JPWO2017122360A1 - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

発光部(140)は基板(100)に形成されており、有機層(120)を有している。第1端子部(112)も基板(100)に形成されている。導電部材(160)は第1端子上部(162)及び発光部部分(166)を有している。導電部材(160)の断面において、第1端子上部(162)の上面は一つの凹部を有しており、発光部部分(166)は凸形状又は平坦となっている。第1端子上部(162)は、第1電極130と導電部材(160)を重ねた構造を有している。

Description

本発明は、発光装置に関する。
発光装置の光源の一つに有機EL素子がある。有機EL素子は、2つの電極の間に有機層を配置した構成を有している。有機層に電力を印加するためには、2つの電極のそれぞれに外部回路素子などの電力供給源を接続する必要がある。一般に、2つの電極は配線部分としてパネル外周部まで延伸され、外周部では外部回路素子などを圧着接続するための端子(電極端子)として機能する。
発光装置の電極端子にフレキシブルプリント回路基板(FPC)などの外部回路素子を接続する場合、接着部材として異方性導電樹脂が用いられることがある。異方性導電樹脂は、絶縁性の樹脂の中に導電性の粒子を混ぜたものである。発光素子の電極端子と外部回路素子の導電部材は、異方性導電樹脂に含まれる粒子を介して、互いに導通する。
異方性導電樹脂を用いて電子機器などの端子と外部回路素子の導電部材を接続する場合、異方性導電樹脂に含まれる導電性の粒子を電極端子と外部回路素子の導電部材の間に位置させる必要がある。例えば特許文献1には、液晶パネルの電極端子に異方性導電樹脂の粒子を捕捉させるために、この電極端子の表面に複数の凹凸を設けることが記載されている。
特開2003−202583号公報
特許文献1に記載の技術において、端子としての電極には複数の凹凸が形成されている。電極をこのような構造にするためには、電極及び電極端子を形成した後、この電極端子に凹凸を形成する工程が必要になる。このため、凹凸を形成するための装置や、工数、材料が必要になり、電子機器の製造コストが上昇する。
本発明が解決しようとする課題としては、発光装置の製造コストが上昇することを抑制しつつ、発光装置の電極端子に異方性導電樹脂の粒子が捕獲されやすくすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、基材と、
前記基材に形成され、有機層と導電部材とを有する発光部と、
前記発光部と電気的に接続され、且、導電粒子を含む導電性樹脂を介して第2導電部材に接続される端子部と、
を備え、
前記導電部材は前記発光部と前記端子部と重なっており、
前記基材に垂直な方向の断面において、前記導電部材のうち前記端子部と重なる第1部分の上面は凹部を有し、前記導電部材のうち前記発光部に位置する第2部分は凸形状又は平坦である発光装置である。
請求項10に記載の発明は、基材と、
前記基材に形成された発光部と、
前記基材に形成され、前記発光部を制御する制御回路の一部である素子または配線と、
前記基材に形成された端子部と、
前記制御回路及び前記端子部に含まれる導電部材と、
を有し、
前記基材に垂直な方向の断面において、前記導電部材のうち前記端子部と重なる第1部分の上面では一つの凹部を有し、前記導電部材のうち前記素子または配線と重なる第2部分では凸形状又は平坦である発光装置である。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
第1の実施形態に係る発光装置の構成を示す平面図である。 図1から第2電極を取り除いた図である。 図2から有機層を取り除いた図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 第1端子部に導電部材を接続する方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る発光装置の構成を示す平面図である。 図8から第2電極を取り除いた図である。 図9から有機層を取り除いた図である。 第3の実施形態に係る発光装置の平面図である。 図11の点線αで囲んだ領域を拡大した図である。 図12のD−D断面図である。 基板上に形成された導体パターンの平面レイアウトを示す図である。 絶縁層上に形成された導体パターンの平面レイアウトを示す図である。 端子の構造を説明するための断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る発光装置10の構成を示す平面図である。図2は、図1から第2電極130を取り除いた図であり、図3は図2から有機層120を取り除いた図である。実施形態に係る発光装置10は、例えば照明装置であり、基板100(基材)、発光部140、第1端子部112、及び導電部材160を備える。発光部140は基板100に形成されており、有機層120を有している。第1端子部112も基板100に形成されている。導電部材160は第1端子部112と重なる領域(第1部分の一例:第1端子上部162とする)及び第1電極110と重なる領域(第2部分の一例:発光部部分166)にそれぞれ形成される。基板100に垂直な方向における導電部材160の断面において、第1端子部112と重なる領域に形成される第1端子上部162での上面は凹部を有しており、発光部部分166では凸形状又は平坦となっている。以下、詳細に説明する。
