、放電装置10の外部の物体が放電部11,12に直接接触することを防止するために、放電部11,12に隣り合って設けられている。電極保護部30は、筐体20と一体に成形されており、筐体20の表面から突出している。電極保護部30は、放電部11,12よりも、筐体20の表面から大きく突出している。電極保護部30は、放電部11に対応する第1保護部31および第2保護部41と、放電部12に対応する第3保護部51および第4保護部61とを有している。
第1保護部31と第2保護部41とは、筐体20の長手方向に並んで、互いに間隔を設けて配置されている。図4中に示す白抜き矢印は、図1と同様の、放電装置10を通過して流れる気体の流れる方向を示す。気体の流れる方向に見て、第1保護部31と第2保護部41との間に、放電部11が介在している。第1保護部31と第2保護部41とは、放電部11を挟んでいる。放電装置10を気体の流れる方向に見たとき、第1保護部31と第2保護部41との間に、放電部11を視認可能である。気体の流れる方向において、放電部11の上流と放電部11の下流には開口が形成されており、放電部11への気体の流れを妨げない構成とされている。
第3保護部51と第4保護部61とは、筐体20の長手方向に並んで、互いに間隔を設けて配置されている。気体の流れる方向に見て、第3保護部51と第4保護部61との間に、放電部12が介在している。第3保護部51と第4保護部61とは、放電部12を挟んでいる。放電装置10を気体の流れる方向に見たとき、第3保護部51と第4保護部61との間に、放電部12を視認可能である。気体の流れる方向において、放電部12の上流と放電部12の下流には開口が形成されており、放電部12への気体の流れを妨げない構成とされている。
放電部11,12の下流に開口が形成されていることにより、放電部11,12に細長い形状の付着物が付着しても、放電部11,12と周辺の構造物とが付着物を介して接触してリークが発生する事態が、抑制されている。そのため放電装置10では、経時に伴う放電性能の低下が抑制されている。電極保護部30が放電部11,12を覆い隠す配置とされていないため、放電部11,12に異物が付着したときには、綿棒などの清掃用具で容易に清掃することが可能とされている。
第1保護部31は、上流支柱32、下流支柱33、および梁部37を有している。上流支柱32および下流支柱33は、筐体20の表面に対して垂直に突出している。上流支柱32および下流支柱33の延びる方向は、放電部11の延びる方向と平行である。上流支柱32は、放電装置10を通過して流れる気体の流れる方向において、放電部11よりも上流に配置されている。下流支柱33は、放電部11よりも気体の流れる方向における下流に配置されている。上流支柱32および下流支柱33は、気体の流れる方向において放電部11と重ならない位置に配置されている。
梁部37は、気体の流れる方向に沿って配置されている。梁部37の、気体の流れる方向における上流端に、上流支柱32の先端が結合している。梁部37の、気体の流れる方向における下流端に、下流支柱33の先端が結合している。上流支柱32および下流支柱33の、筐体20から突出する先端は、放電部11の先端よりも、筐体20からより離れている。
上流支柱32と下流支柱33とは、気体の流れる方向において間隔をあけて配置されている。第1保護部31は、アーチ状に形成されている。筐体20の長手方向(図4,5中の左右方向)に第1保護部31を見て、上流支柱32、下流支柱33および梁部37によって三方を囲われた開口が形成されており、この開口を通して放電部11を視認可能である。
上流支柱32は、根元部34を有している。根元部34は、筐体20に近い側の上流支柱32の端部を構成している。根元部34は、筐体20に接合されている。上流支柱32は、根元部34において、筐体20に接合されている。上流支柱32は、筐体20の壁部21と接合している。下流支柱33も同様に、根元部34を有している。
図4に示すように、上流支柱32は、湾曲面38を有している。湾曲面38は、上流支柱32の表面の、気体の流れる方向の上流側から放電部11に向く側にかけての一部を構成している。湾曲面38は、外向きに凸に湾曲している。
