JPWO2018158972A1 - 電気掃除機 - Google Patents

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雅倫 坪井
雅倫 坪井
基樹 谷村
基樹 谷村
松本 正士
松本  正士
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Abstract

本発明は、塵埃を吸引するための電動送風機(13)と吸引した塵埃を収容するための集塵室(11)とを内蔵する掃除機本体(2)と、塵埃を吸込む吸込口(41a)を有する吸込口体(40)と、前記吸込口体(40)を前記掃除機本体(2)に接続する接続管(4)と、前記吸込口体(40)に設けられた駆動輪(26L、26R)およびそれらを駆動するモータ(55L、55R)と、前記モータ(55L、55R)を駆動制御する制御部(54)と、使用者が保持するために握るハンドル(5)と、入力可能な入力部とを備え、前記制御部(54)は前記入力部からの出力を受けて前記モータ(55L、55R)の回転速度を独立して制御し、それによって前記吸込口体(40)の移動方向を変化させることを特徴とする電気掃除機を提供する。

Description

この発明は、電気掃除機に関する。
この発明の背景技術としては、電動送風機および集塵室を内蔵した掃除機本体に、塵埃の吸込口を有する吸込口体を連結し、吸込口体は、前部に吸込口体を前進させる方向に回転する前方回転ブラシを、右端に回転軸が前方回転ブラシに対して垂直方向に位置し吸込口体を右へ移動させる方向に回転する右側回転ブラシを、左端に回転軸が前方回転ブラシに対して垂直方向に位置し吸込口体を左へ移動させる方向に回転する左側回転ブラシを、それぞれ備え、吸込口体を右へ進めるときには、右側回転ブラシの回転速度を左側回転ブラシよりも高くし、左へ進めるときには、左側回転ブラシの回転速度を右側回転ブラシよりも高くするようにした電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−105845号公報
しかしながら、従来のこのような電気掃除機においては、吸込口体を前方および左右方向のそれぞれの方向に移動させることは可能であるが、任意の方向に移動させることは難しいという問題点があった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたもので、入力可能な入力部を備え、その入力によりに吸込口体を任意の方向に移動させることが可能な電気掃除機を提供するものである。
この発明は、塵埃を吸引するための電動送風機と吸引した塵埃を収容するための集塵室とを内蔵する掃除機本体と、塵埃を吸込む吸込口を有する吸込口体と、前記吸込口体を前記掃除機本体に接続する接続管と、前記吸込口体に設けられた駆動輪およびそれを駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御部と、使用者が保持するために握るハンドルと、入力可能な入力部とを備え、前記制御部は前記入力部からの出力を受けて前記モータの回転速度を独立して制御し、それによって前記吸込口体の移動方向を変化させることを特徴とする電気掃除機を提供するものである。
この発明によれば、電気掃除機は、使用者が保持するために握るハンドルと、入力可能な入力部とを備え、制御部は前記入力部からの出力を受けてモータの回転速度を独立して制御するので、使用者はハンドルを握る手で前記吸込口体の移動方向を任意に変化させることができる。
この発明の電気掃除機の実施形態1を示す外観斜視図である。 図1に示す電気掃除機の内部構成説明図である。 図1の電気掃除機の吸込口体を示す要部断面図である。 図3に示す吸込口体の接続パイプ部の構成と屈曲動作を示す説明図である。 図4に示す接続パイプ部の回動動作示す説明図である。 図1の電気掃除機の制御系を示す電気回路図である。 図1の電気掃除機の操作部を示す説明図である。 この発明の電気掃除機の実施形態3の図6対応図である。 この発明の電気掃除機の実施形態3の図7対応図である。
この発明の電気掃除機は、塵埃を吸引するための電動送風機および吸引した塵埃を収容するための集塵室を内蔵する掃除機本体と、塵埃を吸込む吸込口を有する吸込口体と、前記吸込口体を前記掃除機本体に接続する接続管と、前記吸込口体に設けられた駆動輪およびそれを駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御部と、使用者が保持するために握るハンドルと、入力可能な入力部とを備え、前記制御部は前記入力部からの出力を受けて前記モータの回転速度を独立して制御し、それによって前記吸込口体の移動方向を変化させることを特徴とする。
