JP2002373194A - 観光情報提供方法及びその装置、プログラム、並びに、ポイント付与方法 - Google Patents

観光情報提供方法及びその装置、プログラム、並びに、ポイント付与方法

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JP2002373194A
JP2002373194A JP2001182119A JP2001182119A JP2002373194A JP 2002373194 A JP2002373194 A JP 2002373194A JP 2001182119 A JP2001182119 A JP 2001182119A JP 2001182119 A JP2001182119 A JP 2001182119A JP 2002373194 A JP2002373194 A JP 2002373194A
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sightseeing
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tourism
route
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Hiroharu Yoshikawa
博晴 吉川
Hideaki Matsuda
秀明 松田
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh IT Solutions Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
Ricoh IT Solutions Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 数日あるいは一日、さらには数十分といった
比較的短い時間スパン内で変化して観光の満足度に影響
を与える要因に基づき、金銭的な負担との関係で生じる
不満を軽減することができる観光情報提供方法及びその
装置、ポイント付与方法、並びに、観光用装置を提供す
る。 【解決手段】 観光価値を左右する経時変化要因情報を
所定タイミングで取得する経時変化要因情報取得工程
と、該経時変化要因情報取得工程で取得した経時変化要
因情報に基づいて観光価値に関する情報を生成する観光
価値情報生成工程と、該観光価値情報生成工程で生成さ
れた観光価値情報に基づいて観光に要する経済的負担及
び又は利益の少なくとも一つを決定する経済負担決定工
程と、該経済負担決定工程で決定された経済的負担及び
又は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観光情報
提供工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観光情報提供方法
及びその装置、プログラム、並びに、ポイント付与方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〔従来技術1〕従来、インターネットな
ど情報通信インフラの発達に伴い、観光地や観光施設な
どの観光スポットの評価情報を星印の数などの定量的な
形で提供することが行われている。更に、サーフィンな
どの海辺のスポーツに向いた天候・気候であるかの情報
を情報端末装置で受信可能な形で情報提供することも提
案されている。
【0003】〔従来技術2〕また、特開平10−247
213号公報には、観光スポットの評価データを用いて
観光ルートを選択させることができる観光案内情報提供
装置が提案されている。図14は上記装置の概略構成図
である。この観光案内情報提供装置SG1は、予め指定
された地域において、観光案内情報提供装置SG1の利
用者が指定した時間内に効率よく観光できるように、そ
の地域内に存在する観光スポットの中からいくつかの観
光スポットを選択し、この選択された観光スポットを巡
る観光ルートを選択する装置である。利用者プロファイ
ル10は、利用者の属性を保持するものであり、観光情
報保持部20は、観光スポット属性等の観光スポットに
関する情報を保持する。観光情報保持部20は、観光ス
ポット属性保持部21と、標準観光時間保持部22と、
標準移動時間保持部23とを有する。観光スポット属性
保持部21は、地域内の観光スポットの特徴を定量的に
評価したデータ(観光スポットの評価データ)を観光ス
ポット毎に保持する。標準観光時間保持部22は、所定
の属性を持つ利用者を標準利用者とし、各観光スポット
における標準利用者の概略の観光時間である標準観光時
間を保持する。標準移動時間保持部23は、所定の観光
スポットと他の観光スポットとの間を上記標準利用者が
移動するために必要な時間である標準移動時間を、観光
スポットの所定の組み合わせについて保持する。適合ス
コア算出部31は、利用者属性と観光スポット属性とに
基づいて、利用者に対して各観光スポットがどの程度適
しているかの度合である適合スコアを算出する。観光ル
ート選択部32は、できるだけ適合スコアの高い観光ス
ポットを数多く巡ることができるように、各観光スポッ
トにおける観光時間と観光スポット間の移動時間とを考
慮して観光ルートを選択する。操作部40は、観光情報
の要求を入力するキーボード等である。表示部41は、
観光ルート選択部32が選択した観光ルートを表示した
り、印刷したりして、利用者に提示するディスプレイ、
プリンタ等で構成される。この観光案内情報提供装置S
G1によれば、操作部40を介して、所定の利用者か
ら、年齢、性別、観光の目的等の情報や観光案内の要求
を受け取り、その利用者に対して各観光スポットがどの
程度適しているかを適合スコアとして定量的に評価し、
できるだけ適合スコアの高い観光スポットを数多く巡る
ことができるように、各観光スポットにおける観光時間
や観光中の移動時間を考慮して好ましい観光ルートを選
択し、この選択された観光ルートを、表示部41のディ
スプレイ等で利用者に提示することができる。この公報
には、実際の観光を終了した利用者に「行ったがよくな
かった」、「行ってよかった」などの評価を求め、その
実際の利用者の評価結果で、上記観光スポット属性保持
部21で保持する評価データを更新する方法も具体的に
記載されている。
【0004】〔従来技術3〕また、特開平9−3314
44号公報では、観光地での記念撮影用装置として旅行
者が観光地に行った際に天候が悪い場合にもその観光地
特有の風景や名所等を背景とするきれいな記念写真を残
すことができるようにするものが提案されている。この
装置は、カラーディスプレイ、操作パネル、撮影用のデ
ィジタルカメラ、ビデオ再生器やディジタルカメラ用の
ディスクを駆動するディスクドライバー、料金支払い用
の自動キャシュレジスタ、撮影用のブース、予め格納さ
れた複数の名所や記念物の背景画像の画像データ、上記
デジタルカメラで撮影した人物画像と選択された背景画
像とを合成してカラー印刷するカラープリンタ等を有す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、観光を行う
場合に、上記従来技術3でも課題にしているように天候
によって不満を感じることが多々ある。従来技術3では
記念写真という点では、この不満をある程度解消できる
ものではあるが、利用者の金銭的な負担との関係で不満
が残ってしまうという不具合が残されている。例えば、
観光には交通費や宿泊費、観光スポットによつては入場