第2保護部41は、第1保護部31と同様の構成を有している。第2保護部41は、上流支柱42、下流支柱43、および梁部47を有しており、アーチ形に形成されている。上流支柱42および下流支柱43は、筐体20に接合される根元部44を有している。上流支柱42は、湾曲面48を有している。
第3保護部51は、第1保護部31と同様の構成を有している。第3保護部51は、上流支柱52、下流支柱53、および梁部57を有しており、アーチ形に形成されている。上流支柱52および下流支柱53は、筐体20に接合される根元部54を有している。上流支柱52は、湾曲面58を有している。
第4保護部61は、第1保護部31と同様の構成を有している。第4保護部61は、上流支柱62、下流支柱63、および梁部67を有しており、アーチ形に形成されている。上流支柱62および下流支柱63は、筐体20に接合される根元部64を有している。上流支柱62は、湾曲面68を有している。
図6は、図5に示す放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す側面図である。図6には、放電部12と、放電部12を間に挟んで配置されている第3保護部51および第4保護部61とを、気体の流れる方向における上流から見た図が示されている。
図6に示すように、第3保護部51の上流支柱52の根元部54は、放電部12側に突き出る拡幅部55を有している。拡幅部55が設けられていることにより、根元部54の放電部12に対向する側の表面は、筐体20の表面に対して垂直な方向に延びておらず、当該垂直な方向に対して傾斜している。根元部54の放電部12に対向する側の表面は、筐体20に近づくにつれて放電部12に近づくように、傾斜している。
根元部54はまた、放電部12と逆側に突き出る拡幅部56を有している。拡幅部56が設けられていることにより、根元部54の放電部12に対向しない側の表面は、筐体20の表面に対して垂直な方向に延びておらず、当該垂直な方向に対して傾斜している。根元部54の放電部12に対向しない側の表面は、筐体20に近づくにつれて放電部12から遠ざかるように、傾斜している。
拡幅部55が形成されていることにより、根元部54は、上流支柱52の根元部54以外の部分よりも、幅が広げられている。根元部54は、気体の流れる方向に見て、台形状の形状を有している。典型的には、拡幅部55,56が形成されていることにより、根元部54は、気体の流れる方向に見て、等脚台形状の形状を有している。気体の流れる方向に見たときの根元部54の幅は、筐体20に近づくにつれて、次第に大きくなっている。気体の流れる方向に見て、根元部54の幅が両側に広げられているので、上流支柱52の強度が向上されている。
放電装置10を空気清浄機100に取り付けた図1に示す配置において、根元部54の拡幅部55,56は、ダクト2の内部に配置されている。
図6および他の図に示される破線で描かれた円は、放電部12の導電体15の可動範囲を示している。当該円は、基部16の、筐体20の表面から離れる側の先端18を中心とし、基部16から突出する導電体15の長さを半径とする円である。基部16の先端18は、基部16から導電体15が突出する側の、基部16の端部である。導電体15が基部16から突出する長さは、基部16および支持部17により構成される構造物が樹脂22の表面から突出する長さよりも、小さくなっている。
根元部54の拡幅部55は、導電体15の可動範囲と干渉しない程度に、放電部12に向かって突出している。具体的には、拡幅部55を含む上流支柱52の全体が、図6中の円で示される導電体15の可動範囲外にある。図6に示すように気体の流れ方向に放電装置10を見たとき、基部16の先端18と上流支柱52との最短距離は、導電体15が基部16から突出する長さよりも、大きくなっている。
これにより、放電部12に電圧が印加されたときに導電体15に電気的な反発力が作用してブラシの先端が開いた形状になっても、導電体15が拡幅部55に接触することを防止できる。導電体15が上流支柱52に接触する接触部において異常放電および電流リークが発生することを防止できるので、活性種の発生効率の低下を確実に抑制することが可能とされている。
基部16の先端18と、拡幅部55,56の筐体20から離れる側の先端(根元部64の先端)とは、筐体20の表面に対して垂直な方向において、略同じ位置に配置されている。筐体20の表面に対して垂直な方向において、基部16の先端18よりも筐体20に近い範囲に、拡幅部55,56が設けられている。拡幅部55,56は、基部16の先端18よりも筐体20の近くに配置されている。
