JPWO2017170557A1 - 回転電機用磁性楔、回転電機及びエレベータ用巻き上げ機 - Google Patents

回転電機用磁性楔、回転電機及びエレベータ用巻き上げ機 Download PDF

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Abstract

強磁性部が磁性粉を加圧成型して形成された磁性楔では、渦電流の発生を小さくする一方で、強磁性体の集合具合が十分に密でないので磁気特性が低くなる問題があった。そこで、本発明の磁性楔は、非磁性体の非磁性部と、非磁性部の両側にそれぞれ設けられ各々の端に凸部を有すると共に各々が強磁性体の棒が複数束ねて固定されている一対の強磁性部とを備えることを特徴とした。よって、渦電流を抑えながら磁気特性を向上してモータの性能を高めることができる。

Description

本発明は、回転電機用磁性楔に関する。
コアの周方向に設けられた複数のティースにコイルを巻装あるいは挿入する構造のコアにおいて、モータの騒音を低減させることやコアの剛性を高める為に、ティースの開口部を閉じるように装着する楔が提案されている。中でも楔の材料に強磁性体を用いて、楔自体に磁気特性を持たせることでモータの磁気特性を向上させるようにしたものを磁性楔という。
この磁性楔を成型する場合に、強磁性体の集合体として形成することで渦電流の発生を小さくして、モータの性能を向上することができる。例えば特許文献1では、磁性楔の強磁性部を磁性粉を加圧成型して磁性体の集合体として形成することが開示されている。また、特許文献2では磁性楔を強磁性部が非磁性部を挟むサンドイッチ構造とすることで、磁性楔部分の漏れ磁束を抑制する仕組みが開示されている。
特開2007‐221913号公報 特開平6‐105488号公報
しかしながら、強磁性部が磁性粉を加圧成型して形成された磁性楔では、渦電流の発生を小さくする一方で、強磁性体の集合具合が十分に密でないので磁気特性が低くなる問題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、非磁性体の非磁性部と、非磁性部の両側にそれぞれ設けられ各々の端に凸部を有すると共に各々が強磁性体の棒が複数束ねて固定されている一対の強磁性部とを備えることを特徴とする。
渦電流を抑えながら磁気特性を向上してモータの性能を高めることができる。
本発明の実施の形態1によるモータのコアを示す概略図である。 本発明の実施の形態1によるモータのコアに磁性楔を取付けた場合を表す概略図である。 本発明の実施の形態1による磁性楔を示す概略図である。 本発明の実施の形態1による磁性楔を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による磁性楔の効果を示すグラフである。 磁性楔を利用したエレベータ用巻き上げ機の概略図である。 本発明の実施の形態3による磁性楔を示す断面図である。 磁性楔の長さを表した概略を示す図である。 磁性楔を利用したスキューの概略図である。 本発明の実施の形態4による磁性楔を示す断面図である。 本発明の実施の形態5による磁性楔を示す概略図である。 本発明の実施の形態6による磁性楔を利用したスキューの概略図である。
以下、本発明の回転電機用磁性楔の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の回転電機用磁性楔が適用されるモータのコア1を示すものである。コア1の周方向には複数の凸形状のティース2が設けられ、ティース2には回転電機用磁性楔を挿入するための溝3が軸方向に設けられている。各ティース2間には、開口部5がある。ティース2にはコイル4が挿入される。コア1のティース2にコイル4が挿入されたものはステータと呼ばれ、回転電機はステータの内部に回転するロータを有する。
