JPWO2017212541A1 - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Abstract

印刷装置は、スクリーンマスクMを保持している状態のマスクホルダ16a,16bをX方向に移動させるよう作動することでスクリーンマスクMのX方向の位置調整が可能なXL軸調整装置42およびXR軸調整装置44を備える。XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44は、スクリーンマスクMがない状態でマスクホルダ16a,16bをX方向に移動させることで(図b)、使用が予定されるスクリーンマスクM2のX方向における幅に応じてマスクホルダ16a,16bの位置を変更することができるから(図c)、マスクホルダ16a,16bの位置調整を行う装置を、スクリーンマスクMの幅に応じたマスクホルダ16a,16bの位置変更に兼用することができる。

Description

本発明は、スクリーン印刷装置に関する。
従来より、スクリーンマスクが取り付けられたマスク枠を基板上に固定して、スクリーン印刷を行うスクリーン印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このスクリーン印刷装置では、マスク枠を受けるマスク枠受けの位置を幅の調整装置で調整することで、スクリーンマスクの位置ずれを解消するものとしている。
特開2011−230353号公報
ところで、このようなスクリーン印刷装置では、基板のサイズに合わせて、幅の異なる複数サイズのスクリーンマスク(マスク枠)を用いることがある。そのようなスクリーンマスクの幅変更に対応するため、サイズ毎に用意されたアタッチメントアダプタをマスク枠受けに取り付ける場合がある。その場合、アタッチメントアダプタをサイズ数分用意しておくだけでなく、サイズを変更する度にアタッチメントアダプタの交換作業が必要となり煩わしいものとなる。また、作業者の手作業によりマスク枠受けをスライドさせる機構を設けることも考えられるが、幅を誤って設定したりするおそれがある。
本発明は、スクリーン印刷装置が有する幅の調整装置を利用して、スクリーンマスクの幅変更に適切に対応することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のスクリーン印刷装置は、
スクリーンマスクを使用してスクリーン印刷を行うスクリーン印刷装置であって、
所定方向における前記スクリーンマスクの両端部をそれぞれ保持可能な少なくとも一対のマスクホルダと、
前記スクリーンマスクを保持している状態の前記マスクホルダを前記所定方向に移動させるよう作動することで、前記スクリーンマスクの前記所定方向における位置調整を行う調整装置と、
を備え、
前記調整装置は、前記スクリーンマスクがない状態で前記マスクホルダを前記所定方向に移動させるよう作動することで、使用が予定される前記スクリーンマスクの前記所定方向における幅に応じて前記マスクホルダの位置を変更する
ことを要旨とする。
本発明のスクリーン印刷装置は、スクリーンマスクを保持している状態のマスクホルダを所定方向に移動させるよう作動することでスクリーンマスクの所定方向における位置調整を行う調整装置を備えており、その調整装置は、スクリーンマスクがない状態でマスクホルダを所定方向に移動させるよう作動することで使用が予定されるスクリーンマスクの所定方向における幅に応じてマスクホルダの位置を変更する。これにより、スクリーンマスクの所定方向における位置の調整装置を、スクリーンマスクの所定方向における幅に応じたマスクホルダの位置変更に兼用することができる。このため、スクリーンマスクの幅に応じて複数種のアダプタを用意したり、作業者の手作業によりマスクホルダを移動させたりする必要がなく、スクリーンマスクの幅変更に適切に対応することができる。
本発明のスクリーン印刷装置において、前記調整装置は、前記所定方向に延びるボールネジと、該ボールネジを回転させるモータと、前記マスクホルダに連結され前記ボールネジの回転により前記所定方向に移動するホルダスライダと、前記モータの回転量を検出するエンコーダとを備えるものとしてもよい。こうすれば、マスクホルダの所定方向における位置を精度よく管理することができるから、スクリーンマスクの幅変更にさらに適切に対応することができる。
本発明のスクリーン印刷装置において、前記スクリーン印刷を行うための印刷ヘッドと、前記所定方向と直交する方向に延びるレールと、前記レール上を移動するレールスライダと、を備え、前記レールは、前記マスクホルダと共に前記所定方向に移動するよう構成され、前記印刷ヘッドは、前記レールスライダ上に、該レールスライダに対して前記所定方向に相対移動可能に搭載されるものとしてもよい。こうすれば、マスクホルダとレールとをスクリーンマスクの幅変更に対応して移動させるものとしても、印刷ヘッドを所定方向と直交する方向に移動させてスクリーン印刷を行うことができる。