料、さらには観光地での買い物や食事などの金銭的な負
担が伴う。このような金銭的な負担の大きさは天候がよ
いか、わるいかによっては増減しない。このため、天候
が悪いと、金銭的な負担の割には満足のいく観光ができ
なかったという不満が残る。上記従来技術1や2の情報
提供では、このような天候などの数日あるいは一日、さ
らには数十分といった比較的短い時間スパン内で変化し
て観光の満足度に影響を与える要因に基づき、金銭的な
負担との関係で生じる不満を解消する仕組みにまでは十
分な配慮がされていなかった。
【0006】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、数日あるいは一日、さらには数十分といった比較
的短い時間スパン内で変化して観光の満足度に影響を与
える要因に基づき、金銭的な負担との関係で生じる不満
を軽減することができる観光情報提供方法及びその装
置、ポイント付与方法、並びに、観光用装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の観光情報提供は、観光価値を左右する経
時変化要因情報を所定タイミングで取得する経時変化要
因情報取得工程と、該経時変化要因情報取得工程で取得
した経時変化要因情報に基づいて観光価値に関する情報
を生成する観光価値情報生成工程と、該観光価値情報生
成工程で生成された観光価値情報に基づいて観光に要す
る経済的負担及び又は利益の少なくとも一つを決定する
経済負担決定工程と、該経済負担決定工程で決定された
経済的負担及び又は利益を少なくとも含む観光情報を提
供する観光情報提供工程とを有することを特徴とするも
のである。ここで、所定タイミングでの取得は予め設定
しておいた定期的な取得でもよいし、例えば、観光情報
の提供を受ける利用者から情報提供の指示を受けたタイ
ミングでの取得でもよい。また、請求項2の観光情報提
供方法は、請求項1の観光情報提供方法において、上記
経時変化要因情報が気候又は天候に関する情報であるこ
とを特徴とするものである。また、請求項3の観光情報
提供方法は、請求項1の観光情報提供方法において、上
記経時変化要因情報が視界良好度であることを特徴とす
るものである。請求項4の観光情報提供方法は、請求項
2又は3の観光情報提供方法において、上記観光価値に
関する情報が、所定時間後における上記要因の予測に基
づくものであることを特徴とするものである。また、請
求項5の観光情報提供方法は、請求項1の観光情報提供
方法において、上記観光価値情報生成工程で生成した観
光価値に関する情報を用いて観光ルートの情報を生成す
る観光ルート情報生成工程を有することを特徴とするも
のである。請求項6の観光情報提供方法は、請求項5の
観光情報提供方法において、所定の観光ルートを決定す
る観光ルート決定工程と、上記観光ルート情報生成工程
で生成された観光ルート情報を提示する提示工程と、該
提示工程で提示された観光ルート情報を採用するか否か
を決定する採用可否決定工程と、該観光ルート決定工程
で観光ルートが決定された後に、請求項1の経時変化要
因情報取得工程及び観光価値情報生成工程、並びに、該
提示工程及び採用可否決定工程が実行され、該採用可否
決定工程で、該観光ルート決定工程で決定されていた観
光ルートとは異なる観光ルート情報が採用された場合、
該観光ルート決定工程を実行した時点での観光価値に関
する情報よりも該観光価値情報生成工程で生成した観光
価値に関する情報の方が劣るときは、該観光価値情報生
成工程で生成した観光価値に関する情報に基づく請求項
1の経済負担決定工程での決定負担が該観光ルート決定
工程で決定されていた観光ルートのそれより小さいか、
あるいは、決定利益が該観光ルート決定工程で決定され
ていた観光ルートのそれより大きいことを特徴とするも
のである。請求項7の観光情報提供装置は、観光価値を
左右する経時変化要因情報を所定タイミングで取得する
経時変化要因情報取得手段と、該経時変化要因情報取得
工程で取得した経時変化要因情報に基づいて観光価値に
関する情報を生成する観光価値情報生成手段と、該観光
価値情報生成工程で生成された観光価値情報に基づいて
観光に要する経済的負担及び又は利益の少なくとも一つ
を決定する経済負担決定手段と、該経済負担決定工程で
決定された経済的負担及び又は利益を少なくとも含む観
光情報を提供する観光情報提供手段とを有するものであ
る。また、請求項8の観光情報提供システムは、観光価
値を左右する経時変化要因情報を生成する経時変化要因
情報生成装置と、上記請求項7の観光情報提供装置とを
有し、請求項7の経時変化要因情報取得手段が、該経時
変化要因情報生成装置で生成した経時変化要因情報を取
得するように構成されたことを特徴とするものである。
また、請求項9のプログラムは、コンピュータを、観光
価値を左右する経時変化要因情報を所定タイミングで取
得する経時変化要因情報取得手段、該経時変化要因情報
取得工程で取得した経時変化要因情報に基づいて観光価
値に関する情報を生成する観光価値情報生成手段、該観
光価値情報生成工程で生成された観光価値情報に基づい
て観光に要する経済的負担及び又は利益の少なくとも一
つを決定する経済負担決定手段、該経済負担決定工程で
決定された経済的負担及び又は利益を少なくとも含む観
光情報を提供する観光情報提供手段として機能させるこ
とを特徴とするものである。また、請求項10のポイン
ト付与方法は、観光に関して顧客が負担する経済的な負
担の額に応じて顧客にポイントを付与するポイント付与
方法において、請求項1の観光情報提供方法を実行し、
請求項1の観光価値情報生成工程で生成した観光価値の
情報を、該ポイント決定に用いることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】観光情報提供機能を備えた旅行支
援システムに本発明を適用した実施形態について説明す
る。図1は同システムの概略構成図である。このシステ
ムは、受付窓口クライアント装置100、持ち運びが可
能な携帯クライアント装置200、観光スポットに配置
される観光スポットクライアント装置300、これらの
装置100、200、300を仲介し、また、各々の装
置からの提供される情報を集中的に管理して各装置で利
用できるようにする旅行支援サーバ400を備えてい
る。また、これらの装置間でデータ通信を行う固定局用
通信網500及び移動局用通信網510も備えている。
この図では、簡単のため、1つの旅行支援サーバに対し
て、各装置100、200、300各々一つずつ示して
いるが、複数あってもよい。
【0009】本実施形態においては、上記のような構成
としたうえで、基本的には24時間連続運転を前提とし
て旅行支援サーバ400を運用するものとする。また、
本実施形態において、受付窓口クライアント装置100
は旅行代理店に設置し、観光スポットクライアント装置
300は観光スポットに存在する建物の中に設置し、い
ずれも固定局用通信網500としてアナログ式公衆回線
を用いる。携帯クライアント装置200は自動車に搭載
し、移動局用通信網510としてアナログ式セルラー回
線を用いる。各装置100、200、300と旅行支援
サーバ400とで行われるデータ通信のプロトコルは、
電話回線でのデータ通信で良く用いられるPPP(Poin
t to Point Protocol)とする。
【0010】上記受付窓口クライアント装置100は、
パーソナルコンピュータ(以下パソコンと略す)11
