JPWO2017130392A1 - ワイパー装置 - Google Patents

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Abstract

被払拭体101の表面に付着した付着物を払拭するためのワイパー装置1が、被払拭体101を挟んで対向するように被払拭体101を保持する枠体102に取り付けられ、被払拭体101の対向する2辺に沿って枠体102を往復動する一対の走行装置2と、一対の走行装置2にそれぞれ取り付けられて枠体102側から被払拭体101側に延びる一対のワイパーアーム3と、一対のワイパーアーム3にそれぞれ取り付けられると共に被払拭体101の対向する他の2辺に対して略平行に伸びて、被払拭体101の表面に配置される一対のワイパーブレード4と、を備える。

Description

本発明は、ワイパー装置に関する。
特許文献1には、窓の表面に付着した付着物を払拭するための従来のワイパー装置として、ワイパーブレードが取り付けられたワイパーアームを、回転軸を中心として所定の角度範囲で往復動(扇形運動)させることで、窓の表面に付着した付着物を扇形に払拭するものが開示されている。
特開2009−269525号公報
しかしながら、前述した従来のワイパー装置では、窓の表面に付着した付着物を扇形に払拭することしかできず、ワイパー装置による払拭部分が少ないという問題点があった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、窓等の被払拭体の表面の全面を払拭することが可能なワイパー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様によれば、被払拭体の表面に付着した付着物を払拭するためのワイパー装置が、被払拭体を挟んで対向するように被払拭体を保持する枠体に取り付けられて被払拭体の対向する2辺に沿って枠体を往復動する一対の走行装置と、一対の走行装置にそれぞれ取り付けられて枠体側から前記被払拭体側に延びる一対のワイパーアームと、一対のワイパーアームにそれぞれ取り付けられると共に被払拭体の対向する他の2辺に対して略平行に伸びて被払拭体の表面に配置される一対のワイパーブレードと、を備える。
本発明のこの態様によるワイパー装置によれば、両ワイパーブレードによって被払拭体の表面の全面を払拭することができる。
図1は、本発明の第1実施形態によるワイパー装置を備えた車両の概略斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態によるワイパー装置を備えた車両の運転席側のフロントウィンドウ周りを示す概略正面図である。 図3は、本発明の第1実施形態によるワイパー装置の概略平面図である。 図4は、図2のIV−IV線に沿うフロントピラー周りの横断面図である。 図5は、図4のV−V線に沿うフロントピラー周りの縦断面図である。 図6は、駆動装置の概略全体図である。 図7は、本発明の第2実施形態によるワイパー装置を備えた車両の概略斜視図である。 図8は、本発明の第2実施形態によるワイパー装置を備えた車両の運転席側のフロントウィンドウ周りを示す概略正面図である。 図9は、離間ガイドレールと密着ガイドレールとを概略的に示した図である。 図10は、図8のX−X線に沿うフロントピラー周りの横断面図である。 図11は、本発明の第2実施形態による走行装置の外部体の概略平面図である。 図12は、図11のXII−XII線に沿う外部体の概略断面図である。 図13は、ワイパーアームが最もフロントウィンドウ側に近い位置となっている場合を示した図である。 図14は、ワイパーアームが最もフロントウィンドウ側から離れた位置となっている場合を示した図である。 図15は、本発明の第1実施形態によるワイパー装置の変形例を示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
(第1実施形態)
まず図1から図6を参照して、本発明の第1実施形態によるワイパー装置を、移動体としての車両の室内空間前方に配置されたフロントウィンドウに取り付けた例について説明する。
図1は、本実施形態によるワイパー装置1を備えた車両100の概略斜視図である。
ワイパー装置1は、例えば窓や壁などの被払拭体の表面に付着した水滴や雪、灰、泥などの付着物を払拭するための装置であって、走行装置2と、ワイパーアーム3と、ワイパーブレード4と、を備える。
