JPWO2018016469A1 - リンク制御回路 - Google Patents

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Abstract

リンク制御回路(10)に、上り制御フレームで通知されたリンク制御内容をイベントとして出力する上りパーサ部(11)と、タイマを起動・停止し、タイマ満了に応じてリンクイベントを出力するタイマ部(12)と、リンク制御内容を含む下り制御フレームを生成するフレーム生成部(13)と、これらイベントに応じてリンク状態を管理し、リンク状態に応じてタイマ部でのタイマ起動・停止、フレーム生成部での下り制御フレーム生成を指示することにより、リンクの接続確立、維持、および切断を制御する状態管理部(15)として複数のハードウェア処理部を備え、各ハードウェア処理部は、それぞれの処理動作を記述した、外部から変更可能な内部プログラムを格納するメモリと、内部プログラムにしたがってそれぞれの処理動作を実行するプロセッサとを有している。

Description

本発明は、親局が複数の子局とのデータ通信に用いるリンクを制御するためのリンク制御回路に関する。
親局と複数子局とで構成する通信システムの1つにPON(Passive Optical Network)システムがある。本システムは、局舎に設置されるOLT(Optical Line Terminal)を親局、各ユーザ宅に設置されるONU(Optical Network Unit)を子局として通信を行う。
PONシステムは、図5に示すように、上位ネットワークと接続されたOLTと、複数m個のONUと、OLTと複数m個のONUを1:mに接続する光ファイバおよび光スプリッタSPとにより構成される。PONシステムでは、複数のONUから送信される信号が、光スプリッタSPで束ねられてOLTに届く。そのため、信号が衝突しないように、IEEE802.3およびIEEE802.3avでは、OLT−ONU間の通信制御を行うMPCP(Multi-Point Control Protocol)を規定している。
MPCP規定によると、OLTからONUへの下り方向通信では、OLTが各ONUに割り当てたID(識別番号)を付加した下りフレームを時分割多重して送信し、下りフレームが光スプリッタで分岐してすべてのONUに転送される。各ONUは、下りフレームのIDにより、自分宛ての下りフレームだけを抽出して受信する。
一方ONUからOLTへの上り方向通信では、各ONUはOLTから割り当てられたIDを付加した上りフレームを、OLTから割り当てられた帯域(送信開始時刻と送信継続時間)で送信し、各ONUからの上りフレームが光スプリッタで合流してOLTに転送される。OLTは、上りフレームのIDにより、どのONUから送信された上りフレームであるかを判別して受信する。
OLTはMPCPに基づいて定期的にDiscoveryプロセスを実行し、新たに接続されるONUに対してIDを割当て、接続を確立する。ここで、Discoveryプロセスの概要について説明する。以下の処理(1)〜(7)は、図6に示すDiscoveryプロセスの各制御フレームに対応する。
(1) OLTは、全ONUに対してDiscovery Gateフレームを送信する。このDiscovery Gateフレームには、OLTのローカル時刻t1と、新規ONUが上りフレームの出力を開始できる時刻T1と、識別子としてブロードキャストIDが記載されている。
(2) OLTとのリンクを確立していないONUは、Discovery Gateフレームを受信すると、Discovery Gateフレームに記載されたt1を自身のローカル時刻にセットし、OLTとの時刻同期をとる。そして、Discovery Gateフレームで指定された時刻T1からランダム時間後に、OLTへRegister Requestフレームを送信して登録の要求を行う。この際、当該ONUにはIDが割り当てられていないため、Register Requestフレームには識別子としてブロードキャストIDが記載されている。
(3) OLTは、Register Requestフレームを送信したONUに対して固有のIDを割り当て、Registerフレームを送信して割り当てたIDを当該ONUに通知する。
(4) 続いてOLTは、当該ONUに対し、次フレームの送信開始時刻T2を記載したGateフレームを送信し、Register ACKフレームの到着を待つ。
(5) ONUは、RegisterフレームとGateフレームを受信すると、Register ACKフレームをGateフレームで指定された送信開始時刻T2に送信する。そして、OLTが当該ONUからRegister ACKフレームを受信すると、OLTとONUとのリンクが確立する。以上が、Discoveryプロセスである。
