JPWO2018155472A1 - 照明装置及び画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

光源(1)と、入射した光を被照明体(M)へ導く長手方向に延在する棒状の形状を有する導光体(2)と、を備え、光源(1)は、導光体(2)の長手方向の端部に配置され、導光体(2)は、光源(1)で発光した光が入射する長手方向の端部に設けられた入射面(2d)と、導光体(1)に入射した光を被照明体(M)へ出射する平面形状の出射面(2b)と、放物面形状であって、この放物面形状の焦点からの光またはこの焦点を通る決められた範囲からの光を出射面(2b)へ向けて反射する反射面(2c)と、入射面(2d)から入射した光を散乱させ反射面(2c)の方向へと反射する所定の散乱領域を有する光散乱部(2a)と、を備え、光散乱部(2a)は、放物面形状の焦点(2f)に設けられている、または、光散乱部の散乱領域で反射した光が放物面形状の焦点(2f)を通る位置に設けられている。

Description

本発明は、画像読取装置、特にファクシミリ、コピー機、スキャナ等に使用される照明装置及び画像読取装置に関する。
画像読取装置において、表面に凸凹のある読取対象物を鮮明に読み取るために、照明深度の深い光を読取対象物に照射する要求がある。
特許文献1には、アレイ光源の光軸を原稿側に向け、光源から発光した光を導光体に入射させた後、導光体の反射面で光を折り曲げて原稿に照射する画像読取装置が開示されている。この反射面は、複数の連続した平面で構成されていることが開示されている。
特許文献2には、光束入射面としての平面部と、光束出射面としての平面部がそれぞれの一方の端でほぼ直交しており、それぞれの他方の端は凹面反射部としての楕円曲線で接続されている照明装置が開示されている。
特許文献3には、LEDチップから放出された光は、円筒放物面鏡に向け、円筒放物面ブロック入射面から円筒放物面ブロックに入射され、円筒放物面鏡で内面反射し、概略平行光線として、プリズム形状の円筒放物面ブロック出射面から照明領域に照射される照明ユニットが開示されている。
特開2013−55648号公報(図4) 特開2005−117602号公報(図29) WO2013/062009(図12、図13)
特許文献1の技術は、導光体の主走査方向(長手方向)に延在する側面に形成されている反射面が平面であるため、導光体から出射される光が広がり、照明効率が悪い問題がある。
特許文献2の技術は、凹面反射部が楕円曲線であるため、光束出射面から出射される光が広がってしまい、深い照明深度が得られなく照明効率が悪い問題がある。
特許文献3の技術は、円筒放物面ブロック出射面がプリズム形状であるため、プリズムの境界部分から出射する光りが乱反射してしまい、照明効率が劣化する問題がある。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、光源からの光を照明深度が深く効率よく原稿に照射できる照明装置及びこの照明装置を備えた画像読取装置を提供することを目的としている。
本発明に係る照明装置及び画像読取装置は、光源と、入射した光を被照明体へ導く長手方向に延在する棒状の形状を有する導光体と、を備えた照明装置及び画像読取装置であって、前記光源は、前記導光体の前記長手方向の端部に配置され、前記導光体は、前記光源で発光した光が入射する前記長手方向の端部に設けられた入射面と、前記導光体に入射した光を前記被照明体へ出射する平面形状の出射面と、放物面形状であって、この放物面形状の焦点からの光またはこの焦点を通る決められた範囲からの光を前記出射面へ向けて反射する反射面と、前記入射面から入射した光を散乱させ前記反射面の方向へと反射する所定の散乱領域を有する光散乱部と、を備え、前記光散乱部は、前記放物面形状の焦点に設けられている、または、前記光散乱部の散乱領域で反射した光が前記放物面形状の焦点を通る位置に設けられている、ものである。
本発明によれば、光源からの光を照明深度が深く効率よく原稿に照射できる照明装置及びこの照明装置を備えた画像読取装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の分解図である。 本発明の実施の形態1に画像読取装置の回路図である。 本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る画像読取装置の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る画像読取装置の分解図である。 本発明の実施の形態3に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。 本発明の実施の形態3に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。 本発明の実施の形態4に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。 本発明の実施の形態4に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。 本発明の実施の形態5に係る画像読取装置の断面図である。 本発明の実施の形態6に係る画像読取装置の斜視図である。 本発明の実施の形態6に係る画像読取装置の分解図である。 本発明の実施の形態6に係る画像読取装置のYZ面断面図である。 本発明の実施の形態6に係る画像読取装置のXZ面断面図である。 本発明の実施の形態6に係る画像読取装置のXZ面断面図である。
実施の形態1.