図2は本発明の実施の形態1の回転電機用磁性楔6aを回転電機であるモータのコア1に取付けた概略図である。回転電機用磁性楔6aは以降単に磁性楔6aと呼ぶ。別装置にて巻回されたコイル4をティース2の間の凹部である開口部5に挿入した後、磁性楔6aに設けられた強磁性部の一部が凸状の形をした凸部7をティース2に設けられた溝3に挿入し、開口部5を閉じるように磁性楔6aを軸方向に挿入する。このとき磁性楔6aは凸部7とティース2の溝3の嵌め合いにより位置が決定され保持される。なお、図1および図2ではコイル4をティース2に挿入する場合を説明したが、ティース2にマグネットワイヤを巻回してコイル4を形成するようにしてもよい。
図3は本発明の実施の形態1による磁性楔6aを示す斜視図である。磁性楔6aは強磁性体である強磁性部13と非磁性体である非磁性部14aからなる。非磁性部14aの両側に強磁性部13が形成されている。なお、図2に示すように、磁性楔6aがモータのコア1に取り付けられた状態では、磁性楔6aの強磁性部13がティース2のシューとして動作する。一方、非磁性部14aはティース2間を磁気的に分離する機能を有している。
図4は本発明の実施の形態1による磁性楔6aの断面図を示すものである。強磁性部13は強磁性体である丸棒10を複数束ねて形成される。磁性楔6aはティース2の溝3と係合する為の凸部7を有する。強磁性体の丸棒10とは、強磁性体の棒の断面が丸であるものをいう。
図3および図4に示した磁性楔6aの両端部の強磁性部13は強磁性体である丸棒10の集合体により構成され、コア1のシューを模擬した形状となるよう強磁性体である丸棒10を複数束ねて固める。例えば、まず強磁性体である丸棒10を磁性楔6aの形をした型に束ねて入れて、型に樹脂を流し込むことにより固める。また、両端の強磁性部13の間を非磁性体の材料となる樹脂などでモールドする。これにより、くさび内部は強磁性体である丸棒10の束により設けられた強磁性部13とその両側の層の間を埋める中間の層が非磁性部14aにより構成され、磁性楔6aは三層構造となる。
非磁性部14aと強磁性部13とは非磁性部14aをモールドにより先に固めてからあとからつなぎ合わせてもよいし、強磁性体である丸棒10を型に並べた上で非磁性部14aとなる非磁性体の棒を既に並べられた強磁性体である丸棒10の上から型に嵌め込み、非磁性部14aを強磁性部13と一緒にモールドして形成するようにしてもよい。
強磁性体である丸棒10は、絶縁塗装や絶縁被膜などにより表面が絶縁されている。絶縁塗装および絶縁被膜により強磁性体である丸棒10間が絶縁され磁性楔6aの強磁性部13を磁束が通過する際の大きな渦電流の経路を絶つため、コア1全体の渦電流の発生を抑制でき、モータの渦電流損を低減させる効果がある。また、渦電流の発生を抑制する目的でコア1が磁性鋼板の積層などで構成されている場合においては、磁性楔6a全体を樹脂などの非磁性材で覆うなどしてコア1と磁性楔6aもまた絶縁することが望ましい。磁性楔6aとコア1を絶縁することで磁性楔の強磁性部13とコア1間の導電性が断裂され、またコア1の積層間の導電性の断裂も保つことができるため、大きな渦電流の経路を絶ちモータの渦電流損を低減させる効果がある。
強磁性体である丸棒10を用いた磁性楔6aの強磁性部13は軸方向に伸びる強磁性体である丸棒10を俵構造に密集させた構造とし、一層に並べる磁性をもつ丸棒の本数を層ごとに変化させることでシュー形状を模擬した形状を作ることができる。また、磁性楔6aの凸部7はコア1の溝3に嵌め合うような形状に作ることができる。本実施の形態の磁性楔6aによれば磁性鋼板の幅や磁性丸線の本数を層ごとに変化させることにより、強磁性部を様々な形状に成形できるため、より正確なシュー形状を模擬でき、モータの効率を高めることが可能である。本実施の形態の磁性楔6aは、コア1のシューに相当する部分を強磁性の丸棒の束により構成することで、擬似的にシューのあるコア1と同形状のコア1をつくり出すものである。