(6)リンク確立後、OLTはONUの上り信号の送信開始時刻T3を記載したGateフレームを送信する。
(7) ONUはGateフレームを受信すると、そこに指定されている送信開始時刻T3まで送信待機となり、その時刻までに蓄積されるフレーム量を計算し、送信開始時刻T3になったときにReportフレームで送信フレーム量をOLTに通知する。
Reportフレーム受信後、OLTは、各ONUから通知される送信フレーム量と帯域割り当てのアルゴリズム(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)に従って、各ONUに対する送信開始時刻の順番を組み立て、順次ONUに向けてGateフレームを送信する。ONUは、Gateフレームを受信すると、Gateフレームで指定されている時刻に上りフレームを送信するとともに、次のGateフレームをもらうためのReportフレームも送信する。OLTとONUは、上記手順で通信を繰り返し、リンクを維持する。なお、OLTは、一定期間ONUから上記に記載したフレームを受信できない場合、タイムアウトを判定し、当該ONUとのリンクを切断する。
続いて、OLT内で用いられる通信処理用LSIの構成例について説明する。一般的な通信処理用LSIは、図7に示すように、受信処理回路、FEC回路、暗号回路、リンク制御回路、データ処理回路、および送信処理回路から構成されており、通信処理用LSIに外部接続された上位CPUからの初期設定に基づいてそれぞれ動作する。
まず、各ONUから送信された上りフレームは、受信処理回路において、制御フレームとデータフレームとに振り分けられる。ここで、制御フレームとはこれまでに説明したOLT−ONU間のDiscoveryプロセスを実現するための通信フレームであり、それ以外にも、OLTからONUへの制御を行う際に用いられるフレーム全般のことを指す。データフレームとは、制御フレーム以外のフレームを指す。
FEC回路、暗号回路において、両フレームは誤り訂正処理や暗号の復号化処理が行われ、リンク制御回路へと入力される。リンク制御回路は制御フレームとデータフレームの識別を行い、データフレームはデータ処理回路へと入力される。一方、制御フレームはリンク制御回路において終端される。上りの制御フレームに応じて、下りの制御フレームをFEC・暗号回路へと出力する。データフレームを受信したデータ処理回路は、バッファリング処理や上位ネットワークへのブリッジ処理を行い、SNI(Service Network Interface)側へとデータフレームを出力する。
SNI側から入力された下りフレームは、データ処理回路において、宛先MACアドレスなどから宛先ONUを特定し、該当ONUに対応するIDを付与してリンク制御回路を通って、FEC回路、暗号回路へと出力される。リンク制御回路では、下りデータフレームの中に含まれる制御フレームを識別し、該当フレームがある場合はその処理を行う。送信処理回路において、データフレームと制御フレームが時分割多重されて、UNI(User Network Interface)へと出力される。なお、データフレームと制御フレームの時分割多重は送信処理回路のみが担う必要もなく、前段のリンク制御回路が担っても良い。
ここで、リンク制御回路に求められる詳細な機能について説明を行う。リンク制御回路には、複数種類の制御フレームが入力され、その種類に応じた処理を行う。例えば、RegisterACKフレームを受信した際の処理例について説明する。図8に示す、RegisterACKフレームのフレームフォーマット(IEEE802.3av)において、制御フレームはRegisterACKフレームにかかわらず全ての種類において64byte長と規定されており、図8に記載のフィールドの後に64byteになるように0がパディングされる。また、制御フレーム情報の中にはIDごとに異なる情報(SAなど)とIDごとには共通であるが種別ごとに異なる情報(Type、Opcodeなど)が含まれる。
RegisterACKフレームがリンク制御回路に入力されると、まず、Typeフィールド、OpcodeフィールドがそれぞれType=0x8808、Opcode=0x0006であるかの判定が行われる。判定の結果、全て一致した場合、受信したフレームはRegisterACKフレームとみなされ、受信処理が開始される。
RegisterACKフレーム受信処理としては、主に、フレームの正常/異常受信判定、各種タイマの起動/停止処理がある。フレームの正常/異常受信判定では、RegisterACKフレームフィールド内のDA(Destination Adress)は間違っていないか(DA廃棄判定)、DATAフィールド内の「Echoed Assigned Port, Echoed Sync Time」の値はRegisterフレーム送信時の値と同一か(エコーパラメータ判定)、Timestampフィールドの値とローカルタイム値を用いて計算したRTT(Round Trip Time)にドリフトが発生していないか(ドリフトチェック判定)、などが判定される。
