JPWO2018159097A1 - インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018159097A1
JPWO2018159097A1 JP2019502479A JP2019502479A JPWO2018159097A1 JP WO2018159097 A1 JPWO2018159097 A1 JP WO2018159097A1 JP 2019502479 A JP2019502479 A JP 2019502479A JP 2019502479 A JP2019502479 A JP 2019502479A JP WO2018159097 A1 JPWO2018159097 A1 JP WO2018159097A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
control unit
image
test chart
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019502479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7017160B2 (ja
Inventor
裕貴 富田
裕貴 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Publication of JPWO2018159097A1 publication Critical patent/JPWO2018159097A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7017160B2 publication Critical patent/JP7017160B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

インクジェット記録装置は、インクジェットヘッドと、画像読取部と、制御部と、を備えている。画像読取部は、インクジェットヘッドの解像度よりも粗い分解能を有し、インクジェットヘッドによって記録媒体に形成された画像を読み取る。制御部は、インクジェットヘッドを制御し、通常の画像形成を規定枚数行った後に、複数のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートを1枚の記録媒体に形成させる。

Description

本発明は、インクジェットヘッドのノズルの不良検出を行うインクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法に関する。
インクジェット記録装置は、インクジェットヘッドに設けたノズルからインク滴を吐出することで用紙等の記録媒体に画像を形成(記録)している。しかしながら、インクジェット記録装置は、インクジェットヘッドのノズル内への空気混入やノズル付近への紙粉等の異物が付着等により、ノズルの吐出不良が発生するおそれがあった。
このようなノズルの吐出不良を検出するために、例えば、特許文献1に記載されたような技術が開示されている。この特許文献1に記載された技術では、用紙の一部分にテストパターンを形成し、このテストパターンをスキャナ部で読み取ることで、ノズルの吐出不良を検出している。
特開2004−9474号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、用紙にテストチャートを印字する余白がない場合、インクジェットヘッドの不良検出を行うことができない、という問題を有していた。さらに、特許文献1に記載された技術では、テストパターンを形成する領域が狭いため、インクジェットヘッド全体の吐出不良を検出することはできるが、インクジェットヘッド内のどのノズルに吐出不良が発生しているのかを正確に検出することが困難である、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、インクジェットヘッド内にどのノズルに吐出不良が発生しているのかを正確に検出することができるインクジェットヘッド記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明のインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドと、画像読取部と、制御部と、を備えている。インクジェットヘッドは、記録媒体にインクを吐出する複数のノズルを有し、記録媒体に画像を形成する。画像読取部は、インクジェットヘッドの解像度よりも粗い分解能を有し、インクジェットヘッドによって記録媒体に形成された画像を読み取る。制御部は、インクジェットヘッド及び画像読取部の制御を行う。また、制御部は、インクジェットヘッドを制御し、通常の画像形成を規定枚数行った後に、複数のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートを1枚の記録媒体に形成させる。
また、本発明のインクジェット記録装置の制御方法は、以下(1)から(2)に示す工程を含んでいる。
(1)制御部がインクジェットヘッドを制御し、複数のノズルからインクを記録媒体に向けて吐出させて画像を形成する工程。
(2)通常の画像形成を規定枚数行った後に、制御部がインクジェットヘッドを制御し、複数のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートを1枚の記録媒体に形成する工程。
上記構成のインクジェットヘッド記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法によれば、インクジェットヘッド内にどのノズルに吐出不良が発生しているのかを正確に検出することができる。
本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置を示す全体構成図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるヘッドユニットを記録媒体側から見た状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における操作表示部に表示される表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置におけるテストチャートの一例を示すもので、図5Aはテストチャート全体を示す説明図、図5Bはテストチャートの一部を拡大して示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第1の動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第1の動作例を示すフローチャートである。 吐出不良検出動作の第1の動作例の際に操作表示部に表示される表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第2の動作例を示すフローチャートである。 吐出不良検出動作の第2の動作例の際に操作表示部に表示される表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第3の動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第3の動作例を示すフローチャートである。 吐出不良検出動作の第3の動作例の際に操作表示部に表示される表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第4の動作例を示す説明図である。 本発明の実施の形態例に係るインクジェット記録装置における吐出不良検出動作の第4の動作例を示すフローチャートである。 吐出不良検出動作の第4の動作例の際に操作表示部に表示される表示例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態例について、図1〜図16を参照して説明する。なお、各図において共通する部材には、同一の符号を付している。
