JPWO2018092290A1 - 鋏鉗子 - Google Patents
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Abstract
一対のブレードを閉じる際に、ブレードの刃面どうしを押し付け合う付勢力を常時発生させて、切断対象をより確実に切断することを目的として、本発明に係る鋏鉗子(1)は、ベース(6)と、ベースに固定された揺動軸(4)回りに、揺動軸方向に重ねて配置された状態で、相対的に揺動可能に取り付けられるとともに、揺動軸の位置において揺動軸に沿う方向の移動が制限された一対のブレード(2a,2b)と、ブレードを駆動する駆動機構(3)とを備え、駆動機構が、牽引力を伝達する動力伝達部材(9)と、ブレードの揺動軸よりも基端側に設けられ、動力伝達部材により伝達された牽引力の一部を、ブレードを揺動させる力に変換する揺動機構(10)と、揺動機構によるブレードの全ての揺動位置において牽引力の他の一部をブレードの揺動軸よりも基端側においてブレードを重なり方向に離間させる力に変換する押し付け機構(11)とを備える。
Description
本発明は、鋏鉗子に関するものである。
従来、揺動可能に連結された一対のブレードを開閉するためのリンク機構の一部にスロープを設け、一対のブレードを閉じる際に両ブレードの刃面を押し付け合う方向に付勢する鋏鉗子が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1の鋏鉗子は、リンクに設けたスロープに他のリンクが乗り上げることにより、両ブレードの刃面を押し付け合う付勢力が発生するため、刃面が最初に接触し始めるブレードの根元付近では付勢力が発生しておらず、刃面どうしの間隔が開いていて、切断対象が刃面の間に挟まって切断できなくなるという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、一対のブレードを閉じる際に、ブレードの刃面どうしを押し付け合う付勢力を常時発生させて、切断対象をより確実に切断することができる鋏鉗子を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、ベースと、該ベースに固定された揺動軸回りに、該揺動軸方向に重ねて配置された状態で、相対的に揺動可能に取り付けられるとともに、該揺動軸の位置において該揺動軸に沿う方向の移動が制限された一対のブレードと、該ブレードを駆動する駆動機構とを備え、該駆動機構が、牽引力を伝達する動力伝達部材と、前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に設けられ、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力の一部を、前記ブレードを揺動させる力に変換する揺動機構と、該揺動機構による前記ブレードの全ての揺動位置において前記牽引力の他の一部を前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側において前記ブレードを重なり方向に離間させる力に変換する押し付け機構とを備える鋏鉗子である。
本態様によれば、駆動機構を構成している動力伝達部材に牽引力を加えると、動力伝達部材によって伝達された牽引力の一部によって揺動機構が作動させられ、一対のブレードが揺動軸回りに相対的に揺動させられることにより、刃先が開閉させられる。牽引力の他の一部は揺動軸よりも基端側においてブレードを重なり方向に離間させるので、軸方向の移動が制限された揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
これにより、ブレードに設けられた刃先どうしが、全ての揺動位置において押し付け合うので、切断対象がブレード間に挟まることがなく、より確実に切断することができる。
これにより、ブレードに設けられた刃先どうしが、全ての揺動位置において押し付け合うので、切断対象がブレード間に挟まることがなく、より確実に切断することができる。
上記態様においては、前記揺動機構が、各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に互いに交差する方向に延びて設けられたカム溝と、該カム溝の交差位置を貫通して、前記ブレードに片持ち梁状に支持され、梁の先端側に前記動力伝達部材が接続されたピンとを備え、前記押し付け機構が、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力により前記ピンに発生するモーメントを一方の前記ブレードに伝達するモーメント伝達部を備えていてもよい。
