JPWO2018163365A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

冷蔵庫は、開口部を有する断熱箱体と、断熱箱体の開口部を開閉するように設けられている箱状の扉と、を備え、扉は、扉の外周壁を構成する外壁部と、外壁部と対向するように配置され、開口部側の壁部を構成する内壁部と、外壁部と内壁部との間に配置され、内壁部に固定されている補強板と、を有し、内壁部は、内壁部の左右の両端側のそれぞれにおいて、断熱箱体の開口部側へ膨出する膨出部と、内壁部の左右の両端側に設けられた膨出部の間を接続する平板状に形成された平板部と、を有し、補強板は、平板状に形成されており一方の面が外壁部と対向し、他方の面が平板部と対向している平坦部と、平坦部の左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部内へ延びるように形成されている第1側板部と、第1側板部の、平坦部とは反対側の端部から立ち上がり、膨出部内に位置する第2側板部と、を有するものである。

Description

本発明は、冷蔵庫、特に冷蔵庫の扉の構造に関するものである。
従来より、冷蔵庫の設置寸法を拡大することなく、冷蔵庫の内容積を拡大する方法として、冷蔵庫の筐体の一部を構成する断熱材の厚さを薄くする方法がある。しかし、扉の強度は、扉の断熱材の厚さに依存しており、扉の断熱材の厚さを薄くしていくと、扉の強度が低下してしまう。そのため、扉の断熱材の厚さを薄くした冷蔵庫は、扉の開閉動作を繰り返す中で徐々に扉が変形していく恐れがある。扉が変形すると、冷蔵庫には扉のパッキンと冷蔵庫本体との間に隙間が生じ、庫内から庫外への冷気が漏洩し、あるいは、庫外から庫内への熱が侵入するため冷蔵庫の断熱性能を維持することができない。そのため、冷蔵庫の扉が、間隔をあけて配設される外板と内板とで構成され、これらの外板と内板との間に発泡断熱材が充填され、この発泡断熱材に金属製の補強板を埋没させて構成された冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−170870号公報
従来の冷蔵庫では、金属製の補強板の足部と外板のフランジ部とを接触させている構造である。しかし、補強板は、補強板と外板との接触面積が少ないために扉の変形を防ぐ補強としての効果をあまり発揮することができない。そこで、冷蔵庫の扉に必要な強度を保持するために、冷蔵庫の扉の中に設置された金属製の補強板の厚みを変えることが考えられる。しかし、金属製の補強板の厚みが増えれば冷蔵庫の扉が重くなり、冷蔵庫本体のヒンジに変形又は座折が生じる場合がある。さらに、冷蔵庫の扉の重さにより、製造時の扉の組み付けにおいて作業者への負担が増大する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、冷蔵庫の断熱材の構造を薄くしても、扉の内部へ設置する補強板の厚みを増やすことなく、扉の強度を保持した冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、開口部を有する断熱箱体と、断熱箱体の開口部を開閉するように設けられている箱状の扉と、を備え、扉は、扉の外周壁を構成する外壁部と、外壁部と対向するように配置され、開口部側の壁部を構成する内壁部と、外壁部と内壁部との間に配置され、内壁部に固定されている補強板と、を有し、内壁部は、内壁部の左右の両端側のそれぞれにおいて、断熱箱体の開口部側へ膨出する膨出部と、内壁部の左右の両端側に設けられた膨出部の間を接続する平板状に形成された平板部と、を有し、補強板は、平板状に形成されており一方の面が外壁部と対向し、他方の面が平板部と対向している平坦部と、平坦部の左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部内へ延びるように形成されている第1側板部と、第1側板部の、平坦部とは反対側の端部から立ち上がり、膨出部内に位置する第2側板部と、を有するものである。
本発明によれば、扉の内壁部が膨出部を有し、補強板が、平坦部の左右の両端から立ち上がるように折り曲げられて膨出部内へ延びるように形成されている第1側板部と、第1側板部の平坦部とは反対側の端部から立ち上がり、膨出部内に位置する第2側板部と、を有する。冷蔵庫は、補強板が、膨出部に収まりよく収納された第1側板部と第2側板部とを有することで、扉の奥行き方向に複数の折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、扉の強度を向上させることができる。そのため、扉の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫に用いられる冷蔵室扉の分解図である。 図1に示す冷蔵室扉のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室扉に用いられる補強板の正面図である。 