第3保護部51の下流支柱53は、上流支柱52と同様の構成を有している。下流支柱53は、根元部54を有している。下流支柱53の根元部54は、放電部12側に突き出る拡幅部と、放電部12と逆側に突き出る拡幅部とを有している。
第4保護部61は、第3保護部51と同様の構成を有している。第4保護部61の上流支柱62は、根元部64を有している。根元部64は、放電部12側に突き出る拡幅部65と、放電部12と逆側に突き出る拡幅部66とを有している。第4保護部61の下流支柱63は、根元部64を有している。下流支柱63の根元部64は、放電部12側に突き出る拡幅部と、放電部12と逆側に突き出る拡幅部とを有している。
第1保護部31および第2保護部41は、第3保護部51と同様の構成を有している。第1保護部31の上流支柱32と下流支柱33とは、根元部34を有している。第2保護部41の上流支柱42と下流支柱43とは、根元部44を有している。根元部34,44は、放電部11側に突き出る拡幅部と、放電部11と逆側に突き出る拡幅部とを有している。
[電気回路]
図7は、図2に示す放電装置10の構成を示す回路図である。放電装置10は、放電部11,12に加えて、放電部11,12との間に電界を形成する対向電極13,14、電源端子T1、接地端子T2、ダイオード95,96および昇圧トランス94などを備えている。図7に示す回路のうち、放電部11,12以外の構成は、他の図では図示を省略されている。
電源端子T1および接地端子T2には、それぞれ直流電源の正極および負極が接続されている。電源端子T1には直流電源電圧(たとえば+12Vまたは+15V)が印加され、接地端子T2は接地されている。電源端子T1および接地端子T2は、電源回路93を介して、昇圧トランス94に接続されている。
昇圧トランス94は、1次巻線94aおよび2次巻線94bを含んでいる。2次巻線94bの一方端子は対向電極13,14に接続されており、他方端子はダイオード96のアノードおよびダイオード95のカソードに接続されている。ダイオード96のカソードは放電部11に接続されており、ダイオード95のアノードは放電部12に接続されている。
[放電装置10の動作]
次に、放電装置10の動作について説明する。電源端子T1および接地端子T2間に直流電源電圧が印加されると、電源回路93が有しているコンデンサ(不図示)に電荷が充電される。コンデンサに充電された電荷は、昇圧トランス94の1次巻線94aを介して放電され、1次巻線94aにはインパルス電圧が発生する。
1次巻線94aにインパルス電圧が発生すると、2次巻線94bに正および負の高電圧パルスが交互に減衰しながら発生する。正の高電圧パルスはダイオード96を介して放電部11に印加され、負の高電圧パルスはダイオード95を介して放電部12に印加される。これにより、放電部11,12の導電体15でコロナ放電が発生する。
放電部11は、たとえば、正イオンを発生させるための放電電極であってもよい。放電部12は、たとえば、負イオンを発生させるための放電電極であってもよい。放電部11は、高電圧が印加されて放電することにより、正イオンを発生する。放電部12は、高電圧が印加されて放電することにより、負イオンを発生する。
正イオンは、水素イオン(H)の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオンであり、H(HO)(mは0以上の任意の整数)と表わされる。負イオンは、酸素イオン(O )の周囲に複数の水分子がクラスター化したクラスターイオンであり、O (HO)(nは0以上の任意の整数)と表わされる。正イオンおよび負イオンを室内に放出すると、両イオンが空気中を浮遊するカビ菌やウィルスの周りを取り囲み、その表面上で互いに化学反応を起こす。その際に生成される活性種の水酸化ラジカル(・OH)の作用により、浮遊カビ菌などが除去される。
図8は、図4に示す放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す平面図である。図8中に示す矢印は、放電装置10へ流れる気体の流れを示している。
