JPWO2018021464A1 - 昇圧回路を含む電磁波発振装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁波発振器から発振する電磁波が反射した場合でも、反射波を打ち消し、インピーダンスの整合を自動的に制御することができる電磁波発振装置を提供すること。電源Pから印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器3と、この電磁波発振器3からの電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部2と、この抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器4と、電磁波発振器3及び検出器4を制御する制御装置5とを備えている。そして、電磁波発振器3からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31及び電磁波を増幅する増幅器32を電磁波発振器3と検出器4との間に配設し、制御装置5によって、検出器4が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を電磁波発振器3が発振する基本波形にベクトル加算(合成)した生成波形となるように変調器31を制御するようにしている。【選択図】図1
Description
本発明は、点火装置や電磁波照射アンテナに電磁波を供給する電磁波発振装置に関する。
本発明者等は、内燃機関の着火のための点火装置として、電磁波を利用する点火装置を提案している。例えば電磁波のみを使って、プラズマの発生、拡大及び維持を効率よく行うことができる小型の内燃機関の点火装置として使用することができるプラズマ生成装置として、電磁波を発振する電磁波発振器と、電磁波発振器を制御する制御装置と、電磁波発振器と容量結合した共振回路を含む昇圧回路及び昇圧回路により発生した高電圧を放電させる放電電極を一体的に形成する点火装置を提案している(例えば、特許文献1参照。)。また、一般的な点火プラグのプラズマにマイクロ波を照射してプラズマを維持拡大するプラズマ生成装置も提案している。
また、内燃機関の排気通路に配設した浄化触媒に、電磁波を吸収して発熱する電磁波吸収体を混入し、この浄化触媒に電磁波(マイクロ波)を電磁波照射アンテナから照射することで、触媒を短時間で活性化する浄化装置が提案されている。さらに、近年電磁波調理装置、所謂電子レンジにおいて、マグネトロンから半導体発振器を利用した装置が提案されている。
ところで、特許文献1に記載の点火装置に供給する電磁波は、電磁波発振器からパルスで発振されている。電磁波発振器から発振される電磁波は数Wの電磁波で、この電磁波を増幅器で増幅し、点火装置や電磁波照射アンテナに供給している。具体的には、電源(バッテリ)からの直流電源(12V又は24V)を昇圧回路(例えば、DC/DCコンバータ)によって連続的な32Vとして、電磁波発振器と増幅器に供給する、そして、電磁波発振器が制御装置から電磁波発振信号(例えばTTL信号)を受けると、所定のデューティー比、パルス時間等を設定したパターンで電磁波を発振し、常時32Vの高電圧が印加されている増幅器によって所定電力(例えば1kW)に増幅し点火装置や電磁波照射アンテナに供給する。
しかし、電磁波発振器から発振された電磁波が、電磁波照射アンテナから抵抗部となるキャビティ内の加熱対象物に照射したとき、点火装置において放電が生じたときにインピーダンスの整合が崩れ反射波が発生する。このような反射波は、電磁波発振器に流れると機器を損傷する場合があるため、サーキュレータ等を用いて反射波が電磁波発振器側に流れないように構成している。しかし、反射波が電磁波発振器側に流れないようにするための機器であるサーキュレータ等を使用することで機器全体の価格が高騰するという問題があるとともに、適切な電磁波エネルギを抵抗部に供給することができないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電磁波発振器から発振する電磁波が反射した場合でも、反射波を打ち消し、インピーダンスの整合を自動的に制御することができる電磁波発振装置を提供することである。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、
電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を基本波形にベクトル加算した生成波形となるように変調器を制御するようにしている。
電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を基本波形にベクトル加算した生成波形となるように変調器を制御するようにしている。
本第1の発明の電磁波発振装置は、検出器において検出した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を基本波形にベクトル加算(合成)した生成波形を発振することで反射波を打ち消し、インピーダンスの整合を図ることができる。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、
電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記該抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設するとともに、分岐した線路は結合器を介して前記抵抗部と接続し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形となるように分岐した線路少なくとも一方の変調器を制御するようにしている。