図4に示す補強板のC−C線断面図である。 図3に示す冷蔵室扉のB部の概略拡大図である。 冷蔵庫の扉を開放する際に、冷蔵室扉にかかる力の方向を示す図である。 補強板を固定する力の方向を示した比較図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の斜視図である。図1に示すX軸は、冷蔵庫1の幅方向を示し、Y軸は冷蔵庫1の奥行方向を示し、Z軸は冷蔵庫1の上下方向を示すものである。より詳細には、X軸においてX1側を左側、X2側を右側、Y軸においてY1側を前側、Y2側を後側、Z軸においてZ1側を上側、Z2側を下側として冷蔵庫1を説明する。また、明細書中における各構成部材同士の位置関係(例えば、上下関係等)は、原則として、冷蔵庫1を使用可能な状態に設置したときのものである。なお、下記の説明では、冷蔵庫1の幅方向(X軸方向)、奥行方向(Y軸方向)、上下方向(Z軸方向)は、冷蔵室扉9の各方向と一致するものとする。
図1に示す冷蔵庫1は、間冷式の冷蔵庫であり、鋼板製の外箱および樹脂製の内箱から構成される開口部を有する断熱箱体2を備える。断熱箱体2は、外箱と内箱との間に断熱材が発泡充填されて構成される。また、断熱箱体2の内部の収容空間は、複数の貯蔵室に区分けされており、図1に記載のように冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6および野菜室7の5種の貯蔵室が形成されている。冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6および野菜室7は、それぞれ仕切部材によって仕切られて、断熱されている。なお、各貯蔵室の位置は任意であり、例えば冷凍室6の位置に野菜室7が配置されてもよく、野菜室7の位置に冷凍室6が設けられてもよい。また、冷蔵庫1は、冷蔵庫1が備える貯蔵室の種類および数の構成は、これらに限定されるものではなく、1以上の貯蔵室を備えていればよい。
各貯蔵室の内部は、収納する食品及び用途によって異なる温度帯に設定されている。冷蔵室3は、冷蔵温度帯(例えば、約3〜5℃)に設定され、食品などの被冷却物を収納する貯蔵室である。製氷室4は、室内に製氷機が設けられ、その製氷機によって製造された氷を保存する貯蔵室である。切替室5は、用途に応じて温度帯を切り換えることができる貯蔵室である。冷凍室6は、0℃未満の冷凍温度帯(例えば、−18℃以下)に設定され、貯蔵品を冷凍し収納する貯蔵室である。野菜室7は、冷蔵室3よりも設定温度が高い冷蔵温度帯(例えば、約3〜7℃)に設定され、特に野菜を冷蔵するのに適している貯蔵室である。
冷蔵庫1は、断熱箱体2の開口部を開閉するように設けられている箱状の扉を有している。具体的には、冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6および野菜室7の各貯蔵室において、それぞれ冷蔵室扉8および冷蔵室扉9、製氷室扉10、切替室扉11、冷凍室扉12ならびに野菜室扉13が、各貯蔵室の開口部を開閉するように設けられている。これらの扉を開閉することで冷蔵室3、製氷室4、切替室5、冷凍室6および野菜室7の各貯蔵室は外部空間に開放され又は外部空間と遮断される。冷蔵室扉8および冷蔵室扉9は、観音開き式の回転式扉であり、製氷室扉10、切替室扉11、冷凍室扉12および野菜室扉13は引出し式の扉である。なお、冷蔵室3の扉は、観音開き式の扉ではなく、1枚式の回転式扉でもよい。
冷蔵室扉8および冷蔵室扉9について更に詳細に説明する。断熱箱体2には、冷蔵室扉8を開閉自在に軸支するヒンジ14が設けられており、このヒンジ14によって、断熱箱体2と冷蔵室扉8とが接続されている。また、断熱箱体2には、冷蔵室扉9を開閉自在に軸支するヒンジ15が設けられており、このヒンジ15によって、断熱箱体2と冷蔵室扉9とが接続されている。冷蔵室扉8及び冷蔵室扉9は、冷蔵室扉8及び冷蔵室扉9の下部に設けられたハンドル16を引く、又は押すことにより、冷蔵室扉8及び冷蔵室扉9を開閉することができる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫に用いられる冷蔵室扉の分解図である。図3は、図1に示す冷蔵室扉のA−A線断面図である。図2及び図3を用いて冷蔵室3の扉を構成する冷蔵室扉9の構造について説明する。なお、冷蔵室扉8の基本的な構造は冷蔵室扉9と同じであり、冷蔵室扉9の説明は、冷蔵室扉8にも該当するため、冷蔵室扉8についての説明を省略する。冷蔵室扉9は、箱状の扉であり、冷蔵室扉9の外周壁を構成する外壁部18と、外壁部18と対向するように配置され、断熱箱体2の開口部側の壁部を構成する内壁部19と、を有している。また、冷蔵室扉9は、外壁部18と内壁部19との間に配置され、内壁部19に固定されている補強板20を有している。
