JPWO2017221370A1 - 電動弁 - Google Patents

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Abstract

本発明は、振動音を低減することが可能な電動弁の提供を目的とする。
本発明の電動弁(10)は、ステータ(11)の一端に設けられたベース部(15)と、ロータ(40)に螺合しかつベース部(15)に直動可能かつ回転不能に支持された直動シャフト(50)と、直動シャフト(50)に設けられて弁口(18)を開閉する弁体(60)とを有し、ロータ(40)とステータ(11)との間に配された中間部材(35)又はステータ(11)と、ロータ(40)と、にそれぞれ設けられて、ロータ(40)の回転軸方向で互いに当接する、ロータ(40)側の第1当接部(42A,42T)及びステータ(11)側又は中間部材(35)側の第2当接部(15T,35T)が互いに押し付けられるようにロータ付勢手段(36,58)にて付勢されている。

Description

本発明は、モータを駆動源として備える電動弁に関する。
従来の電動弁として、先端に弁体を備える直動シャフトがモータによって駆動されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−169821号公報(段落[0007]、図1)
上述した従来の電動弁においては、ロータがステータに対してがたつき、振動音が発生するという欠点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、振動音を低減することが可能な電動弁の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明に係る電動弁は、モータと、前記モータのステータの一端に設けられたベース部と、前記モータのロータに螺合しかつ前記ベース部に直動可能かつ回転不能に支持されている直動シャフトと、前記ベース部に形成されている弁口と、前記直動シャフトの一端に設けられ、前記弁口を開閉する弁体と、前記ロータと前記ステータとの間に配された中間部材又は前記ステータと、前記ロータと、にそれぞれ設けられて、前記ロータの回転軸方向で互いに当接する、前記ロータ側の第1当接部及び前記ステータ側又は前記中間部材側の第2当接部と、前記第1当接部及び前記第2当接部が互いに押し付けられるように前記ロータを回転軸方向に付勢するロータ付勢手段とを備える電動弁である。
本発明の第1実施形態に係る電動弁の側断面図 弁口が開いた状態の電動弁の側断面図 シャフト支持部材近傍の平断面図 弁体部品近傍の側断面図 ロータ受容部近傍の側断面図 変形例に係るロータ受容部近傍の側断面図 変形例に係るロータ受容部近傍の側断面図 変形例に係るロータ受容部近傍の側断面図
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の電動弁10は、ステータ11と、ステータ11の内側に回転可能に収容されたロータ40と、ロータ40の回転によりステータ11内を直動する直動シャフト50と、を備えている。
ステータ11は、上下に延びたスリーブ12の外側にステータ側界磁部13を固定してなる。ステータ側界磁部13は円環状をなし、電磁コイル13Aを並べて備えている。
スリーブ12は、上側筒部14と下側筒部15(本発明の「ベース部」に相当する)とから構成されており、これら上側筒部14と下側筒部15とが同軸上に配置されている。上側筒部14は、全体に亘って略同径の円筒状をなし、上面開口が蓋体23によって密閉されている。上述したステータ側界磁部13は、この上側筒部14の下端部に固定されている。なお、スリーブ12、蓋体23及びステータ側界磁部13から本発明の「ステータの本体」が構成されている。
図1に示すように、下側筒部15は、内部に、下端部から中間部まで延びた弁体直動部屋15Xと、弁体直動部屋15Xの上方に位置し、弁体直動部屋15Xより大径のロータ受容部15Yと、ロータ受容部15Yの上方に位置し、ロータ受容部15Yより大径の上端受容部15Zと、を有している。これらのうち上端受容部15Zに上側筒部14の下端部が嵌合することで上側筒部14と下側筒部15とが連結している。なお、上側筒部14の下端面が上端受容部15Zの内面である円環段差部15Dに突き当てられ、かつ、下側筒部15の上端から側方に張り出したフランジ15Fがステータ側界磁部13の下面に当接した状態で、上側筒部14と下側筒部15とは溶接されている。