発光装置10が後述のボトムエミッション型である場合、基板100は、例えばガラスや透光性の樹脂などの透光性の材料で形成されている。ただし、発光装置10が後述のトップエミッション型である場合、基板100は透光性を有さない材料で形成されていてもよい。基板100は、例えば矩形などの多角形である。ここで、基板100は可撓性を有していてもよい。基板100が可撓性を有している場合、基板100の厚さは、例えば10μm以上1000μm以下である。特に、ガラス材料で基板100に可撓性を持たせる場合、基板100の厚さは、例えば200μm以下である。樹脂材料で基板100に可撓性を持たせる場合は、基板100の材料として、例えばPEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルホン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、又はポリイミドを含有する樹脂を用いることができる。また、基板100が樹脂材料を含む場合、水分が基板100から有機層へ到達することを抑制するために、基板100の少なくとも発光面(好ましくは両面)に、SiNやSiONなどの無機バリア膜が形成されていることが好ましい。
基板100には発光部140が形成されている。発光部140は、発光を生じさせるための構造、例えば有機EL素子を有している。この有機EL素子は、第1電極110、有機層120、及び第2電極130を積層させた構成を有している。
第1電極110は、光透過性を有する透明電極である。透明電極を構成する透明導電材料は、金属を含む材料、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、IWZO(Indium Tungsten Zinc Oxide)、ZnO(Zinc Oxide)等の金属酸化物である。第1電極110の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。第1電極110は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。なお、第1電極110は、カーボンナノチューブ、又はPEDOT/PSSなどの導電性有機材料であってもよい。
第2電極130は、例えば、Al、Au、Ag、Pt、Mg、Sn、Zn、及びInからなる第1群の中から選択される金属又はこの第1群から選択される金属の合金からなる金属層を含んでいる。この場合、第2電極130は光反射性を有している。第2電極130の厚さは、例えば10nm以上500nm以下である。ただし、第2電極130は、第1電極110の材料として例示した材料を用いて形成されていてもよい。第2電極130は、例えばスパッタリング法又は蒸着法を用いて形成される。
有機層120は、例えば、正孔注入層、発光層、及び電子注入層をこの順に積層させた構成を有している。正孔注入層と発光層との間には正孔輸送層が形成されていてもよい。また、発光層と電子注入層との間には電子輸送層が形成されていてもよい。有機層120は蒸着法で形成することができる。また、有機層120のうち少なくとも一つの層、例えば第1電極110と接触する層を、インクジェット法、印刷法、又はスプレー法などの塗布法によって形成し、残りの層を、蒸着法によって形成してもよい。また、有機層120のすべての層が、塗布法を用いて形成されていてもよい。
本図に示す例において、基板100の上には複数の発光部140がストライプ状(例えば直線状)に延在している。各発光部140の第1電極110、有機層120、及び第2電極130は、いずれも線状になっている。そして、これら複数の発光部140は互いに平行である。これら複数の発光部140の発光色は互いに同じであってもよいし、少なくとも一つの発光部140の発光色は他の発光部140の発光色と異なっていてもよい。また、基板100には、互いに発光色が異なる複数種類の発光部140が繰り返し配置されていてもよい。例えば基板100の上には、赤色の発光部140、青色の発光部140、及び緑色の発光部140が繰り返し配置されていてもよい。この場合、赤色の発光部140の輝度、青色の発光部140の輝度、及び緑色の発光部140の輝度を互いに独立して制御することにより、発光装置10の発光色を制御することができる。第1電極110及び第2電極130のうちどちらか一方の電極が線状に形成され、他方の電極が面状(特に導電部材160の幅方向にも連続して形成される形状)であってもよい。具体的には発光装置10は基板100上に連続する第1電極110または第2電極130を一つのみ有する構造であってもよい。