外壁部18は、外枠材18bと、強化ガラス板18aとを有する。外枠材18bは、樹脂製の枠であり、冷蔵室扉9の正面側から見ると矩形の枠として形成されており、冷蔵室扉9の前後方向(Y軸方向)に厚みを有し、冷蔵室扉9の上下左右の側壁を形成するものである。強化ガラス板18aは、平板状に形成され、例えば、熱強化処理、あるいは、ケミカル強化処理などが施され、傷や衝撃に対しての強化が施されているガラス板材である。強化ガラス板18aには、意匠を施すためにラミネート加工が施されていてもよい。強化ガラス板18aは、外枠材18bに、例えば両面テープを用いて張り付けられて固定されている。なお、外壁部18は、冷蔵室扉9の外周壁を構成するものであればよく、必ずしも上記のように外枠材18bと、強化ガラス板18aとから構成されているものでなくてもよい。例えば、外壁部18は、冷蔵室扉の左右の側壁部もガラス材で構成されるように、強化ガラス板18aの左右の縁部に曲げ加工が施されており、強化ガラス板18aの上縁と下縁とに樹脂部材の上枠と下枠が取り付けられているような構成であってもよい。あるいは、外壁部18は、鋼板製の板金の左右の縁部に曲げ加工が施されており、板金の上下方向から樹脂製の枠がはめ込まれているような構成であってもよい。
内壁部19は、樹脂製の板材である。内壁部19は、内壁部19の左右の両端側のそれぞれにおいて、冷蔵室扉9の上下方向に渡って断熱箱体2の開口部側へ膨出する膨出部19aと、内壁部19の左右の両端側に設けられた膨出部19aの間を接続する平板状に形成された平板部19bとを有する。内壁部19の左右の両端側に設けられた膨出部19aは、平板部19bの左右の両端側から立ち上がるように折り曲げられており、断熱箱体2の開口部側へ延びるように形成されている第1側壁部19a1を有する。平板部19bの左及び右に形成された第1側壁部19a1は、お互いに対向するように形成されている。また、内壁部19の左右の両端側に設けられた膨出部19aのそれぞれは、第1側壁部19a1の、平板部19bとは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、外壁部18と対向するように形成されている第2側壁部19a2を有する。さらに、内壁部19の左右の両端側に設けられた膨出部19aのそれぞれは、第2側壁部19a2の、第1側壁部19a1とは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、外壁部18側に延びるように形成されている第3側壁部19a3を有する。第3側壁部19a3は、第1側壁部19a1と対向するように形成されている。内壁部19の周縁部19cは、外壁部18の周縁部18cと接しており、内壁部19と外壁部18との間には、空間21が形成されている。空間21には、発泡ウレタンなどの発泡断熱材が充填されている。
図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷蔵室扉に用いられる補強板の正面図である。図5は、図4に示す補強板のC−C線断面図である。図3〜図5を参照して、補強板20について説明する。補強板20は、複数の曲げ加工が施されている板金であり、冷蔵室扉9の歪みを抑制することを目的として、例えば、両面テープを用いて内壁部19に固定されている。補強板20は、図3に示すように、平板状に形成されており一方の面が外壁部18と対向し、他方の面が平板部19bと対向している平坦部20aを有する。補強板20の平坦部20aは、図3に示すように、内壁部19の平板部19bと接している。また、補強板20は、図5に示すように、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部19a内へ延びるように形成されている第1側板部20bを有する。第1側板部20bは、膨出部19aの第1側壁部19a1に沿って、第2側壁部19a2側に延びるように形成されている。第1側板部20bは、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。さらに、補強板20は、第1側板部20bの、平坦部20aとは反対側の端部から立ち上がり、膨出部19a内に位置する第2側板部20cを有する。第2側板部20cは、少なくとも一部が第2側壁部19a2と対向するように設けられている。第1側板部20bに接続するそれぞれの第2側板部20cは、互いに離れる方向に向かって延びるように形成されていると共に、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。また、各第2側板部20cは、図4及び図5に示すように、平板状に形成されている。冷蔵室扉9は、補強板20の第2側板部20cと、膨出部19aの第2側壁部19a2との間が離間するように構成されている。
