JPWO2018078764A1 - 複数種類の折りたたみが可能な布類折りたたみ装置 - Google Patents

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Abstract

要約課題本発明の課題は、装置を設置する際に、無駄なスペースが生じない複数種類の折り畳みが可能な布類折り畳み装置を提供することを目的とする。また、左右一対のフレンチ折ゲージを必要としない布類折り畳み装置を提供することを目的とする。課題を解決するための手段解決手段搬送する方向に倣う縦方向とその縦方向に直交する幅方向を有する布類を、その縦方向を2分する位置または3分する位置で折りたたむことができる第1折り部と、その第1折り部によって折りたたまれた布類を、前方向から後方向に搬送してさらに折りたたむためにその布類の搬送する方向を縦方向から幅方向に回転することができる回転手段と、を具備する布類折りたたみ装置である。選択図 図1

Description

本発明は、布類を前後方向へ送るための、帯部より成るコンベアを具備し、送られる布類に対してフレンチ折りを行う折りたたみと、フレンチ折りを行なわない折りたたみを含む複数種類の折りたたみを選択して実行することが可能な布類の折り畳み装置に関するものである。
このような布類の折り畳み装置として、特開2003-220300号公報において、搬送装置によって定速移動する、布類の前端から後端までの間隔や、布類の厚さ等の識別因子を識別手段によって検出することにより、各種の布類の種類を識別し、識別結果に従って、布類の折り畳みを行なう複数の折り畳み部を作動させ、混在する布類に共通する縦方向Tの折り畳みの後、より大型の布類に必要とされる2つ折り及びより小型の布類に必要とされるフレンチ折りを行なうとともに、それにより最終的な仕上がり寸法をコントロールするという布類の折り畳み装置が開示されている。
上記の装置は、布類の縦方向Tを何分の1かに折り畳むための縦折り部と、縦折りされた布類の幅方向Hを何分の1かに折り畳むための横折り部とから成り、縦折り部と横折り部とは直交するように配置されている。従って、いわゆるリネン工場において、この縦折り部と横折り部が直交するような配置では、無駄なスペースが生じる恐れがある。特にその配置が直線状の装置の代替需要に応じる場合に、上記の、縦折り部と横折り部が直交するような装置の配置に対応するスペースが、その工場には存在せずその代替需要に応じられないという場合がある。
また、特開2008-18100号公報において、布類を前後方向へ送るための、左右複数条のベルトより成るコンベアを具備し、送られる布類に対してフレンチ折りを行う折り畳みと、フレンチ折りを行なわない折り畳みを含む複数種類の折り畳みを選択して実行する折り畳み装置として、コンベアの左右複数条のベルトの内側ベルトの上部に位置して、前後方向に伸びる細長い形状を有し、かつ、フレンチ折り時には折り位置を規定する役割を果たすフレンチ折りゲージを配置し、フレンチ折りゲージは、送られる布類に対してそれを内側ベルト上へ押すように作用すべく、布類に接触する作用態勢と、布類に接触することなく通過させる退避態勢を取るように上下動可能に機体に設け、コンベアの左右複数条のベルトの外側ベルトは、機体に取り付けた可動ガイド板によって上下位置選択可能に設けられ、下位置では内側ベルトとほぼ同一平面に並び、上位置では内側ベルトと外側ベルトとの間に上下方向の隙間を作ってフレンチ折りを可能とするように設けるものとし、フレンチ折りを行うために、前後方向に伸びる細長い形状を有するフレンチ折りナイフを左右外側ベルトの下部に配置し、上記内側ベルトと外側ベルトとの間に上下方向の隙間が形成されたときに、外側ベルトの下部から内側ベルトの上部にフレンチ折りナイフを移動させる往復機構を設け、内側ベルトに接触している折りゲージ上に布類を折り込み、上記フレンチ折りナイフとその往復機構を台板に設置するとともに、台板を機体に対して昇降機構により昇降可能に設置し、フレンチ折りを行う際に、外側ベルトを上昇させるのと相前後して台板を上昇させ、フレンチ折りナイフが、内側ベルトと外側ベルトとの間の上下方向の隙間の位置に配置されるように構成する複数種類の折り畳みが可能な布類の折り畳み装置が開示されている。
上記の装置における左右一対のフレンチ折ゲージの中心に、布類の中心を合わせなければならず、そのために自動的にその布類の中心を合わせる機構が必要となり、折りたたみ装置が複雑化する恐れがある。
特開2003-220300号公報 特開2008-18100号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、装置を設置する際に、無駄なスペースが生じない複数種類の折り畳みが可能な布類折り畳み装置を提供することを目的とする。また、左右一対のフレンチ折ゲージを必要としない布類折り畳み装置を提供することを目的とする。
鋭意研究開発の結果前記の課題を解決するため、第1観点の布類折り畳み装置は、搬送する方向に倣う縦方向とその縦方向に直交する幅方向を有する布類を、その縦方向を2分する位置または3分する位置で折りたたむことができる第1折り部と、第1折り部によって折りたたまれた布類を、前方向から後方向に搬送してさらに折りたたむためにその布類の搬送する方向を縦方向から幅方向に回転することができる回転手段と、を具備するというものである。
また、第2観点の布類の折り畳み装置は、第1観点において、回転手段によって回転した布類の幅方向をさらに2分する位置または3分する位置に折りたたむことができる第2折り部と、を有するというものである。
また、第3観点の布類の折り畳み装置は、第1観点または、第2観点において、布類の折り畳み装置において、第1折り部は、布類を前方向から後方向に搬送する第1コンベアと、第1コンベアから搬送された布類をさら前方向から後方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第1正逆コンベアと、第1コンベアと、前記第1正逆コンベアの間に、搬送された上記布類を折り込むために配置された第1折りたたみ部と、第1正逆コンベアによって、搬送された布類を後方向から前方向に搬送する第2コンベアと、第2コンベアから搬送された布類を後方向から前方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第2正逆コンベアと、第2コンベアと、前記第2正逆コンベアの間に、搬送された上記布類をさらに折り込むために配置された第2折りたたみ部と、を有するというものである。
また、第4観点の布類の折り畳み装置は、第2観点または第3観点において、第2折り部は、回転手段によって回転された布類を前方向から後方向に搬送する第3コンベアと、第3コンベアから搬送された布類をさら前方向から後方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第3正逆コンベアと、第3コンベアと、前記第3正逆コンベアの間に、搬送された上記布類を折り込むために配置された第3折りたたみ部と、第3正逆コンベアによって、搬送された布類を後方向から前方向に搬送する第4コンベアと、第4コンベアから搬送された布類を後方向から前方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第4正逆コンベアと、第4コンベアと、第4正逆コンベアの間に、搬送された上記布類をさらに折り込むために配置された第4折りたたみ部と、を有するというものである。
また、第5観点の布類の折り畳み装置は、第3観点または第4観点において、第1コンベアと、第1正逆コンベアとの間の間隔を渡すための第1折り渡し爪と、をさらに配置したというものである。
