JP2004135892A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が手元操作パイプを掴んで操作することなく目的の場所を容易に清掃できる電気掃除機を提供すること。
【解決手段】電気掃除機は、集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機23が設けられた掃除機本体20と、集塵室21に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体25と、吸込口体25に設けられ該吸込口体25を移動させる駆動輪43を駆動する駆動輪駆動モータ42を備えている。また、この電気掃除機は、掃除機本体20と吸込口体25は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホース24で接続されると共に、前記吸込口体25の移動方向を変更させる水平回動モータ41が前記吸込口体25に設けられ、駆動輪駆動モータ42および水平回動モータ41はリモコン49により遠隔操作される。
【選択図】 図1
【解決手段】電気掃除機は、集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機23が設けられた掃除機本体20と、集塵室21に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体25と、吸込口体25に設けられ該吸込口体25を移動させる駆動輪43を駆動する駆動輪駆動モータ42を備えている。また、この電気掃除機は、掃除機本体20と吸込口体25は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホース24で接続されると共に、前記吸込口体25の移動方向を変更させる水平回動モータ41が前記吸込口体25に設けられ、駆動輪駆動モータ42および水平回動モータ41はリモコン49により遠隔操作される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動輪駆動装置によって駆動輪を駆動して移動させる吸込口体を備える電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機には、図8に示したように、掃除機本体1の前部内に集塵室2が形成され、この集塵室2に吸込負圧を作用させる電動送風機3が掃除機本体1の後部内に設けられていると共に、集塵ホース4の一端が集塵室2に接続され、この集塵ホース4の他端に手元操作パイプ5が設けられ、この手元操作パイプ5に延長管6を介して吸込口体7が接続されているものがある。
【0003】
この吸込口体7は、吸込室(図示せず)が設けられた吸込口本体8と、吸込口本体8の後縁部に装着した接続パイプ9を有する。そして、吸込口本体8の底壁8aの前縁部には、図9に示したように、左右に延びる吸込口(吸込開口)10が形成されている。図9において、11は吸込室内に配設した回転清掃体で、この回転清掃体11は吸込口10に沿って配設されている。
【0004】
また、この様な吸込口体7には、図9に示したように、駆動輪12を底壁8aに設け、吸込口本体8内に正転及び逆転駆動可能な駆動モータ13を配設すると共に、駆動モータ13の回転を回転清掃体11及び駆動輪12にベルト14で伝達するようにしたものがある(特許文献1参照)。15は底壁8aの前縁部の両端部に設けられた前輪、16は底壁8aの後縁部に装着された後輪である。
【0005】
そして、吸込口体7は、床、畳等の清掃面において駆動輪12が清掃面に接しないように、前輪15,15及び後輪16,16によって清掃面に支持される様になっている。一方、駆動輪12は、絨毯等の清掃面において清掃面に接触して、吸込口体7を前後に駆動して、手元操作パイプ5による吸込口体7の前後移動を容易にできるようにしている。
【0006】
また、従来の電気掃除機には、回転清掃体11と駆動輪12を別々の駆動モータで駆動するようにすると共に、掃除機本体1と吸込口体7の相対距離を音波又は赤外線等の電磁波を利用して検知して、この検知信号に基づき駆動輪用の駆動モータを制御することにより吸込口体7の移動方向及び移動速度等を制御するようにしたものがある(特許文献2参照)。
【0007】
更に、従来の電気掃除機には、手元操作パイプ(手元操作部)に設けた操作部の操作状態を無線等で掃除機本体1内の制御回路に送信して、制御回路の制御をするようにしたものがある(特許文献3参照)。また、従来の電気掃除機には、吸込口体の状態を検出手段で検出して、この検出手段からの検出信号を無線等で掃除機本体の制御回路に送信し、制御回路により電動送風機を制御するようにしたものもある(特許文献4参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平07−39495号公報
【特許文献2】
特開平05−031052号公報
【特許文献3】
特開平07−039504号公報
【特許文献4】
特開2000−210297号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電気掃除機では、いずれも使用者が手元操作パイプ5を掴んで吸込口体7を移動操作することにより、清掃作業をする必要があった。このため、使用者が疲れているような場合でも、使用者は立って清掃作業をしなければならなかったため、更に疲労するものであった。
