JPWO2017164096A1 - 観光支援装置、観光支援方法、及びプログラム - Google Patents

観光支援装置、観光支援方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

満足度の高い観光コースを作成することを可能とする観光支援装置等を提供する。かかる観光支援装置は、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する算出手段と、前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する選択手段と、を備える。

Description

本発明は、満足度の高い観光コースを作成するための観光支援装置、観光支援方法及びプログラム記録媒体に関する。
観光地を訪れた多数の観光客からその場所に関する情報を収集し、これを分析した結果に基づいて満足度の高い観光コースを作成するための方法が、特許文献1に開示されている。
特許文献1には、利用者の属性に応じた各観光スポットの適合スコアを算出し、適合スコアの高い順に利用者が観光する観光スポットとして選択し、選択した観光スポットまでの移動時間の合計が、利用者が指定した観光時間を上回るまで選択を繰り返して、観光コースを作成する方法が開示されている。
特開平10−247213号公報
特許文献1に開示された技術は、単に適合スコアが高い順に観光スポットを選択するので、次に適合スコアが高い観光スポットの移動時間が観光時間の残り時間をわずかに上回った場合に、次の観光スポットを選択することができない。すなわち、特許文献1に開示された技術は、利用者の観光時間を最大限に活用した満足度の高い観光コースを作成することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、満足度の高い観光コースを作成する観光支援装置等を提供することを1つの目的とする。
本発明の一態様における観光支援装置は、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する算出手段と、前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する選択手段と、を備える。
本発明の一態様における観光支援方法は、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出し、前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する。
本発明の一態様におけるプログラム記録媒体は、コンピュータに、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する処理と、前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する処理と、を実行させるプログラムを記録する。
本発明によると、満足度の高い観光コースを作成することができる。
本発明の第1の実施形態における観光支援装置を示す図である。 本発明の第1の実施形態における観光時間記憶部が格納する観光所要時間の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における移動時間記憶部が格納する移動所要時間の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における観光地評価記憶部が格納する観光地評価点の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における観光コース情報の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における提示情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における提示情報に基づいて外部端末に表示された表示画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における観光支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における提示情報に基づいて外部端末に表示された表示画面の別の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における関係情報の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における観光支援装置を示す図である。 本発明の第2の実施形態における観光時間記憶部が格納する観光所要時間の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における移動時間記憶部が格納する移動所要時間の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における観光地評価記憶部が格納する観光地評価点の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における観光支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における観光支援装置を示す図である。 本発明の第3の実施形態における観光地評価記憶部が格納する評価係数と観光地評価点との一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態における観光支援装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態における別の評価係数と観光地評価点との一例を示す図である。 上述の各実施形態における観光支援装置の概略構成図である。 本発明の観光支援装置を実現するコンピュータ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、本発明は本実施形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
以下、本発明の第1の実施形態における観光支援装置100を構成するハードウェアについて説明する。図21は、本実施形態における観光支援装置100を実現するコンピュータ装置500のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本発明の各実施形態において、各装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各装置の各構成要素は、例えば図21に示すようなコンピュータ装置500とソフトウェアとの任意の組み合わせにより実現することができる。
