JPWO2018151061A1 - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機内における媒体からオイルを分離する機能を向上させることで、冷凍サイクル内を循環するオイル量を減少させる圧縮機を提供する。【解決手段】リアハウジング6内で鉛直方向に形成された隔壁6dにより、吐出室24を、吐出口18dが開口した第1吐出室24aと、オイル分離器28のオイル分離室28aへの導入通路25が開口した第2吐出室24bとに仕切る。吐出室24の上部には、第1吐出室24aと第2吐出室24bとを連通する通路27が形成されている。【選択図】図3

Description

この発明は、圧縮機のオイル分離構造に関する。
圧縮機構で圧縮された冷媒ガスとオイルとが混合した媒体から、オイルを分離するオイル分離器を備えた圧縮機が、例えば特許文献1に開示されている。
この特許文献1に示される圧縮機は、圧縮機構から吐出室に吐出された冷媒ガスとオイルとが混合した媒体から、オイルをオイル分離器にて分離している。そして、媒体からオイルが分離された冷媒ガスを外部冷凍サイクルに吐出し、媒体から分離されたオイルを貯油室に送って貯油室に蓄えた後、オイル戻し経路を介して圧縮機の摺動部に潤滑のために戻している。
特開2007−182774号公報
しかしながら、オイル分離器を用いても媒体を冷媒ガスとオイルとに完全に分離することはできず、若干のオイルが冷媒ガスと一緒に圧縮機から外部冷凍サイクルに吐出される。オイルが冷凍サイクル内を循環すると、冷凍サイクルの冷凍能力を低下させる要因となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、オイル分離能力を向上することが可能な圧縮機を提供することを目的としている。
上記目的を達成すべく、この発明に記載の圧縮機は、ハウジングと、このハウジング内に収容され、冷媒を圧縮する圧縮機構と、前記圧縮機構で圧縮された冷媒とオイルとが混合した媒体が吐出口を介して吐出される吐出室と、前記吐出室から導入通路を経てオイル分離室に導入された媒体からオイルを分離するオイル分離器と、このオイル分離器により分離されたオイルを蓄える貯油室と、を備える圧縮機であって、前記吐出室には、前記吐出室を、前記吐出口が開口した第1吐出室と、前記導入通路が開口した第2吐出室とに隔てる隔壁が鉛直方向に形成され、前記吐出室の上部において、前記第1吐出室と前記第2吐出室とを連通する通路が形成されていることを特徴としている。
これにより、圧縮機構で圧縮された冷媒ガスとオイルとが混合した媒体を一旦第1吐出室に吐出させることにより、この第1吐出室にてある程度のオイルが媒体から分離される。オイルが分離除去された媒体は通路を通って第2吐出室に流れ、導入通路を介してオイル分離器に至り、更に媒体からオイルが分離される。従って、圧縮機から冷凍サイクルに流出するオイル量が減少し、冷凍サイクルの冷凍能力を向上させることができる。
請求項2に記載の圧縮機は、前記吐出室と前記貯油室とが、仕切り壁により仕切られることで上下に分かれて配置され、前記仕切り壁には前記吐出室と前記貯油室とを連通するオイル用連通路が形成されていることを特徴としている。
これにより、第1吐出室にて媒体から分離されて仕切り壁上に溜まったオイルを、オイル用連通路を介して貯油室に導くことができるので、圧縮機構の潤滑に有効に用いることが可能となる。
請求項3に記載の圧縮機は、前記隔壁が前記仕切り壁を基点として延伸しており、前記第1吐出室と前記第2吐出室とを連通する通路が、前記吐出室を形成する周壁部の内周面と前記隔壁の鉛直方向の上方側端との間に形成されていることを特徴としている。
これにより、仕切り壁上に溜まったオイルを巻き上げ冷媒ガスと再混合することを防止することができる。このため、オイル分離器へ導入される媒体中のオイル含有量を低減させることができる。
以上に述べたように、本発明によれば、オイル分離能力を向上させることができ、これにより、圧縮機から冷凍サイクルに流出するオイル量を減少させ、冷凍サイクルの冷凍能力を向上させることが可能となる。
この発明が適用される圧縮機の実施形態を示す図であり、圧縮機の全体構成を示す断面図である。 図1に示されるリアハウジングに形成される吐出室の構成を示した図である。 図2に示される吐出室内における冷媒ガスやオイルの流れを示した図である。
