JPWO2017169333A1 - 溶融ガラス用撹拌装置、及びガラス物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

溶融ガラス用撹拌装置(11)の容器(12)は、溶融ガラス(MG)が流入される流入口(14)と溶融ガラスが流出される流出口(15)とを有する。溶融ガラス用撹拌装置(11)の撹拌機構(13)は、垂直方向(Z)に延びる回転軸(16)と回転軸(16)に設けられた撹拌羽根(17)とを有する。溶融ガラス用撹拌装置(11)は、第1可変機構(18)と第2可変機構(19)の少なくとも一方を備える。第1可変機構(18)は、回転軸(16)の水平位置を変更することで溶融ガラス(MG)中における撹拌羽根(17)と容器(12)の内側面(12c)との間隔(C1)を調整可能に構成される。第2可変機構(19)は、回転軸(16)の垂直位置を変更することで溶融ガラス(MG)中における撹拌羽根(17)と溶融ガラス(MG)の液面(S)との間隔(C2)を調整可能に構成される。

Description

本発明は、溶融ガラス用撹拌装置、及びガラス物品の製造方法に関する。
ガラス物品の製造には、溶融炉で調製された溶融ガラスを撹拌する溶融ガラス用撹拌装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。溶融ガラス用撹拌装置は、溶融ガラスが流入される流入口と溶融ガラスが流出される流出口とを有する容器と、容器内の溶融ガラスを撹拌する撹拌機構とを備えている。撹拌機構は、上下方向に延びる回転軸と、この回転軸に設けられた撹拌羽根とを有している。
国際公開第2012/060372号
上記のような溶融ガラス用撹拌装置では、溶融ガラスの撹拌効率等を考慮して撹拌羽根の位置が予め設定される。しかしながら、こうした溶融ガラス用撹拌装置では次のような現象が起こり得る。
溶融ガラス用撹拌装置における容器や容器に接続される流入管又は流出管の温度は、ガラスの製造開始時や製造中において経時変化する。すなわち、容器や容器に接続される流入管又は流出管は、温度に応じた膨張又は収縮に伴って移動したり変形したりする場合がある。これにより、容器内に配置されている撹拌羽根及び回転軸と容器との相対位置が部分的又は全体的に変化する。このため、溶融ガラスの撹拌効率を考慮して容器内に配置される撹拌羽根の上下方向及び水平方向の位置を予め設定したとしても、上述した相対位置が変化することで溶融ガラスの均一性が低下するおそれがある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、溶融ガラスの均一性の低下を抑えることを容易にした溶融ガラス用撹拌装置、及びガラス物品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するべく本発明の一態様では、溶融ガラスが流入される流入口と溶融ガラスが流出される流出口とを有する容器と、垂直方向に延びる回転軸と前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを有し、前記容器内の溶融ガラスを撹拌する撹拌機構と、を備える溶融ガラス用撹拌装置が提供され、溶融ガラス用撹拌装置は、前記回転軸の水平位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記容器の内側面との間隔を調整可能とする第1可変機構と、前記回転軸の垂直位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記溶融ガラスの液面との間隔を調整可能とする第2可変機構との少なくとも一方をさらに備える。
この構成によれば、容器内に配置されている撹拌羽根及び回転軸と容器との相対位置が変化した場合、第1可変機構及び第2可変機構の少なくとも一方により、回転軸の位置を変更することで溶融ガラス中の撹拌羽根と容器との相対位置を好適な相対位置にすることができる。
上記溶融ガラス用撹拌装置において、前記流入口及び前記流出口は、前記容器の側壁に設けられ、前記第1可変機構を備えるとともに、前記第1可変機構は、前記回転軸の軸方向から見たとき前記流入口に接続される流入管が延在する第1の方向、及び前記流出口に接続される流出管が延在する第2の方向の少なくとも一方向に沿って前記回転軸の水平位置を変更可能に構成されていることが好ましい。
ここで、容器の側壁に溶融ガラスの流入口及び流出口が設けられ、その流入口に流入管が接続されるとともに流出口に流出管が接続される場合、容器は、流入管又は流出管の膨張又は収縮に伴って流入管又は流出管の延在する方向に移動し易い。上記構成によれば、第1可変機構により、上記第1の方向、及び上記第2の方向の少なくとも一方向に沿って回転軸の位置を変更することができるため、溶融ガラス中の撹拌羽根と容器の内側面との相対位置をより好適な相対位置にすることができる。