電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記該抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設するとともに、分岐した線路は結合器を介して前記抵抗部と接続し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形となるように分岐した線路少なくとも一方の変調器を制御するようにしている。
本第2の発明の電磁波発振装置は、基本波形を発振する経路と、反射波の共役の値をとる共役波形を発振する波形とを別経路としている。
本発明の電磁波発振装置は、電磁波(マイクロ波)でプラズマ生成させる装置にあってプラズマの生成時の圧力・流動及び環境圧力・流動・温度によりプラズマが変動して電磁波の反射が生じても、反射波の振幅と位相に対して、共役の値を取る波形を生成して反射波を打ち消す信号を与えることで線路上の反射波は減少させることが可能となり、反射波を減少させることでコネクタ・線路の放電・過加熱を抑制するとともに、機器の破損を有効に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>
本実施形態1は、本第1の発明に係る昇圧回路を含む電磁波発振装置1である。当該電磁波発振装置1は、図1に示すように、電源Pから印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器3と、この電磁波発振器3からの電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部2と、この抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器4と、電磁波発振器3及び検出器4を制御する制御装置5とを備えている。そして、電磁波発振器3からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31及び電磁波を増幅する増幅器32を電磁波発振器3と検出器4との間に配設し、制御装置5によって、検出器4が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を電磁波発振器3が発振する基本波形にベクトル加算(合成)した生成波形となるように変調器31を制御するようにしている。
本実施形態1は、本第1の発明に係る昇圧回路を含む電磁波発振装置1である。当該電磁波発振装置1は、図1に示すように、電源Pから印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器3と、この電磁波発振器3からの電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部2と、この抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器4と、電磁波発振器3及び検出器4を制御する制御装置5とを備えている。そして、電磁波発振器3からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31及び電磁波を増幅する増幅器32を電磁波発振器3と検出器4との間に配設し、制御装置5によって、検出器4が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を電磁波発振器3が発振する基本波形にベクトル加算(合成)した生成波形となるように変調器31を制御するようにしている。
検出器4は、抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出することができるものであれば、特に限定するものではないが、本実施形態においては、4ポートの方向性結合器41と、進行波の取り出しポートに取り付けられたIQ復調器42と、反射波の取り出しポートに取り付けられたIQ復調器43とから構成される。
そして、本実施形態の抵抗部2は、図1の等価回路に示すように共振回路によって供給される電磁波を昇圧し、放電ギャップ2aの電位差を高め放電を生じさせる点火装置である。この点火装置は、一般的な点火プラグと比べ外径寸法を小型化することができ、内燃機関の吸排気バルブを大きくすることができるので、内燃機関の効率を向上させることができる。また、シリンダヘッドに複数配設して複数箇所で混合気に点火する多点着火を、行い燃焼効率を向上させることもできる。
検出器4は、線路長を所定値とすることで、IQ復調器43のみで反射波形W2の位相・振幅を検出するだけでも構わないが、IQ復調器42とIQ復調器43とによって、基本波形W1と反射波形W2との位相差を検出するように構成することが好ましい。
また、抵抗部2は、図2に示すように、電磁波の放射アンテナ7から電磁波(マイクロ波)の照射を受ける被加熱物であってもよい。例えば、電磁波の照射を受け加熱・昇温する電磁波吸収体が混入した浄化用触媒を抵抗部2とすることができる。また、電磁波加熱装置(電子レンジ等)によって加熱・調理される食品等を抵抗部2とすることもできる。
電磁波発振器3から発振された電磁波は変調器31を介して増幅器32で所定出力(数W程度の電磁波を数kWまで増幅)に増幅される。図において、増幅器32は1段の例を示すが、増幅器32を2段、3段と直列に多段構成とすることもできる。3段とするときは、例えば、1段目はGAIN制御として例えば、0〜25dBm(0〜約398mW)、2段目はプレアンプとして例えば、45dBM(約32W)、3段目をメインアンプとして例えば、61dBM(約1.25kW)となるように構成する。
電磁波発振器3は、常時所定電圧、例えば12Vを直流電源Pから、平滑回路(図示省略)を介して、供給される。そして、制御装置5から電磁波発振信号(例えばTTL信号)を受けると、連続波で又は所定のデューティー比、パルス時間等を設定したパターンで電磁波(マイクロ波)を出力する。
変調器31は、検出器4が検出した反射波形W2の位相・振幅情報が印加された制御装置5からの制御信号を受け、電磁波発振器3から発振された電磁波の位相と振幅を変調する。より具体的には、図3に示すように基本波形W1に対して、抵抗部2から反射した反射波形W2とした場合、この反射波形W2の共役波形W3を基本波形にベクトル加算(合成)した生成波形W0となるように位相と振幅を変調する。この制御をマイクロ秒単位で行い、反射波形W2を生成波形W0で打ち消し基本波形W1が抵抗部2に供給される。
