JPWO2017115857A1 - 蓄電素子 - Google Patents

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Abstract

蓄電素子(100)は、正極端子(30)及び負極端子(40)と、正極端子(30)及び負極端子(40)と容器(10)の蓋体(12)との間に設けられる上部絶縁部材(70,80)とを備える。正極端子(30)は、その第一端子本体部(31)の外周に、隅切り角部(31a,31b,31c,31d)を有する。上部絶縁部材(70)は、第一端子本体部(31)の外周に沿って延在する周囲壁部(73)を有する。周囲壁部(73)は、隅切り角部(31a,31b,31c,31d)に対向する隅切り隅部(73a,73b,73c,73d)を有する。隅切り隅部(73a,73b,73c,73d)の隅切り内側面(735,736,737,738)に、リブ(73e)が形成されている。

Description

本発明は、電極端子及び電極端子の絶縁部材を備える蓄電素子に関する。
二次電池などの蓄電素子には、電極体と、電極体を収容する容器とを備えるものがある。例えば、特許文献1には、容器としての缶及び蓋と、蓋に設けられた電極端子としての外部端子とを備える蓄電素子が記載されている。上記蓄電素子では、外部端子は、平面部で構成されるベース部と、ベース部に設けられ且つ蓋を貫通する挿通部とを備えている。さらに、上記蓄電素子では、ベース部と蓋との間に、絶縁部材としての外部絶縁体が配設されている。外部絶縁体は、覆い壁を有し、覆い壁は、その内側に配置された外部端子のベース部の側面を覆う。
特開2014−150047号公報
本発明は、絶縁部材内への電極端子の挿入を容易にしつつ絶縁部材内での電極端子の移動を抑える蓄電素子を提供する。
本発明に係る蓄電素子は、容器と、電極端子と、前記電極端子と前記容器の壁部との間に設けられる絶縁部材とを備え、前記電極端子は、前記電極端子の外周に、隅切りされた角部である隅切り角部を有し、前記絶縁部材は、前記電極端子の外周に沿って延在する周囲壁部を有し、前記周囲壁部は、前記隅切り角部に対向し且つ隅切りされた隅部である隅切り隅部を有し、前記隅切り角部の隅切り面、又は、前記隅切り隅部の隅切り面に、突起が形成されている。
本発明に係る蓄電素子によれば、絶縁部材内への電極端子の挿入を容易にしつつ絶縁部材内での電極端子の移動を抑えることが可能になる。
図1は、実施の形態に係る蓄電素子の外観を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1の蓄電素子の分解斜視図である。 図3は、図2の蓄電素子の蓋体の平面図である。 図4は、図3の蓋体上の正極端子及び第一上部絶縁部材の拡大平面図である。 図5は、図3の蓋体上の負極端子及び第二上部絶縁部材の拡大平面図である。 図6は、図4の第一上部絶縁部材の斜視図である。 図7は、図5の第二上部絶縁部材の斜視図である。
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した技術に関し、以下の知見に至った。特許文献1では、外部絶縁体の覆い壁は、矩形状の平面形状の外形を有している。外部絶縁体の覆い壁と外部端子のベース部との間のクリアランスが大きいと、ベース部が、覆い壁の内側で回転移動などによるガタつきを生じる可能性がある。一方、外部絶縁体の覆い壁と外部端子のベース部との間のクリアランスが小さいと、覆い壁の内側へのベース部の挿入が困難になる。そこで、本発明者は、絶縁部材内への電極端子の挿入を容易にしつつ絶縁部材内での電極端子の移動を抑えるために、以下のような種々の態様の蓄電素子を見出した。
本発明の一態様に係る蓄電素子は、容器と、電極端子と、前記電極端子と前記容器の壁部との間に設けられる絶縁部材とを備え、前記電極端子は、前記電極端子の外周に、隅切りされた角部である隅切り角部を有し、前記絶縁部材は、前記電極端子の外周に沿って延在する周囲壁部を有し、前記周囲壁部は、前記隅切り角部に対向し且つ隅切りされた隅部である隅切り隅部を有し、前記隅切り角部の隅切り面、又は、前記隅切り隅部の隅切り面に、突起が形成されている。
上述の構成において、突起は、電極端子の外周側面と対向する方向で電極端子を支持することができる。絶縁部材の周囲壁部の内側への電極端子の挿入は、突起と対向する隅切り面に突起を接触させつつ実施することができる。このとき、突起での接触は、接触面積が小さく摩擦抵抗が低いため、電極端子の外周側面と周囲壁部の内側面とを直接接触させる場合よりも、挿入に要する力が小さくて済む。よって、突起とこれに対向する隅切り面との間のクリアランスを小さくすることができ、周囲壁部内での電極端子のガタつき等の移動を抑えることができる。また、隅切り面の部位では少なくとも、突起の突出量の分だけ電極端子の外周側面と周囲壁部の内側面との間のクリアランスを大きくすることができる。よって、周囲壁部の内側への電極端子の挿入が容易である。また、絶縁部材の周囲壁部の隅切り隅部が突起を介して電極端子から力を受けたとき、隅切り隅部に作用する応力は、周囲壁部における隅切り隅部に隣り合う部分へ分散する。このため、周囲壁部の破損及び耐久性の低下が抑制される。