上記溶融ガラス用撹拌装置において、前記流入口と前記流出口とは、前記回転軸の軸方向から見たとき互いに対向するとともに前記第1の方向及び前記第2の方向が同一直線上に位置するものであってもよい。
ここで、上記のように第1の方向及び第2の方向が同一直線上に位置する場合、その直線上に沿って容器が比較的大きく移動し易い。このような容器に対して上記第1可変機構は、特に有利となる。
上記溶融ガラス用撹拌装置において、前記容器は、水平断面が略円形又は略楕円形の内部空間を有する有底筒状の白金部材又は白金合金部材であるとともに、前記流入管及び前記流出管は、白金部材又は白金合金部材であってもよい。
例えば、上述した構成の流入管及び流出管が接続された容器と、撹拌羽根及び回転軸との相対位置を好適な相対位置にすることができる。
上記溶融ガラス用撹拌装置において、前記撹拌機構は、前記回転軸を片持ちで支持する支持部を備えることが好ましい。
例えば、容器の上方を跨ぐように配置されるアーチ状の支持部により回転軸を支持した場合、容器の側方や上方のスペースの確保が困難となる場合がある。上記構成によれば、溶融ガラス用撹拌装置の設置スペースを確保することが容易となる。
上記溶融ガラス用撹拌装置において、前記第1可変機構及び前記第2可変機構の少なくとも一方は、前記回転軸の位置を変更する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記溶融ガラスの情報、及び前記溶融ガラスから得られたガラス物品の情報の少なくとも一方の情報を検出する検出部と、を備え、前記制御部は、前記検出部で検出された検出結果に基づき前記駆動部を制御することが好ましい。
この構成によれば、第1可変機構及び第2可変機構の少なくとも一方の動作を自動化することが可能となる。
上記課題を解決するべく本発明の別の態様では、溶融ガラスが流入される流入口と溶融ガラスが流出される流出口とを有する容器と、垂直方向に延びる回転軸と前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを有し、前記容器内の溶融ガラスを撹拌する撹拌機構と、を用いるガラス物品の製造方法が提供され、その方法は、前記回転軸の水平位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記容器の内側面との間隔を調整する水平位置調整段階と、前記回転軸の垂直位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記溶融ガラスの液面との間隔を調整する垂直位置調整段階との少なくとも一方の段階を含む。
この方法によれば、容器内に配置されている撹拌羽根及び回転軸と容器との相対位置が変化した場合、水平位置調整段階及び垂直位置調整段階との少なくとも一方の段階により、回転軸の位置を変更することで溶融ガラス中の撹拌羽根と容器との相対位置を好適な相対位置にすることができる。
本発明によれば、溶融ガラスの均一性の低下を抑えることが容易となる。
実施形態における溶融ガラス用撹拌装置を説明する説明図である。 溶融ガラス用撹拌装置を回転軸の軸方向から見た概略図である。 第1可変機構の動作の一例を説明する説明図である。 第1可変機構の動作の一例を説明する説明図である。 第2可変機構の動作の一例を説明する説明図である。 溶融ガラス用撹拌装置の変更例を示す概略図である。 溶融ガラス用撹拌装置の変更例を示す概略図である。
以下、溶融ガラス用撹拌装置、及びガラス物品の製造方法の実施形態について図面を参照して説明する。
<溶融ガラス用撹拌装置の全体構成>
図1に示すように、溶融ガラス用撹拌装置11は、容器12と、容器12内の溶融ガラスMGを撹拌する撹拌機構13とを備えている。容器12は、溶融ガラスMGが流入される流入口14と溶融ガラスMGが流出される流出口15とを有している。撹拌機構13は、垂直方向に延びる回転軸16と、回転軸16に設けられた撹拌羽根17とを有している。溶融ガラス用撹拌装置11は、回転軸16の水平位置を変更する第1可変機構18と、回転軸16の垂直位置を変更する第2可変機構19とをさらに備えている。溶融ガラス用撹拌装置11において溶融ガラスMGと接触する部分及び溶融ガラス用撹拌装置11の容器12に接続される配管は、溶融ガラスMGの熱に耐え得る金属部材(例えば、白金部材又は白金合金部材)により構成されている。
<容器>