発光装置10は、第1電極110の電極取出し配線として、第1端子部112を有する。ここで、第1電極110及び第1端子部112と同一材料で、第2電極130の電極取出し配線として、第2端子部132を設けても良い。第1端子部112及び第2端子部132は、複数の発光部140のそれぞれに対して設けられている。本図に示す例においては、複数の第1端子部112は、基板100の一辺に沿って並んでおり、複数の第2端子部132は、基板100のうち第1端子部112とは逆側の辺に沿って並んでいるが、これに限られるものではない。
第1端子部112は第1電極110に電気的に接続しており、第2端子部132は第2電極130に電気的に接続している。第1端子部112及び第2端子部132は、例えば、第1電極110と同一の材料で形成された層により形成されている。この場合、第1端子部112は、第1電極110と一体になっていて(言い換えると連続していて)、後述する外部回路素子の導電部材である第2導電部材200と接着される部分である。一方、第2端子部132は第1電極110から分離している。なお、第1端子部112と第1電極110の間には引出配線が設けられていてもよい。また、第2端子部132と第2電極130の間にも引出配線が設けられていてもよい。
複数の発光部140のそれぞれには、導電部材160が設けられている。導電部材160は、第1電極110及び第1端子部112に積層され、第1電極110及び第1端子部112と電気的に接続されている。詳細には、導電部材160は、第1電極110に重なる領域に形成される部分(発光部部分166)、及び第1端子部112に重なる領域に形成される部分(第1端子上部162)を有している。導電部材160は、発光部部分166及び第1端子上部162のそれぞれにおいて、第1電極110及び第1端子部112の補助電極として機能する。導電部材160の発光部部分166と第1端子上部162は、第1電極110、及び第1端子部112の上層にあっても下層にあってもよい。
導電部材160は、発光部部分166では、開口率の観点から第1電極110の幅方向において、第1電極110よりも狭い幅で形成することが好ましい。一方、第1端子上部162では、電気抵抗の観点から、第1端子部112の幅方向において第1端子部112のほぼ全体に形成することが好ましい。このため、導電部材160の第1端子上部162での幅は発光部部分166の幅よりも大きい。第1端子上部162での幅は例えば第1端子部の幅方向の長さの50%以上100%以下であり、発光部部分166での幅は、例えば、重なる第1電極110の5%以上30%以下である。ただし、導電部材160の第1端子上部162での幅、及び発光部部分166での幅は、ここに記載した例に限定されない。
導電部材160はの第1端子上部162では第1端子部112の透明導電層(第1電極110と同一の層)に接しており、かつ、この透明導電層に電気的に接続している。発光部部分166は第1電極110に接しており、かつ、第1電極110に電気的に接続している。
導電部材160は、例えば塗布法、例えばインクジェット法を用いて形成されている。この場合、導電部材160は、塗布材料に含まれている複数の導電粒子(例えば銀ナノ粒子などの金属粒子)が互いに結合した構成を有している。このため、導電部材160はボイドを有している。なお、導電部材160は、スクリーン印刷などの印刷法を用いて形成されていてもよい。
導電部材160は第2端子部132と重なる領域(第1部分の一例:第2端子上部164とする)にも形成されることが好ましい。第2端子上部164は導電部材160と同様の材料を用いて形成することができる。また、第2端子上部164は導電部材160と同一工程で形成することができ、導電部材160の第1端子上部162と同様のレイアウトを有していても良い。詳細には、第2端子上部164は、第2端子部132の幅方向において第2端子部132のほぼ全体に形成されることが好ましく、また、第2端子部132の電極層に接している。ここで、第2端子部132において、第2端子上部164と重なる電極は、第1電極110の材料で形成される透明導電材料であってもよく、第2電極130の材料で形成される電極層であってもよい。
なお、第1電極110の縁及び導電部材160の発光部部分166は、絶縁層によって覆われていてもよい。絶縁層は例えばポリイミドなどの樹脂材料によって形成されている。絶縁層を設けることにより、第1電極110の縁において第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制でき、また、導電部材160の発光部部分166を介して第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制できる。絶縁層は、例えば、感光性の樹脂材料を塗布した後、この樹脂材料を露光及び現像することにより形成される。この工程は、例えば第1電極110を形成した後、有機層120を形成する前に行われる。
複数の発光部140は、同一の封止部材によって封止されている。封止部材は、例えばガラス、アルミニウムなどの金属、又は樹脂を用いて形成されており、中央に凹部を設けた形状を有している。そして封止部材の縁は接着材で基板100に固定されている。これにより、封止部材と基板100で囲まれた空間は封止される。そして複数の発光部140は、いずれもこの封止された空間の中に位置している。