1.実施の形態例
1−1.インクジェット記録装置の構成例
まず、本発明の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるインクジェット記録装置の構成例について図1を参照して説明する。
図1は、インクジェット記録装置の全体構成を示す概略構成図である。
図1に示すインクジェット記録装置1は、インクジェットヘッドに設けたノズルからインクを吐出することで用紙に画像を形成(記録)するものである。このインクジェット記録装置1は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のインクを重ね合わせるカラーインクジェット記録装置である。
インクジェット記録装置1は、給紙部10と、画像形成部20と、排紙部30と、制御部40とを有している。そして、インクジェット記録装置1は、外部装置2(図3参照)から入力された画像データを用紙Pに形成する。
給紙部10は、給紙トレー11と、用紙供給部12とを有している。給紙トレー11は、記録媒体の一例を示す用紙Pを載置可能に設けられた板状の部材である。給紙トレー11は、載置された用紙Pの枚数に応じて上下方向に移動可能に設けられている。そして、給紙トレー11に載置された複数の用紙Pのうち上下方向の最上部の用紙Pは、用紙供給部12により搬送される位置で保持される。
用紙供給部12は、複数(本例では、2つ)のローラ121、122と、搬送ベルト123とを有している。搬送ベルト123は、長手方向の両端が接続された無端状に形成されている。搬送ベルト123は、ローラ121、122に張架されている。そして、ローラ121、122のうち一方のローラが回転駆動することで、搬送ベルト123は、2つのローラ121、122の間を循環移動する。これにより、搬送ベルト123に載置された用紙Pが搬送される。
また、用紙供給部12は、ローラ121、122を回転駆動する不図示の駆動部や、給紙トレー11に載置された最上部の用紙Pを搬送ベルト123に受け渡す供給装置を有している。そして、用紙供給部12は、搬送ベルト123に載置された用紙Pを画像形成部20に向けて搬送し、画像形成部20に給紙する。
画像形成部20は、画像形成ドラム21と、受け渡しユニット22と、加熱部23と、ヘッドユニット24と、定着部25と、画像読取部26と、用紙排出部27と、用紙反転部28とを有している。
画像形成ドラム21は、円筒状に形成されている。画像形成ドラム21は、不図示の駆動モータにより反時計回りに回転する。画像形成ドラム21の外周面には、給紙部10から供給された用紙Pが担持される。そして、画像形成ドラム21は、回転駆動することで用紙Pを排紙部30に向けて搬送する。また、画像形成ドラム21の外周面には、加熱部23、ヘッドユニット24、定着部25及び画像読取部26が対向して配置されている。
受け渡しユニット22は、給紙部10の用紙供給部12と画像形成ドラム21との間に介在する位置に設けられている。受け渡しユニット22は、爪部221と、円筒状の受け渡しドラム222等を有している。爪部221は、用紙供給部12により搬送された用紙Pの一端を担持する。受け渡しドラム222は、爪部221に担持された用紙Pを画像形成ドラム21に向けて誘導する。これにより、用紙Pは、受け渡しユニット22を介して用紙供給部12から画像形成ドラム21の外周面に受け渡される。
受け渡しドラム222における用紙Pの搬送方向の下流側には、加熱部23が配置されている。加熱部23は、例えば電熱線等を有し、通電に応じて発熱する。加熱部23は、制御部40による制御により、画像形成ドラム21に担持されて加熱部23の近傍を通過する用紙Pが所定の温度となるように発熱を行う。
また、加熱部23の近傍には、不図示の温度センサーが設けられている。温度センサーは、加熱部23付近の温度を検知する。そして、制御部40は、温度センサーが検知した温度情報に基づいて、加熱部23の温度を制御する。
加熱部23における用紙Pの搬送方向の下流側には、ヘッドユニット24が設けられている。ヘッドユニット24は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)に応じて4つ設けられている。4つのヘッドユニット24は、用紙Pの搬送方向に対して上流側から、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順に配置されている。
ヘッドユニット24は、用紙Pの搬送方向と直交する方向(幅方向)において用紙Pの全体を覆う長さ(幅)に設定されている。すなわち、インクジェット記録装置1は、ワンパス方式のラインヘッド型インクジェット記録装置である。4つのヘッドユニット24は、それぞれ吐出するインクの色が異なるのみで、互いに同一の構成を有している。
図2は、ヘッドユニット24を用紙側から見た状態を示す平面図である。
図2に示すように、ヘッドユニット24は、複数(本例では、16個)のインクジェットヘッド242を有している。そして、2つのインクジェットヘッド242が1組となって、1つのインクジェットモジュール243を構成している。そのため、本例のヘッドユニット24には、8つのインクジェットモジュール243が設けられている。
8つのインクジェットモジュール243は、用紙Pの搬送方向に沿って2列並べられている。そして、一列のインクジェットモジュール243は、用紙Pの搬送方向と直交する方向(幅方向)に沿って4つ並べて配置されている。また、8つのインクジェットモジュール243は、2列のインクジェットモジュール243が用紙Pの搬送方向に沿って互い違いの千鳥状に配置されている。
なお、インクジェットモジュール243の数及び配置は、上述したものに限定されるものではなく、6つ又は10つ以上のインクジェットモジュール243を配置してもよい。
また、インクジェットヘッド242は、複数のノズル244を有している。そして、インクジェットヘッド242は、ノズル244からインクを用紙Pに向けて吐出する。これにより、画像形成ドラム21に担持された用紙Pに画像が形成される。
4つのヘッドユニット24における搬送方向の下流側には、定着部25が配置されている。定着部25としては、例えば、低圧水銀ランプ等の紫外線を照射する蛍光管が適用される。そして、定着部25は、紫外線を画像形成ドラム21により搬送された用紙Pに向けて照射し、用紙P状に吐出されたインクを硬化させる。これにより、定着部25は、用紙Pに形成された画像を定着させる。
紫外線を発する蛍光管としては、低圧水銀ランプの他、数百Pa〜1MPa程度の動作圧力を有する水銀ランプ、殺菌灯として利用可能な光源、冷陰極管、紫外線レーザー光源、メタルハライドランプ、発光ダイオードなどが挙げられる。これらの中で、紫外線をより高照度で照射可能であって消費電力の少ない光源(例えば発光ダイオード等)がより望ましい。
なお、定着部25としては紫外線を照射するものに限定されるものではなく、インクの性質に応じてインクを硬化させる性質を有するエネルギー線を照射するものであればよく、光源もエネルギー線の波長などに応じて置換される。また、定着部25としては、紫外線等の光を照射するものに限定されるものではない。定着部としては、例えば、用紙に熱を与えることでインクを乾燥されたり、インクに化学的な変化を起こさせる液体を付与させたりするもの等その他各種の方法を適用できるものである。
また、定着部25における搬送方向の下流側には、画像読取部26が配置されている。画像読取部26は、複数の検出素子が用紙Pの搬送方向と直交する方向(幅方向)に沿って並べられたインラインセンサで構成されており、ヘッドユニット24及び定着部25により用紙Pに形成された画像を読み取る。読み取った画像のデータは、制御部40に送られる。なお、画像読取部26を構成する検出素子の間隔は、インクジェットヘッド242のノズル244の間隔よりも広く設定されている。すなわち、画像読取部26の分解能は、ヘッドユニット24の解像度よりも粗く設定されている。
