JPWO2018110063A1 - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

使い勝手の向上を図る。アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、開口を閉塞する閉塞位置と開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、マウント部に対するアクセサリーの取付動作に伴ってバリアを移動させるための被作用部と、マウント部に対するアクセサリーの取付動作に拘わらずバリアを移動させる操作部とを備え、操作部がマウント部の内側又はマウント部の前面部に位置された。

Description

本技術はアクセサリーがマウント部に対して着脱可能にされた撮像装置についての技術分野に関する。
スチルカメラやビデオカメラ等の各種の撮像装置には、交換レンズ等のアクセサリーが環状のマウント部に着脱可能にされ、例えば、交換レンズがマウント部に取り付けられることにより機能性の向上が図られる。また、交換レンズはアダプターを介してマウント部に取り付けられる場合もあり、アダプターも撮像装置に対するアクセサリーとして用いられる。
このようなアクセサリーが着脱可能にされた撮像装置には、結合部が設けられたアクセサリーを係合部が設けられたマウント部に押し付けた状態でマウント部に対して回転させてアクセサリーの結合部をマウント部に設けられた係合部に係合させることにより、アクセサリーが取り付けられる構成にされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
アクセサリーの撮像装置からの取り外しは、アクセサリーをマウント部に対して取付時とは逆方向に回転させて結合部の係合部との係合を解除させマウント部から引き出すことにより行うことが可能である。
上記のような撮像装置にあっては、内部に撮影光が入射される撮像素子が配置され、マウント部の内側に撮影光を取り込むための開口が形成されており、開口からの塵埃や水分等の異物の侵入等を抑制するために開口を開閉可能なバリア(カバー)が設けられている。
このようにバリアは撮影光を取り込むための開口を開閉する機能を有しており、撮影時には開口を開放し非撮影時には開口を閉塞する。また、撮像素子に付着する塵埃等を布等によって除去するクリーニングを行う場合等には、バリアによって開口が開放されている必要がある。
そこで、特許文献1に記載された撮像装置にあっては、切替スイッチが設けられている。切替スイッチはマウント部の外側に配置されている。
切替スイッチに対する操作により自動モードが設定されると、アクセサリーのマウント部に対する着脱に伴ってバリアが移動され、アクセサリーがマウント部に取り付けられるときにバリアによって開口が開放され、アクセサリーがマウント部から取り外されれるときにバリアによって開口が閉塞される。一方、切替スイッチに対する操作により手動モード(開モード又は閉モード)が設定されると、アクセサリーのマウント部に対する着脱に拘わらず、手動によりバリアによって開口を開放又は閉塞することが可能になる。
特開2008−15017号公報
ところで、自動モードと手動モードを切り替える切替スイッチが設けられることにより、使用者の意図や用途に応じてバリアが動作されて開口が開閉されるため、撮像装置の使い勝手の向上を図ることができると共に撮影機会の逸失を低減することができる。
一方、切替スイッチが存在することにより、例えば、撮影時等に使用者が撮像装置を把持したときに指が切替スイッチに触れてしまい違和感を生じたり、意図せず切替スイッチに接触して誤操作を行ってしまうおそれがある。
そこで、本技術撮像装置は、上記した問題点を克服し、使い勝手の向上を図ることを目的とする。
第1に、本技術に係る撮像装置は、アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部と、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置されたものである。
これにより、マウント部の内側又はマウント部の前面部に位置された操作部に対する操作によってバリアが閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口が開閉される。
第2に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられることが望ましい。
これにより、規制部によって操作部の操作が規制されることによりバリアが所定の位置に保持されるため、開放位置と閉塞位置の間でバリアが意図せず移動されることがない。
第3に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持されることが望ましい。
これにより、規制部によって操作部の操作が規制されることによりバリアが開放位置に保持されるため、開放位置から閉塞位置へ向けてバリアが意図せず移動されることがない。
第4に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられることが望ましい。
これにより、アクセサリーの取付動作に伴って作動レバーが移動されて被作用部が動作されきる。
第5に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、前記規制部が前記支持ベースに設けられることが望ましい。
これにより、作動レバーを移動可能に支持する支持ベースに規制部が設けられているため、規制部を設けるための専用の部品を必要としない。
第6に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在することが望ましい。
これにより、アクセサリーのマウント部に対する着脱時にアクセサリーによって操作部が操作されることがない。
第7に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記操作部を有する操作レバーが設けられ、前記操作レバーが前記作動レバーに支持されることが望ましい。
これにより、作動レバーと操作レバーが離隔した位置に存在しないため、作動レバーと操作レバーの合計の配置スペースが小さくなる。
第8に、本技術に係る別の撮像装置は、アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部と、前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部とを備え、前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置されたものである。
これにより、マウント部の内側又はマウント部の前面部に位置された操作部に対する操作によってバリアが閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口が開閉される。
第9に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられることが望ましい。
これにより、アクセサリーがマウント部に着脱されるときに被作用部が動作されてバリアが開放位置と閉塞位置の間で移動されて開口が開閉されるため、アクセサリーの着脱作業と開口の開閉作業とを各別に行う必要がない。
第10に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられることが望ましい。
これにより、アクセサリーの取付動作に伴って作動レバーが移動されて被作用部が動作されきる。
第11に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、前記規制部が前記支持ベースに設けられることが望ましい。
これにより、作動レバーを移動可能に支持する支持ベースに規制部が設けられているため、規制部を設けるための専用の部品を必要としない。
第12に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記操作部を有する操作レバーが設けられ、前記操作レバーが前記作動レバーに支持されることが望ましい。
これにより、作動レバーと操作レバーが離隔した位置に存在しないため、作動レバーと操作レバーの合計の配置スペースが小さくなる。
第13に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持されることが望ましい。
これにより、規制部によって操作部の操作が規制されることによりバリアが開放位置に保持されるため、開放位置から閉塞位置へ向けてバリアが意図せず移動されることがない。
第14に、上記した本技術に係る別の撮像装置においては、前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在することが望ましい。
これにより、アクセサリーのマウント部に対する着脱時にアクセサリーによって操作部が操作されることがない。
第15に、本技術に係るまた別の撮像装置は、アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置において前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置されたものである。
これにより、マウント部の内側又はマウント部の前面部に位置された操作部に対する操作によってバリアが閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口が開閉される。
第16に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられることが望ましい。
これにより、規制部によって操作部の操作が規制されることによりバリアが所定の位置に保持されるため、開放位置と閉塞位置の間でバリアが意図せず移動されることがない。
第17に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持されることが望ましい。
これにより、規制部によって操作部の操作が規制されることによりバリアが開放位置に保持されるため、開放位置から閉塞位置へ向けてバリアが意図せず移動されることがない。