本発明の実施形態1に係る画像読取装置100について、図を参照しながら以下に説明する。尚、各図において、同一又は同様の構成要素については同一符号を付している。各図において、X、Y、Zは座標軸を示す。X軸方向を主走査方向(長手方向)、Y軸方向を副走査方向(短手方向)、Z軸方向を読取深度方向とする。X軸の原点は、画像読取装置100の主走査方向の長さの中央とする。Y軸の原点は、画像読取装置100の副走査方向の長さの中央とする。Z軸の原点は、画像読取装置100が読み取る原稿Mの搬送位置とする。
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置100の斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置100の、図1のA−A’での断面図である。すなわち、図2は、画像読取装置100をYZ面で見た図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置100の分解図である。図1から図3を用いて本発明の実施の形態1に係る画像読取装置100について説明する。
原稿Mは、例えば、紙幣、有価証券、その他の一般文書の画像情報である被読取媒体(被照射体)である。原稿Mは、画像読取装置100でその画像情報が読取られる。光源1は、LED、有機EL等の発光素子であり、読み取る画像情報に応じて、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)、白色光(W)、紫外光(UV)、赤外光(IR)等を発光するものが用いられる。
透明体2は、例えば樹脂やガラスで構成されており、X軸方向に延在している。透明体2の、X軸方向の端部に入射面2dが形成されている。入射面2dに対向して光源1が配置されている。光源1から発光した光が入射面2dから透明体2の内部に入り、X軸方向に伝搬して導光される。よって、透明体2は導光体2とも称する。透明体2は、Z軸方向の一方の側に、X軸方向に延在した平面部2eを備える。平面部2eは、X軸方向に形成された光散乱部2aを備える。光散乱部2aはY軸方向に所定の長さの散乱領域を有する。透明体2は、Z軸方向の他方側に、透明体2の外部に光を出射するX軸方向に延在した出射面2bを備える。透明体2は、平面部2eと出射面2bとを繋ぎX軸方向に延在した側面2cを備える。側面2cは、放物面形状をしており、光散乱部2aからの光を出射面2bへと反射する反射面2cでもある。
光源1と透明体2との組を、照明装置とも称する。
結像光学系3は、例えば、アレイ状に配列したロッドレンズである。結像光学系3は、原稿Mと基板6との間に設置され、フレーム5(筐体5)に接着剤10やテープ10などの保持部材10で保持されている。結像光学系3は、照明装置から出射した光が原稿Mで反射した光を集光し、センサIC4に結像させる機能を有する。
センサIC4は、結像光学系3で集束された光を受光し、光電変換して電気信号を出力する。センサIC4には、半導体チップ等で構成された受光部(光電変換回路)A、その他の駆動回路B等が搭載されている。
基板6と結像光学系3との間に設置されたフレーム5は、樹脂もしくは板金で形成されている。フレーム5(筐体5)は、画像読取装置10の外部からセンサIC4に入射してくる光をさえぎるとともに、センサIC4にゴミなどが進入することを防ぐ防塵効果もある。
フレーム5(筐体5)は、X軸方向に延在する開口部5aを有しX軸方向に延在する平面部5bと、Y軸方向において平面部5bの開口部5a側の端部に原稿M側に向かって立設している一対の傾斜部5cと、Y軸方向において平面部5bの開口部5aとは反対側の端部に原稿M側に向かって立設している側壁部5dとを備えている。一対の傾斜部5cは、原稿M側に向かうにしたがい開口部5aのY軸方向の間隔が狭くなる方向へ傾斜している。すなわち、一対の傾斜部5cはX軸方向に延在する隙間を有している。平面部5cの両端部にはホルダ取付部5eが平面部5cと同一平面で形成されている。
透明体2は、平面部2eがフレーム5(筐体5)の平面部5bに対面して配置されている。透明体2は、傾斜部5cと側壁部5dとに挟まれるように配置されている。このとき、透明体2の側面(反射面)2cは、側壁部側5cに配置されている。2本の透明体2が、結像光学系3を挟んで、線対称に配置されている。