1、モデム112、及び、プリンタ113を有する。パ
ソコン111は、上記旅行支援サーバ400と連携し、
窓口担当者が顧客からの観光に関する要望を聞き取りな
がら観光ルートを含む観光情報としての旅行計画情報を
作成するのに必要な情報を入力したり、観光ルートの案
を提案したりできるようにあらかじめ作成したプログラ
ムを動作させる。窓口担当者はプログラムに従ってキー
ボードやマウスといった入力手段を用いて情報を入力
し、また、パソコンのディスプレイやプリンタ出力で、
上記案を提示する。モデム112は、デジタル信号を通
信網に適したアナログ信号に変換したり、或いはこの逆
の変換をしたりする(他の装置におけるモデム222、
312も同様。)。
【0011】上記携帯クライアント装置200は、セル
ラー電話223、モデム222、携帯情報端末機本体
(以下、携帯端末という)221、及び、携帯プリンタ
224を有する。セルラー電話223は、無線通信によ
って移動局用通信網510に接続し、移動体に搭載され
た携帯クライアント装置200が旅行支援サーバ400
との間で通信を行えるようにする。この通信により、携
帯クライアント装置200は、受付窓口クライアント装
置100を用いて作成した旅行計画情報を利用できるよ
うになる。また、受付窓口クライアント装置100と同
様のプログラムを備えており、旅行支援サーバ400と
連絡しながら窓口クライアント装置100と同様の処理
を行うことができる。
【0012】上記観光スポットクライアント装置300
は、パソコン311、モデム312、及び、プリンタ3
13を有する。また、観光スポットに配備された各種の
配備機器との無線通信装置314を備えている。この配
備機器は、観光スポットの代表的な景観を、例えば、3
0分置きに撮影するデジタルカメラ装置320、気象要
素を測定する気象測定装置330、後述する記念写真撮
影装置600などである。これらの機器も、上記パソコ
ン311との間の通信を行うための有線または無線の通
信装置321、331、660を備えているパソコン3
11は、上記旅行支援サーバ400と連携し、観光スポ
ットに配置された担当者が、該サーバ400の記憶装置
700に記憶されている旅行計画情報を取得してディス
プレイやプリンタ出力で提示したり、上記配備機器32
0、330、600との通信で種々のデータをやりとり
したり、さらには、後述するように、上記配備機器から
入手したデータを上記支援サーバ400に送信したりで
きるようにあらかじめ作成したプログラムを動作させ
る。
【0013】上記旅行支援サーバ400は、ID管理装
置433、記憶装置700、制御装置431、及び、モ
デム(通信装置)432を有する。ID管理装置433
は、旅行支援サーバ400が提供するサービスを受ける
ことのできる携帯クライアント装置200のID番号、
旅行計画情報毎に採番される観光ルート番号、及び、記
憶装置700に記憶される各旅行計画情報が、どの携帯
クライアント装置200や観光ルート番号と対応するか
という対応関係情報などを管理する。記憶装置700
は、受付窓口クライアント装置100との連携で作成し
た旅行計画情報の他、後述する観光価値に関する情報で
ある観光度や、この観光度を左右する経時変化要因、そ
の他も記憶する。制御装置431は、受付窓口クライア
ント装置100とデータ通信を行ない、受付窓口クライ
アント装置100から渡される旅行計画情報を記憶装置
700の適当な領域に格納したり、携帯クライアント装
置200とデータ通信を行ない、該当するID番号の携
帯クライアント装置200に渡すべき旅行計画情報があ
る場合には、この情報を送信したりするといった処理を
行なうと共に、これらの処理を行なうために旅行支援サ
ーバ400の各構成要素の制御を行なう。通信装置43
2は、受付窓口クライアント装置100や携帯クライア
ント装置200から旅行支援サーバ400にかかってく
る電話の着呼を監視し、電話がかかってきた場合は通信
が開始できるように制御装置431に通知すると共に、
通信中に制御装置431からの通信終了通知があった場
合は、通信を終了して次の着呼に備えて待機する。ま
た、通信中は、旅行支援サーバ400が扱いやすいデジ
タル信号を通信網に適したアナログ信号に変換したり、
或いはこの逆の変換をしたりする。
【0014】本実施形態のシステムでは、前述の特開平
10−247213号公報の観光案内情報提供装置と同
様に、予め指定された地域において、観光案内情報提供
装置SG1の利用者が指定した時間内に効率よく観光で
きるように、その地域内に存在する観光スポットの中か
らいくつかの観光スポットを選択し、この選択された観
光スポットを巡る観光ルートを選択する機能を有する。
この機能実現のための主要な計算処理や情報保持の機能
を、上記支援サーバ400に持たせている。すなわち、
上記支援サーバ400が観光情報提供装置として機能す
る。
【0015】図2は、上記支援サーバ400の上記記録
装置700及び制御装置431の機能ブロック図であ
る。前述の図14に示すブロック図に表された機能部の
全てを備えている。すなわち、利用者プロファイル71
0と、観光情報保持部720と、適合スコア算出部73
1と、観光ルート選択部732とを備え、この観光情報
保持部720は観光スポット属性保持部721と、標準
観光時間保持部722と、標準移動時間保持部723と
を有する。なお、この制御装置431にも操作部740
と、表示部741が設けられているが、後述のように、
利用者とのやりとりをしながらの、観光ルート選択のた
めのデータ入力は、図1の受付窓口クライアント100
で行われ、このデータが固定局用通信網500を介して
支援サーバ400に提供される。
【0016】そして、本実施形態のシステムでは、観光
価値を左右する経時変化要因情報を所定タイミングで取
得する経時変化要因情報取得と、この取得した経時変化
要因情報に基づいて観光価値に関する情報を生成する観
光価値情報生成と、生成された観光価値情報に基づいて
観光に要する経済的負担及び又は利益の少なくとも一つ
を決定する経済負担決定と、決定された経済的負担及び
又は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観光情報
提供とを行う機能を備えている。
【0017】図2に示すように支援サーバ400は、こ
のような機能を実現するために経時変化要因取得部73
3、観光スポット属性算出部734、観光代金算出部7
35を有する。また、この支援サーバ400は、携帯ク
ライアント装置200からのアクセス等のため旅行計画
情報保持部726を有する。さらに、後述する観光価値
公表機能を実現するために観光度算出部736、観光度
要因保持部724、観光度保持部725を有する。さら
に、後述するポイント計算のため、ポイント算出部73
7、利用者ポイントファイル711を有する。
【0018】まず、観光価値を左右する経時変化要因情
報を所定タイミングで取得する経時変化要因情報取得及
びこの取得した経時変化要因情報に基づいて観光価値に
関する情報を生成する観光価値情報生成について説明す
る。観光価値の定量化にあたつて考慮する要因(以下、
観光価値要因)としては、前述の特開平10−2472
13号公報の「地域内の観光スポットの特徴を定量的に
評価したデータである観光スポット属性」と同様の属性
を用いることができる。図3は、上記公報で提案されて
いる観光スポット属性の種類の一例を示す表である。こ
の表自体は前述の利用者属性とされているが、この利用