なお、複数の発光部は、封止膜によって封止されていてもよい。この場合、封止膜は、例えばALD(Atomic Layer Deposition)法を用いて形成されている。この場合、封止膜は、複数の層を積層した多層構造を有していてもよい。この場合、第1の材料(例えば酸化アルミニウム)からなる第1封止層と、第2の材料(例えば酸化チタン)からなる第2封止層とを繰り返し積層した構造を有していてもよい。ただし、封止膜は、他の成膜法、例えばCVD法やスパッタリング法を用いて形成されていてもよい。この場合、封止膜は、例えば、SiO又はSiNなどの絶縁膜によって形成することができる。また、封止膜は、複数の成膜法を組み合わせた積層膜を有していても良い。封止膜の膜厚は、例えば10nm以上1000nm以下である。
また、複数の発光部は、封止板によって封止されていてもよい。封止板としては、例えばAlやステンレスなどの金属板を用いることができる。封止板は、接着剤を介してラミネートされる。封止板と接着剤の間には乾燥剤を有していても良いし、接着剤自体が乾燥機能を有していても良い。
図4は、図1のA−A断面図である。本図に示すように、導電部材160は発光部部分166では、凸形状になっており、表面に凹部を有していない。なお、ここでの凹部は、例えば深さ100nm以上のものを差す。発光部部分166の上面の形状は、その上に形成される発光層などの有機層120や第2電極130が、成膜・形成不良を起こしにくくなる形状であればよい。このため、発光部部分166の上面は、必ずしも凸型になっている必要はない。つまり、凸形状とは有機層120や第2電極130の形成不良による例えば、第1電極110と第2電極130との短絡を防止するための形状である。詳細には、発光部部分166の頂面は平坦形状であってもよく、側面と上面の境界は丸くなっていてもよい。そして、発光部部分166の上面及び側面には、鋭い凸部や凹部は形成されておらず、ほぼ平坦形状になる。これにより、発光部部分166の上面において有機層120が薄くなることが抑制され、その結果、発光部部分166を介して第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制できる。なお、発光部部分166のこのような形状は、例えば塗布材料を塗布した後、この塗布材料の乾燥条件を調整すること(例えば、塗布した溶液中で溶質の対流が起きる前に乾くよう、すばやく乾燥する)により、実現できる。
図5は、図1のB−B断面図である。本図に示すように、導電部材160は、第1端子上部162では凹形状になっている。具体的には、第1端子上部162では、深さが100nm以上の凹部が一つのみ形成されている。この凹部は、第1端子上部162の幅方向の全体にわたって広がっている。第1端子上部162のこのような形状は、例えば塗布材料を塗布した後、この塗布材料の乾燥条件を調整する(例えば、塗布した溶液中で溶質の対流が起きるよう、ゆっくり乾燥する)ことにより実現できる。
図6は、図1のC−C断面である。上記したように、導電部材160の形成において、第1端子上部162を形成するときの塗布材料の乾燥条件と、発光部部分166を形成するときの塗布材料の乾燥条件は異なる。例えば、第1端子上部162を先に塗布してから、所定時間空けて発光部部分166への塗布形成を行い、その後の溶媒の乾燥工程は同時に行ってもよい。このように別の装置や別の材料を用いる必要がないので、表面形状を第1端子上部162と発光部部分166とで変化させるのに特別な工程を必要としない。本図に示す例では、導電部材160の第1端子上部162が形成された後に発光部部分166が形成されている。また、乾燥・焼成の条件やタイミングによっては、導電部材160の発光部部分166と第1端子上部162の境界において、いずれかが乗り上げる形になることもあるし、連続した一体の膜となることもある。
なお、第2端子部132と重なる第2端子上部164も、導電部材160の第1端子上部162と同一工程で、同様の方法を用いて形成できる。
図7は、第1端子部112に外部回路素子の導電性の部材である第2導電部材200を接続する方法を説明するための図である。外部回路素子は、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)である。本図に示す例において、第1端子部112と外部回路素子の第2導電部材200は導電性樹脂層210(例えばACF(Anisotropic Conductive Film)又はACP(Anisotropic Conductive Paste)を用いて互いに接続されている。導電性樹脂層210には複数の導電粒子212が含まれている。導電粒子212が導電部材160の第1端子上部162と第2導電部材200の間に挟まれることにより、第1端子部112と第2導電部材200は導通する。このため、導電性樹脂層210を挟んで第2導電部材200を基板100に押し付ける際、導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動してしまうと、第1端子部112と第2導電部材200の接触抵抗は高くなってしまう。これに対して、上記したように第1端子上部162の上面には凹部が形成されている。このため、第2導電部材200を基板100に押し付ける際、導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動することを抑制できる。