これらの判定の結果、正常受信であった場合は、リンクが確立したことになるので、RegisterACKの最大受信間隔を測定しているタイマの停止処理を行うと同時に、ONUの死活管理を行うためのタイマを起動する。一方、異常受信と判定された場合は、該当フレームの廃棄処理が行われる。
以上の処理を鑑み、リンク制御処理回路には、種別を判定する機能(種別判定機能)、種別に応じてフィールド値や固定値を用いて計算を行い、フレーム処理を行う機能(フレーム処理機能)、時間を測定する機能(タイマ機能)、さらにIDごとにステートマシンを管理し、各処理ブロックを制御する機能(状態管理機能)が必要である。RegisterACKフレームの処理例は制御フレーム処理の受信処理の一例であり、送信側の処理では、上記とは別に、制御フレームを生成する機能(フレーム生成機能)が必要となる。また、DBAを処理するための機能(帯域制御機能)も必要となる。
図9に示すように、従来のリンク処理回路はIDごとに制御フレーム全体を記憶するバッファメモリを有する(特許文献1)。制御フレームの種別判定、フレーム処理、フレーム生成、および状態管理などのリンク制御処理自体は将来の拡張性を担保するために、1つのCPUがMPCP処理プログラムなどのソフトウェアに基づいて、受信フレーム記憶メモリや送信フレーム記憶メモリなどのバッファメモリを参照して、各処理を逐次的に実行する構成であった。
次に、図10を参照して、従来のフレーム処理の動作例について説明する。
図10に示すように、まず、フレームを受信すると(ステップA1)、受信したフレームが制御フレームかの種別判定を行う(ステップA2)。制御フレームに該当する場合、フレーム全てをバッファメモリに蓄積する(ステップA3)。制御部での処理準備が完了すると、バッファメモリから制御フレームを読みだし、制御部内で再び種別判定し(ステップA4)、種別に応じたフレーム処理を行う(ステップA5)。その後、ONUへ送信する制御フレームを生成し(ステップA6)、送信フレーム用のバッファに蓄積した後(ステップA7)、フレームを送信する(ステップA8)。
しかしながら、このような従来技術によれば、ID未割当の制御フレームを受信した際に、IDの割当管理レジスタを参照して未使用のIDを割り当てる操作を行うハードウェアを持つことで、未割当ID専用のメモリを削減できるものの、基本的には1つのCPUがソフトウェアに基づいて、バッファメモリを参照して各処理を逐次的に実行する構成であるため、次のような課題がある。
まず、制御フレーム蓄積用のメモリ容量については、ID数×フレーム長までしか削減できない。また、リンク制御回路は、IDごとに有する必要のない情報も重複して記憶メモリに保有しており、これは、ID数が増えれば増えるほど、回路規模を増大させる要因となる。また、ID数の増加に伴い、ソフトウェア処理の負荷が増大するため、回路全体の処理速度が低下し、所望の時間内に処理が完了できなくなる。
このような課題を解決するためには、全ての処理部を複数のハードウェアベースにすれば良い。しかし、全てをハードウェアベースにすると、将来の拡張性を担保できなくなる。拡張性を担保するために、FPGAのようなハードウェアを用いることもできるが、FPGAを用いると回路規模や消費電力が爆発的に大きくなる。これは、FPGAがビット単位で回路構成を変更できるという特徴を有しており、全てのアプリケーションに対応できる拡張性を有しているためである。以上のことから、これまで、拡張性を担保しながら小面積・リアルタイム処理を実現するリンク制御回路が実現されていなかった。
特開2012−80402号公報
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、将来の拡張性を持たせながら、ID数増加に伴う回路規模の増加と処理速度の低下を解消できるリンク制御回路を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるリンク制御回路は、複数の子局とのデータ通信を行う親局で用いられ、これら子局とのデータ通信に用いるリンクを制御するリンク制御回路であって、前記ハードウェア処理部として、前記子局から受信した上り制御フレームで通知された、前記リンクの制御に関する内容をイベントフレームで通知する上りパーサ部と、前記リンクの状態を管理するためのタイマを起動・停止し、前記タイマの満了をイベントフレームで通知するタイマ部と、前