結像光学系3であるロッドレンズ3は、一対の傾斜部5cの隙間に挿入され、接着剤10やテープ10などの接着部材10で一対の傾斜部5cに保持される。
基板6には、センサIC4、外部コネクタ24、その他ASIC11等の電子部品が設置される。信号処理IC(ASIC)11は、CPU(中央処理装置)12aやRAM(ランダムアクセスメモリ)12bと連動して、センサIC4により受光した光電変換出力等を信号処理する。ASIC11のCPU12a、RAM12b及び信号処理回路12cをまとめて信号処理部12と呼ぶ。基板6は、テープ、接着剤、ネジなどでフレーム5に固定される。
基板6は、フレーム5(筐体5)の平面部5bにおける透明体2が配置された面側とは反対側の面に固定される。このとき、結像光学系3の光軸がセンサIC4の受光部に一致している。
ホルダ7は、透明体2においてX軸方向における一方側の端部に設けられている。ホルダ7の穴部7aに透明体2の端部が挿入される。透明体2が挿入されたホルダ7は、フレーム5のホルダ取付部5eにテープ、接着剤、ネジなどで固定される。ホルダ7は、白色の樹脂等で形成されている。このとき、透明体2の光散乱部2aを有する平面2aがフレーム5の平面部5bに対面して、透明体2が配置されている。
ホルダ8は、透明体2においてX軸方向における他方側の端部に設けられている。すなわちホルダ8は、透明体2のホルダ7が設けられた側の端部とは反対側の端部に設けられている。ホルダ8の穴部8aに透明体2の端部が挿入される。透明体2が挿入されたホルダ8は、フレーム5のホルダ取付部5eにテープ、接着剤、ネジなどで固定される。ホルダ8は、白色の樹脂等で形成されている。このとき、透明体2の光散乱部2aを有する平面2aがフレーム5(筐体5)の平面部5bに対面して、透明体2が配置されている。
外部コネクタ24は、センサIC4の光電変換出力、その信号処理出力を含む入出力信号インターフェース用として用いる。
光源基板9は、光源1を実装する基板である。光源基板9は、ホルダ7の透明体2が挿入される側の面とは反対側の面に設置されている。このとき、光源1は、ホルダ7の穴部7aに対応する位置に配置されており、透明体2の入射面2dに対面している。本実施の形態1において、光源1は透明体2の一端側に設けられていることになる。
本発明の実施形態1に係る画像読取装置100の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置100の回路図である。外部からASIC11へ向かう矢印であるSCLKはスタートクロック信号、センサIC4からASIC11へ向かう矢印であるSOは信号出力、ASIC11からセンサIC4へ向かう矢印であるCLKはクロック信号、ASIC11からセンサIC4へ向かう矢印であるSIは信号入力、信号処理回路12cから外部へ向かう矢印であるSIGは画像情報(信号)を意味する。図4の下左図は、信号出力SOの波形で、横軸が時間tである。図4の下右図は、信号処理回路12cから出力される画像情報SIGの波形(1ライン区画)である。最初に、ASIC11内の信号処理部12に含まれる、CPU12aに連動して、ASIC11から光源駆動回路14に光源点灯信号を送信する。光源駆動回路14は、受信した光源点灯信号を基に、各光源1に所定時間電源を供給する。各光源1は電源が供給されている間、光を発光する。光源1が発光した光(光源1から結像光学系3へ向かう破線矢印)は、透明体2の入射面2dから透明体2内へ入射し、透過または反射を繰り返しながら伝搬(導光)し、透明体2の光散乱部2aに到達する。光散乱部2aに入射した光の一部はZ軸方向側へ反射され、透明体2の出射部2bから出射し、原稿Mへ照射される。原稿Mへ照射された光は、原稿Mで反射し、結像光学系3で集光され、センサIC4に結像される(結像光学系3かたセンサIC4へ向かう破線矢印)。図4では、例示的にセンサIC4が、受光部(光電変換回路)Aと駆動回路Bとで構成されているものを示している。センサIC4からは光電変換されたアナログ信号の信号出力SOが出力され、A/D変換回路13でデジタル信号に変換されて、信号処理部12に含まれている信号処理回路12cに送られる。信号処理回路12cは、CPU12aに連動して入力したデジタル信号に変換された信号出力SOを信号処理して画像情報SIGとして出力する。信号処理部12に含まれるRAM12bは、CPU12aに連動して、信号処理回路12cに送られてきた信号出力SOを一時的に格納する機能を有する。なお、信号処理回路12cは、入力した信号出力SOを画像情報に信号処理せず、そのまま信号出力SOの形式で出力する場合もある。
