JPWO2017164164A1 - 画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[1]ラジカル重合開始剤(A)、多官能のラジカル重合性化合物(B)、およびゲル化剤を含有する活性光線硬化性のインクジェットインクであって、多官能のラジカル重合性化合物(B)の全質量に対するラジカル重合開始剤(A)の全質量の割合((A)/(B))が0.01以上0.07未満であるインクジェットインクの液滴を、インクジェットヘッドのノズルから吐出して記録媒体の表面に着弾させる工程と、記録媒体に着弾させた前記液滴に、酸素濃度が0.1体積%以上10.0体積%以下の雰囲気で活性光線を照射する工程と、を含む、画像形成方法。
[2]前記インクジェットインクは、前記多官能のラジカル重合性化合物に3官能以上のラジカル重合性化合物を含み、前記インクジェットインクの全質量に対する前記3官能以上のラジカル重合性化合物の質量の割合は、40質量%以上である、[1]に記載の画像形成方法。
[3]前記インクジェットインクは、前記ラジカル重合開始剤に分子量が350以上であるラジカル重合開始剤を含む、[1]または[2]に記載の画像形成方法。
[4]前記インクジェットインクは、前記ゲル化剤に12個以上25個以下の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する脂肪族エステルまたは脂肪族ケトンを含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の画像形成方法。
[5]前記記録媒体の厚みは0.6mm以上である、[1]〜[4]のいずれかに記載の画像形成方法。
[6]前記活性光線を照射する工程は、前記記録媒体の表面温度を20℃以上40℃以下に制御して行われる、[1]〜[5]のいずれかに記載の画像形成方法。
[7]前記着弾させる工程は、互いに組成が異なる複数種の前記インクジェットインクの液滴を、それぞれ記録媒体に着弾させる工程である、[1]〜[6]のいずれかに記載の画像形成方法。
本発明の一の実施形態は、成分調整ゲルインクの液滴をインクジェットヘッドのノズルから吐出して記録媒体の表面に着弾させる工程(以下、単に「着弾させる工程」ともいう。)と、記録媒体に着弾させた液滴に、酸素濃度が0.1体積%以上10.0体積%以下の雰囲気で活性光線を照射する工程(以下、単に「照射する工程」ともいう。)と、を含むインクジェット記録方法に係る。
成分調整ゲルインクは、ラジカル重合開始剤(成分A)、多官能のラジカル重合性化合物(成分B)、およびゲル化剤を含有する。成分調整ゲルインクの、成分Bの全質量に対する成分Aの全質量の割合((A)/(B))は、0.01以上0.07未満である。また、成分調整ゲルインクは、ゲル化剤を含有することで、温度変化により可逆的にゾルゲル相転移する。
ラジカル重合開始剤(成分A)は、光の照射によりラジカルを発生して、ラジカル重合性化合物の重合を開始させることができる化合物であればよい。ラジカル重合開始剤は、成分調整ゲルインク中に1種のみが含まれていてもよく、2種類以上が含まれていてもよい。
ラジカル重合性化合物は、ラジカルとの反応により重合反応を生じて重合または架橋し、インクを硬化させる作用を有する化合物であればよい。ラジカル重合性化合物は、モノマー、重合性オリゴマー、プレポリマーあるいはこれらの混合物のいずれであってもよい。成分調整ゲルインクは、ラジカル重合性化合物として、多官能のラジカル重合性化合物(成分B)を含有する。成分Bは、成分調整ゲルインク中に1種のみが含まれていてもよく、2種類以上が含まれていてもよい。
ゲル化剤は、常温では固体であるが、加熱すると液体となる有機物である。ゾル化したインクの吐出および記録媒体に着弾したインクのピニング性を制御しやすくする観点からは、ゲル化剤の融点は、30℃以上150℃未満であることが好ましい。
成分調整ゲルインクは、上述した成分以外にも、折り割れの発生およびブルーミングの発生を抑制する効果が奏される限りにおいて、カチオン重合性化合物、光酸発生剤、色材、分散剤、光増感剤、重合禁止剤および界面活性剤などを含むその他の成分をさらに含んでいてもよい。これらの成分は、成分調整ゲルインク中に、1種のみが含まれていてもよく、2種類以上が含まれていてもよい。
インクジェットヘッドからの吐出性をより高める観点からは、成分調整ゲルインクの80℃における粘度は3mPa・s以上20mPa・s以下であることが好ましい。また、着弾して常温に降温した際にインクを十分にゲル化させる観点からは、成分調整ゲルインクの25℃における粘度は1000mPa・s以上であることが好ましい。