各第2側板部20cには、図4に示すように、補強板20を貫通する複数の孔部25が、冷蔵室扉9の上下方向に渡って1列に形成されている。なお、孔部25は、図4において、長軸が冷蔵室扉9の上下方向となる長孔として記載されているが、孔部25は、貫通孔であればよく、例えば、丸孔、短軸が冷蔵室扉9の上下方向となる長孔、角孔、長角孔等、他の形状の孔であってもよい。また、孔部25は、図4において各第2側板部20cにおいて、冷蔵室扉9の上下方向に渡って1列に形成されている。しかし、孔部25は、冷蔵室扉9の上下方向に渡って1列に形成されているものに限定するものではなく、孔部25は、冷蔵室扉9の上下方向に渡って複数の列に形成されていてもよい。
図6は、図3に示す冷蔵室扉のB部の概略拡大図である。冷蔵室扉9は、箱形状の外壁部18に断熱材が流し込まれ、断熱材が流し込まれた外壁部18に、補強板20が固定された内壁部19が被せられ、外壁部18と内壁部19とが加圧されて一体化させられることで形成されている。このとき断熱材は、孔部25を通過し、外壁部18側から内壁部19側に流れ込む。そして、断熱材は、孔部25を通る矢印Fのように、膨出部19aが形成する空間21a及び内壁部19の第1側壁部19a1と補強板20の第1側板部20bとの間の空間21bにまでいきわたるように充填される。なお、空間21aは、第1側壁部19a1と、第2側壁部19a2と、第3側壁部19a3とで囲まれている空間である。
図7は、冷蔵庫の扉を開放する際に、冷蔵室扉にかかる力の方向を示す図である。ここで、使用者が、冷蔵室扉9を開放する際に、冷蔵室扉9にかかる力について説明する。使用者が、冷蔵室扉9の下部に設けられたハンドル16を引くことにより、冷蔵室扉9を開放することができる。このとき、冷蔵室扉9は、断熱箱体2のヒンジ15と冷蔵室扉9の軸穴部24とを嵌合することで形成された回転軸を起点とし回動する。そして、ハンドル16には、使用者によって冷蔵室扉9を引く力Pがかかり、ハンドル16は、冷蔵室扉9を開放する際に、最も力が加わる部分となる。引く力Pは、冷蔵室扉9の下部に設けられたハンドル16の設置位置を考慮すると、人の手で冷蔵室扉9を開けようとした場合、ハンドル16から冷蔵室扉9の回転軸方向の斜め上方へ力が加わることになる。ここで、図6に戻り、補強板20は、引く力Pに対して、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられた第1側板部20bと、第1側板部20bの端部から立ち上がるように折り曲げられた第2側板部20cとを有している。補強板20が、膨出部19aに収まりよく収納された第1側板部20bと第2側板部20cとを有することで、冷蔵室扉9の奥行き方向に複数の折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。また、補強板20は、第1側板部20bと第2側板部20cとを有することで、冷蔵室扉9を引く力Pに対する断面二次モーメントが大きくなるため曲げ剛性が高まり、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。
図8は、補強板を固定する力の方向を示した比較図である。図8の左図は、補強板20の第2側板部20cに孔部25が形成されていない場合の構成を示す図である。図8の右図は、補強板20の第2側板部20cに孔部25が形成されている構成を示す図である。図8の左図と右図は、補強板20の第2側板部20cに形成された孔部25の有無による補強板20を固定する力の方向を比較したものである。図8の空間21、空間21a、空間21bには断熱材が充填されている。そして、図8で示す矢印は、断熱材から加わる圧力であり、補強板を固定する力である。図8の左図に示すように、第2側板部20cに孔部25が形成されていない場合は、補強板20は、補強板20の表面に対する力P1(圧力及び摩擦力)で抑えられて固定されている。これに対し、図8の右図に示すように、第2側板部20cに孔部25が形成されている場合は、補強板20は、補強板20の表面に対する力P1(圧力及び摩擦力)で抑えられて固定されていると共に、孔部25の縁部に対する力P2(圧力及び摩擦力)で抑えられて固定されている。すなわち、第2側板部20cに孔部25が形成されている場合は、孔部25の縁部に対する力P2(圧力及び摩擦力)が加わることになり、補強板20を固定する力を増加させることができる。
以上のように、冷蔵庫1は、補強板20が、膨出部19aに収まりよく収納された第1側板部20bと第2側板部20cとを有することで、冷蔵室扉9の奥行き方向に複数の折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。また、冷蔵庫1は、補強板20が、第1側板部20bと第2側板部20cとを有することで、冷蔵室扉9を引く力Pに対する断面二次モーメントが大きくなるため曲げ剛性が高まり、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。そのため、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫1を得ることができる。