記子局へ通知する前記リンクの制御に関する内容を含む下り制御フレームを生成するフレーム生成部と、前記上りパーサ部および前記タイマ部からの前記イベントフレームに応じて前記リンクの状態を管理し、前記リンクの状態に応じて、前記タイマ部でのタイマの起動・停止をイベントフレームで指示するとともに、前記フレーム生成部での前記下り制御フレームの生成をイベントフレームで指示することにより、前記リンクの接続確立、維持、および切断を制御する状態管理部としてそれぞれ動作するように構成された複数のハードウェア処理部を備え、前記複数のハードウェア処理部は、それぞれの処理動作を記述した、外部から変更可能な内部プログラムを格納するメモリと、前記内部プログラムにしたがってそれぞれの処理動作を実行するプロセッサとを有している。
本発明によれば、上位CPUでこれらハードウェア処理部の内部プログラムや内部レジスタのパラメータを書き換えることにより、様々なフレーム種別判定の基準や処理内容、様々種類のタイマを実現することができる。
したがって、リンク制御回路を、リンク制御処理に特化したプログラマブルなハードウェア処理部により構成することができ、将来の拡張性を持たせながら、ID数増加に伴う回路規模の増加と処理速度の低下を解消することが可能となる。
図1は、第1の実施の形態にかかるリンク制御回路の構成を示すブロック図である。 図2は、第1の実施の形態にかかるフレーム処理を示すフローチャートである。 図3は、第2の実施の形態にかかるリンク制御回路の構成を示すブロック図である。 図4は、第3の実施の形態にかかるリンク制御回路の構成を示すブロック図である。 図5は、PONシステムの構成例である。 図6は、Discoveryプロセスを示すシーケンス図である。 図7は、一般的な通信処理用LSIの構成例である。 図8は、RegisterACKフレームのフレームフォーマット(IEEE802.3av)である。 図9は、従来のリンク制御回路の構成図である。 図10は、従来のフレーム処理を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるリンク制御回路10について説明する。
このリンク制御回路10は、複数の子局とのデータ通信を行う親局で用いられて、複数のハードウェア処理部が動作することにより、これら子局とのデータ通信に用いるリンクを制御する機能を有している。
図1に示すように、リンク制御回路10には、主なハードウェア処理部として、上りパーサ部11、タイマ部12、フレーム生成部13、下りパーサ部14、および状態管理部15が設けられている。
本発明では、親局がPONシステムを構成するOLTからなり、子局がOLTに接続されているONUからなり、リンク制御回路10が、図7で示したような接続構成で、受信処理回路、FEC回路、暗号回路、データ処理回路、および送信処理回路とともに、通信処理用LSI内に実装されている場合を例として説明する。
リンク制御回路10に設けられたハードウェア処理部は、OLTがONUとのデータ通信に用いるリンクを制御するための主な機能として、次のような機能を有している。
上りパーサ部11は、子局から受信した上り制御フレームで通知された、リンクの制御に関する内容をイベントフレームで通知する機能を有している。
タイマ部12は、リンクの状態を管理するためのタイマを起動・停止し、タイマの満了をイベントフレームで通知する機能を有している。
フレーム生成部13は、子局へ通知するリンクの制御に関する内容を含む下り制御フレームを生成して出力する機能を有している。
状態管理部15は、上りパーサ部11およびタイマ部12からのイベントフレームに応じてリンクの状態を管理する機能と、リンクの状態に応じて、タイマ部12でのタイマの起動・停止をイベントフレームで指示するとともに、フレーム生成部13での下り制御フレームの生成をイベントフレームで指示する機能と、これら機能を連携させることによりリンクの接続確立、維持、および切断を制御する機能とを備えている。
また、下りパーサ部14は、上位ネットワークから受信した下りフレームのうちから子局へ送信すべき下りデータフレームを選択する機能と、選択した下りデータフレームとフレーム生成部13から出力された下り制御フレームとを多重化するマルチプレクサ(MUX)16へ出力する機能とを有している。
これらハードウェア処理部の各々は、それぞれの処理動作を記述した内部プログラムを格納する内部メモリと、処理動作で用いるパラメータを保持する内部レジスタと、内部プログラムおよびパラメータに従って、それぞれの処理動作を実行するプロセッサとを備えている。また、これら内部プログラムおよびパラメータは、例えば前述の図7で示したような、リンク制御回路10に外部接続されている上位CPUにより変更可能なように、内部メモリおよび内部レジスタで保持されている。