第18に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられることが望ましい。
これにより、アクセサリーがマウント部に着脱されるときに被作用部が動作されてバリアが開放位置と閉塞位置の間で移動されて開口が開閉されるため、アクセサリーの着脱作業と開口の開閉作業とを各別に行う必要がない。
第19に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられることが望ましい。
これにより、アクセサリーの取付動作に伴って作動レバーが移動されて被作用部が動作される。
第20に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、前記規制部が前記支持ベースに設けられることが望ましい。
これにより、作動レバーを移動可能に支持する支持ベースに規制部が設けられているため、規制部を設けるための専用の部品を必要としない。
第21に、上記した本技術に係るまた別の撮像装置においては、前記操作部を有する操作レバーが設けられ、前記操作レバーが前記作動レバーに支持されることが望ましい。
これにより、作動レバーと操作レバーが離隔した位置に存在しないため、作動レバーと操作レバーの合計の配置スペースが小さくなる。
本技術によれば、マウント部の内側又はマウント部の前面部に位置された操作部に対する操作によってバリアが閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口が開閉されるため、撮像装置を把持した状態において操作部に指が接触し難く、使い勝手の向上を図ることができる。
尚、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
図2乃至図43と共に本技術撮像装置の実施の形態を示すものであり、本図は、撮像装置を示す斜視図である。 撮像装置と交換レンズの内部構成の一例を示す断面図である。 撮像装置と交換レンズの内部構成の別の例を示す断面図である。 撮像装置と交換レンズの内部構成のまた別の例を示す断面図である。 撮像装置と交換レンズの内部構成のさらに別の例を示す断面図である。 撮像装置と交換レンズの内部構成のさらにまた別の例を示す断面図である。 カメラユニットの斜視図である。 カメラユニットの分解斜視図である。 ベース体の斜視図である。 支持ベースと作動レバーと操作レバーを示す分解斜視図である。 支持ベースに作動レバーが支持された状態を示す正面図である。 支持ベースに作動レバーが支持された状態を示す斜視図である。 作動レバーと操作レバーの位置関係等を示す正面図である。 作動レバーの一部と操作レバーの分解斜視図である。 作動レバーと操作レバーを一部を断面にして示す側面図である。 バリアの分解斜視図である。 操作レバーがマウント部の内側に位置されている状態を示す正面図である。 支持ベースにバリア等が支持された状態を示す正面図である。 交換レンズの後端部を示す斜視図である。 図21乃至図29と共にバリア等の動作を示すものであり、本図は、初期状態を示す正面図である。 マウント部のリング部材に交換レンズのベースリング部が押し付けられた状態を示す断面図である。 マウント部に交換レンズが取り付けられた状態を示す断面図である。 作動レバーが移動され開口が開放されている途中の状態を示す正面図である。 作動レバーが移動され開口が開放された状態を示す正面図である。 作動レバーが移動され開口が閉塞されている途中の状態を示す正面図である。 操作レバーが操作される前の状態を示す斜視図である。 操作レバーが操作され作用孔の第2の部分まで移動された状態を示す斜視図である。 操作レバーが操作されてロックされた状態を示す斜視図である。 開口が開放された状態において操作レバーがロックされた状態を示す正面図である。 図31乃至図41と共に各構成例を示すものであり、本図は、第1の構成例において、ロック解除レバーが動作される前の状態を示す斜視図である。 第1の構成例において、ロック解除レバーによって操作レバーのロックが解除された状態を示す斜視図である。 第1の構成例において、交換レンズの結合部によってロック解除レバーとともに作動レバーの被作用部が押圧されている状態を示す斜視図である。 第2の構成例において、操作レバーが操作される前の状態を示す斜視図である。 第2の構成例において、操作レバーが操作された状態を示す斜視図である。 第2の構成例において、操作レバーがロックされた状態を示す斜視図である。 第3の構成例において、操作レバーが操作される前の状態を示す断面図である。 第3の構成例において、操作レバーが操作された状態を示す断面図である。 第3の構成例において、操作レバーがロックされた状態を示す断面図である。 第4の構成例において、操作レバーが操作される前の状態を示す平面図である。 第4の構成例において、操作レバーが操作された状態を示す平面図である。 第4の構成例において、操作レバーがロックされた状態を示す平面図である。 モード表示部が設けられた撮像装置の例を示す斜視図である。 撮像装置のブロック図である。
以下に、本技術を実施するための形態を添付図面を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本技術撮像装置をスチルカメラに適用したものである。
尚、本技術の適用範囲はスチルカメラに限られることはない。本技術は、例えば、スチルカメラ以外のビデオカメラ等の他の各種の撮像装置に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、スチルカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、物体側が前方になり、像面側が後方になる。
尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
また、以下に示すレンズ群は、単数又は複数のレンズにより構成されたものの他、これらの単数又は複数のレンズと絞りやアイリス等の他の光学素子を含んでもよい。
さらに、以下には、撮像装置に着脱可能なアクセサリーとして交換レンズを例として示したが、アクセサリーは交換レンズに限られることはなく、例えば、交換レンズを撮像装置に取り付けるためのアダプター等の他のアクセサリーであってもよい。
<撮像装置の概略構成>
先ず、撮像装置の概略構成について説明する(図1乃至図6参照)。
撮像装置1は、例えば、横長の扁平な筐体2の内外に所要の各部が配置されて成る(図1及び図2参照)。撮像装置1にはアクセサリーとして用いられる交換レンズ100の着脱が可能にされている。
筐体2の上面には各種の入力部3、3、・・・が設けられている(図1参照)。入力部3、3、・・・としては、例えば、撮影釦、ズーム摘子、電源釦、モード選択摘子等が設けられている。筐体2の上端部には出し入れ可能なフラッシュ4が設けられている。筐体2の上端部にはフラッシュ4の後側にファインダー5が設けられている。筐体2の後面には図示しないディスプレイと図示しない各種の操作部が設けられている。
筐体2の内部には前側から順にバリア6とシャッター7と撮像素子8が配置されている(図2参照)。撮像素子8としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等が用いられている。
尚、撮像装置1は、例えば、筐体2の内部に前側から順にバリア6と撮像素子8が配置され、シャッター7が配置されていない構成にされていてもよい(図3及び図4参照)。この場合に、例えば、交換レンズ100の内部に絞り9が配置された構成(図3参照)、又は、交換レンズ100の内部にシャッター7が配置された構成(図4参照)にされていてもよい。
また、撮像装置1は、例えば、筐体2の内部に前側から順にバリア6とミラー(リフレクター)10と撮像素子8が配置され、シャッター7が配置されていない構成にされていてもよい(図5参照)。この場合に、例えば、交換レンズ100の内部にシャッター7も絞り9も配置されていない構成にされていてもよい。
さらに、撮像装置1は、例えば、筐体2の内部に前側から順にバリア6とシャッター7とミラー10と撮像素子8が配置されている構成にされていてもよい(図6参照)。この場合に、例えば、交換レンズ100の内部に絞り9とシャッター7が配置された構成にされていてもよい。
<撮像装置の具体的構成>
次に、撮像装置の具体的構成について説明する。
撮像装置1には筐体2に取り付けられたカメラユニット11が設けられている(図1、図7及び図8参照)。筐体2には前面部に円形状の配置孔が形成され、カメラユニット11は一部が配置孔から前方に突出された状態で筐体2に取り付けられている。
カメラユニット11は撮像ユニット12とシャッター7とベース体13と支持ベース14と作動レバー15と操作レバー16とバリア6とマウント部17を有している(図7及び図8参照)。
撮像ユニット12は前後方向を向く略平板状のユニットベース18とユニットベース18の前面に取り付けられた素子ホルダー19と素子ホルダー19に保持された撮像素子8とを有している。撮像素子8には撮影光が入射され、入射された撮影光が光電変換により電気的信号に変換される。
シャッター7は前後方向を向く略平板状の支持体7aと支持体7aの後面に取り付けられた機構部7bとを有している。機構部7bは図示しない複数のシャッター羽根を有している。シャッター羽根は撮影釦が操作されたときに動作される。シャッター7は撮像ユニット12に前側から取り付けられ、シャッター羽根が撮像素子8の前面側において動作される。
ベース体13はシャッター7における支持体7aの前面に対向して配置されたベース部材20とベース部材20に取り付けられた化粧リング21とを有している(図9参照)。
ベース部材20は前後方向を向く板状の基板部22と基板部22から前方に突出された略円環状の環状部23とを有している。
基板部22には前後に貫通された円形状の光透過孔22aが形成されている。環状部23は光透過孔22aの開口縁から前方に突出されている。環状部23には図示しない挿通孔が形成されている。