従来のような磁性粉で強磁性部を形成する場合、磁性粉は球形をしており、強磁性部の強磁性体の充填率を考えた場合、理論上は球形が真球とすると最密六方格子での充填率が74%となる。一方、丸棒での充填率は丸棒の断面が真円とすると丸棒を正方形に並べた平積で78%となり、さらに六方細密となる俵積では90%となることから、球体を密に詰めるよりも丸棒を密に詰めるほうが強磁性部13の強磁性体の充填率を高くできる。つまり、本実施の形態の強磁性体である丸棒10を積層した強磁性部13は磁性粉を充填した従来の強磁性部よりも磁気特性が高く効率よく磁束を通すため、強磁性体である丸棒10により、従来提案されていた磁性粉を用いた磁性楔よりも透磁率の高い強磁性部13を構成でき、コア1の磁気特性を向上させることができる。その為、磁性粉の加圧成形による磁性楔よりもモータの磁気特性を向上させることができる。なお、丸棒の断面が真円から幾分ずれていても効果が得られるのは言うまでもない。
本実施の形態の磁性楔6aを挿入する前の状態のとき、シューがないコア1と同様の形状であり、シューのあるコア1よりもコイル4を巻装あるいは挿入しやすく、生産性を向上させる効果もある。また、巻装時の障害をなくし密に巻回できるためコイルの線積率を高め、モータの銅損を低減させる効果もある。コイル4を巻装あるいは挿入した後は、くさびを装着することでコア1の開口部5が塞がり、モータの回転によって生じる空気の流れをスムーズにしモータの騒音を低減させると共にコア1の剛性を高める効果もある。
本実施の形態の磁性楔6aは強磁性部13と非磁性部14aが設けられているため、磁性楔6aをティース2の開口部5に入れることでシューのあるコア1を模擬的に実現でき、シューがないコア1よりも、磁石の磁束を効率よく拾いモータの磁気特性を向上させる効果がある。また、従来提案されている楔全体を磁性体で構成した磁性楔を用いたコア1は隣り合うティースの先端部を直接流れる漏れ磁束が発生するのに対し、本実施の形態の磁性楔6aは中間層の非磁性部により漏れ磁束を防ぐことができ、楔全体が磁性体で構成されているモータよりも漏れ磁束による鉄損を低減させることができる。
図5は実施の形態1による磁性楔6aの効果を示すグラフである。ティースにシューのあるコア1とシューのないコア1、およびティースにシューのないコア1に本発明の磁性楔6aを挿入したコア1について、周波数48kHzにおける誘起電圧をそれぞれ測定したところ、本発明の磁性楔6aを挿入したコア1の誘起電圧はティースにシューのあるコア1の誘起電圧と比較すると8.0%低い結果となったが、シューのないコア1よりも4.8%高い結果となった。
この結果は、本実施の形態の磁性楔6aは楔内部の強磁性部に磁束が通っていることを示すものであり、本実施の形態の磁性楔6aを挿入したコア1は、ティースにシューのあるコア1と比較すると磁気特性が劣るものの、シューのないコア1と比較すると磁気特性が向上しており、本実施の形態の磁性楔6aを用いることに対して一定の効果を示すものである。
この計測に用いた磁性楔の強磁性部を構成する強磁性体は断面が円形で径0.5mmの鉄線に絶縁被膜がついたものを用い、片側63本の束で構成した。磁性楔の両極の強磁性部の間に設けた非磁性部はガラス不織布にエポキシ樹脂を含浸した複合材料で構成した。鉄線の本数や被膜の厚みなどを変えることで磁性楔6aの磁気特性は変化するため、鉄線の密度を高めるなどして磁性楔6aの断面における強磁性体の面積を増やすことによりコア1の磁気特性は今回の測定以上に高められると考えられる。
本実施の形態の磁性楔6aの強磁性部に用いる強磁性体である丸棒10は、丸棒10間のギャップをできる限り小さくすることで磁性楔6aの強磁性部13の透磁率が高くなりコア1の磁気特性を高めることができるが、丸棒10間のギャップを変化させ丸棒の面積に対する絶縁体の面積を変えるなどして、磁性楔6aの断面における強磁性体と非磁性体の面積比や配置を調整することで磁性楔6aの磁気特性を可変にし、用途に応じて磁気特性を変化させることができる。
また、本実施の形態の強磁性部に用いている強磁性体である丸棒10の束は、従来提案されている磁性粉の加圧成形により構成される磁性楔よりも剛性が高く、コア1のたわみなどを防止しモータを回転させる際の振動抑制もしくは騒音防止につながる。