【0010】
従って、この様な場合、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作させることなく目的の場所を容易に清掃できるのが望ましい。
【0011】
そこで、この発明は、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作せることなく目的の場所を容易に清掃できる電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明の電気掃除機は、集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が設けられた掃除機本体と、前記集塵室に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体と、前記吸込口体に設けられ該吸込口体を移動させる駆動輪を駆動する駆動輪駆動装置を備える電気掃除機において、前記掃除機本体と前記吸込口体は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホースで接続されると共に、前記吸込口体の移動方向を変更させる移動方向変更装置が前記吸込口体に設けられ、前記駆動輪駆動装置および移動方向変更装置は遠隔操作手段により遠隔操作される電気掃除機としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、20は電気掃除機の掃除機本体、21は掃除機本体2の前部内に形成された集塵室、22は集塵室21内に装着された紙パックフィルタ等の集塵フィルタ、23は集塵室21吸込負圧を作用させる電動送風機である。この電動送風機23は、掃除機本体20の後部内に配設されている。
【0014】
また、掃除機本体20の前部には集塵室21に連通する接続口20aが形成され、接続口20aには集塵ホース24の一端部が着脱可能に接続されている。これにより、集塵ホース24の一端部は集塵室21に接続されている。この集塵ホース24には、可撓性のある蛇腹状ホースが用いられている。しかも、この集塵ホース24は、通常の電気掃除機に用いられている集塵ホースよりも長いもの、例えば従来の集塵ホースの2倍程度の長さのものが用いられる。この集塵ホース24の他端部には吸込口体25が着脱可能に接続されている。
【0015】
この吸込口体25は、左右に延びる吸込口本体26を有する。この吸込口本体26は、上方に開放する下ケース27と、下ケース27の上部を覆う上ケース28と、ケース27,28間に装着されたバンパー25aを有する。この下ケース27の前縁部と上ケース28の前縁部との間には左右に延びる吸込室(図示略)が形成され、下ケース27の底壁27aの前縁部には図2に示したように吸込室の吸込口(吸込開口)29が形成されている。
【0016】
そして、下ケース27の後縁部と上ケース28の後縁部との間には吸込室(図示せず)の略左右方向中央部に連通するホース接続口(ホース接続パイプ)26aが設けられ、このホース接続口26aに集塵ホース24の他端部が着脱可能に接続されることにより、吸込室に集塵ホース24の他端部が連通させられている。尚、このホース接続口26aは左右方向に回動できるように構成することができる。この場合、球継手又は球関節の構造を採用できる。この様な構造を採用することで、集塵ホース24に対する吸込口体25の水平方向の回動を容易にすることができる。
【0017】
また、図示しない吸込室には吸込口29に沿って延びる回転清掃体30が配設されている。この回転清掃体30は、両端部が下ケース27と上ケース28との間に回転自在に保持された回転軸31と、この回転軸31に螺旋状に突設された複数の可撓性のブレード32を有する。しかも、吸込口本体26内には、回転清掃体30の駆動手段33が設けられている。
【0018】
この駆動手段33は、回転清掃体駆動用の駆動モータ34と、駆動モータ34の出力軸34aに設けられたプーリ35と、回転軸31の端部に設けられたプーリ36と、プーリ35,36に掛け渡されたベルト37を有する。そして、駆動モータ34の回転は、プーリ35,ベルト37,プーリ36を介して回転清掃体30に伝達され、回転清掃体30が回転させられる。
【0019】
38,38は下ケース27の底壁27aの前縁部に取り付けられた前輪、39,39は下ケース27の底壁27aの後縁部に取り付けられた後輪である。この前輪38,38は下ケース27の左右両端部に取り付けられ、後輪39,39はホース接続口26aの両側に位置させられている。
【0020】
更に、下ケース27の底壁27aには、図2,図3に示したように下方に開放する凹部40が形成されている。この凹部40の上壁40a上には、移動方向変更装置としての水平回動モータ(水平回動手段)41が配設されている。この水平回動モータ41は、吸込口本体26の左右方向中央及び凹部40の左右前後方向の中央に位置させて、上壁40a上に固定されている。
【0021】
この水平回動モータ41の回転軸41aは上壁40aを貫通して凹部40内に突出しており、この回転軸41aには凹部40内に配設した駆動輪駆動装置としての駆動輪駆動モータ42が固定されている。この駆動輪駆動モータ42は左右に突出する回転軸42a,42aを有し、回転軸42a,42aには駆動輪43,43が固定されている。また、回転軸42a,42aの自由端部には支持ローラ44,44がベアリング45,45を介して回転自在に保持されている。この支持ローラ45は、直径が駆動輪43の直径よりも僅かに大きく形成されていて、上壁40aの下面に当接させられている。