容器12は、底壁12aと底壁12aに立設される側壁12bとを備えた、水平断面が略円形又は略楕円形の内部空間を有する有底筒状の部材である。上記流入口14及び流出口15は、容器12の側壁12bに設けられている。流入口14と流出口15とは、撹拌機構13における回転軸16の軸方向から見たときに互いに対向する位置に設けられている。すなわち、流入口14と流出口15は、垂直方向に延びる容器12の中心線を間に挟んで互いに反対側に設けられている。流入口14には、流入管P1が接続されるとともに、流出口15には流出管P2が接続される。流入管P1及び流出管P2はいずれも回転軸16に直交する方向、すなわち水平方向に延びている。容器12は必要に応じて蓋を備えていてもよいし、容器12の形状を変更してもよい。
<撹拌機構>
撹拌機構13は、回転軸16を片持ちで支持する支持部20を備えている。支持部20は、溶融ガラス用撹拌装置11に隣り合う位置に固定されるとともに垂直方向に延在する支持部本体20aと、支持部本体20aから水平方向に延在する支持アーム20bとを備えている。撹拌機構13は、回転軸16を回転駆動させるモーター(図示省略)を備えている。なお、撹拌羽根17の形状及び数は特に限定されず、例えば、溶融ガラスMGの粘性に応じて選択して用いることができる。
<可変機構>
第1可変機構18は、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整可能に構成されている。第1可変機構18は、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更させる第1駆動部18aを備えている。
第2可変機構19は、撹拌機構13の回転軸16の垂直位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整可能に構成されている。第2可変機構19は、撹拌機構13の回転軸16の垂直位置を変更させる第2駆動部19aを備えている。
詳述すると、第1可変機構18は、撹拌機構13の支持部20における支持アーム20bを水平方向X(図2に矢印で示す)に沿って移動させるとともに、支持アーム20bの水平位置を所定の位置に調整する機構である。第2可変機構19は、撹拌機構13の支持部20における支持部本体20aを垂直方向Z(図1に矢印で示す)に沿って伸縮させるとともに支持部本体20aの垂直位置を所定の位置に調整する機構である。なお、第2可変機構19は、例えば、支持部本体20aに対して支持アーム20bを垂直方向Zに沿って移動させるとともに支持アーム20bの垂直位置を所定の位置に調整する機構であってもよい。
第1可変機構18の第1駆動部18a、及び第2可変機構19の第2駆動部19aとしては、例えば、油圧シリンダ、エアシリンダ等の流体圧シリンダやウォームギア等の歯車機構を含む構成が挙げられる。
図2に示すように、本実施形態の第1可変機構18は、回転軸16の軸方向から見たとき流入口14に接続される流入管P1が延在する第1の方向PD1に沿って回転軸16の水平位置を変更するように構成されている。また、第1可変機構18は、回転軸16の軸方向から見たとき流出口15に接続される流出管P2が延在する第2の方向PD2に沿って回転軸16の水平位置を変更するように構成されている。本実施形態では、流入口14に接続される流入管P1が延在する第1の方向PD1と流出口15に接続される流出管P2が延在する第2の方向PD2とは同一直線上に位置している。すなわち、第1の方向PD1と第2の方向PD2は一致している。なお、図1では、説明の便宜上、撹拌機構13の支持部20の位置を図2に示す実際の位置とは異なる位置に示している。
<制御>
図1に示すように、溶融ガラス用撹拌装置11は、第1可変機構18の第1駆動部18a及び第2可変機構19の第2駆動部19aを制御する制御部をさらに備えている。溶融ガラス用撹拌装置11は、溶融ガラスMGの情報、及び溶融ガラスMGから得られたガラス物品の情報の少なくとも一方の情報を検出する検出部をさらに備えている。
溶融ガラス用撹拌装置11の制御部は、検出部から検出結果を取得し、例えば、予め規定した閾値に基づき第1可変機構18の第1駆動部18a及び第2可変機構19の第2駆動部19aを制御する。検出部で検出する溶融ガラスMGの情報としては、例えば、溶融ガラスMGの粘度、溶融ガラスMGの温度、及び容器12内の溶融ガラスMGの液面Sの位置が挙げられる。検出部で検出するガラス物品の情報としては、例えば、ガラス物品中の気泡、及びガラス物品中の脈理が挙げられる。図1には、検出部の一例として、気泡検出部、脈理検出部、及び溶融ガラスMGの液面計LGを示している。ガラス物品中の気泡又は脈理を検出する検出部としては、例えば、周知の撮像装置や光学センサを用いることができる。
制御部は、例えば、気泡検出部で気泡が検出された場合、又は脈理検出部で脈理が検出された場合、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を所定の位置に変更するように第1駆動部18aを制御する。また、制御部は、溶融ガラスMGの液面計LGにより所定の液面レベルが検出された場合、撹拌機構13の回転軸16の垂直位置を所定の位置に変更するように第2駆動部19aを制御する。