基板部22には解除釦24が前後方向へ移動可能に支持されている。解除釦24は被押圧部24aと被押圧部24aから突出された略L字状の連結部24bとを有し、被押圧部24aが環状部23の外周面側に位置され、連結部24bが環状部23に形成された挿通孔を挿通されて先端部が環状部23の内周面側に位置されている。解除釦24は被押圧部24aが後方に押圧操作され、押圧操作が終了すると図示しないバネ部材によって前方へ移動されて元の状態に戻る構成にされている。
解除釦24における連結部24bの先端部には丸軸状の挿入ピン25が取り付けられている。挿入ピン25は軸方向が前後方向にされ、解除釦24の前後方向への移動に伴って前後方向へ移動される。
化粧リング21は環状部23の外周面に取り付けられている。
ベース部材20には基板部22の内周部に付勢バネ26、26が連結されている。付勢バネ26、26は、例えば、引張コイルバネであり、環状部23の周方向において略180度離隔した位置に連結されている。
支持ベース14は前後方向を向く略平板状の支持面部27と支持面部27から前方に突出された円環状のフランジ部28とを有している(図10乃至図12参照)。支持ベース14はベース体13とシャッター7の間に配置されている。
支持面部27は下端部を除く外形状が円形状に形成され、横長の略矩形状の開口27aを有している。開口27aは撮像素子8に入射される撮影光を取り込むための空間である。支持面部27の外周部には突部挿通孔27b、27bが周方向に離隔して形成されている。突部挿通孔27b、27bは周方向に延びる円弧状に形成されている。
支持面部27の外周部における突部挿通孔27b、27bの間には、作用孔29が形成されている。作用孔29は周方向に延びる形状に形成され、周方向における一方の略半部が第1の部分30として形成され他方の略半部が第2の部分31として形成されている(図13参照)。第2の部分31は第1の部分30に対してフランジ部28側に大きく形成され、周方向において第1の部分30に連続する部分が非ロック用空間31aとして形成され非ロック用空間31aよりフランジ部28側の部分がロック用空間31bとして形成されている。
支持面部27のうち周方向においてロック用空間31bに隣接する一方の部分は規制部32として設けられている。
支持面部27の下端寄りの位置には接点配置部33が設けられている(図10及び図11参照)。接点配置部33は下方に凸の円弧状に形成され、接点配置部33には複数の接点34、34、・・・が周方向に離隔して配置されている。
支持面部27における後面側の外周部には支持凹部35が形成されている(図12参照)。支持凹部35は略円弧状に形成され、後方及び外方に開口されている。支持面部27には後方に突出された支持軸部27c、27cが周方向において略180度離隔した位置に設けられている。
作動レバー15は支持面部27に支持凹部35に挿入された状態で周方向へ移動可能に支持されている(図10乃至図12参照)。作動レバー15は略円弧状に形成された摺動部36と摺動部36の前面から前方に突出された被作用部37、37と摺動部36の後面から後方に突出された押圧突部38、38とを有している。
摺動部36は支持凹部35の周方向における長さより稍短い略円弧状に形成され、周方向における中間部に他の部分より幅が広いレバー支持部39が設けられている。レバー支持部39は他の部分に対して内方に突出された部分が設けられている。
レバー支持部39には配置孔40が形成されている(図14及び図15参照)。配置孔40は外形状の大きさが異なる二つの部分から成り、レバー支持部39の後面側に形成された配置部40aとレバー支持部39の前面側に形成された挿通部40bとから成る。配置部40aは挿通部40bより一回り大きくされている。
レバー支持部39には配置孔40における挿通部40bの開口縁に、互いに近付く方向に突出された略半円柱状の規制突部39a、39aが設けられている。規制突部39a、39aは挿通部40bの開口縁における摺動部36の外周に寄った位置に設けられている。
被作用部37、37と押圧突部38、38はそれぞれ周方向に離隔して位置されている(図10及び図12参照)。
作動レバー15が支持面部27に支持された状態においては、摺動部36の略全体が支持ベース14の支持凹部35に挿入され、被作用部37、37がそれぞれ支持ベース14の突部挿通孔27b、27bに後方から挿通される(図11及び図12参照)。
操作レバー16は作動レバー15に移動可能に支持されている(図13乃至図15参照)。操作レバー16は板状の被支持部41と被支持部41から前方に突出された操作部42とを有している。操作レバー16は被支持部41が配置孔40の配置部40aに後方から挿入されて配置され操作部42が挿通部40bを挿通されて一部が作動レバー15から前方に突出されている。
操作レバー16が作動レバー15に支持された状態において、操作レバー16は作動レバー15に対して摺動部36の長手方向(図14に示すR方向)には移動不能にされ、摺動部16の幅方向(図14及び図15に示すH方向)に移動可能にされている。
操作部42には作動レバー15に対して移動可能にされた方向における一端部に、互いに反対方向に突出された被規制突部42a、42aが設けられている。被規制突部42a、42aは略半円柱状に形成されている。
操作レバー16は上記のように作動レバー15に支持されており、作動レバー15が支持面部27に支持された状態において、操作部42が支持ベース14の作用孔29に後方から挿通される(図11及び図13参照)。
バリア6は支持ベース14の支持面部27に回動可能に支持されている(図16乃至図18参照)。バリア6は支持ベース14の支持面部27に形成された開口27aを閉塞する閉塞位置と開口27aを開放する開放位置との間で動作される。
バリア6は一対の第1の羽根43、43と一対の第2の羽根44、44と一対の第3の羽根45、45とによって構成されている。
一方の第1の羽根43と一方の第2の羽根44と一方の第3の羽根45は何れも支持ベース14の支持面部27に設けられた一方の支持軸部27cを支点として回動可能にされ、他方の第1の羽根43と他方の第2の羽根44と他方の第3の羽根45は何れも支持ベース14の支持面部27に設けられた他方の支持軸部27cを支点として回動可能にされている。
第1の羽根43の一端寄りの位置には支持軸部27cが挿入される被支持孔43aが形成されている。第1の羽根43の側縁には開放用突部43bと閉塞用突部43cが離隔した位置に設けられ、閉塞用突部43cは前方に折り曲げられて形成されている。第1の羽根43の一端部には突状の被作用部43dと突状のバネ掛け部43eとが設けられている。第1の羽根43は被支持孔43aに支持軸部27cが挿入されることにより支持軸部27cを支点として支持ベース14に対して回動可能にされている。
第1の羽根43のバネ掛け部43eには一端部がベース部材20に連結された付勢バネ26の他端部が連結される。従って、第1の羽根43は付勢バネ26によって開放位置から閉塞位置へ向けて回動される方向へ付勢される。
第2の羽根44の一端寄りの位置には支持軸部27cが挿入される被支持孔44aが形成されている。第2の羽根44の側縁には被押圧突片44bと被押圧突部44cが設けられ、被押圧突片44bは後方に折り曲げられて形成されている。第2の羽根44は被支持孔44aに支持軸部27cが挿入されることにより支持軸部27cを支点として支持ベース14に対して回動可能にされている。第2の羽根44は少なくとも一部が第1の羽根43に前方から重ねられた状態で位置されている。
第3の羽根45の一端寄りの位置には支持軸部27cが挿入される被支持孔45aが形成されている。第3の羽根45の側縁には被押圧突片45bと被押圧突部45cが設けられ、被押圧突片45bは後方に折り曲げられて形成されている。第3の羽根45は被支持孔45aに支持軸部27cが挿入されることにより支持軸部27cを支点として支持ベース14に対して回動可能にされている。第3の羽根45は少なくとも一部が第2の羽根44に前方から重ねられた状態で位置されている。
マウント部17はリング部材46と係合部材47が前後で結合されて構成されている(図7及び図8参照)。
リング部材46は円環状に形成され、前後に貫通されたピン挿通孔46aが形成されている。
係合部材47は円環状の基部48と基部48からそれぞれ内方に突出された係合部49、49、49とを有している。係合部49、49、49は基部48の周方向に離隔して位置され、それぞれ内方及び後方に開口された係合溝49a、49a、49aを有している。係合部材47はリング部材46の後面における内周部に結合されている。
マウント部17はリング部材46がベース体13の環状部23に前方から取り付けられている。マウント部17がベース体13に取り付けられた状態において、リング部材46のピン挿通孔46aには解除釦24に連結された挿入ピン25が後方から挿通され、挿入ピン25の前端部がリング部材46から前方に突出される。
マウント部17がベース体13に取り付けられた状態においては、操作レバー16がマウント部17の内側に位置される(図17参照)。操作レバー16は、例えば、リング部材46における内周の近傍に位置される。
尚、操作レバー16はマウント部17の内側であればリング部材46における内周の近傍以外に位置されていてもよく、例えば、開口27aとリング部材46の間の任意の位置に存在してもよい。また、操作レバー16はマウント部17の前面部の他に、マウント部17の外周部又はマウント部17の内周部に位置されていてもよい。
<交換レンズの構成>
撮像装置1のマウント部17にはアクセサリーとして機能する交換レンズ100が着脱可能にされている(図19参照)。
交換レンズ100は外筒101と外筒101の後面に取り付けられた結合用リング102とを有し、外筒101の内外に所要の各部が配置されている。
外筒101の外周面には図示しない調整用リングが前後に離隔して回転自在に支持されている。調整用リングは、例えば、フォーカシング調整やズーミング調整や絞りの光量調整等を行う機能を有している。
外筒101の内部には複数のレンズ群が光軸方向に離隔して配置されている。外筒101の内部にはレンズ群の一部として最も後側に位置された後側レンズ103が配置されている。