前記突起は、前記電極端子の外周方向で、前記隅切り角部の隅切り面の中央部又は前記隅切り隅部の隅切り面の中央部からずれて位置してもよい。上述の構成において、電極端子にその外周方向に沿った回転が発生し、突起が隅切り角部の隅切り面又は隅切り隅部の隅切り面と接触すると、回転が制止される。このとき、周囲壁部は、隅切り面の中央部からずれた位置で突起を介して押圧される。これにより、周囲壁部における上記隅切り面を含む隅切り隅部に生じる撓み等の変形を低く抑えることができる。よって、周囲壁部の耐久性が向上する。
前記隅切り角部の隅切り面は、前記電極端子の外周に沿って延在する平坦面又は凸曲面であり、前記隅切り隅部の隅切り面は、前記隅切り角部の隅切り面を形成する平坦面又は凸曲面に沿い且つ対向して延在する平坦面又は凹曲面であってもよい。上述の構成において、電極端子の隅切り角部の隅切り面と絶縁部材の隅切り隅部の隅切り面とを互いに沿う同様の形状とすることによって、突起以外の場所での上記2つの隅切り面の接触を抑えることができる。
前記電極端子は、長手と、前記長手に交差する短手とを含む形状を有し、前記平坦面にある場合の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記平坦面の中央部よりも前記電極端子の長手方向外方へ偏って位置し、前記凸曲面又は前記凹曲面にある場合の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記凸曲面又は前記凹曲面の中央部よりも前記電極端子の長手方向内方へ偏って位置してもよい。上述の構成において、電極端子では、その長手を平坦面への方向に向かわせる回転が生じたとき、回転の初期で平坦面上の突起に接触が生じ、電極端子の回転が制止される。また、電極端子において、その長手を凸曲面又は凹曲面への方向に向かわせる回転が生じたとき、回転の初期で凸曲面又は凹曲面上の突起に接触が生じ、電極端子の回転が制止される。よって、電極端子の回転時、突起以外の場所で、電極端子と周囲壁部とが接触するのを抑えるように構成することができる。
前記電極端子は、4つの前記隅切り角部を有し、前記周囲壁部は、4つの前記隅切り隅部を有し、4つの前記隅切り角部のうちの少なくとも1つの前記隅切り角部の隅切り面が、前記電極端子の外周に沿って延在する平坦面であり、少なくとも1つの前記隅切り角部の隅切り面が、前記電極端子の外周に沿って延在する凸曲面であり、4つの前記隅切り隅部のうちの少なくとも1つの前記隅切り隅部の隅切り面が、前記隅切り角部の前記平坦面に沿い且つ対向して延在する平坦面であり、少なくとも1つの前記隅切り隅部の隅切り面が、前記隅切り角部の前記凸曲面に沿い且つ対向して延在する凹曲面であってもよい。上述の構成において、4組の隅切り角部及び隅切り隅部の隅切り面に、平坦面同士の組み合わせと、凸曲面及び凹曲面の組み合わせとを混在させて配置することによって、周囲壁部に対する電極端子の向きを容易に位置決めすることができる。
前記壁部に対する前記電極端子の外周及び前記周囲壁部の内周の平面形状が、長方形状であり、前記平坦面を含む2つの前記隅切り角部及び前記平坦面を含む2つの前記隅切り隅部がそれぞれ、対角位置関係にあり、前記凸曲面を含む2つの前記隅切り角部及び前記凹曲面を含む2つの前記隅切り隅部がそれぞれ、対角位置関係にあり、前記平坦面上の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記平坦面の中央部よりも前記電極端子又は前記周囲壁部の短辺に向かって偏って位置し、前記凸曲面又は前記凹曲面上の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記凸曲面又は前記凹曲面の中央部よりも前記電極端子又は前記周囲壁部の長辺に向かって偏って位置してもよい。
上述の構成において、電極端子では、その長手を周囲壁部の凹曲面から平坦面への方向に向かわせる回転が生じたとき、平坦面上の突起に接触が生じ、電極端子の回転が制止される。一方、電極端子において、その長手を周囲壁部の平坦面から凹曲面への方向に向かわせる回転が生じたとき、凸曲面又は凹曲面上の突起に接触が生じ、電極端子の回転が制止される。よって、電極端子の回転時、突起以外の場所で、電極端子と周囲壁部とが接触するのを抑えるように構成することができる。これにより、比較的強度が低くなる長辺部の周囲壁部と電極端子との接触を抑制するようにし、それにより周囲壁部の耐久性を向上させることができる。
前記突起は、前記電極端子の外周方向での湾曲を含む凸曲面を有し且つ前記壁部と交差する方向に延在する柱状突起であってもよい。上述の構成において、突起は、凸曲面上において、柱状突起の軸心方向に沿った線状の接触部で接触するため、接触面積を低く抑えることができる。柱状突起は、容器の壁部に沿う方向だけなく上記壁部と交差する方向に沿っても電極端子を支持する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、並びに、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、添付の図面における各図は、模式的な図であり、必ずしも厳密に図示されたものでない。さらに、各図において、同一又は同様な構成要素については同じ符号を付している。また、以下の実施の形態の説明において、略平行、略直交のような「略」を伴った表現が、用いられる場合がある。例えば、略平行とは、完全に平行であることを意味するだけでなく、実質的に平行である、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。他の「略」を伴った表現についても同様である。