走行装置2は、フロントウィンドウ101を挟んで対向するように、フロントウィンドウ101を保持する左右のフロントピラー102にそれぞれ取り付けられる。左右のフロントピラー102には、フロントウィンドウ101の左右の2辺に沿って上下に延びるガイドスリット103がそれぞれ設けられる。なお走行装置2は、動作中に人が触れても怪我をしないような丸みを帯びた形状とするのが望ましい。またガイドスリット103は、指等が挟まれにくい形状とするのが望ましい。
左右のフロントピラー102の内部には、図6を参照して後述するように各走行装置2を駆動するための駆動装置5がそれぞれ設けられており、各走行装置2は各駆動装置5によって駆動されて、各ガイドスリット103に沿って左右のフロントピラー102上を往復動する。
ワイパーアーム3は、フロントピラー102側からフロントウィンドウ101側に向かって延びるように、その一端側が各走行装置2にそれぞれ取り付けられる。
ワイパーブレード4は、各ワイパーアーム3の他端側にそれぞれ取り付けられてワイパーアーム3によって支持されており、フロントウィンドウ101の対向する上下の2辺に対して略平行となるように、フロントウィンドウ101の表面にそれぞれ配置される。
図2は、本実施形態によるワイパー装置1を備えた車両100の運転席側のフロントウィンドウ101周りを示す概略正面図である。図3は、本実施形態によるワイパー装置1の概略平面図である。
図2及び図3に示すように、ワイパーアーム3の長手方向中央部に位置するアーム中央部30には、ワイパーアーム3に対してワイパーアーム3の他端側(ワイパーブレード4の取り付け側)をフロントウィンドウ101側に向ける力を加えるためのスプリング31が内蔵されている。スプリング31は、自然長よりも長くした状態でその両端部がワイパーアーム3の短手方向に延びる一対の係止軸32a,32bに固定されており、常に縮む方向の弾性力を生じている。この弾性力によってワイパーアーム3が撓んでその他端側が常にフロントウィンドウ101側に向けられており、ワイパーアーム3の他端側に取り付けられたワイパーブレード4が、フロントウィンドウ101の表面に密着するようになっている。
続いて図4から図6を参照して、走行装置2の詳細な構成、及び走行装置2を駆動するための駆動装置5について説明する。
図4は、図2のIV−IV線に沿うフロントピラー102周りの横断面図である。図5は、図4のV−V線に沿うフロントピラー102周りの縦断面図である。図6は、駆動装置5の概略全体図である。
図4及び図5に示すように、走行装置2は、フロントピラー102の外部に配置される外部体20と、フロントピラー102の内部に配置される内部体21と、ガイドスリット103内に配置されて外部体20と内部体21とを連結する連結体22と、を備える。
外部体20は、連結体22を介して内部体21と連結されている半円柱部23と、半円柱部23からフロントウィンドウ101側に延びる箱状部24と、を備える。ワイパーアーム3は、その一端部が第1固定軸25によって半円柱部23に固定される。またワイパーアーム3は、その一端側が箱状部24の内部に配置されて、第2固定軸26によって箱状部24内に固定される。
内部体21は、その中央部を貫通するチェーン52に取り付けられている。内部体21には、左右で一組の車輪27が上下方向に三組並べて取り付けられており、各車輪27は、フロントピラー102の内周面と接触した状態で内部体21に対して自由に回転できるようになっている。
また本実施形態では、フロントピラー102の内部の左右両隅にそれぞれヒータ8を設けている。本実施形態では、このヒータ8によって、例えばガイドスリット103からフロントピラー102の内部に侵入してきた水の凍結を防止し、また、凍結していた場合には融解させて、走行装置2の走行が阻害されることのないようにしている。また図示はしていないが、フロントピラー102には、フロントピラー102の内部に侵入してきた水やヒータ8によって融解された水をフロントピラー102の外部に排出するための排出孔が適当な箇所に設けられている。
図6に示すように、駆動装置5は、2つの歯車50,51と、2つの歯車50,51に巻き回されたチェーン52と、チェーン52に張りを与えてチェーン52の弛みを防止するためのテンショナ53と、駆動モータ54と、を備える。