また、画像読取部26の搬送方向の下流側には、用紙排出部27と、用紙反転部28が設けられている。用紙排出部27は、画像形成ドラム21により搬送された用紙Pを排紙部30に向けて搬送する。
用紙排出部27は、円筒状の分離ドラム271と、排出ベルト272とを有している。分離ドラム271は、画像形成ドラム21に担持された用紙Pを画像形成ドラム21の外周面から分離させる。そして、分離ドラム271は、用紙Pを排出ベルト272又は用紙反転部28に用紙Pを誘導する。
分離ドラム271は、片面画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Pを排出ベルト272に誘導する。また、分離ドラム271は、片面画像形成におけるフェースダウン排紙及び両面画像形成を行う場合に、用紙Pを用紙反転部28に誘導する。
排出ベルト272は、用紙供給部12の搬送ベルト123と同様に、無端状に形成されている。排出ベルト272は、複数のローラにより回転可能に支持されている。排出ベルト272は、分離ドラム271による受け渡された用紙Pを排紙部30に送り出す。
用紙反転部28は、複数の反転ローラ281、282と、反転ベルト283とを有している。フェースダウン排紙を行う場合、用紙反転部28は、分離ドラム271により誘導された用紙Pの表裏を反転し、用紙排出部27に搬送する。これにより、用紙Pは、用紙排出部27による画像が形成された面が上下方向の下方を向いた状態で排紙部30に搬送される。
また、両面画像形成を行う場合、用紙反転部28は、分離ドラム271により誘導された用紙Pの表裏を反転し、再び画像形成ドラム21の外周面に搬送する。これにより、用紙Pは、画像形成ドラム21により搬送され、再び加熱部23、ヘッドユニット24、定着部25及び画像読取部26を通過する。
排紙部30は、用紙排出部27により画像形成部20から送り出された用紙Pを格納する。排紙部30は、平板状の排紙トレー31を有している。そして、排紙部30は、排紙トレー31上に画像が形成された用紙Pを載置する。
1−2.制御系の構成例
次に、インクジェット記録装置1の制御系の構成について図3を参照して説明する。
図3は、インクジェット記録装置1の制御系の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、インクジェット記録装置1は、制御部40を備えている。制御部40は、例えばCPU(Central Processing Unit)41と、CPU41の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)42と、CPU41が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)43と、を有する。さらに、制御部40は、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)等からなる記憶部44を有している。記憶部44には、画像読取部26が読み取った画像のデータ、ノズル244の吐出不良を検出するためのテストチャート80(図5A参照)や、ノズル244の吐出不良検出動作を行うための情報が格納される。
また、インクジェット記録装置1は、画像形成ドラム21、用紙排出部27や用紙反転部28等の搬送系の駆動を行う搬送駆動部51と、操作表示部52と、入出力インターフェース53とを有している。
制御部40のCPU41は、加熱部23、ヘッドユニット24、定着部25、画像読取部26、RAM42、ROM43、記憶部44にそれぞれシステムバス54を介して接続され、装置全体を制御する。また、CPU41は、搬送駆動部51、操作表示部52、入出力インターフェース53にそれぞれシステムバス54を介して接続されている。
操作表示部52は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部52は、ユーザに対する指示メニュー、ノズル244の吐出検出動作に関する情報や取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部52は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。
入出力インターフェース53は、PC(パーソナルコンピュータ)や、ファクシミリ装置等の外部装置2に接続されている。そして、入出力インターフェース53は、外部装置2から画像データを受信する。入出力インターフェース53は、受信した画像データを制御部40に出力する。そして、制御部40は、入出力インターフェース53から受信した画像データを画像処理する。また、制御部40は、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。
また、ヘッドユニット24は、制御部40によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙P上に所定の画像を形成する。具体的には、ヘッドユニット24は、ヘッド駆動部241を駆動することで、インクジェットヘッド242からインクを所定の位置に吐出させる。
ヘッドユニット24により用紙Pに形成された画像は、画像読取部26によって読み取られ、その画像データが制御部40に送られる。また、ノズル244の吐出不良動作を行う際、制御部40は、画像読取部26から送られた画像データに基づいて吐出不良が生じているノズル244を判別する。そして、制御部40は、例えば、吐出不良が発生したノズル244に隣接するノズル244からのインクの吐出量を増やすことで、ヘッドユニット24の補正処理を行う。
1−3.操作表示部に表示される表示例
次に、操作表示部52に表示される表示例について図4を参照して説明する。
図4は、操作表示部52に表示される表示例を示す説明図である。なお、図4には、ノズル244の吐出不良検出動作を行う際に表示される表示例を示す。
図4に示すように、操作表示部52には、テストチャート80(図5A)の印刷(形成)動作を挿入するか否かを入力するテストチャート挿入メニュー522と、ノズル244の吐出不良(ノズル欠)を検知した際の動作を入力するノズル欠対応メニュー523が表示される。
テストチャート挿入メニュー522には、挿入を行わないオフボタン522aと、挿入を行う間隔ボタン522b及び自動ボタン522dからなるラジオボタンと、プルダウンメニュー522cがグラフィカルユーザインターフェースとして表示される。
プルダウンメニュー522cには、テストチャート80を挿入する間隔(規定枚数)を選択するための数字が表示される。プルダウンメニュー522cは、間隔ボタン522bが選択された際に入力される。自動ボタン522dが選択された場合、テストチャート80を挿入する間隔が制御部40によって自動で設定又はユーザが任意に設定することができる。
ノズル欠対応メニュー523には、一時停止ボタン523aと、継続ボタン523bからなるラジオボタンが表示される。一時停止ボタン523aが選択された場合、ノズル244の吐出不良を検知した場合、制御部40は、インクジェット記録装置1の動作を停止させる。また、継続ボタン523bが選択された場合、制御部40は、ノズル244の吐出不良を検知した場合でも、インクジェット記録装置1における画像形成動作を継続させる。
ノズル244の吐出不良検出動作を行う際に表示される操作表示部52に表示される表示例は、図4に示すものに限定されるものではない。操作表示部52に表示される表示例としては、例えば、テストチャート80を挿入する間隔(規定枚数)をユーザが任意に入力するための0〜9までの数字や、吐出不良が発生したノズル244の位置を示す情報等その他各種の表示例を適用できるものである。
また、図4に示す表示例は、操作表示部52以外に外部装置2の表示部に表示させてもよい。
1−4.テストチャート
次に、ノズルの吐出不良動作の際に形成されるテストチャート80を図5A及び図5Bを参照して説明する。
図5Aは、テストチャート80を示す説明図、図5Bは図5Aに示す範囲Sを拡大して示す説明図である。