透明体2について詳しく説明する。図5は、本発明の実施の形態1に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。図5は、YZ面における透明体の断面図でもある。図5において、複数の矢印は光線を示し、それぞれ光の方向を示している。透明体2は、フレーム5側の平面部2eに光散乱部2aを備える。平面部2eはX軸方向に延在しており、光散乱部2aもX軸方向に形成されている。光散乱部2aは、Y軸方向に所定の長さの散乱領域を有する。光散乱部2aは、微細な凹凸面やエンボス面、シルク印刷などで形成され、透明体2内をX軸方向へ伝搬(導光)している光を反射または屈折させることで光の伝搬方向を変え原稿Mへ照射させる。この際、光散乱部2aが第2の光源となるため光源1が経年劣化して色味や発光量が変化してもX軸方向の全体が同じように変化するため、アレイ光源のように光源1の経年劣化で特定領域のみ明るさや色味が変わることはない。また、光散乱部2aでは、反射だけでなく透明体2を透過する光も存在する。このため、光散乱部2aの下(外側)に設置されているフレーム5(筐体5)の平面部5bを白樹脂や金属など反射率の高い部材とすることが望ましく、光散乱部2a(透明体2)を透過してきた光を透明体2の内部へ戻すことができるため効率よい照明が行える。
透明体2は、光散乱部2aを備えた平面部2eとは反対側に平面形状の出射面2bを備える。詳しくは、出射面2bは平面部2eに対して傾斜して対向している。出射面2bはX軸方向に延在している。透明体2は、光散乱部2aが形成された平面部2eと出射面2bとの間には、平面部2eと出射面2bとを繋ぐ側面2cを備える。側面2cはX軸方向に延在しており、YZ面から見た形状が放物面形状を成した、光の反射面2cである。光散乱部2aはYZ面において、反射面2cの焦点2fの位置に形成されている。
透明体2の入射面2dから入射した光は透明体内を伝搬して導光され、光散乱部2aで反射する。この光散乱部2aで反射した光の内、出射面2b側へ反射した光は、反射面2cで更に反射して、出射面2bへと向かう。光散乱部2aが反射面2cの焦点2fの位置に形成されているため、反射面2cで反射した光は平行光となって出射面2bへと向かう。出射面2bは平面であり、出射面2bの平面の法線方向は、反射面2cで反射した平行光の方向と一致している。言い換えると、出射面2bの平面の法線方向と、反射面2cで反射した平行光の方向とは、平行である。このため、出射面2bに向かった平行光は、出射面2bで透明体2の内部へ反射されるがことなく、全ての平行光が出射面2bから透明体2の外部へ出射し、原稿Mを照明する。
透明体2の出射面2bから原稿Mへ照射される光が平行光であるため、原稿Mと読取装置10との距離が変化しても、原稿Mを照明する照明光の明るさが変化しない、照明深度が深く、効率良く、安定性の高い照明を行うことができる。
反射面2cの放物面形状の曲率が小さくなり、反射面2cにおける光散乱部2aからの光の反射角度が大きくなると、反射面2cから透明体2の外部へ漏れる漏れ光が発生する。この漏れ光を抑制するため、反射面2cである側面2cの外側に金属蒸着等を行って、反射面2cを鏡面としても良い。
実施の形態1では、透明体2の端部に設けた光源1から入射した光を、光散乱部2aで散乱し、この散乱した光を反射面2cで反射する形態について説明した。