図21が示すように、コンピュータ装置500は、CPU(Central Processing Unit)501と、ROM(Read Only Memory)502と、RAM(Random Access Memory)503と、記憶装置505と、ドライブ装置507と、通信インターフェース508と、入出力インターフェース510と、バス511とを備える。
記憶装置505は、プログラム504を格納する。ドライブ装置507は、記録媒体506の読み書きを行う。通信インターフェース508は、ネットワーク509と接続する。入出力インターフェース510は、データの入出力を行う。バス511は、各構成要素を接続する。
CPU501は、RAM503を用いてプログラム504を実行する。プログラム504は、ROM502に記憶されていてもよい。また、プログラム504は、記録媒体506に記録され、ドライブ装置507によって読み出されてもよいし、外部装置からネットワーク509を介して送信されてもよい。通信インターフェース508は、ネットワーク509を介して外部装置(以降、「外部端末」とも記載)とデータをやり取りする。入出力インターフェース510は、周辺機器(キーボード、マウス、表示装置など)とデータをやり取りする。通信インターフェース508及び入出力インターフェース510は、データを取得又は出力する手段として機能することができる。出力情報などのデータは、記憶装置505に記憶されていてもよいし、プログラム504に含まれていてもよい。
なお、各装置の実現方法には様々な変形例がある。例えば、各装置は、専用の装置として実現することができる。また、各装置は、複数の装置の組み合わせにより実現することができる。
なお、以下の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラム(より具体的には、図8、図15及び図18等に示す処理をコンピュータに実行させるプログラム)を記録媒体に記録させ、該記録媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記録媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記録媒体はもちろん、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。
該記録媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記録媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
<第1の実施形態>
次に、本実施形態における観光支援装置100の機能について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における観光支援装置100の機能構成を示すブロック図である。図1が示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に別れて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
図1が示すように、本実施形態における観光支援装置100は、観光時間記憶部101、移動時間記憶部102、観光地評価記憶部103、周遊時間設定部111、観光コース算出部121、観光コース選択部131及び観光コース提示部141を備える。
観光時間記憶部101は、観光地の観光に要する時間(以降、「観光所要時間」とも記載)を格納する。観光地は、観光客が訪れる可能性があるさまざまな場所を示す。観光地は、東京スカイツリーのような集客施設や、浅草寺のような歴史的建造物のほか、庭園などの景勝地、博物館、飲食店、小売店、宿泊施設などである。観光所要時間は、例えば、観光コース作成の対象とする地域内にある観光地に関して、当該観光地を平均的な観光客が観光するために必要となる時間である。観光コース作成の対象とする地域は、例えば、「京都市内」や「東京都内」といった範囲の地域を設定するが、目的に応じてさまざまな範囲を設定することができる。観光コースの詳細は後述する。
図2は、本発明の第1の実施形態における観光時間記憶部101が格納する観光所要時間の一例を示す図である。図2に示す例においては、観光地が「観光地A」の場合の観光所要時間は「1.0時間」である。
なお、観光所要時間は、実際に当該観光地を観光した観光客がウェブサイトやツイッター(登録商標)等を用いて発信した情報に基づいて設定しても良いし、観光客を対象としたアンケート調査等に基づいて設定しても良いし、何らかの方法で推定した推定値としても良い。
移動時間記憶部102は、観光地間の移動に要する時間(以降、「移動所要時間」とも記載)を格納する。移動所要時間は、例えば、周遊開始地点又は周遊終了地点又は観光時間記憶部101で列挙されている観光地のいずれか1地点と、当該地点を除く観光地のいずれか1地点と、の2地点のすべての組み合わせの間をそれぞれ平均的な観光客が移動するために必要となる時間である。周遊開始地点は、利用者が観光コースの周遊を開始する地点(以降、「出発地」とも記載)を示す。周遊終了地点は、利用者が観光コースの周遊を終了する地点(以降、「到着地」とも記載)を示す。周遊開始地点及び周遊終了地点は、観光コース作成の対象とする地域の内部及び周辺に位置する、駅や空港等の交通結節点や、ホテルや温泉地等の宿泊施設を設定する。
図3は、本発明の第1の実施形態における移動時間記憶部102が格納する移動所要時間の一例を示す図である。図3に示す例においては、周遊開始地点及び観光地Aでの移動所要時間は、「1.0時間」である。
なお、周遊開始地点及び周遊終了地点は、観光コース作成の対象とする地域において観光客が周遊を開始又は終了する可能性があるさまざまな場所を設定することができる。周遊開始地点及び周遊終了地点は、同じ地点であっても良いし、異なる地点であっても良い。
なお、移動所要時間は、実際に当該観光地を観光した観光客がウェブサイトやツイッター等を用いて発信した情報に基づいて設定しても良いし、観光客を対象としたアンケート調査等に基づいて設定しても良いし、何らかの方法で推定した推定値としても良い。