また、ハードウェア処理部のうち、上りパーサ部11、フレーム生成部13、下りパーサ部14の構成例として、特許第5992847号(特開2014−165714号公報)や特願2016−210246の構成を適用してもよい。この場合、これらハードウェア処理部は、プロセッサとして、セレクタ、ALU(Arithmetic Logic Unit)、およびレジスタを備えている。セレクタは、入力されたフレームの種別を示すデータを抽出し、ALUは、セレクタからのデータを減算処理することによりフレーム種別を特定する。内部プログラムからセレクタおよびALUへ制御信号を出力することで、任意の箇所の抽出、任意の種類の計算が可能となる。同様の構成で、セレクタにおいてフレームデータの順番を入れ替え、レジスタで保持することができる。このため、フレームの生成も可能となる。
また、ハードウェア処理部のうち、タイマ部12の構成例として、特開2017−028381号公報や特願2017−000973の構成を適用してもよい。この場合、タイマ部12は、プロセッサとして、任意の初期値から任意の粒度(精度)でカウントダウンする、ダウンカウンタを備えている。ダウンカウンタの初期値と粒度を内部プログラムから指定することで、様々な種類のタイマを実現できる。
また、ハードウェア処理部のうち、状態管理部15の構成例として、特願2016−131453の構成を適用してもよい。この場合、状態管理部15は、プロセッサとして、状態遷移処理に特化した命令を処理する回路と、その命令のデコーダ、および、その命令に対応するアドレスを決定する回路とを備えている。内部プログラムは、これら命令セットの組み合わせを含んでいる。内部プログラムにより、命令セットの組み合わせを変更することで、様々な種類の状態管理処理を実現する。
[第1の実施の形態の動作]
次に、本実施の形態にかかるリンク制御回路10の動作について説明する。
状態管理部15は、上りパーサ部11、タイマ部12、フレーム生成部13、下りパーサ部14の司令塔となり、子局を識別するためのIDごとにステートマシンを管理し、これらハードウェア処理部を制御する。
状態管理部15は、これらハードウェア処理部との間で、リンクの状態変化を示すイベントや、リンク制御以外の制御フレームの終端処理に関するイベント、例えばOAM(Operation Administration and Maintenance)などの保守運用管理に関するイベントの内容を、イベントフレームにより通知する。
イベントフレームには、子局を識別するためのID、処理すべきステートマシンのステート番号、イベント種別を示すイベント番号、フレームの種別を示す種別情報、およびイベントの内容を示すデータ(イベントデータ)が含まれる。イベントデータとしては、例えば、IDごとに有する情報などがある。状態管理部15の内部プログラムには、イベント内容を記述し、これを後から書き換えられることにより、柔軟性を有するステートマシンとなる。
上りパーサ部11は、受信したフレームの種別判定および制御フレームの終端処理を行う。タイマ部12は、状態管理部15からのタイマ起動・停止指示に応じてタイマが動作する。フレーム生成部13は、状態管理部15からの指示に応じた制御フレームを生成する。
下りパーサ部14は、データ処理回路からの下りデータフレームを受信し、下りデータフレームの中に制御フレームとして処理すべきフレーム情報が入っているかの判定を行う。該当する制御フレームが含まれていた場合は、その終端処理を行い、それ以外のデータフレームはマルチプレクサ16へ出力する。
上りパーサ部11と下りパーサ部14の内部プログラムには、フレーム種別判定の基準や処理内容を記述し、これを後から変更可能ことにより、様々な種類のフレーム判定および処理が可能となる。タイマ部12の内部プログラムには、タイマの種別に応じた初期値、タイムアウト時間を記述し、これを後から変更することにより、様々な種類のタイマを実現できる。
続いて、図2を参照して、第1の実施の形態にかかる制御フレーム受信側の動作について、RegisterACKフレームを受信した場合を例に説明する。
図2に示すように、上りパーサ部11にRegisterACKフレームが入力されると(ステップB1)、TypeフィールドおよびOpcodeフィールド内の情報を抽出し、それをもとに上りパーサ部11は種別判定を行う(ステップB2)。
その結果、RegisterACKフレームであることが確定すると、次に正常受信/異常受信判定を行う。具体的には、DA廃棄判定として、上りパーサ部11内の内部レジスタに保存されている正しいDA情報と入力されたDA情報との比較を行う。また、ドリフトチェック判定として、Timestampフィールドを抽出し、RTTを計算した上でレジスタに保存されているドリフト判定基準値との比較を行う(ステップB3)。ここまでの処理が、図10におけるフレーム受信処理に該当する。