<溶融炉及び成形部>
溶融ガラス用撹拌装置11は、ガラス物品の製造装置の一部を構成する。ガラス物品の製造装置は、溶融炉、溶融ガラス用撹拌装置11及び成形部を備えている。溶融ガラス用撹拌装置11の容器12に接続される流入管P1は、溶融炉で調製された溶融ガラスMGを溶融ガラス用撹拌装置11の容器12に輸送する。溶融炉と溶融ガラス用撹拌装置11の容器12との間の溶融ガラスMGの輸送経路には、必要に応じて清澄槽等を設けることができる。溶融ガラス用撹拌装置11の容器12に接続される流出管P2は、溶融ガラス用撹拌装置11の容器12内で撹拌された溶融ガラスMGを成形部に向けて輸送する。溶融ガラス用撹拌装置11の容器12と、成形部との間の溶融ガラスMGの輸送経路には、必要に応じて溶融ガラス用撹拌装置11と同様又は異なる構成の撹拌装置を設けることもできる。
成形部は、ガラス物品の種類に応じた成形方法に基づき選択することができる。成形方法としては、例えば、ロールアウト法、アップドロー法、フロート法、及びダウンドロー法(スロットダウンドロー法又はオーバーフローダウンドロー法)が挙げられる。成形部で成形されるガラス物品としては、特に限定されず、例えば、板ガラス、及び管ガラスが挙げられる。本実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11は、例えば、板ガラスを成形するための溶融ガラス用撹拌装置11として好適であり、ダウンドロー法により板ガラスを成形するための溶融ガラス用撹拌装置11としてより好適である。板ガラスの用途としては、例えば、ディスプレイ用途、タッチパネル用途、光電変換パネル用途、電子デバイス用途、窓ガラス用途、建材用途、及び車両用途が挙げられる。
<ガラス物品の製造方法>
ガラス物品の製造方法では、上述した溶融ガラス用撹拌装置11が用いられる。ガラス物品の製造方法は、水平位置調整段階及び垂直位置調整段階の少なくとも一方の段階を含む。水平位置調整段階では、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整する。垂直位置調整段階では、撹拌機構13の回転軸16の垂直位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整する。ガラス物品の製造方法において、水平位置調整段階及び垂直位置調整段階の少なくとも一方の段階は、1回で行われてもよいし、複数回で行われてもよい。
<作用>
溶融ガラス用撹拌装置11及びガラス物品の製造方法の主な作用について説明する。
図3及び図4には、溶融ガラス用撹拌装置11の容器12が二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に水平移動した場合を示している。このとき、溶融ガラス用撹拌装置11では、第1可変機構18により、回転軸16の水平位置(撹拌羽根17の水平位置)を二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整することができる。これにより、溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの相対位置を好適な相対位置にすることができる。
図5には、溶融ガラス用撹拌装置11の容器12内における溶融ガラスMGの液面Sが二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に変化した場合を示している。このとき、溶融ガラス用撹拌装置11では、第2可変機構19により、回転軸16の垂直位置(撹拌羽根17の垂直位置)を二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整することができる。これにより、溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面S(容器12の上端部)との相対位置を好適な相対位置にすることができる。
ガラス物品の製造方法では、容器12内に配置されている撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの相対位置が変化した場合、水平位置調整段階により、回転軸16の水平位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整することができる。これにより、溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの相対位置を好適な相対位置にすることができる。