観光地評価記憶部103は、上述した観光地の評価点(以降、「観光地評価点」とも記載)を格納する。図4は、本発明の第1の実施形態における観光地評価記憶部103が格納する観光地評価点の一例を示す図である。図4に示す例においては、観光地が「観光地A」の観光地評価点は、「60点」である。
なお、観光地評価点は、実際に当該観光地を観光した観光客がウェブサイトやツイッター等を用いて発信した情報に基づいて設定しても良いし、観光客を対象としたアンケート調査等に基づいて設定しても良いし、何らかの方法で推定した推定値としても良い。観光客がウェブサイトやツイッター等を用いて発信した情報に基づいて観光地評価点を設定する方法としては、これらの情報から「良い」「悪い」などの評価に関するキーワードを収集して集計する方法などがある。
周遊時間設定部111は、任意の値の周遊時間(以降、「設定時間」とも記載)の上限を設定する。周遊時間とは、利用者が出発地を出発してから所定の観光地を経由して到着地に到着するまでを示す周遊に要する時間である。例えば、周遊時間設定部111は、周遊時間の上限を、「5時間」や「8時間」といった値に設定する。周遊時間の上限を設定する方法としては、利用者が外部端末又は観光支援装置100を実現するコンピュータ装置500の入出力インターフェース510を用いて入力する周遊時間を上限とするなどがある。なお、利用者がレンタカー等を利用する場合において、周遊時間設定部111は、利用者がレンタカーを借りる期間を周遊時間の上限として設定してもよい。
観光コース算出部121は、観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点とに基づき、観光コースの所要時間及び評価点合計を算出する。観光コースとは、周遊開始地点を出発して観光地のうち一つ以上を観光して周遊終了地点に到着するまでの経路(以降、「周遊経路」とも記載)を示す。例えば、観光コースは、出発地を出発して観光地Aを観光して到着地に到着するまでの経路を示す「出発地→観光地A→到着地」である。所要時間とは、観光コースの周遊に要する観光所要時間及び移動所要時間の合計時間を示す。図2が示すように、観光地Aの観光所要時間は1.0時間である。図3が示すように、周遊開始地点及び観光地Aでの移動所要時間は1.0時間、観光地A及び周遊終了時間での移動所要時間は1.5時間である。例えば、観光コースが「出発地→観光地A→到着地」である場合の所要時間は、1.0時間+1.0時間+1.5時間で3.5時間である。評価点合計とは、観光コースに含まれる観光地の観光地評価点の合計点を示す。例えば、観光コースが「出発地→観光地A→到着地」である場合の観光地評価点は、図4に示すように「60点」である。
観光コース算出部121は、例えば、観光コースが「出発地→観光地A→観光地B→到着地」である場合の所要時間は、観光地A及び観光地Bの観光所要時間と、出発地から観光地A、観光地Aから観光地B及び観光地Bから到着地の移動所要時間と、を足し合わせることで求められる。具体的には、例えば、図2に示すように、観光地Aと観光地Bとの観光所要時間はそれぞれ1.0時間と1.5時間とである。また、図3に示すように、出発地から観光地A、観光地Aから観光地Bの及び観光地Bから到着地の移動所要時間はそれぞれ1.0時間、1.0時間及び0.5時間である。したがって、観光コースが「出発地→観光地A→観光地B→到着地」である場合の所要時間は、1.0時間+1.5時間+1.0時間+1.0時間+0.5時間で5.0時間である。
また、観光コース算出部121は、例えば、観光コースが「出発地→観光地A→観光地B→到着地」である場合の評価点合計は、観光地A及び観光地Bの観光地評価を足し合わせることで求められる。具体的には、例えば、図4に示すように、観光地Aの評価点が60点、観光地Bの評価点が100点である。したがって観光コースが「出発地→観光地A→観光地B→到着地」である場合の評価点合計は、60点+100点で160点である。
また、観光コース算出部121は、算出した観光コースの所要時間及び評価点合計と該観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する。図5は、本発明の第1の実施形態における観光コース算出部121が生成する観光コース情報の一例を示す図である。
図5が示すように、観光コース情報は、例えば、観光コースと、該観光コースの識別子であるコース番号と、観光コース算出部121により算出された該観光コースの所要時間及び評価点合計とを含む。図5に示す例においては、観光コース情報は、15通りの観光コースと該観光コースの所要時間及び評価点合計とを含む。例えば、コース番号が1の観光コースは「開始(出発地)→観光地A→終了(到着地)」であり、該観光コースの所要時間が3.5時間であり、評価点合計が60点である。すなわち、観光コース算出部121は、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、観光地を含む周遊経路の所要時間及び周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する。
なお、観光コース算出部121は、全てのパターンの観光コースを含む観光コース情報を生成する。図5に示す例においては、観光コース算出部121は、利用者が開始から終了まで観光地A、観光地B及び観光地Cのうち少なくとも1つを含む観光コースの全通りである15通りの観光コースの所要時間と評価点合計とを算出する。
観光コース選択部131は、観光コース算出部121により生成された観光コース情報に基づき、複数の観光コースの候補の中から、観光コースを選択する。具体的には、観光コース選択部131は、図5に示した観光コース情報に含まれる所要時間が周遊時間設定部111により設定された周遊時間以内である観光コースのうち、図5に示した評価点合計が最高の観光コースを選択する。
例えば、周遊時間設定部111により設定された周遊時間が5.0時間である場合、観光コース選択部131は、図5に示した観光コース情報において、所要時間が5.0時間以内であるコース番号1〜4のうち、評価点合計が最高となるコース番号4の観光コースを選択する。すなわち、観光コース選択部131は、所要時間が入力された設定時間以内である周遊経路の中から、評価結果に基づいて周遊経路を選択する。
なお、評価点合計が最高となる観光地の組み合わせが複数存在する場合において、観光コース選択部131は、それらの中から周遊時間が最短となる観光地の組み合わせを選択する。評価点合計が最高となりかつ周遊時間が最短となる観光地の組み合わせが複数存在する場合において、観光コース選択部131は、それらの中から任意の組み合わせを選択する。