以下、この発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1から図3は、この発明が適用される圧縮機1の実施形態であり、スクロール型の電動圧縮機が示されている。なお、図1において、図中左側を圧縮機1の前方、図中右側を圧縮機1の後方としている。
この圧縮機1は、圧縮機構3及び圧縮機構3を駆動するための電動機4を収容するフロントハウジング5と、吐出室24、オイル分離器28及び貯油室30を有するリアハウジング6とを備え、これらのハウジング5、6を図示しない締結ボルトで軸方向に締結することによりハウジング2が構成されている。フロントハウジング5とリアハウジング6とが当接する端面間にはガスケット(図示せず。)が介在しており、これにより圧縮機1内部と外部との気密が保たれている。
フロントハウジング5は、前方側が前壁部5aにより閉塞され、後方側が開放された有底の筒状形状をなしている。この筒状部の側面には、冷凍サイクルから圧縮機1内に冷媒ガスを取り込む流入口(図示せず。)が設けられている。
さらに、フロントハウジング5は、前壁部5aより前方側が開放された筒状形状になっており、この開放側を蓋体8で閉塞することにより、電動機4を駆動制御するための図示しないインバータ装置を収容するインバータ収容空間11が形成される。
フロントハウジング5の内周に設けられた段差部5bには、ブロック部材7が当接し、位置決めピン(図示せず。)により回転不能に組みつけられている。フロントハウジング5内において、ブロック部材7より後方には圧縮機構3を収容する圧縮機構収容空間9が、ブロック部材7より前方には圧縮機構3を駆動するための電動機4を収容する電動機収容空間10が形成されている。
フロントハウジング5の前壁部5aの後方面側中央と、ブロック部材7の前方面側中央には、軸受12、13がそれぞれ保持されている。そして、駆動軸14が軸受12、13にて回転可能に支持されている。
電動機4は、フロントハウジング5の内周面に固定されたステータ41と、ステータ41の内側において駆動軸14と一体に回転するよう固装されたロータ42とから構成されており、ロータ42はステータ41に形成された回転磁力によって回転するようになっている。
圧縮機構3は、固定スクロール18とこれに対向配置された揺動スクロール19とを有するスクロール型のものである。
固定スクロール18は、円板状の基板18aと、この基板18aの外縁に沿って全周に亘って設けられると共に前方に向かって立設された円筒状の外周壁18bと、その外周壁18bの内側において前記基板18aから前方に向かって立設された渦巻状の渦巻壁18cとから構成されている。基板18aの略中央には貫通穴である吐出口18dが形成され、基板18aの後方端面上に設けられた吐出弁32を介して、圧縮機構3で圧縮されたオイルと冷媒ガスとが混合した媒体が後述する吐出室24に吐出される様になっている。
この固定スクロール18は、リアハウジング6とブロック部材7とにより軸方向の動きが許容されつつ規制され、位置決めピン(図示せず。)により径方向及び回転方向への動きが規制されている。
揺動スクロール19は、円板状の基板19aと、この基板19aから後方に向かって立設された渦巻状の渦巻壁19bとから構成されており、基板19aの前方面中央には、嵌合孔19cが形成されている。
固定スクロール18と揺動スクロール19とは、それぞれの渦巻壁18c、19bが互いに噛み合わされ、固定スクロール18の基板18a及び渦巻壁18cと、揺動スクロール19の基板19a及び渦巻壁19bとによって囲まれた空間には圧縮室21が構成されている。固定スクロール18の外周壁18bと揺動スクロール19の渦巻壁19bの最外周部との間には、冷媒ガスとオイルとを圧縮室21に吸入する吸入室22が構成されている。
駆動軸14の後方端には、駆動軸14の軸心に対して偏心した位置に偏心軸15が設けられており、偏心軸15にはブッシュ16が外嵌されている。
揺動スクロール19の嵌合孔19cには、ラジアル軸受17が嵌入され、このラジアル軸受17の内輪にはブッシュ16の外周面が嵌入されている。
ブロック部材7と揺動スクロール19との間には図示しないピン&リングカップリング式の自転防止機構が設けられている。これにより、駆動軸14の回転運動が揺動スクロール19の旋回運動に変換され、圧縮室21の容積が増減するようになっている。