者属性と同じ種類の属性のデータを観光スポット属性と
しても用意することとされている。これにより、利用者
属性と観光スポット属性とに基づいて、利用者に対して
各観光スポットがどの程度適しているかの度合である適
合スコアを求めることとされている。無論、上記図3に
例示してある要因に加え、あるいは、代えて、観光価値
を左右する他の属性を採用してもよい。例えば図3の表
中、「今回の訪問目的」に「景観を楽しむ」といった属
性を追加することが望ましい。また、観光情報の期待値
についての情報、訪問予定時期や時刻などから統計的な
情報に照らして計算された期待されるべき情報としての
属性も加えることができる。例えば、その時期にしか見
られない花が咲く情報価値、訪問時期や時刻による期待
値などである。そして、本実施形態では、以上のいわば
基本的な観光価値要因となり得る観光スポット属性のう
ち、数日あるいは一日、さらには数十分といった比較的
短い時間スパン内で変化する経時変化要因により利用者
の具体的な満足度が左右され得る属性が存在することに
着目し、このような経時変化要因も観光価値要因に含
め、定量化してデータとして用いる。観光価値要因に含
める経時変化要因としては少なくとも気象要素を用いる
ことが望ましい。例えば、気温、気圧、湿度、風速、風
向、雲形、雲量、降水量などの気象要素のうち少なくと
も一つを用いる。また、霧や雲の発生状況に左右される
視界の良好度である視界良好度も要素として用いること
が望ましい。更に、このような気象要素や視界良好度の
所定時間後の予測値を用いることもできる。これらの予
測はいわゆる気象予測の手法を用いて行うことができ
る。このような経時変化要因により、例えば図3の表
中、「今回の訪問目的」のうちの「名所めぐり」「花め
ぐり」及び「ハイキング」といった属性の実際の満足度
が左右され得る。
【0019】本実施形態では、以上の経時変化要因のう
ち、気温、気圧、湿度、風速及び風向を、図1に示す観
光スポットクライアント300と通信可能に構成された
上記気象測定装置330による例えば30分間隔での測
定で取得する。すなわち、上記気象測定装置330が経
時変化要因情報生成装置として機能する。図4は以上の
処理にあたっての観光スポットクライアント300、支
援サーバ400それぞれの処理フローの一例を示すもの
である。観光スポットクライアントにおいて、上記気象
測定装置330は30分間隔で上記要因を測定し、測定
データを観光スポットクライアント300に通信で送信
する。このデータを受信した観光スポットクライアント
300は、受信する毎、すなわち、30分間隔で固定局
用通信網500を介して支援サーバ400にデータを送
る(S401,S402)。支援サーバ400はこのデ
ータを図2に示す経時変化要因取得部733で取得する
(S403)。これらのステップが、経時変化要因情報
取得工程に相当する。
【0020】そして、支援サーバ400は、観光価値情
報生成処理として、受信したデータを用いて観光スポッ
ト属性算出部734で、上記観光スポット属性保持部7
21に保持されている属性データを計算し直す(S40
4)。つまり、観光価値情報としての観光スポット属性
データを計算する。そして、上記観光スポット属性保持
部721のデータを更新する(S405)。これらのス
テップが、観光価値情報生成工程に相当する。なお、上
記支援サーバ400での観光スポット属性の再計算やデ
ータ更新は、経時変化要因の影響をうける属性データに
ついてのみ行われる。
【0021】次に、生成された観光価値情報に基づいて
観光に要する経済的負担及び又は利益の少なくとも一つ
を決定する経済負担決定と、決定された経済的負担及び
又は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観光情報
提供について説明する。本実施形態における上記経済負
担決定は、上述のように経時変化要因に基づいて必要に
応じて更新された観光価値情報として観光スポット属性
データを用いた観光ルート選択により選択された観光ル
ートの旅行代金の計算である。この旅行代金計算のた
め、支援サーバ400は観光代金算出部735を有す
る。
【0022】観光ルート情報生成工程に相当する上記観
光ルート選択の方法としては、前述の特開平10−24
7213号公報の観光案内情報提供装置と同様の方法を
用いることができる。図5は、この公報で提案されてい
る観光ルート選択の処理フローである。まず、全ての観
光スポットに関する標準観光時間を受け取る(S50
1)。ここで、標準観光時間は、所定の属性を持つ利用
者を標準利用者とし、各観光スポットにおける標準利用
者の概略の観光時間である。そして、全ての観光スポッ
トの組み合わせについて、標準移動時間を受け取る(S
502)。また、標準移動時間は、所定の観光スポット
と他の観光スポットとの間を上記標準利用者が移動する
ために必要な時間である。その後、利用者が希望する観
光時間帯で巡ることができる概略の観光スポットの数を
算出し(S503)、後述する適合スコアが大きい観光
スポット順に、予め求めた観光スポットの数を超えない
いくつかの観光スポットを、推奨観光スポットとして選
ぶ(S504)。そして、上記推奨観光スポットを全て
1度だけ巡る観光ルートの中で、そのときの標準観光時
間と標準移動時間との総和時間が最小になる観光ルート
を基本ルートとして求める(S505)。その後、基本
ルートの所要時間を算出し、利用者が指定した観光時間
から基本ルートの所要時間を差し引いた残り時間を求め
(S506)、残り時間内に追加することができる観光
スポットが残っているか否かを調べ(S507)、残り
時間内に追加することができる観光スポットが残ってい
れば(S507で「有」)、基本ルートに追加する観光
スポットを、求めた残り時間に応じて選択し、総和時間
が最短である観光ルートを求め、この追加観光スポット
が含められた最短観光ルートを新たな基本ルートとして
再定義する(S508)。上記適合スコアは、利用者属
性と観光スポット属性とを用いて次のように算出する。
利用者属性をベクトルで表現したものをUとする。ま
た、観光スポットがN個存在し、その中の任意の観光ス
ポットPiの属性をベクトルで表現したものをKi(i
=1、2、…N)とする。そして、観光スポットPiに
対する利用者の適合スコアSは、ベクトルの内積演算を
用いて、S=Ki・Uとして算出する。この算出値が大
きいほど適合度が大きい。
【0023】以上の観光ルートの選択にあたつて用いる
適合スコアは、その値が大きいほど利用者の満足度も大
きく、また、本実施形態では、前述の経時変化要因に基
づいて更新された観光スポット属性を用いて計算するこ
とになる。本実施形態では、前述の経時変化要因に基づ
く観光スポット属性の再計算のルールを、経時変化要因
のデータと観光価値の大小関係との対応テーブルなどを
予め用意しておき、観光価値が高い状態ほど適合スコア
が大きくなり、逆に観光価値が低い状態ほど適合スコア
が小さくなるように観光スポット属性を計算するように
設定しておく。これによれば、適合スコアの値そのもの
を経時変化要因も考慮に入れた上での利用者の満足度に
対応したものにできる。よって、上記観光スポット属性
データに加え、この観光スポットPiに関する適合スコ
ア、更に、この適合スコアを観光ルートの全観光スポッ
トPiについて合算した適合スコアの総計も、観光価値
情報、すなわち、本実施形態における観光度といえ、こ
れを得るためのステップも、観光価値情報生成工程に相
