JPWO2018055930A1 - 光コネクタフェルール及び光コネクタ - Google Patents

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真樹 大村
道志 岡
道志 岡
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勉 鎌田
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Abstract

第1端及び第2端と、第1端及び第2端の間において第1の方向に延在する外面とを備える光コネクタフェルールを開示する。この光コネクタフェルールは、第2端に設けられる開口と、開口から第1端に向けて延び、複数の光ファイバが一括して挿入可能な導入孔と、導入孔の第1の方向における第1端側の先端部から第1端まで貫通し、複数の光ファイバがそれぞれ挿入される複数の光ファイバ孔と、外面に開口し且つ導入孔に繋がっており、接着剤が注入される窓と、を備えている。窓の外面側の第1の開口は、窓の導入孔側の第2の開口よりも大きい。窓の内壁は、該内壁の周方向に沿って設けられる第1の面を含み、第1の面は、外面に直交する第2の方向において、外面に対して導入孔側に位置し、且つ、外面側に向いている。

Description

本発明は、光コネクタフェルール及び光コネクタに関する。
本出願は、2016年9月23日出願の日本出願第2016−185400号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用する。
特許文献1は、光コネクタフェルール付き光ファイバの製造方法を開示する。この光コネクタフェルール付き光ファイバの製造方法では、被覆が剥かれた複数の光ファイバテープ心線が、光コネクタフェルール内に挿入される。光コネクタフェルールには、接着剤を充填するための窓が設けられている。この窓の形状及び位置が調整されることにより、この窓には、光ファイバテープ心線の剥き際が配置されるべき基準範囲が示されている。作業者は、この窓から光ファイバテープ心線の剥き際の位置を見ることができる。作業者は、光ファイバテープ心線の剥き際の位置が基準範囲であることを確認しながら、光ファイバテープ心線の挿入作業を行う。
特開2011−107633号公報
本開示の光コネクタフェルールは、第1の方向において互いに対向するように設けられる第1端及び第2端と、第1端及び第2端の間において第1の方向に延在する外面と、第2端に設けられる開口と、開口から第1端に向けて延び、複数の光ファイバが一括して挿入可能な導入孔と、導入孔の第1の方向における第1端側の先端部から第1端まで貫通し、複数の光ファイバがそれぞれ挿入される複数の光ファイバ孔と、外面に開口し且つ導入孔に繋がっており、接着剤が注入される窓と、を備える。窓の外面側の第1の開口は、窓の導入孔側の第2の開口よりも大きい。窓の内壁は、該内壁の周方向に沿って設けられる第1の面を含み、第1の面は、外面に直交する第2の方向において、外面に対して導入孔側に位置し、且つ、外面側に向いている。
本開示の光コネクタは、上記の光コネクタフェルールと、開口から導入孔及び複数の光ファイバ孔に挿入され、窓から注入される接着剤によって導入孔及び複数の光ファイバ孔に固定される複数の光ファイバと、を備える。
図1は、一実施形態による光コネクタフェルールの上面図である。 図2は、図1に示す光コネクタフェルールのII−II線に沿った断面図である。 図3Aは、図1に示された光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図3Bは、図3Aに示された光コネクタフェルールの窓のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、一実施形態による光コネクタの構成を示す側断面図である。 図5Aは、一実施形態による光コネクタフェルールに接着剤が注入されたときのフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図5Bは、図5Aに示すフェルールの窓のV−V線に沿った断面図である。 図6Aは、第1変形例による光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図6Bは、図6Aに示す光コネクタフェルールの窓のVI−VI線に沿った断面図である。 