結合用リング102は略円環状のベースリング部104とベースリング部104の内周部から後方に突出された円筒状の連結部105と連結部105の後端部からそれぞれ外方に突出された円弧状の結合部106、106、106とから成る。結合用リング102はベースリング部104が外筒101の後面に取り付けられている。ベースリング部104にはロック穴104aが形成されている。
外筒101の後端部には結合用リング102の内側に端子配置部107が設けられている。端子配置部107は円弧状に形成され、長手方向(周方向)において離隔して位置された複数の端子108、108、・・・を有している。
<マウント部に対する交換レンズの着脱動作等>
以下に、マウント部17に対する交換レンズ100の着脱動作及びこの着脱動作に伴うバリア6の動作について説明する(図20乃至図29参照)。
先ず、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられる前における各部の初期状態について説明する(図20参照)。
初期状態において、作動レバー15は一方の移動端(図20に示すR2方向の移動端)に位置されている。このとき操作レバー16は支持ベース14に形成された作用孔29の第1の部分30に位置されている。
初期状態において、バリア6は付勢バネ26、26の付勢力によって第1の羽根43、43が互いに近付く方向へ付勢され、支持ベース14の開口27aを閉塞する閉塞位置にある。このとき第1の羽根43、43の被作用部43d、43dはそれぞれ作動レバー15における押圧突部38、38の近傍に位置されている。
上記した初期状態において、交換レンズ100は結合用リング102の結合部106、106、106がそれぞれ係合部材47の係合部49、49、49間に前方から挿入される(図21参照)。このとき結合用リング102はベースリング部104がマウント部17のリング部材46に押し付けられ、ベースリング部104によって挿入ピン25がピン挿通孔46aに押し込まれる。尚、交換レンズ100のマウント部17に対する取付に際してベースリング部104のリング部材46に対する周方向における位置を合わせるために、交換レンズ100と撮像装置1に目印が付されていることが望ましい。
ベースリング部104がリング部材46に押し付けられることにより、交換レンズ100の端子配置部107が撮像装置1の接点配置部33に対向して位置される。
次に、交換レンズ100がマウント部17に対してR1方向へ回転される。交換レンズ100がR1方向へ回転されると、結合用リング102の結合部106、106、106がそれぞれ係合部49、49、49の係合溝49a、49a、49aに挿入され、結合部106、106、106がそれぞれ係合部49、49、49に係合されて交換レンズ100がマウント部17に取り付けられる(図22参照)。このとき交換レンズ100はR1方向へ所定の位置まで回転され、ベースリング部104のロック穴104aがリング部材46のピン挿通孔46aに対向して位置されたときに、挿入ピン25がバネ部材の付勢力によって解除釦24とともに前方へ移動され、挿入ピン25がロック穴104aに挿入される。
従って、交換レンズ100のこれ以上のR1方向への回転が規制され、交換レンズ100がロックされた状態でマウント部17に取り付けられる。
交換レンズ100がロックされた状態でマウント部17に取り付けられたときには、交換レンズ100の端子108、108、・・・がそれぞれ撮像装置1の接点34、34、・・・に接続される。端子108、108、・・・がそれぞれ接点34、34、・・・に接続されることにより、交換レンズ100と撮像装置1の間でのデータ通信が可能な状態にされる。
上記のように交換レンズ100がR1方向へ回転されるときには、以下のように、作動レバー15とバリア6が動作される。
上記のように交換レンズ100のベースリング部104がマウント部17のリング部材46に押し付けられた状態において交換レンズ100がR1方向へ回転されていくと、二つの結合部106、106によってそれぞれ作動レバー15の被作用部37、37が同時に押圧され作動レバー15と操作レバー16が一体になって支持ベース14に対してR1方向へ移動されていく(図23参照)。
結合部106、106によって被作用部37、37が押圧され作動レバー15がR1方向へ移動されていくと、押圧突部38、38によってそれぞれ第1の羽根43、43の被作用部43d、43dが押圧される。従って、第1の羽根43、43が付勢バネ26、26の付勢力に反して互いに離隔する方向へ支持軸部27c、27cを支点として回動されていく。
第1の羽根43、43が互いに離隔する方向へ回動されると、開放用突部43b、43bによってそれぞれ第2の羽根44、44の被押圧突片44b、44bが押圧され、第2の羽根44、44も互いに離隔する方向へ回動されていく。
さらに第1の羽根43、43が互いに離隔する方向へ回動されていくと、続いて開放用突部43b、43bによってそれぞれ第3の羽根45、45の被押圧突片45b、45bも押圧され、第3の羽根45、45も互いに離隔する方向へ回動されていく。
上記のように第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が互いに離隔する方向へ回動され、交換レンズ100がR1方向へ回転されロックされた状態でマウント部17に取り付けられたときには、回動された第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が支持ベース14の開口27aの全体を開放する位置に至り、バリア6が開放位置に達する(図24参照)。
従って、撮影時には交換レンズ100によって取り込まれた撮影光が支持ベース14の開口27aとベース体13の光透過孔22aを介して撮像素子8に入射され、入射された撮影光が撮像素子8によって光電変換により電気的信号に変換される。
一方、交換レンズ100のマウント部17からの取り外しは、解除釦24を押圧操作して挿入ピン25をロック穴104aから引き出してロック状態を解除し、交換レンズ100をR1方向と反対のR2方向へ回転して結合部106、106、106の係合部49、49、49への係合を解除し、結合部106、106、106をマウント部17から引き出すことにより行うことができる。
このように交換レンズ100がR2方向へ回転されるときには、以下のように、作動レバー15とバリア6が動作される。
上記のように交換レンズ100がR2方向へ回転されていくと、二つの結合部106、106による被作用部37、37に対するR1方向への押圧が解除されるため、作動レバー15がR2方向へ移動されていくと、第1の羽根43、43が付勢バネ26、26の付勢力によって互いに接近する方向へ支持軸部27c、27cを支点として回動されていく(図25参照)。このとき作動レバー15は押圧突部38、38がそれぞれ第1の羽根43、43の被作用部43d、43dによって押圧され、操作レバー16と一体になって支持ベース14に対してR2方向へ移動されていく。
第1の羽根43、43が互いに接近する方向へ回動されていくと、閉塞用突部43c、43cによってそれぞれ第2の羽根44、44の被押圧突部44c、44cが押圧され、第2の羽根44、44が互いに接近する方向へ回動されていく。
また、第1の羽根43、43が互いに接近する方向へ回動されるときには、閉塞用突部43c、43cによってそれぞれ第3の羽根45、45の被押圧突部45c、45cも押圧され、第3の羽根45、45も互いに接近する方向へ回動されていく。
上記のように第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が互いに接近する方向へ回動され、交換レンズ100における結合部106、106、106の係合部49、49、49に対する係合が解除されたときには、回動された第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が支持ベース14の開口27aの全体を閉塞する位置に至り、バリア6が再び閉塞位置に達する(図20参照)。
このとき作動レバー15と操作レバー16は交換レンズ100がマウント部17に取り付けられる前の元の位置に戻る。
上記したように、撮像装置1にあっては、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱動作に伴ってバリア6が動作され、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられた状態においてバリア6が開放位置に達して開口27aが開放され、交換レンズ100がマウント部17から取り外された状態においてバリア6が閉塞位置に達して開口27aが閉塞される。
尚、上記したように、操作レバー16は作動レバー15に対して摺動部36の周方向に移動不能にされているため、作動レバー15が周方向へ移動されるときには作動レバー15と一体になって移動される。このとき交換レンズ100の結合部106、106、106は操作レバー16の操作部42に接触しない位置において移動される。
従って、操作部42は交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に交換レンズ100と接触しない位置に存在するため、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に交換レンズ100によって操作部42が操作されることがなく、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に操作部42の意図しないロックの解除を防止することができる。
また、撮像装置1にあっては、マウント部17に対する交換レンズ100の取付動作に伴って動作されることによりバリア6を移動させる作動レバー15が設けられている。
従って、交換レンズ100がマウント部17に着脱されるときに作動レバー15が動作されてバリア6が開放位置と閉塞位置の間で移動されて開口27aが開閉されるため、交換レンズ100の着脱作業と開口27aの開閉作業とを各別に行う必要がなく、撮像装置1における作業性の向上を図ることができる。
上記のように撮像装置1においては、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられるときにバリア6が動作され、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられた状態においてバリア6が開放位置に達するが、操作レバー16に対する操作によってバリア6を動作させて開放位置にロックすることも可能にされている。
