JPWO2018083787A1 - 巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置 - Google Patents

巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2018083787A1
JPWO2018083787A1 JP2018548525A JP2018548525A JPWO2018083787A1 JP WO2018083787 A1 JPWO2018083787 A1 JP WO2018083787A1 JP 2018548525 A JP2018548525 A JP 2018548525A JP 2018548525 A JP2018548525 A JP 2018548525A JP WO2018083787 A1 JPWO2018083787 A1 JP WO2018083787A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spot
route
cyclic
tourist
routes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018548525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6729713B2 (ja
Inventor
述史 野呂
述史 野呂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2018083787A1 publication Critical patent/JPWO2018083787A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6729713B2 publication Critical patent/JP6729713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/02Reservations, e.g. for tickets, services or events
    • G06Q10/025Coordination of plural reservations, e.g. plural trip segments, transportation combined with accommodation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/10Services
    • G06Q50/14Travel agencies
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/40Business processes related to the transportation industry

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

ルート生成サーバは、スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力する。ルート生成サーバは、出力したスポットの何れかが選択されると、スポットとスポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一のスポットの位置を取得する。ルート生成サーバは、少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一のスポットの位置とに基づいて、複数の巡回ルートのうち、選択された第一のスポットの追加候補の巡回ルートとして特定する。

Description

本発明は、巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置に関する。
従来から、各自治体が観光スポットに関する情報を提供している。近年では、このような観光スポットの情報を利用したサービスとして、ユーザが観光スポットを自分で選択して観光ルートを生成する技術やユーザのプロファイルに適した観光スポットを自動で提案する技術が知られている。
特開2010−3158号公報 特開2001−195459号公報 特開2010−146129号公報
しかしながら、上記技術では、観光ルートを複数作成した状態で、新たな観光スポットを選択した場合、いずれの観光ルートに追加するべきかを判断するのは簡単ではない。
一般的に、観光者であるユーザは、観光を目的とした観光ルートを作成する地域について土地勘がないことが多い。また、ユーザは、観光対象の地域について、複数の観光ルートを検討することも多い。このような場合に、新たな観光スポットをどの観光ルートに追加すれば効率のよいルートを作成できるのかは、土地勘のないユーザでは簡単に判断できない。
また、作成済みの各観光ルートに新たな観光スポットを追加して比較検討することも考えられるが、検討対象が多いほど時間もかかり、利便性も悪いので、よい手法とは言い難い。なお、これらの問題は、観光ルートに限ったものではなく、例えば警備員が行う巡回ルートなどについても同様に発生する。
一つの側面では、追加対象のルートを適切に特定することができる巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置を提供することを目的とする。
第1の案では、巡回ルート作成支援プログラムは、スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。巡回ルート作成支援プログラムは、出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一の前記スポットの位置を取得する処理をコンピュータに実行させる。巡回ルート作成支援プログラムは、少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、前記複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一の前記スポットの位置とに基づいて、前記複数の巡回ルートのうち、選択された第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する処理をコンピュータに実行させる。
一実施形態によれば、追加対象のルートを適切に特定することができる。