本発明のスクリーン印刷装置において、前記スクリーンマスクとして、マスク板がフレームで囲まれたフレームありのマスクが使用され、前記マスクホルダは、前記フレームに前記所定方向から当接可能であり、前記調整装置は、前記スクリーン印刷中に、前記マスクホルダを前記フレームに押し付けるよう作動することで前記スクリーンマスクを保持させるものとしてもよい。こうすれば、マスクホルダがスクリーンマスク(フレーム)を下面側から保持する必要がないものとすることができる。このため、スクリーンマスクの下方に配置される印刷対象物やその印刷対象物の保持装置などにマスクホルダが干渉するのを防止することができる。
本発明のスクリーン印刷装置において、前記スクリーンマスクとして、マスク板がフレームで囲まれていないフレームなしのマスクが使用され、前記マスクホルダは、フレームなしの前記マスク板の縁部に係合可能であり、前記調整装置は、前記スクリーン印刷中に、前記マスクホルダが前記係合された前記マスク板を前記所定方向に引っ張るよう作動することで前記スクリーンマスクを保持させるものとしてもよい。こうすれば、フレームなしのマスクを、調整装置とマスクホルダとを用いて適切に保持してスクリーン印刷を行うことができる。
本実施形態の印刷装置10の構成の概略を示す構成図である。 印刷部30と位置調整装置40の構成を示す斜視図である。 印刷部30と位置調整装置40の構成を示す斜視図である。 XL軸調整装置42の構成を示す斜視図である。 Y軸調整装置46の構成を示す斜視図である。 印刷装置10の制御装置70の電気的な接続関係を示すブロック図である。 マスクホルダ16a,16bの位置を微調整する様子を示す説明図である。 マスクホルダ16a,16bの位置を変更する様子を示す説明図である。 スクリーンマスクMを保持する様子を示す説明図である。 フレームレスマスクMflを保持する様子を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の印刷装置10の構成の概略を示す構成図であり、図2、図3は、印刷部30と位置調整装置40の構成を示す斜視図である。また、図4は、XL軸調整装置42の構成を示す斜視図であり、図5は、Y軸調整装置46の構成を示す斜視図であり、図6は、印刷装置10の制御装置70の電気的な接続関係を示すブロック図である。
本実施形態の印刷装置10は、矩形状のスクリーンマスクMに形成されたパターン孔に、スキージ31によりはんだを押し込んで基板Sに塗布するスクリーン印刷を行うものである。ここで、図1〜図3のY方向は、スキージ31を移動させる印刷方向であり、印刷装置10の前後方向である。また、図2,図3のX方向は、基板Sの搬送方向であり、印刷装置10の左右方向である。なお、印刷装置10は、X方向の幅(左右の幅)が異なる複数種のスクリーンマスクMを使用可能であり、作業者により基板Sのサイズに応じたスクリーンマスクMに交換される。また、印刷装置10は、周囲にフレームFのあるスクリーンマスクM(図2,図3参照)と、フレームFのないマスクとを使用可能である。
印刷装置10は、図1〜図3に示すように、基台12と、基台12上にX方向に一対に設けられた筐体14と、基板Sを搬送する基板搬送装置22と、基板Sの側面をクランプするサイドクランプ装置23と、基板Sを下面からバックアップするバックアップ装置24と、スクリーンマスクMを保持するマスクホルダ16と、スクリーン印刷を行う印刷部30と、マスクホルダ16の位置を調整する位置調整装置40とを備える。
基板搬送装置22は、Y方向に一対のベルトコンベア22a,22bを備える。基板搬送装置22は、ベルトコンベア22a,22bの駆動により基板Sを図1の奥から手前(X方向)に搬送する。
サイドクランプ装置23は、Y方向に一対のサイドクランプ23a,23bを備える。一対のサイドクランプ23a,23bのうち、一方(例えば、前方のサイドクランプ23a)は固定され、他方(例えば、後方のサイドクランプ23b)はY方向にスライド可能に構成される。サイドクランプ装置23は、基板搬送装置22により基板Sが搬送された状態で、他方のサイドクランプ23bをスライドさせることで、一対のサイドクランプ23a,23bにより基板SのY方向の両サイドをクランプする。なお、サイドクランプ装置23は、サイドクランプ23a,23bの上面が基板Sの上面と同じ高さとなるよう基板Sをクランプする。また、サイドクランプ装置23は、図示しない昇降装置により、クランプした状態の基板SがスクリーンマスクMに当接するまで上昇可能となっている。
バックアップ装置24は、図示しない昇降装置により昇降が可能なバックアップテーブル25と、バックアップテーブル25上に複数設置されたバックアップピン26とを備える。バックアップ装置24は、基板搬送装置22により基板Sが搬送された状態で、バックアップテーブル25を上昇させることで、バックアップピン26により基板Sを下面からバックアップする。