前記吸込口体は前記接続管の先端が接続される接続パイプ部を備え、前記接続パイプ部は前記接続管を前記吸込口体の前進方向に沿って屈曲可能に支持する屈曲機構部と、屈曲する前記接続管を前記吸込口体の前進方向に対して左右方向に回動可能に支持する回動機構部とを備え、前記入力部が前記回動機構部の近傍に設けられ前記接続管の回動の程度を検出するセンサを備えることが好ましい。
前記制御部は、前記センサが所定範囲を超える回動角度を検出した時に、前記モータの回転速度を異ならせるようにしてもよい。
前記制御部は、前記センサの検出角度の大きさに応じて前記モータの回転速度の大きさを変化させるようにしてもよい。
前記入力部は、前記ハンドルの近傍に設けられ前記制御部に入力して前記モータの回転速度を変化させる手動スイッチを備えてもよい。
以下、図面に示す実施形態を用いてこの発明を詳述する。この実施形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施形態1)
図1はこの発明の電気掃除機の実施形態1を示す外観斜視図、図2は図1に示す電気掃除機の内部構成説明図である。
<電気掃除機の全体構成>
図1に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2と、吸込口体40と、掃除機本体2を吸込口体40に気密的に接続する接続管(延長パイプ)4とを備える。
掃除機本体2は、作業者が手で握るハンドル5と、ハンドル5に設けられ起動・停止などのスイッチを有する操作部6と、接続管4の基端を受入れて離脱可能に接続する接続部7を備える。
接続管4の先端には吸込口体40の接続パイプ部42の上端を受入れて離脱可能に接続する接続部9が設けられている。
また、接続パイプ部42は、後述するように、接続管4を吸込口体40に対して前後方向に90度の角度範囲で屈曲させることが可能な機構を備える。
また、図2に示すように、掃除機本体2は、取りはずし可能に設置された集塵室11、集塵室11の下流側に設けられた集塵フィルタ12、電動送風機13、集塵フィルタ12と電動送風機13を接続する通風路14、電動送風機13の下流に設けられた排気流路37、および接続部7と集塵室11との間を接続する流路39を内蔵する。
なお、集塵室11には公知のサイクロン方式のものを好適に用いることができる。また、掃除機本体2には、バッテリー17が交換可能に装填されている。
図1、図2に示す電気掃除機1は床面Fに自立している状態を示す。つまり、接続管4と床面Fとのなす角度が90度より若干大きく掃除機本体2の重心が床面Fに対して電気掃除機1を自立させるように平衡している状態にある。
<吸込口体の構成>
図3は図1の電気掃除機の吸込口体を示す要部断面図である。同図に示すように、吸込口体40は、左右方向(矢印A方向)に延びる吸込口41aが設けられた底面50を有する本体ケース41と、本体ケース41の後部に接続された接続パイプ部42と、本体ケース41における吸込口41aに左右方向に伸びる回転軸20に回転可能に支持された回転ブラシ43と、回転ブラシ43を回転駆動する回転ブラシ用モータ58とを備える。
回転ブラシ用モータ58の出力軸22に設けられた小径プーリ23と回転ブラシ43の回転軸20に設けられた大径プーリ24は、ベルト25によって結合され、回転ブラシ用モータ58の回転力が回転ブラシ43に伝達されるようになっている。
本体ケース41の底面50には、さらに、回転ブラシ43の後方の左右端に、左右の駆動輪26Lと26Rがそれぞれ開口27Lと27Rを介して床面F(図2)へ向かって部分的に突出するように設けられている。
駆動輪26Lと26Rをそれぞれ駆動5する駆動輪用モータ55Lと5Rは、減速機30Lと30Rを介して底面50に設置され、減速機30Lと30Rの各出力軸が駆動輪26Lと26Rの駆動軸28Lと28Rとしてそれぞれ用いられる。なお、駆動輪用モータ55Lと55Rは、駆動軸28Lと28Rが回転ブラシ43に平行な一直線上に整列するように配置される。
また、本体ケース41の中央には、前後方向に細長く伸びて吸込口41aと接続パイプ部42とを接続する吸引流路16が設けられている。なお、接続パイプ部42は、後述するように、接続パイプ部42に接続される接続管4(図1、図2)を、前後に屈曲させる屈曲機構部80と左右に回動させる回動機構部81とを備える。
また、本体ケース41の後部には、一対の後部車輪36Lと36Rが設けられている。後部車輪36Lと36Rは、各車軸が底面50に平行に360度回動自在に支持された自在車輪であり、後述するように、駆動輪26L,26Rによる吸込口体40の方向転換が円滑に行われるように本体ケース41を保持する。
<接続パイプ部の屈曲・回動機構>