なお、所定の条件を最適化する観光地の組み合わせを選択する方法としては、すべての組み合わせを列挙してその中から条件を最適化する組み合わせを選択する方法を用いても良い。あるいは、観光地の数が増えると組み合わせの数が多くなり、厳密な最適解を求めようとすると計算負荷が大きくなるため、局所探索アルゴリズムや遺伝的アルゴリズムなどの、厳密な最適解への到達は保証されないがより少ない計算負荷で良質な近似解が求められる方法を用いても良い。
観光コース提示部141は、観光コース選択部131により選択された観光コースに関する情報(以降、「提示情報」とする)を提示する。図6は、本発明の第1の実施形態における提示情報の例を示す図である。例えば、観光コース選択部131が図5に示したコース番号4を選択した場合、観光コース提示部141は、図6に示す情報を提示情報として提示する。図6に示す例では、提示情報は、観光コースと該観光コースの所要時間及び評価点合計とを含む。すなわち、観光コース提示部141は、選択された周遊経路を提示する。
なお、観光コース提示部141は、図6に示した提示情報のうち、観光コースのみを提示情報として提示してもよい。
観光コース提示部141は、例えば、外部端末の表示部に提示情報を表示させる。以下、図7を用いて、提示情報に基づく外部端末の表示態様を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態における観光コース提示部141により外部端末に表示された表示画面の例を示す図である。図7が示す外部端末の表示画面Aは、提示情報A1を表示する。提示情報A1は、観光コース選択部131により選択された提示情報である。例えば、観光コース提示部141が図6に示した提示情報を外部端末に提示した場合、表示画面Aは、図7に示す提示情報A1を表示する。
次に、本実施形態における観光支援装置100の動作について説明する。図8は、本発明の第1の実施形態における観光支援装置100の動作例を示すフローチャートである。
周遊時間設定部111は、周遊時間の上限を設定する(ステップS100)。観光コース算出部121は、観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点とに基づき、観光コースの所要時間と評価点合計と該観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する(ステップS101)。観光コース選択部131は、観光コース算出部121により生成された観光コース情報に基づき、複数の観光コースの候補の中から、観光コースを選択する(ステップS102)。観光コース提示部141は、観光コース選択部131により選択された観光コースに基づく提示情報を提示する(ステップS103)。
以上説明したように、本実施形態における観光支援装置100においては、観光所要時間、移動所要時間及び観光地評価点から得られる観光コースの所要時間及び評価点合計と周遊時間とに基づき観光コースを選択し、選択した観光コースに関する提示情報を外部端末に提示する。
これにより、周遊時間以内で評価点合計の高い観光コースを選択できるので、満足度の高い観光コースを作成することができる。また、利用者は外部端末から評価点合計の高い観光コースを含む提示情報を確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が周遊時間以内で満足度の高い観光コースを周遊できる。
なお、本実施形態においては、観光支援装置100は、所要時間及び周遊時間を用いて観光コースを算出及び選択したが、時間以外を用いて観光コースを算出及び選択してもよい。例えば、観光支援装置100は、移動所要距離及び観光所要距離との合計である所要距離と周遊距離とを用いて観光コースを算出及び選択してもよい。当該場合においては、観光支援装置100は、周遊距離を上限として、所要距離が周遊距離以内で評価点合計の高い観光コースを選択すればよい。
なお、観光コース選択部131は、例えば、周遊時間の上限値内の観光コースを取得した後に、取得した観光コースの中で他の観光地を周遊時間の上限値内で追加できる観光コースがある場合、該観光コースを選択する対象から削除してもよい。これにより、誤って満足度の低い観光コースを選択することを防ぐことができる。
なお、観光支援装置100は、外部端末等から観光コースの変更を指示する情報である変更指示情報を受け取った場合、観光コースを選択しなおし、再選択した観光コースに関する提示情報を提示してもよい。観光コースを選択しなおす場合、観光コース選択部131は、例えば、選択した観光コースの次に評価点合計の高い観光コース(第2の観光コース)を選択する。これにより、満足度の高い観光コースであり、かつ、利用者の望む観光コースを提示できる。
なお、観光コース提示部141は、図5に示す観光コースの一覧である観光コース情報を提示してもよい。当該場合において、観光コース提示部141は、例えば、観光コース選択部131により選択された観光コースが強調表示された観光コース情報を提示する。さらに、観光支援装置100は、選択された観光コースが強調表示された観光コース情報を提示された外部端末が、該観光コース情報の中から任意に観光コースを選択できるようにしてもよい。これにより、利用者は提示された観光コース以外の観光コースを確認でき、かつ、任意に観光コースを選択できるため、利用者の望む観光コースを提示できる。
なお、本実施形態の観光コース情報では、1つの観光コースが同一の観光地を複数回含まないものとして説明したが、それに限定されない。例えば、利用者が外部端末又は観光支援装置100を実現するコンピュータ装置500の入出力インターフェース510を用いて入力する指示情報に基づき、観光コース算出部121は、観光コースに同一の観光地を複数回(例えば「2回」)含む観光コース情報を生成してもよい。
なお、本実施形態においては、図7に示した提示情報に基づく外部端末の表示態様を具体例として説明した。しかしながら、これは一例であり、外部端末の表示態様は他の表示態様であってもよい。以下、図9を用いて提示情報に基づく外部端末の別の表示態様を説明する。図9は、本発明の第1の実施形態における観光コース提示部141により外部端末に表示された表示画面の別の例を示す図である。本例の場合において、観光コース提示部141は、図7に示した提示情報A1(図9においては提示情報B1)に加えて、観光コース選択部131により選択された観光コースの順路を示す提示情報B2を外部端末に提示する。図9に示すように、提示情報B2は、各観光地間の関係を模式的に示す関係情報において、観光コース選択部131により選択された観光コースの順路が太い矢印で示されている。また、提示情報B2では、例えば、観光コースに含まれる観光地が斜線や色等で強調されてもよい。