また、冷蔵庫1は、第2側板部20cに孔部25が形成されていることで、補強板20が、補強板20の表面に対する力P1(圧力及び摩擦力)で抑えられて固定されていると共に、孔部25の縁部に対する力P2(圧力及び摩擦力)で抑えられて固定されている。そのため、冷蔵室扉9は、孔部25の縁部に対する力P2(圧力及び摩擦力)が加わることになり、補強板20を固定する力を増加させることができる。その結果、冷蔵室扉9は、断熱材と補強板との剥離強度が増すことで組立品としての強度が向上する。そのため、冷蔵室扉9は、歪みを軽減することができ、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫1を得ることができる。
また、冷蔵庫1は、第2側板部20cに孔部25が形成されていることで、断熱材を充填させる為の経路を確保することができ、補強板20と内壁部19との間に形成される空間21a及び空間21bに必要な断熱材を行き渡らせることができる。冷蔵庫1は、箱状の冷蔵室扉9の内部空間に断熱材を行き渡らせることができることで、断熱性能を高く保持することができると共に、冷蔵室扉9の歪みを軽減することができ、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度を維持することができる。
また、冷蔵庫1は、冷蔵室扉9が、前記補強板の前記第2側板部と、前記膨出部の前記第2側壁部との間が離間するように構成されている。そのため、第1側板部20bの長さを大きくする必要はなく、冷蔵室扉9の軽量化を図ることができると共に、補強板20にかかる材料費を軽減することができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。図1〜図8の冷蔵庫1と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の補強板の構造だけが異なるものである。
本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の補強板120は、複数の曲げ加工が施されている板金であり、冷蔵室扉9の歪みを抑制することを目的として、例えば、両面テープを用いて内壁部19に固定されている。補強板120は、平板状に形成されており一方の面が外壁部18と対向し、他方の面が平板部19bと対向している平坦部20aを有する。補強板120の平坦部20aは、内壁部19の平板部19bと接している。また、補強板120は、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部19a内へ延びるように形成されている第1側板部20bを有する。第1側板部20bは、膨出部19aの第1側壁部19a1に沿って、第2側壁部19a2側に延びるように形成されている。第1側板部20bは、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。さらに、補強板120は、第1側板部20bの、平坦部20aとは反対側の端部から立ち上がり、膨出部19a内に位置する第2側板部20cを有する。第2側板部20cは、少なくとも一部が第2側壁部19a2と対向するように設けられている。第1側板部20bに接続するそれぞれの第2側板部20cは、互いに離れる方向に向かって延びるように形成されていると共に、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。また、各第2側板部20cは、平板状に形成されている。冷蔵室扉9は、補強板120の第2側板部20cと、膨出部19aの第2側壁部19a2との間が離間するように構成されている。各第2側板部20cには、補強板120を貫通する複数の孔部25が形成されている。
補強板120は、図9に示すように、第2側板部20cの、第1側板部20bとは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、第1側板部20bと対向して外壁部18側に延びるように形成されている前方側縁部20dを更に有する。前方側縁部20dは、第2側板部20cに接続され、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1は、補強板120が、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられた第1側板部20bと、第1側板部20bの端部から立ち上がるように折り曲げられた第2側板部20cと、各第2側板部20cの端部から立ち上がるように折り曲げられた前方側縁部20dとを有している。冷蔵庫1は、補強板120が、前方側縁部20dをさらに有することで、さらに折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。また、冷蔵室扉9を引く力Pに対する断面二次モーメントが大きくなるため曲げ剛性がさらに高まり、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。