図4は図3に示す吸込口体40の接続パイプ部42の構成と屈曲動作を示す吸込口体の側面図、図5は図4に示す接続パイプ部42の回動動作を示す吸込口体の後面図である。
図4に示すように、接続パイプ部42は吸込口体40の後部において、屈曲機構部80と回動機構部81を介して吸引流路16に接続される。
そして、屈曲機構部80は、接続パイプ部42を図4に示すように、床面Fに対してほぼ垂直な姿勢から後方に向かってほぼ水平な姿勢まで、つまり、角度θ(約90度)の範囲で前後方向に屈曲可能に支持するように構成されている。
また、回動機構部81は屈曲する接続パイプ部42を、図5に示すように、床面Fに対して垂直な姿勢(垂直線CLに沿う位置)からほぼ水平な姿勢まで、つまり、垂直線CLからの左右方向の回動角度θL,θRがそれぞれ約90度になるまでに回動可能に支持するように構成されている。なお、屈曲機構部80および回動機構部81の構造については、この発明の技術分野においてよく知られているので、詳細な説明を省略する。
なお、回動機構部81には、図3及び図4に示すように、接続パイプ部42の垂直線CLから左右方向への回動の状態を検知する回動検知センサ67が設けられている。
<制御系の構成>
図6は図1の電気掃除機の制御系(制御回路)を示す電気回路図である。
同図に示すように、この制御回路は、CPU51,ROM52,RAM53からなるマイクロコンピュータを備える制御部54、制御部54へ操作信号を入力する操作部6、左右の駆動輪26L,26Rをそれぞれ駆動する駆動輪用モータ55L,55Rを個別に制御するためのモータドライバ回路57、回転ブラシ43を駆動する回転ブラシ用モータ58を制御するためのモータドライバ回路59、電動送風機13に組み込まれた送風機モータ70を制御するためのモータドライバ回路92、バッテリー17からの電力を制御回路に供給する電源スイッチ62、センサ67を駆動制御するセンサ制御ユニット66から構成される。
バッテリー17から電力がモータドライバ回路57,59,92と、制御部54と、操作部6と、センサ制御ユニット66に供給されると、制御部54は、操作部6とセンサ67からの出力を受けてモータドライバ回路57,59,92を制御するようになっている。
センサ67は前述のように回動機構部81に設けられ(図3、図4参照)、この実施形態では、センサ67として、図5に示す接続パイプ部42(つまり、接続管4)の垂直線CLから左方向への回動角度θLが、θL≧Δθ(この実施形態では、Δθ=10度)になるとONになるスイッチと、右方向への回動角度θRが、θR≧ΔθになるとONになるスイッチとを組み合わせて用いている。なお、このスイッチには、機械的スイッチの他、フォトインタラプタや磁気的近接スイッチなどが、好適に用いられる。
図7は、ハンドル5(図1)に設けられた操作部6の説明図である。同図に示すようには、操作部6には起動/停止スイッチ63が設けられると共に、電源スイッチ62(図6)も併せて設けられている。
<電気掃除機の動作>
このように構成された電気掃除機1が、図1に示すように床面に設置されているとき、使用者が電気掃除機1の後方からハンドル5を握って接続管4を手前に引くと、接続管4は屈曲機構部80(図4)の作用により、後方へ使用者の身長に応じた角度、例えば20〜40度程度傾斜する。
そこで、使用者が操作部6(図7)の電源スイッチ62を押してONにし、起動/停止スイッチ63を押して「起動」にすると、駆動輪用モータ55L,55R、送風機モータ70及び回転ブラシ用モータ58が駆動を開始する。
それによって、吸込口体40は自動的に前進し始め、同時に回転ブラシ43が回転し、電動送風機が駆動して、掃除作業が開始される。回転ブラシ43の回転によって床面の塵埃が集められ、図2に示すように吸込口41aから空気と共に吸引流路16、接続管4および流路39を介して集塵室11へ吸引される。
集塵室11へ吸引された塵埃を含む空気は、集塵フィルタ12によってろ過され、清浄な空気のみが流路14を介して電動送風機13から排気流路37を介して外部へ排出される。
一方、集塵フィルタ12によって捕集された塵埃は重力によって落下し、集塵室11の底部に集積される。集塵室11の集塵量が許容最大量に達すると、作業者は集塵室11を掃除機本体2から取りはずし、集積された塵埃を廃棄する。なお、集塵フィルタ12より落下せずに集塵フィルタ12に付着した細かい塵埃は、洗浄などによって集塵フィルタ12から除去される。
掃除作業中に、使用者が接続管4の傾きを、垂直線CL(図5)から左右方向に10度(±10度)以内の範囲に維持していると、駆動輪26L,26Rは同じ回転速度で同一方向に回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