図7Aは、第2変形例による光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図7Bは、図7Aに示す光コネクタフェルールの窓のVII−VII線に沿った断面図である。 図8Aは、第3変形例による光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図8Bは、図8Aに示す光コネクタフェルールの窓のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図9Aは、第4変形例による光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図9Bは、図9Aに示す光コネクタフェルールの窓のIX−IX線に沿った断面図である。 図10Aは、一実施形態による光コネクタフェルールの窓の形状の例を示す図である。 図10Bは、一実施形態による光コネクタフェルールの窓の形状の例を示す図である。 図10Cは、一実施形態による光コネクタフェルールの窓の形状の例を示す図である。 図10Dは、一実施形態による光コネクタフェルールの窓の形状の例を示す図である。 図11Aは、従来の光コネクタフェルールに接着剤が注入されたときの光コネクタフェルールの窓を拡大して示す上面図である。 図11Bは、図11Aに示す光コネクタフェルールの窓のXI−XI線に沿った断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
複数の光ファイバを光コネクタフェルールに収容する構成を備える光コネクタを製造する際、光コネクタフェルール内に複数の光ファイバが挿入された後に、複数の光ファイバが光コネクタフェルールに固定される必要がある。そこで、光コネクタフェルール内に接着剤を注入するための窓(フェルール窓)が、光コネクタフェルールの外面に開口している。例えばシリンジによって接着剤が窓から光コネクタフェルール内に注入されることによって、複数の光ファイバが光コネクタフェルールに固定される。このとき、接着剤が窓から光コネクタフェルールの外面にあふれ出た場合には、あふれ出た接着剤を外面から取り除く工程が必要になる。あふれ出た接着剤が光コネクタフェルールの外面に残ってしまった場合には、光コネクタフェルールがハウジング内に浮いた(フローティング)状態で保持される際に、接着剤がハウジングに干渉することによってフローティングの機能を損なう恐れがある。この場合、この光コネクタフェルールを備える光コネクタの接続性能が劣化する恐れがある。更には、光コネクタフェルールの外面が研磨台の基準面に精度良く沿わないので、光コネクタフェルールの接続端面を精度良く研磨することが困難になる。したがって、光コネクタフェルール内に注入される接着剤の量は、窓から光コネクタフェルールの外面にあふれ出ないように調節(制御)されることが望ましい。
しかしながら、窓の大きさは極めて小さく、且つ、光コネクタフェルール内に注入される接着剤は極めて微量であるので、この接着剤の量を調整することは極めて困難である。また、窓の大きさを大きくすると、光コネクタフェルールの成形加工後において光コネクタフェルールに反りが発生してしまう恐れがある。なぜなら、光コネクタフェルールの外面に対向する面には、窓のように開口した部分は設けられないので、当該面と外面とで熱収縮量が大きく異なるからである。特許文献1に記載された光コネクタフェルール付き光ファイバの製造方法は、光ファイバテープ心線を適切な位置に配置するために接着剤を充填するための窓の形状及び位置を調整するものであり、上記のような問題を解決するものではない。
本開示は、接着剤を注入するための窓から外面上に接着剤が乗り上げることを抑えることができる光コネクタフェルール及び光コネクタを提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示による光コネクタフェルール及び光コネクタによれば、接着剤を注入するための窓から外面上に接着剤が乗り上げることを抑えることができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態に係る光コネクタフェルールは、第1の方向において互いに対向するように設けられる第1端及び第2端と、第1端及び第2端の間において第1の方向に延在する外面と、第2端に設けられる開口と、開口から第1端に向けて延び、複数の光ファイバが一括して挿入可能な導入孔と、導入孔の第1の方向における第1端側の先端部から第1端まで貫通し、複数の光ファイバがそれぞれ挿入される複数の光ファイバ孔と、外面に開口し且つ導入孔に繋がっており、接着剤が注入される窓と、を備え、窓の外面側の第1の開口が、窓の導入孔側の第2の開口よりも大きく、窓の内壁は、該内壁の周方向に沿って設けられる第1の面を含み、第1の面は、外面に直交する第2の方向において、外面に対して導入孔側に位置し、且つ、外面側に向いている。