光源1を光散乱部2aに対応する位置に、X軸方向にアレイ状に複数配置し、光源1を反射面2cの焦点2fの位置に配置しても、同様の効果が得られる。このとき、透明体2には、光散乱部2aは形成されていない。なお、LED等で構成される光源1は所定の発光領域を有している。光源1の発光領域内から発せられた光が、反射面2cの焦点2fを通る場合も、同様の作用効果が得られる。また、反射面2cの焦点2fと反射面2cとを結ぶ仮想の光線(仮想直線の光線)が、光源1の発光領域内を通る場合も、同様の作用効果が得られる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る画像読取装置100について説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る画像読取装置100の断面図である。図6は、画像読取装置100をYZ面で見た図である。図7は、本発明の実施の形態2に係る画像読取装置100の分解図である。図6、図7において図1から図5と同一若しくは同等の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2に係る画像読取装置100は、実施の形態1で示したフレーム5(筐体5)の平面部5bにX軸方向に延在する貫通穴5fを備えている。貫通穴5fは、少なくとも、平面部5bの透明体2の光散乱部2aに対応する位置が貫通している。貫通穴5fに対応する基板6の表面には、白レジストなどの塗料を塗布して形成された高反射率の反射領域6a(光反射部6a)が形成されている。反射領域6aは、金属パターンで形成しても良く、基板6の表面を鏡面処理しても良い。なお、実施の形態2では、フレーム5(筐体5)は黒色系の樹脂または金属に黒色系の表面処理を施した、表面が低反射率の構成となっている。
実施の形態1のフレーム5(筐体5)は、反射率の高い材料で構成している。この場合、結像光学系3を透過する光量が多く基板6の反射率がゼロでない場合、結像光学系3、基板6、フレーム5(筐体5)で囲まれた空間内で、結像光学系3を透過した光が基板6で反射した後フレーム5(筐体5)でさらに反射してセンサIC4に入射するという本来の意図とは異なる迷光経路が発生して読取画像が劣化することがある。
実施の形態1の構成でフレーム5(筐体5)の部材を低反射率とした場合、光散乱部2aを透過してきた光、すなわち透明体2を透過してきた光を透明体2の内部へ戻し効率よい照明を行うため、フレーム5(筐体5)の平面部5bに白テープや白樹脂板、白塗料などの高反射率部材を光散乱部2aの下の該当する領域へ追加することで、対応することも可能である。しかしながら、この場合、追加部材が発生することで構造が複雑化してしまう問題がある。
実施の形態2では、これらの問題を回避するため、フレーム5(筐体5)を表面が低反射率の構成とし、フレーム5(筐体5)に貫通穴5fを形成し、基板6の貫通穴5fに対応する箇所に、高反射率の反射領域6aを形成した。基板6の貫通穴5fに対応する箇所に高反射率の反射領域6aを形成したので、透明体2の光散乱部2aを透過してきた光を反射領域6aで反射し、透明体2の内部へ戻すことができる。したがって、フレーム5(筐体5)は低反射率の構成であるが、実施の形態1と同様の効率よい照明を行うことができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る画像読取装置100について説明する。図8(図8A、図8B)は、本発明の実施の形態3に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。図8(図8A、図8B)は、YZ面における透明体2の断面図でもある。図8(図8A、図8B)において、複数の矢印は光線を示し、それぞれ光の方向を示している。図8(図8A、図8B)において図1から図5と同一若しくは同等の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態1では、透明体2の光散乱部2aの位置は反射面2cの焦点の位置に同じである場合を説明した。透明体2の光散乱部2aの位置と反射面2cの焦点の位置とが異なる場合であって、実施の形態1と同様の作用効果が得られる構成について説明する。
図8Aは、反射面2cの焦点2fの位置が、光散乱部2aの位置よりも反射面2cに対して遠い場合の照明経路を示した図である。本来、焦点2fの位置から発する光が、光散乱部2aの位置において広がりを持っている。焦点2aからの仮想の光の経路が光散乱部2aの散乱領域のY軸方向の長さ内を通過する経路において光散乱部2aで反射した光は、放物面形状の反射面2cで反射され、略平行光として出射面2bへと向かう。
図8Bは、反射面2cの焦点2fの位置が、光散乱部2aの位置よりも反射面2cに対して近い場合の照明経路を示した図である。本来、焦点2fの位置から散乱する光が、光散乱部2aの位置において広がりを持っている。光散乱部2aの散乱領域のY軸方向の長さ内で反射した光は焦点2fに位置に集束した後、放物面形状の反射面2cで反射され、略平行光として出射面2bへと向かう。