リアハウジング6は、筒状の周壁部6aの後方側が底壁部6bにより閉塞され、前方側が開放された有底円筒形状をなしている。リアハウジング6の前方端面は、前記した通り、フロントハウジング5とガスケットとを介して当接するとともに、固定スクロール18の基板18aの後方端面とも所定のクリアランスを存して対向しており、これにより固定スクロール18の軸方向の動きが規制されている。固定スクロール18の基板18aの後方端面とリアハウジング6の前方端面との間にはシール部材(図示せず。)が設けられており、これにより吸入室22と後述する吐出室24間の気密が保たれている。
リアハウジング6内には、圧縮室21にて圧縮された媒体が吐出口18dから吐出される吐出室24と、吐出室24に吐出された媒体からオイルを分離するオイル分離器28と、オイル分離器28にて媒体から分離されたオイルを貯留する貯油室30とが区画形成されている。
より詳しくは、吐出室24と貯油室30とは、水平に伸びる仕切り壁6cによって仕切られ、上側に吐出室24が、下側に貯油室30が区画配置されている。オイル分離器28は、底壁部6bの後方において、この底壁部6bと一体に形成された円筒部の内部空間に形成されている。オイル分離器28と吐出室24とは底壁部6bに設けられた導入通路25を介して連通し、オイル分離器28と貯油室30とはオイル用通路29を介して連通している。
仕切り壁6cには、吐出室24(より詳しくは、後述する第1吐出室24a)と貯油室30とを連通するオイル用連通路26が形成されている。オイル用連通路26は、本実施形態においては、仕切り壁6cを貫通する穴としている。
オイル分離器28は、遠心分離式のものであり、吐出室24の上方に位置する導入通路25と連通するオイル分離室28aと、オイル分離室28aに収容された円筒状のオイル分離パイプ28bとを備えている。オイル分離パイプ28b内側の空間は、冷凍サイクルへと繋がる流出口部31と連通している。
ここで、吐出室24は、図1、図2に示すように、仕切り壁6cを基点として鉛直方向上方に向かって延び且つ、底壁部6bから前方に向かって立設する隔壁6dにより、第1吐出室24aと第2吐出室24bとに仕切られている。第1吐出室24aは吐出口18dと連通し、第2吐出室24bは導入通路25と連通している。
隔壁6dの鉛直方向上方端と、周壁部6aの内周面との間にはクリアランスが形成されており、このクリアランスが第1吐出室24aと第2吐出室24bとを連通する通路27となっている。
隔壁6dと固定スクロール18の後方端面との間には、所定のクリアランスが設けられており、吐出弁32の開弁時に吐出弁32が隔壁6dに干渉しない様になっている。
また、第1吐出室24aにおいて、底壁部6b上には径方向に延び且つ、前方側に立設するリブ6eが周壁部6a近傍に2か所形成されている。
以上の構成において、電動機4によって駆動軸14が回転駆動されると、揺動スクロール19は偏心軸15を介して固定スクロール18の軸心周りを旋回運動する。これにより、流入口から電動機収容空間10に吸入された冷媒ガス(詳細には、オイルが若干混合した媒体)は、ステータ41とフロントハウジング5との間の隙間等や、吸入室22を介して圧縮室21に導入される。この際、圧縮機構3内を循環するオイルも吸入室22を介して圧縮室21に導入され、冷媒ガスとオイルが混合した媒体が圧縮される。圧縮された媒体は、吐出口18dから吐出室24に吐出される。
吐出室24に吐出された媒体は、第1吐出室24a内にて、図3の実線矢印に示す様に周壁部6aの内周面に沿って上昇する。すなわち、冷媒ガスは、隔壁6dが設けられていない場合における、吐出口18dから導入通路25に向けての流れ(図3の破線矢印)に対し、隔壁6dを設けたことで、周壁部6aの内側に沿って隔壁6dを迂回する流れ(図3の実線矢印)が形成されるため、第1吐出室24a内にて媒体からある程度オイルが分離される。
更に、第1吐出室24aにおける媒体の流れの途中にはリブ6eが介在するため、このリブ6eに媒体が衝突することによりオイル分離が促進される。