図6は、本実施の形態の磁性楔6aを適用した回転電機であるモータを利用するエレベータ用巻き上げ機の概略図である。エレベータ用巻き上げ機は、ベース22上に設けられた磁性楔6aを内部のコア1に取付けたステータとこのステータの内部を回転するロータとを備えたモータ23、モータ23のロータに連結された回転軸を両側で保持する軸受台21、エレベータかごを吊り下げる主索20を巻き掛ける主索巻掛部24からなる。本実施の形態1の磁性楔6aはモータ等の回転電機に利用されモータの効率をあげることができるので、エレベータ等の自動巻き上げ機のモータに本磁性楔を使用したモータを組み込むことで、より高効率のエレベータの自動巻き上げをすることができるようになる。さらに、本実施の形態1の磁性楔6aでモータ23の振動抑制による騒音防止ができるので、エレベータ用巻き上げ機の低騒音化が実現できる。
なお、上記では磁性楔6aの強磁性部は丸棒の束により構成する構造としたが、丸棒以外に三角形以上の多角形、たとえば四角形や六角形などの棒の集合体で構成しても良い。
多角形の構造によれば、強磁性体の磁性棒をより隙間なく密に束ねることができるため、棒間の隙間を低減しエアギャップを低減できる。磁性楔の強磁性部における強磁性体の充填率を高めることができるため、磁性楔6aの強磁性部の透磁率を向上させモータの磁気特性を向上さすことができる。具体例では、断面形状が正三角形、正方形、正六角形の棒の集合体である場合に、より隙間なく密にたばねることができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2による磁性楔6bの断面図を示す。実施の形態1では楔両端の強磁性部13の間を樹脂などでモールドすることにより非磁性部14bを設けたが、非磁性部14bは非磁性体の棒18を用いてその集合体により構成しても良い。両極の強磁性部13を磁性のある丸棒10により構成し、その間の非磁性部14bを非磁性体の棒18により構成することで、二つの強磁性部13の間に非磁性部14bが介在する三層構造の磁性楔6bを実現し、磁性楔6b全体を絶縁テープなどの非磁性体で覆う、あるいは樹脂モールドなどで覆うことで楔の形状を維持する。
この構造に依れば、磁性のある丸棒10と非磁性体の丸棒18の組み合わせにより磁性楔6bを構成でき、磁性のある丸棒10と非磁性体の丸棒18の組み合わせを変えることにより、楔の透磁率やシューの形状を用途に合わせて自在に変更できる。また、このとき非磁性体の丸棒18は強磁性体の丸棒18と同じ線径にすることで、丸棒の間に隙間を抑制し密な俵形状を構成できる。
図8は磁性楔6bの長さを表した概略を示す図である。本実施の形態の磁性楔6bの径方向および周方向の寸法は丸棒の径に依って設定しても良い。強磁性体である丸棒10の径をdとしたとき、磁性楔6bの凸部7の厚みL1と磁性楔6bの径方向の厚みL2は任意の整数nを用いて{√3/2(n−1)+1}dで表わされる寸法にしても良い。このとき磁性楔6bの強磁性部はn本の磁性をもつ丸棒を用いて構成する。この構造によれば強磁性部の磁性をもつ丸棒を俵構造に密に構成することができるため、磁性楔6bの強磁性部の磁気特性を高める効果がある。
また、コア1の開口部5の幅と磁性楔6bの周方向の幅W2、コア1のティース2に設けられた溝3の最深部から開口部5を挟んで隣のティース2の溝3の最深部の距離、磁性楔6bの凸部間の幅W1の寸法は、磁性をもつ丸棒の径dの整数倍としてn×dとしても良い。ここで、nは正の整数である。このとき磁性楔6bはn本の磁性をもつ丸棒あるいは非磁性の丸棒の組み合わせで構成する。この寸法および構造にすることで、本発明の磁性楔6bの強磁性部を強磁性体の棒で隙間なく密に構成することができモータの磁気特性を高めることができる。なお、本実施の形態では実施の形態1と異なる部分を説明した。それ以外の部分については実施の形態1と同様であるとする。
実施の形態2で説明した磁性楔6bは、強磁性のある棒と樹脂などの非磁性体の棒の組み合わせにより構成し絶縁テープや樹脂などの非磁性体で全体を覆うことで全体の形状を維持する構造としたが、両端の強磁性部の間の非磁性体の棒を熱可塑性樹脂の非磁性体で構成し熱を加えることで、その樹脂が溶融した後固めて両端の強磁性部とその間の非磁性部を溶着し一体化しても良い。