【0022】
これにより、駆動輪43が絨毯等の清掃面に接触すると共に、吸込口体25の重量及び吸込口29に作用する吸込負圧により、駆動輪43が絨毯等の清掃面に押し付けられたとき、駆動輪43から回転軸42aに曲げ加重が作用しても、回転軸42aが曲がることがないので、駆動輪43が上壁40aに接触するのを未然に防止できる。
【0023】
また、図2に示したように吸込口体25が畳やフローリング等の清掃面46に前輪38及び後輪39で支持されているときには、駆動輪43及び支持ローラ45が清掃面46から僅かに浮いた状態となっている。
【0024】
また、掃除機本体20内には図4に示した演算制御回路47が設けられている。この演算制御回路47には、電動送風機23及び操作信号受信回路48が接続されている。この操作信号受信回路48は受信アンテナ48aを有し、このアンテナ48aは遠隔操作手段であるリモコン(リモートコントローラ)49からの操作信号を受信するようになっている。一方、吸込口体25内には演算制御回路50が設けられている。この演算制御回路50は、駆動モータ34,水平回動モータ41及び駆動輪駆動モータ42を駆動制御する様になっている。
【0025】
そして、演算制御回路47,50は図4に示した給電線51及び信号線52を介して接続されている。この給電線51及び信号線52は集塵ホース24に設けられている。尚、駆動モータ34への給電線(図示せず)は、水平回動モータ41内の回転軸41a内に設けられる。
【0026】
リモコン49には、例えば図5(a)に示したように、電源スイッチ53,吸込風量(即ち吸込負圧)を強にする強スイッチ54、吸込風量(即ち吸込負圧)を中にする中スイッチ55、吸込風量(即ち吸込負圧)を弱にする弱スイッチ56及びジョイステック装置57が設けられている。57aはジョイスティック装置57のジョイステックである。
【0027】
この電源スイッチ53,強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56及びジョイステック装置57は演算制御回路58に接続され、この演算制御回路58には操作信号送信回路59が接続されている。59aは操作信号送信回路59の送信アンテナである。60は電気掃除機の掃除機本体20に設けられた電源コード、61は電源コード60のプラグである。
[作用]
次に、この様な構成の電気掃除機の作用を説明する。
【0028】
この様な構成において、電気掃除機を使用する場合、プラグ61を図示しない商用電源のコンセントに差し込んで、掃除機本体20の操作信号受信回路48を作動させると共に演算制御回路47を動作させて、電気掃除機を待機状態にする。
【0029】
この状態で、リモコン49の電源スイッチ53をONさせると、リモコン49の演算制御回路58が動作する。この状態で、吸込風量(吸込負圧)切換のための強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56等を操作(押してON)すると、この強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56等からの操作信号(ON信号)が操作信号送信回路59及び送信アンテナ59aを介して送信される。この操作信号は、掃除機本体20の受信アンテナ48a及び操作信号受信回路48を介して受信され、掃除機本体20の演算制御回路47に入力される。
【0030】
そして、演算制御回路47は、吸込風量(吸込負圧)切換のためのスイッチ54,55,56にいずれかの操作信号を受けると、操作されたスイッチに応じた回転数で電動送風機23を回転させる。即ち、演算制御回路47は、強スイッチ54の操作信号を受けると電動送風機23を高速回転させ、中スイッチ55の操作信号を受けると電動送風機23を中速回転させ、弱スイッチ56の操作信号を受けると電動送風機23を低速回転させる。
【0031】
この電動送風機23の回転駆動により、電動送風機23の吸込負圧が集塵室21に作用させられる。この際の吸込負圧は、強スイッチ54を操作した場合が最も強く、中スイッチ55,弱スイッチ56の操作の順に弱くなる。そして、集塵室21に作用する吸込負圧は、集塵ホース24を介して吸込口体25の吸込口29に作用する。これにより、吸込口29から塵埃を含むエアが吸い込まれ、このエアの吸込風量は、強スイッチ54を操作した場合が最も多く、中スイッチ55,弱スイッチ56の操作の順に少なくなる。この吸い込まれた塵埃及びエアは集塵ホース24を介して集塵室21内の集塵フィルタ22内に吸い込まれ、エアのみが集塵フィルタ22を通過して、塵埃が集塵フィルタ22に捕捉される。
<吸込口体25の前後動>
一方、リモコン49のジョイスティック57aを前後左右に傾動操作すると、この傾動操作信号が操作信号送信回路59及び送信アンテナ59aを介して送信される。この傾動操作信号は、掃除機本体20の受信アンテナ48a及び操作信号受信回路48を介して受信され、掃除機本体20の演算制御回路47に入力される。
【0032】