放電部12よりも気体の流れの上流において、第3保護部51の上流支柱52が配置されている。上流支柱52は、筐体20から放電部12よりも大きく突出している。上流支柱52は、放電部12よりも上流側に配置され放電部12よりも筐体20から大きく突出する、本実施の形態の突出部としての機能を有している。上流支柱52の根元部54は、放電部12側に突き出る拡幅部55を有している。この拡幅部55によって、気体の流れが整流され、図8中の湾曲した矢印により示されるように、気体は放電部12へ向かって流れる。根元部54の幅を広げることにより、導電体15の可動範囲に気体を集中して流すことができる。
これにより、放電部12で発生した負イオンを、気体の流れによって効率的に搬送することができる。発生した負イオンを早期に拡散することができるので、正イオンと負イオンとの中和によるイオン濃度の減少を抑制でき、また、発生したイオンがダクト2(図1)の壁面に接触することによるイオン濃度の減少を抑制できる。したがって、本実施の形態の放電装置10によれば、イオンなどの活性種の発生効率を向上することができる。
図6を参照して説明したように、拡幅部55は、基部16の先端18よりも筐体20の近くに配置されている。基部16の先端18よりも筐体20の表面に近い範囲において、図6中に破線の円で示す導電体15の可動範囲と上流支柱52との距離が小さくなっている。これにより、導電体15の可動範囲外に向かって流れ込む気体を、拡幅部55によって整流して、導電体15の可動範囲内に向けて流すことができる。したがって、導電体15の可動範囲に気体を集中して流すことができ、イオンなどの活性種の発生効率を向上することができる。
図8に示すように、上流支柱52は、気体の流れる方向の上流側から放電部12に向く側にかけて、外向きに凸に湾曲する湾曲面58を有している。上流支柱52を面取りして角の無い形状に形成することで、図8中の湾曲した矢印を流路として放電部12へ向かって流れる気体の流れに作用する圧力損失が、低減されている。これにより、より多量の気体を放電部12へ向けて流すことができるので、イオンなどの活性種の発生効率をより向上することができる。
放電部12よりも気体の流れの上流において、第4保護部61の上流支柱62が配置されている。気体の流れる方向に見て、第3保護部51の上流支柱52と第4保護部61の上流支柱62との間に、放電部12が介在している。上流支柱62は、筐体20から放電部12よりも大きく突出している。上流支柱62は、放電部12よりも上流側に配置され放電部12よりも筐体20から大きく突出する、本実施の形態の第2の突出部としての機能を有している。
気体の流れる方向に見て、第3保護部51の上流支柱52と第4保護部61の上流支柱62とを、放電部12を挟むように配置することで、図8中の湾曲した矢印により示されるように、放電部12に対して第3保護部51の設けられた側と第4保護部61の設けられた側との両方から、気体が放電部12へ向かって流れる。これにより、より多量の気体を放電部12へ向けて流すことができるので、イオンなどの活性種の発生効率をより向上することができる。
上流支柱62の根元部64は、放電部12側に突き出る拡幅部65を有している。拡幅部55に加えて、拡幅部65によっても気体の流れが整流されている。これにより、より多量の気体を放電部12へ向けて流すことができるので、イオンなどの活性種の発生効率をさらに向上することができる。
第3保護部51の下流支柱53は、気体の流れる方向に見て、上流支柱52と同一の形状を有している。下流支柱53は根元部54を有しており、根元部54は放電部12側に突き出る拡幅部を有している。第4保護部61の下流支柱63は、気体の流れる方向に見て、上流支柱62と同一の形状を有している。下流支柱63は根元部64を有しており、根元部64は放電部12側に突き出る拡幅部を有している。
気体の流れを整流して、放電部12により多量の気体を流す効果を得るためには、少なくとも第3保護部51の上流支柱52に、放電部12側に突き出る拡幅部55を設ければよく、第4保護部61の上流支柱62にも拡幅部65を設けるとより好適である。放電部12よりも下流に配置された下流支柱53,63は、必ずしも上流支柱52,62と同一の形状を有していなくてもよい。但し、下流支柱53,63を上流支柱52,62と同一の形状にすることで、ダクト2(図1)への放電装置10の取り付け向きを反転することが可能になる。