図5Aに示すように、テストチャート80は、1枚の用紙P全体に形成される。テストチャート80は、用紙Pの搬送方向の上流側から第1チャート群81Yと、第2チャート群81Mと、第3チャート群81Cと、第4チャート群81Bkとを有している。
第1チャート群81Yは、4つのヘッドユニット24のうちイエロー(Y)のインクを吐出するヘッドユニット24によって形成される。また、第2チャート群81Mは、4つのヘッドユニット24のうちマゼンダ(M)のインクを吐出するヘッドユニット24によって形成される。第3チャート群81Cは、4つのヘッドユニット24のうちシアン(C)のインクを吐出するヘッドユニット24によって形成される。第4チャート群81Bkは、4つのヘッドユニット24のうちブラック(Bk)のインクを吐出するヘッドユニット24によって形成される。
第1チャート群81Y、第2チャート群81M、第3チャート群81C、第4チャート群81Bkは、それぞれ複数(本例では8つ)のテストパターン81を有している。すなわち、テストパターン81は、ヘッドユニット24に設けられたインクジェットモジュール243と同じ数だけ形成される。8つのテストパターン81は、8つのインクジェットモジュール243におけるヘッドユニット24に配置された位置と対応して形成されている。すなわち、8つのテストパターン81は、2列のテストパターン81が用紙Pの搬送方向に沿って互い違い千鳥状に配置されている。
また、テストパターン81における用紙Pの先端側が、インクジェットモジュール243を構成する2つのインクジェットヘッド242のうち用紙Pの搬送方向の上流側に配置されたインクジェットヘッド242が対応している。そして、テストパターン81における用紙Pの後端側が、インクジェットモジュール243を構成する2つのインクジェットヘッド242のうち用紙Pの搬送方向の下流側に配置されたインクジェットヘッド242が対応している。
このように、1枚の用紙P全体にテストチャート80を形成することで、吐出不良が発生したノズル244を有するインクジェットヘッド242を容易に検出することができる。さらに、ヘッドユニット24の解像度よりも粗い分解能を有する画像読取部26を用いてもノズル244の吐出不良を正確に検出することができる。これにより、画像読取部26の分解能を向上させる必要がなくなる。
また、図5Bに示すように、テストパターン81は、複数のパターン線81aにより形成されている。複数のパターン線81aの位置は、インクジェットヘッド242に設けた複数のノズル244を設けた位置に対応している。そのため、パターン線81aに抜けT1が発生した場合、この抜けT1に対応する位置のノズル244に吐出不良が発生していると判断することができる。これにより、吐出不良が発生したノズル244の位置を正確に検出することができる。
ここで、吐出不良の例としてノズル抜けを挙げたが、これに限定されるものではない、吐出不良としては、例えば、インクの理想的な着弾位置から幅方向に着弾がずれる吐出曲がりや、電気的な信号が正常に伝わらなかったり、インクジェットヘッド242のノズル244が制御信号に対して想定通りに反応したかったりすることによる吐出タイミングが遅れる吐出遅延等が挙げられる。さらに、吐出不良としては、これらの正常にインクが吐出できていない複数の現象を含めてもよい。
2.吐出不良検出動作
2−1.第1の動作例
次に、上述した構成を有するインクジェット記録装置1におけるノズルの吐出不良検出の第1の動作例について図6〜図8を参照して説明する。
図6は、ノズルの吐出不良検出の第1の動作例を示す説明図、図7は、ノズルの吐出不良検出の第1の動作例を示すフローチャート、図8は、ノズルの吐出不良検出の第1の動作例における操作表示部52に表示される表示例を示している。
図6に示すように、ノズルの吐出不良検出の第1の動作例は、通常の画像形成を規定枚数(図6に示す例では、20枚)行った後に、テストチャート80を1枚の用紙Pに形成する動作である。また、この第1の動作例では、テストチャート80の形成動作を一定の間隔(20枚)で行っている。そして、第1の動作例では、ノズル244の吐出不良を検出しても、所定のジョブが終了又はユーザからジョブの終了指示が入力されるまで画像形成処理を継続するものである。
まず、図7に示すように、ユーザは、操作表示部52を介して不良検出設定を行う(ステップS11)。具体的には、図8に示すように、ユーザは、操作表示部52におけるテストチャート挿入メニュー522の間隔ボタン522bを入力する。また、ユーザは、プルダウンメニュー522cを操作することで、テストチャート80を挿入する間隔を設定する。この第1の動作例では、テストチャート80を挿入する間隔(規定枚数)として、「20」が選択されている。これにより、通常の画像形成処理を20枚行った後に、テストチャート80の形成処理が行われる。また、ユーザは、ノズル欠対応メニュー523の継続ボタン523bを選択する。そして、ユーザが入力した不良検出設定は、記憶部44に格納される。
なお、ステップS11における不良検出設定は、外部装置2の入力部を用いて入力してもよい。
不良検出設定動作が完了すると、ユーザは、操作表示部52又は外部装置2に設けたスタートボタンを押下する。これにより、制御部40は、制御部40は、予め入力された画像形成処理情報(ジョブ情報)に基づいて、所定の画像を用紙Pに形成する動作を開始する。まず、制御部40は、装置全体を制御し、通常の画像を用紙Pに形成する(ステップS12)。そして、制御部40は、搬送駆動部51を制御し、画像が形成された用紙Pを排紙部30に排出する(ステップS13)。
このとき、制御部40は、通常画像を形成した用紙Pの枚数をカウントし、記憶部44に格納する。また、記憶部44には、テストチャートを挿入する枚数をカウントするテストチャート挿入カウンタと、予め設定されたジョブの枚数をカウントするジョブ枚数カウンタが設けられている。すなわち、制御部40は、テストチャート挿入カウンタとジョブ枚数カウンタの両方の値を「1」増やす。
次に、制御部40は、通常画像を形成した用紙Pの枚数がステップS11で設定した規定枚数に達したか否かを判断する(ステップS14)。すなわち、制御部40は、記憶部44に格納したカウンタのうち、テストチャート挿入カウンタの値が、規定枚数に達したか否かを判断する。
ステップS14の処理において、規定枚数に達したと判断した場合(ステップS14のYES判定)、制御部40は、ヘッドユニット24を制御し、テストチャート80を1枚の用紙P全体に形成する(ステップS15)。また、制御部40は、テストチャート挿入カウンタの値を「0」にする。
なお、テストチャート挿入カウンタを加算処理する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ステップS11で設定された規定枚数をテストチャート挿入カウンタに設定し、通常画像が形成される度に、テストチャート挿入カウンタを減算処理してもよい。
次に、用紙Pに形成されたテストチャート80を画像読取部26が読み取る。そして、画像読取部26は、画像データを制御部40に出力する。制御部40は、画像読取部26から送られた画像データに基づいてノズル244の吐出不良を検出する。制御部40は、吐出不良を検出した場合、吐出不良が発生したノズル244に隣接するノズル244からのインクの吐出量を増やすことで、ヘッドユニット24の補正処理を行う(ステップS16)。また、制御部40は、操作表示部52に吐出不良に関する情報、例えば、吐出不良が発生したノズル244、インクジェットヘッド242やヘッドユニット24等を表示させてもよい。
上述したように、テストチャート80を1枚の用紙P全体に形成することで、吐出不良が発生したノズル244の位置や吐出不良の度合(図5Bに示す抜けT1の大きさ)を正確に検出することができる。これにより、ステップS16における補正処理の精度を向上させることができる。