そして、演算制御回路47は、ジョイスティック57aを前側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、駆動モータ42を正転させて駆動輪43を正転させ、吸込口体25を前進させる。同様に演算制御回路47は、ジョイスティック57aを後側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、駆動モータ42を逆転させて駆動輪43を逆転させ、吸込口体25を後退させる。しかも、駆動モータ42の回転量はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
<吸込口体25の左右動>
また、演算制御回路47は、ジョイスティック57aを左側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、水平回動モータ41を正転させて回転軸42aを回転軸41a及び駆動輪駆動モータ42と一体に正転させる。これにより、回転軸42aは、回転軸41aの軸線を中心に図2の状態から時計回り方向に回動させられ、進行方向に対して図6の如く傾斜させられる。この傾斜により吸込口体25は、前進時に左斜め前方に移動させられ、後退時に右斜め後方に移動させられる。この水平回動モータ41にはパルスモータが用いられていて、水平回動モータ41による回転軸42aの回動量は水平回動モータ41への駆動パルス数により決定される。この駆動パルス数はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
【0033】
同様に演算制御回路47は、ジョイスティック57aを右側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、水平回動モータ41を逆転させて回転軸42aを回転軸41a及び駆動輪駆動モータ42と一体に逆転させる。これにより、回転軸42aは、回転軸41aの軸線を中心に図2の状態から反時計回り方向に回動させられ、進行方向に対して図7の如く傾斜させられる。この傾斜により吸込口体25は、前進時に右斜め前方に移動させられ、後退時に左斜め後方に移動させられる。この水平回動モータ41にはパルスモータが用いられていて、水平回動モータ41による回転軸42aの回動量は水平回動モータ41への駆動パルス数により決定される。この駆動パルス数はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
【0034】
この様なジョイスティック57aの前後左右への傾動操作により、吸込口体25を前後左右に移動操作して、清掃面の清掃を行わせる。この様に電気掃除機の使用者は、吸込口体25を直接操作せずに、この吸込口体25を遠隔操作により自動的に移動操作できる。従って、使用者は、疲れているような場合でも、椅子等に着座した状態で清掃面の清掃作業を行うことができるので、疲労せずに目的の場所を容易に清掃できる。
【0035】
以上説明した発明の実施の形態では、集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機23が設けられた掃除機本体20と、前記集塵室21に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体25と、前記吸込口体25に設けられ該吸込口体25を移動させる駆動輪43を駆動する駆動輪駆動装置(駆動輪駆動モータ42)を備えている。また、この電気掃除機は、前記掃除機本体20と前記吸込口体25は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホース24で接続されると共に、前記吸込口体25の移動方向を変更させる移動方向変更装置(水平回動モータ41)が前記吸込口体25に設けられ、前記移動方向変更装置は遠隔操作手段(リモコン49)により遠隔操作されるようになっている。
【0036】
この遠隔操作手段としては、有線式であっても良いし、赤外光や電磁波等を用いた無線式のものであっても良いし、超音波等を用いたものであっても良い。
【0037】
この電気掃除機では、使用者は手元操作パイプを掴んで吸込口体を移動させることなく目的の場所を容易に清掃できる。即ち、使用者は、吸込口体25を直接操作せずに、この吸込口体25を遠隔操作により自動的に移動操作できるので、使用者は例えば椅子等に着座した状態で清掃面の清掃作業を行うことができる。従って、使用者は容易に目的の場所を清掃することができる。
【0038】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成したので、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作させることなく目的の場所を容易に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の斜視図である。
【図2】図1に示した吸込口体の面図である。
【図3】図1,図2に示した吸込口体の要部断面図である。
【図4】図1に示した電気掃除機の制御回路図である。
【図5】(a)図1に示したリモコンの一例を示す説明図、(b)は(a)のリモコンの制御回路図である。
【図6】図2に示した吸込口体の作用説明図である。
【図7】図2に示した吸込口体の作用説明図である。
【図8】従来の電気掃除機の一例を示す斜視図である。