また、第6観点の布類の折り畳み装置は、第1観点から第5観点において、第2コンベアと、第2正逆コンベアとの間の間隔を渡すための第2折り渡し爪と、をさらに配置したというものである。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、左右一対のフレンチ折ゲージを必要としない布類折り畳み装置を提供することができる。前方向から後方向に対して直線状のレイアウトを有する装置であるので、その装置を配置するリネン工場おいて無駄なスペースを生じることのない布類の折り畳み装置を提供することができる。
Aは、布類の折り畳み装置の平面図である。Bは、布類の折り畳み装置の側面概念図である。 布類の折り畳み装置における第1折り部の側面概念図である。 布類の折り畳み装置における回転手段と第2折り部の側面概念図である。 布類の折り畳み装置における積載部の側面概念図である。 布類を2つ折りする工程の概念図である。 布類を3つ折りする工程の概念図である。 布類を4つ折りする工程の概念図である。 (1)は、布類を搬送する状態図。(2)は、布類が間隔を通過する状態図。(3)は、布類が2つ折りされる状態図。(4)は、布類が2つ折りされた状態図である。 (5)は、布類をさらに搬送する状態図。(6)は、布類が、回転手段の直下に搬送された状態図。(7)は、布類が回転される状態図。(8)は、布類が回転された状態図。 (9)は、回転した布類が第3間隔を通過する状態図。(10)は、布類が第4間隔を通過する状態図。(11)は、布類がさらに2つ折りされる状態図。(12)は、布類が2つ折りされ搬送された状態図である。 (13)は、搬送された布類を第1開閉扉と第2開閉扉上に配置した状態図である。(14)は、第1開閉扉と第2開閉扉と、を開いた状態図である。(15)は、布類をローラーコンベアに搬送する状態図である。 (16)は、布類を搬送する状態図。(17)は、布類が間隔を通過する状態図。(18)は、布類が2つにおられる状態図。(19)は、布類が2つに折られた状態図である。 (20)は、布類をさらに2つに折る状態図。(21)は、布類が、搬送する状態図。(22)は、回転手段の直下に布類が搬送された状態図。(23)は、布類が回転される状態図。 (24)は、布類が回転された状態図。(25)は、回転した布類が第3間隔上を通過する状態図。(26)は、布類がさらに2つに折られる状態図。(27)は、布類がさらに2つの折られた状態図。 (28)は、布類が第4間隔上を通過する状態図。(29)は、布類がさらに2つに折られる状態図。(30)は、布類がさらに2つにおられて搬送された状態図である。(31)は、搬送された布類を第1開閉扉と第2開閉扉上に配置した状態図である。 (32)は、第1開閉扉と第2開閉扉と、を開いた状態図である。(33)は、布類をローラーコンベアに搬送する状態図である。
本実施例の布類の折り畳み装置10は、洗濯して乾燥した布類Nを前方向Fから後方向Rに搬送することによって、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向すなわち縦方向Tに対して、2分する位置または3分する位置で、折りたたみ、その後、その布類Nにおける搬送方向を、回転手段61によって縦方向Tから幅方向Hに回転する装置である。このように折りたたんだ布類Nを回転手段61によって、さらに、その布類Nを搬送する方向に倣う方向すなわち今度はその幅方向Hを搬送する方向に倣う方向に回転することで、その布類Nを、前方向Fから後方向Rに直線状に搬送してその布類Nの幅方向Hをさらに2分する位置または3分する位置で、折りたたむことができる装置である。このように上記布類の折り畳み装置10は、シーツなどの布類のほか、比較的小型の布類たとえばナプキンについても同様に折りたたむことができる装置である。図1は、本実施例に係る布類の折り畳み装置10の平面図と側面図である。
布類の折り畳み装置10は、複数のコンベア装置15、15a、15b、15c、15d、とを有するものである。その複数のコンベア装置15、15a、15b、15c、15dは、布類の折り畳み装置10において布類Nを搬送する進行方向である前方向Fから後方向Rに向う方向に対して垂直の方向に配置されている。その複数のコンベア装置15、15a、15b、15c、15dは、それぞれ独立して動作可能であり、布類Nを複数回折りたたむことができるのにもかかわらず、直線状のレイアウトを有するものである。従って、複数のコンベア装置15、15a、15b、15c、15dを具備する布類の折り畳み装置10もまた、直線状のレイアウトを有するものである。なお、本実施例では、このように、コンベア装置15、15a、15b、15c、15dを前方向Fから後方向Rに向う方向に対して垂直の方向、すなわち並列に配置することによって、5枚の布類Nの折りたたみ作業を同時に行うことができる(図1参照)。もっとも、この布類の折り畳み装置10は、配置するスペースによって、任意の数量のコンベア装置15、・・・を配置することができる。なお、図1においては布類Nを図示しない。
また、後述するように各コンベア装置15、15a、15b、15c、15dの動作を、同調するように作動させれば、複数の後述する各第1折り部20において、シーツなどのナプキンよりも大なる布類を1回または2回折りたたむことができる。ここで、複数のコンベア装置15、15a、15b、15c、15d、は同一の構成であるために、コンベア装置15について説明し、その他のコンベア装置15a、15b、15c、15dの説明は省略する。
コンベア装置15は、第1折り部20と、回転手段61と、第2折り部70と、を有し、それらを前方向Fから後方向Rに向う方向に一列に、すなわちほぼ直線状に配置することができる。これは、布類の折り畳み装置10を、いわゆるリネン工場に設置する場合に、その装置のレイアウトを直線状にすることができるので、従来の装置のように無駄なスペースを生じることがない。特に装置の代替需要に対応する場合に、すでにその工場に配置されている他の装置との入れ替えを行う際に、その、他の装置を配置していた元のスペースに収めることができる。
第1折り部20は、第1コンベア21と、第1正逆コンベア23と、折りたたみ部26と第2コンベア31と、第2正逆コンベア33と、第2折りたたみ部36と、第3コンベア41とから構成されている。なお、後述するように、第1折り渡し爪29と、第2折り渡し爪39とは、第1折り部20に配置することができる。
第1コンベア21は、布類の折り畳み装置10の前方向Fから後方向Rに向かって配置されており、布類Nを前方向Fから後方向Rに搬送することができる。また、図示しないモータ等の動力によって回転する第1aローラー部21aと、第1bローラー部21bと、第1cローラー部21cと、第1dローラー部21dと、第1eローラー部21eと、を配置し、それら第1aローラー部21aと、第1bローラー部21bと、第1cローラー部21cと、第1dローラー部21dと、第1eローラー部21eとの順に周回するように、帯状を呈する帯部22を、配置して構成する。帯部22は、柔軟性を有し、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置している(図1、2参照)。
また、布類Nの前方向Fから後方向Rへの長さすなわち布類Nの搬送方向すなわち縦方向Tの長さを測定する公知のセンサー22aを具備している。これにより、布類Nの縦方向Tの長さを通過する時間あるいは後述のパルスを計測することによって布類Nを搬送する速度を検出することで、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向に対して、2分する位置または3分する位置を検知して折りたたむための所定のタイミングを計ることができる(図2参照)。