上記の光コネクタフェルールを用いて光コネクタを製造する際には、複数の光ファイバが開口から導入孔及び複数の光ファイバ孔に挿入された後に、窓から接着剤が注入される。この接着剤によって、複数の光ファイバが、導入孔及び複数の光ファイバ孔に固定される。ここで、第1の開口が第2の開口よりも大きく、且つ、外面側に向いた第1の面が、外面に対して導入孔側に位置しているので、第1の面上には、第1の面に乗り上げた接着剤を収容する空間が確保される。これにより、導入孔からあふれた接着剤が外面に乗り上げることを抑えることができる。したがって、外面から接着剤を取り除く工程に要する時間を短縮することができる。また、第1の面の位置(例えば、第1の面を構成する辺のうち他の辺よりも導入孔に近い辺の位置)を目安に、接着剤の量を調整することによって接着剤の量を抑えることができる。これにより、接着剤の硬化時における体積変化による応力(収縮応力)を小さく抑えることができるので、光コネクタフェルールの変形を小さく抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、窓の内壁が、外面と第1の面とを繋ぐ第2の面を更に含んでもよく、外面と第1の面とがなす角度は、外面と第2の面とがなす角度よりも小さくてもよい。このような第2の面を外面と第1の面との間に設けることによって、第1の面に乗り上げた接着剤が外面に乗り上げ難くなる。これにより、接着剤が外面に乗り上げることを更に抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、第1の面は、外面と平行であってもよいし、第1の面は、外面に対して傾斜してもよい。これにより、上記の光コネクタフェルールの窓を好適に実現することができる。また、第1の面が外面に対して傾斜している場合には、第1の面の外面に対する傾斜の角度は、0度より大きく45度以下の範囲内の角度であってもよい。この角度が小さくなるほど、第1の面と接着剤の表面との接触角が大きくなる。したがって、第1の面と接着剤との濡れ性が低下し且つ接着剤の表面張力が大きくなる。これにより、第1の面に乗り上げた接着剤が外面に乗り上げ難くなるので、接着剤が外面に乗り上げることを更に抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、第1の面の総面積は、第1の開口の総面積に対して20%以上であってもよく、また、第1の面の総面積は、第1の開口の総面積に対して50%以上であってもよい。このような総面積を有する第1の面を設けることにより、第1の面に乗り上げた接着剤を十分に収納して接着剤が外面に乗り上げ難くなる。これにより、接着剤が外面に乗り上げることを更に抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、第1の面は、第3及び第4の面を更に含んでおり、第3の面は、第4の面に対して、窓の中心側に位置しており、且つ、第2の方向における導入孔側に位置していてもよい。これにより、第3の面から接着剤があふれ出た場合であっても、あふれ出た接着剤を第4の面上で留めることができる。これにより、接着剤が外面に乗り上げることを更に抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、第1の面は、第3及び第4の面を更に含んでおり、第3の面は、第4の面に対して、窓の中心側に位置しており、且つ、第2の方向における外面側に位置していてもよい。これにより、第3の面から接着剤があふれ出た場合であっても、あふれ出た接着剤を第4の面上で留めることができる。これにより、接着剤が外面に乗り上げることを更に抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールは、外面に設けられた段差を更に備え、段差は、該段差に対して第1端側にある外面に対して、第2の方向の外側に張り出していてもよい。また、この場合において、窓は、段差から第1の方向の前端側に離間していてもよく、第1の面は、窓の内壁の周方向に沿った一部を除く他の部分に設けられ、一部が他の部分よりも段差に近くてもよい。接着剤が外面に乗り上げた場合に、接着剤は、外面だけでなく段差にも付着してしまう恐れがある。さらに、段差と外面とがなす隅部分に付着した接着剤は取り除き難い。これにより、接着剤を取り除く工程に要する時間が増大する恐れがある。そこで、窓の内壁のうち段差に近い位置にある一部を除く他の部分に第1の面を設けることにより、第1の面上に乗り上げた接着剤を段差から離すことができる。これにより、段差に接着剤を到達し難くして、接着剤を取り除く工程に要する時間の増大を抑えることができる。