次に、状態管理部15の動作について説明する。これらの判定終了後、上りパーサ部11は状態管理部15へのイベントフレームを生成する。イベント情報として、ID、MPCPリンクを管理するステートマシンのステート番号、RegisterACK受信を示すイベント番号、RegisterACKフレーム内の「Echoed Assigned Port, Echoed Sync Time」をイベントフレームに挿入して、状態管理部15へ出力する。
上りパーサ部11から出力されたイベントフレームを受信した状態管理部15は、まず、IDとステート番号より、状態遷移させるステートマシンを特定する。また受信した「Echoed Assigned Port, Echoed Sync Time」の値と状態管理部15内の内部レジスタに保存されているReport送信時の「Assigned Port、Sync Time」の値とを比較し、一致していた場合に正常受信と確定する。
正常受信と確定した場合、ONUとOLTのリンクが確立したことになるので、MPCPリンクを管理するステートマシンのステートをリンクアップ状態へと遷移させる。続いて、状態管理部15は、タイマ部12へ送信するイベントフレームを2種類生成する。1つは、RegisterACKの最大受信間隔を測定しているタイマの停止処理イベントで、もう1つはONUの死活管理を行うためのタイマ起動イベントである。イベントフレーム内の情報には、ID、タイマ種別、測定時間を挿入する。
以上、RegisterACK受信時の上りパーサ部11、状態管理部15、およびタイマ部12との連携動作について説明した。続いて、図2の続きに対応させて、制御フレーム送信側の上りパーサ部11、状態管理部15、およびフレーム生成部13の連携動作についてGateフレーム送信を例にして説明する。
リンク制御回路10は、Reportフレーム受信後(ステップB3)、Reportフレーム内のONUの送信フレーム通知量とDBAアルゴリズムを用いて、各ONUへの帯域割当て量を計算し、送信開始時間をGateフレーム用いて通知する。本実施の形態ではDBAアルゴリズムを用いた帯域計算を上りパーサ部11で行うこととし、Gateフレームに挿入する送信開始時間をイベントフレームを用いて状態管理部15へ送信するものとする。
上りパーサ部11で送信開始時間を受信した状態管理部15は、Gateフレーム生成指示イベントを生成し、フレーム生成部13へ出力する。Gateフレーム生成指示イベントのイベントデータには、計算した送信開始時間を挿入する。フレーム生成部13内の内部レジスタにはIDごとに異ならないGateフレームの雛形が保存してあり、それとイベント内に含まれていた送信開始時間を用いて、Gateフレームを生成し(ステップB4)、外部へと出力する(ステップB5)。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、リンク制御回路10が、子局からの上り制御フレームで通知されたリンク制御に関する内容をイベントとして出力する上りパーサ部11と、タイマを起動・停止し、タイマの満了に応じてリンクに関するイベントを出力するタイマ部12と、子局へ通知するリンク制御内容を含む下り制御フレームを生成するフレーム生成部13と、上りパーサ部11およびタイマ部12からのイベントに応じてリンク状態を管理し、リンク状態に応じてタイマ部12でのタイマ起動・停止、フレーム生成部13での下り制御フレーム生成を指示することにより、リンクの接続確立、維持、および切断を制御する状態管理部15としてそれぞれ動作するように構成された複数のハードウェア処理部を備えている。
これに加えて、これらハードウェア処理部が、それぞれの処理動作を記述した、外部から変更可能な前記内部プログラムを格納するメモリと、前記内部プログラムにしたがってそれぞれの処理動作を実行するプロセッサとを有しているものである。
より具体的には、ハードウェア処理部が、前記内部プログラムと、それぞれが保持する内部レジスタに保存されている、外部から変更可能なパラメータとにしたがって、それぞれの処理動作を実行するようにしたものである。
これにより、上位CPUでこれらハードウェア処理部の内部プログラムや内部レジスタのパラメータを書き換えることにより、様々なフレーム種別判定の基準や処理内容、様々種類のタイマを実現することができる。