第1正逆コンベア23は、その所定のタイミングで、布類Nを前方向Fから後方向Rに搬送する正回転から、後方向Rから前方向Fにその布類Nを搬送する逆回転に、変更することができる。これは、前述の公知のセンサー22aによって、布類Nの搬送方向における長さすなわち布類Nの縦方向Tの長さを計測し、公知の第2センサー24aによって、その布類Nを縦方向Tに2分する位置または3分する位置を検出することができるので、後述する複数の折りモードによって、布類Nを折る位置を特定することで、一定の期間経過後に正回転から逆回転に変更するものである。なお、本実施例の布類の折り畳み装置10の前工程に配置して布類Nを乾燥させる図示しないロールアイロナーの処理速度と同調させるために、折り畳み装置10における布類Nを搬送する速度を変更する場合がある。そのときは通過する時間を計測するのみでは正確なタイミングを図ることができない。その場合は例えば、公知のセンサー22aと公知の第2センサー24aのいずれか一方または双方によってその布類Nが検出される位置に搬送されると、それらのセンサー22a、24aはオンとなり、同時にパルス計測が開始され布類Nの側縁がそれらのセンサー22a、24aから脱するとそれらのセンサー22a、24aがオフとなるようにパルス計測をすることで搬送する速度を計測し、その所定のタイミングを計ることもできる。
第1正逆コンベア23は、図示しないモータの動力によって回転する第1a正逆ローラー部23aと、第1b正逆ローラー部23bと、を配置し、それら第1a正逆ローラー部23aと、第1b正逆ローラー部23bと、に、柔軟性を有する帯状を呈する第1正逆帯部24を、周回するように配置する。また、その第1正逆帯部24は、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列に配置している(図1、2参照)。
また、第1コンベア21と、第1正逆コンベア23は、所定の間隔25をあけて配置されている。すなわち第1cローラー部21cと、第1a正逆ローラー部23aとの間に所定の間隔25を配置している。折りたたんだ布類Nがその間隔25をスムーズに通過できる隙間であることが好ましい。また、搬送された布類Nをこの間隔25に、押し込んで折り込むための折りたたみ部26が配置されている。この折りたたみ部26として、布類Nに空気を吹き付けて、布類Nを、この間隔25内に押し込むようにする空気を噴出するための噴出管27を配置することができる。また、この折りたたみ部26として折りナイフ部28を配置することができる。この折りナイフ部28は、布類Nに押し当てることによってその布類Nを間隔25内に押し込むことで、その布類Nを折りたたむことができる。折りナイフ部28の構成は、シリンダー部28aと、金属製の薄板で構成されたナイフ部28bとを有し、所定のタイミングでシリンダー部28aが、下降することで、ナイフ部28bが、布類Nを間隔25内に押し込むことができる。
第1折り渡し爪29は、第1コンベア21と、第1正逆コンベア23との間の上記間隔25の間をいわば橋渡し可能に配置する。従って、布類Nが、その間隔25に、入り込まないようにその所定のタイミングで橋渡しする進出位置と、入り込むように橋渡ししない退避位置との進退可能に配置されるものである。これによって、この間隔25が存在していても、この第1折り渡し爪29は、布類Nを第1コンベア21から、第1正逆コンベア23へ、布類Nを渡すように搬送することができる。
すなわち、布類Nの長さをセンサー22aが計測し、公知の第2センサー24aによって、計測した所定のタイミングにおいて、その第1折り渡し爪29は、上記間隔25を渡す進出位置に配置され、布類Nを第1コンベア21から第1正逆コンベア23に搬送することができる。その所定のタイミングの後に、その第1折り渡し爪29は、間隔25上から退避する退避位置に移動しつつ、第1正逆コンベア23の回転が逆回転(後方向Rから前方向Fに布類Nを搬送する方向へ回転)し、上記折りたたみ部26によって、その布類Nを、その間隔25に押し込むことができる。もっとも、第1折り渡し爪29は、第1コンベア21と第1正逆コンベア23とを配置する位置によっては、具備しない場合もある。
第2コンベア31は、第1正逆コンベア23の下方であって、その前方向Fに配置されており、図示しないモータなどの動力によって回転する、第2aローラー部31aと、第2bローラー部31bと、第2cローラー部31cと、第2dローラー部31dと、を配置し、それら第2aローラー部31aと、第2bローラー部31bと、第2cローラー部31cと、第2dローラー部31dとの順に周回するように、柔軟性を有し、かつ帯状を呈する帯部32を、周回するように配置する(図2参照)。また、その第2帯部32は、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列に配置して(図示しない)。
第2正逆コンベア33は、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向に対して、2分する位置または3分する位置を検知して折りたたむための所定のタイミングで、布類Nを後方向Rから前方向Fに搬送する正回転から、前方向Fから後方向Rにその布類Nを搬送する逆回転に、その回転方向を変更することができる。これは、公知の第2センサー24aと公知の第3センサー34aによって、布類Nの搬送方向における長さを計測し、後述する複数の折りモードによって、布類Nをさらに折る位置を規定するためのものである。また、本実施例の布類の折り畳み装置10の前工程に配置して布類Nを乾燥させる図示しないロールアイロナーの処理速度と同調させるために、折り畳み装置10における布類Nを搬送する速度を変更する場合がある。そのときは通過する時間を計測するのみでは正確なタイミングを図ることができない。その場合は例えば、公知の第2センサー24aと第3センサー34aのいずれか一方または双方によってその布類Nが検出される位置に搬送されると、それらのセンサー24a、34aはオンとなり、同時にパルス計測が開始され布類Nの側縁がそれらのセンサー24a、34aから脱するとそれらのセンサー24a、34aがオフとなるようにパルス計測をすることで搬送する速度を計測し、所定のタイミングを計ることもできる。
第2正逆コンベア33は、図示しないモータ等の動力によって回転する第2a正逆ローラー部33aと、第2b正逆ローラー部33bと、を配置する。また、それら第2a正逆ローラー部33aと、第2b正逆ローラー部33bと、に、柔軟性を有する帯状を呈する第3正逆帯部34を、周回するように巻回する。その第3正逆帯部34は、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列に配置している(図示しない)。
また、第2コンベア31と、第2正逆コンベア33は、所定の第2間隔35をあけて配置されている。すなわち第2aローラー部31aと、第2a正逆ローラー部33aとの間に第2間隔35を配置している。折りたたんだ布類Nがその第2間隔35をスムーズに通過できる隙間であることが好ましい。また、搬送された布類Nをこの第2間隔35に、押し込んでさらにその布類Nを折り込むために第2折りたたみ部36が配置されている。この第2折りたたみ部36として、布類Nに空気を吹き付けて第2間隔35内に押し込むようにする第2噴出管37を配置することができる。また、この第2折りたたみ部36として第2折りナイフ部38を配置することができる。この第2折りナイフ部38は、布類Nに押し当てることによってその布類Nを第2間隔35内に押し込むことで、その布類Nを折りたたむことができる。第2折りナイフ部38の構成は、第2シリンダー部38aと、金属製の薄板で構成された第2ナイフ部38bとを有し、所定のタイミングで第2シリンダー部38aが、下降することで、第2ナイフ部38bが、布類Nを第2間隔35内に押し込むことができる。