このようにすることで、一対のブレードのそれぞれに相互に交差する方向に延びる2つのカム溝を貫通して配置されているピンに、該ピンの長手軸に交差する方向の牽引力を動力伝達部材によって伝達すると、カム溝どうしの相対位置が変化させられることにより、一対のブレードが揺動軸回りに回転させられて刃先が開閉させられる。
ピンはカム溝によって支持されることにより、片持ち梁状に構成されているので、梁の先端側に牽引力が作用すると、ピンを倒す方向にモーメントが発生する。このモーメントがモーメント伝達部によって一方のブレードに伝達されることにより、一方のブレードが揺動軸より基端側において他方のブレードから離間させられ、軸方向の移動が制限された揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
ピンはカム溝によって支持されることにより、片持ち梁状に構成されているので、梁の先端側に牽引力が作用すると、ピンを倒す方向にモーメントが発生する。このモーメントがモーメント伝達部によって一方のブレードに伝達されることにより、一方のブレードが揺動軸より基端側において他方のブレードから離間させられ、軸方向の移動が制限された揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
また、上記態様においては、前記モーメント伝達部が、前記ピンに径方向に突出して設けられ前記ブレード間に配される一方の前記ブレードの表面に密着させられる大径部であってもよい。
このようにすることで、ピンを倒す方向にモーメントが作用すると、一方のブレードの表面に密着している大径部によって一方のブレードが押されることにより、ピンに発生したモーメントを簡易にブレードに伝達することができる。
このようにすることで、ピンを倒す方向にモーメントが作用すると、一方のブレードの表面に密着している大径部によって一方のブレードが押されることにより、ピンに発生したモーメントを簡易にブレードに伝達することができる。
また、上記態様においては、前記動力伝達部材がワイヤであり、前記モーメント伝達部が、前記ピンを中心として回転可能に設けられ、前記ワイヤを巻き掛けるプーリであってもよい。
このようにすることで、プーリを動滑車とすることでき、牽引力を増幅して、小さい牽引力で一対のブレードを相対的に揺動させ、かつ、ブレードの刃先どうしを密着させることができる。
このようにすることで、プーリを動滑車とすることでき、牽引力を増幅して、小さい牽引力で一対のブレードを相対的に揺動させ、かつ、ブレードの刃先どうしを密着させることができる。
また、上記態様においては、前記動力伝達部材がワイヤであり、前記モーメント伝達部が、前記ピンを中心として回転可能に設けられ、前記ワイヤを巻き掛ける弾性材料からなるプーリであり、前記牽引力により径方向に収縮させられたときに軸方向に膨張させてもよい。
このようにすることで、ワイヤに牽引力が作用すると、動滑車であるプーリにより牽引力が増幅されるとともに、プーリが径方向に収縮させられることで軸方向に膨張させられ、プーリの軸方向の側面に密着しているブレードが押されて、一方のブレードが揺動軸より基端側において他方のブレードから離間させられ、軸方向の移動が制限された揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
このようにすることで、ワイヤに牽引力が作用すると、動滑車であるプーリにより牽引力が増幅されるとともに、プーリが径方向に収縮させられることで軸方向に膨張させられ、プーリの軸方向の側面に密着しているブレードが押されて、一方のブレードが揺動軸より基端側において他方のブレードから離間させられ、軸方向の移動が制限された揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
また、上記態様においては、前記揺動機構が、一端を連結軸によって相互に揺動可能に連結した2つの連結リンクの各他端を各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に揺動可能に連結し、前記連結軸に前記動力伝達部材を接続してなり、前記押し付け機構が、前記連結軸を、一端が相互に揺動可能に連結され各他端が前記連結リンクの基端に設けた孔に嵌合する嵌合ピンに揺動可能に連結された2つの小リンクにより構成し、前記動力伝達部材を前記小リンクどうしの連結部に接続してなり、該連結部が前記嵌合ピンよりも先端側に配置されていてもよい。