なお、第2端子部132に第2導電部材200を接続するときの構造も、第1端子部112に第2導電部材200を接続する構造と同様である。
次に、発光装置10の製造方法について説明する。
まず、基板100上に第1電極110及び第1端子部112を形成する。この工程において、第2電極取出し側にも第2端子部132を形成することが好ましい。次いで、第1端子部112の上に第1端子上部162となる塗布材料を塗布、乾燥することで、第1端子上部162が形成される。このとき、第2端子部132の上にも第2端子上部164を形成することが好ましい。
次いで、第1電極110の上に、導電部材160の発光部部分166となる塗布材料を塗布し、この塗布材料を乾燥させる。これにより、導電部材160の発光部部分166が形成される。導電部材160の発光部部分166上とエッジは、絶縁膜で覆うことが好ましい。このとき、第1電極110端部も絶縁膜で覆うことにより、第1電極110端部と第2電極130の短絡も防止することができる。
次いで、有機層120、及び第2電極130をこの順に形成する。次いで、封止部材を用いて発光部140を封止する。次いで、第1端子部112及び第2端子部132に外部回路素子の第2導電部材200を接続する。
以上、本実施形態によれば、導電部材160は、第1電極110の上に位置する部分(発光部部分166)及び第1端子部112の上に位置する部分(第1端子上部162)を有している。導電部材160の第1端子上部162の上面は凹部を有しているため、外部回路素子の第2導電部材200を第1端子部112に接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動することを抑制できる。また、導電部材160は、発光部部分166では凸形状になっているため、発光部部分166を介して第1電極110と第2電極130が短絡することを抑制できる。さらに、導電部材160となる塗布材料の乾燥条件を互いに異ならせることにより、第1端子上部162及び発光部部分166の電極形状を作り分けることができる。従って、発光装置10の製造コストが上昇することを抑制できる。
(変形例1)
第1の実施形態に記載の第1電極110及び第2電極130の材料は、基板100を光が透過する場合、すなわち発光装置10からの発光が基板100を透過して行われる場合(すなわちボトムエミッション型)の例である。他の例として、基板100とは逆側を光が透過する場合がある。すなわち、発光装置10からの発光が基板100を透過しないで行われる場合(トップエミッション型)である。この構成においても、導電部材160の発光部部分166を凸形状に、導電部材160の第1端子上部162、及び第2端子上部164を凹形状に形成してもよい。この場合においても、外部回路素子の第2導電部材200を第1端子部112に接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動することを抑制できる。
(変形例2)
上述した実施形態では、第1端子上部162及び発光部部分166は互いに同一の塗布材料を用いて形成されていた。ただし、第1端子上部162と同一の塗布材料を用いて形成される層は、発光部部分166以外であってもよい。
例えば、発光装置10がトップエミッション型の発光装置である場合、第2電極130が透明導電材料を用いて形成され、第1電極110が光反射性の材料を用いて形成することができる。この場合、第1電極110が導電部材160の第1端子上部162と同一の塗布材料を用いて形成され、かつ、実施形態における発光部部分166と同様の形状を有していてもよい。言い換えると、実施形態における導電部材160の発光部部分166は、本変形例では第1電極110になる。この場合、第1電極110は凸状又は平坦に、第1端子上部162は凹状に形成される。
本変形例においても、外部回路素子の第2導電部材200を第1端子部112に接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動することを抑制できる。
(変形例3)
発光装置10は、基板側と基板の逆側との両方に発光する両側発光型の発光装置であってもよい。発光装置10を両側発光型にするためには、例えば、第1電極110を透明電極で形成し、第2電極130を薄い反射性電極と透明電極の積層構造で形成すればよい。この場合、第2電極130の反射性電極を第2端子部132まで形成し、発光部140と重なる部分(第2部分)と第2端子部132と重なる部分(第1部分)とで異なる形状にすればよい。することで、本発明の効果を得ることができる。すなわち、反射電極は発光領域では凸状又は平坦に、端子領域では凹状に形成される。
本変形例においても、外部回路素子の第2導電部材200を第2端子部132に接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が第2端子部132の外側に移動することを抑制できる。