下側筒部15の下端側の開口部16には、弁座部材17が嵌合されている。弁座部材17は円筒状をなし、その上端開口が弁口18になっている。また、下側筒部15には、下端寄り位置に、側方に開放した側部開口15Bが形成されている。そして、弁座部材17に第1流路R1が接続され、側部開口15Bに第2流路R2が接続されている。
弁口18は、直動シャフト50の先端に備えられた弁体60によって開閉される。弁体60は、先端部に向かって縮径した円錐台形状をなし、図1に示すように、上方から弁口18内に進入し、弁座19に当接することで、弁口18を閉塞して、流動を規制する。そして、図2に示すように、この弁体60が上方に移動し、弁口18を開放することで、第1流路R1と第2流路R2との間の流動が可能となる。
弁体60を有する直動シャフト50は、下側筒部15に対して直動可能かつ回転不能に支持されている。詳細には、図1及び図3に示すように、直動シャフト50の上下方向の中間部分は、断面D字状の摺動軸部50Bになっていて、下側筒部15のうち弁体直動部屋15Xの上端部に取り付けられたシャフト支持部材25に受容されている。シャフト支持部材25は、略円筒状をなすと共に、摺動軸部50BのD字状の断面に対応したD字状のシャフト受容孔25Dを有していて、直動シャフト50の回転を規制している。
図4に示すように、シャフト支持部材25は、上側部材25Aと下側部材25Bとを有する。上側部材25Aは、下側部材25Bよりも小径であり、下側部材25Bの内側に受容されている。上側部材25Aの上端には、側方に張り出したフランジ25Fが設けられていて、このフランジ25Fの下面が下側部材25Bの上端に当接している。一方、下側部材25Bの下端寄り位置には、内側に張り出して上側部材25Aの下端面と対向する突出円環板25Hが設けられている。なお、断面D字状のシャフト受容孔25Dは、上側部材25Aに形成されている。
なお、下側筒部15のうちシャフト支持部材25を受容する受容部15Gの周辺部には、図3に示すように、2本の連通穴15Hが形成され、シャフト支持部材25により隔てられる上下の空間の圧力が略均一になっている。
図1に示すように、ロータ40は、円筒状の回転螺合筒42の外側に、磁性を有するロータ側界磁部41を固定してなる。このロータ側界磁部41とステータ側界磁部13とを主要部として本発明の「モータ」に相当するステッピングモータ20が構成され、ステータ側界磁部13の電磁コイル13Aの励磁パターンが変更されることで、ロータ側界磁部41が所定の回転位置に位置決め制御される。なお、ロータ側界磁部41は、回転螺合筒42における下端寄り位置から上方にかけて配されていて、ステータ11のロータ受容部15Yには、ロータ40のうちの回転螺合筒42の下端部が受容されている。
回転螺合筒42は、両端開放の筒状をなし、下端寄り位置の内側に雌螺子部42Nが形成されている。また、直動シャフト50における摺動軸部50Bの上方には、外面に雄螺子部50Nが形成されていて、この雄螺子部50Nが回転螺合筒42の雌螺子部42Nに螺合している。
ロータ40は、後述する位置決め機構により軸方向で位置決めされた状態でステータ11に対して回転する。この回転に従い、ステータ11の下側筒部15に回転不能に支持された直動シャフト50が、回転螺合筒42との螺合により直動し、弁体60の直動位置が変更される。
電動弁10には、ロータ40の回転量を規制するために、以下に説明する部品が備えられている。即ち、図1に示すように、ステータ11には、蓋体23から下方に垂下したガイドシャフト30が備えられている。このガイドシャフト30には、螺旋ガイド31が固定されている。螺旋ガイド31は、ガイドシャフト30の下部に線材を螺旋状に巻回してなる。
螺旋ガイド31にはストッパリング32が係合している。ストッパリング32は、螺旋ガイド31のうち軸方向で隣り合った線材同士の隙間の一部に収まったリング状をなしかつ側方にストッパアーム32Aを張り出して備えている。また、ロータ40の回転螺合筒42の内面には、雌螺子部42Nより上方で上下方向に延びかつストッパアーム32Aを挟むようにして配されたリング当接部42S,42S(図1には、奥側のリング当接部42Sのみが示されている)が形成されている。そして、ロータ40が回転すると、ストッパリング32がリング当接部42Sに押され、螺旋ガイド31に対して相対回転して上下動し、螺旋ガイド31の上端部又は下端部まで移動したときに回動不能となる。これにより、ロータ40の回転量が規制される。