このようにすることで、連結リンクを連結している連結軸を2つの小リンクによってトグル機構として機能させ、牽引力によって小リンクの連結部を牽引することで、揺動軸よりも基端側において、連結リンクの間隔を離間させ、それによって、連結リンクに連結された一対のブレードが揺動軸より基端側において離間させられ、揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
また、上記態様においては、前記揺動機構が、一端を連結軸によって相互に揺動可能に連結した2つの連結リンクの各他端を各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に揺動可能に連結し、前記連結軸に前記動力伝達部材を接続してなり、前記押し付け機構が、前記連結軸を湾曲可能に構成し、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力による湾曲によって前記連結軸に発生するモーメントを一方の前記ブレードに伝達するモーメント伝達部を備えていてもよい。
このようにすることで、連結リンクを連結している連結軸に接続された動力伝達部材に牽引力を加えると、連結軸を湾曲させるモーメントが発生し、発生したモーメントがモーメント伝達部によって一方のブレードに伝達される。これにより、一対のブレードが揺動軸より基端側において離間させられ、揺動軸の位置を支点として、ブレードの揺動軸よりも先端側部分が、ブレードの全ての揺動位置において相互に近接させる方向に付勢される。
また、上記態様においては、前記ブレードの少なくとも一方に、エネルギ放出部を備えていてもよい。
このようにすることで、ブレードを閉じることによる切断対象の切断時に、エネルギ放出部によりエネルギを放出させて、切断対象を効果的に切断することができる。
このようにすることで、ブレードを閉じることによる切断対象の切断時に、エネルギ放出部によりエネルギを放出させて、切断対象を効果的に切断することができる。
本発明によれば、一対のブレードを閉じる際に、ブレードの刃面どうしを押し付け合う付勢力を常時発生させて、切断対象をより確実に切断することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る鋏鉗子1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る鋏鉗子1は、例えば、内視鏡のチャネルに挿入される挿入部の先端に設けられる一対のブレード2a,2bと、該ブレード2a,2bを駆動する駆動機構3とを備えている。
本実施形態に係る鋏鉗子1は、例えば、内視鏡のチャネルに挿入される挿入部の先端に設けられる一対のブレード2a,2bと、該ブレード2a,2bを駆動する駆動機構3とを備えている。
ブレード2a,2bは、それぞれ平板状に形成され、板厚方向に重ね合わせた状態で、長さ方向の中途位置において板厚方向に貫通する揺動軸4によって相互に揺動可能に連結されている。これらのブレード2a,2bは、図1に示されるように開いた状態と、図4に示されるように閉じた状態との間で相対的に揺動させられるようになっている。
各ブレード2a,2bには、揺動軸4よりも先端側において、閉じた状態で相互に重なり合う縁に沿って刃先を備え、開いた状態でブレード2a,2b間に切断対象である組織を配置して閉じた状態に遷移させることにより、揺動軸4に近い位置から刃先を順次交差させて、組織を切断するようになっている。
一方のブレード(以下、第1ブレードともいう。)2aの揺動軸4よりも基端側は、図2に示されるように、2つの平板部5a,5bが板厚方向に間隔をあけて配置されて基端側において連結されることにより、略U字状の縦断面形状に形成されたベース部(ベース)6が設けられている。ベース部6は挿入部の先端に固定されている。
他方のブレード(以下、第2ブレードともいう。)2bの基端側は、第1ブレード2aの2つの平板部5a,5bの間に収容されている。第1ブレード2aの2つの平板部5a,5bには、各平板部5a,5bを板厚方向に貫通し、揺動軸4よりも基端側に揺動軸4を含む直線に沿って延びる第1長孔(カム溝)7が形成されている。また、第2ブレード2bには、第1長孔7に交差する方向に延びる第2長孔(カム溝)8が板厚方向に貫通して形成されている。