第2折り渡し爪39は、上記第2間隔35の間をいわば橋渡し可能に配置する。従って、時間あるいは後述のパルスを計測することによって布類Nを搬送する速度を検出することで、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向に対して、2分する位置または3分する位置で、折りたたむための所定のタイミングにおいて、布類Nが、その第2間隔35に入り込まないようにその所定のタイミングで橋渡しする進出位置と、入り込むように橋渡ししない退避位置との進退可能にその第2折り渡し爪39は、配置されるものである。これによって、第2間隔35が存在していても、この第2折り渡し爪39は、布類Nを第2コンベア31から第2正逆コンベア33に搬送することができる。
すなわち、布類Nの長さを公知のセンサー22aと第3センサー34aで計測し、所定のタイミングにおいて、その第2折り渡し爪39は、上記第2間隔35を渡す進出位置に配置され、布類Nを第2コンベア31から第2正逆コンベア33に搬送することができる。その所定のタイミングの後に、その第2折り渡し爪39は、第2間隔35上から退避する退避位置に移動しつつ、第2正逆コンベア33の回転が逆回転し(前方向Fから後方向Rに布類N搬送する方向)、上記第2折りたたみ部36によって、その布類Nを、その第2間隔35に押し込むことができる。もっとも、第2折り渡し爪39は、第2コンベア31と第2正逆コンベア33とを、それぞれ配置する位置によっては、具備しない場合もある。
第3コンベア41は、第2コンベア31の下方に配置され、かつ、第2正逆コンベア33に近接する斜め下方から上昇するように配置され、その、第2正逆コンベア33の後方向Rに配置されている。第3コンベア41は、図示しないモータなどの動力によって回転する第3aローラー部41aと、第3bローラー部41bと、第3cローラー部41cと、を配置し、それら、第3aローラー部41aと、第3bローラー部41bと、第3cローラー部41cとの順に周回するように、柔軟性を有する帯状を呈する第4帯部42を、配置する。また、その第4帯部42は、複数の帯状布で構成され、本実施例においては7本の帯状布を並列に配置している(図示しない)。
第4コンベア51は、第3コンベア41の、後方向Rに配置され、第3コンベア41から搬送された布類Nを前方向Fから後方向Rへ渡すように配置されている。第4コンベア51は、図示しないモータなどの動力によって回転する第4aローラー部51aと、第4bローラー部51bと、を配置し、それら、第4aローラー部51aと、第4bローラー部51bと、に、柔軟性を有する帯状を呈する第4帯部52を、周回するように配置する。また、その第4帯部52は、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列に配置している(図示しない)。また、この第4コンベア51は、後述するように公知の第4センサー52aによって、折りたたまれた布類Nを検知して所定の回転するためのタイミングでその周回する動作を停止することができる。なお、本実施例の布類の折り畳み装置10の前工程に配置して布類Nを乾燥させる図示しないロールアイロナーの処理速度と同調させるために、折り畳み装置10における布類Nを搬送する速度を変更する場合がある。そのときは通過する時間を計測するのみでは正確なタイミングを図ることができない。その場合は例えば、公知の第4センサー52aによってその布類Nが検出される位置に搬送されると、その第4センサー52aはオンとなり、同時にパルス計測が開始され布類Nの側縁がその第4センサー52aから脱するとその第4センサー52aがオフとなるようにパルス計測をすることで搬送する速度を計測し、所定の回転するためのタイミングを計ることもできる。
回転手段61は、回転盤62を上下する昇降シリンダー63と、を有し、回転盤62は、図示しないモータによって、折りたたまれた布類Nを4分の1回転させるためのものである。すなわち搬送された布類Nをほぼ90度回転させるものである。回転手段61は、第4コンベア51のほぼ中央の上方に配置され、第4コンベア51によって布類Nを搬送し、所定のタイミングで第4コンベア51を停止したときに、昇降シリンダー63によって下降した回転盤62をその布類Nに押し付け、その後その回転盤62を回転することによって、その布類Nを回転させることができる。これにより、回転盤62は、布類Nを搬送する方向すなわち前方向Fから後方向Rに倣う布類Nの縦方向Tを、今度は布類Nを搬送する方向すなわち前方向Fから後方向Rに、その布類Nの幅方向Hに倣うように回転させる(布類Nを回転する動作については、図5、6、7参照)。
上記のとおり、第4コンベア51は、所定のタイミングでその周回する動作を停止することができるが、この動作を停止するタイミングを検知する公知の第5センサー65を配置している。この、第5センサー65によって検知した回転するための所定のタイミングで回転手段61における回転盤62を、昇降シリンダー63によって、下降し、布類Nを回転させる。
第2折り部70は、第5コンベア71と、第3正逆コンベア73と、第3折りたたみ部76と第6コンベア81と、第4折りたたみ部86と、第4正逆コンベア91とから構成されている(図1、3参照)。
第5コンベア71は、第4コンベア51の下方に配置され、布類の折り畳み装置10において後方向Rから前方向Fに向って下降するように、傾けて配置されており、布類Nを後方向Rから前方向Fに搬送することができる。また、図示しないモータ等の動力によって回転する第5aローラー部71aと、第5bローラー部71bと、を配置し、それら第5aローラー部71aと、第5bローラー部71bと、を周回するように、帯状を呈する第5帯部72を、配置して構成する(図3参照)。第5帯部72は、柔軟性を有し、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置する(図示しない)。
第3正逆コンベア73は、上記第4コンベア51から布類Nを搬送する速度を検出することで、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向に対して、2分する位置または3分する位置で、折りたたむための所定のタイミングで、その布類Nを前方向Fから後方向Rに搬送する正回転から、後方向Rから前方向Fにその布類Nを搬送する逆回転に、変更することができる。これは、上記公知の第4センサー52aと公知の第5センサー65によって、布類Nの搬送方向における長さを計測し、後述する複数の折りモードによって、布類Nを折る位置を規定するためのものである。第3正逆コンベア73は、図示しないモータなどの動力によって回転する第3正逆ローラー部73aと、73bと、を配置し、それら第3正逆ローラー部73aと、73bと、に、柔軟性を有する帯状を呈する第3正逆帯部74を巻回するように配置して構成することができる。また、第3正逆帯部74は複数の帯状布で構成され、本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置する(図示しない)。また、本実施例の布類の折り畳み装置10の前工程に配置して布類Nを乾燥させる図示しないロールアイロナーの処理速度と同調させるために、折り畳み装置10における布類Nを搬送する速度を変更する場合がある。そのときは通過する時間を計測するのみでは正確なタイミングを図ることができない。その場合は例えば、公知の第4センサー52aと公知の第5センサー65のいずれか一方または双方によってその布類Nが検出される位置に搬送されると、それらのセンサー52a、65はオンとなり、同時にパルス計測が開始され布類Nの側縁がそれらのセンサー52a、65から脱するとそれらのセンサー52、65がオフとなるようにパルス計測をすることで搬送する速度を計測し、所定のタイミングを計ることもできる。