2つの歯車のうちの一方の歯車(以下「駆動歯車」という。)50は、駆動モータ54によって時計方向及び反時計方向の双方に回転させることができるようになっている。これにより、駆動モータ54によって駆動歯車50を回転駆動させることで、チェーン52に取り付けられた内部体21、ひいては走行装置2をガイドスリット103に沿って往復動させることができる。このとき、本実施形態では内部体21に車輪27を取り付けているため、フロントピラー102の内部で内部体21をフロントピラー102の内周面に沿って滑らかに移動させることができる。
駆動モータ54は、電子制御ユニット110によって回転速度及び回転方向が制御される。電子制御ユニット110は、デジタルコンピュータから構成され、双方性バスによって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、CPU(マイクロプロセッサ)、入力ポート及び出力ポートを備える。電子制御ユニット110には、外気温センサ111からの出力信号など、種々のセンサからの出力信号が入力されている。電子制御ユニット110は、これら種々のセンサからの出力信号に基づいて、駆動モータ54やヒータ8を含む各種の制御部品を制御している。
次に、再び図1を参照して本実施形態によるワイパー装置1の動作について説明する。
電子制御ユニット110は、運転者等からのワイパー装置1の駆動要求を検出すると、例えば外気温センサ111からの出力信号に基づいて、まずはフロントピラー102の内部で水が凍結しているおそれがあるか否かを判定する。電子制御ユニット110は、フロントピラー102の内部で水が凍結していると判定したときは、ヒータ8に通電を開始し、例えば通電を開始してから所定時間経過してから駆動モータ54を駆動させて、ワイパー装置1の駆動を開始させる。このようにフロントピラー102の内部で水が凍結していると判定された場合には、ワイパー装置1の駆動を開始させるまでの間、ワイパー装置1の駆動待機状態である旨を運転席に表示できるようにすることが望ましい。
一方で電子制御ユニット110は、フロントピラー102の内部で水が凍結していないと判定したときは、ヒータ8に通電を行うことなく駆動モータ54を駆動させて、ワイパー装置1の駆動を開始させる。
ワイパー装置1の駆動が開始されると、各走行装置2が各ガイドスリット103に沿って左右のフロントピラー102上を移動する。このとき本実施形態では、各走行装置2がほぼ同じ高さを保った状態で同じ方向に移動するように、電子制御ユニット110によって各駆動モータ54の回転速度及び回転方向を制御している。
そして、各走行装置2が各ガイドスリット103に沿ってフロントピラー102上を移動すると、各ワイパーアーム3が各走行装置2と一体となって移動し、これにより、各ワイパーブレード4がフロントウィンドウ101の対向する上下の2辺に対して略平行な状態を保ったまま、フロントウィンドウ101の表面を上下に往復動して、フロントウィンドウ101の表面に付着した付着物を払拭する。
これにより、例えば車両100のフロントウィンドウ101の表面形状が長方形のときは、各ワイパーブレード4のそれぞれの長さを足し合わせた総長さを、フロントウィンドウ101の対向する左右の2辺間の長さと同じにすれば、フロントウィンドウ101の対向する上下の2辺に対して略平行な状態を保ったまま各ワイパーブレード4を上下に往復動させることで、両ワイパーブレード4によってフロントウィンドウ101の表面を全面的に払拭することができる。
一方で、車両100のフロントウィンドウ101の表面形状は一般的に台形である場合が多く、上辺の長さが最も短く、下辺の長さが最も長くなっている場合が多い。このように、被払拭体によっては、対向する左右の2辺間の距離が上下方向、すなわち走行装置2の移動方向に沿って異なっている場合がある。この場合、フロントウィンドウ101の対向する上下の2辺に対して略平行な状態を保ったまま各ワイパーブレード4を上下に往復動させて、両ワイパーブレード4によってフロントウィンドウ101の表面を全面的に払拭するには、各ワイパーブレード4の配置及び長さを適切なものにする必要がある。
そこで本実施形態では、図1に示すように、運転席側のワイパーブレード4と助手席側のワイパーブレード4とをフロントウィンドウ101の上下方向に所定距離だけずらしてフロントウィンドウ101の表面に配置し、各ワイパーブレード4のそれぞれの長さを足し合わせた総長さを、対向する左右の2辺間の距離が最長となるフロントウィンドウ101の下辺の長さ以上(本実施形態では同じ長さ)としている。