次に、ロータ40の位置決め機構について説明する。図1に示すように、ステータ11における上側筒部14の内部のうち蓋体23とロータ40との間には、本発明の「中間部材」に相当する押付部材35が備えられている。押付部材35は、下方へ膨出した円環板状の主板部35Aと、その内縁から上方へ起立した支持用筒部35Bと、を有している。押付部材35は、支持用筒部35B内にガイドシャフト30が挿通して直動可能かつ回転可能に支持されている。即ち、本実施形態では、押付部材35の支持に、ロータ40の回転量を規制するガイドシャフト30が兼用されている。
押付部材35の主板部35Aの外縁部には、テーパ面35Tが形成されていて、このテーパ面35Tがロータ40における回転螺合筒42の上端開口縁42Aに当接する。上端開口縁42Aは面取りされて小さいテーパ面になっている。なお、ガイドシャフト30の螺旋ガイド31は、押付部材35よりも下方に配されている。
また、押付部材35と蓋体23との間には圧縮コイルバネ36(本発明の「ロータ付勢手段」及び「弾性部材」に相当する)が突っ張るように配されている。押付部材35は、この圧縮コイルバネ36により下方へ付勢され、ロータ40をロータ受容部15Yの内面へ押し付ける。これにより、ロータ40が軸方向で位置決めされる。なお、本実施形態では、押付部材35及び圧縮コイルバネ36がロータ40の回転に伴い回転し、圧縮コイルバネ36が蓋体23に設けられた摺接板37に対して摺接する構成となっているが、例えば、押付部材35が回転不能又は回転しにくい構成になっていて、ロータ40が押付部材35に対して摺接する構成であってもよい。
図5に示すように、下側筒部15のうちロータ受容部15Yの内面は、中心に向かって下ったテーパ面15Tとなっている。また、ロータ40の回転螺合筒42の下端面にも先細りしたテーパ面42Tが形成されていて、ロータ40が押付部材35により下方へ付勢されることにより、これらテーパ面15T,42T同士が互いに面当接してロータ40がステータ11に対して芯出しされる。なお、下側筒部15のテーパ面15Tと回転螺合筒42のテーパ面42Tとは略同じ傾斜角となっている。また、これらテーパ面15T,42Tの傾斜角は、回転螺合筒42がロータ受容部15Yの奥部へと圧入されない程度の角度(例えば、15度以下)であることが好ましい。
なお、ロータ40のうち回転螺合筒42の上端開口縁42A及びテーパ面42Tが本発明の「第1当接部」に相当し、押付部材35のテーパ面35T及び下側筒部15のテーパ面15Tが本発明の「第2当接部」に相当する。
図1に示すように、直動シャフト50は、上下方向に延び、摺動軸部50Bと雄螺子部50Nとを有するシャフト本体50Aの下端部に、弁体60を含む弁体部品55を取り付けてなる。詳細には、図4に示すように、直動シャフト50におけるシャフト本体50Aの下端面中央部には、連結孔50Dが穿孔されていて、この連結孔50Dに弁体部品55の上端部が収容されている。
以下、弁体部品55について詳説する。図4に示すように、弁体部品55は、弁体60と、例えば、圧入、溶接等により弁体60の上端部に固定された抜止部材56と、を有している。弁体60は、下方へ先細りした円錐台状の弁体本体部60Aと、弁体本体部60Aの上面中央から上方に延びた軸部60Bと、弁体本体部60Aの上端寄り位置から側方に張り出したフランジ60Fと、を有している。なお、フランジ60Fは、直動シャフト50より側方に張り出している。
抜止部材56は、弁体60の軸部60Bを受容する上端有底の円筒状をなし、その上端には、フランジ形係止壁56Aが形成されている。そして、フランジ形係止壁56Aが連結孔50Dに挿入された状態で連結孔50Dの下端部に抜止リング57が圧入され、弁体部品55の基端部が連結孔50Dに抜け止めされている。また、連結孔50Dは、抜止部材56の全長より深くなっているので、抜止部材56が連結孔50D内で直動可能となっている。これにより、抜止部材56に固定された弁体60が直動シャフト50に対して直動可能となっている。なお、抜止部材56、連結孔50D及び抜止リング57が本発明の「直動連結機構」に相当する。
そして、弁体60のフランジ60Fと、ステータ11におけるシャフト支持部材25の突出円環板25Hとの間に圧縮コイルバネ58(本発明の「シャフト付勢手段」、「弁体付勢手段」、「ロータ付勢手段」に相当する)が配されている。これにより、弁体60が弁口18側へ付勢される。さらに、弁体60がステータ11に対して下方へ付勢されることにより、直動シャフト50もステータ11に対して下方へ付勢されると共に、ロータ40も下方へ付勢される。なお、弁体60のフランジ60Fが本発明の「受圧部」に相当し、シャフト支持部材25の突出円環板25Hが本発明の「対向部」に相当する。