ガラス物品の製造方法では、容器12内に配置されている撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの相対位置が変化した場合、垂直位置調整段階により、回転軸16の垂直位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整することができる。これにより、溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面S(容器12の上端部)との相対位置を好適な相対位置にすることができる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)溶融ガラス用撹拌装置11は、容器12と容器12内の溶融ガラスMGを撹拌する撹拌機構13とを備えている。容器12は、溶融ガラスMGが流入される流入口14と溶融ガラスMGが流出される流出口15とを有している。撹拌機構13は、垂直方向Zに延びる回転軸16と回転軸16に設けられた撹拌羽根17とを有している。溶融ガラス用撹拌装置11は、第1可変機構18及び第2可変機構19を備えている。第1可変機構18は、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整可能に構成されている。第2可変機構19は、回転軸16の垂直位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整可能に構成されている。
この構成によれば、容器12内に配置されている撹拌羽根17及び回転軸16と容器12との相対位置が変化した場合、第1可変機構18及び第2可変機構19の少なくとも一方により、回転軸16の位置を変更することで溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と容器12との相対位置を好適な相対位置にすることができる。これにより、溶融ガラスMGの均一性の低下を抑えることが容易となる。
(2)本実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18は、回転軸16の軸方向から見たとき流入口14に接続される流入管P1が延在する第1の方向PD1に沿って回転軸16の水平位置を変更可能に構成されている。この場合、第1可変機構18により、上記第1の方向PD1に沿って回転軸16の位置を変更することができるため、溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの相対位置をより好適な相対位置にすることができる。従って、溶融ガラスMGの均一性の低下を抑えることがさらに容易となる。なお、本実施形態の第1可変機構18は、容器12における流出口15に接続される流出管P2が延在する第2の方向PD2に沿って回転軸16の水平位置を変更可能に構成されている。これにより、溶融ガラスMGの均一性の低下を抑えることがさらに容易となる。
(3)本実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11において、容器12の流入口14と流出口15とは、回転軸16の軸方向から見たとき互いに対向するとともに、上記第1の方向PD1及び第2の方向PD2が同一直線上に位置している。このように第1の方向PD1及び第2の方向PD2が同一直線上に位置する場合、その直線上に沿って容器12が比較的大きく移動し易い。このような容器12に対して上記第1可変機構18は、特に有利となる。
(4)例えば、容器12の上方を跨ぐように配置されるアーチ状の支持部により回転軸16を支持した場合、容器12の側方や上方のスペースの確保が困難となる場合がある。本実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11における撹拌機構13は、回転軸16を片持ちで支持する支持部20を備えている。この場合、溶融ガラス用撹拌装置11の設置スペースを確保することが容易となる。
(5)本実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11において、第1可変機構18及び第2可変機構19は、回転軸16の位置を変更するための駆動部と、駆動部を制御する制御部とを備えている。また、溶融ガラス用撹拌装置11は、溶融ガラスMGの情報、及び溶融ガラスMGから得られたガラス物品の情報を検出する検出部を備えている。溶融ガラス用撹拌装置11の制御部は、検出部で検出された検出結果に基づき駆動部を制御する。この場合、第1可変機構18及び第2可変機構19の動作を自動化することが可能となる。これにより、溶融ガラスMGの均一性の低下を抑えることがさらに容易となる。