マスクホルダ16は、X方向に一対のマスクホルダ16a,16bを備える。各マスクホルダ16a,16bは、略水平な上面部16uと、上面部16uに対向する略水平な下面部16wと、上面部16uと下面部16wとに直交する側面部16vとを備える。また、各マスクホルダ16a,16bの側面部16vの内側には、下面部16wに向かってピストンロッドを突出させる複数のクランプシリンダ17が設けられている。クランプシリンダ17は、スクリーンマスクMが下面部16wに載置された状態で、ピストンロッドを突出させて下面部16wとの間でスクリーンマスクM(フレームF)のX方向(所定方向)の両端部をクランプすることで、スクリーンマスクMを水平な姿勢で保持する。
印刷部30は、スキージ31が昇降可能に取り付けられた印刷ヘッド32をY方向に移動させてスクリーン印刷を行うものである。印刷部30は、印刷ヘッド32以外に、ヘッド用ガイドレール33と、ヘッド用スライダ34と、ヘッド側レール35と、スライド受け部36と、ヘッド用モータ37と、ベルト38とを備える。ヘッド用ガイドレール33は、各マスクホルダ16a,16bの上面部16u上にY方向に沿って設けられた一対のレールであり、このレール上をヘッド用スライダ34がY方向に移動可能となっている。ヘッド側レール35は、印刷ヘッド32の下面にX方向に沿って設けられた一対のレールである。スライド受け部36は、ヘッド用スライダ34の上面にX方向に沿って設けられ、各ヘッド側レール35をスライド可能に受ける一対の受け部である。ベルト38は、ヘッド用モータ37により駆動する駆動プーリ38aと、従動プーリ38bとに掛け渡されており、X方向の一方側(図2中左側)のヘッド用ガイドレール33上を移動するヘッド用スライダ34に連結される。このため、印刷ヘッド32は、ヘッド用モータ37の駆動によりベルト38が回転すると、ベルト38に連結されたヘッド用スライダ34がY方向に移動することに伴って、Y方向に移動する。また、印刷ヘッド32は、ヘッド側レール35とスライド受け部36とを介して、ヘッド用スライダ34上にX方向に相対移動可能に搭載されている。このため、印刷ヘッド32は、各マスクホルダ16a,16bのX方向の移動に伴うヘッド用スライダ34のX方向の移動を、ヘッド側レール35とスライド受け部36とにより吸収することができる。したがって、印刷ヘッド32は、ヘッド用スライダ34がX方向に移動しても、X方向の位置が変化することなくY方向への移動が可能である。
位置調整装置40は、X方向左側の筐体14に搭載されるXL軸調整装置42およびY軸調整装置46と、X方向右側の筐体14に搭載されるXR軸調整装置44および従動調整装置48とを備える。なお、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44とは、矩形状のスクリーンマスクMの一方の対角近傍となる位置に設けられ、Y軸調整装置46と従動調整装置48とは、スクリーンマスクMの他方の対角近傍となる位置に設けられる。
XL軸調整装置42は、図4に示すように、X軸ガイドレール50と、X軸スライダ51と、Y軸ガイドレール52と、Y軸スライダ53と、ベアリング54と、ホルダ連結部材55と、ボールネジ56と、X軸用モータ57と、ベルト58とを備える。X軸ガイドレール50は、筐体14の上面にX方向に沿って設けられた一対のレールであり、この一対のレール上に跨がるX軸スライダ51がX方向に移動可能となっている。X軸スライダ51は、X方向に延びるボールネジ56の回転によりX方向に移動する。Y軸ガイドレール52は、X軸スライダ51の上面にY方向に沿って設けられたレールであり、このレール上をY軸スライダ53がY方向に移動可能となっている。ホルダ連結部材55は、断面が逆L字型の部材であり、マスクホルダ16aの側面部16vに連結される側面部55aと、側面部55aの上端からX方向に略水平に延びる上面部55bとを有する。ベアリング54は、Y軸スライダ53と、ホルダ連結部材55の上面部55bとの間に配置され、ベアリング54の内外輪のうち、一方がY軸スライダ53に固定されると共に他方がホルダ連結部材55の上面部55bに固定される。このため、Y軸スライダ53とホルダ連結部材55とが相対回転可能となるから、ホルダ連結部材55は、X方向に移動するX軸スライダ51上に、Y方向に移動可能で且つ相対回転可能に搭載されることになる。ベルト58は、X軸用モータ57により駆動する駆動プーリ58aと、ボールネジ56に接続される従動プーリ58bとに掛け渡されている。即ち、X軸用モータ57の駆動軸は、ベルト58(各プーリ58a,58b)を介してボールネジ56に接続されている。
このXL軸調整装置42は、X軸用モータ57の駆動によるベルト58の回転に伴ってボールネジ56が回転することにより、ホルダ連結部材55が搭載されたX軸スライダ51をX方向に移動させて、マスクホルダ16aをX方向に移動させる。本実施形態では、XL軸調整装置42のX軸スライダ51の移動可能量、即ち、マスクホルダ16aのX方向の最大移動量が約100mmとなるように、X軸ガイドレール50およびボールネジ56と、Y軸調整装置46の後述するX軸ガイドレール62とを構成するものとした。また、XL軸調整装置42のX軸用モータ57には、回転軸に回転量を検出するエンコーダ57a(図6参照)が取り付けられており、エンコーダ57aの検出値に基づいてマスクホルダ16aのX方向の位置制御が可能となっている。