本実施形態の構成は以上である。次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態の電動弁10は、例えば、ボディ100(図1参照)に組み込まれている。そして、ステータ側界磁部13の励磁を受けてロータ40が回転することにより、ロータ40の回転螺合筒42との螺合により弁体60を有する直動シャフト50が直動し、弁開度が変更されて、第1流路R1と第2流路R2との間を流れる冷媒の流量が変更される。
ここで、本実施形態の電動弁10では、押付部材35及び圧縮コイルバネ36により、ロータ40が、ステータ11におけるロータ受容部15Yの内面(テーパ面15T)に押し付けられた状態で回転するので、ロータ40が軸方向でがたつくことが防がれ、従来よりも振動音を低減することができる。
さらに、ロータ受容部15Yの内面とロータ40の回転螺合筒42の下端面とに、それぞれテーパ面15T,42Tが形成されていて、これらテーパ面15T,42T同士が互いに面当接してロータ40がステータ11に対して芯出しされるので、ロータ40が径方向でがたつくことも防がれ、振動音がより低減される。
また、押付部材35にもテーパ面35Tが形成されていて、このテーパ面35Tが回転螺合筒42のテーパ状の上端開口縁42Aに当接するので、これによってもロータ40がステータ11に対して芯出しされる。
また、本実施形態では、弁体60が直動シャフト50に対して直動可能に連結されているので、弁体60と弁口18の開口縁との当接による衝撃を吸収することができると共に、圧縮コイルバネ58により、弁体60と弁口18の開口縁との間の接触圧力を得ることができる。
そればかりか、弁口18の開口状態にかかわらず、圧縮コイルバネ58により直動シャフト50が弁体60と共に、ロータ40に対して下方に付勢されるので、直動シャフト50とロータ40との間のガタによる振動音を低減することができる。また、直動シャフト50が下方へ付勢されることによって、ロータ40も下方へ付勢されるため、ロータ40のロータ受容部15Yの内面への押し付けをより強力にすることができる。
しかも、本実施形態では、弁体60を付勢する圧縮コイルバネ58が、ロータ40の付勢と、直動シャフト50の付勢とに兼用されているので、部品点数の削減が図られる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、ロータ受容部15Yの内面とロータ40の回転螺合筒42の下端面とが両方テーパ面となっていたが、図6又は図7に示すように、片方のみであってもよい。
(2)上記実施形態では、ロータ受容部15Yのテーパ面15Tとロータ40の回転螺合筒42のテーパ面42Tとが、中央部に向けて下るように傾斜していたが、図8に示すように、中央部に向けて上がるように傾斜していてもよい。
(3)上記実施形態では、ロータ受容部15Yの内面とロータ40の回転螺合筒42の下端面とが、面当接していたが、一方に突条やローラ等を設け、点当接又は線当接される構成としてもよい。その際、ロータ受容部15Yと回転螺合筒42とが点当接又は線当接する箇所は、3か所以上が好ましい。
(4)上記実施形態では、押付部材35にテーパ面35Tが形成されていたが、形成されていなくてもよく、平坦形状であってもよい。
(5)上記実施形態では、本発明の「弁体付勢手段」が「シャフト付勢手段」を兼用する構成であったが、これらを別個に設ける構成であってもよい。その一例として、例えば、直動シャフト50の雄螺子部50Nに本発明の「シャフト付勢手段」としての圧縮コイルバネを挿通して、回転螺合筒42の雌螺子部42Nの下側開口縁と、直動シャフト50のうち雄螺子部50Nと摺動軸部50Bとの段差面との間に圧縮状態で収容した構成が挙げられる。
(6)本発明の「ロータ付勢手段」が、圧縮コイルバネ58のみにより構成されていてもよいし、圧縮コイルバネ36のみにより構成されていてもよい。
(7)上記実施形態では、本発明の「ロータ付勢手段」が、圧縮コイルバネ36,58であったが、他の弾性部材(板バネやゴム等)であってもよいし、例えば、ロータ40に重りをつけてその重さによりロータ40を付勢する構成であってもよいし、ロータ40とステータ11の蓋体23とに反発し合うように磁石を取り付けて、それらの反発力により付勢する構成であってもよい。