図1に示す放電装置10を上下反転させた場合には、下流支柱53,63が放電部12よりも気体の流れの上流に配置されることになる。下流支柱53,63に拡幅部を形成しておくことにより、放電装置10を上下反転しても、気体の流れを整流して放電部12に多量の気体を流す効果を、同様に得ることができる。したがって、空気清浄機100の設計の自由度を向上することができる。
(実施の形態2)
図9は、実施の形態2に係る放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す側面図である。実施の形態2では、第3保護部51の上流支柱52の根元部54は、放電部12側に突き出る拡幅部55を有しているが、放電部12と逆側に突き出る拡幅部を有していない。第4保護部61の上流支柱62の根元部64は、放電部12側に突き出る拡幅部65を有しているが、放電部12と逆側に突き出る拡幅部を有していない。
実施の形態1で説明した通り、上流支柱52の根元部54に拡幅部55,56を設けて根元部54の幅を両側に広げることで、上流支柱52の強度を向上することができる。一方、図9に示すように、拡幅部56,66を設けない構成としても、拡幅部55,65によって放電部12に向かって流れる気体の流れを形成することができる。したがって、放電部12に気体を集中して流すことでイオンなどの活性種の発生効率を向上できる効果を、実施の形態1と同様に得ることができる。実施の形態1と比較して、放電部12と逆側に突き出る拡幅部が設けられていないので、電極保護部30の形成に必要な材料を低減でき、放電装置10を軽量化することができる。
(実施の形態3)
図10は、実施の形態3に係る放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す側面図である。実施の形態3では、第3保護部51の上流支柱52には、根元部54に拡幅部55が設けられているのに加えて、上方拡幅部59が設けられている。第4保護部61の上流支柱62には、根元部64に拡幅部65が設けられているのに加えて、上方拡幅部69が設けられている。上方拡幅部59,69は、基部16の先端18よりも筐体20の表面から離れる位置において、放電部12側に突き出している。
上方拡幅部59,69を形成することにより、基部16の先端18よりも筐体20の表面から遠い範囲において、図6中に破線の円で示す導電体15の可動範囲と上流支柱52との距離が小さくなっている。導電体15の可動範囲外に向かって流れ込む気体を、拡幅部55と上方拡幅部59とによって整流して、導電体15の可動範囲内に向けて流すことができる。したがって、導電体15の可動範囲により多量の気体を集中して流すことができ、イオンなどの活性種の発生効率を向上することができる。
(実施の形態4)
図11は、実施の形態4に係る放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す平面図である。実施の形態1〜3では、第3保護部51の梁部57および第4保護部61の梁部67は、筐体20の短手方向に延びている。実施の形態4では、梁部57,67は、筐体20の短手方向に対して傾斜して延びている。具体的には、梁部57は、気体の流れる方向の上流側において梁部67からより遠い位置にあり、気体の流れる方向の下流側において梁部67により近い位置にあるように、傾斜して配置されている。梁部57,67は、気体の流れる方向の上流側において互いの間隔がより大きく、気体の流れる方向の下流側に向かうにつれて互いの間隔が次第に小さくなるように、傾斜して配置されている。
このようにすれば、図11に示すように放電装置10を平面視したときに、梁部57,67は縮小ダクト状の形状を形成することになる。これにより、より多量の気体を放電部12へ向けて流すことができるので、イオンなどの活性種の発生効率をより向上することができる。
上述した通り、拡幅部55は、導電体15の可動範囲外に収まる形状に形成されていればよいため、上流支柱52,62を放電部12からより離れた位置に配置することで、拡幅部55,65が放電部12側に突き出る寸法を増大することが可能である。このようにすれば、さらに多量の気体を放電部12に向けて流すことができる。