2つのブレード2a,2bは、揺動軸4の位置において、板厚方向への相対移動を拘束され、揺動軸4回りの相対的な揺動のみを許容されている。
一方、第1ブレード2aのベース部6と第2ブレード2bの間には、揺動軸4よりも基端側において板厚方向に隙間が形成されている。これにより、第2ブレード2bは揺動軸4よりも基端側において板厚方向に力を受けたときに、隙間を減少させる方向に変位可能となっている。
一方、第1ブレード2aのベース部6と第2ブレード2bの間には、揺動軸4よりも基端側において板厚方向に隙間が形成されている。これにより、第2ブレード2bは揺動軸4よりも基端側において板厚方向に力を受けたときに、隙間を減少させる方向に変位可能となっている。
駆動機構3は、挿入部の基端に配置され、牽引力を発生するハンドル等の図示しない駆動部からの牽引力を挿入部の先端まで伝達するワイヤ等の長尺部材からなる動力伝達部材9と、動力伝達部材9により伝達されてきた牽引力の一部によって第1ブレード2aに対して第2ブレード2bを揺動軸4回りに揺動させる揺動機構10と、牽引力の他の一部によって、第1ブレード2aおよび第2ブレード2bの刃先どうしを板厚方向に押し付ける方向に付勢する押し付け機構11とを備えている。
揺動機構10は、2つのブレード2a,2bに形成された第1長孔7および第2長孔8と、これらの第1長孔7および第2長孔8の交差位置を板厚方向に貫通して配置されたピン12とを備えている。
また、押し付け機構11は、2つのブレード2a,2bに挟まれる位置に配置され、径方向に突出する外鍔状の大径部(モーメント伝達部)13により構成されている。
大径部13には動力伝達部材9の先端が固定されており、動力伝達部材9により伝達されてきた牽引力は大径部13に作用するようになっている。
また、押し付け機構11は、2つのブレード2a,2bに挟まれる位置に配置され、径方向に突出する外鍔状の大径部(モーメント伝達部)13により構成されている。
大径部13には動力伝達部材9の先端が固定されており、動力伝達部材9により伝達されてきた牽引力は大径部13に作用するようになっている。
このように構成された本実施形態に係る鋏鉗子1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る鋏鉗子1を用いて組織を切断するには、体内に配置した内視鏡のチャネルを介して2つのブレード2a,2bを閉状態とした鋏鉗子1を先端から体内に挿入していき、体内の患部に2つのブレード2a,2bを対向させる。この状態で、体外に配置されている挿入部の基端の駆動部を作動させ、押圧力を動力伝達部材9によってブレード2a,2b間に配置されている大径部13まで伝達する。
本実施形態に係る鋏鉗子1を用いて組織を切断するには、体内に配置した内視鏡のチャネルを介して2つのブレード2a,2bを閉状態とした鋏鉗子1を先端から体内に挿入していき、体内の患部に2つのブレード2a,2bを対向させる。この状態で、体外に配置されている挿入部の基端の駆動部を作動させ、押圧力を動力伝達部材9によってブレード2a,2b間に配置されている大径部13まで伝達する。
これにより、大径部13が設けられているピン12が、押圧力によって第1ブレード2aに設けられている第1長孔7に沿って先端側に移動させられ、第2ブレード2bに設けられている第2長孔8がピン12によって移動させられる結果、第1ブレード2aに対して第2ブレード2bが揺動軸4回りに揺動させられて、図1に示されるように、第1ブレード2aと第2ブレード2bとが開かれる。
そして、内視鏡により組織を確認しながら、開かれた第1ブレード2aと第2ブレード2bとの間に切断対象となる組織を配置して、駆動部により、図2に矢印で示される牽引力を発生させる。これにより、発生した牽引力が動力伝達部材9によって大径部13に伝達される。
この場合において、本実施形態に係る鋏鉗子1によれば、図3に示されるように、ピン12の長手方向の一側においては、ピン12が相互に交差する第1長孔7と第2長孔8との交差位置に配置されることによって第1長孔7の内壁および第2長孔8の内壁に挟まれて支持されている一方、ピン12の長手方向の他側においては、ピン12は第1長孔7内のみに配置されて、牽引力の方向には支持されていない。その結果、ピン12は片持ち梁状に支持されており、片持ち梁の自由端側に配置された大径部13に、ピン12に直交する牽引力が作用することにより、ピン12には、図3に矢印で示されるように、ピン12を倒す方向にモーメントが発生する。