これにより、対向する左右の2辺間の距離が最長となるフロントウィンドウ101の下辺では、両ワイパーブレード4のフロントウィンドウ101側の端部が重ならず、その状態から各走行装置2がほぼ同じ高さを保ったまま各ガイドスリット103を上側に移動していくと、両ワイパーブレード4の上下方向の距離が所定距離に維持されたまま、両ワイパーブレード4のフロントウィンドウ101側の端部が徐々に重なっていく。そのため、両ワイパーブレード4によってフロントウィンドウ101の表面を全面的に払拭することができる。
以上説明した本実施形態によれば、フロントウィンドウ101等の被払拭体の表面に付着した付着物を払拭するためのワイパー装置1が、被払拭体を挟んで対向するように被払拭体を保持するフロントピラー102等の枠体に取り付けられて被払拭体の対向する2辺に沿って枠体を往復動する一対の走行装置2と、一対の走行装置2にそれぞれ取り付けられて枠体側から被払拭体側に延びる一対のワイパーアーム3と、一対のワイパーアーム3にそれぞれ取り付けられると共に被払拭体の対向する他の2辺に対して略平行に伸びて被払拭体の表面に配置される一対のワイパーブレード4と、を備える。
これにより、例えば被払拭体の表面形状が長方形のときは、各ワイパーブレード4のそれぞれの長さを足し合わせた総長さを、被払拭体の対向する2辺間の長さと同じにすれば、被払拭体の対向する他の2辺に対して略平行な状態を保ったまま各ワイパーブレード4を往復動させることで、両ワイパーブレード4によって被払拭体の表面を全面的に払拭することができる。
また本実施形態によるワイパー装置1によれば、走行装置2は、被払拭体の対向する左右の2辺に沿って枠体を往復動できるように枠体に取り付けられており、被払拭体は、対向する左右の2辺間の距離が被払拭体の上下方向に沿って異なる形状をしており、一対のワイパーブレード4は、一方のワイパーブレード4が他方のワイパーブレード4に対して被払拭体の上下方向に所定距離だけずらして被払拭体の表面に配置されており、一対のワイパーブレード4のそれぞれの長さを足し合わせた総長さは、対向する左右の2辺間の距離が最長となる箇所の被払拭体の長さ以上とされている。
これにより、被払拭体の表面形状が、例えば台形や菱形等の対向する左右の2辺間の距離が上下方向に沿って異なる形状であっても、両ワイパーブレード4によって被払拭体の表面を全面的に払拭することができる。
したがって本実施形態によるワイパー装置1を移動体としての車両100のフロントウィンドウ101に取り付ければ、悪天候時においても運転者に対して常に広い視野を確保させることが可能となり、安全性を向上させることができる。また、同乗者にとっても前方の視界が良好となるので、同乗者からの運転者への周辺情報の提供などによって、さらに安全性を向上させることができる。
また本実施形態によるワイパー装置1を移動体としての観光バスや電車、客船のフロントウィンドウ101やサイドウィンドウ等に取り付ければ、悪天候時においても前方の視界が良好となるので、運転者に対する視界の確保のみならず、乗客は景観を楽しむことができるので、乗客に対するサービス性を向上させることできる。
また本実施形態によるワイパー装置1によれば、移動体としての車両100のフロントウィンドウ101に取り付けた場合において、一対のワイパーブレード4のうち、車両100の運転席側のワイパーブレード4を、車両100の助手席側のワイパーブレード4よりもフロントウィンドウ101の上下方向の下側に所定距離だけずらしてフロントウィンドウ101の表面に配置している。
このように、車両100の運転席側のワイパーブレード4を、車両100の助手席側のワイパーブレード4よりも下側に配置することで、各走行装置2が上側に移動していって、両ワイパーブレード4のフロントウィンドウ101側の端部が上下方向に所定距離を空けた状態で徐々に重なっていったとしても、ワイパーブレード4によって払拭された雨水などが最終的に運転席側から助手席側に向かって横方向に流れていく。そのため、ワイパーブレード4によって払拭された雨水などによって、運転者の視界が遮られるのを抑制することができる。
(第2実施形態)