第6コンベア81は、第3正逆コンベア73の下方かつ前方向Fであって、第5コンベア71の下方に配置されている。第6コンベア81は、図示しないモータなどの動力によって回転する第6ローラー部81aと、81bと81cと、81dと、81eと、を配置し、それら、第6ローラー部81aと、81bと、81eと、の順に周回するように、柔軟性を有する帯状を呈する第6帯部82を、配置して構成することができる。また、第6帯部82は複数の帯状布で構成され、本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置する(図示しない)。
第3正逆コンベア73と、第5コンベア71との間に、所定の第3間隔75をあけて配置されている。すなわち、第5aローラー部71aと、第3正逆ローラー部73aとの間に第3間隔75を配置している。折りたたんだ布類Nがその第3間隔75をスムーズに通過できる隙間であることが好ましい。また、搬送された布類Nをこの第3間隔75に、押し込んで折り込むために第3折りたたみ部76が配置されている。第3折りたたみ部76として、第3間隔75内に押し込むように布類Nに空気を吹き付ける第3噴出管77を配置することができる。また、この第3折りたたみ部76として第3折りナイフ78を配置することができる。第3折りナイフ部78の構成は、第3シリンダー部78aと、金属製の薄板で構成された第3ナイフ部78bとを有し、所定のタイミングで第3シリンダー部78aが、下降することで、第3ナイフ部78bが、布類Nを第3間隔75内に押し込むことができる。
第6コンベア81と隣接する第4正逆コンベア91は、布類Nを搬送する速度を検出することで、その布類Nを、搬送する方向に倣う方向に対して、2分する位置または3分する位置で、折りたたむための所定のタイミングで、布類を後方向Rから前方向Fに布類を搬送する正回転から、前方向Fから後方向Rに布類を搬送する逆回転に、変更することができる。これは、公知の第6センサー84によって、布類Nの搬送方向における長さを計測し、後述する複数の折りモードによって、布類Nを折る位置を規定することができる。第4正逆コンベア91は、図示しないモータなどの動力によって回転する第4正逆ローラー部91aと、91bと、91cと、91dとを配置し、それら第4正逆ローラー部91aと、91bと、91cと、91dと、に、柔軟性を有する帯状を呈する第4正逆帯部92を巻回し、その第4正逆帯部92を配置して構成することができる。また、第4正逆帯部92は複数の帯状布で構成され、本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置する(図示しない)。なお、本実施例の布類の折り畳み装置10の前工程に配置して布類Nを乾燥させる図示しないロールアイロナーの処理速度と同調させるために、折り畳み装置10における布類Nを搬送する速度を変更する場合がある。そのときは通過する時間を計測するのみでは正確なタイミングを図ることができない。その場合は例えば、公知の第6センサー84によってその布類Nが検出される位置に搬送されると、その第6センサー84はオンとなり、同時にパルス計測が開始され布類Nの側縁がその第6センサー84から脱するとその第6センサー84がオフとなるようにパルス計測をすることで搬送する速度を計測し、所定のタイミングを計ることもできる。
また、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91は、所定の第4間隔85をあけて配置されている。すなわち、第6aローラー部81aと、第4正逆ローラー部91aとの間に第4間隔85を配置している。折りたたんだ布類Nがその第4間隔85をスムーズに通過できる隙間であることが好ましい。また、搬送された布類Nをこの第4間隔85に、押し込んで折り込むために第4折りたたみ部86が配置されている。この第4折りたたみ部86として、第4間隔85内に押し込むように布類Nに空気を吹き付ける第4噴出管87を配置することができる。また、この第4折りたたみ部86として第4折りナイフ88を配置することができる。第3折りナイフ部88の構成は、第4シリンダー部88aと、金属製の薄板で構成された第4ナイフ部88bとを有し、所定のタイミングで第4シリンダー部88aが、下降することで、第4ナイフ部88bが、布類Nを第4間隔85内に押し込むことがで、その布衣類Nを折りたたむことができる。なお、上記の間隔25、第2間隔35、第3間隔75、第4間隔85はそれぞれ布類Nが通過スムーズ通過できる間隔が好ましい。すなわち布類Nは、たとえば薄手のナプキンから厚手の毛布類にいたるまでその厚さは様々であり、また折りたたむに従って徐々に厚さが増すので、その対象に合わせて適切にその間隔を設定することができる。
第6コンベア81によって搬送された布類Nは、積載部100に搬送される。積載部100は、折りたたんだ布類Nを、搬送して積み上げるためのもので、一定量の布類Nを積み上げて装置外へ搬出するためのものである。積載部100は、ブレーキ部110と、ブレーキシリンダー111と、第6コンベア81を上下動させるための上下シリンダー112と、第7コンベア115とを有する(図4参照)。
また、さらに、第1開閉扉121と第2開閉扉122と、それらを開閉させる開閉シリンダー123と、第7コンベア115をリフトアップさせるための第7リフトアップシリンダー124と、第7コンベア115をリフトアップさせるための第7リフトアップシリンダー124を所定の位置で上下動させるための上下動センサー125、ローラーコンベア130と、テーブル135とを有する。テーブル135は、上記第1折り部20において折りたたまれた布類Nを排出するためのものである(図4参照)。
なお、第7コンベア115は、第6コンベア81の下方に配置され、布類の折り畳み装置10の前方向Fから後方向Rに搬送するように配置されており、布類Nを前方向Fから後方向Rに搬送することができる。また、第7コンベア115は、図示しないモータ等の動力によって回転する第7aローラー部115aと、第7bローラー部115bと、を配置し、それら第7aローラー部115aと、第7bローラー部115bと、を周回するように、帯状を呈する第7帯部116を、配置して構成する。第7帯部116は、柔軟性を有し、複数の帯状布で構成され本実施例においては7本の帯状布を並列、すなわち前方向Fから後方向Rにおいて垂直方向に配置する(図示しない)。
折りたたまれた布類Nを、ブレーキ部110によって下方に押し下げると共に、その下方に、第1開閉扉120と第2開閉扉121と配置されており、布類Nを下方に押し下げるタイミングで、それらが開閉し、折りたたまれた布類Nが第7コンベア115に落下し、その第7コンベア115によってローラーコンベア130に搬送され折りたたまれた布類Nが積み上げられる(図4参照)。
布類Nを折りたたむ方法について以下のとおり説明する。布類Nは縦方向Tと、それと交差する幅方向Hを有する。