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。 図2は、実施例1にかかるルート生成サーバの機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、観光スポット情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図4は、ルート情報DBに記憶される情報の例を示す図である。 図5は、観光スポットの閲覧および新規ルートの生成例を説明する図である。 図6は、観光スポットの追加例を説明する図である。 図7は、Webサイトを跨った観光ルートの生成および編集を説明する図である。 図8は、新規ルートの生成処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、観光スポットの自動追加処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、追加先のルート特定処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、エリアを対応付けたルート情報DBに記憶される情報を示す図である。 図12は、識別子を対応付けたルート情報DBに記憶される情報を示す図である。 図13は、移動手段を対応付けたルート情報DBに記憶される情報を示す図である。 図14は、時刻情報を対応付けたルート情報DBに記憶される情報を示す図である。 図15は、ハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、実施例1にかかるシステムの全体構成例を示す図である。図1に示すように、このシステムは、観光クラウド1とユーザ端末100とがネットワークNを介して接続される。かかるネットワークNには、有線または無線を問わず、インターネット(Internet)を始め、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
観光クラウド1は、ルート生成サーバ10と複数の観光サーバ2から4とを有するシステムであり、クラウドコンピューティングを用いたクラウドシステムである。なお、図示したサーバの台数等は一例であり、数を限定するものではない。
観光サーバ2から4は、観光スポット(以下では、スポットと記載する場合がある)を紹介するWebページ(以下では、紹介ページと記載する場合がある)をユーザ端末100に提供するサーバ装置の一例である。観光スポットは、ユーザが旅行などで観光したいと思う観光地などであり、例えば遺跡、祭り、世界遺産などである。また、各観光サーバ2から4は、異なる自治体、異なる企業等によって運営される。
例えば、観光サーバ2は、観光スポットA−1、観光スポットA−2、観光スポットA−3をそれぞれ紹介するWebページを管理する。観光サーバ3は、観光スポットB−1、観光スポットB−2、観光スポットB−3をそれぞれ紹介するWebページを管理する。観光サーバ4は、観光スポットC−1、観光スポットC−2、観光スポットC−3をそれぞれ紹介するWebページを管理する。
なお、図1では、観光サーバ2から4がルート生成サーバ10を介してネットワークNと接続される例を示したが、これに限定されるものではなく、観光サーバ2から4とルート生成サーバ10とがネットワークNを介して接続されていてもよい。
ルート生成サーバ10は、ユーザが検索した観光スポットを紹介する紹介ページの提供、ユーザが選択した観光スポットを観光する観光ルートの生成を実行するサーバ装置の一例である。例えば、ルート生成サーバ10は、ユーザ端末100からの観光スポットの検索要求を受け付けると、該当する観光スポットを紹介する紹介ページを、観光サーバ2−4のうちの該当観光サーバから取得して、ユーザ端末100に表示する。
このようにして、ルート生成サーバ10は、ユーザが検索する観光スポットのWebページをユーザに提供する。また、ルート生成サーバ10は、観光サーバ2から4によって提供されてユーザが閲覧した観光スポットのうち、ユーザが観光先として選択した観光スポットを経由する観光ルートを生成する。
なお、観光ルートの生成手法は、公知の様々な技術を採用することができる。例えば、ルート生成サーバ10は、図示しないサーバが管理する交通手段や電車等の時刻情報などを用いて、選択された観光スポット間の移動手段や移動時間などを特定して、観光ルートの生成を実行する。
ユーザ端末100は、観光などの旅行を予定するユーザが利用するコンピュータの一例であり、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などである。例えば、ユーザ端末100は、ルート生成サーバ10にアクセスして、「○○寺院」などの検索条件を入力して、「○○寺院」の紹介ページを閲覧する。ユーザ端末100は、このようにして所望の観光スポットの紹介ページを閲覧して観光先を決定して、ルート生成サーバ10上で観光ルートを生成する。
このようなシステムにおいて、ルート生成サーバ10は、各観光サーバから観光スポットを紹介するWebページのアドレスを取得し、Webページのアドレスと観光スポットと該観光スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、取得したアドレスに対応付けられた観光スポット及び該観光スポットの位置を取得する。続いて、ルート生成サーバ10は、少なくとも1以上の観光スポットを含む複数の観光ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、複数の観光ルートのそれぞれに含まれる観光スポットの位置と取得した観光スポットの位置とに基づいて、複数の観光ルートのうち、取得した観光スポットの追加候補の観光ルートとして特定する。
例えば、ルート生成サーバ10は、複数の観光ルートが生成されて保存されている状態で、新たな観光先として、観光スポットAの選択を受け付ける。すると、ルート生成サーバ10は、生成済みの各観光ルートについて、当該観光ルートに含まれる各観光スポットと観光スポットAとの距離を算出する。そして、ルート生成サーバ10は、観光スポットAと最も近い位置にある観光スポットが含まれる観光ルートを、観光スポットAを追加する観光ルートとしてユーザに提示する。このようにすることで、ルート生成サーバ10は、追加対象の観光ルートを適切に特定することができる。
[機能構成]
図2は、実施例1にかかるルート生成サーバ10の機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、ルート生成サーバ10は、通信部11、記憶部12、制御部20を有する。
通信部11は、他の装置との通信を制御する処理部であり、例えば通信インタフェースなどである。例えば、通信部11は、ユーザ端末100から検索要求、ルート生成指示、ルート編集指示などを受信し、ユーザ端末100に各種結果を送信する。
記憶部12は、プログラムやデータを記憶する記憶装置の一例であり、例えばメモリやハードディスクなどである。記憶部12は、観光スポット情報DB13とルート情報DB14とを記憶する。なお、観光スポット情報DB13は、第1の記憶部の一例であり、ルート情報DB14は、第2の記憶部の一例である。
観光スポット情報DB13は、各観光サーバ2から4が紹介する観光スポットに関する情報を記憶するデータベースである。図3は、観光スポット情報DB13に記憶される情報の例を示す図である。図3に示すように、観光スポット情報DB13は、「ページ名、URL、スポット名、住所、緯度経度、電話番号」などを対応付けて記憶する。
「ページ名」は、観光スポットを紹介するWebページの名称であり、「URL(Uniform Resource Locator)」は、観光スポットを紹介するWebページの場所などを特定する情報である。「スポット名」は、紹介される観光スポットの名称などであり、「住所」は、紹介される観光スポットの住所である。「緯度経度」は、紹介される観光スポットの位置情報であり、「電話番号」は、紹介される観光スポットの電話番号である。
図3の例では、URL(URL(A−1))で特定されるページ名(ページA−1)で、住所が「青森県〇市〜」で緯度経度が「X1,Y1」で電話番号が「Z1」であるスポット名「スポットA−1」が紹介されていることを示す。