以下に、操作レバー16が操作されるときの動作について説明する(図26乃至図29参照)。
操作レバー16はマウント部17の内側に位置されているため、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられていない状態において、例えば、手動によって操作される。
操作レバー16は操作される前の状態において支持ベース14における作用孔29の第1の部分30に位置されている(図26参照)。
操作レバー16がR1方向へ操作されると、作動レバー15と操作レバー16が一体になって支持ベース14に対してR1方向へ移動されていく。このとき操作レバー16は第1の部分30から第2の部分31の非ロック用空間31aまで移動される(図27参照)。
操作レバー16がR1方向へ操作されると、交換レンズ100の結合部106、106によって被作用部37、37が押圧されて作動レバー15がR1方向へ移動されていくときの動作と同様にして第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が動作され、操作レバー16が第2の部分31の非ロック用空間31aまで移動されたときにバリア6が開放位置に達する。
引き続いて操作レバー16は作動レバー15に対して支持ベース14のフランジ部28側に操作され、操作部42における被規制突部42a、42a側の端部42bが非ロック用空間31aからロック用空間31bまで移動される(図28参照)。このとき被規制突部42a、42aがそれぞれ作動レバー15のレバー支持部39に設けられた規制突部39a、39aを乗り越えて端部42bがロック用空間31bまで移動される。
被規制突部42a、42aが規制突部39a、39aを乗り越えるときには、被規制突部42a、42aと規制突部39a、39aの一方又は双方が弾性変形された後に弾性復帰される。
操作レバー16の端部42bがロック用空間31bまで移動されることにより、操作レバー16は規制突部39a、39aによってロック用空間31bから非ロック用空間31a側への移動が規制され、端部42bがロック用空間31bに保持される。
操作レバー16は端部42bがロック用空間31bに保持された状態において、操作部42が支持ベース14の支持面部27に設けられた規制部32によって周方向におけるR2方向への移動が規制され、操作レバー16の移動が規制されることにより作動レバー15も周方向におけるR2方向への移動が規制される。
このように作動レバー15のR2方向への移動が規制されることにより、使用者が操作レバー16を操作していた指を操作レバー16から離した状態においても、バリア6が支持ベース14の開口27aを開放する開放位置に保持される(図29参照)。
従って、使用者は操作レバー16から指を離した状態において、開口27aを介して撮像素子8に付着している塵埃や水分等を布等によって除去するクリーニングを行うことが可能になる。
また、交換レンズの種類によっては結合部の形状等に相違により、交換レンズがマウント部17に取り付けられるときに作動レバー15が周方向へ移動されずバリア6が開放位置まで動作されない場合もある。従って、このような場合においても、交換レンズをマウント部17に取り付ける前に操作レバー16をロック状態にし、バリア6を開放位置に保持した状態で交換レンズをマウント部17に取り付けて交換レンズを用いた撮影等を行うことが可能になる。
一方、操作部42が規制部32によってロックされた状態において、操作レバー16をロック用空間31bから非ロック用空間31aまで操作し操作レバー16に対するロックを解除すると、交換レンズ100がR2方向へ回転されるときと同様の動作によりて付勢バネ26、26の付勢力によって第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が互いに接近する方向へ回動され、バリア6が再び閉塞位置に達する(図20参照)。
上記したように、撮像装置1にあっては、操作レバー16に対する操作によってバリア6が動作され、バリア6が開放位置に達して開口27aが開放され、又は、バリア6が閉塞位置に達して開口27aが閉塞される。
<小括>
以上に記載した通り、撮像装置1にあっては、マウント部17に対する交換レンズ100の取付動作に伴ってバリア6を移動させるための被作用部37と、マウント部17に対する交換レンズ100の取付動作に拘わらずバリア6を移動させる操作部42とを備え、操作部42がマウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置されている。
従って、マウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置された操作部42に対する操作によってバリア6が閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口27aが開閉されるため、撮像装置1を把持した状態において操作部42に指が接触し難く、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
また、操作部42がマウント部17の内側又はマウント部17に位置されているため、撮影時等に撮像装置1を把持している状態において、操作部42に意図せず指が接触し難いため、撮像装置1の使用時における誤操作の発生を防止することができる。
さらに、操作部42の操作を規制することによりバリア6の移動を不可とする規制部32が設けられている。
従って、規制部32によって操作部42の操作が規制されることによりバリア6が所定の位置に保持されるため、開放位置と閉塞位置の間でバリア6が意図せず移動されることがなく、撮像装置1に対する所望の処理や作業を容易に行うことができる。
さらにまた、規制部32による操作部42の操作の規制によりバリア6が開放位置に保持される。
従って、規制部32によって操作部42の操作が規制されることによりバリア6が開放位置に保持されるため、開放位置から閉塞位置へ向けてバリア6が意図せず移動されることがなく、開放位置において撮像装置1に対する所望の処理や作業、例えば、撮像素子8のクリーニング等を容易に行うことができる。
さらに、交換レンズ100の取付動作に伴って移動される作動レバー15が設けられているため、交換レンズ100の取付動作に伴って作動レバー15が移動されて被作用部37が動作され、簡素な構造により被作用部37を確実に動作させることができる。
また、規制部32は支持ベース14に設けられている。
従って、作動レバー15を移動可能に支持する支持ベース14に規制部32が設けられているため、規制部32を設けるための専用の部品を必要とせず、部品点数の削減による撮像装置1の構造の簡素化及び小型化を図ることができる。
さらに、操作レバー16は作動レバー15に支持されている。
従って、作動レバー15と操作レバー16が離隔した位置に存在しないため、作動レバー15と操作レバー16の合計の配置スペースが小さくなり、撮像装置1の小型化を図ることができる。
さらにまた、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱動作において、作動レバー15は二つの被作用部37、37が交換レンズ100の結合部106、106によって同時に押圧されて移動される。
従って、交換レンズ100から作動レバー15に対して付与される押圧力が2箇所に分散され、作動レバー15の耐久性の向上を図ることができると共に作動レバー15の移動時のバランスが高まり安定した移動動作を確保することができる。
尚、交換レンズ100から押圧力が付与される作動レバー15の部分は2箇所に限られることはなく、1箇所であっても3箇所以上であってもよい。
撮像装置1にあっては、マウント部17に対する交換レンズ100の取付動作に拘わらずバリア6を移動させる操作部42と、操作部42の操作を規制することによりバリア6の移動を不可とする規制部32とを備え、操作部42がマウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置されている。
従って、マウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置された操作部42に対する操作によってバリア6が閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口27aが開閉されるため、撮像装置1を把持した状態において操作部42に指が接触し難く、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
また、撮像装置1にあっては、操作部42がマウント部17の内側又はマウント部17に位置されているため、撮影時等に撮像装置1を把持している状態において、操作部42に意図せず指が接触し難く、撮像装置1の使用時における誤操作の発生を防止することができる。
さらに、規制部32によって操作部42がロックされることによりバリア6が所定の位置に保持されるため、開放位置と閉塞位置の間でバリア6が意図せず移動されることがなく、開放位置において撮像装置1に対する所望の処理や作業、例えば、撮像素子8のクリーニング等を容易に行うことができる。
撮像装置1にあっては、マウント部17に対する交換レンズ100の取付動作に拘わらずバリア6を移動させる操作部42を備え、操作部42が交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に交換レンズ100と接触しない位置においてマウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置されている。
従って、マウント部17の内側又はマウント部17の前面部に位置された操作部42に対する操作によってバリア6が閉塞位置と開放位置の間で移動されて開口27aが開閉されるため、撮像装置1を把持した状態において操作部42に指が接触し難く、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