このように、本実施形態にかかる発光装置10は、いずれの方向に発光する構造であってもよいし、その構成も上述した構成に限られるものではない。上述の通り、補助電極を用いない構成であっても、発光装置10の発光部140から端子部(第1端子部112又は第2端子部132)まで引き出される導電部材(例えば第1電極110の一部又は第2電極130の一部)のすべてに上記した構造を適用できる。そして、この導電部材は、たとえば第1の実施形態の導電部材160と同じ方法で形成される。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る発光装置10の構成を示す平面図である。図9は、図8から第2電極130を取り除いた図であり、図10は図9から有機層120を取り除いた図である。本実施形態に係る発光装置10は、以下の点を除いて第1の実施形態に係る発光装置10と同様の構成である。
まず、基板100には発光部140が一つのみ形成されている。第1電極110は発光部140に合わせて一様に形成されている。
第1電極110の上には導電部材160が形成されている。導電部材160の発光部部分166は、例えば互いに平行に延在していてもよいし、格子状になっていてもよい。また、ポリイミドなどの絶縁層150によって覆われていてもよい。また、導電部材160は第1電極110の下層に形成されていてもよい。
基板100は、例えば矩形である。本図に示す例では、第1端子部112は基板100のうち互いに対向する2辺に沿って形成されており、第2端子部132は基板100の残りの2辺に沿って形成されているが、第1端子部112及び第2端子部132の基板100上の位置はこれに限定されない。なお、基板100は矩形以外でもよく、特に前述の樹脂基板を基板として用いた場合には、他の形状にすることも容易である。
導電部材160は第1端子112の上にも延伸されており、第1端子上部162では、例えば、櫛歯形状を有する。導電部材160は、第2電極取出し側にも櫛歯形状を形成することが好ましいが、なくても良い。本実施形態では、第1端子上部162の櫛歯162a、及び第2端子上部164の櫛歯164aは、いずれも基板100の縁に交わる方向に延在しているが、これに限られない。櫛歯162a,164aは図5に示した断面形状のように、上面がいずれも凹部を有している。
本実施形態では、櫛歯162aの間の領域においても導電性を有するため第2導電部材200を接触させ、電気的に接続させることができる。しかしながら、櫛歯162aの間の領域よりも櫛歯162aの方が、抵抗が低いため第2導電部材200との接触は櫛歯162aで行うことが有利である。導電部材160の第1端子上部162の櫛歯162aの上面は凹部を有しているため、外部回路素子の第2導電部材200を第1端子部112に接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が第1端子上部162の外側に移動することを抑制できる。また、導電部材160となる塗布材料の乾燥条件を互いに異ならせることにより、第1端子上部162及び発光部部分166を作り分けることができる。従って、発光装置10の製造コストが上昇することを抑制できる。
(第3の実施形態)
図11は、第3の実施形態に係る発光装置10の平面図である。本図に示す発光装置10はアクティブマトリクス型のディスプレイであり、表示部300の外周に電力を供給するための端子390(取り出し電極)を有する。電極配線の取出し方向は、これに限られるものではない。表示部300はそれぞれが発光部140を含む複数の画素からなる。端子390の一部には、発光部140の発光を制御するための信号が入力される。また、他の端子390には、発光部140を発光させるための電力が入力される。
図12は、図11の点線αで囲んだ領域を拡大した図であり、表示部300が有する画素の一つを示している。図13は、図12のD−D断面図である。図14は基板100上に形成された導体パターンの平面レイアウトを示す図であり、図15は、絶縁層400上に形成された導体パターンの平面レイアウトを示す図である。
図12に示すように、表示部300は、発光部140の他に、第1トランジスタ310(素子)、容量320(素子)、第2トランジスタ330(素子)、及び配線340,350,360,370を有している。これらのそれぞれは、発光部140の発光を制御する制御回路の一部である。配線340,350,360,370は、基板100の外周領域まで延伸され、端子390として機能する。配線340及び配線350には、発光部140の発光を制御するための信号が入力され、配線370には、発光部140を発光させるための電力が入力される。また、配線360は一般的には接地される。
第2トランジスタ330は発光部140のドライバとして機能するトランジスタであり、第1トランジスタ310は、第2トランジスタ330を制御するトランジスタである。また、容量320は、第1トランジスタの制御信号を一定時間貯めておく役割をもつ。なお、本実施形態では、画素内に2つのトランジスタと1つの容量を有する例を示したが、これに限られるものではない。