次に、使用者が接続管4を、垂直線CL(図5)から10度より大きい角度で左方向に傾けると、その状態をセンサ67が検出して制御部54に入力し、制御部54は駆動輪26Lの回転速度が駆動輪26Rの回転速度よりも低くなるようにモータドライバ回路57を制御する。
それによって、吸込口体40は左方向に旋回する。旋回の半径の大きさは、駆動輪26L,26Rの回転速度の差に反比例する。そして、使用者が接続管4の傾きを、垂直線CL(図5)に対して10度以内の範囲に戻すと、駆動輪26L,26Rは再び同じ回転速度で回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
次に、使用者が接続管4を、垂直線CL(図5)から10度より大きい角度で右方向に傾けると、その状態をセンサ67が検出して制御部54に入力し、制御部54は駆動輪26Rの回転速度が駆動輪26Lの回転速度よりも低くなるようにモータドライバ回路57を制御する。
それによって、吸込口体40は右方向に旋回する。そして、使用者が接続管4の傾きを、垂直線CL(図5)に対して10度以内の範囲に戻すと、駆動輪26L,26Rは再び同じ回転速度で回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
このように、作業者は、ハンドル5を握る手で接続管4を左右に傾けるだけで、吸込口体40を任意の方向に運転することができるので、電気掃除機の作業性が向上する。
掃除作業を終了するときには、作業者は操作部6(図7)の起動/停止スイッチを押して「停止」にする。これによって、駆動輪26L,26Rによる走行動作、回転ブラシ43の回転動作および吸込口41aの吸込動作が停止する。そこで、作業者は、操作部6の電源スイッチ62を押してOFFにし、電気掃除機1を図1および図2に示す姿勢に戻して再び床面F上に自立させ、掃除作業を終了する。
(実施形態2)
この発明の実施形態2においては、実施形態1におけるセンサ67(図3、図4参照)に、図5に示す接続パイプ部42の垂直線CLに対する左右方向の回動角度を計測する角度センサを使用し、制御部54は、計測された回動角度の大きさに左右の駆動輪の回転速度の差が比例するように、駆動輪用モータ55L,55Rを制御するようになっている。その他の構成は、実施形態1と同等である。なお、角度センサには、ロータリーエンコーダやポテンショメータなどを用いることができる。
従って、この実施形態では、掃除作業中に、使用者が接続管4の、垂直線CL(図5)に対応する回動角度θL,θRを、θL=θR=0に維持していると、駆動輪26L,26Rは同じ回転速度で同一方向に回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
次に、使用者が接続管4を、垂直線CL(図5)に対して左方向に傾ける、つまり接続パイプ部42を左へ回動させると、その回動角度θLをセンサ67が検出して制御部54に入力し、制御部54は駆動輪26Lの回転速度が駆動輪26Rの回転速度よりもθLに比例した回転速度まで低くなるようにモータドライバ回路57を制御する。
それによって、吸込口体40は左方向に旋回するが、旋回の半径の大きさは、駆動輪26L,26Rの回転速度の差に反比例し、θLが大きくなるにつれて小さくなる。従って、使用者は、吸込口体40の左方向への旋回角度の大きさを、接続管4の傾き(回動角θL)の大きさを加減することにより調整することができる。
使用者が接続管4を、垂直線CL(図5)に対して右方向に傾けた場合も同様に、吸込口体40の右方向への旋回角度の大きさを、接続管4の傾き(回動角θR)の大きさを加減することにより調整することができる。
そして、使用者が接続管4を垂直線CL(図5)に対応する位置まで戻すと、駆動輪26L,26Rは再び同じ回転速度で回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
このように、作業者は、ハンドル5を握る手で接続管4を左右に傾ける角度を変化させるだけで、吸込口体40を任意の旋回角度で旋回させることができるので、吸込口体40の操作が容易になり、電気掃除機の作業性が向上する。
(実施形態3)
図8はこの発明の実施形態3の図6対応図、図9はこの発明の実施形態3の図7対応図である。この実施形態は、実施形態1から図3、図4および図6に示すセンサ67と、図6に示すセンサ制御ユニット66とを除去し、図1、図6および図7に示す操作部6を図9に示す操作部6aで置換したものである。
図9に示す操作部6aには、実施形態1と同じ電源スイッチ62および起動/停止スイッチ63に加えて、左押しボタンスイッチ61Lと右押しボタンスイッチ61Rが設けられている。