【図9】図8に示した吸込口体の面図である。
【符号の説明】
20・・・掃除機本体
21・・・集塵室21
23・・・電動送風機
24・・・集塵ホース
25・・・吸込口体
41・・・水平回動モータ(移動方向変更装置)
42・・・駆動輪駆動モータ(駆動輪駆動装置)
43・・・駆動輪
49・・・リモコン(遠隔操作手段)
【発明の属する技術分野】
この発明は、駆動輪駆動装置によって駆動輪を駆動して移動させる吸込口体を備える電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気掃除機には、図8に示したように、掃除機本体1の前部内に集塵室2が形成され、この集塵室2に吸込負圧を作用させる電動送風機3が掃除機本体1の後部内に設けられていると共に、集塵ホース4の一端が集塵室2に接続され、この集塵ホース4の他端に手元操作パイプ5が設けられ、この手元操作パイプ5に延長管6を介して吸込口体7が接続されているものがある。
【0003】
この吸込口体7は、吸込室(図示せず)が設けられた吸込口本体8と、吸込口本体8の後縁部に装着した接続パイプ9を有する。そして、吸込口本体8の底壁8aの前縁部には、図9に示したように、左右に延びる吸込口(吸込開口)10が形成されている。図9において、11は吸込室内に配設した回転清掃体で、この回転清掃体11は吸込口10に沿って配設されている。
【0004】
また、この様な吸込口体7には、図9に示したように、駆動輪12を底壁8aに設け、吸込口本体8内に正転及び逆転駆動可能な駆動モータ13を配設すると共に、駆動モータ13の回転を回転清掃体11及び駆動輪12にベルト14で伝達するようにしたものがある(特許文献1参照)。15は底壁8aの前縁部の両端部に設けられた前輪、16は底壁8aの後縁部に装着された後輪である。
【0005】
そして、吸込口体7は、床、畳等の清掃面において駆動輪12が清掃面に接しないように、前輪15,15及び後輪16,16によって清掃面に支持される様になっている。一方、駆動輪12は、絨毯等の清掃面において清掃面に接触して、吸込口体7を前後に駆動して、手元操作パイプ5による吸込口体7の前後移動を容易にできるようにしている。
【0006】
また、従来の電気掃除機には、回転清掃体11と駆動輪12を別々の駆動モータで駆動するようにすると共に、掃除機本体1と吸込口体7の相対距離を音波又は赤外線等の電磁波を利用して検知して、この検知信号に基づき駆動輪用の駆動モータを制御することにより吸込口体7の移動方向及び移動速度等を制御するようにしたものがある(特許文献2参照)。
【0007】
更に、従来の電気掃除機には、手元操作パイプ(手元操作部)に設けた操作部の操作状態を無線等で掃除機本体1内の制御回路に送信して、制御回路の制御をするようにしたものがある(特許文献3参照)。また、従来の電気掃除機には、吸込口体の状態を検出手段で検出して、この検出手段からの検出信号を無線等で掃除機本体の制御回路に送信し、制御回路により電動送風機を制御するようにしたものもある(特許文献4参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平07−39495号公報
【特許文献2】
特開平05−031052号公報
【特許文献3】
特開平07−039504号公報
【特許文献4】
特開2000−210297号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電気掃除機では、いずれも使用者が手元操作パイプ5を掴んで吸込口体7を移動操作することにより、清掃作業をする必要があった。このため、使用者が疲れているような場合でも、使用者は立って清掃作業をしなければならなかったため、更に疲労するものであった。
【0010】
従って、この様な場合、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作させることなく目的の場所を容易に清掃できるのが望ましい。
【0011】
そこで、この発明は、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作せることなく目的の場所を容易に清掃できる電気掃除機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明の電気掃除機は、集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が設けられた掃除機本体と、前記集塵室に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体と、前記吸込口体に設けられ該吸込口体を移動させる駆動輪を駆動する駆動輪駆動装置を備える電気掃除機において、前記掃除機本体と前記吸込口体は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホースで接続されると共に、前記吸込口体の移動方向を変更させる移動方向変更装置が前記吸込口体に設けられ、前記駆動輪駆動装置および移動方向変更装置は遠隔操作手段により遠隔操作される電気掃除機としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1において、20は電気掃除機の掃除機本体、21は掃除機本体2の前部内に形成された集塵室、22は集塵室21内に装着された紙パックフィルタ等の集塵フィルタ、23は集塵室21吸込負圧を作用させる電動送風機である。この電動送風機23は、掃除機本体20の後部内に配設されている。