(8)同様に、上記実施形態では、本発明の「弁体付勢手段」及び「シャフト付勢手段」が、圧縮コイルバネ58であったが、他の弾性部材(板バネやゴム等)であってもよいし、例えば、弁体60に重りをつけてその重さにより直動シャフト50を付勢する構成であってもよいし、弁体60とステータ11のシャフト支持部材25とに反発し合うように磁石を取り付けて、それらの反発力により弁体60を付勢する構成であってもよい。
10 電動弁
11 ステータ
15T テーパ面(ステータ側摺接部)
15Y ロータ受容部
18 弁口
20 ステッピングモータ(モータ)
25 シャフト支持部材
25D シャフト受容孔
30 ガイドシャフト
31 螺旋ガイド
32 ストッパリング
35 押付部材(中間部材)
35T テーパ面(ステータ側摺接部)
36 圧縮コイルバネ(ロータ付勢手段)
40 ロータ
42 回転螺合筒
42A 上端開口縁42A(ロータ側摺接部)
42T テーパ面(ロータ側摺接部)
50 直動シャフト
55 弁体部品
58 圧縮コイルバネ(弁体付勢手段、シャフト付勢手段、ロータ付勢手段)
60 弁体

Claims (8)

  1. モータと、
    前記モータのステータの一端に設けられたベース部と、
    前記モータのロータに螺合しかつ前記ベース部に直動可能かつ回転不能に支持されている直動シャフトと、
    前記ベース部に形成されている弁口と、
    前記直動シャフトの一端に設けられ、前記弁口を開閉する弁体と、
    前記ロータと前記ステータとの間に配された中間部材又は前記ステータと、前記ロータと、にそれぞれ設けられて、前記ロータの回転軸方向で互いに当接する、前記ロータ側の第1当接部及び前記ステータ側又は前記中間部材側の第2当接部と、
    前記第1当接部及び前記第2当接部が互いに押し付けられるように前記ロータを回転軸方向に付勢するロータ付勢手段とを備える電動弁。
  2. 前記第1当接部は、前記ロータの両端部に設けられ、
    前記第2当接部は、前記ロータを回転軸方向で挟む2位置に設けられると共に、それら2位置のうちの少なくとも一方の前記第2当接部が、前記ステータの本体に対して直動可能な前記中間部材に設けられ、
    前記中間部材と前記ステータの本体との間には、前記ロータ付勢手段としての弾性部材が設けられている請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記ステータの本体に取り付けられ、かつ、前記直動シャフトと同軸上に延びたガイドシャフトと、
    前記ガイドシャフトの外面に設けられた螺旋ガイドと、
    前記ガイドシャフトに取り付けられ、前記ロータの回転に応じて前記螺旋ガイドの上端から下端まで移動して前記ロータの回転量を規制するストッパリングと、を備え、
    前記中間部材は前記ガイドシャフトに支持されている請求項2に記載の電動弁。
  4. 前記第1当接部及び前記第2当接部の一方又は両方に、前記ロータを前記ステータに対して芯出しするテーパ面が形成されている請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の電動弁。
  5. 前記直動シャフトを前記ロータに対して直動方向の一方に付勢するシャフト付勢手段を備える請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載の電動弁。
  6. 前記弁口は、前記弁体を挟んで前記直動シャフトの反対側に配置され、
    前記弁体を、前記直動シャフトの一端部に直動可能かつ離脱不能に連結する直動連結機構と、
    前記弁体を前記直動シャフトに対して前記弁口に向けて付勢する弁体付勢手段とを備える請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載の電動弁。
  7. 前記弁体付勢手段が前記ロータ付勢手段を兼ねている請求項6に記載の電動弁。
  8. 前記弁体に形成されて、前記直動シャフトより側方に張り出す受圧部と、
    前記ベース部に形成されて、前記受圧部に前記弁口の反対側から対向する対向部と、
    前記受圧部と前記対向部との間で圧縮状態になっている前記弁体付勢手段としての圧縮コイルバネとを備える請求項6又は7に記載の電動弁。
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