[実施の形態]
実施の形態に係る蓄電素子100の構成を説明する。図1は、実施の形態に係る蓄電素子100の外観を模式的に示す斜視図である。図1に示されるように、蓄電素子100は、扁平な直方体状の外形を有している。蓄電素子100は、充放電可能な二次電池である。例えば、蓄電素子100は、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。しかしながら、蓄電素子100は、非水電解質二次電池に限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよく、使用者が充電をしなくても蓄えられている電気を使用できる一次電池であってもよく、キャパシタであってもよい。
図1及び図2を参照すると、蓄電素子100は、扁平な直方体状の容器10と、容器10の中に収容される電極体20と、正極端子30及び負極端子40とを備えている。なお、図2は、図1の蓄電素子100の分解斜視図である。ここで、正極端子30及び負極端子40は、電極端子の一例である。
容器10は、有底角筒状の容器本体11と、容器本体11の開口部11aを閉鎖可能である細長い矩形板状の蓋体12とを有している。容器本体11は、扁平な直方体状の外形を有しており、細長の矩形状の底壁11bと、底壁11bの4つの縁から直立する4つの矩形状の側壁11c、11d、11e及び11fとを有している。側壁11c及び11eは、互いに対向して位置し、開口部11aの周縁に沿う方向でより幅広の長側壁を形成している(以下、側壁11c及び11eを、長側壁11c及び11eとも呼ぶ)。側壁11d及び11fは、互いに対向して位置し、開口部11aの周縁に沿う方向でより幅狭の短側壁を形成している(以下、側壁11d及び11fを、短側壁11d及び11fとも呼ぶ)。開口部11aは、底壁11bと同様の細長の矩形状の形状を有している。蓋体12の外面12a上に、正極端子30及び負極端子40が配置されている。ここで、蓋体12は、容器の壁部の一例である。
容器本体11と蓋体12とは、溶接等の接合方法によって、互いの接合部を気密な状態にして固定される。限定するものではないが、容器本体11及び蓋体12は、例えばステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金等の溶接可能な金属で構成されることができる。
また、容器10の内部には電解液(本実施の形態では、非水電解液)などの電解質が封入されているが、当該電解質の図示は省略する。容器10に封入される電解質としては、蓄電素子100の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく、様々なものを選択することができる。
正極端子30及び負極端子40はそれぞれ、蓋体12の外面12aと反対側において、導電性を有する正極集電体50及び負極集電体60と接続されている。正極集電体50及び負極集電体60はさらに、電極体20と接続されている。よって、電極体20は、正極集電体50及び負極集電体60を介して、蓋体12から吊り下げられるように設けられている。そして、電極体20は、正極集電体50及び負極集電体60と共に、容器本体11に収容される。なお、電極体20と容器本体11との間を電気的に絶縁するために、電極体20が絶縁フィルムなどで覆われる場合もある。電極体20と容器本体11との間に、スペーサ等の緩衝材が設けられる場合もある。
電極体20は、電気を蓄積可能な蓄電要素(発電要素とも呼ばれる)である。電極体20は、長尺帯状のシート状の正極板と、長尺帯状のシート状の負極板と、長尺帯状のシート状のセパレータとを、層状に重ねるように含んでいる。そして、電極体20は、重ね合わされた正極板、負極板及びセパレータを一緒に、巻回軸Aを中心に渦巻き状に多重に巻回されることによって、形成される。巻回軸Aは、図2において一点鎖線で示される仮想の軸であり、電極体20は、巻回軸Aに関して略対称な構成を有している。巻回後の電極体20では、正極板、負極板及びセパレータは、正極板と負極板との間にセパレータを介在させるかたちで、巻回軸Aに垂直な方向に多層に積層された状態を形成する。限定されるものではないが、本実施の形態では、電極体20は、巻回軸Aに垂直な断面が扁平な長円形状である扁平な外形を有している。しかしながら、電極体20の断面形状は、長円形以外であってもよく、円形、楕円形、矩形、又はその他の多角形であってもよい。