XR軸調整装置44は、XL軸調整装置42と同様に構成されてマスクホルダ16bをX方向に移動させるものであるため、各構成要素に同様に符号を付して詳細な説明は省略する。なお、XR軸調整装置44のX軸用モータ57の回転軸には、エンコーダ57b(図6参照)が取り付けられるものとする。XR軸調整装置44は、XL軸調整装置42と同様に、マスクホルダ16bのX方向の最大移動量が約100mmとなるように構成される。このため、各マスクホルダ16a,16bの間隔は、最も狭い場合と最も広い場合との差が約200mmとなるから、マスクホルダ16a,16bで保持可能なスクリーンマスクMの幅は、最小幅Wminから最大幅Wmax(Wmin+200mm)までとなる。なお、移動量や間隔の数値は一例であり、これらの数値に限定されるものではない。
Y軸調整装置46は、図5に示すように、Y軸ガイドレール60と、Y軸スライダ61と、X軸ガイドレール62と、X軸スライダ63と、ベアリング64と、ホルダ連結部材65と、ボールネジ66と、Y軸用モータ67とを備える。Y軸ガイドレール60は、筐体14の上面にY方向に沿って設けられた一対のレールであり、この一対のレール上に跨がるY軸スライダ61がY方向に移動可能となっている。Y軸スライダ61は、Y方向に延びるボールネジ66の回転によりY方向に移動する。X軸ガイドレール62は、Y軸スライダ61の上面にX方向に沿って設けられたレールであり、このレール上をX軸スライダ63がX方向に移動可能となっている。ホルダ連結部材65は、断面が逆L字型の部材であり、マスクホルダ16(ここでは16a)の側面部16vに連結される側面部65aと、側面部65aの上端からX方向に略水平に延びる上面部65bとを有する。ベアリング64は、X軸スライダ63と、ホルダ連結部材65の上面部65bとの間に配置され、ベアリング64の内外輪のうち、一方がX軸スライダ63に固定されると共に他方がホルダ連結部材65の上面部65bに固定される。このため、X軸スライダ63とホルダ連結部材65とが相対回転可能となるから、ホルダ連結部材65は、Y方向に移動するY軸スライダ61上に、X方向に移動可能で且つ相対回転可能に搭載されることになる。また、Y軸用モータ67の回転軸は、カップリングを介してボールネジ66に接続されている。
このY軸調整装置46は、Y軸用モータ67の駆動によりボールネジ66が回転することにより、ホルダ連結部材65が搭載されたY軸スライダ61をY方向に移動させて、マスクホルダ16aをY方向に移動させる。本実施形態では、Y軸調整装置46のY軸スライダ61の移動可能量、即ち、マスクホルダ16aのY方向の最大移動量が約100mmとなるように、Y軸調整装置46のY軸ガイドレール60およびボールネジ66と、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44のY軸ガイドレール52とを構成するものとした。また、Y軸調整装置46のY軸用モータ67には、回転軸に回転量を検出するエンコーダ67a(図6参照)が取り付けられており、エンコーダ67aの検出値に基づいてマスクホルダ16aのY方向の位置制御が可能となっている。
従動調整装置48は、ボールネジ66やY軸用モータ67などの駆動用の構成を備えない点を除いて、Y軸調整装置46と同様に構成されているため、詳細な構成の説明は省略する。このように、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44とY軸調整装置46と従動調整装置48とは、それぞれ、マスクホルダ16a,16bをX方向およびY方向に所定範囲(約100mm)で移動可能で且つ所定角度範囲(例えば±2度程度)で回転可能に構成される。
印刷装置10は、この他に、図6に示すように、タッチパネル式の表示操作パネル18と、各種マークを撮像するマークカメラ19と、装置全体を制御する制御装置70とを備える。表示操作パネル18は、各種情報を表示したり、作業者からの入力操作を受け付けたりする。作業者は、表示操作パネル18を介して、使用されるスクリーンマスクMの種類の選択や入力をしたり、使用されるスクリーンマスクMのX方向の幅(マスクホルダ16a,16bの間隔)を入力したりする。マークカメラ19は、例えば、基板搬送装置22により基板Sが搬送された状態で基板SとスクリーンマスクMとの間に移動して、基板Sに設けられた基板マークとスクリーンマスクMに設けられたマスクマークとを撮像可能に構成されている。