次に図7から図14を参照して、本発明の第2実施形態によるワイパー装置1を、移動体としての車両100の室内空間前方に配置されたフロントウィンドウ101に取り付けた例について説明する。本実施形態によるワイパー装置1は、各走行装置2が下側に向かって移動するときに限りフロントウィンドウ101の表面の付着物を各ワイパーブレード4によって払拭することができるように構成されている点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、各走行装置2が上側に向かって移動するときも、下側に向かって移動するときも、フロントウィンドウ101の表面の付着物を各ワイパーブレード4によって払拭していた。しかしながら、各走行装置2が上側に向かって移動するときにフロントウィンドウ101の表面の付着物を各ワイパーブレード4によって払拭するには、フロントウィンドウ101の表面の付着物をかき上げる必要がある。そのため、例えば小雨等の場合はあまり問題とならないが、大雨や降雪、降灰等の場合は、上昇するワイパーブレード4上に雨水や雪、灰等が溜まりやすくなり、運転車の視界を遮るおそれがある。また、フロントウィンドウ101の表面の付着物をワイパーブレード4によってかき上げる必要があるので、走行装置2の駆動装置5に対する負荷も大きくなりやすく、駆動装置5、ひいては走行装置2の劣化を早め、その耐久性を低下させるおそれがある。
そこで本実施形態では、各走行装置2が下側に向かって移動するときに限りフロントウィンドウ101の表面の付着物を各ワイパーブレード4によって払拭することができるようにワイパー装置1を構成した。具体的には、本実施形態によるワイパー装置1は、各走行装置2がフロントウィンドウ101の下側まで移動してきたときに、各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101から離れる方向に移動させ、各走行装置2がフロントウィンドウ101の上側まで移動してきたときに、フロントウィンドウ101から離間させる方向に移動させておいた各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101側に移動させるためのアーム駆動機構6をさらに備える。以下、この本実施形態によるワイパー装置1が備えるアーム駆動機構6について説明する。
図7は、本実施形態によるワイパー装置1を備えた車両100の概略斜視図である。図8は、本実施形態によるワイパー装置1を備えた車両100の運転席側のフロントウィンドウ101周りを示す概略正面図である。
図7及び図8に示すように、本実施形態によるワイパー装置1は、走行装置2、ワイパーアーム3及びワイパーブレード4の他に、アーム駆動機構6としての一対の離間ガイドレール60及び一対の密着ガイドレール61と、を備える。離間ガイドレール60及び密着ガイドレール61については、さらにそれらを概略的に示した図9も参照して説明する。
離間ガイドレール60は、各ワイパーアーム3に対応するように、フロントウィンドウ101の下側の枠体にそれぞれ取り付けられる。各離間ガイドレール60は、図9に示すようにワイパーアーム3がフロントウィンドウ101上を下側に移動してきたときに、各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101から離れる方向に機械的に案内して、各ワイパーアーム3に取り付けられたワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面から自動的に離間させる機能を有する。
密着ガイドレール61は、各ワイパーアーム3に対応するように、フロントウィンドウ101の上側の枠体にそれぞれ取り付けられる。各密着ガイドレール61は、図9に示すようにワイパーアーム3がフロントウィンドウ101上を上側に移動してきたときに、フロントウィンドウ101から離間させておいた各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101側に機械的に引き寄せて、各ワイパーアーム3に取り付けられたワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面に自動的に密着させる機能を有する。
そしてアーム駆動機構6は、このようにフロントウィンドウ101に対してワイパーブレード4を自動的に離間及び密着させることができるように、ワイパーアーム3とフロントウィンドウ101とのなす角度(以下「アーム角度」という。)を変更するためのアーム角度可変機構7を、ワイパーアーム3の長手方向フロントピラー102側(ワイパーアーム3の基端側)にさらに備えている。以下、アーム角度可変機構7について、図10から図12を参照して説明する。