正極板は、正極基材と正極活物質層とを含む。正極基材は、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属からなる長尺帯状の金属箔であり、正極活物質層は、正極基材の表面上に塗工等の方法で積層されている。負極板は、負極基材と負極活物質層とを含む。負正極基材は、銅、銅合金等の金属からなる長尺帯状の金属箔であり、負極活物質層は、負極基材の表面上に塗工等の方法で積層されている。セパレータは、樹脂等の電気的な絶縁性を有する材料からなる微多孔性のシートである。正極活物質層に用いられる正極活物質又は負極活物質層に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質又は負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。
電極体20は、巻回軸A方向に沿った2つの端部20a及び20bを有している。端部20aには、正極活物質非形成部21が形成され、端部20bには、負極活物質非形成部22が形成されている。正極活物質非形成部21は、巻回方向である電極体20の周方向に沿う正極板の縁に沿って、帯状に形成されている。具体的には、正極活物質非形成部21は、正極基材における正極活物質層が形成されていない縁部分である。正極活物質非形成部21は、多重に巻回されて、巻回軸Aに垂直な方向に多層に積層された状態を形成する。負極活物質非形成部22も、電極体20の周方向に沿う負極板の縁に沿って、帯状に形成されている。具体的には、負極活物質非形成部22は、負極基材における負極活物質層が形成されていない縁部分である。負極活物質非形成部22は、多重に巻回されて、巻回軸Aに垂直な方向に多層に積層された状態を形成する。
図2を参照して、正極端子30及び負極端子40及びその周辺の構成を説明する。正極端子30は、矩形板状の第一端子本体部31と、第一端子本体部31の幅広の平坦な表面から突出する円筒状の第一軸部32とを一体に有している。負極端子40は、矩形板状の第二端子本体部41と、第二端子本体部41の幅広の平坦な表面から突出する円筒状の第二軸部42とを一体に有している。第一軸部32及び第二軸部42はそれぞれ、蓋体12を貫通し、正極集電体50及び負極集電体60と接続されるように構成されている。なお、蓋体12の外面12a上では、貫通孔12c及び12dが、蓋体12を貫通して形成されており、貫通孔12c及び12dにはそれぞれ、第一軸部32及び第二軸部42が通ることができる。
正極集電体50及び負極集電体60はそれぞれ、蓋体12を挟んで、第一端子本体部31及び第二端子本体部41と反対側に配置される。正極集電体50は、導電性と剛性とを備えた部材であり、電極体20の正極基材と同様に、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属で構成されている。負極集電体60は、導電性と剛性とを備えた部材であり、電極体20の負極基材と同様に、銅、銅合金等の金属で構成されている。正極集電体50は、第一軸部32と接続される板状の固定部51と、電極体20の正極活物質非形成部21と接続される2つの細長板状の突出部52とを一体に有している。負極集電体60は、第二軸部42と接続される板状の固定部61と、電極体20の負極活物質非形成部22と接続される2つの細長板状の突出部62とを有している。
蓋体12の外面12a上では、正極端子30の第一端子本体部31と蓋体12との間に、第一上部絶縁部材70が配置される。さらに、負極端子40の第二端子本体部41と蓋体12との間に、第二上部絶縁部材80が配置される。蓋体12における外面12aと反対側の内面12b上では、蓋体12と正極集電体50との間に、第一下部絶縁部材91が配置される。さらに、蓋体12と負極集電体60との間に、第二下部絶縁部材92が配置される。上部絶縁部材70及び80、並びに、下部絶縁部材91及び92は、電気的な絶縁性と可撓性及び/又は弾性とを有する樹脂材料で構成された板状のガスケットである。例えば、上記樹脂材料として、ポリオレフィン、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PP(ポリプロピレン)、PFA(フッ素樹脂)、フェノール樹脂などが挙げられるが、その他の樹脂であってもよく、ガラス繊維などの繊維を混入させた樹脂であってもよい。また、上部絶縁部材70及び80、並びに、下部絶縁部材91及び92は、異なる樹脂材料で構成される2つ以上の部材によって構成される構造であってもよい。この場合、絶縁部材における気密を確保する部分の樹脂材料をPFA(フッ素樹脂)等とし、構造的な強度を要する部分の樹脂材料を、ABS、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド(ナイロンとも称する)等としてもよい。ここで、第一上部絶縁部材70及び第二上部絶縁部材80は、絶縁部材の一例である。
第一上部絶縁部材70及び第一下部絶縁部材91にはそれぞれ、貫通孔71及び91aが形成されており、貫通孔71及び91aには、正極端子30の第一軸部32が通ることができる。第二上部絶縁部材80及び第二下部絶縁部材92にはそれぞれ、貫通孔81及び92aが形成されており、貫通孔81及び92aには、負極端子40の第二軸部42が通ることができる。