そして、制御部40は、搬送駆動部51を制御し、テストチャート80が形成された用紙Pを排紙部30に排出する(ステップS17)。これにより、ユーザは、テストチャート80を視認することで、ノズル244の吐出不良の有無を確認することができる。そして、ユーザは、テストチャート80に抜けT1(図5B参照)や画像不良が発生していると判断した場合、例えば、排紙部30の排紙トレー31に載置された用紙Pのうちテストチャート80が形成された用紙Pの前後の用紙Pの画像の状態を判断して良否判定を行うこともできる。
さらに、ユーザは、テストチャート80が形成された用紙Pの状態を判断することで、ジョブを継続させるか否かを操作表示部52又は外部装置2を介して制御部40に指示を行うことができる。なお、第1の動作例では、ユーザがテストチャート80の状態を確認している間も、インクジェット記録装置1におけるジョブの処理、すなわち画像形成処理が継続して行われている。そのため、インクジェット記録装置1におけるジョブの処理速度が低下することを防ぐことができる。
また、ステップS14の処理において、規定枚数に達していないと判断した場合(ステップS14のNO判定)、制御部40は、処理をステップS18に移行させる。
次に、制御部40は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS18)。具体的には、制御部40は、ジョブ枚数カウンタの値が予め入力された画像形成処理情報(ジョブ情報)の枚数に達したか、又はステップS17の処理の後にユーザから、ジョブの終了指示が入力されたかを判断する。
ステップS18の処理において、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS18のNO判定)、制御部40は、ステップS12の処理に戻り、ジョブを継続させる。また、ステップS18の処理において、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS18のYES判定)、制御部40は、インクジェット記録装置1における画像形成処理を終了させる。このような工程を行うことにより、インクジェット記録装置1におけるノズルの吐出不良検出の第1の動作が完了する。
2−2.第2の動作例
次に、ノズルの吐出不良検出の第2の動作例について図9及び図10を参照して説明する。
図9は、ノズルの吐出不良検出の第2の動作例を示すフローチャート、図10は、ノズルの吐出不良検出の第2の動作例における操作表示部52に表示される表示例を示している。
この第2の動作例は、テストチャート80を形成した際に、インクジェット記録装置1の動作を一時停止するものである。そのため、第1の動作例と同一の処理については、説明を省略する。
まず、図9に示すように、ユーザは、操作表示部52を介して不良検出設定を行う(ステップS21)。具体的には、図10に示すように、ユーザは、第1の動作例と同様に、テストチャート挿入メニュー522の間隔ボタン522bを入力すると共に、プルダウンメニュー522cを操作して、テストチャート80を挿入する間隔を設定する。そして、ユーザは、ノズル欠対応メニュー523の一時停止ボタン523aを選択する。この不良検出設定は、記憶部44に格納される。
次に、制御部40は、装置全体を制御し、通常の画像を用紙Pに形成する(ステップS22)。そして、制御部40は、搬送駆動部51を制御し、画像が形成された用紙Pを排紙部30に排出する(ステップS23)。
次に、制御部40は、通常画像を形成した用紙Pの枚数が規定枚数に達したか否かを判断する(ステップS24)。ステップS24の処理において、規定枚数に達したと判断した場合(ステップS24のYES判定)、制御部40は、ヘッドユニット24を制御し、テストチャート80を形成する(ステップS25)。
次に、テストチャート80を画像読取部26で読み取り、補正が必要な場合は補正処理を行う(ステップS26)。そして、テストチャート80が形成された用紙Pを排出する(ステップS27)。
次に、制御部40は、インクジェット記録装置1におけるジョブの処理を一時停止し、操作表示部52に処理選択画面を表示させる(ステップS28)。そして、ユーザは、用紙Pに形成されたテストチャート80の状態を判断する。例えば、テストチャート80に生じた抜けT1(図5B参照)の大きさや数等によりノズル244の吐出不良状態を確認する。ユーザは、用紙Pに形成されたテストチャート80の状態に基づいてステップS26の補正処理では不十分であると判断した場合、ジョブの終了指示を操作表示部52又は外部装置2を介して入力する。
また、ステップS24の処理において、規定枚数に達していないと判断した場合(ステップS24のNO判定)、制御部40は、処理をステップS29に移行させる。
ステップS28の処理においてユーザから指示が入力されると、制御部40は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS29)。ステップS29の処理において、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS29のNO判定)、制御部40は、ステップS22の処理に戻り、ジョブを継続させる。また、ステップS29の処理において、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS29のYES判定)、制御部40は、インクジェット記録装置1における画像形成処理を終了させる。これにより、インクジェット記録装置1におけるノズル244の吐出不良検出の第2の動作が完了する。
なお、ステップS28における装置の一時停止及び処理選択画面を表示させる処理は、テストチャート80を形成する毎に行うものに限定されるものではない。例えば、吐出不良のノズル244の数や、吐出不良の度合(図5Bに示す抜けT1の大きさ)が閾値を超えた際に、ステップS28における一時停止及び処理選択画面を表示させる処理を行うようにしてもよい。これにより、インクジェット記録装置1におけるジョブの処理速度が低下することを防ぐことができる。
2−3.第3の動作例
次に、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例について図11〜図13を参照して説明する。
図11は、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例を示す説明図、図12は、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例を示すフローチャート、図13は、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例における操作表示部52に表示される表示例を示している。
上述した第1の動作例及び第2の動作例では、テストチャート80を一定の間隔で形成する例を説明したが、これに限定されるものではなく、テストチャート80を形成する間隔をジョブの中で変えてもよい。
ここで、吐出不良の原因の一つは、インクに含まれる気泡が大きくなることで発生する。そのため、インクが貯留されたタンクからノズル244までのインクが流れる流路には、インクに含まれる気泡を除去する脱気装置が設けられている。また、インクジェット記録装置1は、インクジェットヘッド242とタンクの間でインクを循環させることで、インクに含まれる気泡を、脱気装置を用いて除去している。
しかしながら、インクの循環動作が一定時間行われないと、インクに含まれる気泡が大きくなり、ノズル244の吐出不良が発生し易くなる。そのため、図11に示すように、ジョブを開始する際、最初にテストチャート80を形成する間隔(10枚)を、それ以降にテストチャート80を形成する間隔(20枚、40枚)を短くすることが好ましい。これにより、テストチャート80が形成される用紙Pの枚数を減らすことができる。また、テストチャート80を形成する間隔は、通常画像の枚数の増加に伴って長くしてもよい(20枚から40枚)。
テストチャート80を形成する間隔の変更は、ユーザが行ってもよく、あるいは制御部40が行ってもよい。なお、第3の動作例では、ユーザがテストチャート80を形成する間隔、すなわちテストチャート80の間に形成される通常画像の規定枚数の変更をユーザが行う例について説明する。なお、第1の動作例及び第2の動作例と同一の処理については、説明を省略する。