(実施の形態5)
図12は、実施の形態5に係る放電装置10の、放電部12付近を拡大して示す側面図である。実施の形態1〜4では、放電部11,12は、線状の導電体15を有するブラシ状の構成である。実施の形態5では、針状電極が放電部12を構成している。実施の形態5の放電部12は、柱状部71と、錘状部72と、尖端部73とを有している。柱状部71は、基板に固定されている。放電部12に高電圧が印加されることにより、尖端部73において放電が発生し、イオンを発生する。
放電部12を針状電極としても、放電部12を間に挟んで配置される第3保護部51および第4保護部61の上流支柱52,62の根元部54,64が、放電部12側に突き出る拡幅部55,65を有する構成とすることで、放電部12に向かって流れる気体の流れを形成できる。したがって、放電部12に気体を集中して流すことでイオンなどの活性種の発生効率を向上できる効果を、実施の形態1と同様に得ることができる。
放電部11,12は、ブラシ状または針状のほか、棒状、線状、繊維状または面状のいずれかの形状の電極を有していてもよい。
以上のように各実施の形態について説明を行なったが、各実施の形態を適宜組み合わせてもよい。また、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 外部ケーシング、2 ダクト、3 第1吹出口、4 第2吹出口、5 送風装置、6 吸込口、7 グリル、8 フィルタ、9 ファンガード、10 放電装置、11,12 放電部、13,14 対向電極、15 導電体、16 基部、17 支持部、18 先端、20 筐体、21 壁部、22 樹脂、23 コネクタ、30 電極保護部、31 第1保護部、32,42,52,62 上流支柱、33,43,53,63 下流支柱、34,44,54,64 根元部、37,47,57,67 梁部、38,48,58,68 湾曲面、41 第2保護部、51 第3保護部、55,56,65,66 拡幅部、59,69 上方拡幅部、61 第4保護部、71 柱状部、72 錘状部、73 尖端部、93 電源回路、100 空気清浄機。

Claims (8)

  1. 筐体と、
    前記筐体から突出し、気体が流れるダクト内に配置され、電圧が印加されて放電する放電部と、
    前記気体の流れる方向において前記放電部よりも上流側に前記放電部と重ならずに配置され、前記筐体から前記放電部よりも大きく突出する突出部とを備え、
    前記突出部は、前記筐体に接合される根元部を有し、
    前記根元部は、前記ダクト内に配置され前記気体の流れる方向に見て前記放電部側に突き出る拡幅部を有する、放電装置。
  2. 前記放電部は、複数の線状の導電体と、前記導電体を束ねる基部とを有する、請求項1に記載の放電装置。
  3. 前記気体の流れる方向に見たとき、前記導電体が前記基部から突出する側の前記基部の端部と前記突出部との最短距離は、前記導電体が前記基部から突出する長さよりも大きい、請求項2に記載の放電装置。
  4. 前記拡幅部は、前記導電体が前記基部から突出する側の前記基部の端部よりも前記筐体の近くに配置されている、請求項2または3に記載の放電装置。
  5. 前記突出部の表面は、前記気体の流れる方向の上流側から前記放電部に向く側にかけて、外向きに凸に湾曲する、請求項1から4のいずれか1項に記載の放電装置。
  6. 前記根元部は、前記気体の流れる方向に見て前記放電部と逆側に突き出る第2の拡幅部を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の放電装置。
  7. 前記気体の流れる方向に見て前記突出部との間に前記放電部を介在させて配置され、前記筐体から前記放電部よりも大きく突出する、第2の突出部をさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の放電装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の放電装置と、
    前記放電装置に気体を送る送風装置とを備える、電気機器。
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