ルート情報DB14は、少なくとも1以上の観光スポットを含む、生成済みの観光ルートに関する情報を記憶するデータベースである。図4は、ルート情報DB14に記憶される情報の例を示す図である。図4に示すように、ルート情報DB14は、「ユーザ名、ルート名、スポット名」を対応付けて記憶する。
ここで記憶される「ユーザ名」は、観光ルートの生成を実行したユーザを識別する情報である。「ルート名」は、生成された観光ルートを識別する情報である。「スポット名」は、観光ルートに含まれる観光スポットを特定する情報である。図4の1行目は、ユーザAによって生成されたルートR1に関する情報を記憶し、ルートR1には、観光スポットとしてスポットA−1、スポットA−2、スポットC−1が含まれることを示す。
制御部20は、ルート生成サーバ10全体の処理を司る処理部であり、例えばプロセッサなどである。制御部20は、ログイン処理部21、ルート生成部30、ルート編集部40を有する。なお、ログイン処理部21、ルート生成部30、ルート編集部40は、プロセッサなどの電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例などである。
ログイン処理部21は、ユーザ端末100に対して、観光クラウド1の正当な利用者であることを認証するためのログイン画面を送信してログイン処理を実行する処理部である。例えば、ログイン処理部21は、ユーザ端末100からアクセスを受け付けると、ユーザ端末100にログイン画面を応答する。そして、ログイン処理部21は、ログイン画面で受け付けたユーザ名とパスワードの組み合わせが、予め登録される組み合わせと一致する場合、ログインを許可する。
また、ログイン処理部21は、ログイン時に、観光ルートの新規生成か観光ルートの編集かを選択させる。そして、ログイン処理部21は、観光ルートの新規生成が選択された状態でログインを許可すると、ルート生成部30に処理開始を通知する。また、ログイン処理部21は、観光ルートの編集が選択された状態でログインを許可すると、ルート編集部40に処理開始を通知する。なお、ログイン処理部21は、ログインを許可できない場合は、エラー画面などを表示する。
ルート生成部30は、検索部31と生成部32を有し、観光ルートの新規生成を実行する処理部である。検索部31は、観光スポットの検索を実行する処理部である。具体的には、検索部31は、ログイン処理部21から処理開始が指示されると、検索画面をユーザ端末100に表示する。
そして、検索部31は、検索画面上で入力された検索語(キーワード)に該当する観光スポットを紹介するWebページを、いずれかの観光サーバから取得して、ユーザ端末100に応答する。また、検索部31は、ユーザ端末100から終了操作を受け付けるまで、検索語が更新または再入力されるたびに、該当する観光スポットのWebページを検索して表示する。なお、検索部31は、第1の出力部の一例である。
生成部32は、観光ルートを生成する処理部である。具体的には、生成部32は、検索部31によって表示された観光スポットのWebページにおいて、観光対象として選択された観光スポットを経由する観光ルートを生成する。そして、生成部32は、ログイン中のユーザ名と、生成した観光ルートとを対応付けて、ルート情報DB14に格納する。
一例を挙げると、生成部32は、検索部31によって表示された複数の観光スポットのうち、観光スポットA−1、観光スポットA−2、観光スポットC−1の選択を受け付ける。すると、生成部32は、観光スポットA−1、観光スポットA−2、観光スポットC−1の各緯度経度を観光スポット情報DB13から取得し、各観光スポット間の距離を算出する。そして、生成部32は、各観光スポットへの移動距離が最短となるように、観光ルートを生成する。なお、検索部31によって、検索と選択とが複数回繰り返して実行される場合、Web画面をCookieで関連付けることで、同一ユーザによる一連の処理と判定することができる。
ルート編集部40は、検索部41、ルート特定部42、スポット追加部43を有し、生成済みの観光ルートに対して、観光スポットの追加や削除、観光ルート自体の削除を実行する処理部である。なお、ルート特定部42は、第2の取得部、特定部の一例である。
例えば、ルート編集部40は、ログイン処理部21から処理開始が指示されると、ルート選択、ルート削除、観光スポットの追加などを選択させる画面を、ユーザ端末100に送信する。そして、ルート編集部40は、ユーザ端末100によってルート選択が選択されると、生成済みの観光ルートのルート名をルート情報DB14から取得して、観光ルート一覧を表示する。ここで、ルート編集部40は、観光ルートの一覧からいずれかの観光ルートが選択された場合、選択された観光ルートや当該観光ルートに含まれる観光スポットを図示した地図、選択された観光ルートに含まれる観光スポットの一覧などを表示する。
また、ルート編集部40は、ルート選択、ルート削除、観光スポットの追加のうち、ユーザ端末100によってルート削除が選択されると、生成済みの観光ルートのルート名をルート情報DB14から取得して、観光ルート一覧を表示する。ここで、ルート編集部40は、観光ルートの一覧からいずれかの観光ルートが選択された場合、選択された観光ルートをルート情報DB14から削除する。
また、ルート編集部40は、ルート選択、ルート削除、観光スポットの追加のうち、ユーザ端末100によって観光スポットの追加が選択されると、検索部41に処理開始を指示する。
検索部41は、ルート編集部40から処理開始が指示されると、検索画面をユーザ端末100に表示する処理部である。なお、検索処理は、検索部31と同様の処理なので、詳細な説明は省略する。
ルート特定部42は、新たな観光スポットが選択された場合に、当該観光スポットの追加先として適切な観光ルートを特定する処理部である。具体的には、ルート特定部42は、検索部41によって表示されたWebページから追加対象の観光スポットが選択された場合、当該Webページのアドレス情報を取得する。続いて、ルート特定部42は、当該アドレス情報に対応する位置(緯度経度)を観光スポット情報DB13から取得する。そして、ルート特定部42は、生成済みの各観光ルートのそれぞれに含まれる観光スポットの位置と、追加対象の観光スポットの位置とに基づいて、追加対象の観光スポットの追加候補となる観光ルートを特定する。
例えば、ルート特定部42は、検索部41が表示したWebページから観光スポットB−2を追加対象とする選択を受け付けた場合、観光スポットB−2の位置情報(緯度経度)を観光スポット情報DB13から取得する。続いて、ルート特定部42は、ルート情報DB14に記憶される生成済みの観光ルートそれぞれについて、以下の処理を実行する。
すなわち、ルート特定部42は、当該観光ルートに含まれる各観光スポットを特定し、各観光スポットの位置情報(緯度経度)を観光スポット情報DB13から取得する。そして、ルート特定部42は、各観光スポットについて、当該観光スポットの位置情報(緯度経度)と観光スポットB−2の位置情報(緯度経度)とから観光スポット間の距離を算出する。そして、ルート特定部42は、各観光スポットに対して算出した距離のうち、最短距離にある隣接観光スポットおよびその最短距離を特定する。
このようにして、ルート特定部42は、生成済みの各観光ルートについて、追加対象の観光スポットB−2と最も隣接する隣接観光スポットおよび当該観光スポット間の距離を特定する。そして、ルート特定部42は、隣接観光スポットのうち、最短距離の隣接観光スポットを特定する。その後、ルート特定部42は、最短距離の隣接観光スポットを含む観光ルートを、追加先の観光ルートに決定する。