正極端子30の第一軸部32は、第一上部絶縁部材70の貫通孔71と、蓋体12の貫通孔12cと、第一下部絶縁部材91の貫通孔91aと、正極集電体50の固定部51に形成された貫通孔51aとを順次貫通した後に、その先端がかしめられる。これにより、正極端子30と正極集電体50とが、互いに接合され、これらの間に第一上部絶縁部材70及び第一下部絶縁部材91を介在させて、蓋体12に取り付け及び固定される。なお、かしめによる接合は、第一軸部32の塑性変形を用いた接合である。この接合では、第一軸部32の先端が押圧力を受けることによって、固定部51上で拡径するように塑性変形し、これにより、正極端子30が、第一端子本体部31と塑性変形部分との間で、固定部51等を挟持するかたちで、正極集電体50と接合される。
同様に、負極端子40の第二軸部42は、第二上部絶縁部材80の貫通孔81と、蓋体12の貫通孔12dと、第二下部絶縁部材92の貫通孔92aと、負極集電体60の固定部61に形成された貫通孔61aとを順次貫通した後に、第一軸部32と同様に、その先端がかしめられる。これにより、負極端子40と負極集電体60とが、互いに接合され、これらの間に第二上部絶縁部材80及び第二下部絶縁部材92を介在させて、蓋体12に取り付け及び固定される。
なお、正極端子30と正極集電体50との連結構造、及び負極端子40と負極集電体60との連結構造は、上述のようなかしめ連結構造に限定されるものでない。連結構造は、上部絶縁部材70又は80と蓋体12と下部絶縁部材91又は92とを間に挟んで、端子本体部31又は41と正極集電体50又は負極集電体60とを連結する構造であればよい。例えば、軸部32又は42の代わりにボルト及びナットが用いられてもよく、軸部32又は42が正極集電体50又は負極集電体60に溶接されてもよい。
蓋体12に取り付けられた正極集電体50の2つの突出部52は、電極体20の正極活物質非形成部21に両側から挟むように組み付けられ、正極活物質非形成部21に接合される。同様に、蓋体12に取り付けられた負極集電体60の2つの突出部62は、電極体20の負極活物質非形成部22に両側から挟むように組み付けられ、負極活物質非形成部22に接合される。上記接合には、超音波溶接、抵抗溶接などの溶接等を用いることができる。これにより、電極体20は、巻回軸Aを蓋体12に沿う方向にして蓋体12に固定される。つまり、電極体20は、縦巻き型の電極体を構成する。そして、正極端子30は、正極集電体50を介して、電極体20の正極板に物理的に且つ電気的に接続される。負極端子40は、負極集電体60を介して、電極体20の負極板に物理的に且つ電気的に接続される。
さらに、図3〜図7を参照して、正極端子30、負極端子40、第一上部絶縁部材70及び第二上部絶縁部材80の詳細な構成を説明する。なお、図3は、図2の蓄電素子100の蓋体12の平面図である。図4は、図3の蓋体12上の正極端子30及び第一上部絶縁部材70の拡大平面図である。図5は、図3の蓋体12上の負極端子40及び第二上部絶縁部材80の拡大平面図である。図6は、図4の第一上部絶縁部材70の斜視図である。図7は、図5の第二上部絶縁部材80の斜視図である。
図3、図4及び図5を参照すると、正極端子30の第一端子本体部31及び負極端子40の第二端子本体部41はいずれも、矩形状の平面形状を有している。なお、上記平面形状は、蓋体12の外面12aに垂直な方向で容器10の外方から蓋体12を見たとき、つまり、蓋体12の平面視での形状である。
図3及び図4に示されるように、蓋体12の平面視において、第一端子本体部31の4つの角部はいずれも、隅切りされている。第一端子本体部31における対角の位置関係にある2つの隅切り角部31a及び31cでは、孤状に、具体的には、半径が異なる連続する複数の円弧からなる曲線状に隅切りされている。第一端子本体部31における対角の位置関係にある他の2つの隅切り角部31b及び31dでは、直線状に隅切りされている。これにより、外面12aに対して直立する第一端子本体部31の外周側面は、隅切り角部31a及び31cそれぞれに位置する湾曲隅切り側面315及び317と、隅切り角部31b及び31dそれぞれに位置する平坦隅切り側面316及び318と、互いに対向して位置する平坦な長側面311及び313と、互いに対向して位置する平坦な短側面312及び314とによって、構成される。正極端子30が蓋体12に取り付けられたとき、第一端子本体部31の短側面312が、容器本体11の短側壁11dに向かって位置し、長側面311が長側壁11cに向かって位置し、長側面313が長側壁11eに向かって位置する。
湾曲隅切り側面315及び317は、外面12aに沿って外方に向かって突出する凸孤状面つまり凸曲面を形成する。湾曲隅切り側面315は、長側面311と短側面312とが形成する角部の隅切り面を形成し、長側面311及び短側面312それぞれの接線方向に沿って延在する。湾曲隅切り側面317は、長側面313と短側面314とが形成する角部の隅切り面を形成し、長側面313及び短側面314それぞれの接線方向に沿って延在する。平坦隅切り側面316は、短側面312と長側面313とが形成する角部の平坦な隅切り面を形成し、短側面312及び長側面313と交差する方向に延在する。平坦隅切り側面318は、短側面314と長側面311とが形成する角部の平坦な隅切り面を形成し、短側面314及び長側面311と交差する方向に延在する。