上記の光コネクタフェルールでは、窓は、長方形形状、多角形形状、円形形状、楕円形形状、又は一部に丸みを帯びた形状を有していてもよい。
本発明の一実施形態に係る光コネクタは、上記何れかの光コネクタフェルールと、開口から導入孔及び複数の光ファイバ孔に挿入され、窓から注入される接着剤によって導入孔及び複数の光ファイバ孔に固定される複数の光ファイバと、を備えてもよい。上述したように、上記の光コネクタフェルールによれば、接着剤の収縮応力による変形を小さく抑えることができるので、上記の光コネクタフェルールを備える上記の光コネクタによれば、良好な光学特性を得ることができる。また、この場合において、接着剤は第2の方向において外面よりも窓の内部に留まっていてもよい。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光コネクタフェルール及び光コネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態による光コネクタフェルール10の上面図である。図2は、図1に示す光コネクタフェルール10のII−II線に沿った断面図である。本実施形態による光コネクタフェルール10(以下、単に「フェルール10」という)は、例えばMT光コネクタフェルールである。フェルール10は、第1の方向A1を長手方向とする略直方体状の外観を有している。フェルール10は、図1及び図2に示されるように、前端面20a(第1端)と、後端面20b(第2端)と、上面20c(外面)と、段差21と、開口40と、導入孔50と、複数の光ファイバ孔51と、窓30とを備える。前端面20a及び後端面20bは、第1の方向A1において対向して設けられている。上面20cは、段差21を介して前端面20aと後端面20bとを繋いでいる。上面20cは、第1の方向A1に沿って形成されている。段差21は、第1の方向A1において、上面20cの後端面20b側の後端に形成されている。段差21は、段差21に対して前端面20a側にある上面20cに対して、上面20cに直交する第2の方向A2(一例では、第2の方向A2は第1の方向A1にも直交する。)の外側に張り出している。一例では、段差21は、フェルール10の第1の方向A1の後端面20b側の後端部に形成されたフランジ状の部分からなる。
開口40は、後端面20bに開口しており、複数の光ファイバを受け入れる。導入孔50は、開口40から前端面20aに向けて延びている。導入孔50には、複数の光ファイバが一括して挿入される。導入孔50の第1の方向A1の前端面20a側の先端部には、ファイバ溝52が設けられている。ファイバ溝52は、窓30から視認可能な位置に設けられている。複数の光ファイバ孔51は、第1の方向A1に沿って延びており、導入孔50の先端部から前端面20aまで貫通している。複数の光ファイバ孔51は、第1の方向A1に対して垂直な断面において一次元状若しくは二次元状に配列されている。複数の光ファイバ孔51には、ファイバ溝52によってガイドされた複数の光ファイバがそれぞれ挿入される。
窓30は、上面20cに開口しており、導入孔50に繋がっている。窓30は、段差21から第1の方向A1の前端面20a側に離間した位置に設けられる。窓30は、導入孔50及び複数の光ファイバ孔51内に接着剤を注入するために設けられている。一例では、窓30は、第1の方向A1を短手方向とする長方形状を有しており、窓30の内壁を構成する4辺を有している。これら4辺のうち長手方向の2辺は、第1の方向A1及び第2の方向A2に直交する方向に沿っている。長手方向の2辺のうち1辺は、他の3辺よりも段差21に近い位置に設けられている。4辺のうち短手方向の2辺は、長手方向の2辺に対して垂直である。図3Aは、図1に示されたフェルール10の窓30を拡大して示す上面図である。図3Bは、図3Aに示す窓30のIII−III線に沿った断面図である。図3Bに示されるように、第2の方向A2において、窓30の上面20c側の第1の開口S1は、窓30の導入孔50側の第2の開口S2よりも大きくなっている。