制御装置70は、図6に示すように、CPU71と中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU71の他に、ROM72,HDD73,RAM74,入出力インタフェース75等を備える。これらは、バス76を介して互いに電気的に接続されている。制御装置70には、表示操作パネル18からの操作信号やマークカメラ19により撮像された各マーク画像、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44とY軸調整装置46の各エンコーダ57a,57b,67aからの回転量検出信号などが入力される。一方、制御装置70からは、クランプシリンダ17への駆動信号や表示操作パネル18への表示信号、マークカメラ19への撮像指示信号、基板搬送装置22への駆動信号、サイドクランプ装置23への駆動信号、バックアップ装置24への駆動信号、印刷部30への駆動信号、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44(各X軸用モータ57)への駆動信号、Y軸調整装置46(Y軸用モータ67)への駆動信号などが出力される。
この制御装置70は、表示操作パネル18を介して、スクリーンマスクMの種類の選択や入力がされたり、スクリーンマスクMのX方向の幅が入力されたりすると、マスク幅に基づく駆動信号を生成してXL軸調整装置42やXR軸調整装置44に出力する。また、制御装置70は、マークカメラ19から各マーク画像が入力されると、基板SとスクリーンマスクMとを重ねた場合のX方向,Y方向,回転方向のずれ量を算出し、各ずれ量に基づいて位置調整装置40によるマスクホルダ16a,16bのX方向,Y方向,回転方向の自動調整量を算出する。そして、制御装置70は、それらの自動調整値に基づく駆動信号を生成してXL軸調整装置42やXR軸調整装置44、Y軸調整装置46に出力する。
次に、こうして構成された本実施形態の印刷装置10の動作について説明する。特に、印刷装置10が、スクリーンマスクMの位置を微調整(自動調整値に基づく補正)する際の動作や幅の異なるスクリーンマスクMの交換に対応する際の動作について説明する。
図7は、マスクホルダ16a,16bの位置を微調整する様子を示す説明図である。スクリーンマスクMの位置調整は、図7(a)に示すように、スクリーンマスクMがマスクホルダ16a,16bにセットされた状態で行われる。なお、スクリーンマスクMは、クランプシリンダ17により保持された状態とする。この状態で、制御装置70は、例えば、マスクホルダ16aを図中左側に移動させると共にマスクホルダ16bを図中左側に移動させるように、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44への駆動信号を出力する。これにより、制御装置70は、図7(b)に示すように、スクリーンマスクMの位置をX方向左側に微調整することができる。このように、制御装置70は、XL軸調整装置42によるマスクホルダ16aの移動とXR軸調整装置44によるマスクホルダ16bの移動とを、同じ方向に同じ量だけ同期するように行うことで、スクリーンマスクMをX方向に平行移動させることができる。
また、制御装置70は、図7(a)の状態で、例えば、マスクホルダ16aを図中右側に移動させると共にマスクホルダ16bを図中左側に移動させるように、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44への駆動信号を出力すると共に、マスクホルダ16aを図中上側に移動させるように、Y軸調整装置46への駆動信号を出力する。これにより、制御装置70は、図7(c)に示すように、スクリーンマスクMを回転移動させることができる。このように、制御装置70は、XL軸調整装置42によるマスクホルダ16aの移動とXR軸調整装置44によるマスクホルダ16bの移動とを互いに反対方向で同じ量だけ行い、且つ、Y軸調整装置46によるマスクホルダ16aの移動を同期して行うことで、スクリーンマスクMを回転移動させることができる。なお、図示は省略するが、制御装置70は、マスクホルダ16aをY方向に移動させるように、Y軸調整装置46への駆動信号を出力することで、スクリーンマスクMをY方向に平行移動させることができる。このように、制御装置70は、マスクホルダ16a,16bがスクリーンマスクMを保持している状態で位置調整装置40を駆動することで、スクリーンマスクMのX方向,Y方向,回転方向の位置の微調整が可能となっている。なお、このような微調整は、例えば、X方向およびY方向に±10mm程度、回転方向に±2度程度の範囲などで行われる。このため、位置調整装置40の各装置の最大移動量(例えば、X方向に約100mm程度)は、微調整に必要な範囲を大きく超える量となっている。なお、X方向およびY方向の最大移動量を同じ量としたが、異なる量としてもよく、Y方向の最大移動量をX方向の最大移動量よりも小さくして微調整に必要な量程度としてもよい。