まず、図12に示すように、ユーザは、操作表示部52を介して不良検出設定を行う(ステップS31)。具体的には、図13に示すように、ユーザは、テストチャート挿入メニュー522の自動ボタン522dを選択する。また、ユーザは、第2の動作例と同様に、ノズル欠対応メニュー523の一時停止ボタン523aを選択する。この不良検出設定は、記憶部44に格納される。
次に、制御部40は、装置全体を制御し、通常の画像を用紙Pに形成する(ステップS32)。そして、制御部40は、搬送駆動部51を制御し、画像が形成された用紙Pを排紙部30に排出する(ステップS33)。
次に、制御部40は、通常画像を形成した用紙Pの枚数が規定枚数に達したか否かを判断する(ステップS34)。ステップS34の処理において、規定枚数に達したと判断した場合(ステップS34のYES判定)、制御部40は、ヘッドユニット24を制御し、テストチャート80を形成する(ステップS35)。
次に、テストチャート80を画像読取部26で読み取り、補正が必要な場合は補正処理を行う(ステップS36)。そして、テストチャート80が形成された用紙Pを排出する(ステップS37)。
次に、制御部40は、インクジェット記録装置1におけるジョブの処理を一時停止し、操作表示部52に処理選択画面を表示させる(ステップS38)。ステップS38の処理で表示される処理選択画面には、ユーザに規定枚数を変更するか否かの情報が表示される。そして、ユーザは、テストチャート80の状態を判断し、テストチャート80を挿入する規定枚数の変更や、ジョブの終了指示又は継続指示等の情報を入力する。
ユーザは、例えば、テストチャート80の状態を判断し、吐出不良が発生したノズル244の数が少なく、度合が小さい場合、テストチャート80を形成するまでの通常画像の規定枚数を多くし、テストチャート80を形成する間隔を長くする。または、吐出不良が発生したノズル244の数が多く、度合が大きい場合、テストチャート80を形成するまでの通常画像の規定枚数を少なくし、テストチャート80を形成する間隔を短くする。
次に、制御部40は、規定枚数が更新されたか否かを判断する(ステップS39)。制御部40は、ユーザがテストチャート80を挿入する間隔である規定枚数の変更することを入力したか否かを判断する。ステップS39の処理において、規定枚数が更新されたと判断した場合(ステップS39のYES判定)、制御部40は、規定枚数を更新する(ステップS41)。そして、制御部40は、ステップS32の処理に戻り、ジョブを継続させる。
また、ステップS39の処理において、規定枚数が更新されていないと判断した場合(ステップS39のNO判定)、制御部40は、処理をステップS42に移行させる。
なお、ステップS34の処理において、規定枚数に達していないと判断した場合(ステップS34のNO判定)、制御部40は、処理をステップS42に移行させる。
制御部40は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS42)。ステップS42の処理において、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS42のNO判定)、制御部40は、ステップS32の処理に戻り、ジョブを継続させる。また、ステップS42の処理において、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS42のYES判定)、制御部40は、インクジェット記録装置1における画像形成処理を終了させる。これにより、インクジェット記録装置1におけるノズル244の吐出不良検出の第3の動作が完了する。
2−4.第4の動作例
次に、ノズルの吐出不良検出の第4の動作例について図14〜図16を参照して説明する。
図14は、ノズルの吐出不良検出の第4の動作例を示す説明図、図15は、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例を示すフローチャート、図16は、ノズルの吐出不良検出の第3の動作例における操作表示部52に表示される表示例を示している。
ここで、流路を流れるインクの気泡を除去する脱気装置は、経年劣化によるポンプの能力が低下したり、気泡を排出するための経路が詰まったりすることで、常に同じ効果を発揮できるとは限らない。さらに、流路のインクに含まれる空気含有量の変化により、脱気装置で除去できる気泡の量が変化する。これらにより、吐出不良の発生頻度が変化するため、テストチャート80を形成する間隔の変更は、吐出不良の状態に応じて変更することが好ましい。
例えば、テストチャート80の状態に基づいて、吐出不良が発生したノズル244の数が、一定期間無かった場合、脱気装置の脱気動作が十分に行われていると判断することができる。そのため、図14に示すように、吐出不良が発生したノズル244の数の増加が、一定期間無かった場合、テストチャート80を形成する間隔を長くしてもよい(例えば、10枚から50枚)。
また、テストチャート80の状態に基づいて、吐出不良が発生したノズル244の数の増加がする傾向の場合、脱気装置の脱気動作が十分に行われていないと判断することができる。この場合には、テストチャート80を形成する間隔を短くすることが好ましい。
第4の動作例では、テストチャート80を形成する間隔、すなわちテストチャート80の間に形成される通常画像の規定枚数の変更をテストチャート80の状態に基づいて、制御部40が行う例について説明する。なお、第1の動作例、第2の動作例及び第3の動作例と同一の処理については、説明を省略する。
まず、図15に示すように、ユーザは、操作表示部52を介して不良検出設定を行う(ステップS51)。具体的には、図16に示すように、ユーザは、テストチャート挿入メニュー522の自動ボタン522dを選択する。また、ユーザは、第1の動作例と同様に、ノズル欠対応メニュー523の継続ボタン523bを選択する。この不良検出設定は、記憶部44に格納される。
また、制御部40は、記憶部44に規定枚数の変更を判定する閾値を格納している。なお、閾値としては、ノズル244の不良検出の検出結果において不良なしとなった回数の閾値となる第1閾値と、ノズル244の不良検出の検出結果において不良ありとなった回数の閾値となる第2閾値がある。なお、第1閾値と第2閾値は、同じ回数でもよく、第1閾値と第2閾値を異なる回数に設定してもよい。
次に、制御部40は、装置全体を制御し、通常の画像を用紙Pに形成する(ステップS52)。そして、制御部40は、搬送駆動部51を制御し、画像が形成された用紙Pを排紙部30に排出する(ステップS53)。
次に、制御部40は、通常画像を形成した用紙Pの枚数が規定枚数に達したか否かを判断する(ステップS54)。ステップS54の処理において、規定枚数に達したと判断した場合(ステップS54のYES判定)、制御部40は、ヘッドユニット24を制御し、テストチャート80を形成する(ステップS55)。
次に、テストチャート80を画像読取部26で読み取り、補正が必要な場合は補正処理を行う(ステップS56)。また、制御部40は、画像読取部26から送られた画像データに基づいて吐出不良が生じているノズル244の有無を判別する。制御部40は、吐出不良を検出した場合、吐出不良が発生したノズル244に隣接するノズル244からのインクの吐出量を増やすことで、ヘッドユニット24の補正処理を行う。さらに、制御部40は、記憶部44に不良検出に関する情報、例えば、吐出不良が発生したノズル244の数、吐出不良の度合、吐出不良を検出した時間等を格納する。
そして、テストチャート80が形成された用紙Pを排出する(ステップS57)。
次に、制御部40は、記憶部44に格納した不良検出に関する情報に基づいて、吐出不良なしの履歴(回数)が一定期間(第1閾値)以上あるか否かを判断する(ステップS58)。ステップS58の処理において、不良なしの履歴が一定期間以上あると判断した場合(ステップS58のYES判定)、制御部40は、規定枚数を増加させ、増加させた規定枚数を記憶部に格納する(ステップS59)。そして、制御部40は、ステップS52の処理に戻り、ジョブを継続させる。