第1折り部20は、布類Nを、縦方向Tを2分する位置t1で1回折りたたむことができる。これを1回折り工程S1とする。次に折りたたんだ布類Nを、回転手段61によって、縦方向Tが短くなった布類Nを、ほぼ90度回転させる。これにより、折られて短くなった布類Nの縦方向Tを、横にし、もともとの布類Nにおける幅方向Hを搬送する方向に倣うように回転する。これを第1回転工程S2とする。
その後、上記1回折り工程によって折りたたんだ布類Nを、さらに、第2折り部70において、もともとの幅方向Hを2分する位置h1で1回折りたたむことができる。これを第2の1回折り工程S3とする。また、第2折り部70は、もともとの幅方向Hを3分する位置h2、h3において、1回目はそのh2を折りたたみ、2回目はその位置h3を折りたたむことができる。これを第2フレンチ折工程S4とする。さらに、第1折り部20は、もともとの幅方向Hを2分する位置h4で1回折りたたみ、さらにその2分の一に折りたたまれた布類Nをさらにもともとの幅方向Hを2分する位置h5、h6が重なった状態で折りたたむことができる。これを第2の4つ折り工程S5とする(図5参照)。
また、布類Nを折りたたむ他の方法について以下のとおり説明する。
第1折り部20は、1回目は縦方向Tを3分の1の位置である位置t10で布類Nを折りたたみ、2回目はその3分の2の位置である位置t20で、その布類Nをさらに折りたたむ。これをいわゆるフレンチ折工程S10とする。次に折りたたんだ布類Nを、回転手段61によって、縦方向Tが短くなった布類Nを、ほぼ90度回転させる。これにより、折られて短くなった布類Nの縦方向Tを横にし、もともと幅方向Hを搬送する方向に倣うように90度回転する。これを第2回転工程S20とする。
その後、上記フレンチ折工程S10で折りたたんだ布類Nを、さらに、第2折り部70において、もともとの幅方向Hを2分する位置h10で1回折りたたむことができる。これを第2の1回折り工程S30とする。また、第2折り部70は、もともとの幅方向Hを3分する位置h20において、1回目はその3分の1でその布類Nを折りたたみ、2回目はその3分の2の位置h30でその布類Nをさらに折りたたむことができる。これを第2フレンチ折工程S40とする。さらに、第1折り部20は、もともとの幅方向Hを2分する位置h40で1回折りたたみ、さらにその2分の一に折りたたまれた布類Nをさらにもともとの幅方向Hを2分する位置h50、h60が重なった状態で折りたたむことができる。これを第2の4つ折り工程S50とする(図6参照)。
また、さらに、布類Nを折りたたむ別の方法について以下のとおり説明する。
第1折り部20は、縦方向Tを2分する位置t100で1回折りたたみ、さらにその2分の一に折りたたまれた布類Nをさらに縦方向Tを2分する位置t200、t300で折りたたむ。これを4つ折り工程S100とする。上記4つ折り工程S100によって折りたたんだ布類Nを、回転手段61によって、縦方向Tが短くなった布類Nを、ほぼ90度回転させる。これにより、折られて短くなった布類Nの縦方向Tを、横にし、もともと幅方向Hを搬送する方向に倣うように回転する。これを第3回転工程S200とする。
その後、上記4つ折り工程によって折りたたんだ布類Nを、さらに、第2折り部70において、もともとの幅方向Hを2分する位置h100で1回折りたたむことができる。これを第2の1回折り工程S300とする。また、第2折り部70は、布類Nのもともとの幅方向Hを3分の1の位置h200を折りたたみ、2回目はその3分の2の位置h300を折りたたむ.これはいわゆる第2フレンチ折工程S400とする。さらに、第1折り部20は、もともとの幅方向Hを2分する位置h400で1回折りたたみ、さらにその2分の一に折りたたまれた布類Nをさらにもともとの幅方向Hを2分する位置h500、h600が重なった状態で折りたたむことができる。これを第2の4つ折り工程S500とする(図7参照)。
このように第1折り部20は、3種類の折り方が存在し、第2折り部70でも同様に3種類の折り方が存在するので、9種類の折り方を実施することができる。さらに、第1折り部20のみの折り方すなわち、1回折り工程S1と、上記フレンチ折工程S10と、4つ折り工程S100と、を含めれば、12種類の折り方を実施することができる(図5、6、7参照)。従って、本実施例の布類の折り畳み装置10はこのように12種類の異なる布類Nの折りたたみモードを有している。
次に、本実施例の布類の折り畳み装置10における布類Nを折りたたむ動作について説明する。ここで図8から図16において、Aは布類の折り畳み装置10の布類Nに対する動作を示し、Bはそのときの布類Nに対する折り畳み装置10の作用効果を示すものであり、布類Nを上方から見た平面視の状態を示すものである。また、それぞれ図面左方向を前方向Fとし、図面右方向を後方向Rとする。
第1折り部20における1回折り工程S1における布類Nは、縦方向Tを2分する位置t1で1回折りたたむために、第1コンベア21上に配置された布類Nを、前方向Fから後方向R方向に搬送する(図8(1)、AB参照)。次にこのとき、あらかじめ図示しない2つ折りモード(布類Nを2つに折るためのモード)を選択しているので、第1折り渡し爪29は退避位置に配置されている。従って、間隔25を、布類Nが通過する。このとき第2折り渡し爪39は進出位置に配置されている(図5、図8(2)、AB参照)。
間隔25を通過した布類Nは、第2コンベア31上に配置される。ここで、この布類Nは、上記センサー22a及び第2センサー24aによってその布類Nの縦方向Tの長さと搬送する速度を、計測しているために、その搬送されている布類Nの、縦方向Tの長さの2分する位置t1が、第2間隔35上に搬送されるタイミングで、上記第2間隔35を渡す進出位置に配置されていた第2折り渡し爪39が退避位置に移動する。また、これと共に、第2正逆コンベア33上に、縦方向Tを2分するように布類Nが載置されたタイミングで(図8(3)、AB参照)、今度はその、第2正逆コンベア33が、逆回転(前方向Fから後方向Rに向かって布類Nを搬送する方向に回転)する。さらにそれと同時に、この第2折りたたみ部36における第2噴出管37から圧縮空気が噴出され、第2折りナイフ部38によってその布類Nの2分した位置t1を第2間隔35内に押し込み、布類Nを2つ折りする(図5、図8(4)、AB参照)。
その後、第3コンベア41によってその2つ折りした布類Nを搬送するともに、その第3コンベア41と第2コンベア31とによってその布類Nが2つ折りされた状態のまま挟まれることで、確実に折り作業をすることができる(図5、図9(5)、AB参照)。その後第4コンベア51に受け渡された布類Nは、回転手段61における回転盤62の直下に位置し、その第4コンベア51の回転が停止すると共に回転手段61における回転盤62は、昇降シリンダー63によって下降する(図5、図9(6)、AB参照)。尚、布類Nを2つ折りのみの場合は回転手段61において、その布類Nを回転させることなく、第5コンベア71と、第3間隔75と、第6コンベア81と第4間隔85を経由してローラーコンベア130上に搬送される。
昇降シリンダー63によって下降した回転盤62は、布類Nを第4コンベア51と挟みつつ回転盤を90度回転させる(図5、図9(7)、AB参照)。そのとき布類Nは、その進行方向に対し90度回転し、縦方向Tを横にし、幅方向Hを、前方向Fから後方向Rに倣うように回転する。
その後、回転手段61における回転盤62が上昇し、さらに停止していた第4コンベア51が再び始動する(図9(8)、AB参照)。