一方、図8は、マスクホルダ16a,16bの位置を変更する様子を示す説明図である。図8では、幅の広いスクリーンマスクM1から、幅の狭いスクリーンマスクM2に交換する際の様子を示す。制御装置70は、図8(b)に示すように、スクリーンマスクMが取り外されている状態で、例えば、マスクホルダ16aを図中右側に移動させると共にマスクホルダ16bを図中左側に移動させるように、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44への駆動信号を出力する。これにより、制御装置70は、マスクホルダ16a,16bの位置を変更して間隔を狭くすることができる。制御装置70は、マスクホルダ16a,16bの間隔をスクリーンマスクM2の幅に応じたものとすることで、スクリーンマスクM2を確実にセットさせることができる(図8(c)参照)。なお、制御装置70は、マスクホルダ16aを図中左側に移動させると共にマスクホルダ16bを図中右側に移動させるように、XL軸調整装置42とXR軸調整装置44への駆動信号を出力することで、マスクホルダ16a,16bの間隔を広くすることができる。このように、制御装置70は、スクリーンマスクMが取り外されている状態で、XL軸調整装置42によるマスクホルダ16aの移動とXR軸調整装置44によるマスクホルダ16bの移動とを互いに反対方向とすることで、マスクホルダ16a,16bの間隔を広くしたり狭くしたりすることができるから、使用されるスクリーンマスクMに応じた幅に自動で設定することができる。また、エンコーダ57a,57bによりマスクホルダ16a,16bのX方向の位置制御を精度よく行って適切な幅に設定することができる。したがって、印刷装置10が、作業者の手作業により幅変更を行う機構を備える場合に比べて、幅の設定ミスなどを防止することができる。また、印刷装置10が、スクリーンマスクMの幅に応じてマスクホルダ16にアタッチメントアダプタを取り付けるよう構成される場合に比べて、複数のアタッチメントアダプタを用意しなくてよいものとすることができる。
ここで、本実施例の主要な要素と発明の開示の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、本実施形態のマスクホルダ16a,16bが本発明のマスクホルダに相当し、XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44が調整装置に相当する。また、ボールネジ56がボールネジに相当し、X軸用モータ57がモータに相当し、X軸スライダ51とホルダ連結部材55とがホルダスライダに相当し、エンコーダ57a,57bがエンコーダに相当する。また、印刷ヘッド32が印刷ヘッドに相当し、ヘッド用ガイドレール33がレールに相当し、ヘッド用スライダ34がレールスライダに相当し、ヘッド側レール35とスライド受け部36とが「印刷ヘッドは、レールスライダ上に、レールスライダに対して所定方向に相対移動可能に搭載される」構成に相当する。
以上説明した本実施形態の印刷装置10は、スクリーンマスクMを保持している状態のマスクホルダ16a,16bをX方向に移動させるよう作動することでスクリーンマスクMのX方向の位置調整を行うXL軸調整装置42およびXR軸調整装置44を備える。XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44は、スクリーンマスクMがない状態(少なくともマスクホルダ16a,16bがスクリーンマスクMを保持していない状態)でマスクホルダ16a,16bをX方向に移動させることで、使用が予定されるスクリーンマスクMのX方向の幅に応じてマスクホルダ16a,16bの位置(間隔)を変更することができる。これにより、マスクホルダ16のX方向の位置調整を行う装置を、スクリーンマスクMのX方向の幅に応じたマスクホルダ16の位置変更に兼用して、スクリーンマスクMの幅変更に適切に対応することができる。
また、XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44は、X軸用モータ57の駆動によりX軸スライダ51を移動させることで、マスクホルダ16a,16bをX方向に移動させるよう構成され、X軸用モータ57の回転量を検出するエンコーダ57a,57bを備えるものとした。このため、マスクホルダ16のX方向における位置を精度よく管理することができるから、スクリーンマスクMの幅変更にさらに適切に対応することができる。