当する。なお、図2に示す例における観光度算出部73
6は上記適合スコアの総計を、観光ルート全体について
の観光度として算出するもので、その計算結果が観光情
報保持部720の観光度保持部725に格納される。
【0024】なお、この適合スコアや適合スコア総計
は、統計的あるいは確率的な期待値計算過程を通して観
光のための経済的負担と、得ることが期待される観光価
値との対比、コストパフォーマンス指標などとして利用
者に提供してもよい。また、観光ルートの選択だけでな
く、訪問時刻や季節、滞在期間、訪問手段などに応じて
受益可能な観光情報、あるいは利用者が指定する観光情
報の特定の属性(景観や桜の開花など)の期待値を提供
することも可能である。例えば、霧が発生しやすい場所
を訪問する場合、上記観光情報の属性としての霧が晴れ
ている状態である期待値は、例えば1時間当たりの晴れ
ている時間(例えば1時間当たり○○分)で表すことが
できる。過去統計データを蓄積しておき、蓄積データと
現地に設置した測定装置からの最新データとから、統計
的な演算により上記期待値を求める。過去統計データと
しては月間データ(例えば月別の日中1時間当たり霧が
晴れている時間の平均データ。過去3年間程度の統計に
基づいて計算。)、一日の中での時間帯別データ(上記
月別で、日中1時間毎の霧が晴れている時間の平均デー
タ。過去3年間程度の統計に基づいて計算。)の両方を
用いることが望ましい。このようにして求める期待値
を、例えば、次のような手法で提供する。まず、訪問前
の利用者に訪問予定日時を入力させる。その日時に対応
する上記過去統計データの月間データ及び時間帯別デー
タをディスプレイ表示あるいはプリント出力として利用
者に提供する。更に、この提供の際に、上記演算で求め
た期待値、すなわち、訪問日時に1時間当たり何分程度
は霧が晴れているかの予測値も同時に提供する。更に、
上記測定装置からの最新データを用い、その時点での例
えば過去4時間の平均の霧が晴れている時間(分)も同
時に提供してもよい。
【0025】そして、上記支援サーバ400は観光代金
算出部735で、上記観光ルート選択部732によって
選択された観光ルートの適合スコアを用い、観光代金を
算出する。具体的には、選択された観光ルートについて
の適合スコアを利用して観光代金を基準額に対して増減
させる。以上のステップが、経済負担決定行程に相当す
る。そして、この観光代金をディスプレイあるいはプリ
ンタ出力で利用者に提示する。これが観光情報提供行程
に相当する。
【0026】以上の観光ルートの選択及び旅行代金の提
示を、支援サーバ400と受付窓口クライアント100
や携帯クライアント200との通信を介して行う。図6
はこのための受付窓口クライアント100の処理フロ
ー、及び、支援サーバ400の処理フローを示すもので
ある。なお、この処理例では、観光ルートの選択が行わ
れた場合に観光ルート番号を採番するようにしている。
また、フローには示していないが、決定した観光ルート
番号と選択された観光ルートに関する情報は、関連づけ
てサーバの記録装置700の旅行計画情報保持部726
やID管理装置433更には観光度保持部725に保管
される。
【0027】本実施形態では、さらに、一旦決定した観
光ルートがその後の経時変化要因の変化で変更される場
合に、旅行代金を再計算するようになっている。図7は
この一旦決定した観光ルートを変更する場合の受付窓口
クライアント100の処理フロー、及び、支援サーバ4
00の処理フローを示すものである。この処理は、例え
ば、観光実施の前日に行う。この例の「観光ルート全体
についての最新観光度割引料金」「予備観光ルート」な
どの演算は、前述のようにして30分毎に更新された最
新の観光スポット属性を用いて行う。割引料金や割増料
金の計算には前述の適合スコアを用いる。図7におい
て、受付窓口クライアント100において、あらかじめ
決めてある決定観光ルート番号をサーバ400に送信す
る(S701)。サーバ400は、これを受け(S70
8)、観光ルート全体につき最新観光度、割引料金、予
備観光ルート及びその割増・割引料金を演算し、窓口ク
ライアント100に送信する(S709)。ここで、こ
の最新観光度は観光ルート全体についてのものであるた
め、最新の観光スポット属性を用いて、適合スコアを適
合スコア算出部731で求め、更に、その適合スコアの
総計としての観光ルート全体の観光度を、観光度算出部
736で求める。そして、この観光度に応じた観光代金
を計算し、この代金と、旅行計画情報保持部726に記
憶されいてる代金との比較で、割引料金等を演算する。
これを受信した窓口クライアント100は、これらの内
容をディスプレイ及び又はプリンタで表示し、利用者に
観光ルートの選択を変更するかどうかの選択判断を促す
(S702)。選択を変更するやり方は、サーバ400
が提供した予備観光ルートの全面的に受け入れるという
変更と、予め決定していた観光ルートや予備観光ルート
に対し、観光スポットを増減する等、更に、修正を加え
る変更も選択し得るようにすることが望ましい。そし
て、その選択の結果をサーバ400に送信する(S70
3,704,705)。サーバ400が変更無しの結果
を受けた場合(S710で「変更無し」)には、その最
終結論を記録する(S711)。これとは異なり、変更
するという結論を受けた場合(S710で「変更情
報」)には、再度、変更後の条件で、上記S709の処
理を繰り返し、窓口クライアント100側に送信する
(S709)。このステップ709,702,703,
704,705,710を、利用者が納得いくまで、す
なわち、ステップ703で変更無しと判断されるまで繰
り返す。そして、窓口クライアント100において、最
終的に、観光ルート全体の観光度が決定観光ルートに比
して低下した、又は、ルート変更(全体の観光が増加し
た場合を含む)した場合(S706で「YES」)に
は、割増請求書又は割引クーポン券をプリンタで発券す
る(S707)。このうち、割引クーポン券の発行が、
先に決定した観光価値に関する情報よりも、最新の観光
価値情報生成工程で生成した観光価値に関する情報の方
が劣るときの、決定利益として割り引きクーポン額が大
きくなることに相当する。無論、このようなクーポン券
の発行に代え、あるいは、加えて、決定負担としての代
金の減額分を払い戻すようにしてもよい。また、いわゆ
る旅行代金に応じたポイント付与を行うようにする場合
には、代金支払いに応じたポイントに加え、この観光ル
ート全体の観光度の低下分を追加のポイント付与という
形で補って顧客の満足度を図るようにしてもよい。この
ようなポイントの算出やポイント管理のため、上述のポ
イント算出部737や利用者ポイントファイル711を
使用する。
【0028】なお、本実施形態では、上記支援サーバ4
00が、観光ルート選択のための観光スポット属性とは
別に、主に広告用に適にした観光スポットの属性を予め
特定し、この属性に関するデータを図2に示す観光度要
因保持部724で保持する。また、観光スポット毎に、
この観光度要因保持部724に保持されているデータを
用いて観光価値を定量的に表したデータを観光価値を表
す指標としての観光度として、観光度保持部725に保
持している。これらの保持部724、725のデータ
も、経時変化要因のデータ更新にあわせて更新する。そ
して、この観光度保持部725のデータを、例えば、イ
ンターネットなどの情報網を介して外部に公表できるよ
うにしている。また、前述のように上記適合スコアを、
統計的あるいは確率的な期待値計算過程を通して観光の