そして、発生したモーメントは、大径部13の肩部を第1ブレード2aおよび第2ブレード2bに押し付けることによって受けられるので、大径部13の肩部からは図3に矢印で示される方向に、第1ブレード2aと第2ブレード2bとを板厚方向に離間させる押圧力が作用する。この押圧力は、大径部13に牽引力が作用している状態では常に作用するので、ピン12が第1長孔7に沿ういずれの位置に配置されていても、すなわち、第1ブレード2aと第2ブレード2bとがどのような相対角度に配置されていても作用する。
上述したように、本実施形態に係る鋏鉗子1においては、第1ブレード2aと第1ブレード2aとが揺動軸4の位置において揺動軸4の長手方向の位置を拘束され、かつ、揺動軸4よりも基端側に隙間が設けられている。したがって、揺動軸4の基端側において第1ブレード2aと第2ブレード2bとを離間させる押圧力が作用すると、揺動軸4の位置を支点として、揺動軸4よりも先端側の第1ブレード2aと第2ブレード2bとを押し付ける付勢力が作用する。
そして、大径部13に加えられた牽引力により、大径部13が設けられているピン12が、図4および図5に示されるように、第1長孔7に沿って基端側に移動させられる。これにより、第1長孔7に交差している第2長孔8がピン12に倣って移動させられ、第2長孔8が設けられている第2ブレード2bが、第1ブレード2aに対して揺動軸4回りに閉じる方向に揺動させられる。
このように、本実施形態に係る鋏鉗子1によれば、動力伝達部材9によって牽引力を伝達すると、伝達された牽引力によって、全ての揺動位置において、揺動軸4よりも先端側の第1ブレード2aと第2ブレード2bとが相互に板厚方向に押し付けられながら、揺動軸4回りに閉じる方向に相対的に揺動させられる。これにより、第1ブレード2aおよび第2ブレード2bの揺動軸4よりも先端側に設けられている刃先が相互に押し付けられながら閉じられるので、間に配置されている組織をより確実に切断することができるという利点がある。
なお、本実施形態においては、相互に交差する第1長孔7および第2長孔8と、これらの交差位置を貫通するピン12とにより、揺動機構10を構成したが、これに代えて、図6から図8に示されるように、リンク(連結リンク)14a,14bによって揺動機構10を構成してもよい。
図6および図7に示す例では、一端が連結軸15によって揺動可能に連結された2つの棒状のリンク14a,14bの各他端を第1ブレード2aおよび第2ブレード2bの基端に揺動可能に連結することにより4節リンク構造を構成し、連結軸15に取り付けた動力伝達部材9に牽引力を加えることで、リンク14a,14bを介して第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを閉じる方向に揺動させることにしてもよい。
図6および図7に示す例では、一端が連結軸15によって揺動可能に連結された2つの棒状のリンク14a,14bの各他端を第1ブレード2aおよび第2ブレード2bの基端に揺動可能に連結することにより4節リンク構造を構成し、連結軸15に取り付けた動力伝達部材9に牽引力を加えることで、リンク14a,14bを介して第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを閉じる方向に揺動させることにしてもよい。
この場合に、押し付け機構11として、図7に示されるように、中央の関節部(連結部)16を常に先端側に屈曲させた状態に配置される2つの小リンク17a,17bあるいは弾性変形可能なシャフトからなる連結軸15を採用し、動力伝達部材9により伝達した牽引力を関節部16に加えることすればよい。連結軸15が小リンク17a,17bからなる場合、小リンク17a,17bは、一端が相互に揺動可能に連結されて関節部16を構成し、各他端がリンク14a,14bの基端に設けた孔27に嵌合ピン28によって揺動可能に連結されている。
これにより、関節部16に牽引力が作用すると、関節部16が伸ばされて連結軸15が伸びるいわゆるトグル機構が構成され、図8に示されるように、揺動軸4よりも基端側において、2つのリンク14a,14bが離間させられる結果、揺動軸4よりも先端側の第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを相互に板厚方向に押し付けることができる。
すなわち、このような構成によっても、動力伝達部材9によって伝達された牽引力の一部が常に第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを閉じる方向に揺動させる力および相互に板厚方向に押し付け合う付勢力を発生させ、間の組織に高い剪断力を発生させて、より確実に切断することができる。