そして、ルート特定部42は、追加先として特定した観光ルートのみを強調表示した、生成済みの観光ルート一覧をユーザ端末100に送信する。このとき、ルート特定部42は、最短距離の隣接観光スポットが複数特定された場合、各隣接観光スポットを含む各観光ルートを、追加先の候補として強調表示する。また、ルート特定部42は、最短距離の隣接観光スポットを特定したが、最短距離が閾値以上である場合には、この隣接観光スポットを起点として新規ルートの生成をルート生成部30に要求することもできる。
スポット追加部43は、追加先として特定された観光ルートに、追加対象の観光スポットを自動で追加する処理部である。具体的には、スポット追加部43は、ルート特定部42から、追加対象の観光スポットに関する情報と追加先の観光ルートに関する情報とを取得する。そして、スポット追加部43は、追加先の観光ルートに追加対象の観光スポットを追加し、ルートの新規生成時と同様の手法を用いて観光ルートの再構築を実行する。その後、スポット追加部43は、再構築した観光ルートの情報で、ルート情報DB14を更新する。
例えば、スポット追加部43は、ルート特定部42から追加対象の観光スポットB−2に関する情報を取得する。そして、スポット追加部43は、ルート特定部42によって追加先の観光ルートが一定時間強調表示された後、追加先の観光ルートに観光スポットB−2を追加する。なお、スポット追加部43は、追加先の観光ルートが強調表示されている間に、他の観光ルートがユーザ端末100を介して選択された場合、選択された他の観光ルートに、追加対象の観光スポットB−2を追加することもできる。
[処理の具体例]
次に、画面表示および各処理の具体例を説明する。ここでは、新規ルートの生成処理と観光スポットの追加処理の具体例とについて説明する。
(新規ルートの生成)
図5は、観光スポットの閲覧および新規ルートの生成例を説明する図である。図5に示すように、ログイン処理部21が、「新規ルート生成」が選択された状態でログインを許可すると、ルート生成部30の検索部31が、検索画面(スポット検索ページ)をユーザ端末100に表示する(S1)。
続いて、検索部31は、検索語として「○○の足跡」の入力を受け付けた後、検索ボタンの押下を検出すると、「○○の足跡」に該当する観光スポットの紹介ページを各観光サーバから取得して、検索結果としてユーザ端末100に表示する(S2)。なお、図5の例では、「○○の足跡」の検索結果として、スポットA−1の紹介とスポットA−2の紹介とを含むWebページが表示されている。
その後、生成部32は、「○○の足跡」の検索結果のうち、スポットA−1について「Myルートに追加」の選択を受け付けると、スポットA−1を含む新規の観光ルートを生成する(S3)。このとき、生成部32は、新規の観光ルートに関する情報を、ルート情報DB14に格納する。
さらに、「○○の足跡」の検索結果が表示された状態で、検索部31は、「〇〇ミュージアム」の入力を受け付けるとともに検索ボタンの押下を検出すると、「〇〇ミュージアム」に該当する観光スポットの紹介ページを各観光サーバから取得して、検索結果としてユーザ端末100に表示する(S4とS5)。なお、図5の例では、「〇〇ミュージアム」の検索結果として、スポットB−1の紹介とスポットB−2の紹介とを含むWebページが表示されている。
その後、生成部32は、「〇〇ミュージアム」の検索結果のうち、スポットB−2について「Myルートに追加」の選択を受け付けると、スポットA−1の選択時に生成された観光ルートを、スポットA−1とスポットB−2を含む観光ルートに更新する。このとき、生成部32は、ルート情報DB14を更新する。このようにして、ルート生成部30は、観光スポットの検索とMyルートの追加とを繰り返して、観光ルートを生成する。
(ルートの編集)
図6は、観光スポットの追加例を説明する図である。図6に示すように、ログイン処理部21が、「ルート編集」が選択された状態でログインを許可すると、ルート編集部40が、「ルート選択」、「ルート削除」、「観光スポットを追加」を選択させる画面をユーザ端末100に表示する(S10)。
続いて、「観光スポットを追加」が選択されると、検索部41は、検索画面(スポット検索ページ)をユーザ端末100に表示する(S11)。その後、検索部41は、検索語として「○○の生誕」の入力を受け付けた後、検索ボタンの押下を検出すると、「○○の生誕」に該当する観光スポットの紹介ページを各観光サーバから取得して、検索結果としてユーザ端末100に表示する(S12)。なお、図6の例では、「○○の生誕」の検索結果として、スポットC−1の紹介とスポットC−2の紹介とを含むWebページが表示されている。
その後、ルート特定部42は、「○○の生誕」の検索結果のうち、スポットC−1について「Myルートに追加」の選択を受け付けると、スポットC−1の位置情報等を用いて、追加先の観光ルートを自動で特定する(S13)。
そして、ルート特定部42は、自動で特定した追加先の観光ルートであるルートR2を強調させたルート一覧をユーザ端末100に表示し、スポット追加部43は、ルートR2にスポットC−1を追加して、ルートR2の再構築を実行する(S14)。このとき、スポット追加部43は、ルート情報DB14に格納されるルートR2の情報を更新する。このようにして、ルート生成部30は、観光スポットの検索とMyルートの追加とを繰り返して、観光ルートに新規スポットを自動追加する。
[システムの具体例]
上述したように、ユーザは、観光クラウド1を利用することで、異なる会社が管理するWebサイトにアクセスして、観光スポットを検索することができる。また、ユーザは、異なる会社のWebサイトをまたがって、観光スポットの検索や観光ルートの生成を実行することができる。そこで、ここでは、ユーザ視点で観光スポット検索と観光ルートの生成および編集とを説明する。
図7は、Webサイトを跨った観光ルートの生成および編集を説明する図である。図7に示すように、ユーザ端末100は、観光クラウド1上の観光サイトAを閲覧し(S30)、スポットA−1について「Myルートに追加」を選択する(S31)。
続いて、ユーザ端末100は、観光クラウド1上の観光サイトBを閲覧し(S32)、スポットB−2について「Myルートに追加」を選択する(S33)。そして、ユーザ端末100は、Myルートに追加したスポットA−1とスポットB−2とを観光する観光ルートを生成する(S34)。
このようにして、ユーザ端末100は、観光ルートとしてルートR1、ルートR2、ルートR3を生成した後、観光クラウド1上の観光サイトCを閲覧し(S35)、スポットC−3について「Myルートに追加」を選択する(S36)。すると、スポットC−3が、スポットC−3を効率的に観光できると推定されるルートR2に自動的に追加される(S37)。
[処理の流れ]
次に、新規ルートの生成処理と観光スポットの追加処理とについて説明する。なお、ルート削除等は、一般的な処理と同様の処理を採用することができるので、詳細な説明は省略する。
(新規ルートの生成処理)
図8は、新規ルートの生成処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、ルート生成部30は、新規ルートの生成開始の指示を受け付けると(S101:Yes)、検索画面を表示する(S102)。
続いて、ルート生成部30は、検索キーワードを受け付けると(S103:Yes)、検索結果を表示する(S104)。その後、ルート生成部30は、検索結果から観光スポットが選択された場合(S105:Yes)、選択された観光スポットを用いて観光ルートを生成し(S106)、S104以降を繰り返す。