そして、制御部54(図8)は、左押しボタンスイッチ61Lが押されている間は駆動輪26Lの回転速度が駆動輪26Rの回転速度よりも所定回転速度だけ低くなるように、また、右押しボタンスイッチ61Rが押されている間は駆動輪26Rの回転速度が駆動輪26Lの回転速度よりも所定回転速度だけ低くなるように、モータドライバ回路57を制御するようになっている。その他の構成は、実施形態1と同等である。
従って、この実施形態では、掃除作業中に、使用者が左押しボタンスイッチ61L又は右押しボタンスイッチ61Rのいずれをも押さない場合には、駆動輪26L,26Rは同じ回転速度で同一方向に回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
次に、使用者がハンドル5を握る手で左押しボタンスイッチ61Lを押すと、押し続ける間、制御部54は駆動輪26Lの回転速度が駆動輪26Rの回転速度よりも低くなるようにモータドライバ回路57を制御する。
それによって、吸込口体40は左方向に旋回する。旋回の半径の大きさは、駆動輪26L,26Rの回転速度の差に反比例する。そして、使用者が左押しボタンスイッチ61Lを離すと、駆動輪26L,26Rは再び同じ回転速度で回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
次に、使用者がハンドル5を握る手で右押しボタンスイッチ61Rを押すと、押し続ける間、制御部54は駆動輪26Rの回転速度が駆動輪26Lの回転速度よりも低くなるようにモータドライバ回路57を制御する。
それによって、吸込口体40は右方向に旋回する。そして、使用者が右押しボタンスイッチ61Rを離すと、駆動輪26L,26Rは再び同じ回転速度で回転し、吸込口体40は真っすぐに前進する。
このように、作業者は、ハンドル5を握る手で操作部6aの左押しボタンスイッチ61L又は右押しボタンスイッチ61Rのいずれかを押すだけで、吸込口体40を任意の方向に走行させることができるので、吸込口体40の移動操作が容易になり、電気掃除機の作業性が向上する。
1 電気掃除機、2 掃除機本体、4 接続管、5 ハンドル、6 操作部、7 接続部、9 接続部、11 集塵室、12 集塵フィルタ、13 電動送風機、14 通風路、16 吸引流路、17 バッテリー、20 回転軸、22 出力軸、23 小径プーリ、24 大径プーリ、25 ベルト、26L,26R 駆動輪、27L,27R 開口、28L,28R 駆動軸、30L,30R 減速機、36L,36R 後部車輪、37 排気流路、 39 流路、40 吸込口体、41 本体ケース、41a 吸込口、42 接続パイプ部、43 回転ブラシ、50 底面、51 CPU、52 ROM、53 RAM、54 制御部、55L,55R 駆動輪用モータ、57 モータドライバ回路、58 回転ブラシ用モータ、59 モータドライバ回路、62 電源スイッチ、63 起動/停止スイッチ、67 センサ、70 送風機モータ、80 屈曲機構部、81 回動機構部、92 モータドライバ回路、CL 垂直線、F 床面

Claims (5)

  1. 塵埃を吸引するための電動送風機と吸引した塵埃を収容するための集塵室とを内蔵する掃除機本体と、塵埃を吸込む吸込口を有する吸込口体と、前記吸込口体を前記掃除機本体に接続する接続管と、前記吸込口体に設けられた駆動輪およびそれを駆動するモータと、前記モータを駆動制御する制御部と、使用者が保持するために握るハンドルと、入力可能な入力部とを備え、前記制御部は前記入力部からの出力を受けて前記モータの回転速度を独立して制御し、それによって前記吸込口体の移動方向を変化させることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記吸込口体は前記接続管の先端が接続される接続パイプ部を備え、前記接続パイプ部は前記接続管を前記吸込口体の前進方向に沿って屈曲可能に支持する屈曲機構部と、屈曲する前記接続管を前記吸込口体の前進方向に対して左右方向に回動可能に支持する回動機構部とを備え、前記入力部が前記回動機構部の近傍に設けられ前記接続管の回動角度を検出するセンサを備える請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記制御部は、前記センサが所定範囲を超える回動角度を検出した時に、前記モータの回転速度を異ならせる請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記制御部は、前記センサの検出角度の大きさに応じて前記モータの回転速度の大きさを変化させる請求項2記載の電気掃除機。
  5. 前記入力部は、前記ハンドルの近傍に設けられ前記制御部に入力して前記モータの回転速度を変化させる手動スイッチを備える請求項1記載の電気掃除機。
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