また、操作部42がマウント部17の内側又はマウント部17に位置されているため、撮影時等に撮像装置1を把持している状態において、操作部42に意図せず指が接触し難く、撮像装置1の使用時における誤操作の発生を防止することができる。
さらに、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に交換レンズ100によって操作部42が操作されることがなく、交換レンズ100のマウント部17に対する着脱時に操作部42の意図しないロックの解除を防止することができる。
<他の構成例>
以下に、作動レバー15や操作レバー16等に関する他の構成例について説明する(図30乃至図41参照)。
先ず、第1の構成例について説明する(図30乃至図32参照)。
第1の構成例には、支持ベース14における支持面部27の外周部において周方向へ移動可能なロック解除レバー50が設けられている。ロック解除レバー50は長手方向における一端部に一方向(R1方向)へ行くに従って支持面部27の外周側に変位する作用傾斜面50aが形成され、長手方向における他端面が被押圧面50bとして形成されている。
ロック解除レバー50は操作レバー16が規制部32によってロックされているときに移動されて操作レバー16に作用する。ロック解除レバー50は図示しないバネによってR2方向へ付勢されている。
操作レバー16がロックされているときに交換レンズ100がマウント部17に取り付けられていない状態においては、ロック解除レバー50は作用傾斜面50aが操作レバー16における端部42bの近傍に位置されている(図30参照)。
交換レンズ100のマウント部17に対する取付時に交換レンズ100がマウント部17に対して回転されていくと、結合部106によってロック解除レバー50の被押圧面50bがR1方向へ押圧され、ロック解除レバー50がバネの付勢力に反してR1方向へ移動されていく(図31参照)。ロック解除レバー50がR1方向へ移動されると、作用傾斜面50aが操作レバー16の端部42bに摺動され、操作レバー16が非ロック用空間31a側に移動され操作レバー16のロックが解除される。
操作レバー16のロックが解除されると、第1の羽根43を介して付勢バネ26の付勢力が伝達されている作動レバー15と操作レバー16が一体になってR2方向へ移動される。このとき交換レンズ100がマウント部17に対してR1方向へ回転されているため、結合部106によって作動レバー15の被作用部37がロック解除レバー50の被押圧面50bとともに押圧され、作動レバー15がR1方向へ移動される(図32参照)。従って、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられたときに作動レバー15のR1方向への移動によってバリア6が開放位置に達する。
交換レンズ100がマウント部17から取り外されるときには、第1の羽根43を介して付勢バネ26の付勢力が伝達されている作動レバー15と操作レバー16が一体になってR2方向へ移動されてバリア6が開放位置に達し、ロック解除レバー50がバネの付勢力によってR2方向へ移動されて元の位置に戻る。
このように第1の構成例においては、操作レバー16がロックされている状態において交換レンズ100がマウント部17に取り付けられるときに、操作レバー16のロックが解除されると共に交換レンズ100によってバリア6が開放位置まで動作される。
従って、操作レバー16のロックの解除動作とバリア6の開放位置への動作が交換レンズ100の取付動作によって連続して行われるため、操作レバー16のロックの解除操作とバリア6の開放位置への操作とを各別に行う必要がなく、交換レンズ100の取付を容易かつ迅速に行うことができると共に撮影機会の逸失を低減することができる。
次に、第2の構成例について説明する(図33乃至図35参照)。
第2の構成例には、操作レバー16に代えて操作レバー16Aが設けられており、操作レバー16Aは作動レバー15と一体に設けられている。操作レバー16Aは作動レバー15の摺動部36に固定されていてもよく、作動レバー15に対して移動されず作動レバー15と一体になって移動される。
操作レバー16Aは操作部42Aを有している。操作部42Aには作動レバー15の移動方向における一端寄りの位置に、互いに反対方向に突出された被規制突部42c、42cが設けられている。被規制突部42c、42cは略半円柱状に形成されている。
支持ベース14の支持面部27Aには作用孔29に代えて作用孔29Aが形成されており、作用孔29Aは周方向に延びる緩やかな円弧状に形成されている。支持面部27Aには作用孔29Aの開口縁に、互いに近付く方向に突出された略半円柱状の規制部51、51が設けられている。規制部51、51は作用孔29Aの周方向における一方の端部寄りの位置に設けられている。作用孔29Aは規制部51、51を基準としてR2側の空間が非ロック用空間29aとして形成されR1側の空間がロック用空間29bとして形成されている。
操作レバー16Aは操作される前の状態において作用孔29Aにおける非ロック用空間29aのR2側の端部に位置されている(図33参照)。
操作レバー16AがR1方向へ操作されると、作動レバー15と操作レバー16Aが一体になって支持ベース14に対してR1方向へ移動されていく(図34参照)。このとき操作レバー16Aは非ロック用空間29aのR1方向側の端部まで移動され、被規制突部42c、42cがそれぞれ規制部51、51に当接又は近接した状態にされ、バリア6により開口27aが開放される。
引き続いて操作レバー16AがR1方向へ操作されると、被規制突部42c、42cがそれぞれ規制部51、51を乗り越えて端部42dがロック用空間29bまで移動される(図35参照)。
被規制突部42c、42cが規制部51、51を乗り越えるときには、被規制突部42c、42cと規制部51、51の一方又は双方が弾性変形された後に弾性復帰される。端部42dがロック用空間29bまで移動されることにより、操作レバー16Aは規制部51、51によってロック用空間29bから非ロック用空間29a側への移動が規制され、端部42dがロック用空間29bに保持される。
操作レバー16Aは端部42dがロック用空間29bに保持された状態において、規制部51、51によって周方向におけるR2方向への移動が規制され、操作レバー16Aの移動が規制されることにより作動レバー15もR2方向への移動が規制される。
このように作動レバー15のR2方向への移動が規制されることにより、使用者が操作レバー16Aを操作していた指を操作レバー16Aから離した状態においても、バリア6が支持ベース14の開口27aを開放した状態が保持される。
一方、操作レバー16Aが規制部51、51によってロックされた状態において、操作レバー16Aをロック用空間29bから非ロック用空間29aまで操作し操作レバー16Aに対するロックを解除すると、付勢バネ26、26の付勢力によって第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45が互いに接近する方向へ回動され、バリア6が再び閉塞位置に達する。
このように第2の構成例においては、操作レバー16Aが作動レバー15の移動方向と同じ方向へ操作されて操作レバー16Aがロックされる。
従って、操作レバー16Aをロックする操作方向がバリア6の開放位置から閉塞位置へ向けて動作させるときの操作レバー16Aの操作方向と同じであり、操作レバー16Aのロックと開口27aの開放が操作レバー16Aの同じ方向への操作により同時に行われるため、容易かつ迅速な操作により操作レバー16Aのロックと開口27aの開放を行うことができる。
次いで、第3の構成例について説明する(図36乃至図38参照)。
第3の構成例には、操作レバー16に代えて操作レバー16Bが設けられている。操作レバー16Bは円柱状の操作部52と操作部52の外周部からそれぞれ後方に突出された脚部53、53と操作部52の中心部から後方に突出された軸部54とを有している。脚部53の後端部には外方に突出された被規制突部53aが設けられている。操作レバー16Bの軸部54には圧縮コイルバネ55が支持されている。
操作レバー16Bは作動レバー15と一体になって摺動部36Bの長手方向へ移動される。操作レバー16Bは作動レバー15に前後方向へ移動可能に支持され、図示しない規制部によって作動レバー15に対する前方への過度の移動が規制されている。操作レバー16Bは前方から押圧操作され、押圧操作が行われる毎に後方への移動と前方への移動とが交互に行われ、後方への移動と前方への移動とが行われるときにそれぞれ軸部54の軸回り方向へ所定の角度ずつ回転される構成にされている。
支持ベース27Bにはレバー規制部56、56が設けられている。一方のレバー規制部56には、例えば、操作レバー16Bが移動されたときに軸部54が通過される図示しないスリットが形成されている。
摺動部36Bには軸挿入孔36aが形成されている。
操作レバー16Bは軸部54が軸挿入孔36aの真正面に位置されている。
支持ベース14の支持面部27Bには作用孔29に代えて作用孔29Bが形成されており、作用孔29Bは周方向に延びる緩やかな円弧状に形成されている。
操作レバー16Bは操作される前の状態において作用孔29BのR2方向における端部に位置されている(図36参照)。
操作レバー16BがR1方向へ操作されると、作動レバー15と操作レバー16Bが一体になって支持ベース14に対してR1方向へ移動され、操作レバー16Bは作用孔29BのR1方向における端部まで移動される(図37参照)。操作レバー16Bが作用孔29BのR1方向における端部まで移動されるときには、例えば、軸部54がレバー規制部56のスリットを通過される。操作レバー16Bが作用孔29BのR1方向における端部まで移動されたときには、バリア6が開放位置に達する。
次に、操作レバー16Bが前方から押圧操作される。操作レバー16Bが押圧操作されると、軸回り方向へ回転しながら後方へ移動され、被規制突部53a、53aがそれぞれレバー規制部56、56の真後ろに位置されると共に軸部54が作動レバー15の軸挿入孔36aに挿入される。操作レバー16Bが回転しながら後方へ移動されて軸部54が軸挿入孔36aに挿入されることにより、圧縮コイルバネ55が操作部52の後面と軸挿入孔36aの前側開口縁との間で圧縮され、操作レバー16Bに後方への移動前よりも大きな前方への付勢力が圧縮コイルバネ55によって付与される。