ここで、第1の開口S1が第2の開口S2よりも大きいとは、例えば、第1の開口S1の面積が第2の開口S2の面積よりも大きいことを意味する。窓30の内壁は、第1の面30aと、第2の面30bと、面31とを含む。第1の面30a、第2の面30b、及び面31は、窓30の内壁の周方向に沿った少なくとも一部に設けられている。本実施形態では、第1の面30a、第2の面30b、及び面31は、窓30の内壁の全周にわたって設けられている。一例では、第1の開口S1の面積に対する第1の面30aの面積の割合は、20%以上であり、より好ましくは50%以上である。第1の面30aは、上面20c側に向いており、第2の方向A2において上面20cに対して導入孔50側に位置している。ここで、上面20c側に向いているとは、第1の面30aの法線ベクトルが第2の方向A2の成分を含み、且つ該成分が上面20c側を向いていることをいう。一例では、第1の面30aは、上面20cから導入孔50側に0.1mm以上離れた位置にあり、より好ましくは0.3mm以上離れた位置にある。また、上面20cと第1の面30aとがなす角度は、上面20cと第2の面30bとがなす角度よりも小さくなっている。一例では、第1の面30aは、上面20cと平行であり、第2の面30bは、上面20cに対して垂直である。面31は、第1の面30aと導入孔50とを繋いでおり、一例では、上面20cに対して垂直である。
本実施形態の光コネクタ1は、フェルール10及び複数の光ファイバによって構成されている。図4は、本実施形態による光コネクタ1の構成を示す側断面図である。図4を参照すると、複数の光ファイバ60は、開口40から導入孔50内に挿入され、ファイバ溝52によってガイドされながら複数の光ファイバ孔51にそれぞれ挿入される。このとき、作業者は、窓30から複数の光ファイバ60を視認することができる。そして、この状態にて窓30から接着剤が注入されると、複数の光ファイバ60と、導入孔50及び複数の光ファイバ孔51とが接着剤によって互いに固定される。
以上に説明した本実施形態によるフェルール10及び光コネクタ1によって得られる効果について説明する。上述したように、フェルール10の窓30から接着剤が注入されると、複数の光ファイバ60が導入孔50及び複数の光ファイバ孔51に固定される。このとき、フェルール10内に注入される接着剤は、窓30から上面20cにあふれ出ないことが望ましい。しかしながら、従来のフェルールの窓(例えば特許文献1参照)では、窓からフェルールの上面上に接着剤が乗り上げ易いという問題がある。図11Aは、このようなフェルール110を備える光コネクタに接着剤70が注入されたときのフェルール110の窓101を拡大して示す上面図である。図11Bは、図11Aに示す窓101のXI−XI線に沿った断面図である。図11A及び図11Bを参照すると、窓101の内壁101aは、上面100aに対して垂直となっている。この状態にて窓101から接着剤70が注入されると、図11A及び図11Bに示されるように、接着剤70は上面100a上に乗り上げ易い。
図5Aは、本実施形態の光コネクタ1に接着剤70が注入されたときのフェルール10の窓30の一例を拡大して示す上面図である。また、図5Bは、図5Aに示す窓30のV−V線に沿った断面図である。図5A及び図5Bに示されるように、本実施形態では、第1の開口S1が、第2の開口S2よりも大きくなっており、且つ、上面20c側に向いた第1の面30aが、導入孔50側に位置している。これにより、第1の面30a上には、第1の面30aに乗り上げた接着剤70を収容する空間が確保される。故に、導入孔50からあふれた接着剤70は第1の面30a上の空間に留まるので、接着剤70が上面20cに乗り上げることを抑えることができる。したがって、上面20cから接着剤70を取り除く工程に要する時間を短縮することができる。また、第2の方向A2における第1の面30aの位置を目安に、接着剤70の量を調整することにより、接着剤70の量を抑えることができる。これにより、接着剤70の硬化時における収縮応力を小さく抑えることができるので、フェルール10の変形を小さく抑えることができる。
本実施形態のように、窓30の内壁は、上面20cと第1の面30aとを繋ぐ第2の面30bを含み、上面20cと第1の面30aとがなす角度は、上面20cと第2の面30bとがなす角度よりも小さくてもよい。図3A及び図3Bに示されるように、上面20cと第1の面30aとの間に第2の面30bを設けることによって、第1の面30aに乗り上げた接着剤70が上面20cに乗り上げ難くなる。これにより、接着剤70が上面20cに乗り上げることを更に抑えることができる。