また、印刷装置10は、印刷部30のヘッド用ガイドレール33は、マスクホルダ16a,16bと共にX方向に移動するよう構成され、印刷ヘッド32は、ヘッド側レール35とスライド受け部36とによりヘッド用スライダ34に対してX方向に相対移動可能である。このため、ヘッド用ガイドレール33がスクリーンマスクMの幅変更に伴って移動しても、印刷ヘッド32をY方向に移動させてスクリーン印刷を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、マスクホルダ16がクランプシリンダ17を備えるものとしたが、これに限られるものではない。ここで、図9は、スクリーンマスクMを保持する様子を示す説明図である。実施形態では、図9(a)に示すように、下面部16wをマスク受けとして機能させて、クランプシリンダ17がスクリーンマスクMをクランプすることでスクリーンマスクMを保持する。一方、クランプシリンダ17を備えない変形例を図9(b)に示す。マスクホルダ160は、スクリーンマスクM(フレームF)にX方向から当接可能な側面部160vを有する。このため、制御装置70は、スクリーン印刷中に、マスクホルダ160(160a,160b)の側面部160vをスクリーンマスクMのフレームFに押し付けるようにXL軸調整装置42およびXR軸調整装置44を作動させることで、スクリーンマスクMを保持することができる。こうすれば、変形例のマスクホルダ160は、マスク受けとして機能する下面部16wとクランプシリンダ17とを省略することができる。このため、変形例では、サイドクランプ23a,23bと下面部16wとの干渉を避ける必要がないから、サイドクランプ23a,23bとの干渉を防ぐためにスクリーンマスクMを大きくする必要がない。これにより、図9(b)に示す変形例では、図9(a)に比して、同じ幅の基板Sに対するスクリーンマスクMの幅を狭くすることが可能となる。
上述した実施形態では、フレームFのあるスクリーンマスクMを用いて説明したが、フレームFのないスクリーンマスク(フレームレスマスクMfl)を用いてもよい。ここで、図10は、フレームレスマスクMflを保持する様子を示す説明図である。このフレームレスマスクMflは、図10(a)に示すように、X方向の両縁部の近傍に複数(所定数、例えば3つずつ)の貫通孔Hが形成されている。また、変形例のマスクホルダ160a,160bは、図示しないボルトなどにより、側面部160vの下端に下面部160wを取り付け可能に構成されている。この下面部160wの上面には、フレームレスマスクMflの貫通孔Hの形成間隔に対応する位置に複数(所定数、例えば3つずつ)の着脱可能なピン160pが設けられている。制御装置70は、XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44を作動させて、フレームレスマスクMflの貫通孔Hに、ピン160pが嵌まる位置となるようにマスクホルダ160a,160bの位置を変更する。そして、図10(b)に示すように、作業者により貫通孔Hをピン160pに嵌めることでフレームレスマスクMflをマスクホルダ160a,160bに取り付ける。また、制御装置70は、スクリーン印刷中は、マスクホルダ160a,160bを互いに遠ざかる方向にXL軸調整装置42およびXR軸調整装置44を作動させることで、スクリーンマスクMflに張力を作用させてスクリーンマスクMflを保持することができる。これにより、フレームレスマスクMflを適切に保持してスクリーン印刷を行うことができる。なお、ピン160pを用いるものに限られず、フレームレスマスクMflをマスクホルダ160に係合可能なものであればよい。
上述した実施形態では、一対のマスクホルダ16a,16bがいずれも移動可能としたが、これに限られず、一対のマスクホルダ16a,16bのうち一方を移動可能とし、他方を移動不能としてもよい。また、マスクホルダ16をX方向に一対備えるものとしたが、マスクホルダをX方向に複数対備えるものとしてもよい。
上述した実施形態では、XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44が、X軸用モータ57を用いてマスクホルダ16をX方向に移動させたが、これに限られるものではない。例えば、電動シリンダなどの他の電動式のアクチュエータや油圧式またはエア式のアクチュエータによりマスクホルダ16をX方向に移動させてもよい。また、X軸用モータ57からボールネジ56への回転の伝達が、ベルト58を介して行われるが、Y軸調整装置46のように、カップリングを介して行われてもよい。また、位置調整装置40は、Y方向の調整装置(Y軸調整装置46、従動調整装置48)を備えないものとしてもよい。その場合、XL軸調整装置42およびXR軸調整装置44が、Y軸ガイドレール52やY軸スライダ53などを備えないものなどとしてもよい。
上述した実施形態では、印刷ヘッド32とヘッド用スライダ34とをX方向に相対移動可能とするために、印刷ヘッド32の下面にヘッド側レール35が設けられると共にヘッド用スライダ34上にスライド受け部36が設けられるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ヘッド用スライダ34上にX方向に延びるレールが設けられると共に印刷ヘッド32の下面にスライド受け部が設けられるものとしてもよい。
上述した実施形態では、印刷ヘッド32がY方向に移動するためのヘッド用ガイドレール33がマスクホルダ16の上面部16uに設けられてX方向に移動するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、ヘッド用ガイドレールが、筐体14に固定されるレール台などに設けられて、X方向に移動しないものとしてもよい。その場合、印刷部30が、ヘッド側レール35やスライド受け部36を備えないものとしてもよい。