したがって、リンク制御回路10を、リンク制御処理に特化したプログラマブルなハードウェア処理部により構成することができ、将来の拡張性を持たせながら、ID数増加に伴う回路規模の増加と処理速度の低下を解消することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、各ハードウェア処理部がイベントフレームを出力する際、処理動作の対象となる子局を識別するためのIDをイベントフレームに付与して出力するようにしてもよく、さらには、処理動作の対象となる上り制御フレームまたは下り制御フレームのフレーム種別を識別するための種別情報をイベントフレームに付与して出力するようにしてもよい。
これにより、リンク制御処理に関し、IDごとに持つべき情報はID数分有し、フレーム種別ごとに持つべき情報はID共通で1つ有する構成とすることができる。したがって、従来の処理フローで必要だったフレーム蓄積やフレーム転送・フレーム種別判定を行う必要が無くなるため、回路規模を削減することが可能となる。
また、全処理を処理速度差の異なる処理部で実行するのではなく、同一の処理速度を有するハードウェア処理部で分散させて処理させることで、ID数が増加しても、各ハードウェア処理部の処理能力差がなくなるため、高速に処理することができる。
また、本実施の形態において、ハードウェア処理部として、入力された下りフレームのうちから子局へ送信すべき下りデータフレームを選択し、下りデータフレームとフレーム生成部13から出力された下り制御フレームとを多重化するマルチプレクサへ出力する下りパーサ部14をさらに備えてもよい。
これにより、上りフレームに含まれる制御フレームのフレーム判定だけでなく、下りデータフレームに含まれる制御フレームのフレーム判定についても、ハードウェア処理部を用いて、将来の拡張性を持たせながら、ID数増加に伴う回路規模の増加と処理速度の低下を解消することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、図3を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるリンク制御回路10について説明する。
第1の実施の形態では、ハードウェア処理部ごとに内部レジスタを持つ場合を例として説明した。本実施の形態では、図3に示すように、これら内部レジスタに代えて、各ハードウェア処理部からアクセス可能な共用レジスタを設けた場合について説明する。
本実施の形態において、共用レジスタ部17は、各ハードウェア処理部が共用する複数の共用レジスタを有し、各ハードウェア処理部は、内部プログラムと、共用レジスタ部17の対応する共用レジスタに保存されている、外部から変更可能なパラメータとにしたがって、それぞれの処理動作を実行する。
この際、共用レジスタ部17にはIDごとに異なる情報を保存しておき、各ハードウェア処理部では、IDをアドレスとして共用レジスタのデータをリード/ライトする。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、リンク制御回路10に、各ハードウェア処理部が共用する複数の共用レジスタを有する共用レジスタ部17をさらに備え、各ハードウェア処理部は、自己の内部プログラムと、共用レジスタ部17の対応する共用レジスタに保存されている、外部から変更可能なパラメータとにしたがって、それぞれの処理動作を実行するようにしたものである。
これにより、IDごとに異なる情報をどの処理部からもアクセス可能となるため、状態管理部15以外の処理部ではその情報を用いた処理のバリエーションが増える。これにより状態管理部15と各処理部の間は、より簡潔なイベントを送受信ができるようになり、状態管理部15の負荷を分散させることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、図4を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるリンク制御回路10について説明する。
第1および第2の実施の形態では、帯域計算を上りパーサ部11で行うと説明したが、これに限定することはない。第3の実施の形態では、図4に示すように、専用のハードウェアアクセラレータ(HWA)部18を設け、イベントフレームを用いてReportフレームの帯域計算に用いるデータ部分をハードウェアアクセラレータ部18へ通知して、ハードウェアアクセラレータ部18でDBAアルゴリズムを用いた帯域計算を実行させている。
[第3の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、リンク制御回路10のハードウェア処理部として、上りパーサ部11における上り制御フレームに対するフレーム処理を高速で実行するハードウェアアクセラレータ部18をさらに備えるようにしたものである。これにより、他のハードウェア処理部と比較して処理負担が高くなりやすい上りパーサ部11における処理負担を軽減できる。したがって、他のハードウェア処理部との処理速度差を縮小することができ、リンク制御回路10全体の高速動作を実現できる。