第一端子本体部31は、幅広の平坦面319及び320を有している。平坦面319は、正極端子30が蓋体12に取り付けられたときに蓋体12の外面12aに対向し、平坦面320は、平坦面319と反対側に位置する。第一軸部32は、平坦面319上に配置されている。
図3及び図5に示されるように、蓋体12の平面視において、負極端子40の第二端子本体部41の4つの角部のいずれも、隅切りされている。第二端子本体部41は、第一端子本体部31と同様に、互いに対角の位置関係にあり且つ直線状に隅切りされた2つの隅切り角部41a及び41cと、互いに対角の位置関係にあり且つ孤状に隅切りされた2つの隅切り角部41b及び41dとを有している。これにより、外面12aに対して直立する第二端子本体部41の外周側面は、隅切り角部41a及び41cそれぞれに位置する平坦隅切り側面415及び417と、隅切り角部41b及び41dそれぞれに位置する湾曲隅切り側面416及び418と、平坦な長側面411及び413と、平坦な短側面412及び414とによって、構成される。負極端子40が蓋体12に取り付けられたとき、第二端子本体部41の短側面414が、容器本体11の短側壁11fに向かって位置し、長側面411が長側壁11cに向かって位置し、長側面413が長側壁11eに向かって位置する。
平坦隅切り側面415は、長側面411と短側面412とが形成する角部の平坦な隅切り面を形成し、これら2つの側面に交差する方向に延在する。平坦隅切り側面417は、長側面413と短側面414とが形成する角部の平坦な隅切り面を形成し、これら2つの側面に交差する方向に延在する。湾曲隅切り側面416は、短側面412と長側面413とが形成する角部の凸孤状面状の隅切り面を形成し、これら2つの側面の接線方向に沿って延在する。湾曲隅切り側面418は、短側面414と長側面411とが形成する角部の凸孤状面状の隅切り面を形成し、これら2つの側面の接線方向に沿って延在する。
第二端子本体部41は、幅広の平坦面419及び420を有している。平坦面419は、負極端子40が蓋体12に取り付けられたときに蓋体12の外面12aに対向し、平坦面420は、平坦面419と反対側に位置する。第二軸部42は、平坦面419上に配置されている。
次に、第一上部絶縁部材70と第二上部絶縁部材80の構成を説明する。なお、第一上部絶縁部材70と第二上部絶縁部材80とは、これらが収容する第一端子本体部31及び第二端子本体部41の輪郭が異なる以外、同様の構成を有しているため、以下では、第一上部絶縁部材70の構成を中心に説明する。
図2及び図6を参照すると、第一上部絶縁部材70は、矩形板状の本体部72と、本体部72の周縁から直立する周囲壁部73と、本体部72から周囲壁部73と反対方向に突出する円筒状の筒部74と、周囲壁部73から突出する固定部75とを一体に有している。本体部72、周囲壁部73、筒部74及び固定部75は、一体成形されており、連続する樹脂部材によって形成されている。本体部72上の周囲壁部73の内側に第一端子本体部31が収まるように構成されている。周囲壁部73は、第一端子本体部31の外周側面形状にならうように延在し且つ第一端子本体部31の外周側面を囲繞する。周囲壁部73は、連続する輪を形成する帯状突起の形状を有する。本体部72には貫通孔71が形成されており、貫通孔71は、本体部72の略中心に位置している。貫通孔71は、筒部74を軸方向に貫通し、筒部74の貫通孔も兼ねている。本体部72における筒部74側の表面には、図示しない突起が形成されており、この突起は、蓋体12の外面12aに形成された凹部に嵌合するように構成されている。固定部75には、図示しない嵌合穴が形成されており、この嵌合穴は、蓋体12から突出する突起と嵌合するように構成されている。なお、貫通孔71及び筒部74の位置は、本体部72の略中心に限定されるものでなく、本体部72のいかなる位置にあってもよい。
よって、正極端子30及び第一上部絶縁部材70が蓋体12に取り付けられたとき、第一上部絶縁部材70の本体部72が、正極端子30の第一端子本体部31と蓋体12との間に介在してこれらを互いに電気的に絶縁する。さらに、第一上部絶縁部材70の筒部74が、蓋体12の貫通孔12cを通って延在し、正極端子30の第一軸部32と蓋体12との間に介在してこれらを互いに電気的に絶縁する。さらにまた、固定部75の嵌合穴が、蓋体12の突起に嵌合し、本体部72の突起が蓋体12の凹部に嵌合する。これら2つの嵌合によって、第一上部絶縁部材70は、蓋体12の外面12a上で平行移動及び回転移動しないように固定される。
図3、図4及び図6を参照すると、蓋体12の平面視において、矩形状の平面形状の輪郭を有する周囲壁部73の4つの隅部はいずれも、隅切りされている。周囲壁部73は、第一端子本体部31の隅切り角部31a及び31cそれぞれに隣り合う湾曲した隅切り隅部73a及び73cと、第一端子本体部31の隅切り角部31b及び31dそれぞれに隣り合う直線状の隅切り隅部73b及び73dとを有する。隅切り隅部73a、73b、73c及び73dはそれぞれ、隅切り角部31a、31b、31c及び31dの隅切り形状にならうように隅切りされている。