実施の形態2に係る冷蔵庫1は、補強板120が、前方側縁部20dをさらに有することで、補強板120の位置を断熱材で固定する力もさらに増加している。その結果、冷蔵室扉9は、断熱材と補強板との剥離強度が増すことで組立品としての強度が向上する。そのため、冷蔵室扉9は、歪みを軽減することができ、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫1を得ることができる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。図1〜図9の冷蔵庫1と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の補強板の構造だけが異なるものである。
本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の補強板220は、複数の曲げ加工が施されている板金であり、冷蔵室扉9の歪みを抑制することを目的として、例えば、両面テープを用いて内壁部19に固定されている。補強板220は、平板状に形成されており一方の面が外壁部18と対向し、他方の面が平板部19bと対向している平坦部20aを有する。補強板220の平坦部20aは、内壁部19の平板部19bと接している。また、補強板220は、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部19a内へ延びるように形成されている第1側板部20bを有する。第1側板部20bは、膨出部19aの第1側壁部19a1に沿って、第2側壁部19a2側に延びるように形成されている。第1側板部20bは、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。さらに、補強板220は、第1側板部20bの、平坦部20aとは反対側の端部から立ち上がり、膨出部19a内に位置する第2側板部20cを有する。第2側板部20cは、少なくとも一部が第2側壁部19a2と対向するように設けられている。第1側板部20bに接続するそれぞれの第2側板部120cは、互いに離れる方向に向かって延びるように形成されていると共に、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。冷蔵室扉9は、補強板220の第2側板部120cと、膨出部19aの第2側壁部19a2との間が離間するように構成されている。
実施の形態1に係る冷蔵庫1の補強板20の第2側板部20cは、平板状に形成されていたが、実施の形態3に係る冷蔵庫1の補強板220は、第2側板部120cが、外壁部18側に突出するように折り曲げられて山折り形状に形成されている。各第2側板部120cには、補強板220を貫通する複数の孔部25が形成されている。
以上のように、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1は、補強板220が、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられた第1側板部20bと、第1側板部20bの端部から立ち上がるように折り曲げられた第2側板部120cと有している。また、補強板220は、第2側板部120cが外壁部18側に突出するように山折り形状に形成されている。そのため、補強板220は、さらに折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。また、冷蔵庫1は、冷蔵室扉9を引く力Pに対する断面二次モーメントが大きくなるため曲げ剛性がさらに高まり、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。そのため、扉の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫を得ることができる。
また、実施の形態3に係る冷蔵庫1は、補強板220が、山折り形状に形成された第2側板部120cを有することで、補強板220の位置を断熱材で固定する力もさらに増加している。その結果、冷蔵室扉9は、断熱材と補強板との剥離強度が増すことで組立品としての強度が向上する。そのため、冷蔵室扉9は、歪みを軽減することができ、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫1を得ることができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の冷蔵室扉の部分断面図である。図1〜図10の冷蔵庫1と同一の構成を有する部位には同一の符号を付してその説明を省略する。本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の補強板の構造が異なると共に、内壁部に補強板を固定する溝部分を設けたものである。