本発明は、印刷装置の製造産業などに利用可能である。
10 印刷装置、12 基台、14 筐体、16,16a,16b,160a,160b マスクホルダ、16u 上面部、16v,160v 側面部、16w,160w 下面部、17 クランプシリンダ、18 表示操作パネル、19 マークカメラ、22 基板搬送装置、22a,22b ベルトコンベア、23 サイドクランプ装置、23a,23b サイドクランプ、24 バックアップ装置、25 バックアップテーブル、26 バックアップピン、30 印刷部、31 スキージ、32 印刷ヘッド、33 ヘッド用ガイドレール、34 ヘッド用スライダ、35 ヘッド側レール、36 スライド受け部、37 ヘッド用モータ、38 ベルト、38a 駆動プーリ、38b 従動プーリ、40 位置調整装置、42 XL軸調整装置、44 XR軸調整装置、46 Y軸調整装置、48 従動調整装置、50 X軸ガイドレール、51 X軸スライダ、52 Y軸ガイドレール、53 Y軸スライダ、54 ベアリング、55 ホルダ連結部材、55a 側面部、55b 上面部、56 ボールネジ、57 X軸用モータ、57a,57b エンコーダ、58 ベルト、58a 駆動プーリ、58b 従動プーリ、60 Y軸ガイドレール、61 Y軸スライダ、62 X軸ガイドレール、63 X軸スライダ、64 ベアリング、65 ホルダ連結部材、65a 側面部、65b 上面部、66 ボールネジ、67 Y軸用モータ、67a エンコーダ、70 制御装置、71 CPU、72 ROM、73 HDD、74 RAM、75 入出力インタフェース、76 バス、160p ピン、F フレーム、H 貫通孔、M,M1,M2 スクリーンマスク、Mfl フレームレスマスク、S 基板。

Claims (5)

  1. 交換可能なスクリーンマスクを使用してスクリーン印刷を行うスクリーン印刷装置であって、
    所定方向における前記スクリーンマスクの両端部をそれぞれ保持可能な少なくとも一対のマスクホルダと、
    前記スクリーンマスクを保持している状態の前記マスクホルダを前記所定方向に移動させるよう作動することで、前記スクリーンマスクの前記所定方向における位置調整を行う調整装置と、
    を備え、
    前記調整装置は、前記スクリーンマスクがない状態で前記マスクホルダを前記所定方向に移動させるよう作動することで、使用が予定される前記スクリーンマスクの前記所定方向における幅に応じて前記マスクホルダの位置を変更する
    スクリーン印刷装置。
  2. 請求項1に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記調整装置は、前記所定方向に延びるボールネジと、該ボールネジを回転させるモータと、前記マスクホルダに連結され前記ボールネジの回転により前記所定方向に移動するホルダスライダと、前記モータの回転量を検出するエンコーダとを備える
    スクリーン印刷装置。
  3. 請求項1または2に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記スクリーン印刷を行うための印刷ヘッドと、
    前記所定方向と直交する方向に延びるレールと、
    前記レール上を移動するレールスライダと、
    を備え、
    前記レールは、前記マスクホルダと共に前記所定方向に移動するよう構成され、
    前記印刷ヘッドは、前記レールスライダ上に、該レールスライダに対して前記所定方向に相対移動可能に搭載される
    スクリーン印刷装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記スクリーンマスクとして、マスク板がフレームで囲まれたフレームありのマスクが使用され、
    前記マスクホルダは、前記フレームに前記所定方向から当接可能であり、
    前記調整装置は、前記スクリーン印刷中に、前記マスクホルダを前記フレームに押し付けるよう作動することで前記スクリーンマスクを保持させる
    スクリーン印刷装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のスクリーン印刷装置であって、
    前記スクリーンマスクとして、マスク板がフレームで囲まれていないフレームなしのマスクが使用され、
    前記マスクホルダは、フレームなしの前記マスク板の縁部に係合可能であり、
    前記調整装置は、前記スクリーン印刷中に、前記マスクホルダが前記係合された前記マスク板を前記所定方向に引っ張るよう作動することで前記スクリーンマスクを保持させる
    スクリーン印刷装置。
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