ための経済的負担と、得ることが期待される観光価値と
の対比、コストパフォーマンス指標などとして、例え
ば、インターネットなどの情報網を介して利用者に提供
したり、外部に公表できるようにしてもよい。さらに、
訪問時刻や季節、滞在期間、訪問手段などに応じて受益
可能な観光情報、あるいは利用者が指定する観光情報の
特定の属性(景観や桜の開花など)の観光情報の期待値
を同様に提供してもよい。これらの利用者あるいは外部
に提供する情報は全て記憶装置700に記憶しておく。
更に、上記の例では、観光ルート全体の観光度が決定観
光ルートに比して低下した、又は、ルート変更(全体の
観光が増加した場合を含む)した場合(S706で「Y
ES」)に、割増請求書又は割引クーポン券をプリンタ
で発券する(S707)が、これに代え、訪問時刻や季
節、滞在期間、訪問手段などに応じて受益可能な観光情
報、あるいは利用者が指定する観光情報の特定の属性に
注目し、例えば、霧が晴れている時間の期待値について
例示したように、予め利用者に提示されたこれらについ
ての期待値と、観光当日の実際の値との差に基づいて割
増や割引を形成し、その割増請求額や割引クーポンを表
示しりた、請求書やクーポン券を発行したりしてもよ
い。
【0029】また、本実施形態では、図1に示すよう
に、観光スポットクライアント300に通信を介して接
続されたデジタルカメラ装置320で、上記経時変化要
因の更新と同じタイミングで景観などを撮影し、その景
観の画像データを、観光スポットクライアント300及
び固定局用通信網500を介して支援サーバ400に送
信している。この景観画像データは、記憶装置700に
保持され、上記インターネットなどを介しての広告など
に使用される。また、観光ルートの選択にあたつて受付
窓口クライアント100や携帯クライアント200に提
供することもできる。さらに、このデジタルカメラ装置
320からの景観画像データを画像処理して視界良好度
を計算し、観光スポット属性としての視界良好度を再計
算して上記観光スポット属性保持部721や観光度要因
保持部724にある視界良好度のデータを更新すること
もできる。これによれば、視界良好度も観光価値情報と
しての観光スポット属性データの演算に用いることがで
きる。また、この景観画像データを、観光スポットクラ
イアント300に通信を介して接続された記念写真撮影
装置600で用いることもできる。なお、景観自体も観
光価値を左右する経時変化要因情報である。よつて、上
記デジタルカメラ装置320も上記気象測定装置330
と同様、経時変化要因情報生成装置として機能する。
【0030】このような記念写真撮影装置600として
は、例えば、特開平9−331444号公報で提案され
ている画像合成印刷装置を用いることができる。図8
は、この公報に開示れている画像合成印刷装置の斜視図
(符号のみ変更)である。この画像合成印刷装置601
の本体ケース602の前面部分には、照明灯603、ユ
ーザーの人物像をカラー画像として撮像してデジタルの
画像データにする撮像用カメラ604、カラーのCRT
ディスプレイ605、カラー印刷物の取り出し口60
6、操作パネル607、紙幣投入口608、コイン投入
口609、お釣り取り出し口610、ビデオ記録再生器
615のテープ装着口611、デジタルカメラで用いる
磁気ディスクを装着する為のディスク装着口612、デ
ジタルカメラで用いるICカードを装着するためのカー
ド装着口613等が設けられている。この装置601の
前側には3名位の人が入れる大きさのブース614が設
けられており、このブース614内の前面(撮像用カメ
ラ604に対向する面)は白色無地のスクリーンとして
構成され、このスクリーンを背景として撮像用カメラ6
04で撮像することになる。CRTディスプレイ605
には、画像が表示されるが、その画面の下端部分には文
字列にて指示情報(メッセージ)が表示される。このC
RTディスプレイ605の画面にはライトペン用の透明
電極が設けられており、表示された画像を指示する為の
ライトペン605aも設けられている。操作パネル60
7には、装置に対して種々の指令を入力する為の複数の
キーやスイッチ類が設けられている。本体ケース602
の内部には、図9に示すように、上記テープ装着口61
1を有するビデオ記録再生器615、上記ディスク装着
口612を有するディスクドライバー616、上記カー
ド装着口613を有するカードリーダー617、制御装
置620、カラープリンタ630、上記紙幣投入口60
8やコイン投入口609から投入されるお金をカウント
して所定料金を差引き、必要な場合にはお釣りを上記お
釣り取り出し口610ヘ出す自動キャシュレジスタ61
8等が設けられている。
【0031】ここで、図9は同公報に開示されている装
置の機能ブロック図(符号修正)に対し、観光スポット
クライアント300のパソコン311との通信を介して
支援サーバ400から取得した景観画像データを背景画
像として使用するための改良構成を加える等の修正を施
したブロック図である。制御装置620は、入出力イン
ターフェイス621(以下、I/Oという)、CPU6
22、ROM623、RAM624、画像データ読出し
回路625、画像データバッファ628、プリンタ制御
装置631、CRTコントローラ629等を有し、これ
らは図示のように接続されている。ビデオ記録再生器6
15は、CRTコントローラ629に接続されるととも
に画像データ読出し回路625に接続されている。ビデ
オテープ615aに記録した複数の名所の画像をCRT
コントローラ629を介してCRTディスプレイ605
に表示させ、所望の画像が表示された時に、操作パネル
607から所定の指令を入力することで、その所望の画
像の画像データを画像データ読出し回路625とI/O
621を介してRAM624のメモリに格納できる。デ
ィスクドライバー616は画像データ読出し回路626
に接続されており、デジタルカメラで撮像した複数の画
像(名所の画像や人物の画像)を記憶した磁気ディスク
616aをディスクドライバー616にセットし、各画
像の画像データを画像データ読出し回路626で読出し
てI/O621を介してCRTコントローラ629に供
給し、CRTディスプレイ605に表示させることがで
きる。そして、複数の画像を順次切換えていき、所望の
画像が表示された時に操作パネル607から記憶指令を
入力することで、I/O621を介してRAM624の
メモリに格納することができる。同様に、カードリーダ
ー617は画像データ読出し回路627に接続されてお
り、デジタルカメラで撮像した複数の画像(名所の画像
や人物の画像)を記憶したICカード617aをカード
リーダー617にセットし、画像データ読出し回路62
7により読出してI/O621を介してCRTコントロ
ーラ629に供給し、CRTディスプレイ605に表示
させることができる。そして、複数の画像を順次切換え
ていき、所望の画像が表示された時に操作パネル607
から記憶指令を入力することで、I/O621を介して
RAM624のメモリに格納することができる。撮像用
カメラ604は画像データバッファ628に接続されて
おり、この撮像用カメラ604は、通常のデジタルカメ
ラと同様のものであるが、画像データを記憶する記憶媒
体を装備しておらず、ユーザーの人物像をカラー撮像し
た画像データが画像データバッファ628に一時記憶さ
れ、I/O621を介してRAM624のメモリに格納
される。前記ROM623には、操作パネル607から