内壁部19は、内壁部19の両端側の膨出部19aと周縁部19cとの間に溝部19dを有している。溝部19dは、開口が外壁部18側に向いており、冷蔵室扉9の上下方向に渡って断熱箱体2の開口部側へ凹むように形成されている。溝部19dは、膨出部19aの第3側壁部19a3と接続するように形成されている。
本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の補強板320は、複数の曲げ加工が施されている板金であり、冷蔵室扉9の歪みを抑制することを目的として、内壁部19に固定されている。補強板320は、平板状に形成されており一方の面が外壁部18と対向し、他方の面が平板部19bと対向している平坦部20aを有する。補強板320の平坦部20aは、内壁部19の平板部19bと接している。また、補強板320は、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、膨出部19a内へ延びるように形成されている第1側板部20bを有する。第1側板部20bは、膨出部19aの第1側壁部19a1に沿って、第2側壁部19a2側に延びるように形成されている。第1側板部20bは、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。さらに、補強板320は、第1側板部20bの、平坦部20aとは反対側の端部から立ち上がり、膨出部19a内に位置する第2側板部20cを有する。第2側板部20cは、少なくとも一部が第2側壁部19a2と対向するように設けられている。第1側板部20bに接続するそれぞれの第2側板部20cは、互いに離れる方向に向かって延びるように形成されていると共に、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。また、各第2側板部20cは、平板状に形成されている。冷蔵室扉9は、補強板320の第2側板部20cと、膨出部19aの第2側壁部19a2との間が離間するように構成されている。各第2側板部20cには、補強板320を貫通する複数の孔部25が形成されている。
補強板320は、図11に示すように、第2側板部20cの、第1側板部20bとは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、断熱箱体2の開口部側に延びるように形成されている後方側縁部20eを更に有する。後方側縁部20eは、第2側板部20cに接続され、冷蔵室扉9の上下方向に渡って形成されている。後方側縁部20eの先端部20e1が溝部19dに挿入されることにより、補強板320は、内壁部19に固定される。
以上のように、本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫1は、補強板320が、引く力Pに対して、平坦部20aの左右の両端から立ち上がるように折り曲げられた第1側板部20bと、第1側板部20bの端部から立ち上がるように折り曲げられた第2側板部20cと、各第2側板部20cから立ち上がるように折り曲げられた後方側縁部20eとを有している。冷蔵庫1は、補強板320が、後方側縁部20eをさらに有することで、さらに折り曲げられた形状を有しており、この折り曲げられた形状を有することで、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。また、冷蔵室扉9を引く力Pに対する断面二次モーメントが大きくなるため曲げ剛性がさらに高まり、冷蔵室扉9の強度を向上させることができる。
また、実施の形態4に係る冷蔵庫1は、補強板320が、後方側縁部20eをさらに有することで、補強板320の位置を断熱材で固定する力もさらに増加している。その結果、冷蔵室扉9は、断熱材と補強板との剥離強度が増すことで組立品としての強度が向上する。そのため、冷蔵室扉9は、歪みを軽減することができ、冷蔵室扉9の断熱材を薄くしても扉の強度が低下しない冷蔵庫1を得ることができる。
また、実施の形態4に係る冷蔵庫1は、内壁部19に溝部19dを有し、先端部20e1を溝部19dに挿入することで補強板20を内壁部19に固定するため、補強板20と内壁部19とを固定する両面テープの使用を削減することができる。そのため、冷蔵庫1は、冷蔵室扉9の製造に必要な材料費を削減することができる。
また、実施の形態4に係る冷蔵庫1は、内壁部19に溝部19dを有し、先端部20e1を溝部19dに挿入することで補強板20を内壁部19に固定するため、補強板20と内壁部19との組立時の位置決めが容易となる。そのため、冷蔵庫1は、補強板20と内壁部19との組立時の作業者の作業性の向上を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態は、上記実施の形態1〜4に限定されず、種々の変更を加えることができる。例えば、上記の実施の形態1〜4では、冷蔵室扉9について説明したが、この構造は、冷凍室扉、野菜室扉等の各貯蔵室の扉に適用することができる。また、補強板20と内壁部19との固定について両面テープを用いた固定について説明したが、両面テープの代わりに、例えば、熱可塑性接着剤(ホットメルト)を使用するなど他の接着手段を用いてもよい。また、本発明を上記の実施の形態1〜4に分けて説明したが、本発明はこれらの実施の形態1〜4を直接組み合わせてもよい。