従って、操作レバー16Bに対する押圧操作が解除されると、圧縮コイルバネ55の付勢力によって被規制突部53a、53aがそれぞれレバー規制部56、56に後方から押し付けられ、操作レバー16Bがレバー規制部56、56によってロックされる(図38参照)。
このように操作レバー16Bがレバー規制部56、56によってロックされることにより、使用者が操作レバー16Bを操作していた指を操作レバー16Bから離した状態においても、バリア6が支持ベース14の開口27aを開放する開放位置に保持される。
一方、操作レバー16Bがレバー規制部56、56によってロックされた状態において、操作レバー16Bが再度押圧操作されると、操作レバー16Bが回転されて被規制突部53a、53aのレバー規制部56、56との係合が解除され、圧縮コイルバネ55の付勢力によってロックされる前の元の位置まで前方へ移動される。
続いて、操作レバー16BはR2方向へ操作され、作用孔29BのR2方向における端部まで移動され操作される前の状態に戻る。
このように第3の構成例においては、操作レバー16Bが押圧操作されることによりロック状態とロックの解除状態とが交互に設定される。
従って、操作レバー16Bのロックとロックの解除とを容易かつ迅速な操作により行うことができる。
次に、第4の構成例について説明する(図39乃至図41参照)。
第4の構成例には、操作レバー16に代えて操作レバー16Cが設けられている。操作レバー16Cは円板状の操作部57と操作部57の外周部から外方に突出された被規制突部58が設けられている。操作部57には前方に突出された摘子部57aが設けられている。
操作レバー16Cは作動レバー15と一体になって摺動部36Cの長手方向へ移動される。操作レバー16Cは作動レバー15に操作部57の軸回り方向へ回転可能に支持されている。
支持ベース14の支持面部27Cの後面には後方に凸のレバー規制部59が設けられている。支持面部27Cにはレバー規制部59に隣接して後方及び作用孔29C側に開口された溝部である規制部60が形成されている。作用孔29Cは周方向に延びる緩やかな円弧状に形成されている。
操作レバー16Cは操作される前の状態において作用孔29CのR2方向における端部に位置されている(図39参照)。このとき操作レバー16Cは被規制突部58が作用孔29Cの長手方向に突出される回転位置に保持されている。
操作レバー16CがR1方向へ操作されると、作動レバー15と操作レバー16Cが一体になって支持ベース14に対してR1方向へ移動され、操作レバー16Cは作用孔29CのR1方向における端部まで移動される(図40参照)。操作レバー16Cが作用孔29CのR1方向における端部まで移動されることによりバリア6が開放位置に達する。
次に、操作レバー16Cが回転操作される。操作レバー16Cの回転操作は、例えば、摘子部57aが把持されることにより行われる。操作レバー16Cが回転操作されると、被規制突部58がレバー規制部59を乗り越えて規制部60に挿入され、操作レバー16Cが規制部60によってロックされる(図41参照)。被規制突部58が規制突部59を乗り越えるときには、被規制突部58と規制突部59の一方又は双方が弾性変形された後に弾性復帰される。
このように操作レバー16Cが規制部60によってロックされることにより、使用者が操作レバー16Cを操作していた指を操作レバー16Cから離した状態においても、バリア6が支持ベース14の開口27aを開放する開放位置に保持される。
一方、操作レバー16Cが規制部60によってロックされた状態において、操作レバー16Cが上記とは反対方向へ回転操作されると、被規制突部58の規制部60との係合が解除され、操作レバー16Bが回転操作される前の元の位置まで回転される。
続いて、操作レバー16CはR2方向へ操作され、作用孔29CのR2方向における端部まで移動され操作される前の状態に戻る。
このように第4の構成例においては、操作レバー16Cが回転操作されることによりロック状態とロックの解除状態とが設定される。
従って、操作レバー16Cのロックとロックの解除とを容易かつ迅速な操作により行うことができる。
尚、撮像装置1においては、他の構成例として、例えば、操作レバーが押圧操作されることによりバリア6が閉塞位置から移動され、操作レバーがさらに押圧操作されることによりロックされると共にバリア6が開放位置まで動作される構成が用いられていてもよい。
また、撮像装置1においては、別の他の構成例として、例えば、操作レバーが回転操作されることによりバリア6が閉塞位置と開放位置の間で移動され、操作レバーがさらに回転操作されることによりロックされると共にバリア6が開放位置まで動作される構成が用いられていてもよい。
<その他>
上記には、バリア6が第1の羽根43、43と第2の羽根44、44と第3の羽根45、45の合計6枚の羽根によって構成された例を示したが、バリアは6枚の羽根を有する構成に限られることはなく、羽根の数は任意である。例えば、バリアは1枚や2枚等の数の少ない羽根によって構成されていてもよい。
また、撮像装置1にあっては、例えば、筐体2の前面部に、現在の設定モードを表示するためのモード表示部61が設けられていてもよい(図42参照)。例えば、センサーによって操作レバー16(16A、16B、16C)のロックの状態を検出し、操作レバー16がロック状態である場合にはモード表示部61が第1の色で表示されたりロック状態を示す表示が行われるようにし、操作レバー16がロックされていない状態である場合にはモード表示部61が第2の色で表示されたりロック解除の状態を示す表示が行われるようにすることが可能である。
このようなモード表示部61の表示状態により、使用者が現在の設定モードを撮像装置1の外部から認識することができ、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。特に、交換レンズ100がマウント部17に取り付けられた状態においては、使用者が撮像装置1の外部からバリア6の開閉状態(移動状態)を認識することができないため、モード表示部61が設けられることにより交換レンズ100がマウント部17に取り付けられた状態においても使用者が現在の設定モードによりバリア6の開閉状態を撮像装置1の外部から認識することができる。
<撮像装置の一実施形態>
以下に、本技術撮像装置の一実施形態によるスチルカメラのブロック図を示す(図43参照)。
撮像装置1は、取り込まれた光を電気信号に変換する光電変換機能を有する撮像素子8と、撮影された画像信号のアナログ−デジタル変換等の信号処理を行うカメラ信号処理部81と、画像信号の記録再生処理を行う画像処理部82とを有している。また、撮像装置1は、撮影された画像等を表示する表示部83(ディスプレイ)と、メモリー90への画像信号の書込及び読出を行うR/W(リーダ/ライタ)84と、撮像装置1の全体を制御するCPU(Central Processing Unit)85と、使用者によって所要の操作が行われる各種のスイッチ等の入力部86(入力部3、3、・・・)と、交換レンズ100に設けられたレンズ群110の駆動を制御するレンズ駆動制御部87とを備えている。
カメラ信号処理部81は、撮像素子8からの出力信号に対するデジタル信号への変換、ノイズ除去、画質補正、輝度・色差信号への変換等の各種の信号処理を行う。
画像処理部82は、所定の画像データフォーマットに基づく画像信号の圧縮符号化・伸張復号化処理や解像度等のデータ仕様の変換処理等を行う。
表示部83は使用者の入力部86に対する操作状態や撮影した画像等の各種のデータを表示する機能を有している。
R/W84は、画像処理部82によって符号化された画像データのメモリー90への書込及びメモリー90に記録された画像データの読出を行う。
CPU85は、撮像装置1に設けられた各回路ブロックを制御する制御処理部として機能し、入力部86からの指示入力信号等に基づいて各回路ブロックを制御する。
入力部86は使用者による操作に応じた指示入力信号をCPU85に対して出力する。
レンズ駆動制御部87は、CPU85からの制御信号に基づいてレンズ群110を駆動する図示しないモータ等を制御する。
メモリー90は、例えば、R/W84に接続されたスロットに対して着脱可能な半導体メモリーである。
以下に、撮像装置1における動作を説明する。
撮影の待機状態では、CPU85による制御の下で、撮影された画像信号がカメラ信号処理部81を介して表示部83に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、入力部86からのズーミングのための指示入力信号が入力されると、CPU85がレンズ駆動制御部87に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部87の制御に基づいて所定のレンズ群110が移動される。
入力部86からの指示入力信号により撮影が行われると、撮影された画像信号がカメラ信号処理部81から画像処理部82に出力されて圧縮符号化処理され、所定のデータフォーマットのデジタルデータに変換される。変換されたデータはR/W84に出力され、メモリー90に書き込まれる。
フォーカシングはCPU85からの制御信号に基づいてレンズ駆動制御部87が所定のレンズ群110を移動させることにより行われる。
メモリー90に記録された画像データを再生する場合には、入力部86に対する操作に応じてR/W84によってメモリー90から所定の画像データが読み出され、画像処理部82によって伸張復号化処理が行われた後に、再生画像信号が表示部83に出力されて再生画像が表示される。
<本技術>
本技術は、以下のような構成にすることができる。
(1)
アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部と、
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、
前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
撮像装置。
(2)
前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられた
前記(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
前記(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
前記(1)から前記(3)の何れかに記載の撮像装置。
(5)
前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、
前記規制部が前記支持ベースに設けられた
前記(4)に記載の撮像装置。
(6)
前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在する
前記(1)から前記(5)の何れかに記載の撮像装置。
(7)
前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
前記(4)又は前記(5)に記載の撮像装置。
(8)
アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部と、
前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部とを備え、
前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
撮像装置。
(9)
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられた
前記(8)に記載の撮像装置。
(10)
前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
前記(9)に記載の撮像装置。
(11)
前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
前記規制部が前記支持ベースに設けられた
前記(10)に記載の撮像装置。
(12)
前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
前記(10)又は前記(11)に記載の撮像装置。
(13)
前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
前記(8)から前記(12)の何れかに記載の撮像装置。
(14)
前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在する
前記(8)から前記(13)の何れかに記載の撮像装置。
(15)
アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、
前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置において前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
撮像装置。
(16)
前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられた
前記(15)に記載の撮像装置。
(17)
前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
前記(16)に記載の撮像装置。
(18)
前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられた
前記(15)から前記(17)の何れかに記載の撮像装置。
(19)
前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
前記(18)に記載の撮像装置。
(20)
前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、
前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
前記規制部が前記支持ベースに設けられた
前記(19)に記載の撮像装置。
(21)
前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
前記(19)又は前記(20)に記載の撮像装置。
1…撮像装置、6…バリア、8…撮像素子、14…支持ベース、15…作動レバー、16…操作レバー、17…マウント部、27a…開口、32…規制部、42…操作部、100…交換レンズ(アクセサリー)、16A…操作レバー、37…被作用部、42A…操作部、51…規制部、16B…操作レバー、52…操作部、56b…規制部、16C…操作レバー、57…操作部、60…規制部

Claims (21)

  1. アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
    開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
    前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
    前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部と、
    前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、
    前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
    撮像装置。
  2. 前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられた
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
    前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、
    前記規制部が前記支持ベースに設けられた
    請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在する
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
    前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
    請求項4に記載の撮像装置。
  8. アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
    開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
    前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
    前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部と、
    前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部とを備え、
    前記操作部が前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
    撮像装置。
  9. 前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられた
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
    請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
    前記規制部が前記支持ベースに設けられた
    請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
    前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
    請求項10に記載の撮像装置。
  13. 前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
    請求項8に記載の撮像装置。
  14. 前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置に存在する
    請求項8に記載の撮像装置。
  15. アクセサリーが取付可能な環状のマウント部と、
    開口を通じて取り込まれた被写体光を受光する撮像素子と、
    前記開口を閉塞する閉塞位置と前記開口を開放する開放位置との間で移動されるバリアと、
    前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に拘わらず前記バリアを移動させる操作部とを備え、
    前記操作部が前記アクセサリーの前記マウント部に対する着脱時に前記アクセサリーと接触しない位置において前記マウント部の内側又は前記マウント部の前面部に位置された
    撮像装置。
  16. 前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられた
    請求項15に記載の撮像装置。
  17. 前記規制部による前記操作部の操作の規制により前記バリアが前記開放位置に保持される
    請求項16に記載の撮像装置。
  18. 前記マウント部に対する前記アクセサリーの取付動作に伴って前記バリアを移動させるための被作用部が設けられた
    請求項15に記載の撮像装置。
  19. 前記被作用部を有し前記アクセサリーの取付動作に伴って移動される作動レバーが設けられた
    請求項18に記載の撮像装置。
  20. 前記操作部の操作を規制することにより前記バリアの移動を不可とする規制部が設けられ、
    前記作動レバーを移動可能に支持する支持ベースが設けられ、
    前記規制部が前記支持ベースに設けられた
    請求項19に記載の撮像装置。
  21. 前記操作部を有する操作レバーが設けられ、
    前記操作レバーが前記作動レバーに支持された
    請求項19に記載の撮像装置。
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