このように、焦点2fの位置と、光散乱部2aとの位置がずれている場合、焦点2fを通るまたは仮想的に通る光が光散乱部2aの散乱領域内を通る位置に光散乱部2aを備えると、出射面2bへと向かう光が、略平行光となる。
図8Aのように、反射面2cの焦点2fの位置が、光散乱部2aの位置よりも反射面2cに対して遠くすると、透明体2のZ軸方向の高さを低くできる効果がある。図8Bのように、反射面2cの焦点2fの位置が、光散乱部2aの位置よりも反射面2cに対して近くすると、透明体2の断面積(YZ面面積)が大きくすることができる。これにより、入射面2d面積が大きくなるので、光源1の設置数を増やすことができ、より明るい照明を行うことができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る画像読取装置100について説明する。図9(図9A、図9B)は、本発明の実施の形態4に係る画像読取装置の照明経路を示した図である。図9(図9A、図9B)は、YZ面における透明体2の断面図でもある。図9において、複数の矢印は光線を示し、それぞれ光の方向を示している。図9(図9A、図9B)において、図1から図5と同一若しくは同等の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
ホログラム等の原稿を読み取る際に最適な照明角度が存在するが、本発明の透明体2で照明角度を大きくするにつれて、反射面2cに入射する光散乱部2aからの光の角度が大きくなっていく。このため、反射面2cで全反射条件を満たせなくなり、透明体2の反射面2c(側面2c)から透明体2の外部へ漏れる光の量が大きくなっていく。
側面2cに金属蒸着等を行い、反射面2cを鏡面とすれば、透明体2の外部へ漏れる光は無くなる。しかしながら、透明体2の製造工程が複雑化する。
実施の形態4では、図9Aに示すように、出射面2bの平面の法線方向と反射面2cから出射面2bへと向かう平行光の方向とに角度を持たせて、出射面2bを形成している。このようにすることにより、出射面2bから透明体2の外部へ出射される光の方向は、反射面2cから出射面2bへと向かう平行光の方向とは異ならせることができる。
図9Bに示すように、出射面2bの平面の法線方向と反射面2cから出射面2bへと向かう平行光の方向との角度が一定以上に大きくなると、出射面2bで反射面2cから出射面2bへと向かう平行光が全反射されて、透明体2から光が出射されなくなる。
そのため、出射面2bの平面の法線方向と反射面2cから出射面2bへと向かう平行光の方向とが成す角度θは、透明体2に用いられている材料の屈折率をnとしたとき、
θ<sin-1(1/n) ・・・式(1)
を満たしている必要がある。
式(1)において、透明体の屈折率n=1.5とするとθ<41.8度となる。
このように、式(1)の条件で、出射面2bの平面の法線方向と反射面2cから出射面2bへと向かう平行光の方向とが成す角度を設定することにより、任意の方向へ出射面2bから透明体2の外部へ光を出射することができる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る画像読取装置100について説明する。図10は、本発明の実施の形態5に係る画像読取装置100の断面図である。すなわち、図10は、画像読取装置100をYZ面で見た図である。図10において、図1から図5と同一若しくは同等の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態1においては、2本の透明体2が、結像光学系3を挟んで線対称に配置されていた。実施の形態5に係る透明体102は、2本の透明体2の出射面2bを繋ぎ合わせて一体化したものである。繋ぎ合わせ部102bは、2本の透明体2のそれぞれの出射面2bの結像光学系3の側の端部を繋ぎ合わせている。繋ぎ合わせ部102bは結像光学系3を覆う構造となっている。この結果、結像光学系3及びセンサIC4が透明体102の内部に収納されることになり、防塵機能も期待できる。
実施の形態5に係る画像読取装置100の他の作用効果については、実施の形態1と同様である。
実施の形態6.