一方、観光スポットが選択されずに(S105:No)、終了指示を受け付けた場合(S107:Yes)、ルート生成部30は、生成した観光ルートをルート情報DB14に保存する(S108)。なお、観光スポットが選択されず(S105:No)、終了指示も受け付けない場合(S107:No)、ルート生成部30は、S103以降を繰り返す。
また、検索キーワードを受け付けずに(S103:No)、終了指示を受け付けた場合も(S107:Yes)、ルート生成部30は、S108を実行する。なお、検索キーワードを受け付けず(S103:No)、終了指示も受け付けない場合(S107:No)、ルート生成部30は、S103以降を繰り返す。
なお、S101において、新規ルートの生成開始の指示ではなく(S101:No)、他の処理開始指示を受け付けると、該当処理が実行される(S109)。
(観光スポットの自動追加処理)
図9は、観光スポットの自動追加処理の流れを示すフローチャートである。図9に示すように、ルート編集部40は、観光スポットの追加処理の開始指示を受け付けると(S201:Yes)、検索画面を表示する(S202)。
続いて、ルート編集部40は、検索キーワードを受け付けると(S203:Yes)、検索結果を表示する(S204)。その後、ルート編集部40は、検索結果から観光スポットが選択された場合(S205:Yes)、追加先のルート特定処理を実行して(S206)、S204以降を繰り返す。
一方、観光スポットが選択されずに(S205:No)、終了指示を受け付けた場合(S207:Yes)、ルート編集部40は、編集した観光ルートをルート情報DB14に保存する(S208)。なお、観光スポットが選択されず(S205:No)、終了指示も受け付けない場合(S207:No)、ルート編集部40は、S203以降を繰り返す。
また、検索キーワードを受け付けずに(S203:No)、終了指示を受け付けた場合も(S207:Yes)、ルート編集部40は、S208を実行する。なお、検索キーワードを受け付けず(S203:No)、終了指示も受け付けない場合(S207:No)、ルート編集部40は、S203以降を繰り返す。
なお、S201において、観光スポットの追加処理の開始指示ではなく(S201:No)、他の処理開始指示を受け付けると、該当処理が実行される(S209)。
(追加先のルート特定処理)
図10は、追加先のルート特定処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、図9のS206で実行される処理である。
図10に示すように、ルート編集部40は、生成済みの観光ルートが複数ある場合(S301:Yes)、追加対象として選択された観光スポットの位置を観光スポット情報DB13から取得する(S302)。
続いて、ルート編集部40は、生成済みの観光ルートを1つ選択し(S303)、選択した観光ルート内の各登録済み観光スポットの位置を、観光スポット情報DB13から取得する(S304)。
そして、ルート編集部40は、取得した位置情報を用いて、各登録済み観光スポットと追加対象の観光スポットとの距離を算出し(S305)、処理中の観光ルート内で最短距離の観光スポットを特定する(S306)。
そして、生成済みの全観光ルートのうち未処理の観光ルートが存在する場合(S307:No)、次の観光ルートについてS303以降を繰り返す。
ここで、生成済みの全観光ルートに処理が終了すると(S307:Yes)、ルート編集部40は、全観光ルートのうち最短距離の観光スポットを特定し(S308)、特定した観光スポットを含む観光ルートを追加先として特定する(S309)。このとき、ルート編集部40は、追加先として特定された観光ルートを、他の観光ルートとは異なる形式で表示することもできる。例えば、ルート編集部40は、強調表示したり、色を変えたり、文字を大きくしたりする。
その後、ルート編集部40は、追加先として特定された観光ルートに、追加対象の観光スポットを追加して(S310)、観光ルートの再構築を実行して、ルート情報DB14を更新する(S311)。
なお、S301において、ルート編集部40は、生成済みの観光ルートが複数ない場合(S301:No)、保存されている観光ルートを追加先として特定し(S312)、S310以降を実行する。
[効果]
上述したように、ルート生成サーバ10は、追加対象の観光ルートを適切に特定することができる。したがって、ユーザが検討材料として複数の観光ルートを生成した状態では、ユーザは、新たに観光したいと考えた観光スポットをどの観光ルートに追加するのか特定できない場合が多い。このような場合でも、ルート生成サーバ10は、無理なく効率的に移動できるように、追加対象の観光ルートを適切に特定することができる。
また、観光サイト上で周遊ルートへの目的地追加をする際に、観光ルートの詳細を確認する画面に遷移する手間が省けると同時に、目的地として追加するのがよい生成保存済みルートやモデルルートを簡単に把握することができる。また、観光ルートの生成サービスが導入された異なる観光サイト間で横断的に実行できる。
上記実施例1では、観光スポット間の距離を用いて、適切な追加対象の観光ルートを特定する例を説明したが、これに限定されるものではなく、距離以外の情報を用いて、適切な追加対象の観光ルートを特定することもできる。
そこで、実施例2では、距離以外の指標について説明する。なお、実施例2で説明する各手法は矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることもでき、実施例1と実施例2とは矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることができる。例えば、距離で絞り込んだ後に他の指標で追加対象の観光ルートを特定したり、他の指標で絞り込んだ後に距離で追加対象の観光ルートを特定したり、追加対象として特定した観光ルートを強調表示することもできる。
(エリア)
図11は、エリアを対応付けたルート情報DB14に記憶される情報を示す図である。実施例1と異なる点は、「エリア」が対応付けられている点である。この「エリア」は、観光ルート内の各観光スポットを包含する最小の領域を示す。ルート編集部40は、追加対象の観光スポットの選択を検出した場合、当該観光スポットの緯度経度を観光スポット情報DB13から取得する。そして、ルート編集部40は、当該観光スポットの緯度経度が含まれるエリアを、ルート情報DB14から検索する。その後、ルート編集部40は、追加対象の観光スポットをエリアに含む観光ルートを、追加先として特定する。
なお、ルート編集部40は、追加対象の観光スポットをエリアに含む観光ルートが複数検出された場合、特定された各観光ルートを追加先として特定して、ユーザ端末100に送信(表示)することもできる。また、ルート編集部40は、エリアを強調表示させた地図などをユーザ端末100に表示することもできる。これは、実施例1にも採用することができる。このようにすることで、エリアの概念で追加先を特定できるので、ユーザに土地勘がなく、ユーザが距離感を持てない場合であっても、ユーザが観光ルートの範囲を想像することができる。
(識別子)
図12は、識別子を対応付けたルート情報DB14に記憶される情報を示す図である。実施例1と異なる点は、「識別子」が対応付けられている点である。この「識別子」は、観光ルートの生成を行ったユーザを識別する情報であり、ユーザ名で代用することもでき、Cookieなどを用いることもできる。