この製造方法によれば楔全体を加熱して固めるだけで磁性楔6bの強磁性部と非磁性部を一体化でき楔の成形を容易にすると共に、強磁性体と非磁性体の棒の組み合わせによりモータのシュー形状を変更できるため、同じ材料で複数の形状の磁性楔6bを作り出すことができるためモデルチェンジを容易にする。
また、非磁性部を溶融することにより磁性楔6b内部の強磁性部13と非磁性部14bを強固に固定できると共に、強磁性部13の表面も非磁性体で覆われるため、磁性楔6bをコア1に挿入した際に磁性楔6bの強磁性部13とコア1の間の絶縁性が確保される。また強磁性体である丸棒10の隙間に強磁性体である丸棒10よりも径の小さい非磁性の丸棒を挟み同様に溶融して一体化しても良い。非磁性の丸棒が溶けて強磁性体である丸棒10の隙間に入り込み、強磁性体間の絶縁性を確保することができモータの渦電流の発生を抑制できると共に、強磁性体である丸棒10の間を強固に固定でき磁性楔6bの剛性を高めることができる。
また、磁性楔6bの凸部7の内部には強磁性体である強磁性体である丸棒10が埋め込まれていることが望ましい。この構造によれば、ティースの溝3にも磁束が通り、ティース内部の磁性の損失を押さえることができる。なお、本実施の形態では実施の形態3と異なる部分を説明した。それ以外の部分については実施の形態3と同様であるとする。なお、実施の形態2の回転電機用磁性楔を適用した回転電機であるモータにおいても、実施の形態1と同様に振動抑制もしくは騒音防止が図られることは言うまでもない。さらに、本実施の形態2の回転電機用磁性楔を適用したモータを備えたエレベータ用巻き上げ機は低騒音化が実現できるのは言うまでもない。
実施の形態3.
図9は実施の形態3による磁性楔6cを利用した回転電機のコア1のスキューの概略図を示す。コア1に挿入する磁性楔6cを長手方向に複数に分断させ、各磁性楔6cの強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を変えることで磁性楔6cに段スキューを付ける。つまり、磁性楔6cに段を設け、段がかわる度に、磁性楔6cの左右の強磁性部13のうち片側を少しずつ大きくし、反対側の前記強磁性部を少しずつ小さくしていくことで段スキューをつける。この場合、非磁性部14cの大きさは一定としているが、これに限定されるものではなく、非磁性部14cの大きさを段ごとに変えるようにしてもよい。
実施の形態3の磁性楔6cは、段スキューを有する点が実施の形態1及び実施の形態2と相違する。段スキューを有することにより、本実施の形態の磁性楔6cを適用したモータはトルクリップルが低減されるという効果が得られる。
ここでは一例として3段スキューを付けるときについて詳細に説明する。なお、3段スキューに限られるものではなく、複数の段スキューを設けることでトルクリップルの低減効果が得られるのは言うまでもない。
さて、本実施の形態の磁性楔6cは、図9で見ると、左右の強磁性部13のうち片側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を多くし断面における強磁性部13の面積を片側のみ大きくした上段部と、中段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を同数にして左右の強磁性部13の大きさを同じにした中段部と、下段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13のうち上段に嵌める磁性楔6cと反対側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を多くし断面における反対側の強磁性部13の面積を片側のみ大きくした下段部とを備える。なお、上下関係に意味が無いのは言うまでもない。
この構造によればコア1側にスキューを設ける必要がなく、強磁性部の形状が左右非対称である磁性楔6cを嵌めるだけでコア1に容易にスキューを付けることが可能である。
このように、コア1に嵌める磁性楔6cを軸方向に複数に分断し、分断した磁性楔6cの左右の強磁性部13の磁性棒の本数を軸方向に対して徐々に変えることで、モータに容易に段スキューを付けることができ、モータのトルクリプルを低減させる効果がある。