図10は、図8のX−X線に沿うフロントピラー102周りの横断面図である。図11は、本実施形態による走行装置2の外部体20の概略平面図である。図12は、図11のXII−XII線に沿う外部体20の概略断面図である。
図10から図12に示すように、ワイパーアーム3は、回転軸71によって半円柱部23に対して回転自在に取り付けられており、さらにアーム角度可変機構7によって回転軸71を回転中心として箱状部24の内部を所定の角度範囲で左右に揺動させることができるようになっている。
図12に示すように、アーム角度可変機構7は、アームスリット72と、ガイド溝74と、自由軸75と、スプリング76と、を備える。
アームスリット72は、ワイパーアーム3の基端側に形成されたスリットであって、ワイパーアーム3の長手方向に延びた形状をしている。
ガイド溝74は、箱状部24の内面の上下に形成された円弧状の溝であり、円弧の両端部74a,74bに対して円弧の中央部74cがワイパーアーム3の長手方向フロントウィンドウ101側に位置するように形成されている。
自由軸75は、アームスリット72及びガイド溝74内に配置される。自由軸75は、アームスリット72内をガイド溝74内に沿ってワイパーアーム3の長手方向及び短手方向に移動できるようになっている。
スプリング76は、ワイパーアーム3を挟むように箱状部24の内部に2つ設けられる。スプリング76は、自然長よりも長くした状態でその一端部が箱状部24に固定され、その他端部が自由軸75に固定されており、常に縮む方向の弾性力を生じている。すなわち、このスプリング76によって、自由軸75には常にワイパーアーム3の長手方向フロントピラー102側に向けられる力が加えられている。
アーム角度可変機構7は上記のように構成されて、自由軸75がアームスリット72内をアームスリット72に沿ってワイパーアーム3の長手方向に、また同時にガイド溝74内をガイド溝74に沿ってワイパーアーム3の短手方向及び長手方向に移動できるようになっている。これにより、ワイパーアーム3が、回転軸71を回転中心として箱状部24の内部を所定の角度範囲で左右に揺動できるようになっている。
このとき自由軸75には、スプリング76によって常にワイパーアーム3の長手方向フロントピラー102側に向けられる弾性力が生じている。またガイド溝74は、円弧の両端部74a,74bに対して円弧の中央部74cがワイパーアーム3の長手方向フロントウィンドウ101側に位置するように形成されている。そのため自由軸75は、ガイド溝74の両端部74a,74bに来たときに最も安定した状態となる。
したがってワイパーアーム3は、図13に示すように、自由軸75がガイド溝74のワイパーアーム短手方向フロントウィンドウ101側の端部74aに来て最もフロントウィンドウ101側に近い位置となった場合と、図14に示すように、自由軸75がガイド溝74のワイパーアーム3の短手方向フロントウィンドウ101側とは反対側の端部74bに来て最もフロントウィンドウ101側から離れた位置となった場合に、最も安定した状態となる。
次に、再び図7を参照して本実施形態によるワイパー装置1の動作について説明する。
本実施形態によるワイパー装置1は、停止時には各走行装置2がフロントウィンドウ101の下側で停止するようになっている。そしてワイパー装置1の駆動が開始されたときは、まず各走行装置2を各ガイドスリット103に沿って少しだけ下側に移動させて、各離間ガイドレール60によって各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101から離れる方向に機械的に案内して、各ワイパーアーム3に取り付けられた各ワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面から離間させる。このとき、各ワイパーアーム3のアーム角度可変機構7の自由軸75が、ガイド溝74をワイパーアーム3の短手方向フロントウィンドウ101側の端部74aから反対側の端部74bへと移動する。
その後、各ワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面から離間させた状態で各走行装置2を各ガイドスリット103に沿って上側に移動させ、次は各密着ガイドレール61によって、フロントウィンドウ101から離間させておいた各ワイパーアーム3をフロントウィンドウ101側に機械的に引き寄せて、各ワイパーアーム3に取り付けられたワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面に密着させる。このとき、各ワイパーアーム3のアーム角度可変機構7の自由軸75が、ガイド溝74をワイパーアーム3の短手方向フロントウィンドウ101側とは反対側の端部74bからフロントウィンドウ101側の端部74aへと移動する。