また、図12、図13、及び図15に示すように、第2トランジスタ330のソース電極(以下、第2ソース電極334と記載)は配線370に接続しており、第2トランジスタ330のドレイン電極(以下、第2ドレイン電極336と記載)は発光部140の第1電極110に接続している。そして第2トランジスタ330のゲート電極(以下、第2ゲート電極332と記載)は、コンタクト380を介して第1トランジスタ310のドレイン電極(以下、第1ドレイン電極316と記載)に接続している。
第1トランジスタ310のソース電極(以下、第1ソース電極314と記載)は、配線350に接続しており、第1トランジスタ310のゲート電極(以下、第1ゲート電極312と記載)は配線340に接続している。
なお、第1ドレイン電極316は、容量320の一方の電極324にも接続している。容量320の他方の電極322は、配線360に接続している。
次に、発光装置10の厚さ方向の構造について説明する。図13及び図14に示すように、基板100の第1面(図13における上側の面)には、第1ゲート電極312、第2ゲート電極332、容量320の電極322、及び配線340,360が形成されている。ここでは、これらを下部回路電極と呼ぶ。これらは、互いに同一の工程で形成されている。そして図13に示すように、基板100の第1面には、絶縁層400が形成されている。絶縁層400は第1ゲート電極312、第2ゲート電極332、電極322、及び配線340,360を覆っており、また、第1トランジスタ310のゲート絶縁膜、第2トランジスタ330のゲート絶縁膜、及び容量320の誘電層として用いられている。
図13及び図15に示すように、絶縁層400の上には、第1ソース電極314、第1ドレイン電極316、容量320の電極324、第2ソース電極334、第2ドレイン電極336、及び配線350,370が形成されている。ここでは、これらを上部回路電極と呼ぶ。これらは、互いに同一の工程で形成されている。絶縁層400の上には、さらに発光部140の第1電極110も形成されている。第1電極110の一部は第2ドレイン電極336に重なっており、この重なっている部分において、第1電極110と第2ドレイン電極336は互いに電気的に接続している。
図13に示すように、絶縁層400の上には絶縁層150(例えばポリイミド)が形成されていてもよい。本実施形態では、絶縁層150には、開口152,154,156が設けられているが、一部、または全ての開口に絶縁層150がなくてもよい。絶縁層150は発光部140において、第1電極110の端部を覆っており、第1電極110と第2電極130の短絡防止に好適である。開口154は第1トランジスタ310のチャネルとなる半導体層311を形成するために設けられており、開口156は第2トランジスタ330のチャネルとなる半導体層331を形成するために設けられている。絶縁層150に撥液性をもたせておくことで、半導体層311、314を塗布で形成することも可能である。半導体層311,331は、例えば有機半導体層である。
半導体層311,331、及び絶縁層150のうち発光部140となる領域以外の部分は、絶縁層410によって覆われている。このような構成をとることで、発光部140の有機層120及び第2電極130は、絶縁層410の上及び開口152の内部に連続して形成することが可能である。ただし、絶縁層410はなくてもよい。その場合には、有機層120及び第2電極130がトランジスタと電気的に接続しないよう塗り分ける必要がある。
上述した下部回路電極と上述した上部回路電極の内、少なくともどちらか一方(第2部分)は、表示部300内では凸形状を有している。そして、これらの電極に接続している端子390(第1部分)は凹形状を有する。上記した第2部分は端子390と同一の塗布材料を用いて形成されている。なお、これまでの実施形態と同様、上記した第2部分は凸形状以外の形状であってもよい。具体的には、上記した第2部分は、その上に形成される層の成膜・形成不良を起こしにくい形状、言い換えると、形状起因で起こる電極短絡等の不具合を生じさせない形状であればよい。一例として、上記した第2部分は平坦な形状であってもよい。導電粒子を含む塗布材料を用いて下部回路電極及び端子390を形成した場合、発光領域(発光部140)と端子390の乾燥条件を制御することで、形状を制御することができる。一方、上部回路電極は、例えば、スパッタ成膜とフォトリソグラフィにより、例えば平坦に形成することができる。
なお、図16に示すように、上部回路電極がフラットな形状であっても、上部回路電極に接続する端子390は凹形状となる層392を有しているのが好ましい。この層392は、例えば下部回路電極と同時に形成される。また、下部回路電極がフラットな形状あっても、下部回路電極に接続する端子390は凹形状となる層392を有しているのが好ましい。この層392は、例えば上部回路電極と同時に形成される。