図10は、関係情報を例示する図である。図10に示すように、関係情報は、各観光地をノードで示し、ノード間がリンクで結ばれた模式図を示す。各観光地のノードには、図2に示した観光所要時間及び図4に示した観光地評価点が示されている。また、リンクごとに図3に示した各地点及び各観光地間の移動所要時間が示されている。図10に示した関係情報は、例えば、観光コース算出部121により生成される。例えば、外部端末の表示部に提示情報を表示させる。
図9に示した画面を表示させる観光支援装置100においては、選択された観光コースと該観光コースの順路を含む関係情報とを含む提示情報を提示する。これにより、利用者は外部端末から評価点合計の高い観光コースと該観光コースの順路を含む関係情報を確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が周遊時間以内で満足度の高い観光コースを間違えることなく周遊できる。
なお、提示情報B2では、例えば、関係情報において、観光コース選択部131により選択された観光コースに関係する情報のみが示されていてもよい。すなわち、この場合、提示情報B2には、開始地点から観光地Bまでの移動所要時間、観光地Aから終了地点までの移動所要時間、選択された観光コースに含まれない観光地Cのノード、観光地のノードに接続されるリンク等は表示されない。これにより、利用者は観光コースに関する情報のみを確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が満足度の高い観光コースを容易に周遊できる。
なお、提示情報B2では、例えば、関係情報において、観光コース選択部131により選択された観光コースの出発時間、到着時間、及び各観光地の出発時間や到着時間が示されていてもよい。これにより、利用者は外部端末から評価点合計の高い観光コースの順路と出発時間などを含む関係情報を確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が周遊時間を超過することなく満足度の高い観光コースを周遊できる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では生成した観光コース情報から選択された観光コースに関する提示情報を提示していたが、本実施形態では観光客の属性別の観光コース情報から設定された観光客の属性に基づき選択された観光コースに関する提示情報を提示する。本実施形態における観光支援装置200の機能について説明する。図11は、本発明の第2の実施形態における観光支援装置200の機能構成を示すブロック図である。図11が示すように、本実施形態における観光支援装置200は、観光時間記憶部201、移動時間記憶部202、観光地評価記憶部203、周遊時間設定部211、属性設定部212、観光コース算出部221、観光コース選択部231及び観光コース提示部241を備える。
観光時間記憶部201は、観光客の属性別の観光地の観光所要時間を格納する。観光客の属性は、年齢、性別、国籍等といった属性のほか、個人客か、家族等の小グループか、団体客かといった人数の違いや、公共交通機関を使うか自家用車を使うかといった交通手段の違い等が含まれる。なお、観光時間記憶部201は、観光客の属性を列挙し、観光コース作成の対象とする地域内にある観光地に関して、当該観光地を観光するために必要となる観光所要時間を、当該観光客の属性別に格納する。
図12は、本発明の第2の実施形態における観光時間記憶部201が格納する観光所要時間の一例を示す図である。図12に示す例においては、観光客の属性は、「個人客・公共交通機関」と「小グループ・自家用車」と「団体客・観光バス」とを示す。「個人客・公共交通機関」は、公共交通機関等を用いる個人客の観光客の属性を示す。「小グループ・自家用車」は、自家用車を用いる小グループの観光客の属性を示す。「団体客・観光バス」は、観光バスを用いる団体客の観光客の属性を示す。図12に示す例では、観光客の属性が「個人客・公共交通機関」であり、観光地が「観光地A」である場合の観光所要時間は、「0.5時間」である。
移動時間記憶部202は、観光客の属性別の移動所要時間を格納する。図13は、本発明の第2の実施形態における移動時間記憶部202が格納する移動所要時間の一例を示す図である。図13に示す例においては、観光客の属性が「個人客・公共交通機関」である場合の、周遊開始地点及び観光地Aでの移動所要時間は、「1.5時間」である。
観光地評価記憶部203は、観光客の属性別の観光地評価点を格納する。図14は、本発明の第2の実施形態における観光地評価記憶部203が格納する観光地評価点の一例を示す図である。図14に示す例においては、観光客の属性が「個人客・公共交通機関」であり、観光地が「観光地A」である場合の観光地評価点は、「50点」である。
周遊時間設定部211は、第1の実施形態における周遊時間設定部111と同様の処理により、周遊時間の上限を設定する。
属性設定部212は、観光時間記憶部201に格納されている観光客の属性のうちの1つを、後述する観光コース選択部231が観光コースを選択する際に用いられる観光客の属性(以降、「設定属性」とする)として設定する。観光客の属性を設定する方法としては、利用者が外部端末又は観光支援装置100を実現するコンピュータ装置500の入出力インターフェース510を用いて入力する属性を対象の属性として設定するなどがある。
観光コース算出部221は、上述した観光客の属性別の観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点とに基づき、第1の実施形態における観光コース算出部121と同様の処理により、観光客の属性別の観光コースの所要時間及び評価点合計を算出する。観光コース算出部221は、例えば、「個人客・公共交通機関」と「小グループ・自家用車」と「団体客・観光バス」とのそれぞれについて、図5に示すような観光コース情報を生成する。