また、連結軸15として関節部16を有する2つの小リンク17a,17bを連結したものに代えて、図9および図10に示されるように、牽引力によって変形可能な連結軸18を採用し、該連結軸18に径方向に突出する外鍔状の大径部(モーメント伝達部)19a,19bを設けることにしてもよい。図10に示されるように、牽引力によって連結軸18が変形すると、大径部19a,19bが回転し、大径部19a,19bの肩部から第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを離間させる方向の力が発生する。
その結果、このような構成によっても、動力伝達部材9によって伝達された牽引力の一部が常に第1ブレード2aおよび第2ブレード2bを閉じる方向に揺動させる力および相互に板厚方向に押し付け合う付勢力を発生させ、間の組織に高い剪断力を発生させて、より確実に切断することができる。
この場合、連結軸18は、2つの小リンク17a,17bを関節部16によって連結したものでもよいし、弾性変形可能な材料からなる一体の連結軸を採用してもよい。
この場合、連結軸18は、2つの小リンク17a,17bを関節部16によって連結したものでもよいし、弾性変形可能な材料からなる一体の連結軸を採用してもよい。
また、図1の大径部13として、図11および図12に示されるように、ピン12に固定されたプーリ(モーメント伝達部)20を採用し、動力伝達部材として、プーリ20に巻き掛けられて先端が第1ブレード2aに固定されたワイヤ21を採用してもよい。
このようにすることで、ピン12とともに移動するプーリ20を動滑車として機能させることができ、ワイヤ21に加えた牽引力を増幅してピン12に加えることができる。これにより、ワイヤ21の基端に加える牽引力を低減でき、小さい牽引力で切断作業を容易に行うことができるという利点がある。
このようにすることで、ピン12とともに移動するプーリ20を動滑車として機能させることができ、ワイヤ21に加えた牽引力を増幅してピン12に加えることができる。これにより、ワイヤ21の基端に加える牽引力を低減でき、小さい牽引力で切断作業を容易に行うことができるという利点がある。
この場合に、ピン12に平行な軸線回りに回転可能に第1ブレード2aまたは第2ブレード2bに取り付けられた固定プーリ(図示略)を設け、ピン12に固定されたプーリ20と固定プーリとの間にワイヤ21を複数巻き巻き掛けることにより、牽引力の増幅率を増大させることにしてもよい。
また、図11のプーリ20に代えて、図13および図14に示されるように、ワイヤ21に牽引力をかけたときに、径方向に収縮し軸方向に膨張する弾性材料からなるプーリ22を採用してもよい。
膨張したプーリ22によって第1ブレード2aと第2ブレード2bとを離間させる方向に押圧することができ、揺動軸4よりも先端側の第1ブレード2aと第2ブレード2bとを板厚方向に相互に押し付けることができる。
膨張したプーリ22によって第1ブレード2aと第2ブレード2bとを離間させる方向に押圧することができ、揺動軸4よりも先端側の第1ブレード2aと第2ブレード2bとを板厚方向に相互に押し付けることができる。
また、図15および図16に示されるように、挿入部の先端に固定された第1ブレード2aの揺動軸4よりも先端側に、刃先に対しジュール熱、高周波、振動等の何らかのエネルギを印加するエネルギ放出部23を搭載することにしてもよい。図15および図16に示す例では、第1ブレード2aの表面に刃先近傍まで貼り付けたエネルギ伝導率の高い銅等の材料からなる薄板24を貼り付けており、第1ブレード2aに積層したエネルギ放出部23からのエネルギを、薄板24を経由して刃先に集中的に供給することができる。図16中、符号26はエネルギ放出部23からのエネルギを遮断する部材である。
また、エネルギ放出部23を覆うカバー25として、図16に示されるように、刃先側から漸次厚さの厚くなる横断面形状のものを採用することにより、切断された組織を押し広げる楔効果によって、より少ない力量での切断することができる。
1 鋏鉗子
2a 第1ブレード(ブレード)
2b 第2ブレード(ブレード)
3 駆動機構
4 揺動軸
6 ベース部(ベース)
7 第1長孔(カム溝)
8 第2長孔(カム溝)
9 動力伝達部材
10 揺動機構
11 押し付け機構
12 ピン
13,19a,19b 大径部(モーメント伝達部)
14a,14b リンク(連結リンク)