第4コンベア51上に配置された布類Nを、前方向Fから後方向R方向に搬送すると共に、2つ折りモード(布類Nを2つに折るためのモード)を選択しているので、第3間隔75を布類Nが通過する。さらに、2つ折りされた布類Nは、第5コンベア71と第6コンベア81とによって挟まれつつ、後方向Rから前方向Fに向かって搬送される(図10(9)、AB参照)。
第6コンベア81上に搬送された布類Nは、第4間隔85を通過し、第4正逆コンベア91上に差し掛かる(図10(10)、AB参照)。
布類Nの、幅方向Hの長さの2分する位置h1が、第4間隔85上に搬送されるタイミングで、すなわち、第4正逆コンベア91上に、幅方向Hを2分した布類Nが載置された状態で、第4正逆コンベア91が、逆回転する。さらにそれと同時に、この第4折りたたみ部86における第4噴出管87から圧縮空気が噴出され、第4折りナイフ部88によってその布類Nの幅方向Hの2分した位置h1を第4間隔85内に押し込み、布類Nをさらに2つ折りする(図10(11)、AB参照)。さらに2折りされた布類Nは、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91とに挟まれ、さらに布類Nを2折りされた状態を確実にする(図5、図10(12)、AB参照)。
その後、コンベア81によって、搬送された布類Nは、閉じた状態の第1開閉扉121および第2開閉122に搬送される。さらに、閉じた状態の第1開閉扉121および第2開閉122が、開閉シリンダー123によって開くと共に(図11(13)、AB参照)ブレーキ部110によって布類Nを下方に押し下げるので、その布類Nは第7コンベア115上に落下する(図11(14)、AB参照)。第7コンベア115上に落下した布類Nは、その第7コンベア115によって、搬送され、ローラーコンベア130に移動する(図11(15)、AB参照)。
次に、本実施例の布類の折り畳み装置10における布類Nをフレンチ折にし、その後、さらにフレンチ折りする動作について説明する。
第1折り部20におけるフレンチ折工程S10における布類Nは、縦方向Tを3分する位置t10と位置t20と、を2回折りたたむことができる。第1コンベア21上に配置された布類Nを、前方向Fから後方向R方向に搬送する(図6、図12(16)、AB参照)。このとき、あらかじめ図示しないフレンチ折モードを選択しているので、第1折り渡し爪29は進出位置に配置されている。従って、布類Nの一部は間隔25を渡り、第1正逆コンベア23上に配置される(図12(17)、AB参照)。
布類Nの縦方向Tを3分する位置t10が、間隔25上に差し掛かるタイミングで、第1正逆コンベア23が逆回転(後方向Rから前方向Fに向かって布類Nを搬送する方向に回転)し、第1折り渡し爪29は退避位置に配置されると共に、布類Nに対して、折りたたみ部26における噴出管27から圧縮空気が噴出され、それと折りナイフ部28によってその布類Nの3分した位置t10を間隔25内に押し込み、布類Nを位置t10において2つに折る(図6、図12(18)、AB参照)。
間隔25を通過した布類Nは、第2コンベア31上に配置される。ここで、この布類Nは、上記センサー22a及び第2センサー24aによってその布類Nの縦方向Tの長さと搬送する速度を、計測しているために、その搬送されている布類Nの、縦方向Tの長さの3分する位置t20が、第2間隔35上に搬送されるタイミングで、上記第2間隔35を渡す進出位置に配置されていた第2折り渡し爪39が退避位置に移動する。また、これと共に、第2正逆コンベア33上に、縦方向Tをさらに3分した布類Nにおける位置t20が載置されたタイミングで(図6、図12(19)、AB参照)、今度はその、第2正逆コンベア33が、逆回転(前方向Fから後方向Rに向かって布類Nを搬送する方向に回転)する。さらにそれと同時に、この第2折りたたみ部36における第2噴出管37から圧縮空気が噴出され、第2折りナイフ部38によってその布類Nの位置t20を第2間隔35内に押し込み(図6、図13(20)、AB参照)、布類Nを位置t20においてさらに2つに折り、フレンチ折をする。
その後、第3コンベア41によってそのフレンチ折りした布類Nを搬送するともに、その第3コンベア41と第2コンベア31とによってその布類Nがフレンチ折りされた状態のまま挟まれることで、確実に折り作業をすることができる(図13(21)、AB参照)。その後第4コンベア51に受け渡された布類Nは、回転手段61における回転盤62の直下に位置し、その第4コンベア51の回転が停止すると共に回転手段61における回転盤62は、昇降シリンダー63によって下降する(図13(22)、AB参照)。
回転盤62は昇降シリンダー63によって下降し、布類Nをその回転盤62と第4コンベア51とで挟む。(図6、図13(23)、AB参照)。その回転盤62と第4コンベア51とで挟まれた布類Nは、回転盤62の回転により、その進行方向を90度回転される。すなわち、布類Nは、縦方向Tを横にし、幅方向Hを、進行方向すなわち前方向Fから後方向R方向に倣うように回転する。
その後、回転手段61における回転盤62が上昇し、さらに停止していた第4コンベア51が再び始動する(図14(24)、AB参照)。
第4コンベア51上に配置された布類Nを、前方向Fから後方向R方向に搬送すると共に、フレンチ折りモードを選択しているので、第3間隔75を布類Nが渡る(図14(25)、AB参照)。
布類Nの、幅方向Hの長さの3分する位置h20が、第3間隔75上に搬送されるタイミング、すなわち、第3正逆コンベア73上に、布類Nにおける幅方向Hを3分したうちの2が載置された状態で(図6、図14(26)、AB参照)、第3正逆コンベア73が、逆回転(後方向Rから前方向Fに向かって布類Nを搬送する方向に回転)する。さらにそれと同時に、この第3折りたたみ部76における第3噴出管77から圧縮空気が噴出され、第3折りナイフ部78によってその布類Nの幅方向Hの3分した位置h20を第3間隔75内に押し込み、布類Nをさらに2つに折る。さらに2つ折りされた布類Nは、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91とに挟まれ、さらに2つに折られた状態を確実にする(図6、図14(27)、AB参照)。
さらに、フレンチ折りされた布類Nは、第5コンベア71と第6コンベア81とによって挟まれつつ、後方向Rから前方向Fに向かって搬送される(図15(28)、AB参照)。
第6コンベア81上に搬送された布類Nは、第4間隔85を渡り、第4正逆コンベア91上に差し掛かる。
布類Nの、幅方向Hの長さの3分する位置h30が、第4間隔85上に搬送されるタイミングで、すなわち、第4正逆コンベア91上に布類Nの幅方向Hを3分したうちの2が載置された状態で、第4正逆コンベア91が、逆回転(前方向Fから後方向Rに向かって布類Nを搬送する方向に回転)する。さらにそれと同時に、この第4折りたたみ部86における第4噴出管87から圧縮空気が噴出され、第4折りナイフ部88によってその布類Nの幅方向Hの3分した位置h30を第4間隔85内に押し込み、布類Nをさらに2つに折る(図6、図15(29)、AB参照)。さらに2つの折られた布類Nは、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91とに挟まれ、さらに2つに折られた状態を確実にする(図15(30)、AB参照)。