例えば、ルート編集部40は、追加対象の観光ルートの選択を検出した場合、当該観光スポットの緯度経度を観光スポット情報DB13から取得するとともに、当該観光スポットが選択されたWebページからCookieなどを用いて識別子「U001」を取得する。そして、ルート編集部40は、当該識別子「U001」が対応付けられる観光ルートをルート情報DB14から抽出し、抽出した観光ルートの中から追加先の観光ルートを特定する。
ここで、ルート編集部40は、識別子「U001」が対応付けられる観光ルートが一つの場合は、その観光ルートを追加先と特定する。また、ルート編集部40は、識別子「U001」が対応付けられる観光ルートが複数ある場合は、上記距離などを用いて追加先を特定する。このようにすることで、複数ユーザが観光クラウド1やユーザ端末100を共有する場合でも、同一ユーザの操作を間違うことなく処理することができる。
(移動手段)
図13は、移動手段を対応付けたルート情報DB14に記憶される情報を示す図である。実施例1と異なる点は、「移動手段」が対応付けられている点である。この「移動手段」は、観光ルートの移動手段を示す情報であり、例えば電車、車、徒歩などである。
例えば、ルート編集部40は、追加対象の観光ルートの選択を検出した場合、当該観光スポットの緯度経度を観光スポット情報DB13から取得するとともに、ユーザが当該観光スポットへの移動手段として設定した「車」を、Webページ等を介して取得する。そして、ルート編集部40は、当該移動手段「車」が対応付けられる観光ルートをルート情報DB14から抽出し、抽出した観光ルートの中から追加先の観光ルートを特定する。
ここで、ルート編集部40は、移動手段「車」が対応付けられる観光ルートが一つの場合は、その観光ルートを追加先と特定する。また、ルート編集部40は、移動手段「車」が対応付けられる観光ルートが複数ある場合は、上記距離などを用いて追加先を特定する。このようにすることで、ユーザが設定する移動手段を考慮して、観光ルートの更新を実行することができる。
なお、移動手段は、ユーザが選択する場合に限らず、各観光スポットについて、その観光スポットに訪れるのに適切な移動手段を予め対応付けて観光スポット情報DB13に記憶しておくこともできる。この場合、ルート編集部40は、追加対象の観光スポットの位置および移動手段を観光スポット情報DB13から取得する。そして、ルート編集部40は、取得した移動手段が対応付けられる観光ルートをルート情報DB14から抽出し、抽出した観光ルートの中から追加先の観光ルートを特定する。
(時刻情報)
図14は、時刻情報を対応付けたルート情報DB14に記憶される情報を示す図である。実施例1と異なる点は、「時刻情報」が対応付けられている点である。この「時刻情報」は、観光ルートを生成した生成時刻、最新の観光スポットが登録された登録時刻、観光ルートの更新が行われた最新の更新時刻などである。
例えば、ルート編集部40は、追加対象の観光ルートの選択を検出した場合、当該観光スポットの緯度経度を観光スポット情報DB13から取得する。そして、ルート編集部40は、時刻情報が最新である観光ルートをルート情報DB14から抽出し、抽出した観光ルートを追加先の観光ルートと特定する。このようにすることで、ユーザが最も考慮している観光ルートを推定して、観光スポットの追加を実行することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[適用システム]
上記実施例では、観光ルートを例にして説明したが、これに限定されるものではなく、様々な巡回ルートに適用することができる。例えば、警備員が行う巡回ルートなどについて、新たな警備ポイントの追加などを行う場合に、同様に適用することができる。
[ハードウェア]
図15は、ハードウェア構成例を示す図である。図15に示すように、ルート生成サーバ10は、通信インタフェース10a、HDD(Hard Disk Drive)10b、メモリ10c、プロセッサ10dを有する。また、図15に示した各部は、バス等で相互に接続される。
通信インタフェース10aは、ネットワークインタフェースカードなどであり、他のサーバとの通信を行う。HDD10bは、図2に示した機能を動作させるプログラムやDBを記憶する。
プロセッサ10dは、図3に示した各処理部と同様の処理を実行するプログラムをHDD10b等から読み出してメモリ10cに展開することで、図2等で説明した各機能を実行するプロセスを動作させる。すなわち、このプロセスは、ルート生成サーバ10が有する各処理部と同様の機能を実行する。具体的には、プロセッサ10dは、ログイン処理部21、ルート生成部30、ルート編集部40等と同様の機能を有するプログラムをHDD10b等から読み出す。そして、プロセッサ10dは、ログイン処理部21、ルート生成部30、ルート編集部40等と同様の処理を実行するプロセスを実行する。
このようにルート生成サーバ10は、プログラムを読み出して実行することでルート生成方法を実行する情報処理装置として動作する。また、ルート生成サーバ10は、媒体読取装置によって記録媒体から上記プログラムを読み出し、読み出された上記プログラムを実行することで上記した実施例と同様の機能を実現することもできる。なお、この他の実施例でいうプログラムは、ルート生成サーバ10によって実行されることに限定されるものではない。例えば、他のコンピュータまたはサーバがプログラムを実行する場合や、これらが協働してプログラムを実行するような場合にも、本発明を同様に適用することができる。
メモリ10cの一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プロセッサ10dの一例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、PLD(Programmable Logic Device)等が挙げられる。
[システム]
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られない。つまり、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
1 観光クラウド
2、3、4 観光サーバ
10 ルート生成サーバ
11 通信部
12 記憶部
13 観光スポット情報DB
14 ルート情報DB
20 制御部
21 ログイン処理部
30 ルート生成部
31 検索部
32 生成部
40 ルート編集部
41 検索部
42 ルート特定部
43 スポット追加部

Claims (14)

  1. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力し、
    出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一の前記スポットの位置を取得し、
    少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、前記複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一の前記スポットの位置とに基づいて、前記複数の巡回ルートのうち、選択された第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する、
    処理をコンピュータに実行させる巡回ルート作成支援プログラム。