図4は、電磁波発振器3でのインピーダンスをZs、線路のインピーダンスをZo、抵抗部2のインピーダンスをZrとしたとき(図4(b)参照)、抵抗部2のインピーダンスZrに対して、発振器3のインピーダンスが共役の値となるZs’’となるように変調器32を制御する。具体的には、スミスチャートの中心、例えば50ΩのZsの振幅を変調し、Zs’に、次いで位相を変調することでZs’’となるように制御する。
これによって、抵抗部2からみた見かけ上のインピーダンス整合を行い、抵抗部2からの反射波を抑制し、抵抗部2への電磁波の供給効率を向上させることができる。
<実施形態2>
本実施形態2は、本第2の発明に係る昇圧回路を含む電磁波発振装置1である。当該電磁波発振装置1は、図5に示すように、電源Pから印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器3と、この電磁波発振器3からの電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部2と、この抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器4と、電磁波発振器3及び検出器4を制御する制御装置5とを備えている。そして、電磁波発振器3からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31a、31b及び電磁波を増幅する増幅器32a、32bを配設するとともに、分岐した線路は結合器33を介して前記抵抗部2と接続し、制御装置5によって、前記検出器4が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形となるように分岐した線路少なくとも一方の変調器31a、31bを制御するようにしている。
本実施形態2は、本第2の発明に係る昇圧回路を含む電磁波発振装置1である。当該電磁波発振装置1は、図5に示すように、電源Pから印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器3と、この電磁波発振器3からの電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部2と、この抵抗部2からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器4と、電磁波発振器3及び検出器4を制御する制御装置5とを備えている。そして、電磁波発振器3からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31a、31b及び電磁波を増幅する増幅器32a、32bを配設するとともに、分岐した線路は結合器33を介して前記抵抗部2と接続し、制御装置5によって、前記検出器4が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形となるように分岐した線路少なくとも一方の変調器31a、31bを制御するようにしている。
本実施形態2が実施形態1と異なる点は、電磁波発振器3からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器31a、31b及び電磁波を増幅する増幅器32a、32bを配設した点である。反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形を生成する線路は、分岐した線路のいずれか一方で構わず、本実施形態においては、変調器31bのみを制御して反射波を打ち消すように構成している。
このように構成することで、変調器31aの線路には図3に示す基本波形W1、変調器31bの線路には共役波形W2を流し、結合器33(例えば、方向性結合器)を介し、両波が合流し、図3に示す生成波形W0と同様の波形となって反射波を打ち消す。
これによって、実施形態1と同様に、抵抗部2からみた見かけ上のインピーダンス整合を行い、抵抗部2からの反射波を抑制し、抵抗部2への電磁波の供給効率を向上させることができる。
以上説明したように、本発明のむ電磁波発振装置は、自動車エンジン等の内燃機関の点火装置として、共振回路によって供給される電磁波を昇圧し、放電ギャップの電位差を高め放電を生じさせる点火装置への電磁波の供給や、電磁波加熱装置や触媒の加熱昇温装置のアンテナへの電磁波供給の用途に好適に用いられる。
1 電磁波発振装置
2 抵抗部
3 電磁波発振器
31 変調器
32 増幅器
4 検出器
5 制御装置
P 電源
2 抵抗部
3 電磁波発振器
31 変調器
32 増幅器
4 検出器
5 制御装置
P 電源
Claims (2)
- 電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅となる波形を基本波形にベクトル加算した生成波形となるように変調器を制御するようにした電磁波発振装置。 - 電磁波エネルギの供給を受ける抵抗部に電磁波を供給する電磁波発振装置であって、
電源から印加される電圧によって電磁波を発振する電磁波発振器と、
前記該抵抗部からの反射波の位相及び振幅を検出する検出器と、
前記電磁波発振器及び検出器を制御する制御装置とを備え、
前記電磁波発振器からの電磁波を分岐し、それぞれの線路に電磁波の位相及び振幅を変調する変調器及び電磁波を増幅する増幅器を配設するとともに、分岐した線路は結合器を介して前記抵抗部と接続し、
前記制御装置は、前記検出器が検知した反射波波形の位相及び振幅に対して、共役の値を取る位相及び振幅の波形となるように分岐した線路少なくとも一方の変調器を制御するようにした電磁波発信装置。
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