JPWO2018021110A1 - 消泡効果増強剤およびそれを含有する発泡性洗剤組成物 - Google Patents

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Abstract

有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上であって、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物に配合され、エアゾール容器から噴霧された発泡性洗剤組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、泡状体の消泡時間を所定時間以内に短縮する消泡効果増強剤。

Description

本発明は、網戸やエアコンフィルター等の洗浄をするにあたり、エアゾールの形態で使用される洗剤組成物に配合される消泡効果増強剤、およびそれを含有する発泡性洗剤組成物に関する。発泡性洗剤組成物は、噴霧された泡状体が噴霧対象物に付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を消泡せしめることによって噴霧対象物の洗浄効率を高める。
従来、網戸の洗浄には、スポンジやタワシ等でこすり洗いする方法や、市販の洗浄剤を用いて洗浄する方法が行われている。しかし、スポンジ等でこすり洗いする方法では網面を傷めたり、たるみを生じたりする恐れがある。そのため、網戸用の洗浄剤としては、擦らなくても汚れが落ちる高い洗浄力を有する洗浄剤が必要である。また、洗浄剤をエアゾール製剤として、網戸に吹き付ける場合には、泡が網面を通過しないように、特に発泡性が重要となる。また、噴霧対象物の洗浄効果において泡状体の方が液状体よりも有利なことが知られており、例えば、泡の付着率の改善を目的とした網戸用洗浄剤組成物が知られている。更に、付着した泡状体が、消泡することで一層、洗浄力を高めることも知られている。更に、網戸、フィルターの洗浄においては、拭き取り性が洗浄力、作業性に影響することを考慮すると、速やかに消泡することは、より一層、洗浄効果を高めるといえる。
網戸用の洗浄剤組成物中に消泡剤を配合する提案として、例えば特許文献1には、(A)界面活性剤、(B)油剤、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール(IPA)、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物であって、エアゾール容器から噴霧された泡状体を噴霧対象物に付着させた後、30秒以内に消泡させることによって噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物が開示されている。上述した特許文献1によれば、十分な発泡力を有し噴霧された泡状体の殆どが網戸やフィルターを突き抜けることなく、付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を速やかに消泡させることによって噴霧対象物の洗浄効率を高めることができる。
特開2013−181153号公報
しかしながら、泡状体を噴霧対象物に付着させた後、30秒以内に消泡せしめる特許文献1の発泡性洗剤組成物では、必ずしも消泡効果が十分であるとはいえず、より速やかに消泡することによって更に拭き取り性、洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物が望まれていた。
本発明は、上記問題点に鑑み、噴霧対象物に付着した泡状体の消泡効果を向上させることができる消泡効果増強剤、およびそれを含有する発泡性洗剤組成物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上であって、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物に配合され、前記エアゾール容器から噴霧された前記発泡性洗剤組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、前記泡状体の消泡時間を所定時間以内に短縮することを特徴とする消泡効果増強剤である。
また本発明は、上記構成の消泡効果増強剤において、前記消泡時間を20秒以内に短縮することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の消泡効果増強剤において、前記有機酸が、クエン酸、リンゴ酸、およびコハク酸から選ばれる1種以上であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の消泡効果増強剤において、前記洗浄液に対する前記有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量が0.5質量%以上5質量%以下であることを特徴としている。
また本発明は、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水と、を含有する洗浄液と、(F)噴射剤と、をエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物であって、(G)消泡効果増強剤として有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上を前記洗浄液に配合することにより、前記エアゾール容器から噴霧された前記発泡性洗剤組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、20秒以内に消泡させることによって前記噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物である。