本工程では、インクジェットヘッドのノズルから成分調整ゲルインクの液滴を吐出し、記録媒体に着弾させる。
本工程では、着弾した成分調整ゲルインクに、酸素濃度が0.1体積%以上10.0体積%以下の雰囲気で活性光線を照射することで、インクを硬化させる。成分調整ゲルインクの硬化性を高める観点から、活性光線は、インク着弾後0.001秒以上2.0秒以下の間に照射されることが好ましく、より高精細な画像を形成する観点から、0.001秒以上1.0秒以下の間に照射されることがより好ましい。
本発明の他の実施形態は、上記方法を実施可能なインクジェット用の画像形成装置に係る。図1、図2および図3は、本実施形態に係るインクジェット用の画像形成装置100の概念を示す側面図である。
インクジェットヘッド110は、ノズル111の吐出口が設けられたノズル面113を、画像を形成する際に搬送部120に対向する面に有しており、搬送部120によって搬送される記録媒体200に対してインクを吐出する。本発明のインクをゾル化して吐出性を高める観点から、インクジェットヘッド110は、インクの温度を調整してインクを低粘度に調整するための温度調整手段を有してもよい。温度調整手段の例には、パネルヒーター、リボンヒーターおよび保温水による加熱手段が含まれる。
搬送部120は、画像を形成する際に、インクジェットヘッド110の鉛直方向直下において、インクジェットヘッド110に対向する記録媒体200が移動するように、記録媒体200を搬送する。たとえば、搬送部120は、駆動ローラ121および従動ローラ122、ならびに搬送ベルト123を有する。
照射部130は、光源を有し、搬送部120の上面(インクが着弾した面)に光源から活性光線を照射する。これにより、搬送される記録媒体200上に着弾したインクジェットインクの液滴に活性光線を照射して、液滴を硬化させることができる。照射部130は、インクジェットヘッド110よりも下流側で搬送部120の直上に配設することができる。光源の輻射熱によってインクジェットインクが溶けることによるインクの硬化不良の発生を抑制する観点から、光源は発光ダイオード(LED)であることが好ましい。インクジェットインクを硬化させるための活性光線を照射することができるLED光源の例には、395nm、水冷LED、Phoseon Technology社製が含まれる。
酸素濃度調整部140は、照射部130によって活性光線を照射されるときの、記録媒体のインクが着弾した表面を取り囲む雰囲気の酸素濃度を調整する。
画像形成装置100は、上記構成以外にも、吐出前のインクジェットインクを貯蔵するためのインクタンク(不図示)、インクタンクとインクジェットヘッド110とをインクが流通可能に連通するインク流路(不図示)、ならびに、インクジェットヘッド110、搬送部120、照射部130、および酸素濃度調整部140の動作を制御する制御部(不図示)を有していてもよい。
搬送部120は、駆動ローラ121によって搬送ベルト123を駆動して、搬送ベルト123上の記録媒体200を図中矢印方向に移動させる。
1−1.顔料分散液の調製
9質量部の分散剤、および71質量部の多官能のラジカル重合性化合物をステンレスビーカーに入れ、65℃のホットプレート上で加熱しながら1時間加熱攪拌溶解した。室温まで冷却した上記溶解液に20質量部の顔料を加えて、直径0.5mmのジルコニアビーズ200gと共にガラス瓶に入れ密栓して、ペイントシェーカーで、所望の粒径になるまで分散処理した。分散処理後、ジルコニアビーズを除去して、シアン顔料分散体、マゼンタ顔料分散体、イエロー顔料分散体およびブラック顔料分散体をそれぞれ調製した。
(分散剤)
BASF社製、efka 7701(「efka」は同社の登録商標)
(多官能のラジカル重合性化合物)
トリプロピレングリコールジアクリレート(0.2%の重合禁止剤を含有)
(シアン顔料)
C.I.Pigment Blue 15:4(大日精化工業株式会社製、クロモファインブルー 6332JC(「クロモファイン」は同社の登録商標))
(マゼンタ顔料)
C.I.Pigment Violet 19とC.I.Pigment Red 202との混晶(BASF社製、CINQUASIA Magenta RT−355D(「CINQUASIA」は同社の登録商標))
(イエロー顔料)
C.I.Pigment Yellow 185(BASF社製、D1155)
(ブラック顔料)
C.I.Pigment Black 7(三菱化学株式会社製、#52)