周囲壁部73は、第一端子本体部31の湾曲隅切り側面315及び317それぞれと隣り合う湾曲隅切り内側面735及び737と、第一端子本体部31の平坦隅切り側面316及び318それぞれと隣り合う平坦隅切り内側面736及び738とを含む。さらに、周囲壁部73は、第一端子本体部31の長側面311及び313それぞれと隣り合う長内側面731及び733と、第一端子本体部31の短側面312及び314それぞれと隣り合う短内側面732及び734とを含む。
長内側面731及び733はそれぞれ、第一端子本体部31の長側面311及び313に対向し且つこれらに略平行に延在する平坦な内側面である。短内側面732及び734はそれぞれ、第一端子本体部31の短側面312及び314に対向し且つこれらに略平行に延在する平坦な内側面である。湾曲隅切り内側面735及び737はそれぞれ、第一端子本体部31の湾曲隅切り側面315及び317に対向し且つこれらに略平行に延在する凹孤状面状つまり凹曲面状の隅切り面である。湾曲隅切り内側面735は、長内側面731及び短内側面732それぞれの接線方向に沿って延在する。湾曲隅切り内側面737は、長内側面733及び短内側面734それぞれの接線方向に沿って延在する。平坦隅切り内側面736及び738はそれぞれ、第一端子本体部31の平坦隅切り側面316及び318に対向し且つこれらに略平行に延在する平坦な隅切り面である。第一上部絶縁部材70の固定部75は、周囲壁部73における短内側面734の部位と隣り合って配置されている。
なお、隅切り隅部73a及び湾曲隅切り内側面735は、図4及び図6において、周囲壁部73における破線で示される2つの境界735a及び735bの間の領域の部位及びその内側面である。隅切り隅部73c及び湾曲隅切り内側面737は、図4及び図6において、周囲壁部73における破線で示される2つの境界737a及び737bの間の領域の部位及びその内側面である。
湾曲隅切り内側面735及び737上にはそれぞれ、1つの半円柱状のリブ73eが形成されている。平坦隅切り内側面736及び738上にはそれぞれ、1つの半円柱状のリブ73eが形成されている。各リブ73eは、周囲壁部73の内側に向かってその円柱面を各内側面から突出させ、それぞれの長手方向つまり円柱軸の方向を本体部72から直立する方向、つまり周囲壁部73の直立方向に沿わせるように延在している。ここで、リブ73eは、突起の一例である。
湾曲隅切り内側面735上のリブ73eは、短内側面732よりも長内側面731へ偏った位置、つまり周囲壁部73の短辺よりも長辺へ向かって偏った位置に位置する。湾曲隅切り内側面737上のリブ73eは、短内側面734よりも長内側面733へ偏った位置、つまり周囲壁部73の短辺よりも長辺へ向かって偏った位置に位置する。平坦隅切り内側面736上のリブ73eは、長内側面733よりも短内側面732へ偏った位置、つまり周囲壁部73の長辺よりも短辺へ向かって偏った位置に位置する。平坦隅切り内側面738上のリブ73eは、長内側面731よりも短内側面734へ偏った位置、つまり周囲壁部73の長辺よりも短辺へ向かって偏った位置に位置する。
第一端子本体部31が周囲壁部73の内側に収容された状態において、4つのリブ73eと第一端子本体部31の隅切り側面315、316、317及び318との間に僅かなクリアランスつまり間隙がある、又は、4つのリブ73eのうちの少なくとも1つが隅切り側面315、316、317及び318のうちの少なくとも1つと接触する。そして、周囲壁部73の内側面731〜738と第一端子本体部31の側面311〜318との間のそれぞれに間隙がある。リブ73eは、隅切り側面315、316、317又は318と接触する場合、その円柱軸方向の全体にわたって円柱面を接触し得る。
このため、周囲壁部73の内側に収容された第一端子本体部31に対して、例えば第一軸部32を中心とする回転力が作用した場合、その回転力の方向が図4上で時計回りの方向である方向D1であると、第一端子本体部31は、周囲壁部73の平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eを押圧する。そして、第一端子本体部31は、周囲壁部73のその他の部位に、接触しない又は平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eへの押圧力よりも大幅に弱い押圧力で接触し、湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eを、押圧しない又は平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eへの押圧力よりも大幅に弱い押圧力で押圧する。また、上記回転力の方向が図面上で反時計回りの方向である方向D2であると、第一端子本体部31は、湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eを押圧する。そして、第一端子本体部31は、周囲壁部73のその他の部位に、接触しない又は湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eへの押圧力よりも大幅に弱い押圧力で接触し、平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eを、押圧しない又は湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eへの押圧力よりも大幅に弱い押圧力で押圧する。周囲壁部73の内側面からのリブ73eの突出量と、周囲壁部73の内側面と第一端子本体部31の外周側面との間隙は、上述の構成を満足するように設定され得る。