また、観光コース算出部221は、第1の実施形態における観光コース算出部121と同様の処理により、算出した観光客の属性別の観光コースの所要時間及び評価点合計と該観光客の属性別の観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する。すなわち、観光コース算出部221は、観光客の属性ごとに評価結果を算出する。
観光コース選択部231は、観光コース算出部221により生成された観光コース情報と属性設定部212により設定された設定属性とに基づき、設定属性における複数の観光コースの候補の中から、観光コースを選択する。観光コース選択部231は、例えば、属性設定部212により設定された設定属性での所要時間が周遊時間上限以下となり、かつ設定属性での評価点合計が最高となる観光地の組み合わせを選択する。
図12乃至図14に示す例においては、例えば周遊時間上限が5時間であり、設定属性が「個人客・公共交通機関」である場合においては、観光コース選択部231は、観光コースとして、周遊開始地点を出発し、観光地Cを観光し、周遊終了地点に到着するコースを選択する。当該観光コースの所要時間は5.0時間、評価点合計は150点である。
また、設定された周遊時間上限が5時間であり、観光客の属性が「小グループ・自家用車」である場合においては、観光コース選択部231は、観光コースとして、周遊開始地点を出発し、観光地A、観光地Cの順序で観光し、周遊終了地点に到着するコースを選択する。当該観光コースの所要時間は4.5時間、評価点合計は200点である。
また、設定された周遊時間上限が5時間であり、観光客の属性が「団体客・観光バス」である場合においては、観光コース選択部231は、観光コースとして、周遊開始地点を出発し、観光地Cを観光し、周遊終了地点に到着するコースが選択される。当該観光コースの所要時間は5.0時間、評価点合計は120点である。すなわち、観光コース選択部231は、算出された観光客の属性ごとの評価結果のうち、指定された観光客の属性の評価結果に基づいて周遊経路を選択する。
観光コース提示部241は、本発明の第1の実施形態における観光コース提示部141と同様の処理により、提示情報を提示する。
次に、本実施形態における観光支援装置200の動作について説明する。図15は、本発明の第2の実施形態における観光支援装置200の動作例を示すフローチャートである。
周遊時間設定部211は、周遊時間の上限を設定する(ステップS200)。属性設定部212は、観光客の属性を設定する(ステップS201)。観光コース算出部221は、観光客の属性別の観光所要時間、移動所要時間及び観光地評価点に基づき、観光客の属性別の観光コースの所要時間及び評価点合計と該観光客の属性別の観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する(ステップS202)。観光コース選択部231は、観光コース情報と設定属性とに基づき、設定属性における複数の観光コースの候補の中から、観光コースを選択する(ステップS203)。観光コース提示部241は、観光コース選択部231により選択された観光コースに基づく提示情報を提示する(ステップS204)。
なお、ステップS200及びステップS201の処理は、前後関係の制約は無く、逆の順序で実行されてもよいし、並列して実行されてもよい。
以上説明したように、本実施形態における観光支援装置200においては、観光客の属性に基づく観光所要時間、移動所要時間及び観光地評価点から得られる観光客の属性別の観光コースの所要時間及び評価点合計と周遊時間と設定属性とに基づき観光コースを選択し、選択された観光コースに関する提示情報を外部端末に提示する。
これにより、観光地の評価及び観光所要時間及び移動所要時間を観光客の属性別に細かく設定することで、所要時間の制約のもとで高い満足が得られる観光コースを、観光客の属性に合わせて作成することができる。また、利用者は外部端末から利用者の属性に合わせた、評価点合計の高い観光コースを含む提示情報を確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が周遊時間以内で満足度の高い観光コースを周遊できる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では設定属性に基づき選択された観光コースに関する提示情報を提示していたが、本実施形態では生成された観光コース情報から評価係数により得られる重み付き評価点合計に基づき選択された観光コースに関する提示情報を提示する。本実施形態における観光支援装置300の機能について説明する。図16は、本発明の第3の実施形態における観光支援装置300の機能構成を示すブロック図である。図16が示すように本実施形態における観光支援装置300は、観光時間記憶部301、移動時間記憶部302、観光地評価記憶部303、周遊時間設定部311、評価係数設定部313、観光コース算出部321、観光コース選択部331及び観光コース提示部341を備える。
観光時間記憶部301は、第1の実施形態における観光時間記憶部101と同様に、観光地の観光所要時間を格納する。
移動時間記憶部302は、第1の実施形態における移動時間記憶部102と同様に、移動所要時間を格納する。
観光地評価記憶部303は、評価係数と観光地評価点とを対応付けて格納する。評価係数とは、評価点を重みづけするための値を示す。本実施形態における観光地評価点は、評価基準別の観光地の評価点を示す。観光地の評価基準には、娯楽施設といった観光地の性質や、「楽しい」「美しい」「おいしい」といった当該観光地から受ける感想の違い等が含まれる。
図17は、本発明の第3の実施形態における観光地評価記憶部303が格納する評価係数と観光地評価点との一例を示す図である。図17に示す例においては、観光地が「観光地A」であり、評価基準が「楽しい」である場合の観光地評価点は、「60点」である。
また、観光地が「観光地A」であり、評価基準が「楽しい」である場合の評価係数は「0.8」である。
なお、観光客がウェブサイトやツイッター等を用いて発信した情報に基づいて本実施形態の観光地評価点を設定する方法としては、これらの情報から「楽しい」「美しい」「おいしい」などの各種の観点に基づいた感想に関するキーワードを収集して集計する方法などがある。
周遊時間設定部311は、本発明の第1の実施形態における周遊時間設定部111と同様の処理により、周遊時間の上限を設定する。
評価係数設定部313は、評価係数を設定する。評価係数設定部313は、観光地評価記憶部303で列挙されているそれぞれの評価基準に関する評価係数を設定する。