また本発明は、上記構成の発泡性洗剤組成物において、前記消泡効果増強剤が、クエン酸、リンゴ酸、およびコハク酸の塩から選ばれる1種以上であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の発泡性洗剤組成物において、前記洗浄液に対する前記有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量が0.5質量%以上5質量%以下であることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、発泡性洗剤組成物の消泡効果増強剤として、有機酸及び/又は有機酸の塩の1種以上を用いることにより、噴霧対象物に付着した発泡性洗剤組成物の泡状体の消泡効果を向上させることができ、噴霧された泡状体が噴霧対象物に付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体の消泡時間を所定時間以内に短縮することによって噴霧対象物の洗浄効率を高めることができる。従って、高い洗浄性と洗浄効率とを兼ね備えた発泡性洗剤組成物を簡単に且つ低コストで製造可能となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の消泡効果増強剤において、泡状体の消泡時間を20秒以内に短縮することにより、噴霧対象物に付着した泡状体を速やかに消泡させて噴霧対象物の洗浄効率をより効果的に高めることができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の消泡効果増強剤において、クエン酸、リンゴ酸、およびコハク酸の塩から選ばれる1種以上を用いることにより、噴霧対象物に付着した泡状体の消泡効果を顕著に向上させることができ、安全性にも優れた発泡性洗剤組成物を簡単に且つ低コストで製造可能となる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の消泡効果増強剤において、洗浄液に対する有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量を0.5質量%以上5質量%以下とすることにより、有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量を、噴霧対象物に付着した泡状体の消泡効果を十分に向上させるために必要十分な配合量とすることができ、噴霧された泡状体の噴霧対象物への付着性と、付着した泡状体の速やかな消泡性とを兼ね備えた発泡性洗剤組成物を製造可能となる。
また、本発明の第5の構成によれば、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水と、を含有する洗浄液と、(F)噴射剤と、をエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物に、(G)消泡効果増強剤として有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上を洗浄液に配合することにより、噴霧された発泡性洗剤組成物の泡状体の殆どが噴霧対象物に付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を20秒以内に速やかに消泡させることによって噴霧対象物の洗浄効率を高めることができ、安全性にも優れた発泡性洗剤組成物となる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の発泡性洗剤組成物において、消泡効果増強剤としてクエン酸、リンゴ酸、コハク酸の塩から選ばれる1種以上を配合することにより、噴霧対象物に付着した泡状体の消泡効果を顕著に向上させることができ、安全性にも優れた発泡性洗剤組成物となる。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第5又は第6の構成の発泡性洗剤組成物において、洗浄液に対する有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量を0.5質量%以上5質量%以下とすることにより、噴霧された発泡性洗剤組成物の泡状体の噴霧対象物への付着性と、付着した泡状体の速やかな消泡性とを兼ね備えた発泡性洗剤組成物となる。
以下、本発明の発泡性洗剤組成物について詳細に説明する。本発明の発泡性洗剤組成物は、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール(IPA)、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、(G)有機酸及び/又は有機酸の塩、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填したものである。
本発明の発泡性洗剤組成物に配合される成分(A)界面活性剤としては、十分な発泡性と洗浄力を有する限り、液体洗浄剤に通常使用されるノニオン、アニオン、両性界面活性剤のいずれであってもよい。ノニオン界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシドなどが挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、例えば脂肪酸石けん、アルキルベンゼンスルホン酸塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、α―オレフィンスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩などが挙げられる。
また、両性界面活性剤としては、例えばアルキルカルボキシベタイン型、アルキルアミノカルボン酸型、アルキルイミダゾリン型などが挙げられる。発泡性や洗浄力の点からアルキルアミンオキシド系界面活性剤およびアルキルカルボキシベタイン型両性界面活性剤が好ましく、中でもアルキルアミンオキシド系界面活性剤はより好ましい。カチオン系殺菌剤の例としては、1,4−ビス(3,3’−(1−デシルピリジニウム)メチルオキシ)ブタンジブロマイド等のジェミニ型4級アンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、塩化ベンゼトニウム、ポリヘキサメチレンビグアナイド塩、ポリヘキサメチレングアニジン塩、ポリリジン等が挙げられる。これらの界面活性剤は1種以上を組み合わせて用いることができ、洗浄液中に0.5〜5.0質量%配合されるのが好ましく、この範囲では、網面への付着性に優れている。
成分(B)のC10−C18のパラフィン系炭化水素としては、IPソルベント1620、IPソルベント2028、IPソルベント2835(以上出光興産社製)、アイソパーA、アイソパーC、アイソパーD、アイソパーE、アイソパーG、アイソパーH、アイソパーK、アイソパーL、アイソパーM(以上、東燃ゼネラル石油社製)、ネオチオゾールなどのパラフィン系炭化水素があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができるが、なかでもイソパラフィン系炭化水素が好ましく用いられる。パラフィン系炭化水素は洗浄液中に0.5〜3.0質量%配合されるのが好ましい。この範囲では、消泡性や当初の泡立ち性にも優れている。
成分(C)のエタノール及び/又はイソプロピルアルコール(IPA)は、それぞれ単独で、又は組み合わせて用いることができ、洗浄液中に2.0〜20質量%配合されるのが好ましい。この範囲では、十分な洗浄力および泡性能が得られ、泡の飛び散りが丁度よいなどの利点がある。
本発明の発泡性洗剤組成物の洗浄液には、成分(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤が配合される。従来、消泡剤として油剤を配合する製剤は多く報告されているが、単に油剤を配合しただけでは、泡切れが良すぎて網戸やフィルターに展着することが難しく、突き抜けが多く発生する。そこで、鋭意研究を行った結果、本発明者らは、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤を配合することによって、網戸やフィルターに十分展着、付着後、泡状体を速やかに消泡させることが可能となり、特に垂直面では、付着した泡状体が垂れ落ちる前に消泡することにより、効率よく洗浄剤が対象物に作用して洗浄力が高まるだけでなく、泡状体が速やかに消泡することにより、洗浄作業効率を大いに高め得ることが可能となることを見出した。尚、20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤としては、一般式Iの
化合物
Figure 2018021110
(式I中、R1はC3−C6のアルキル基又は置換してもよいフェニル基を
表わし、R2はC2−C3のアルキル基を表わし、mは1〜3の整数である。)
が好適に使用される。
一般式Iの化合物としては、フェノキシエタノール、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノブチルエーテルなどがあげられるが、勿論これらに限定されない。これらの中では、溶解性や配合のし易さなどからフェノキシエタノールが最も好ましい。(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤は洗浄液中に0.1〜5.0質量%配合されるのが好ましい。0.1質量%未満では消泡性に問題が出る場合があり、一方、5.0質量%を超えると当初の泡立ちに影響を及ぼす場合がある。
本発明の発泡性洗剤組成物の洗浄液には、(E)水と共に、成分(G)有機酸及び/又は有機酸の塩が配合される。本発明の発泡性殺菌組成物に配合される有機酸及び/又は有機酸の塩は、エアゾール容器から噴霧された発泡性殺菌組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、泡状体の消泡時間を短縮する消泡効果増強剤として用いられる。従来、有機酸の塩をpH調整剤、キレート剤として洗剤組成物に配合することは知られていたが、発泡性殺菌組成物の泡状体の消泡時間を短縮する消泡効果増強剤として作用することは、本発明者らによって初めて発見された知見である。
本発明の発泡性洗剤組成物における有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量は、特に限定されないものの、配合量が少なすぎる場合は、消泡効果が十分に増強されない可能性がある。一方、配合量が多すぎても増強効果の向上が見られない。有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量は発泡性洗剤組成物全体に対して0.1質量%以上10質量%以下の範囲で配合することが好ましく、後述の実施例において示すように、有機酸の塩を発泡性洗剤組成物全体に対して0.5質量%以上5質量%以下の範囲で配合することがより好ましい。
本発明において消泡効果増強剤として用いる有機酸の具体例としては、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)等が挙げられる。有機酸の塩の具体例としては、上記有機酸のナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられる。これらの化合物は単独で用いても良いし、2種以上を混合して用いても良い。なお、有機酸を洗浄液に配合した場合、洗浄液が酸性となり皮膚に対する刺激性が発現するおそれがある。そのため、洗浄液が弱アルカリ性となる有機酸の塩を配合することが好ましい。
上記の有機酸の塩の中でも、特に化学製品として汎用されていて入手が容易であり、安全性が高く、且つ、グリコールエーテル系溶剤と共に配合したとき高い消泡効果の増強性を発揮する、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸の塩がより好ましい。なお、本発明の効果に支障を来たさないかぎり、脂肪酸エステル系消泡剤、高級アルコール系消泡剤、ポリエーテル系消泡剤などの他種の消泡剤を添加しても構わない。