の指令に応答して又は自動的に、画像データ読出し回路
625〜627、画像データバッファ628、CRTコ
ントローラ629、プリンタ制御装置631等を制御す
る種々の制御プログラムと、CRTディスプレイ605
に表示する為の種々のメッセージのデータ、等が予め格
納されている。前記RAM624には、この装置が設置
されている土地の複数の名所のカラー画像(背景画像と
して用いられる)の画像データを予め入力格納した背景
画像メモリ、ユーザーの人物像を撮像した人物画像の画
像データを格納する人物画像メモリ、背景画像と人物画
像とを合成した合成画像を記憶する合成画像メモリ、そ
の他必要なメモリ等が設けられている。なお、図10も
上記公報に記載してあるもので、同図(a)は背景画像
の一例、同図(b)は人物画像の一例、同図(c)は合
成画像の一例である。
【0032】そして、ビデオ記録再生器615として記
録機能を備えたものを用い、通信装置660及びモデム
661を介して受信した景観画像データを、画像データ
書込み回路670で、このビデオ記録再生器615を介
して上記ビデオテープ615aに書き込み、記念写真撮
影に使用できるようにしている。具体的には、例えば3
0分毎に撮影された景観画像データを所定枚数分だけ蓄
積して記録しておき、いずれの画像データを使用するか
を選択できるようにする。そして、古い景観画像データ
ほど例えば使用料金が安くなるように設定し、どの背景
画像を選択するかを決める表示画像にその料金をあわせ
て表示する。なお、このような画像合成印刷装置で背景
画像として使用するための景観画像データは、支援サー
バに保持するのではなく、観光スポットクライアントの
記憶装置に保持させたり、デジタルカメラ装置と記念写
真撮影装置とを通信可能に構成しておき、直接デジタル
カメラ装置から記念写真撮影装置に提供するようにして
もよい。
【0033】なお、上記実施形態では、旅行支援サーバ
400と、受付窓口クライアント装置100や観光スポ
ットクライアント装置300との通信にPHSやセルラ
ー回線を用いてもよい。このようにすると、受付窓口ク
ライアント装置100や観光スポットクライアント装置
300を携帯情報端末で実現することが可能である。或
いは、通信網がデジタル式でもよく、この場合、各々の
装置が扱いやすいデジタル信号を通信網に適したアナロ
グ信号に変換したり、或いはこの逆の変換をしたりする
ために必要となるモデムが不要となる。通信プロトコル
をTCP/IPにすることで、インターネットといった
通信網を利用することも可能である。日本全国、或いは
世界中のどこにおいても通信を可能にする衛星を用いた
通信が実現しつつある。衛星を用いた通信が実現した場
合にはこれを利用する構成を採用してもよい。更に、上
記携帯情報端末として、PDA(personal d
igital assistants)などと呼ばれる
個人向け携帯機器やPDA機能つきデジタルカメラなど
の携帯端末装置を利用してもよい。また、このような機
器や装置を用いて顧客が上記受付等の作業を独自に行っ
たり、各種情報を入手したりできるようにしてもよい。
このように顧客が独自に入手可能な情報として各種の経
時変化要因情報を対象とすることができる。例えば、上
記実施形態で例えば30分毎に自動的に測定取得される
気温、気圧、湿度、風速及び風向の情報や撮影した景観
のデータも入手可能にすることができる。更に、この定
期的に自動的に取得されているデータとは別に、顧客か
らの情報入手の要求が上記機器から入力されたタイミン
グでこれらの経時変化要因情報を取得するようにしても
よい。
【0034】また、以上の実施形態では、経時変化要因
を自動的に入手できるようにしたが、観測者の手入力な
どで入手するようにしてもよく、さらに、インターネッ
ト等を介してこの種の情報を取得して利用するようにし
てもよい。
【0035】また、上記観光スポット属性保持部721
や観光度保持部725に保持されているデータは種々の
用途に使用可能である。例えば、観光地の入り口に設置
する入場券発券機に適用できる。例えば、この装置で定
める入場料を、経時変化要因により再計算されながら更
新される上記観光スポット属性に応じて定める。また、
入場用の発券機、退場用の精算機を備えたシステムにも
適用できる。例えば、入場の発券機では入場時刻を示す
バーコードのみを印字した入場券を発券し、その発券の
際に、ディスプレイに、退場までの滞在時間に応じた観
光地滞在料を表示する。退場用の精算機では、挿入され
た入場券の時刻を読み取つて、精算金を表示する。この
滞在料及び精算金を上記観光スポット属性に応じて定め
る。図11は、このようなシステムに使用できる発券機
兼退場用精算機の概略構成を示す斜視図、図12はその
制御装置の機能ブロック図、図13はこの装置の制御の
一例を示すフローチャートである。図11において、こ
の精算機は、ディスプレイ605、操作パネル607、
紙幣投入口608、コイン投入口609、及び、お釣り
取り出し口610、発券口670、券挿入口671など
を備えている。図12において、制御装置620は、I
/O621、CPU622、ROM623、RAM62
4、発券機制御装置665、入場券発券機兼精算券発券
機666、バーコードリーダ663、データ読取回路6
64等を有し、これらは図示のように接続されている。
図中662が上記発券機666で発券され、バーコード
リーダ663で読みとられる入場時間のバーコードを記
録された入場券である。図13(a)において、入場時
には、上記操作パネル607で表示される入場ボタンを
押下すると、通信装置660及びモデム661を利用し
て取り込みRAMに格納しておいた最新の観光度を用い
て滞在時間毎の予測料金を上記CRT605で表示する
(S801)とともに、その時刻を表示するバーコード
が印字された入場券を発券する(S802)。図13
(b)において、退場時に上記券挿入口671に入場券
が挿入されると、その入場券のバーコードをバーコード
リーダ663及びデータ読取回路664で読み取り(S
803)、I/O621を介してCPU622での精算
処理(S804)に使用する。この精算処理は、通信装
置660及びモデム661を利用して取り込みRAMに
格納しておいた観光度履歴を利用して行う。具体的に
は、例えば、上述のように30分毎に測定経時変化要因
に基づく観光度の更新を行う場合、30分毎の各時間帯
毎に、その時間帯の観光度を上記RAMに記憶してお
く。この各時間帯毎の観光度を用いて入場から退場まで
の時間の利用者に適当な料金であると納得できる料金を
演算する。この演算ルールは予め定めておいて、プログ
ラムあるいはテーブルの形で記憶しておく。その演算に
より求めた料金を、上記CRT605で表示する(S8
04)。そして、この料金が紙幣投入口608及びコイ
ン投入口609から投入されたら(S805)、上記入
場券発券機兼精算券発券機666で精算券を発券する
(S806)。なお、以上の装置は、発券機と精算機の
両方の機能を備えたものであるが、それぞれの機能につ
いて独立した装置とすることもできる。
【0036】また、観光地にいくためにほぼ専用になっ
ている有料道路の利用料金精算のシステムにも適用でき
る。この利用料金を、上記観光度に応じて定める。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至8の発明によれば、観光価
値を左右する経時変化要因情報を定期的に取得し、取得
した経時変化要因情報に基づいて観光価値に関する情報