また、ステップS58の処理において、不良なしの履歴が一定期間未満であると判断した場合(ステップS58のNO判定)、制御部40は、記憶部44に格納した不良検出に関する情報に基づいて、吐出不良ありの履歴(回数)が一定期間(第2閾値)以上あるか否かを判断する(ステップS61)。ステップS61の処理において、不良ありの履歴が一定期間以上あると判断した場合(ステップS61のYES判定)、制御部40は、規定枚数を減少させ、現状させた規定枚数を記憶部に格納する(ステップS61)。そして、制御部40は、ステップS52の処理に戻り、ジョブを継続させる。
また、ステップS61処理において、不良ありの履歴が一定期間未満であると判断した場合(ステップS61のNO判定)、制御部40は、テストチャート80を形成する間隔、すなわち規定枚数の変更を行わず、処理をステップS63に移行させる。
なお、ステップS54の処理において、規定枚数に達していないと判断した場合(ステップS54のNO判定)、制御部40は、処理をステップS63に移行させる。
制御部40は、ジョブが終了したか否かを判断する(ステップS63)。ステップS63の処理において、ジョブが終了していないと判断した場合(ステップS63のNO判定)、制御部40は、ステップS52の処理に戻り、ジョブを継続させる。また、ステップS63の処理において、ジョブが終了したと判断した場合(ステップS63のYES判定)、制御部40は、インクジェット記録装置1における画像形成処理を終了させる。これにより、インクジェット記録装置1におけるノズル244の吐出不良検出の第4の動作が完了する。
また、図15に示す第4の動作例では、吐出不良なしの回数が閾値を超えた場合に規定枚数を増加させる処理(ステップS58とステップS59)と、吐出不良ありの回数が閾値を超えた場合に規定枚数を減少させる処理(ステップS61とステップS62)の両方を行う例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、吐出不良なしの回数が閾値を超えた場合に規定枚数を増加させる処理(ステップS58とステップS59)と、吐出不良ありの回数が閾値を超えた場合に規定枚数を減少させる処理(ステップS61とステップS62)のうちいずれか一方の処理だけを行ってもよい。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、上述した実施の形態例では、記録媒体として用紙を用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、記録媒体としては、例えば、布帛、プラスチックフィルム、ガラス板等その他各種の記録媒体を適用できるものである。
1…インクジェット記録装置、 2…外部装置、 10…給紙部、 11…給紙トレー、 12…用紙供給部、 20…画像形成部、 21…画像形成ドラム、 23…加熱部、 24…ヘッドユニット、 25…定着部、 26…画像読取部、 27…用紙排出部、 28…用紙反転部、 30…排紙部、 31…排紙トレー、 40…制御部、 41…CPU、 42…RAM、 43…ROM、 44…記憶部、 51…搬送駆動部、 52…操作表示部、 53…入出力インターフェース、 54…システムバス、 80…テストチャート、 81Y…第1チャート群、 81M…第2チャート群、 81C…第3チャート群、 81Bk…第4チャート群、 81…テストパターン、 81a…パターン線、 242…インクジェットヘッド、 243…インクジェットモジュール、 244…ノズル、 P…用紙(記録媒体)

Claims (9)

  1. 記録媒体にインクを吐出する複数のノズルを有し、前記記録媒体に画像を形成するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドの解像度よりも粗い分解能を有し、前記インクジェットヘッドによって前記記録媒体に形成された画像を読み取る画像読取部と、
    前記インクジェットヘッド及び前記画像読取部の制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記インクジェットヘッドを制御し、通常の画像形成を規定枚数行った後に、前記複数のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートを1枚の前記記録媒体に形成させる
    インクジェット記録装置。
  2. 前記規定枚数は、変更可能に構成されている
    請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御部は、画像形成処理を開始する際、最初に前記テストチャートが形成されるまでの規定枚数を、それ以降に前記テストチャートが形成されるまでの規定枚数よりも少なく設定する
    請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御部は、前記画像読取部が読み取った前記テストチャートの画像データに基づいて、前記複数のノズルの吐出不良を検出する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御部は、前記複数のノズルの吐出不良の検出結果に基づいて、前記インクジェットヘッドの補正処理を行う
    請求項4記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御部は、前記複数のノズルの吐出不良の検出結果に基づいて、前記規定枚数の変更を行う
    請求項4又は5記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記制御部は、前記規定枚数の変更を判定する閾値を有し、
    前記複数のノズルの吐出不良の検出結果において吐出不良なしと判定した回数が前記閾値以上である場合に前記規定枚数を増加させる処理と、前記複数のノズルの吐出不良の検出結果において吐出不良ありと判定した回数が前記閾値以上である場合に前記規定枚数を減少させる処理とのいずれか一方の処理を行う、または両方の処理を行う
    請求項6記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記複数のノズルの吐出不良を検出した際に、前記インクジェットヘッドによる画像形成動作を停止させる
    請求項4〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 制御部がインクジェットヘッドを制御し、複数のノズルからインクを記録媒体に向けて吐出させて画像を形成する工程と、
    通常の画像形成を規定枚数行った後に、前記制御部が前記インクジェットヘッドを制御し、前記複数のノズルの吐出不良を検出するためのテストチャートを1枚の前記記録媒体に形成する工程と、
    を含むインクジェット記録装置の制御方法。
JP2019502479A 2017-02-28 2018-01-05 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法 Active JP7017160B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017035803 2017-02-28
JP2017035803 2017-02-28
PCT/JP2018/000076 WO2018159097A1 (ja) 2017-02-28 2018-01-05 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018159097A1 true JPWO2018159097A1 (ja) 2019-12-19
JP7017160B2 JP7017160B2 (ja) 2022-02-08