第1ゲート電極312、第2ゲート電極332、容量320の電極322、及び配線340,360の形成方法は、第1の実施形態における発光部部分166の形成方法と同様である。端子390の形成方法は、第1の実施形態における第1端子上部162の形成方法と同様である。このため、第1ゲート電極312、第2ゲート電極332、容量320の電極322、配線340,360、及び端子390は、複数の導電粒子が結合することにより形成されている。
なお、第1ソース電極314、第1ドレイン電極316、容量320の電極324、第2ソース電極334、第2ドレイン電極336、及び配線350,370が導電粒子を含む塗布材料を用いて形成されている場合、端子390は、これらと同一の材料を用いて形成されていてもよい。この場合、第1ソース電極314、第1ドレイン電極316、容量320の電極324、第2ソース電極334、第2ドレイン電極336、及び配線350,370の形成方法は、第1の実施形態における発光部部分166の形成方法と同様であり、また、端子390の形成方法は、第1の実施形態における第1端子上部162の形成方法と同様である。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の理由により、端子390に凹部を形成することができるため、端子390に導電部材(例えば第1の実施形態に示した第2導電部材200)を接続する際に、導電性樹脂層210の導電粒子212が端子390の外側に移動することを抑制できる。また、表示部300の導電層、例えば第1ゲート電極312を凸形状にすることができるため、第1ソース電極314や第1ドレイン電極324との短絡を抑制できる。また、塗布材料の乾燥条件を互いに異ならせることにより、端子390及び表示部300の導電層を作り分けることができる。従って、発光装置10の製造コストが上昇することを抑制できる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。

Claims (12)

  1. 基材と、
    前記基材に形成され、有機層と導電部材とを有する発光部と、
    前記発光部と電気的に接続され、且つ、導電粒子を含む導電性樹脂を介して第2導電部材に接続される端子部と、
    を備え、
    前記導電部材は前記発光部と前記端子部と重なっており、
    前記基材に垂直な方向の断面において、前記導電部材のうち前記端子部と重なる第1部分の上面は凹部を有し、前記導電部材のうち前記発光部に重なる第2部分は凸形状又は平坦である発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記発光部は、透光性の第1電極、及び第2電極とを有し、
    前記第1電極と前記導電部材は電気的に接続される発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記第1電極は、前記発光部から前記端子部まで連続して形成され、
    前記端子部は、前記第1電極と前記導電部材を重ねた構造を有している発光装置。
  4. 請求項3に記載の発光装置において、
    前記導電部材の前記第2部分は、前記第1電極と重なっており、かつ電気的に接続している発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記基材には前記発光部が一つ形成されており、
    前記導電部材の前記第1部分は櫛歯形状を有しており、
    前記櫛歯のそれぞれの上面が前記凹部を有している発光装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記基材には複数の前記発光部が形成されており、
    前記端子部及び前記導電部材は、前記複数の発光部のそれぞれに対して形成されている発光装置。
  7. 請求項6に記載の発光装置において、
    前記導電部材の前記第1部分の幅は、前記導電部材の前記第2部分の幅よりも大きい発光装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記導電部材は導電粒子を含む塗布材料を用いて形成されている発光装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記導電部材は複数の導電粒子が結合することにより形成されている発光装置。
  10. 基材と、
    前記基材に形成された発光部と、
    前記基材に形成され、前記発光部を制御する制御回路の一部である素子または配線と、
    前記基材に形成された端子部と、
    前記制御回路及び前記端子部に含まれる導電部材と、
    を有し、
    前記基材に垂直な方向の断面において、前記導電部材のうち前記端子部と重なる第1部分の上面は一つの凹部を有し、前記導電部材のうち前記素子または配線と重なる第2部分は凸形状又は平坦である発光装置。
  11. 請求項10に記載の発光装置において、
    前記導電部材は導電粒子を含む塗布材料を用いて形成されている発光装置。
  12. 請求項10又は11に記載の発光装置において、
    前記導電部材は複数の導電粒子が結合することにより形成されている発光装置。
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