(6)ガラス物品の製造方法では、溶融ガラスMGが流入される流入口14と溶融ガラスMGが流出される流出口15とを有する容器12と、容器12内の溶融ガラスMGを撹拌する撹拌機構13とを用いている。撹拌機構13は、垂直方向Zに延びる回転軸16と回転軸16に設けられた撹拌羽根17とを有している。ガラス物品の製造方法は、水平位置調整段階と垂直位置調整段階との少なくとも一方の段階を含む。水平位置調整段階は、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を調整する。垂直位置調整段階は、撹拌機構13の回転軸16の垂直位置を変更することで溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と溶融ガラスMGの液面Sとの間隔C2を調整する。この方法によれば、容器12内に配置されている撹拌羽根17及び回転軸16と容器12との相対位置が変化した場合、水平位置調整段階及び垂直位置調整段階との少なくとも一方の段階により、回転軸16の位置を変更することで溶融ガラスMG中の撹拌羽根17と容器12との相対位置を好適な相対位置にすることができる。これにより、溶融ガラスMGの均一性の低下を抑えることが容易となる。
(変更例)
上記実施形態を次のように変更して構成してもよい。なお、以下では、溶融ガラス用撹拌装置11の変更例について説明するが、ガラス物品の製造方法についても同様に変更することができる。
・溶融ガラス用撹拌装置11の第1駆動部18a及び第2駆動部19aの少なくとも一方を手動操作により駆動させるように変更してもよい。すなわち、溶融ガラス用撹拌装置11の検出部及び制御部を省略することもできる。
・溶融ガラス用撹拌装置11の撹拌機構13における支持部20は、片持ちで支持する構成に限定されず、アーチ状の支持部に変更することもできる。
・溶融ガラス用撹拌装置11の容器12における流入口14と流出口15とは、撹拌機構13の回転軸16の軸方向から見たとき互いに対向しない位置に設けられていてもよい。例えば、図6に示す溶融ガラス用撹拌装置11では、容器12における流出口15は、撹拌機構13の回転軸16の軸方向から見たとき流入口14と対向せず、容器12の中心線の周りで流入口14から約90°の間隔をおいた位置に設けられている。また、例えば、流入口14を容器12の上部に設けることもできる。
・図6及び図7に示すように、溶融ガラス用撹拌装置11において、容器12の流入口14に接続される流入管P1が延在する第1の方向PD1と、流出口15に接続される流出管P2が延在する第2の方向PD2とは異なる方向であってもよい。この場合、溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18は、第1の方向PD1及び第2の方向PD2の少なくとも一方向に沿って溶融ガラスMG中における撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの間隔C1を変更して調整可能に構成されることが好ましい。図6に示す溶融ガラス用撹拌装置11では、流入管P1が延在する第1の方向PD1と流出管P2が延在する第2の方向PD2が平面視において約90°の角度で交差している。図7に示す溶融ガラス用撹拌装置11では、流入管P1が延在する第1の方向PD1と流出管P2が延在する第2の方向PD2が平面視において約45°の角度で交差している。図6に示す溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18と図7に示す溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18はいずれも第2の方向PD2に沿って回転軸16の水平位置を変更するものである。ただし、図6に示す溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18又は図7に示す溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18は、第2の方向PD2ではなく第1の方向PD1に沿って回転軸16の水平位置を変更するように構成されてもよいし、あるいは第2の方向だけでなく第1の方向PD1に沿っても回転軸16の水平位置を変更できるように構成されてもよい。
・溶融ガラス用撹拌装置11の第1可変機構18において、撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更する方向は、容器12の流入口14に接続される流入管P1が延在する第1の方向PD1及び流出口15に接続される流出管P2が延在する第2の方向PD2の少なくとも一方向に限定されない。すなわち、上記流入管P1や流出管P2以外の要因で、撹拌機構13の撹拌羽根17と容器12の内側面12cとの相対位置が所定の方向に変化する場合、その方向に沿って撹拌機構13の回転軸16の水平位置を変更する第1可変機構に変更することができる。