  2. 選択された第一の前記スポットは、特定した前記巡回ルートに自動登録されることを特徴とする請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  3. 特定した前記追加候補の巡回ルートを、前記複数の巡回ルートの内の他の巡回ルートとは異なる態様で表示することを特徴とする請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  4. 表示された前記複数の巡回ルートのうちから選択された巡回ルートに、選択された第一の前記スポットを登録することを特徴とする請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  5. 前記スポットは観光スポットであることを特徴とする請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  6. 前記巡回ルートは観光ルートであることを特徴とする請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  7. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力し、
    出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一の前記スポットの位置を取得し、
    少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートとエリアとを対応付けて記憶した第2の記憶部を参照して、取得した第一の前記スポットの位置が含まれるエリアに対応づけられた巡回ルートを特定する、
    処理をコンピュータに実行させる巡回ルート作成支援プログラム。
  8. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力し、
    出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置と前記スポットへの移動手段とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一のスポットの位置と該スポットへの移動手段とを取得し、
    少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、取得した前記移動手段の種別情報に応じて、前記複数の巡回ルートのうち、選択された第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する、
    処理をコンピュータに実行させる巡回ルート作成支援プログラム。
  9. 前記特定する処理は、取得した第一の前記スポットの位置が、前記複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と所定の距離以上離れている場合に、新たなルートを生成する処理をコンピュータに実行させる請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  10. 前記第2の記憶部は前記巡回ルートにアカウントを識別する識別情報を更に関連付けて記憶し、
    更に、識別情報を取得し、
    前記特定する処理は更に、前記第2の記憶部に記憶された複数の巡回ルートの内、取得した前記識別情報が関連付けられた巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一の前記スポットの位置とに基づいて、前記取得した前記識別情報が関連付けられた巡回ルートのうち、第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する
    処理をコンピュータに実行させる請求項1記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  11. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力し、
    出力したスポットの何れかが選択されると、少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートのそれぞれに該巡回ルートの作成時刻、又は、登録時刻、又は、更新時刻を対応づけて記憶した記憶部を参照して、前記巡回ルートの作成時刻、又は、登録時刻、又は、更新時刻に基づいて、前記複数の巡回ルートのうち、作成時刻、又は、登録時刻、又は、更新時刻が最新の巡回ルートを特定する、
    処理をコンピュータに実行させる巡回ルート作成支援プログラム。
  12. 特定した前記巡回ルートを、前記複数の巡回ルートの内の他の巡回ルートとは異なる態様で表示することを特徴とする請求項11記載の巡回ルート作成支援プログラム。
  13. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力し、
    出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一の前記スポットの位置を取得し、
    少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、前記複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一の前記スポットの位置とに基づいて、前記複数の巡回ルートのうち、選択された第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する、
    処理をコンピュータが実行する巡回ルート作成支援方法。
  14. スポットの検索依頼を受け付けると、検索依頼の条件を満たすスポットに関連する情報を出力する第1の出力部と、
    出力したスポットの何れかが選択されると、スポットと前記スポットの位置とを対応付けて記憶した第1の記憶部を参照して、選択された第一の前記スポットの位置を取得する第2の取得部と、
    少なくとも1以上のスポットを含む複数の巡回ルートを記憶した第2の記憶部を参照して、前記複数の巡回ルートのそれぞれに含まれるスポットの位置と取得した第一の前記スポットの位置とに基づいて、前記複数の巡回ルートのうち、選択された第一の前記スポットの追加候補の巡回ルートとして特定する特定部と
    を有することを特徴とする巡回ルート作成支援装置。
JP2018548525A 2016-11-04 2016-11-04 巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置 Active JP6729713B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2016/082890 WO2018083787A1 (ja) 2016-11-04 2016-11-04 巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018083787A1 true JPWO2018083787A1 (ja) 2019-07-11