その後、各ワイパーブレード4をフロントウィンドウ101の表面に密着させた状態で各走行装置2を各ガイドスリット103に沿って下側に移動させ、各ワイパーブレード4によってフロントウィンドウ101の表面に付着した付着物を払拭する。
このように本実施形態によるワイパー装置1は、ワイパーブレード4が上昇するときにはワイパーブレード4がフロントウィンドウ101から離れ、ワイパーブレード4が下降するときに限りワイパーブレード4がフロントウィンドウ101の表面に密着して表面の付着物を払拭する。このようにワイパーとしての機能をワイパーブレード4の下降時に限定することで、ワイパーブレード4上に雨水や雪が溜まるのを抑制することができ、もって運転者の視界を良好に保つことができる。また、走行装置2の駆動装置5に対する負荷も抑制することができるので、走行装置2の耐久性の低下を抑制することができる。
また本実施形態では、ワイパーブレード4が上昇するときにはワイパーブレード4がフロントウィンドウ101から離れているため、フロントウィンドウ101の表面の付着物をワイパーブレード4によってかき上げる必要がない。そのため、ワイパーブレード4が上昇させるとき、すなわち走行装置2を上側に移動させるときの負荷が少なくなる分、走行装置2の移動速度を速めることができる。これにより、ワイパー装置1による払拭効率を高めて、ワイパーの動きによる運転者にとっての煩わしさを低減させることができる。
なお本実施形態では、ワイパーブレード4が上昇するときにはワイパーブレード4がフロントウィンドウ101から離れているため、必ずしも各走行装置2を同時に同方向に移動させる必要はなく、一方のワイパーブレード4が下降しているときに他方のワイパーブレード4を上昇させ、一方のワイパーブレード4が上昇しているときに他方のワイパーブレード4を下降させても良い。
以上説明した本実施形態によるワイパー装置1は、走行装置2がフロントウィンドウ101等の被払拭体の下側まで移動してきたときに、一対のワイパーアーム3を被払拭体から離れる方向に移動させ、走行装置2が被払拭体の上側まで移動してきたときに、被払拭体から離間させた一対のワイパーアーム3を被払拭体側に移動させるためのアーム駆動機構6をさらに備える。
そのため、ワイパーブレード4上に雨水や雪が溜まるのを抑制することができ、もってフロントウィンドウ101等の被払拭体の前方に対して良好な視界を確保することができる。また、走行装置2の駆動装置5に対する駆動負荷も抑制することができるので、走行装置2の耐久性の低下を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記の各実施形態では、各走行装置2をフロントウィンドウ101等の被払拭体の対向する左右の2辺に沿って上下に往復動させていたが、被払拭体の対向する上下の2辺に沿って左右に往復動させるようにワイパー装置1を構成しても良い。
また上記の各実施形態では、各走行装置2の駆動装置5を機械的なものとしていたが、これに限らず、駆動装置5を例えばリニアモータの電磁的なものとしても良い。この場合は、フロントピラー102の内部に電磁石を配列し、各電磁石の磁極を反転させることで走行装置2の内部体21に対して走行装置2を上昇又は下降させる力を与えるようにすれば良い。
また上記の各実施形態において、走行装置2の駆動を開始するときに、警告音を発して周囲に注意喚起を促すようにしても良い。また、電子制御ユニット110によって駆動装置5の負荷を検出できるようにしておき、一定以上の負荷がかかったときには駆動装置5を一時的に停止するようにしても良い。
また、例えば上記の第1実施形態において、図15に示すように、運転席側のワイパーブレード4と、助手席側のワイパーブレード4と、を収納する収納装置9を設けて両ワイパーブレード4を一体的に上下動させることができるようにしても良い。