なお、実施の形態3の回転電機用磁性楔を適用した回転電機であるモータにおいては、トルクリプルの低減に加えて実施の形態1と同様に振動抑制もしくは騒音防止が図られることは言うまでもない。さらに、本実施の形態3の回転電機用磁性楔を適用したモータを備えたエレベータ用巻き上げ機はなだらかなエレベータ走行に加えて低騒音化が実現できるのは言うまでもない。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4による磁性楔の断面を示す図である。上記実施の形態の磁性楔には同一径の丸棒を用いていたが、異なる径の丸棒を用いることで、大きな径の丸棒で埋めきれなかった空間を小さな径の丸棒で埋めることができ、挿入したコアの磁気特性を高めることができる。図において、磁性楔6dは、磁性部を径の異なる磁性丸棒の集合体で磁性楔の磁性部を成形するものである。大きい径の磁性丸棒19の隙間に小さい径の磁性丸棒15、16、及び、17を配置し、径の大きい丸棒同士の隙間を径の小さい磁性丸棒で埋めることで、磁性楔の磁性部の空隙を狭くすることができ、コアの磁気特性を高める効果がある。
なお、ここでは、小さい径の磁性丸棒15、16、17の例として、3種類の異なる径を有する丸棒について示したが、径の大きさをどの程度段階的に変えていくかについては特に規定しない。もともとある丸棒に対し、小さい径1種類の丸棒を追加する場合であっても、2種類の丸棒を追加する場合であっても、さらに、3種類以上の丸棒を追加する場合でもかまわない。また、断面積が異なる複数種類の棒の組み合わせであれば、丸棒と多角形状の棒、もしくは、同形状で断面積が異なる棒を組み合わせる場合であってもかまわない。このようにより柔軟な組み合わせをすることで、隙間を効率よくなくすことが可能となる。
実施の形態5.
図11は本発明の実施の形態5による磁性楔の概要を示す図である。上記実施の形態の磁性楔は、凸部を有する側の主面が平面であったが、非磁性部の一部を削り、主面が曲面を有するような構成であってもかまわない。このように構成することにより、磁性くさびをコアに挿入した際、スロットの面積が増え、コイルを密に挿入することができる。
図では、磁性楔6eの凸部側で非磁性部に、たとえば円弧形状の凹部9を設けた構造が示されている。磁性楔6eの凸部側、つまり非磁性部のコアスロット側の主面に凹部を設けることで、磁性楔をコアに挿入した際に、スロットの面積が増え、コイルを密に挿入することができる。これによりモータを小型化することができる。なお、ここでは、円弧形状の凹部を設けた構成を示したが、断面が方形形状の凹部、三角形、又は、多角形形状の凹部、もしくは、その他の凹部であっても、磁性楔をコアに挿入した際に、スロットの面積が増え、コイルを密に挿入することができる形状の凹部であればよい。
実施の形態6.
図12は本発明の実施の形態6による磁性楔を用いたコアの概略図である。上記実施の形態3では、3段スキューを付ける場合について述べたが、図12で示すように、磁性楔内部に備えた両極の強磁性部の磁性丸棒の長さを軸方向に向かって徐々に変え、両極の断面積の比を変えることで周方向に対して斜めにスキューをつけることができる。
このとき両極の磁性丸棒の占める断面積は、左右の合計は変えず、左右の丸棒の断面積を、相互に増減させることで、一方は徐々に増加する構成とし、他方は徐々に減少する構成とする。左右の強磁性部13の間の非磁性部14eの断面積は軸方向の位置に依らず一定とし、軸方向に向かって傾斜を付けて構成する。この方法によって磁性楔6fにスキューをつけることで、磁性楔6fを挿入するコア側にスキューを付ける必要がなくなる。
従来、スキューのついたコアを製造する際、軸方向に対して斜めに傾けたティースを設け、ティースにコイルを巻装あるいは挿入する必要があったが、本実施の形態で示したように、磁性楔内部の強磁性部に傾斜の付いた磁性楔を用いれば、コアを軸方向に対して斜めに加工する工程をなくし加工を容易にすると共にコイルの巻装あるいは挿入も容易にする効果がある。以上説明した方法で、スキューを設けることで、モータのトルクリプルを低減する効果がある。
実施の形態7.