【0014】
また、掃除機本体20の前部には集塵室21に連通する接続口20aが形成され、接続口20aには集塵ホース24の一端部が着脱可能に接続されている。これにより、集塵ホース24の一端部は集塵室21に接続されている。この集塵ホース24には、可撓性のある蛇腹状ホースが用いられている。しかも、この集塵ホース24は、通常の電気掃除機に用いられている集塵ホースよりも長いもの、例えば従来の集塵ホースの2倍程度の長さのものが用いられる。この集塵ホース24の他端部には吸込口体25が着脱可能に接続されている。
【0015】
この吸込口体25は、左右に延びる吸込口本体26を有する。この吸込口本体26は、上方に開放する下ケース27と、下ケース27の上部を覆う上ケース28と、ケース27,28間に装着されたバンパー25aを有する。この下ケース27の前縁部と上ケース28の前縁部との間には左右に延びる吸込室(図示略)が形成され、下ケース27の底壁27aの前縁部には図2に示したように吸込室の吸込口(吸込開口)29が形成されている。
【0016】
そして、下ケース27の後縁部と上ケース28の後縁部との間には吸込室(図示せず)の略左右方向中央部に連通するホース接続口(ホース接続パイプ)26aが設けられ、このホース接続口26aに集塵ホース24の他端部が着脱可能に接続されることにより、吸込室に集塵ホース24の他端部が連通させられている。尚、このホース接続口26aは左右方向に回動できるように構成することができる。この場合、球継手又は球関節の構造を採用できる。この様な構造を採用することで、集塵ホース24に対する吸込口体25の水平方向の回動を容易にすることができる。
【0017】
また、図示しない吸込室には吸込口29に沿って延びる回転清掃体30が配設されている。この回転清掃体30は、両端部が下ケース27と上ケース28との間に回転自在に保持された回転軸31と、この回転軸31に螺旋状に突設された複数の可撓性のブレード32を有する。しかも、吸込口本体26内には、回転清掃体30の駆動手段33が設けられている。
【0018】
この駆動手段33は、回転清掃体駆動用の駆動モータ34と、駆動モータ34の出力軸34aに設けられたプーリ35と、回転軸31の端部に設けられたプーリ36と、プーリ35,36に掛け渡されたベルト37を有する。そして、駆動モータ34の回転は、プーリ35,ベルト37,プーリ36を介して回転清掃体30に伝達され、回転清掃体30が回転させられる。
【0019】
38,38は下ケース27の底壁27aの前縁部に取り付けられた前輪、39,39は下ケース27の底壁27aの後縁部に取り付けられた後輪である。この前輪38,38は下ケース27の左右両端部に取り付けられ、後輪39,39はホース接続口26aの両側に位置させられている。
【0020】
更に、下ケース27の底壁27aには、図2,図3に示したように下方に開放する凹部40が形成されている。この凹部40の上壁40a上には、移動方向変更装置としての水平回動モータ(水平回動手段)41が配設されている。この水平回動モータ41は、吸込口本体26の左右方向中央及び凹部40の左右前後方向の中央に位置させて、上壁40a上に固定されている。
【0021】
この水平回動モータ41の回転軸41aは上壁40aを貫通して凹部40内に突出しており、この回転軸41aには凹部40内に配設した駆動輪駆動装置としての駆動輪駆動モータ42が固定されている。この駆動輪駆動モータ42は左右に突出する回転軸42a,42aを有し、回転軸42a,42aには駆動輪43,43が固定されている。また、回転軸42a,42aの自由端部には支持ローラ44,44がベアリング45,45を介して回転自在に保持されている。この支持ローラ45は、直径が駆動輪43の直径よりも僅かに大きく形成されていて、上壁40aの下面に当接させられている。
【0022】
これにより、駆動輪43が絨毯等の清掃面に接触すると共に、吸込口体25の重量及び吸込口29に作用する吸込負圧により、駆動輪43が絨毯等の清掃面に押し付けられたとき、駆動輪43から回転軸42aに曲げ加重が作用しても、回転軸42aが曲がることがないので、駆動輪43が上壁40aに接触するのを未然に防止できる。
【0023】
また、図2に示したように吸込口体25が畳やフローリング等の清掃面46に前輪38及び後輪39で支持されているときには、駆動輪43及び支持ローラ45が清掃面46から僅かに浮いた状態となっている。
【0024】
また、掃除機本体20内には図4に示した演算制御回路47が設けられている。この演算制御回路47には、電動送風機23及び操作信号受信回路48が接続されている。この操作信号受信回路48は受信アンテナ48aを有し、このアンテナ48aは遠隔操作手段であるリモコン(リモートコントローラ)49からの操作信号を受信するようになっている。一方、吸込口体25内には演算制御回路50が設けられている。この演算制御回路50は、駆動モータ34,水平回動モータ41及び駆動輪駆動モータ42を駆動制御する様になっている。
【0025】
そして、演算制御回路47,50は図4に示した給電線51及び信号線52を介して接続されている。この給電線51及び信号線52は集塵ホース24に設けられている。尚、駆動モータ34への給電線(図示せず)は、水平回動モータ41内の回転軸41a内に設けられる。