図17に示す例においては、観光地の評価基準として「楽しい」と「美しい」と「おいしい」とを列挙し、観光地評価点が観光地Aではそれぞれ60点、0点、0点である。例えば、利用者が観光コースにおいては「楽しい」の要素を重視することとして、評価係数設定部313は、評価係数を「楽しい」が0.8、「美しい」が0.0、「おいしい」が0.2、と設定する。例えば、評価係数は、特定の評価基準の評価係数の値を高めるなど、観光コース作成の目的に応じて設定されることで、当該評価基準の評価点が高い観光地の重み付きの観光地評価点を高めることを可能とする。
なお、評価係数を設定する方法としては、利用者が外部端末又は観光支援装置100を実現するコンピュータ装置500の入出力インターフェース510を用いて入力する評価係数を対象の評価係数として設定するなどがある。具体的には、評価係数は、評価係数の値の合計が1.0となるように利用者によって設定されてもよい。また、評価係数の値は、利用者によって任意に設定されてもよい。
観光コース算出部321は、観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点と評価係数とに基づき、観光コースの所要時間と該観光コースでの重み付き評価点の合計(以降、「重み付き評価点合計」)とを算出する。重み付き評価点合計は、例えば、評価係数と観光地評価点とが掛けられて得られる重み付き評価点の合計点を示す。
図17に示す例においては、観光コース算出部321は、観光地が「観光地A」である場合の重み付き評価点合計を、60点×0.8+0点×0.0+0点×0.2で48点と算出する。
また、観光コース算出部321は、第1の実施形態における観光コース算出部121と同様の処理により、算出した観光コースの所要時間及び重み付き評価点合計と該観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する。例えば、コース番号が1の観光コースは「開始(出発地)→観光地A→終了(到着地)」であり、該観光コースの所要時間が3.5時間であり、重みづけ評価点合計が48点である。すなわち、観光コース算出部321は、評価値を重み付けする評価係数に基づき重み付けされた評価値から得られる重み付き評価結果を算出する。より具体的には、観光コース算出部321は、予め定められた基準ごとに入力された評価係数に基づき重み付けされた基準ごとの評価値から得られる重み付け評価結果を算出する。
観光コース選択部331は、観光コース算出部321により生成された観光コース情報に基づき、第1の実施形態における観光コース選択部131と同様の処理により、観光コースを選択する。具体的には、観光コース選択部331は、観光コース算出部321により算出された所要時間が周遊時間設定部311により設定された周遊時間以内での複数の観光コースの候補の中から、観光コース算出部321により算出された重み付け評価点合計に基づいて観光コースを選択する。すなわち、観光コース選択部331は、算出された重み付き評価結果に基づいて周遊経路を選択する。
観光コース提示部341は、本発明の第1の実施形態における観光コース提示部141と同様の処理により、提示情報を提示する。
次に、本実施形態における観光支援装置300の動作について説明する。図18は、本発明の第3の実施形態における観光支援装置300の動作例を示すフローチャートである。
周遊時間設定部311は、周遊時間の上限を設定する(ステップS300)。評価係数設定部313は、評価係数を設定する(ステップS301)。観光コース算出部321は、観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点と評価係数とに基づき、観光コースの所要時間と重み付き評価点合計と該観光コースとが対応付けられた観光コース情報を生成する(ステップS302)。観光コース選択部331は、観光コース算出部321により生成された観光コース情報に基づき、複数の観光コースの候補の中から、観光コースを選択する。(ステップS303)。観光コース提示部341は、観光コース選択部331により選択された観光コースに基づく提示情報を提示する(ステップS304)。
なお、ステップS300及びステップS301の処理は、前後関係の制約は無く、逆の順序で実行されてもよいし、並列して実行されてもよい。
以上説明したように、観光所要時間、移動所要時間、観光地評価点及び評価係数から得られる観光コースの所要時間及び重み付き評価点合計と周遊時間とに基づき観光コースを選択し、選択した観光コースに関する提示情報を外部端末に提示する。
これにより、観光地に関して観光客が発信した情報から「楽しい」「美しい」「おいしい」などの各種の観点に基づいた感想に関するキーワードを収集して集計する等の方法を用いて観光地を評価し、特定の観点から見た場合であっても満足度が高い観光コースを作成することができる。また、利用者は外部端末から評価係数に基づく重み付け評価点合計の高い観光コースを含む提示情報を確認できるので、観光支援を行う際に、利用者が周遊時間以内で満足度の高い観光コースを周遊できる。
なお、本実施形態における観光地評価記憶部303が格納する別の評価係数に基づく観光支援処理について説明する。図19は、本発明の第3の実施形態における観光地評価点と別の評価係数との一例を示す図である。本例の観光地評価記憶部303は、評価グループ別の評価係数を格納する。評価グループとは、利用者が希望する観光コースのジャンルを示す。図19に示すように、評価グループは、例えば、「歴史・文化を知りたい」と「名物料理を食べたい」と「家族で遊びたい」とを示す。具体的には、「歴史・文化を知りたい」は、歴史的建造物等の観光地を含む観光コースのジャンルを示す。例えば、図19に示すように、観光地が「観光地A」である場合の観光地評価点は60点である。また、観光地が「観光地A」であり、評価グループが「歴史・文化を知りたい」である場合の評価係数は、「1.5」である。これは、観光地Aが「歴史・文化を知りたい」のグループに属していることを示す。図19に示す例では、観光地が「観光地A」の重み付き評価点合計は、60×1.5で90点である。評価グループは、評価係数設定部313により設定される。評価係数設定部313は、評価グループを、観光地評価記憶部303で列挙されている評価グループの中から選択する。観光コースのグループを設定する方法は、上述したものを用いてもよい。
観光コース算出部321は、観光所要時間と移動所要時間と観光地評価点と評価グループ別の評価係数とに基づき、観光コースの所要時間と重み付き評価点合計とを算出する。すなわち、観光コース算出部321は、予め定められた基準ごとに設定された評価係数のうち指定された基準の評価係数に基づき重み付けされた評価値から得られる重み付け評価結果を算出する。