本発明の実施の形態5に係る画像読取装置100について説明する。図11は、本発明の実施の形態6に係る画像読取装置の斜視図である。図12は、本発明の実施の形態6に係る画像読取装置の分解図である。図13は、本発明の実施の形態6に係る画像読取装置のYZ面断面図である。図14(図14A、図14B)は、本発明の実施の形態6に係る画像読取装置のXZ面断面図である。図13は、特に、透明体2に対するX軸方向の中央部におけるYZ断面図である。図14Aは、光源1が配置された側の端部における実施の形態6に係る画像読取装置のXZ断面図であり、図14Bは、図14Aとは反対側の端部における実施の形態6に係る画像読取装置のXZ断面図である。図11から図14(図14A、図14B)において、図1から図5と同一若しくは同等の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
光源基板9の透明体2と対面する側の面には、光源1が実装されている。光源1の透明体2と対面する側には、赤外光カットフィルタ(IRCF)16が配置されている。IRCF16は、接着剤23にて光源基板9に接着されている。接着剤23は、光源1を回避して塗布されている。光源基板9の光源1が実装された面と反対側の面に接触して、放熱シート17が配置されている。上記の組み付けが行われた光源基板9は、光源1が透明体2の入射面2dに対面するようにホルダ7に挿入されて、ホルダ7に接着されている。このとき、放熱シート17はフレーム5(筐体5)に接触している。
実施の形態1で説明したように、ホルダ7及びホルダ8には透明体2のX軸方向の端部が挿入されている。
ロッドレンズ3は、X軸方向の両端部がサポート19のZ軸方向に凹んだ凹部19aに挿入されている。サポート19は、フレーム5(筐体5)のX軸方向における両端部に設けられた開口5gにはめ込まれている。
基板6は、テープ22を用いてフレーム5(筐体5)に接着される。このとき、同時に、フレーム5(筐体5)の開口5gにはめ込まれたサポート19が、基板6にテープ22にて接着される。さらに、サポート19が基板6に接着された状態で、ロッドレンズ3の周囲に接着剤20を塗布して、ロッドレンズ3をフレーム5(筐体5)に接着する。図12において、接着剤20の形状は、ロッドレンズ3に塗布した接着剤20の形状を示しているものである。
透明体2の反射面2cと反対側の側面は、光散乱部2aから出射面2bの方向に向かうにしたがい、反射面2cとは反対側の方向へ傾斜する平面上の傾斜面2gを備えている。透明体2のX軸方向の中央部において、この傾斜面2gをフレーム5(筐体5)の傾斜部5cに接着剤10で接着している。また、透明体2のX軸方向における中央部には、平面部2eにおいて反射面2c側の端部から短手方向に延伸する鍔部2hが形成されている。この鍔部2hをフレーム5(筐体5)の平面部5bに接着剤21で接着している。このように、透明体2は、X軸方向の中央部が接着にてフレーム5(筐体5)に固定される構造となっている。
ガラス15は、フレーム5(筐体5)における原稿M側の開口部の周囲5hに接着剤18を塗布または接着テープを貼付して、フレーム5(筐体5)に接着される。
透明体2は、X軸方向の中央部がフレーム5(筐体5)に接着され、透明体2の端部はホルダ7及びホルダ8に挿入されている。このため、温度変化によって透明体2の熱伸縮が発生しても、透明体2の端部がホルダ7及びホルダ8の内部で摺動するので、透明体2には機械的応力がかからない。よって、信頼性の高い画像読取装置が得られる。
実施の形態1から6に記載の内容は、代表的な実施の内容であり、実施の形態1から実施の形態6に記載の内容を、それぞれ組合せて実施しても良い。
1 光源、2 透明体(導光体)、2a 光散乱部、2b 出射面、2c 反射面(側面)、2d 入射面、2e 平面部、2f 焦点、2g 傾斜面、2h 鍔部、3 結像光学系(ロッドレンズ)、4 センサIC(受光素子)、5 フレーム(筐体)、5a 開口部、5b 平面部、5c 傾斜部、5d 側壁部、5e ホルダ取付部、5f 貫通穴、5g 開口、5h 周囲、6 基板、6a 反射領域(光反射部)、7 ホルダ、7a 穴部、8 ホルダ、8a 穴部、9 光源基板、10 保持部材(接着剤、テープ)、11 ASIC(信号処理IC)、12 信号処理部(中央処理装置)、12a CPU、12b RAM、12c 信号処理回路、13 A/D変換回路、14 光源駆動回路、15 ガラス、16 赤外光カットフィルタ(IRCF)、17 放熱シート、18 接着剤、19 サポート、19a 凹部、20 接着剤、21 接着剤、22 テープ、23 接着剤、24 外部コネクタ、100 画像読取装置、102 透明体(導光体)、102b 繋ぎ合わせ部、A 受光部(光電変換回路)、B 駆動回路、M 原稿(被照明体)。