【0026】
リモコン49には、例えば図5(a)に示したように、電源スイッチ53,吸込風量(即ち吸込負圧)を強にする強スイッチ54、吸込風量(即ち吸込負圧)を中にする中スイッチ55、吸込風量(即ち吸込負圧)を弱にする弱スイッチ56及びジョイステック装置57が設けられている。57aはジョイスティック装置57のジョイステックである。
【0027】
この電源スイッチ53,強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56及びジョイステック装置57は演算制御回路58に接続され、この演算制御回路58には操作信号送信回路59が接続されている。59aは操作信号送信回路59の送信アンテナである。60は電気掃除機の掃除機本体20に設けられた電源コード、61は電源コード60のプラグである。
[作用]
次に、この様な構成の電気掃除機の作用を説明する。
【0028】
この様な構成において、電気掃除機を使用する場合、プラグ61を図示しない商用電源のコンセントに差し込んで、掃除機本体20の操作信号受信回路48を作動させると共に演算制御回路47を動作させて、電気掃除機を待機状態にする。
【0029】
この状態で、リモコン49の電源スイッチ53をONさせると、リモコン49の演算制御回路58が動作する。この状態で、吸込風量(吸込負圧)切換のための強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56等を操作(押してON)すると、この強スイッチ54、中スイッチ55、弱スイッチ56等からの操作信号(ON信号)が操作信号送信回路59及び送信アンテナ59aを介して送信される。この操作信号は、掃除機本体20の受信アンテナ48a及び操作信号受信回路48を介して受信され、掃除機本体20の演算制御回路47に入力される。
【0030】
そして、演算制御回路47は、吸込風量(吸込負圧)切換のためのスイッチ54,55,56にいずれかの操作信号を受けると、操作されたスイッチに応じた回転数で電動送風機23を回転させる。即ち、演算制御回路47は、強スイッチ54の操作信号を受けると電動送風機23を高速回転させ、中スイッチ55の操作信号を受けると電動送風機23を中速回転させ、弱スイッチ56の操作信号を受けると電動送風機23を低速回転させる。
【0031】
この電動送風機23の回転駆動により、電動送風機23の吸込負圧が集塵室21に作用させられる。この際の吸込負圧は、強スイッチ54を操作した場合が最も強く、中スイッチ55,弱スイッチ56の操作の順に弱くなる。そして、集塵室21に作用する吸込負圧は、集塵ホース24を介して吸込口体25の吸込口29に作用する。これにより、吸込口29から塵埃を含むエアが吸い込まれ、このエアの吸込風量は、強スイッチ54を操作した場合が最も多く、中スイッチ55,弱スイッチ56の操作の順に少なくなる。この吸い込まれた塵埃及びエアは集塵ホース24を介して集塵室21内の集塵フィルタ22内に吸い込まれ、エアのみが集塵フィルタ22を通過して、塵埃が集塵フィルタ22に捕捉される。
<吸込口体25の前後動>
一方、リモコン49のジョイスティック57aを前後左右に傾動操作すると、この傾動操作信号が操作信号送信回路59及び送信アンテナ59aを介して送信される。この傾動操作信号は、掃除機本体20の受信アンテナ48a及び操作信号受信回路48を介して受信され、掃除機本体20の演算制御回路47に入力される。
【0032】
そして、演算制御回路47は、ジョイスティック57aを前側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、駆動モータ42を正転させて駆動輪43を正転させ、吸込口体25を前進させる。同様に演算制御回路47は、ジョイスティック57aを後側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、駆動モータ42を逆転させて駆動輪43を逆転させ、吸込口体25を後退させる。しかも、駆動モータ42の回転量はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
<吸込口体25の左右動>
また、演算制御回路47は、ジョイスティック57aを左側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、水平回動モータ41を正転させて回転軸42aを回転軸41a及び駆動輪駆動モータ42と一体に正転させる。これにより、回転軸42aは、回転軸41aの軸線を中心に図2の状態から時計回り方向に回動させられ、進行方向に対して図6の如く傾斜させられる。この傾斜により吸込口体25は、前進時に左斜め前方に移動させられ、後退時に右斜め後方に移動させられる。この水平回動モータ41にはパルスモータが用いられていて、水平回動モータ41による回転軸42aの回動量は水平回動モータ41への駆動パルス数により決定される。この駆動パルス数はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
【0033】