本実施形態による光コネクタ1は、図4に示されるように、フェルール10と、第1の方向A1に沿って開口40から導入孔50及び複数の光ファイバ孔51に挿入され、窓30から注入される接着剤70によって導入孔50及び複数の光ファイバ孔51に固定される複数の光ファイバ60と、を備えてもよい。上述したように、フェルール10によれば、接着剤70の収縮応力による変形を小さく抑えることができるので、フェルール10を備える光コネクタ1は、良好な光学特性を得ることができる。
(第1変形例)
図6Aは、上記実施形態の第1変形例によるフェルール10Aの窓30Aを拡大して示す上面図である。図6Bは、図6Aに示すフェルール10Aの窓30AのVI−VI線に沿った断面図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、第1の面の傾斜である。すなわち、本変形例のフェルール10Aの窓30Aの第1の面30cは、図6Bに示されるように、上面20cに対して傾斜している。言い換えると、第1の面30cの法線ベクトルが、窓30の内側に向けて傾斜している。このように第1の面30cが傾斜している場合であっても、窓30Aの上面20c側の第1の開口S3が、窓30Aの導入孔50側の第2の開口S4よりも大きく、且つ、上面20c側に向いた第1の面30cが導入孔50側に位置している構成を好適に実現することができる。更に、第1の面30cの上面20cに対する傾斜の角度を、0度より大きく45度以下の範囲内としてもよい。この傾斜の角度を小さくするほど、第1の面30cと接着剤70の表面との接触角が大きくなる。したがって、第1の面30cと接着剤70との濡れ性が低下し且つ接着剤70の表面張力が大きくなる。これにより、第1の面30cに乗り上げた接着剤70が上面20cに乗り上げ難くなるので、接着剤70が上面20cに乗り上げることを更に抑えることができる。また、例えば第1の面30cを構成する辺のうち他の辺よりも導入孔50に近い辺の位置を目安に、接着剤70の量を調整することにより、接着剤70の量を抑えることができる。
(第2変形例)
図7Aは、上記実施形態の第2変形例によるフェルール10Bの窓30Bを拡大して示す上面図である。図7Bは、図7Aに示すフェルール10Bの窓30BのVII−VII線に沿った断面図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、第1の面を構成する面の数である。すなわち、上記実施形態の第1の面30aは1つの面で構成されていたが、本変形例の窓30Bの内壁の第1の面30rは、2つの面(第3の面30d及び第4の面30e)に分割されている。図7A及び図7Bに示されるように、窓30Bの内壁は、第3の面30dと、第4の面30eと、第5の面30fと、第6の面30gとを含んでいる。第3の面30dは、第4の面30eに対して窓30Bの中心側に位置している。さらに、第4の面30eは、第3の面30dに対して、第2の方向A2におけるフェルール10Bの上面20c側に位置している。一例では、第3の面30d及び第4の面30eは、上面20cと平行である。第5の面30fは、第3の面30dと第4の面30eとを繋いでおり、第6の面30gは、第4の面30eと上面20cとを繋いでいる。一例では、第5の面30f及び第6の面30gは、上面20cに対して垂直である。このように第3の面30dと第4の面30eとを設けることにより、第3の面30dから接着剤70があふれ出た場合であっても、そのあふれ出た接着剤70を第4の面30e上で留めることができる。これにより、接着剤70が上面20cに乗り上げることを更に抑えることができる。第3の面30d及び第4の面30eの少なくとも一方は、第1変形例の第1の面30cのように傾斜していてもよい。
(第3変形例)