15,18 連結軸
16 関節部(連結部)
17a,17b 小リンク
20,22 プーリ(モーメント伝達部)
21 ワイヤ(動力伝達部材)
23 エネルギ放出部
27 孔
28 嵌合ピン
2a 第1ブレード(ブレード)
2b 第2ブレード(ブレード)
3 駆動機構
4 揺動軸
6 ベース部(ベース)
7 第1長孔(カム溝)
8 第2長孔(カム溝)
9 動力伝達部材
10 揺動機構
11 押し付け機構
12 ピン
13,19a,19b 大径部(モーメント伝達部)
14a,14b リンク(連結リンク)
15,18 連結軸
16 関節部(連結部)
17a,17b 小リンク
20,22 プーリ(モーメント伝達部)
21 ワイヤ(動力伝達部材)
23 エネルギ放出部
27 孔
28 嵌合ピン
Claims (8)
- ベースと、
該ベースに固定された揺動軸回りに、該揺動軸方向に重ねて配置された状態で、相対的に揺動可能に取り付けられるとともに、該揺動軸の位置において該揺動軸に沿う方向の移動が制限された一対のブレードと、
該ブレードを駆動する駆動機構とを備え、
該駆動機構が、牽引力を伝達する動力伝達部材と、前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に設けられ、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力の一部を、前記ブレードを揺動させる力に変換する揺動機構と、該揺動機構による前記ブレードの全ての揺動位置において前記牽引力の他の一部を前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側において前記ブレードを重なり方向に離間させる力に変換する押し付け機構とを備える鋏鉗子。 - 前記揺動機構が、各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に互いに交差する方向に延びて設けられたカム溝と、該カム溝の交差位置を貫通して、前記ブレードに片持ち梁状に支持され、梁の先端側に前記動力伝達部材が接続されたピンとを備え、
前記押し付け機構が、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力により前記ピンに発生するモーメントを一方の前記ブレードに伝達するモーメント伝達部を備える請求項1に記載の鋏鉗子。 - 前記モーメント伝達部が、前記ピンに径方向に突出して設けられ前記ブレード間に配される一方の前記ブレードの表面に密着させられる大径部である請求項2に記載の鋏鉗子。
- 前記動力伝達部材がワイヤであり、
前記モーメント伝達部が、前記ピンを中心として回転可能に設けられ、前記ワイヤを巻き掛けるプーリである請求項3に記載の鋏鉗子。 - 前記動力伝達部材がワイヤであり、
前記モーメント伝達部が、前記ピンを中心として回転可能に設けられ、前記ワイヤを巻き掛ける弾性材料からなるプーリであり、前記牽引力により径方向に収縮させられたときに軸方向に膨張する請求項3に記載の鋏鉗子。 - 前記揺動機構が、一端を連結軸によって相互に揺動可能に連結した2つの連結リンクの各他端を各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に揺動可能に連結し、前記連結軸に前記動力伝達部材を接続してなり、
前記押し付け機構が、前記連結軸を、一端が相互に揺動可能に連結され各他端が前記連結リンクの基端に設けた孔に嵌合する嵌合ピンに揺動可能に連結された2つの小リンクにより構成し、前記動力伝達部材を前記小リンクどうしの連結部に接続してなり、
該連結部が前記嵌合ピンよりも先端側に配置されている請求項1に記載の鋏鉗子。 - 前記揺動機構が、一端を連結軸によって相互に揺動可能に連結した2つの連結リンクの各他端を各前記ブレードの前記揺動軸よりも基端側に揺動可能に連結し、前記連結軸に前記動力伝達部材を接続してなり、
前記押し付け機構が、前記連結軸を湾曲可能に構成し、前記動力伝達部材により伝達された前記牽引力による湾曲によって前記連結軸に発生するモーメントを一方の前記ブレードに伝達するモーメント伝達部を備える請求項1に記載の鋏鉗子。 - 前記ブレードの少なくとも一方に、エネルギ放出部を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の鋏鉗子。
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