第1吐出室24aにてオイルがある程度除去された媒体は、通路27を介して第2吐出室24bに流れ、導入通路25を経てオイル分離器28に導かれる。オイル分離器28では更に媒体からオイルが分離され、オイルが好適に除去された媒体は流出口部31から図示しない冷凍サイクルに吐出される。
一方、第1吐出室24aにて媒体から分離され仕切り壁6c上に貯まったオイルは、図3の白抜き矢印に示されるように、オイル用連通路26を介して貯油室30に導かれる。また、オイル分離器28により媒体から分離されたオイルは、オイル用通路29を通って貯油室30に導かれる。このようにして貯油室30に蓄えられたオイルは、図示しないオイル戻し通路を介して圧縮機構3に潤滑のため戻される。
以上より、本発明の実施形態によれば、オイル分離器28により媒体からオイルを分離する前にも、吐出室24、特に第1吐出室24a内でオイルを分離しているので、冷凍サイクルに流出するオイル量を減少させることができ、冷凍サイクルの冷凍能力を向上させることが可能となる。
また、第1吐出室24aから第2吐出室24bへの通路27を吐出室24上方に設けたので、仕切り壁6c上に溜まったオイルが巻き上げられ冷媒ガスと再混合することを防止することができる。このため、オイル分離器28へ導入される媒体中のオイル含有量を低減させることができる。
また、吐出室24、特に第1吐出室24a内で分離され仕切り壁6c上に溜まったオイルを、オイル用連通路26を介して貯油室30に導くことができるので、このオイルを圧縮機構3の潤滑用として有効に用いることができる。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。例えば、圧縮機構3の構成としてはスクロール型以外にも、ベーン型又はピストン型、或いは、エンジンの補機としての圧縮機やポンプ等に対しても適用可能である。
また、オイル用連通路26は、第1吐出室24aと貯油室30を連通できる経路であればよく、オイル用連通路26の位置や形状について本実施形態に限定されるものではない。例えば、オイル用連通路26は第2吐出室24bと連通していてもよく、リアハウジング6の前方端面と仕切り壁6c面とを同一面とし、前述したフロントハウジング5とリアハウジング6とが当接する端面間に設置したガスケットの厚さ分により生じるクリアランスをオイル用連通路26としてもよい。
また、リブ6eは冷媒の流れを迂回させるものであればよく、その数や形状について本実施形態に限定されるものではない。
1 圧縮機
2 ハウジング
3 圧縮機構
4 電動機
5 フロントハウジング
6 リアハウジング
6a 周壁部
6b 底壁部
6c 仕切り壁
6d 隔壁
6e リブ
17 揺動スクロール
18 固定スクロール
18d 吐出口
24 吐出室
24a 第1吐出室
24b 第2吐出室
25 導入通路
26 オイル用連通路
27 通路
28 オイル分離器
28a オイル分離室
30 貯油室

Claims (3)

  1. ハウジングと、このハウジング内に収容され、冷媒を圧縮する圧縮機構と、前記圧縮機構で圧縮された冷媒とオイルとが混合した媒体が吐出口を介して吐出される吐出室と、前記吐出室から導入通路を経てオイル分離室に導入された媒体からオイルを分離するオイル分離器と、このオイル分離器により分離されたオイルを蓄える貯油室と、を備える圧縮機において、
    前記吐出室には、前記吐出室を、前記吐出口が開口した第1吐出室と、前記導入通路が開口した第2吐出室とに隔てる隔壁が鉛直方向に形成され、
    前記吐出室の上部において、前記第1吐出室と前記第2吐出室とを連通する通路が形成されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記吐出室と前記貯油室とが、仕切り壁により仕切られることで上下に分かれて配置され、前記仕切り壁には前記吐出室と前記貯油室とを連通するオイル用連通路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記隔壁は、前記仕切り壁を基点として延伸しており、前記第1吐出室と前記第2吐出室とを連通する通路が、前記吐出室を形成する周壁部の内周面と前記隔壁の鉛直方向の上方側端との間に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
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