JP6729713B2 JP6729713B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=62075884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018548525A Active JP6729713B2 (ja) 2016-11-04 2016-11-04 巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20190251483A1 (ja)
JP (1) JP6729713B2 (ja)
WO (1) WO2018083787A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135709A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 株式会社ゼロイン 観光情報提供装置、およびプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10247213A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 観光案内情報提供方法およびその装置
JP2001195459A (ja) * 1999-11-04 2001-07-19 Zenrin Co Ltd 旅行計画システム及び方法
JP2002373194A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Ricoh System Kaihatsu Co Ltd 観光情報提供方法及びその装置、プログラム、並びに、ポイント付与方法
JP2003256599A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 地域観光支援方法及びそれを用いた地域観光支援システム
JP2010146129A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Broadleaf Co Ltd 旅行計画作成支援装置
WO2016075835A1 (ja) * 2014-11-14 2016-05-19 富士通株式会社 旅程決定方法、旅程決定プログラムおよび旅程決定装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10247213A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 観光案内情報提供方法およびその装置
JP2001195459A (ja) * 1999-11-04 2001-07-19 Zenrin Co Ltd 旅行計画システム及び方法
JP2002373194A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Ricoh System Kaihatsu Co Ltd 観光情報提供方法及びその装置、プログラム、並びに、ポイント付与方法
JP2003256599A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 地域観光支援方法及びそれを用いた地域観光支援システム
JP2010146129A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Broadleaf Co Ltd 旅行計画作成支援装置
WO2016075835A1 (ja) * 2014-11-14 2016-05-19 富士通株式会社 旅程決定方法、旅程決定プログラムおよび旅程決定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6729713B2 (ja) 2020-07-22
US20190251483A1 (en) 2019-08-15
WO2018083787A1 (ja) 2018-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6574807B2 (ja) 場所のポリゴンベースの索引作成
JP6229655B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
JP5223034B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供処理プログラム、及び情報提供処理プログラムを記録した記録媒体
JP2007219655A (ja) 施設情報管理システム、施設情報管理方法および施設情報管理プログラム
JP6562877B2 (ja) 情報提供装置、方法およびシステム
JP5265418B2 (ja) 観光ルート提供装置、観光ルート提供方法、及びプログラム
JP6729713B2 (ja) 巡回ルート作成支援プログラム、巡回ルート作成支援方法および巡回ルート作成支援装置
Sari et al. Application location based service (lbs) location search palembang nature-based android
JP6088781B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び制御方法
JP6780548B2 (ja) 特徴語分類プログラム、特徴語分類方法および情報処理装置
JP2013045182A (ja) 情報検索装置及び方法及びプログラム
JP2010181975A (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラムおよび記録媒体
JP2008070942A (ja) メモページ情報登録システム、サーバ装置及びプログラム
JP6313059B2 (ja) 情報処理システム
JP4828653B1 (ja) サーバ、辞書生成方法、辞書生成プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2012048343A (ja) ドキュメント閲覧システム及びドキュメント画像配信装置並びにドキュメント閲覧方法
JP2019175378A (ja) 観光ルート提案装置、観光ルート提案方法、およびプログラム
JP5058201B2 (ja) 情報管理システム及び情報管理方法
WO2016117010A1 (ja) 情報処理装置、ルート登録方法およびルート登録プログラム
US20130212153A1 (en) Computer implemented method, web server, client computing device and computer readable storage medium for selectively relating event data
JP2022110768A (ja) プログラム
JP2022122777A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP5910205B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5689780B2 (ja) 文書検索装置及び方法及びプログラム
JP2021064305A (ja) コンテンツ制御装置、コンテンツ制御システム、コンテンツ制御方法、及びコンテンツ制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6729713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150