本発明に係る照明装置及び画像読取装置は、光源と、入射した光を被照明体へ導く長手方向に延在する棒状の形状を有する導光体と、を備えた照明装置及び画像読取装置であって、光源は、導光体の長手方向の端部に配置され、導光体は、光源で発光した光が入射する長手方向の端部に設けられた入射面と、導光体に入射した光を被照明体へ出射し、長手方向に延在した平面形状の出射面と、放物面形状を有し、この放物面形状の焦点からの光またはこの焦点を通る決められた範囲からの光を出射面へ向けて反射する反射面と、入射面から入射した光を散乱させ反射面の方向へと反射する所定の散乱領域を有する光散乱部と、を備え、光散乱部は、放物面形状の焦点に設けられ、または、光散乱部の散乱領域で反射した光が放物面形状の焦点を通る位置に設けられ、反射面で反射され出射面へ向かう光の方向が、長手方向に延在した平面形状の出射面の法線方向と平行である、ものである。
本発明に係る照明装置及び画像読取装置は、光源と、入射した光を被照明体へ導く長手方向に延在する棒状の形状を有する導光体と、を備えた照明装置及び画像読取装置であって、光源は、導光体の長手方向の端部に配置され、導光体は、光源で発光した光が入射する長手方向の端部に設けられた入射面と、導光体に入射した光を被照明体へ出射し、長手方向に延在した平面形状の出射面と、放物面形状を有し、この放物面形状の焦点からの光またはこの焦点を通る決められた範囲からの光を出射面へ向けて反射する反射面と、入射面から入射した光を散乱させ反射面の方向へと反射する所定の散乱領域を有する光散乱部と、を備え、光散乱部は、導光体の導光体面部に形成され、導光体面部と出射面とを繋ぐ長手方向に延在した反射面の側寄りに光散乱部が配置され、光散乱部は、放物面形状の焦点に設けられ、または、光散乱部の散乱領域で反射した光が放物面形状の焦点を通る位置に設けられ、反射面で反射され出射面へ向かう光の方向が、長手方向に延在した平面形状の出射面の法線方向と平行である、ものである。

Claims (5)

  1. 光源と、
    入射した光を被照明体へ導く長手方向に延在する棒状の形状を有する導光体と、
    を備えた照明装置であって、
    前記光源は、前記導光体の前記長手方向の端部に配置され、
    前記導光体は、
    前記光源で発光した光が入射する前記長手方向の端部に設けられた入射面と、
    前記導光体に入射した光を前記被照明体へ出射する平面形状の出射面と、
    放物面形状であって、この放物面形状の焦点からの光またはこの焦点を通る決められた範囲からの光を前記出射面へ向けて反射する反射面と、
    前記入射面から入射した光を散乱させ前記反射面の方向へと反射する所定の散乱領域を有する光散乱部と、
    を備え、
    前記光散乱部は、前記放物面形状の焦点に設けられている、または、前記光散乱部の散乱領域で反射した光が前記放物面形状の焦点を通る位置に設けられている、
    照明装置。
  2. 前記反射面で反射され前記出射面へと向かう光の方向が、平面形状の前記出射面の法線方向と平行である請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記反射面で反射され前記出射面へと向かう光の方向と平面形状の前記出射面の法線方向とがなす角度θが、
    前記導光体の屈折率をnとしたとき、
    θ<sin-1(1/n)
    である請求項1に記載の照明装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置と、
    受光した光を電気信号に変換する受光素子と、
    前記照明装置から出射した光が前記被照明体で反射された光を前記受光素子に結像させる結像光学系と、
    前記照明装置、前記受光素子及び前記結像光学系を収容又は保持する筐体と、
    を備えた画像読取装置。
  5. 前記導光体の前記光散乱部が形成されている平面形状の導光体平面部と、
    この導光対平面部に対面して配置された前記筐体の平面部である筐体平面部と、
    この筐体平面部の前記導光体平面部に対面する面とは反対側の面に配置され、前記受光素子が実装された基板と、
    を備え、
    前記筐体平面部は、前記光散乱部に対応する位置に貫通穴を有し、
    前記基板は、前記貫通穴に対応する位置に光反射部を設けた、
    請求項4に記載の画像読取装置。
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