図8Aは、上記実施形態の第3変形例によるフェルール10Cの窓30Cの一例を拡大して示す上面図である。図8Bは、図8Aに示すフェルール10Cの窓30のVIII−VIII線に沿った断面図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、第1の面を構成する面の数である。すなわち、上記実施形態の第1の面30aは1つの面で構成されていたが、本変形例の窓30Cの内壁の第1の面30sは、2つの面(第3の面30h及び第4の面30i)に分割されている。窓30Cの内壁は、図8A及び図8Bに示されるように、第3の面30hと、第4の面30iと、第5の面30jと、第6の面30kとを含んでいる。第3の面30hは、第4の面30iに対して窓30Cの中心側に位置している。さらに、第3の面30hは、第4の面30iに対して、第2の方向A2におけるフェルール10Cの上面20c側に位置している。一例では、第3の面30h及び第4の面30iは、上面20cと平行である。第5の面30jは、第3の面30hと第4の面30iとを繋いでおり、第6の面30kは、第4の面30iと上面20cとを繋いでいる。一例では、第5の面30j及び第6の面30kは、上面20cに対して垂直である。このように第3の面30hと第4の面30iとを設けることにより、第3の面30hから接着剤70があふれ出た場合であっても、そのあふれ出た接着剤70を第4の面30i上で留めることができる。これにより、接着剤70が上面20cに乗り上げることを更に抑えることができる。なお、第3の面30h及び第4の面30iの少なくとも一方は、第1変形例の第1の面30cのように傾斜していてもよい。
(第4変形例)
図9Aは、上記実施形態の第4変形例によるフェルール10Dの窓30Dの一例を拡大して示す上面図である。図9Bは、図9Aに示すフェルール10Dの窓30DのIX−IX線に沿った断面図である。本変形例と上記実施形態との相違点は、第1の面の配置である。すなわち、上記実施形態の第1の面30aは、窓30の内壁の周方向の全周にわたって設けられていたが、本変形例の第1の面30mは、窓30Dの内壁の周方向に沿った一部S5を除く部分に設けられている。窓30Dの内壁は、図9A及び図9Bに示されるように、第1の面30mと、第2の面30pとを含んでいる。第1の面30m及び第2の面30pの形状は、窓30Dの内壁の一部S5に設けられない点を除き、上記実施形態の第1の面30a及び第2の面30bと同様である。窓30Dの内壁の一部S5は、内壁の他の部分よりも段差21に近い位置にある。具体的には、一部S5は、四角形状の窓30Dを構成する4辺のうち段差21に最も近い辺に相当する。第1の面30m及び第2の面30pを除くその他の構成は、上記実施形態のフェルール10の構成と同じである。
ここで、接着剤70が上面20cに乗り上げた場合に、接着剤70が段差21に到達すると、上面20cだけでなく段差21にも付着してしまう。さらに、段差21は上面20cから立ち上がっているので、段差21と上面20cとは隅部分を形成するが、このような隅部分に付着した接着剤70は取り除き難い。これにより、接着剤70を取り除く工程に要する時間が増大する恐れがある。そこで、窓30Dの内壁の段差21に近い位置にある一部を除く他の部分に第1の面30mを設けることにより、第1の面30m上に乗り上げた接着剤を段差21から離すことができる。これにより、接着剤70を段差21に到達し難くして、接着剤70を取り除く工程に要する時間の増大を抑えることができる。
本発明による光コネクタフェルール及び光コネクタは、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上述した実施形態及び各変形例を、必要な目的及び効果に応じて互いに組み合わせてもよい。また、上述した実施形態及び各変形例では、窓の形状が長方形状であったが、窓の形状は長方形状以外の形状であってもよい。図10A〜図10Dは、フェルールの窓の形状の他の例を示す上面図である。窓の形状は、図10A〜図10Dに示されるような形状であってもよい。例えば、図10Aに示されるように、長方形形状のすべての角部を切欠いた八角形形状(多角形形状)を有する窓30Eであってもよく、図10Bに示されるように、長方形形状の一方(図示左側)の角部を切欠いた六角形形状を有する窓30Fであってもよく、図10Cに示されるように、長方形形状の他方(図示右側)の角部を切欠いた六角形形状を有する窓30Gであってもよい。また、図10Dに示されるように、窓30Hを丸みを帯びた形状、又は円形形状、楕円形形状にすることにより、接着剤を窓30Hからあふれにくくしてもよい。また、上述した実施形態では、対向する前端面と後端面は平行であったが、平行でなくてもよい。
1…光コネクタ、10、10A〜10D、110…フェルール、20a…前端面(第1端)、20b…後端面(第2端)、20c…上面(外面)、21…段差、30、30A〜30D、101…窓、30a、30c、30m、30r、30s…第1の面、30b、30p…第2の面、30d、30h…第3の面、30e、30i…第4の面、30f、30j…第5の面、30g、30k…第6の面、40…開口、50…導入孔、51…光ファイバ孔、52…ファイバ溝、60…光ファイバ、70…接着剤、101a…内壁、A1…第1の方向、A2…第2の方向。