1 冷蔵庫、2 断熱箱体、3 冷蔵室、4 製氷室、5 切替室、6 冷凍室、7 野菜室、8 冷蔵室扉、9 冷蔵室扉、10 製氷室扉、11 切替室扉、12 冷凍室扉、13 野菜室扉、14 ヒンジ、15 ヒンジ、16 ハンドル、18 外壁部、18a 強化ガラス板、18b 外枠材、18c 周縁部、19 内壁部、19a 膨出部、19a1 第1側壁部、19a2 第2側壁部、19a3 第3側壁部、19b 平板部、19c 周縁部、19d 溝部、20 補強板、20a 平坦部、20b 第1側板部、20c 第2側板部、20d 前方側縁部、20e 後方側縁部、20e1 先端部、21 空間、21a 空間、21b 空間、24 軸穴部、25 孔部、120 補強板、120c 第2側板部、220 補強板、320 補強板。

Claims (7)

  1. 開口部を有する断熱箱体と、
    前記断熱箱体の開口部を開閉するように設けられている箱状の扉と、
    を備え、
    前記扉は、
    前記扉の外周壁を構成する外壁部と、
    前記外壁部と対向するように配置され、前記開口部側の壁部を構成する内壁部と、
    前記外壁部と前記内壁部との間に配置され、前記内壁部に固定されている補強板と、
    を有し、
    前記内壁部は、
    前記内壁部の左右の両端側のそれぞれにおいて、前記断熱箱体の前記開口部側へ膨出する膨出部と、
    前記内壁部の左右の両端側に設けられた前記膨出部の間を接続する平板状に形成された平板部と、
    を有し、
    前記補強板は、
    平板状に形成されており一方の面が前記外壁部と対向し、他方の面が前記平板部と対向している平坦部と、
    前記平坦部の左右の両端から立ち上がるように折り曲げられており、前記膨出部内へ延びるように形成されている第1側板部と、
    前記第1側板部の、前記平坦部とは反対側の端部から立ち上がり、前記膨出部内に位置する第2側板部と、
    を有する冷蔵庫。
  2. 前記膨出部は、
    前記平板部の左右の両端側から立ち上がるように折り曲げられており、前記断熱箱体の前記開口部側へ延びるように形成されている第1側壁部と、
    前記第1側壁部の、前記平板部とは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、前記外壁部と対向するように形成されている第2側壁部と、
    前記第2側壁部の、前記第1側壁部とは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、前記外壁部側に延びるように形成されている第3側壁部と、
    を有し、
    前記補強板の前記第1側板部は、前記第1側壁部に沿って、前記第2側壁部側に延びるように形成されており、前記第2側板部は、少なくとも一部が前記第2側壁部と対向するように設けられている請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉は、前記補強板の前記第2側板部と、前記膨出部の前記第2側壁部との間が離間している請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2側板部には、前記補強板を貫通する複数の孔部が前記扉の上下方向に渡って形成されている請求項2又は3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第2側板部が、前記外壁部側に突出するように折り曲げられて山折り形状に形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記補強板は、
    前記第2側板部の、前記第1側板部とは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、前記第1側板部と対向して前記外壁部側に延びるように形成されている前方側縁部を更に有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記内壁部は、
    前記膨出部と前記内壁部の周縁部との間に前記断熱箱体の前記開口部側へ凹むように形成された溝部を更に有し、
    前記補強板は、
    前記第2側板部の、前記第1側板部とは反対側の端部から立ち上がるように折り曲げられ、前記断熱箱体の前記開口部側に延びるように形成されている後方側縁部を更に有し、
    前記後方側縁部の先端部が、前記溝部に挿入されることにより前記補強板が、前記内壁部に固定されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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