上記実施の形態3では、左右の丸棒の数を変えることで段スキューを付ける場合について説明したが、図10で示したように、異なる径の丸棒を組み合わせることでも段スキューを付けることができる。本発明の実施の形態7における磁性楔は、図9で示したような構成となるが、上記実施の形態3では、左右の強磁性部13のうち片側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を多くし断面における強磁性部13の面積を片側のみ大きくした上段部と、中段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を同数にして左右の強磁性部13の大きさを同じにした中段部と、下段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13のうち上段に嵌める磁性楔6cと反対側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の本数を多くし断面における反対側の強磁性部13の面積を片側のみ大きくした下段部とを備えるのに対し、左右の強磁性部13のうち片側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の断面積を大きくし断面における強磁性部13の面積を片側のみ大きくした上段部と、中段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の断面積を同じにして左右の強磁性部13の大きさを同じにした中段部と、下段に嵌める磁性楔6cは左右の強磁性部13のうち上段に嵌める磁性楔6cと反対側の強磁性部13の強磁性体である丸棒10の断面積を大きくし断面における反対側の強磁性部13の面積を片側のみ大きくした下段部とを備える点が異なる。なお、上下関係に意味が無いのは言うまでもない。
この構造によればコア1側にスキューを設ける必要がなく、強磁性部の形状が左右非対称である磁性楔6cを嵌めるだけでコア1に容易にスキューを付けることが可能である。このように、コア1に嵌める磁性楔6cを軸方向に複数に分断し、分断した磁性楔6cの左右の強磁性部13の磁性棒の本数を軸方向に対して徐々に変えることで、モータに容易に段スキューを付けることができ、モータのトルクリプルを低減させる効果がある。
なお、実施の形態7の回転電機用磁性楔を適用した回転電機であるモータにおいては、トルクリプルの低減に加えて実施の形態1と同様に振動抑制もしくは騒音防止が図られることは言うまでもない。さらに、本実施の形態7の回転電機用磁性楔を適用したモータを備えたエレベータ用巻き上げ機はなだらかなエレベータ走行に加えて低騒音化が実現できるのは言うまでもない。
1 コア、2 ティース、3 溝、4 コイル、5 開口部、6a,6b,6c,6d,6e ,6f 磁性楔、7 凸部、9 凹部、10,15,16,17,18,19 丸棒、13 強磁性部、14a,14b,14c,14d,14e 非磁性部、20 主索、21 軸受台、22 ベース、23 モータ、24 主索巻掛部。

Claims (11)

  1. 非磁性体の非磁性部と、
    前記非磁性部の両側にそれぞれ設けられ、各々の端に凸部を有すると共に各々が強磁性体の棒が複数束ねて固定されている一対の強磁性部と
    を備えた回転電機用磁性楔。
  2. 請求項1に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記強磁性体の棒は、断面形状が丸である
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  3. 請求項1に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記強磁性体の棒は、断面形状が三角形以上の多角形である
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記強磁性体の棒は、断面積が異なる複数種類の棒を含む
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記非磁性部は、非磁性体の棒が複数束ねて固定されている
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  6. 請求項5に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記非磁性体の棒は、熱可塑性樹脂で形成されており、
    前記非磁性部は、前記非磁性体の棒が互いに溶着している
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記強磁性部は、段スキューを有する
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記強磁性部は、スキューを有する
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の回転電機用磁性楔であって、
    前記非磁性部は、凹部を有する
    ことを特徴とする回転電機用磁性楔。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかの回転電機用磁性楔と、
    前記回転電機用磁性楔の凸部がティースの溝に嵌挿されたステータと、
    前記ステータの内部で回転するロータと
    を備えた回転電機。
  11. 請求項10に記載の回転電機と、
    前記回転電機により回転駆動され、エレベータかごを吊り下げる主索が巻き掛けられた主索巻掛部と
    を備えたエレベータ用巻き上げ機。
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