観光コース選択部331は、算出された重み付け評価点合計に基づいて観光コースを選択する。観光コース提示部341は、提示情報を提示する。
これにより、利用者が希望する観光コースのグループに基づいて観光地を評価し、該評価を用いて観光コースを選択できるので、利用者のニーズに合う、満足度が高い観光コースを作成することができる。また、利用者は複数の評価グループの中から利用者が望む評価グループを容易に選択できるので、観光支援を行う際に、利用者にとってより満足度の高い観光コースを周遊できる。
<その他の実施形態>
図20は、上述の各実施形態における観光支援装置100、200、300の概略構成図である。図20には、観光支援装置100、200、300が観光地の周遊経路の所要時間と該周遊経路に含まれる観光地の各評価値とから観光コースを算出し、該観光コースの中から満足度の高い観光コースを選択する装置として機能するための構成例が示されている。観光支援装置100、200、300は、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、観光地を含む周遊経路の所要時間及び周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する観光コース算出部121と、所要時間が入力された設定時間以内である周遊経路の中から、評価結果に基づいて周遊経路を選択する観光コース選択部131と、を備える。
本実施形態を用いれば、観光地に関して多数のユーザが発信した情報を収集し、評価や感想に関する情報を集計して、集計結果に基づいて満足度の高い観光コースを作成することができる。さらに、この観光コースを観光客等に対して直接提示したり、観光客を受け入れる自治体や観光客を案内する旅行会社に対して提示して観光モデルコースの作成に用いたりすることができる。
以上、実施形態等を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態等に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、実施形態における各構成は、本発明のスコープを逸脱しない限りにおいて、互いに組み合わせることが可能である。
この出願は、2016年3月24日に出願された日本出願特願2016−060225を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、200、300 観光支援装置
101、201、301 観光時間記憶部
102、202、302 移動時間記憶部
103、203、303 観光地評価記憶部
111、211、311 周遊時間設定部
121、221、321 観光コース算出部
131、231、331 観光コース選択部
141、241、341 観光コース提示部
212 属性設定部
313 評価係数設定部
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 プログラム
505 記憶装置
506 記録媒体
507 ドライブ装置
508 通信インターフェース
509 ネットワーク
510 入出力インターフェース
511 バス
本発明は、満足度の高い観光コースを作成するための観光支援装置、観光支援方法及びプログラムに関する。
本発明の一態様におけるプログラムは、コンピュータに、観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する処理と、前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する処理と、を実行させるプログラ

Claims (9)

  1. 観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する算出手段と、
    前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する選択手段と、
    を備える観光支援装置。
  2. 選択された前記周遊経路を提示する提示手段をさらに備える請求項1に記載の観光支援装置。
  3. 前記算出手段は、観光客の属性ごとに評価結果を算出し、
    前記選択手段は、予め設定された利用者の属性と前記観光客の属性ごとの評価結果とに基づいて前記周遊経路を選択する請求項1又は2に記載の観光支援装置。
  4. 前記算出手段は、前記評価値を重み付けする評価係数に基づき重み付けされた前記評価値から得られる重み付き評価結果を算出し、
    前記選択手段は、算出された重み付き評価結果に基づいて前記周遊経路を選択する請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の観光支援装置。
  5. 前記算出手段は、予め定められた基準ごとに入力された前記評価係数に基づき重み付けされた前記基準ごとの評価値から得られる重み付け評価結果を算出する
    請求項4に記載の観光支援装置。
  6. 前記算出手段は、予め定められた基準ごとに設定された前記評価係数のうち指定された基準の前記評価係数に基づき重み付けされた評価値から得られる重み付け評価結果を算出する請求項4に記載の観光支援装置。
  7. 前記算出手段は、前記所要時間と前記評価値とから前記観光地間の関係を示す関係情報を生成し、
    前記提示手段は、前記関係情報を提示する
    請求項2に記載の観光支援装置。
  8. 観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出し、
    前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する観光支援方法。
  9. コンピュータに、
    観光地の観光に要する時間及び評価値並びに観光地間の移動時間に基づき、前記観光地を含む周遊経路の所要時間及び前記周遊経路に含まれる観光地の評価値から得られる評価結果を算出する処理と、
    前記所要時間が入力された設定時間以内である前記周遊経路の中から、前記評価結果に基づいて周遊経路を選択する処理と、
    を、コンピュータに実行させるプログラムを記録するプログラム記録媒体。
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