Claims (14)

  1. 第1の方向において互いに対向するように設けられる第1端及び第2端と、
    前記第1端及び第2端の間において前記第1の方向に延在する外面と、
    前記第2端に設けられる開口と、
    前記開口から前記第1端に向けて延び、複数の光ファイバが一括して挿入可能な導入孔と、
    前記導入孔の前記第1の方向における前記第1端側の先端部から前記第1端まで貫通し、前記複数の光ファイバがそれぞれ挿入される複数の光ファイバ孔と、
    前記外面に開口し且つ前記導入孔に繋がっており、接着剤が注入される窓と、
    を備え、
    前記窓の前記外面側の第1の開口が、前記窓の前記導入孔側の第2の開口よりも大きく、
    前記窓の内壁は、該内壁の周方向に沿って設けられる第1の面を含み、前記第1の面は、前記外面に直交する第2の方向において、前記外面に対して前記導入孔側に位置し、且つ、前記外面側に向いている、光コネクタフェルール。
  2. 前記内壁は、前記外面と前記第1の面とを繋ぐ第2の面を更に含み、
    前記外面と前記第1の面とがなす角度は、前記外面と前記第2の面とがなす角度よりも小さい、
    請求項1に記載の光コネクタフェルール。
  3. 前記第1の面は、前記外面と平行である、
    請求項1または請求項2に記載の光コネクタフェルール。
  4. 前記第1の面は、前記外面に対して傾斜している、
    請求項1または請求項2に記載の光コネクタフェルール。
  5. 前記第1の面の前記外面に対する傾斜の角度は、0度より大きく45度以下の範囲内の角度である、
    請求項4に記載の光コネクタフェルール。
  6. 前記第1の面の総面積は、前記第1の開口の総面積に対して20%以上である、
    請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の光コネクタフェルール。
  7. 前記第1の面の総面積は、前記第1の開口の総面積に対して50%以上である、
    請求項6に記載の光コネクタフェルール。
  8. 前記第1の面は、第3及び第4の面を含んでおり、
    前記第3の面は、前記第4の面に対して、前記窓の中心側に位置しており、且つ、前記第2の方向における前記導入孔側に位置している、
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の光コネクタフェルール。
  9. 前記第1の面は、第3及び第4の面を含んでおり、
    前記第3の面は、前記第4の面に対して、前記窓の中心側に位置しており、且つ、前記第2の方向における前記外面側に位置している、
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の光コネクタフェルール。
  10. 前記外面に設けられた段差を更に備え、前記段差は、該段差に対して前記第1端側にある前記外面に対して前記第2の方向の外側に張り出している、
    請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の光コネクタフェルール。
  11. 前記窓は、前記段差から前記第1の方向の前記第1端側に離間し、
    前記第1の面は、前記内壁の前記周方向に沿った一部を除く他の部分に設けられ、当該一部が前記他の部分よりも前記段差に近い、
    請求項10に記載の光コネクタフェルール。
  12. 前記窓は、長方形形状、多角形形状、円形形状、楕円形形状、又は一部に丸みを帯びた形状を有している、
    請求項1〜請求項11のいずれか1項に記載の光コネクタフェルール。
  13. 請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載の光コネクタフェルールと、
    前記開口から前記導入孔及び前記複数の光ファイバ孔に挿入され、前記窓から注入される前記接着剤によって前記導入孔及び前記複数の光ファイバ孔に固定される前記複数の光ファイバと、
    を備える、光コネクタ。
  14. 前記接着剤が前記第2の方向において前記外面よりも前記窓の内部に留まる、
    請求項13に記載の光コネクタ。
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