また上記の第2実施形態では、アーム角度可変機構7を機械的なものとしていたが、これに限らず電磁的なものとしても良い。この場合は、例えば自由軸75に永久磁石等の磁気感応物質を内蔵させて、ガイド溝74の両端部74a,74bにそれぞれ電磁石を設けておく。そして、ガイド溝74の両端部74a,74bの電磁石に対して電流を供給することで、ワイパーアーム3の角度を変更するようにすれば良い。また車両進行速度が速くなると、フロントウィンドウ101に付着した雨滴等はフロントウィンドウ101の下側から上側に向かって流れていくので、アーム角度可変機構7を電磁的なものとした場合は、車両進行速度が一定速度以上となったときには、ワイパーブレード4の上昇時にワイパーブレード4をフロントウィンドウ101に密着させ、ワイパーブレード4の下降時にワイパーブレード4をフロントウィンドウ101から離間させるようにすることもできる。これにより、ワイパーブレード4によって付着物を払拭する際の負荷をさらに低減することができる。
また、各図面は模式的なものであって、各部の新法の比率等は現実のものとは異なる。したがって、各部の具体的な寸法は前述の説明を参酌して決定すべきものである。また、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
1 ワイパー装置
2 走行装置
3 ワイパーアーム
4 ワイパーブレード
6 アーム駆動機構
60 離間ガイドレール
61 密着ガイドレール
7 アーム角度可変機構
100 車両
101 フロントウィンドウ(被払拭体)
102 枠体(フロントピラー)

Claims (5)

  1. 被払拭体の表面に付着した付着物を払拭するためのワイパー装置であって、
    前記被払拭体を挟んで対向するように当該被払拭体を保持する枠体に取り付けられ、当該被払拭体の対向する2辺に沿って前記枠体を往復動する一対の走行装置と、
    前記一対の走行装置にそれぞれ取り付けられ、前記枠体側から前記被払拭体側に延びる一対のワイパーアームと、
    前記一対のワイパーアームにそれぞれ取り付けられると共に、前記被払拭体の対向する他の2辺に対して略平行に伸びて、前記被払拭体の表面に配置される一対のワイパーブレードと、
    を備えるワイパー装置。
  2. 前記走行装置は、前記被払拭体の対向する左右の2辺に沿って前記枠体を往復動できるように当該枠体に取り付けられており、
    前記被払拭体は、前記対向する左右の2辺間の距離が当該被払拭体の上下方向に沿って異なる形状をしており、
    前記一対のワイパーブレードは、一方のワイパーブレードが他方のワイパーブレードに対して前記被払拭体の上下方向に所定距離だけずらして当該被払拭体の表面に配置されており、
    前記一対のワイパーブレードのそれぞれの長さを足し合わせた総長さを、前記対向する左右の2辺間の距離が最長となる箇所の前記被払拭体の長さ以上とした、
    請求項1に記載のワイパー装置。
  3. 前記走行装置が前記被払拭体の下側まで移動してきたときに、前記一対のワイパーアームを当該被払拭体から離れる方向に移動させ、当該走行装置が当該被払拭体の上側まで移動してきたときに、当該被払拭体から離間させた当該一対のワイパーアームを当該被払拭体側に移動させるためのアーム駆動機構をさらに備える、
    請求項2に記載のワイパー装置。
  4. 前記アーム駆動機構は、
    前記被払拭体よりも下側の前記枠体に設けられ、前記走行装置が前記被払拭体の下側まで移動してきたときに、前記一対のワイパーアームを当該被払拭体から離れる方向に機械的に案内する離間ガイドレールと、
    前記被払拭体よりも上側の前記枠体に設けられ、前記走行装置が前記被払拭体の上側まで移動してきたときに、当該被払拭体から離間させる方向に移動させた当該一対のワイパーアームを当該被払拭体側に機械的に引き寄せる密着ガイドレールと、
    前記走行装置に設けられ、前記ワイパーアームの長手方向枠体側の端部を前記走行装置に取り付けるための固定軸を回転中心として、当該ワイパーアームを所定の角度範囲で揺動させるためのアーム角度可変機構と、
    を備える、
    請求項3に記載のワイパー装置。
  5. 前記被払拭体は、車両のフロントウィンドウであり、
    前記枠体は、前記車両のフロントピラーであり、
    前記一対のワイパーブレードのうち、前記車両の運転席側のワイパーブレードを、当該車両の助手席側のワイパーブレードよりも前記フロントウィンドウの上下方向の下側に前記所定距離だけずらして当該フロントウィンドウの表面に配置した、
    請求項2から請求項4までのいずれか1つに記載のワイパー装置。
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