Family

ID=63370390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019502479A Active JP7017160B2 (ja) 2017-02-28 2018-01-05 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7017160B2 (ja)
WO (1) WO2018159097A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392333B2 (ja) 2019-08-29 2023-12-06 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成方法
JP2024018543A (ja) 2022-07-29 2024-02-08 ブラザー工業株式会社 コントローラ、画像形成システム、吐出不良ノズル検出方法、及び記憶媒体

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274317A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Brother Ind Ltd 記録装置
JP2011161823A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Fujifilm Corp 画像処理方法、画像記録方法及び画像処理装置並びに画像記録装置
JP2014012358A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Canon Inc インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2014100854A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Fujifilm Corp 画像形成装置及び方法、並びに補正値算出方法
JP2015182337A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、制御方法、及び、プリントシステム
JP2015223723A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 富士フイルム株式会社 インクジェット記録装置及びイジェクタの異常検出方法
JP2016163968A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2016203383A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 キヤノン株式会社 制御装置、制御方法、および制御プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9713931B2 (en) * 2013-12-26 2017-07-25 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
US9533491B1 (en) * 2015-10-28 2017-01-03 Xerox Corporation Print head jet maintenance

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009274317A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Brother Ind Ltd 記録装置
JP2011161823A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Fujifilm Corp 画像処理方法、画像記録方法及び画像処理装置並びに画像記録装置
JP2014012358A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Canon Inc インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2014100854A (ja) * 2012-11-20 2014-06-05 Fujifilm Corp 画像形成装置及び方法、並びに補正値算出方法
JP2015182337A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、制御方法、及び、プリントシステム
JP2015223723A (ja) * 2014-05-26 2015-12-14 富士フイルム株式会社 インクジェット記録装置及びイジェクタの異常検出方法
JP2016163968A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2016203383A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 キヤノン株式会社 制御装置、制御方法、および制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7017160B2 (ja) 2022-02-08
WO2018159097A1 (ja) 2018-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5623192B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US8136914B2 (en) Image recording method and image recording apparatus
JP2010240885A (ja) 吐出不良検出方法及び吐出不良検出装置
JP2018079633A (ja) インクジェットプリンタ及び印刷方法
JP7017160B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の制御方法
JP2009241536A (ja) 画像処理方法および画像形成装置
JP2011143667A (ja) 印刷装置における印刷条件設定方法
JP2010240911A (ja) 吐出不良検出方法及び吐出不良検出装置
JP6833368B2 (ja) 媒体検出装置、媒体搬送装置及び画像形成装置
JP2010221582A (ja) 吐出不良検出方法及び吐出不良検出装置
JP6651809B2 (ja) 液体吐出装置
JP5271102B2 (ja) 記録装置および記録方法
US11524500B2 (en) Liquid ejection apparatus and system including liquid ejection apparatus
JP2006123365A (ja) インクジェット記録装置
JP7484406B2 (ja) 画像形成装置及びフラッシング制御方法
JP2023049442A (ja) 画像形成装置
JP2015217586A (ja) インクジェット印刷装置
JP2016187897A (ja) 液体吐出装置及び液体吐出方法
JP2017052098A (ja) インクジェットプリンター
JP7318382B2 (ja) 液体吐出装置、ノズル検査方法及びプログラム
JP2021049724A (ja) 液体吐出装置
JP2006212875A (ja) インクジェットヘッドの吐出状態検査方法
JP7494519B2 (ja) 液体吐出装置
JP7275821B2 (ja) インクジェット記録装置および皺処理方法
JP7366639B2 (ja) 印刷システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7017160

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150