を生成し、生成された観光価値情報に基づいて観光に要
する経済的負担及び又は利益の少なくとも一つを決定
し、これを少なくとも含む観光情報を提供するので、数
日あるいは一日、さらには数十分といった比較的短い時
間スパン内で変化して観光の満足度に影響を与える要因
に基づき、金銭的な負担との関係で生じる不満を軽減す
ることが可能になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のシステム概略図。
【図2】実施形態のブロック図。
【図3】実施形態のデータ説明図。
【図4】実施形態の制御のフローチャート。
【図5】実施形態の他の制御のフローチャート。
【図6】実施形態のさらに他の制御のフローチャート。
【図7】実施形態のさらに他のフローチャート。
【図8】実施形態の装置の斜視図。
【図9】同装置のブロック図。
【図10】(a)、(b)及び(c)は画像合成の説明
図。
【図11】他の実施形態の装置の斜視図。
【図12】同装置のブロック図。
【図13】(a)及び(b)は同装置の制御のフローチ
ャート。
【図14】従来例に係るブロック図。
【符号の説明】
600 記念写真撮影装置 330 気象測定装置 320 デジタルカメラ装置 400 旅行支援サーバ 431 制御装置 710 利用者プロファイル 720 観光情報保持部 721 観光スポット属性保持部 724 観光度要因保持部 733 経時変化要因取得部 734 観光スポット属性算出部 736 観光度算出部 737 ポイント算出部 711 利用者ポイントファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 博晴 東京都中央区勝どき3−12−1フォアフロ ントタワー リコーシステム開発株式会社 内 (72)発明者 松田 秀明 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 番地の1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 UU14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観光価値を左右する経時変化要因情報を所
    定タイミングで取得する経時変化要因情報取得工程と、
    該経時変化要因情報取得工程で取得した経時変化要因情
    報に基づいて観光価値に関する情報を生成する観光価値
    情報生成工程と、該観光価値情報生成工程で生成された
    観光価値情報に基づいて観光に要する経済的負担及び又
    は利益の少なくとも一つを決定する経済負担決定工程
    と、該経済負担決定工程で決定された経済的負担及び又
    は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観光情報提
    供工程とを有する観光情報提供方法。
  2. 【請求項2】請求項1の観光情報提供方法において、上
    記経時変化要因情報が気候、天候及び景観の少なくとも
    一つに関する情報であることを特徴とする観光情報提供
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1の観光情報提供方法において、上
    記経時変化要因情報が視界良好度であることを特徴とす
    る観光情報提供方法。
  4. 【請求項4】請求項2又は3の観光情報提供方法におい
    て、上記観光価値に関する情報が、所定時間後における
    上記要因の予測に基づくものであることを特徴とする観
    光情報提供方法。
  5. 【請求項5】請求項1の観光情報提供方法において、上
    記観光価値情報生成工程で生成した観光価値に関する情
    報を用いて観光ルートの情報を生成する観光ルート情報
    生成工程を有することを特徴とする観光情報提供方法。
  6. 【請求項6】請求項5の観光情報提供方法において、所
    定の観光ルートを決定する観光ルート決定工程と、上記
    観光ルート情報生成工程で生成された観光ルート情報を
    提示する提示工程と、該提示工程で提示された観光ルー
    ト情報を採用するか否かを決定する採用可否決定工程
    と、該観光ルート決定工程で観光ルートが決定された後
    に、請求項1の経時変化要因情報取得工程及び観光価値
    情報生成工程、並びに、該提示工程及び採用可否決定工
    程が実行され、該採用可否決定工程で、該観光ルート決
    定工程で決定されていた観光ルートとは異なる観光ルー
    ト情報が採用された場合、該観光ルート決定工程を実行
    した時点での観光価値に関する情報よりも該観光価値情
    報生成工程で生成した観光価値に関する情報の方が劣る
    ときは、該観光価値情報生成工程で生成した観光価値に
    関する情報に基づく請求項1の経済負担決定工程での決
    定負担が該観光ルート決定工程で決定されていた観光ル
    ートのそれより小さいか、あるいは、決定利益が該観光
    ルート決定工程で決定されていた観光ルートのそれより
    大きいことを特徴とする観光情報提供方法。
  7. 【請求項7】観光価値を左右する経時変化要因情報を所
    定タイミングで取得する経時変化要因情報取得手段と、
    該経時変化要因情報取得工程で取得した経時変化要因情
    報に基づいて観光価値に関する情報を生成する観光価値
    情報生成手段と、該観光価値情報生成工程で生成された
    観光価値情報に基づいて観光に要する経済的負担及び又
    は利益の少なくとも一つを決定する経済負担決定手段
    と、該経済負担決定工程で決定された経済的負担及び又
    は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観光情報提
    供手段とを有する観光情報提供装置。
  8. 【請求項8】観光価値を左右する経時変化要因情報を生
    成する経時変化要因情報生成装置と、上記請求項7の観
    光情報提供装置とを有し、請求項7の経時変化要因情報
    取得手段が、該経時変化要因情報生成装置で生成した経
    時変化要因情報を取得するように構成されたことを特徴
    とする観光情報提供システム。
  9. 【請求項9】コンピュータを、観光価値を左右する経時
    変化要因情報を所定タイミングで取得する経時変化要因
    情報取得手段、該経時変化要因情報取得工程で取得した
    経時変化要因情報に基づいて観光価値に関する情報を生
    成する観光価値情報生成手段、該観光価値情報生成工程
    で生成された観光価値情報に基づいて観光に要する経済
    的負担及び又は利益の少なくとも一つを決定する経済負
    担決定手段、該経済負担決定工程で決定された経済的負
    担及び又は利益を少なくとも含む観光情報を提供する観
    光情報提供手段として機能させることを特徴とするプロ
    グラム。
  10. 【請求項10】観光に関して顧客が負担する経済的な負
    担の額に応じて顧客にポイントを付与するポイント付与
    方法において、請求項1の観光情報提供方法を実行し、
    請求項1の観光価値情報生成工程で生成した観光価値の
    情報を、該ポイント決定に用いることを特徴とするポイ
    ント付与方法。
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