その後、コンベア81によって、搬送された布類Nは、閉じた状態の第1開閉扉121および第2開閉122に搬送される(図15(31)、AB参照)。さらに、閉じた状態の第1開閉扉121および第2開閉122が、開閉シリンダー123によって開くと共にブレーキ部110によって布類Nを下方に押し下げるので、その布類Nは第7コンベア115上に落下する(図16(32)、AB参照)。布類Nは第7コンベア115上に落下するとともに、その第7コンベア115が、第7リフトアップシリンダー124によって下降しつつ、その第7コンベア115によって、搬送され、ローラーコンベア130に移動する(図16(33)、AB参照)。
このように、第1折り部20によって折った布類Nは、折られた状態のまま、上述のいずれかのコンベアによって挟まれつつその折った布類Nを搬送するので、布類Nに対して確実に布類Nを2折りまたはフレンチ折り、さらには4つ折りすることができる。また、従来の装置では必要とされた、布類Nを折るための搬送方向に長い左右一対のフレンチ折ゲージを必要とせず、布類Nの中心を感知する機構や、ゲージの幅を調整する機構が必要なく、比較的簡潔な構造とすることができる。
さらに4つ折について説明すると、布類Nを縦方向Tに半分に折った布類Nをさらに半分に折ったものであるので、工程としては上記フレンチ折りとほぼ同様であり、間隔25に押しこむタイミングを布類Nの縦方向Tの半分の位置t100の位置で行い、さらに縦方向Tの長さが半分になった位置t200および位置t300、をさらに第2間隔35に押しこむことで、その布類Nを4つ折りすることができる(図7、S100参照)。
上記のとおり4つ折りした布類Nをさらに2つ折りする工程とフレンチ折りする工程は上記のとおりである。なお、4つ折りした布類Nをさらに4つ折りする場合は、4つ折りにそれぞれ折りたたんだ布類Nを、回転手段61によって、布類Nを、ほぼ90度回転させる。これにより、当初布類Nに置ける幅方向Hであった部分を搬送する方向に倣うように配置する(図7、S200参照)。
布類Nの、幅方向Hの長さの2分する位置h400が、第3間隔75上に搬送されるタイミング、すなわち、第3正逆コンベア73上に、布類Nにおける幅方向Hを2分した位置h400が載置された状態で、第3正逆コンベア73が、逆回転(後方向Rから前方向Fに向かって布類Nを搬送する方向に回転)すると同時に、この第3折りたたみ部76における第3噴出管77から圧縮空気が噴出され、第3折りナイフ部78によってその布類Nの幅方向Hの2分した位置h400を第3間隔75内に押し込み、布類Nをさらに2つ折りする。この、さらに2折りされた布類Nは、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91とに挟まれ、さらに2折りされた状態を確実にする。
布類Nの、幅方向Hの長さをさらに2分する位置h500、h600が重なった状態において、第4間隔85上に搬送されるタイミングで、第4正逆コンベア91が、逆回転する(前方向Fから後方向Rに向かって布類Nを搬送する方向に回転)。さらにそれと同時に、この第4折りたたみ部86における第4噴出管87から圧縮空気が噴出され、第4折りナイフ部88によってその布類Nの幅方向Hの2分した位置h500、h600を第4間隔85内に押し込み、布類Nをさらに2つ折りし、合計で四つ折りする(図7、S500参照)。さらに2折りされた布類Nは、第6コンベア81と、第4正逆コンベア91とに挟まれ、そのさらに4折りされた状態を確実にする。
このように、本実施例における布類の折り畳み装置10は、コンベア装置15、15a、15b、15c、15d、を有し、各コンベア装置15・・・・・において、それぞれの布類Nを個別に折りたたむことができる。また、第1折り部20における第1コンベア21と、第1正逆コンベア23とを同調するように作動させると、複数のコンベア装置15、15a・・・にまたがるような幅の広い布類について、第1折り部20において、1回折り、フレンチ折、4つ折りすることができる。
10 布類の折り畳み装置
15 15a 15b 15c 15d コンベア装置
20 第1折り部
21 第1コンベア
22a 公知のセンサー
23 第1正逆コンベア
24a 公知の第2センサー
25 間隔
26 折りたたみ部
29 第1折り渡し爪
31 第2コンベア
33 第2正逆コンベア
34a 公知の第3センサー
35 第2間隔
36 第2折りたたみ部
39 第2折り渡し爪
51 第4コンベア
52a 公知の第4センサー
61 回転手段
62 回転盤
63 昇降シリンダー
65 公知の第5センサー
70 第2折り部
71 第5コンベア
73 第3正逆コンベア
75 第3間隔
76 第3折りたたみ部
81 第6コンベア
84 公知の第6センサー
85 第4間隔
86 第4折りたたみ部
91 第4正逆コンベア
N 布類
T 縦方向
H 幅方向
F 前方向
R 後方向

Claims (6)

  1. 搬送する方向に倣う縦方向とその縦方向に直交する幅方向を有する布類を、その縦方向を2分する位置または3分する位置で折りたたむことができる第1折り部と、
    前記第1折り部によって折りたたまれた布類を、前方向から後方向に搬送してさらに折りたたむためにその布類の搬送する方向を縦方向から幅方向に回転することができる回転手段と、を具備する布類折りたたみ装置。
  2. 前記回転手段によって回転した布類の幅方向をさらに2分する位置または3分する位置に折りたたむことができる第2折り部と、を有する請求項1記載の布類折りたたみ装置。
  3. 前記第1折り部は、布類を前方向から後方向に搬送する第1コンベアと、
    前記第1コンベアから搬送された布類をさら前方向から後方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第1正逆コンベアと、
    前記第1コンベアと、前記第1正逆コンベアの間に、搬送された上記布類を折り込むために配置された第1折りたたみ部と、
    前記第1正逆コンベアによって、搬送された布類を後方向から前方向に搬送する第2コンベアと、
    前記第2コンベアから搬送された布類を後方向から前方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第2正逆コンベアと、
    前記第2コンベアと、前記第2正逆コンベアの間に、搬送された上記布類をさらに折り込むために配置された第2折りたたみ部と、を有する請求項1または2記載の布類折りたたみ装置。
  4. 前記第2折り部は、
    前記回転手段によって回転された布類を前方向から後方向に搬送する第3コンベアと、
    前記第3コンベアから搬送された布類をさら前方向から後方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第3正逆コンベアと、
    前記第3コンベアと、前記第3正逆コンベアの間に、搬送された上記布類を折り込むために配置された第3折りたたみ部と、
    前記第3正逆コンベアによって、搬送された布類を後方向から前方向に搬送する第4コンベアと、
    前記第4コンベアから搬送された布類を後方向から前方向に搬送し、所定のタイミングで、逆回転する第4正逆コンベアと、
    前記第4コンベアと、前記第4正逆コンベアの間に、搬送された上記布類をさらに折り込むために配置された第4折りたたみ部と、を有する請求項2または3記載の布類折り畳み装置。
  5. 前記第1コンベアと、前記第1正逆コンベアとの間の間隔を渡すための第1折り渡し爪と、をさらに配置した請求項3または4記載の布類折り畳み装置。
  6. 前記第2コンベアと、前記第2正逆コンベアとの間の間隔を渡すための第2折り渡し爪と、をさらに配置した請求項3から5いずれか1項記載の布類折り畳み装置。
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