下記の表1〜表13に記載されたインクの組成にしたがって以下の各成分と前記顔料分散液とを混合して、80℃に加熱して攪拌した。得られた溶液を加熱しながら、ADVATEC社製テフロン(登録商標)3μmメンブランフィルターで濾過して、インクセット1〜インクセット13を構成するイエローインク、マゼンタインク、シアンインクおよびブラックインクをそれぞれ調製した。
顔料分散体Y:上記調製したイエロー顔料分散体
顔料分散体M:上記調製したマゼンタ顔料分散体
顔料分散体C:上記調製したシアン顔料分散体
顔料分散体K:上記調製したブラック顔料分散体
光重合開始剤1:アシルホスフィンオキシド系のラジカル重合開始剤(BASF社製、IRGACURE 819(「IRGACURE」は同社の登録商標)、分子量は418)
光重合開始剤2:アシルホスフィンオキシド系のラジカル重合開始剤(BASF社製、IRGACURE369、分子量は367)
光重合性化合物1:トリプロピレングリコールジアクリレート(2官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物2:ポリエチレングリコール#600ジアクリレート(2官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物3:3EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(3官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物4:3PO変性トリメチロールプロパントリアクリレート(3官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物5:6EO変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート(4官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物6:ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート(4官能のラジカル重合性化合物)
光重合性化合物7:イソボルニルアクリレート(単官能のラジカル重合性化合物)
ゲル化剤1:12個以上25個以下の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する非重合性のゲル化剤(ジステアリルケトン:花王株式会社製、カオーワックスT1)
ゲル化剤2:12個以上25個以下の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する非重合性のゲル化剤(ステアリン酸ベヘニル:日油株式会社製、WE11)
ゲル化剤3:26個以上の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する非重合性のゲル化剤(炭素数30以上の脂肪族アルコール:ベーカー・ペトロライト社製、UNILIN 350(「UNILIN」はペトロライトコ―ポレ―ションの登録商標))
ゲル化剤4:ゲル化剤3とアクリル酸とを反応させて得た重合性のゲル化剤
ゲル化剤5:12個以上25個以下の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する重合性のゲル化剤(ベヘニルアクリレート:日油株式会社製、ブレンマーVA)
重合禁止剤:BASF社製、IRGASTAB UV10(「IRGASTAB」は同社の登録商標)
界面活性剤:シリコーン系の界面活性剤(信越化学工業株式会社、KF352)
KM1800i、コニカミノルタ社製(ノズル数:1776個)を備えたインクジェット用の画像形成装置にインクセット1を充填し、23℃、55%RHの環境下で、下記の記録媒体1の表面に設定した、長さ16cm×幅4cmの区画に、インク付量が9g/m2となるようにシアンインク、マゼンタインク、イエローインクおよびブラックインクを連続して吐出し、LED光源ユニット(ヘレウス株式会社製)で、ピーク波長385nm、ピーク照度8W/cm2の紫外線を照射して、それぞれのインクによる長さ4cm×幅4cmのベタ画像を形成して、16cm×4cmの区画に4色のベタ画像が並んだ画像1を得た。
用紙A:厚み:0.195mmの紙(北越紀州製紙株式会社製、サンマット、坪量:186g/m2)
用紙B:厚み:0.680mmの紙(北越紀州製紙株式会社製、マリコート、坪量:550g/m2)
用紙C:厚み:1.200mmの紙(株式会社クラウン・パッケージ製、Fフルート)