上記の成分が配合された本発明の発泡性洗剤組成物の洗浄液は、(F)噴射剤と共にエアゾール容器に充填される。噴射剤としては、20℃における圧力が0.23〜0.50MPaのLPGを主体としたものがよく、もちろんこれにジメチルエーテル(DME)や圧縮ガス(窒素、炭酸ガスなど)を必要に応じて添加しても構わない。なお、発泡性洗剤組成物における洗浄液と噴射剤の配合比率としては、50〜85容量%/15〜50容量%が適当である。
本発明で用いられる噴射ボタンとしては、泡を形成するボタンであればいずれであってもよいが、ステムから噴口先端までの距離が5〜50mmであることが好ましい。50mmを超えるとボタンの噴口付近に泡がたまるアフタードローが多くなるなど不都合を生じるおそれがある。
更に、本発明の発泡性洗剤組成物には、その他の成分として、必要に応じて、無機抗菌剤、有機抗菌剤、防藻剤、防錆剤、キレート剤、pH調整剤、防錆剤(安息香酸ナトリウムなど)、除菌剤、消臭剤、虫除け剤、香料等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合してもよい。なお、前述したように消泡効果増強剤として有機酸を配合すると洗浄液が酸性になるため、pH調整剤を配合して洗浄液のpHを、6.0〜8.0程度に調整して、より安全性の高い発泡性洗剤組成物とすることができる。
こうして得られた本発明の発泡性洗剤組成物を、網戸やフィルターに塗布あるいはスプレーすることで、噴霧された泡状体の殆どが網戸やフィルターを突き抜けることなく、付着して優れた洗浄効果を発揮後、その泡状体を速やかに消泡させることによって噴霧対象物の洗浄効率を高めることができる。
また、本発明の発泡性洗剤組成物は、(A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、(G)有機酸及び/又は有機酸の塩を(E)水に配合した洗浄液を、(F)噴射剤と共にエアゾール容器に充填するだけの、非常に単純な組成である。そのため、製造が簡便なうえ、安全性が極めて高いものである。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。以下、実施例により本発明の効果について更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制約されるものではない。
[試験液の調製]
(A)界面活性剤としてラウリルジメチルアミンオキシド(商品名:カデナックスDM12D−W、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製)を2.0質量%、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素としてIPソルベント2028(C10−C12イソパラフィン、出光興産社製)を1.0質量%、(C)95%エタノール(和光純薬工業社製)を10質量%、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤としてフェノキシエタノールを1.5質量%、(G)有機酸の塩としてクエン酸三ナトリウムを2.0質量%、香料を0.05質量%と、残部として(E)水を含有する洗浄液を調製した。この洗浄液のpHは7.9であった。上記洗浄液70容量%をエアゾール容器に入れ、(F)噴射剤としてのLPGを30容量%加圧充填して本発明の発泡性洗剤組成物を得た。
このときのLPGの圧力は0.29MPa(20℃)であった。また、噴射ボタンは広角メカブレボタン(孔径0.5mm、三谷バルブ社製)を使用した。
面積が2m2の金属製の網戸に対し、本発明の発泡性洗剤組成物を30mL処理したところ、噴霧された泡状体が網戸に付着して優れた洗浄効果を発揮した。その泡状体は15秒以内にストロボ状にパチパチと消泡し液状になったので、布で軽く拭き取るだけで網戸をきれいにすることができた。このような網戸の洗浄作業は、効率的で極めて実用性の高いものであった。
[洗浄力・泡性能の確認試験]
実施例1に準じ、ラウリルジメチルアミンオキシド(商品名:カデナックスDM12D−W、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製)、デシルジメチルアミンオキシド(商品名:カデナックスDM10D−W、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製)、ミリスチルジメチルアミンオキシド(商品名:カデナックスDM14D−W、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社製)、ラウロイルアミドプロピルジメチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンデシルエーテル(商品名:セフティカットLI−3085、青木油脂工業社製)、ラウリルジメチル酢酸ベタイン(商品名:リカビオンA−100、新日本理化社製)、IPソルベント2028、IPソルベント1620(C12−C16イソパラフィン、出光興産社製)、ネオチオゾール(C12−C16ノルマルパラフィン、中央化成社製)、アイソパーL(C11−C13イソパラフィン、東燃ゼネラル石油社製)、アイソパーM(C11−C13イソパラフィン、東燃ゼネラル石油社製)、エタノール、イソプロピルアルコール(IPA、和光純薬工業社製)、フェノキシエタノール、プロピレングリコールモノブチルエーテル(商品名:ダワノールPnB、ダウ・ケミカル日本社製)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル(商品名:ダワノールDPnB、ダウ・ケミカル日本社製)、トリプロピレングリコールモノブチルエーテル(商品名:ダワノールTPnB、ダウ・ケミカル日本社製)、クエン酸三ナトリウム、クエン酸三カリウム、乳酸ナトリウム、リンゴ酸二ナトリウム、エチレンジアミン4酢酸ナトリウム(EDTA−4Na)、コハク酸、コハク酸二ナトリウム、フマル酸二ナトリウム(以上、和光純薬工業社製)を表1に示す配合割合(質量%)で配合し、精製水を加えて100質量%として洗浄液を得た。この洗浄液に噴射剤としてLPG、DMEと共にエアゾール容器に入れ、表1に示す組成の発泡性洗剤組成物(本発明1〜8)を調製した。同様に、上記成分にリン酸三ナトリウムを加えた各成分を表2に示す配合割合(質量%)で配合し、精製水を加えて100質量%として洗浄液を得た。この洗浄液に噴射剤としてLPG、DMEと共にエアゾール容器に入れ、表2に示す組成の発泡性洗剤組成物(比較例1〜5)を調製した。本発明1〜8および比較例1〜5の発泡性洗剤組成物を用いて下記の洗浄力試験、泡性能試験を行った。結果を表3に示す。