・溶融ガラス用撹拌装置11は、ガラス物品の製造装置において複数設けられていてもよい。この場合、上記実施形態の溶融ガラス用撹拌装置11のように、容器12ごとに一つの撹拌機構13が対応して設けられることが好ましい。
本発明は、例示したものに限定されるものではない。例えば、例示した特徴が本発明にとって必須であると解釈されるべきでなく、むしろ、本発明の主題は、開示した特定の実施形態の全ての特徴より少ない特徴に存在することがある。本発明は、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
11…溶融ガラス用撹拌装置、12…容器、12b…側壁、12c…内側面、13…撹拌機構、14…流入口、15…流出口、16…回転軸、17…撹拌羽根、18…第1可変機構、18a…第1駆動部、19…第2可変機構、19a…第2駆動部、20…支持部、MG…溶融ガラス、C1,C2…間隔、P1…流入管、PD1…第1の方向、P2…流出管、PD2…第2の方向、S…液面。

Claims (7)

  1. 溶融ガラスが流入される流入口と溶融ガラスが流出される流出口とを有する容器と、
    垂直方向に延びる回転軸と前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを有し、前記容器内の溶融ガラスを撹拌する撹拌機構と、を備える溶融ガラス用撹拌装置であって、
    前記回転軸の水平位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記容器の内側面との間隔を調整可能とする第1可変機構と、
    前記回転軸の垂直位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記溶融ガラスの液面との間隔を調整可能とする第2可変機構との少なくとも一方をさらに備えることを特徴とする溶融ガラス用撹拌装置。
  2. 前記流入口及び前記流出口は、前記容器の側壁に設けられ、
    前記第1可変機構を備えるとともに、
    前記第1可変機構は、前記回転軸の軸方向から見たとき前記流入口に接続される流入管が延在する第1の方向、及び前記流出口に接続される流出管が延在する第2の方向の少なくとも一方向に沿って前記回転軸の水平位置を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の溶融ガラス用撹拌装置。
  3. 前記流入口と前記流出口とは、前記回転軸の軸方向から見たとき互いに対向するとともに前記第1の方向及び前記第2の方向が同一直線上に位置することを特徴とする請求項2に記載の溶融ガラス用撹拌装置。
  4. 前記容器は、水平断面が略円形又は略楕円形の内部空間を有する有底筒状の白金部材又は白金合金部材であるとともに、前記流入管及び前記流出管は、白金部材又は白金合金部材であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の溶融ガラス用撹拌装置。
  5. 前記撹拌機構は、前記回転軸を片持ちで支持する支持部を備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の溶融ガラス用撹拌装置。
  6. 前記第1可変機構及び前記第2可変機構の少なくとも一方は、
    前記回転軸の位置を変更する駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    前記溶融ガラスの情報、及び前記溶融ガラスから得られたガラス物品の情報の少なくとも一方の情報を検出する検出部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部で検出された検出結果に基づき前記駆動部を制御することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の溶融ガラス用撹拌装置。
  7. 溶融ガラスが流入される流入口と溶融ガラスが流出される流出口とを有する容器と、
    垂直方向に延びる回転軸と前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを有し、前記容器内の溶融ガラスを撹拌する撹拌機構と、を用いるガラス物品の製造方法であって、
    前記回転軸の水平位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記容器の内側面との間隔を調整する水平位置調整段階と、前記回転軸の垂直位置を変更することで前記溶融ガラス中における前記撹拌羽根と前記溶融ガラスの液面との間隔を調整する垂直位置調整段階との少なくとも一方の段階を含むことを特徴とするガラス物品の製造方法。
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