同様に演算制御回路47は、ジョイスティック57aを右側に傾動させたときの傾動操作信号を受けると、水平回動モータ41を逆転させて回転軸42aを回転軸41a及び駆動輪駆動モータ42と一体に逆転させる。これにより、回転軸42aは、回転軸41aの軸線を中心に図2の状態から反時計回り方向に回動させられ、進行方向に対して図7の如く傾斜させられる。この傾斜により吸込口体25は、前進時に右斜め前方に移動させられ、後退時に左斜め後方に移動させられる。この水平回動モータ41にはパルスモータが用いられていて、水平回動モータ41による回転軸42aの回動量は水平回動モータ41への駆動パルス数により決定される。この駆動パルス数はジョイスティック57aの傾動量が大きくなるに従って多くなる。
【0034】
この様なジョイスティック57aの前後左右への傾動操作により、吸込口体25を前後左右に移動操作して、清掃面の清掃を行わせる。この様に電気掃除機の使用者は、吸込口体25を直接操作せずに、この吸込口体25を遠隔操作により自動的に移動操作できる。従って、使用者は、疲れているような場合でも、椅子等に着座した状態で清掃面の清掃作業を行うことができるので、疲労せずに目的の場所を容易に清掃できる。
【0035】
以上説明した発明の実施の形態では、集塵室21及び該集塵室21に吸込負圧を作用させる電動送風機23が設けられた掃除機本体20と、前記集塵室21に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体25と、前記吸込口体25に設けられ該吸込口体25を移動させる駆動輪43を駆動する駆動輪駆動装置(駆動輪駆動モータ42)を備えている。また、この電気掃除機は、前記掃除機本体20と前記吸込口体25は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホース24で接続されると共に、前記吸込口体25の移動方向を変更させる移動方向変更装置(水平回動モータ41)が前記吸込口体25に設けられ、前記移動方向変更装置は遠隔操作手段(リモコン49)により遠隔操作されるようになっている。
【0036】
この遠隔操作手段としては、有線式であっても良いし、赤外光や電磁波等を用いた無線式のものであっても良いし、超音波等を用いたものであっても良い。
【0037】
この電気掃除機では、使用者は手元操作パイプを掴んで吸込口体を移動させることなく目的の場所を容易に清掃できる。即ち、使用者は、吸込口体25を直接操作せずに、この吸込口体25を遠隔操作により自動的に移動操作できるので、使用者は例えば椅子等に着座した状態で清掃面の清掃作業を行うことができる。従って、使用者は容易に目的の場所を清掃することができる。
【0038】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように構成したので、使用者が手元操作パイプを掴んで吸込口体を操作させることなく目的の場所を容易に清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の斜視図である。
【図2】図1に示した吸込口体の面図である。
【図3】図1,図2に示した吸込口体の要部断面図である。
【図4】図1に示した電気掃除機の制御回路図である。
【図5】(a)図1に示したリモコンの一例を示す説明図、(b)は(a)のリモコンの制御回路図である。
【図6】図2に示した吸込口体の作用説明図である。
【図7】図2に示した吸込口体の作用説明図である。
【図8】従来の電気掃除機の一例を示す斜視図である。
【図9】図8に示した吸込口体の面図である。
【符号の説明】
20・・・掃除機本体
21・・・集塵室21
23・・・電動送風機
24・・・集塵ホース
25・・・吸込口体
41・・・水平回動モータ(移動方向変更装置)
42・・・駆動輪駆動モータ(駆動輪駆動装置)
43・・・駆動輪
49・・・リモコン(遠隔操作手段)
Claims (1)
- 集塵室及び該集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が設けられた掃除機本体と、前記集塵室に吸込風路を介して連通され且つ下面に開口する吸込室が設けられた吸込口体と、前記吸込口体に設けられ該吸込口体を移動させる駆動輪を駆動する駆動輪駆動装置を備える気掃除機において、
前記掃除機本体と前記吸込口体は内部に前記吸込風路を有する可撓性の集塵ホースで接続されると共に、前記吸込口体の移動方向を変更させる移動方向変更装置が前記吸込口体に設けられ、前記駆動輪駆動装置および移動方向変更装置は遠隔操作手段により遠隔操作されることを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
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JP2002303734A JP2004135892A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 電気掃除機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009039262A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002303734A patent/JP2004135892A/ja not_active Withdrawn
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