Figure 2018021110
Figure 2018021110
注1;各成分の数字は質量%
注2;ラウリルジメチルアミンオキシド
注3;デシルジメチルアミンオキシド
注4;ミリスチルジメチルアミンオキシド
注5;ラウロイルアミドプロピルジメチルアミンオキシド
注6;ポリオキシエチレンデシルエーテル
注7;ラウリルジメチル酢酸ベタイン
(1)洗浄力試験
屋外に長期間放置した網戸の網面に各種発泡性洗剤組成物をスプレーし、5分間放置後、水洗して、網面の洗浄状態を観察し、以下の基準で評価した。
○:汚れが完全に落ちた
△:汚れが一部残った
×:汚れがほとんど落ちていなかった
(2)泡性能試験
網戸の網面に各種発泡性洗剤組成物をスプレーしたときの、発泡性、泡の付着性、泡の飛び散り、網戸上での消泡性を観察し、以下の基準で評価した。
<発泡性>
○:発泡性がよい
△:発泡はするが、十分ではない
×:ほとんど発泡しない
<泡の付着性>
○:付着率90%以上
△:付着率50〜90%
×:付着率50%以下
<泡の飛び散り>
○:ほとんどない
△:少しある
×:多い
<網戸上での消泡性>
◎:15秒以内にシャープに消泡
○:20秒以内にシャープに消泡
△:30秒以内に消泡するが明瞭ではない
×:泡が消えるまでに30秒より長い時間がかかる
Figure 2018021110
試験の結果、消泡効果増強剤として有機酸の塩を配合した本発明の発泡性洗剤組成物(本発明1〜8)はいずれも網戸の洗浄に際して、発泡性がよく、擦ることなく汚れを落とし、更に泡状体は20秒以内にストロボ状にパチパチと消泡することが確認された。特に、有機酸の塩としてクエン酸三ナトリウム、クエン酸三カリウム、乳酸ナトリウム、リンゴ酸ニナトリウム、コハク酸二ナトリウムを使用した本発明1〜4及び7では、噴霧された泡状体が網戸面に付着し、その泡状体は泡状体のまま垂れ落ちることなく15秒以内に消泡し、網戸等の洗浄作業は極めて効率的なものとなった。
これに対し、有機酸の塩を配合しなかった場合(比較例1、3〜5)および有機酸の塩に代えてリン酸三ナトリウムを加えた場合(比較例2)では20秒を超える消泡時間を要し、消泡性が劣り洗浄の作業性が劣った。
本発明の発泡性洗剤組成物は、網戸やエアコンフィルターに用いられるほか、窓ガラス、換気扇、トイレ、浴槽、自動車等の洗浄、あるいは泡状にして有効成分を付着させるような製剤、例えば除菌剤、虫除け剤等の分野に好適に利用可能である。

Claims (7)

  1. 有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上であって、
    (A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水を含有する洗浄液と、(F)噴射剤とをエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物に配合され、
    前記エアゾール容器から噴霧された前記発泡性洗剤組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、前記泡状体の消泡時間を所定時間以内に短縮することを特徴とする消泡効果増強剤。
  2. 前記消泡時間を20秒以内に短縮することを特徴とする請求項1に記載の消泡効果増強剤。
  3. クエン酸、リンゴ酸、コハク酸の塩から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の消泡効果増強剤。
  4. 前記洗浄液に対する前記有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量が0.5質量%以上5質量%以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の消泡効果増強剤。
  5. (A)界面活性剤、(B)C10−C18のパラフィン系炭化水素、(C)エタノール及び/又はイソプロピルアルコール、(D)20℃における水に対する溶解度が7質量%以下であるグリコールエーテル系溶剤、及び(E)水と、を含有する洗浄液と、(F)噴射剤と、をエアゾール容器に充填してなる発泡性洗剤組成物であって、
    (G)消泡効果増強剤として有機酸及び/又は有機酸の塩から選ばれる1種以上を前記洗浄液に配合することにより、
    前記エアゾール容器から噴霧された前記発泡性洗剤組成物の泡状体を噴霧対象物に付着させた後、20秒以内に消泡させることによって前記噴霧対象物の洗浄効率を高めた発泡性洗剤組成物。
  6. 前記消泡効果増強剤が、クエン酸、リンゴ酸、コハク酸の塩から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項5に記載の発泡性洗剤組成物。
  7. 前記洗浄液に対する前記有機酸及び/又は有機酸の塩の配合量が0.5質量%以上5質量%以下であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の発泡性洗剤組成物。
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