なお、ハードウェアアクセラレータ部18は、このような帯域割当て計算ではなく、他の用途に使用しても良い。例えば、RegisterRequest受信の際のSAが登録済かどうかを検索するハードウェアとして用いても良い。また、ハードウェアアクセラレータ部18は、1つの用途だけでなく複数の用途に使用しても良い。
なお、上りパーサ部11が、イベントフレームを用いてReportフレームの帯域計算に用いるデータ部分を状態管理部15へ通知して、状態管理部15でDBAアルゴリズムを用いた帯域計算を実行させてもよい。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
10…リンク制御回路、11…上りパーサ部、12…タイマ部、13…フレーム生成部、14…下りパーサ部、15…状態管理部、16…マルチプレクサ、17…共用レジスタ部、18…ハードウェアアクセラレータ部。

Claims (7)

  1. 複数の子局とのデータ通信を行う親局で用いられ、これら子局とのデータ通信に用いるリンクを制御するリンク制御回路であって、
    前記子局から受信した上り制御フレームで通知された、前記リンクの制御に関する内容をイベントフレームで通知する上りパーサ部と、
    前記リンクの状態を管理するためのタイマを起動・停止し、前記タイマの満了をイベントフレームで通知するタイマ部と、
    前記子局へ通知する前記リンクの制御に関する内容を含む下り制御フレームを生成するフレーム生成部と、
    前記上りパーサ部および前記タイマ部からの前記イベントフレームに応じて前記リンクの状態を管理し、前記リンクの状態に応じて、前記タイマ部でのタイマの起動・停止をイベントフレームで指示するとともに、前記フレーム生成部での前記下り制御フレームの生成をイベントフレームで指示することにより、前記リンクの接続確立、維持、および切断を制御する状態管理部と
    してそれぞれ動作するように構成された複数のハードウェア処理部を備え、
    前記複数のハードウェア処理部は、それぞれの処理動作を記述した、外部から変更可能な内部プログラムを格納するメモリと、前記内部プログラムにしたがってそれぞれの処理動作を実行するプロセッサとを有している
    ことを特徴とするリンク制御回路。
  2. 請求項1に記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部は、処理動作の対象となる前記子局を識別するためのIDを前記イベントフレームに付与して出力することを特徴とするリンク制御回路。
  3. 請求項1または請求項2に記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部は、処理動作の対象となる前記上り制御フレームまたは前記下り制御フレームのフレーム種別を識別するための種別情報を前記イベントフレームに付与して出力することを特徴とするリンク制御回路。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部は、前記内部プログラムと、それぞれが保持する内部レジスタに保存されている、外部から変更可能なパラメータとにしたがって、それぞれの処理動作を実行することを特徴とするリンク制御回路。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部が共用する複数の共用レジスタを有する共用レジスタ部をさらに備え、
    前記ハードウェア処理部は、前記内部プログラムと、前記共用レジスタ部の対応する共用レジスタに保存されている、外部から変更可能なパラメータとにしたがって、それぞれの処理動作を実行する
    ことを特徴とするリンク制御回路。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部として、入力された下りフレームのうちから前記子局へ送信すべき下りデータフレームを選択し、前記下りデータフレームと前記フレーム生成部から出力された下り制御フレームとを多重化するマルチプレクサへ出力する下りパーサ部をさらに備えることを特徴とするリンク制御回路。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載のリンク制御回路であって、
    前記ハードウェア処理部として、前記上りパーサ部における前記上り制御フレームに対するフレーム処理を高速で実行するハードウェアアクセラレータ部をさらに備えることを特徴とするリンク制御回路。
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