画像1〜画像22の表面硬化性、ブルーミング抑制性および耐折り割れ性を以下の基準で評価した。
画像中の各色の区画に対してフォースゲージ(株式会社イマダ製、ZP−50N)を200gの荷重で押し当て、各色の区画の内部に設けた25mm×25mmの領域を一定速度で移動させて、各色の動摩擦係数を求めた。4色のベタ画像のそれぞれについて得られた動摩擦係数の差をもとに、以下の基準で画像を評価した。
◎: すべての色の動摩擦係数の差が0.1未満である
○: 動摩擦係数の差が0.1以上0.2未満となる色の組み合わせが存在するが、0.2以上となる組み合わせは存在しない
△: 動摩擦係数の差が0.2以上0.3未満となる色の組み合わせが存在するが、0.3以上となる組み合わせは存在しない
×: 動摩擦係数の差が0.3以上となる色の組み合わせが存在する
画像を、温度40℃、相対湿度80%の環境に2週間静置した後、温度−25℃、相対湿度50%の環境に2週間静置して、1セットの試験とした。4セットの試験を行った後、画像表面に白い析出物が存在するか否かを目視観察して、60°光沢値を測定した。その結果をもとに、以下の基準で画像を評価した。
◎: 画像表面に白色の析出物は認められず光沢の低下がない
○: 画像表面に白色析出物が認められ光沢が5未満低下した
△: 画像表面に白色析出物が認められ光沢が10未満低下した
×: 画像表面に白色析出物が認められ光沢が20未満低下した
画像を、温度25℃、相対湿度60%の環境に24時間静置した後、長さ方向に山折りにした。その後、折り目部分をまたぐように粘着テープ(3M社製、スコッチ超透明テープS)を各色の区画に貼って、ゆっくりと剥した。粘着テープを剥した後の各色の折り目部分に、塗膜が剥離した部分が見られるか否かを目視観察して、その結果をもとに、以下の基準で画像を評価した。
◎: すべての色の折り目部分で、塗膜の剥離は認められない
○: ブラックの区画の折り目部分で、塗膜のわずかな剥離が認められる
△: ブラックの区画の折り目部分で、塗膜の大きな剥離が認められる
×: ブラックおよびイエローの区画の折り目部分で、塗膜の剥離が認められる
110 インクジェットヘッド
111 ノズル
113 ノズル面
120 搬送部
121 駆動ローラ
122 従動ローラ
123 搬送ベルト
130 照射部
140 酸素濃度調整部
141 排気管
142 供給管
145 隔壁
148 酸素濃度測定器
Claims (7)
- ラジカル重合開始剤(A)、多官能のラジカル重合性化合物(B)、およびゲル化剤を含有する活性光線硬化性のインクジェットインクであって、多官能のラジカル重合性化合物(B)の全質量に対するラジカル重合開始剤(A)の全質量の割合((A)/(B))が0.01以上0.07未満であるインクジェットインクの液滴を、インクジェットヘッドのノズルから吐出して記録媒体の表面に着弾させる工程と、
記録媒体に着弾させた前記液滴に、酸素濃度が0.1体積%以上10.0体積%以下の雰囲気で活性光線を照射する工程と、を含む、画像形成方法。 - 前記インクジェットインクは、前記多官能のラジカル重合性化合物に3官能以上のラジカル重合性化合物を含み、
前記インクジェットインクの全質量に対する前記3官能以上のラジカル重合性化合物の質量の割合は、40質量%以上である、請求項1に記載の画像形成方法。 - 前記インクジェットインクは、前記ラジカル重合開始剤に分子量が350以上であるラジカル重合開始剤を含む、請求項1または2に記載の画像形成方法。
- 前記インクジェットインクは、前記ゲル化剤に12個以上25個以下の炭素原子を含む直鎖アルキル基を有する脂肪族エステルまたは脂肪族ケトンを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記記録媒体の厚みは0.6mm以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記活性光線を照射する工程は、前記記録媒体の表面温度を20℃以上40℃以下に制御して行われる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記着弾させる工程は、互いに組成が異なる複数種の前記インクジェットインクの液滴を、それぞれ記録媒体に着弾させる工程である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成方法。
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