なお、本実施の形態では、湾曲隅切り内側面735上のリブ73eが、短内側面732よりも長内側面731へ向かって偏って位置する、すなわち周囲壁部73の内周方向に沿って湾曲隅切り内側面735の中央から長内側面731へ向かって偏って位置する。また、湾曲隅切り内側面737上のリブ73eが、短内側面734よりも長内側面733へ向かって偏って位置する、すなわち周囲壁部73の内周方向に沿って湾曲隅切り内側面737の中央から長内側面733へ向かって偏って位置する。このようなリブ73eは、方向D2での第一端子本体部31の回転時に、第一端子本体部31の湾曲隅切り側面315及び317が湾曲隅切り内側面735及び737に回転の初期に接近する部位に設けられている。
また、平坦隅切り内側面736上のリブ73eが、長内側面733よりも短内側面732へ偏って位置する、すなわち周囲壁部73の内周方向に沿って平坦隅切り内側面736の中央から短内側面732側へ偏って位置する。さらに、平坦隅切り内側面738上のリブ73eが、長内側面731よりも短内側面734へ偏って位置する、すなわち周囲壁部73の内周方向に沿って平坦隅切り内側面738の中央から短内側面734側へ偏って位置する。よって、上記リブ73eは、方向D1での第一端子本体部31の回転時に、第一端子本体部31の平坦隅切り側面316及び318が平坦隅切り内側面736及び738に回転の初期に接近する部位に設けられている。
従って、第一端子本体部31の回転時、周囲壁部の隅切り内側面735〜738において、リブ73e以外の部位に第一端子本体部31が接触するのが抑えられる。
回転力の方向が方向D1及びD2のいずれである場合も、周囲壁部73の隅切り隅部73a〜73dは、リブ73eを介して第一端子本体部31の回転力を受けるが、周囲壁部73の内周方向での延在長が小さく高い剛性を有するため、変形を起こしにくい。このため、周囲壁部73の変形が抑制され、特に、延在長が最も大きく剛性が相対的に最も低い長内側面731及び733の部位の変形が抑制される。
さらに、回転力の方向が方向D1の場合、リブ73eを介して隅切り隅部73b及び73dに作用する押圧力それぞれでは、隅切り隅部73b及び73dの軸方向での第一成分よりも、隅切り隅部73b及び73dの撓み方向での第二成分が、大幅に小さい。なお、隅切り隅部73b及び73dの軸方向は、平坦隅切り内側面736及び738に沿う方向でもあり、隅切り隅部73b及び73dの撓み方向は、平坦隅切り内側面736及び738に垂直な方向でもある。押圧力の第一成分は、隅切り隅部73bに対して長内側面733に向かう方向に作用し、隅切り隅部73dに対して長内側面731に向かう方向に作用する。よって、隅切り隅部73b及び73dにおける撓み変形が抑えられる。
また、回転力の方向が方向D2の場合、リブ73eを介して隅切り隅部73a及び73cに作用する押圧力それぞれでは、隅切り隅部73a及び73cの軸方向での第一成分よりも、隅切り隅部73a及び73cの撓み方向での第二成分が、大幅に小さい。なお、隅切り隅部73a及び73cの軸方向は、湾曲隅切り内側面735及び737に沿う方向でもあり、隅切り隅部73a及び73cの撓み方向は、湾曲隅切り内側面735及び737に垂直な方向である。押圧力の第一成分は、隅切り隅部73aに対して長内側面731に向かう方向に作用し、隅切り隅部73cに対して長内側面733に向かう方向に作用する。よって、隅切り隅部73a及び73cにおける撓み変形が抑えられる。
また、第一端子本体部31を第一上部絶縁部材70の周囲壁部73の内側に収容する際、第一端子本体部31はリブ73eとのみ接触して周囲壁部73内に挿入され得る。第一端子本体部31と第一上部絶縁部材70との間の摺動面積が小さくなるため、挿入が容易になる。さらに、その円柱軸方向と垂直な断面積が小さいリブ73eは、可撓性及び/又は弾性を有するため、リブ73eと第一端子本体部31との間のクリアランスが極小の状態で第一端子本体部31を周囲壁部73内に挿入する必要がある場合でも、リブ73eを容易に変形させて上記挿入を行うことできる。
第二上部絶縁部材80は、収容すべき負極端子40の第二端子本体部41の直線状の隅切り角部41a及び41cと湾曲した隅切り角部41b及び41dとの配置が、正極端子30の第一端子本体部31と異なることを除き、第一上部絶縁部材70と同様の構成を有している。図5及び図7を参照すると、第二上部絶縁部材80は、共に一体成形された本体部82、周囲壁部83、筒部84及び固定部85を有している。周囲壁部83は、第二端子本体部41の外周側面形状にならって延在する内側面を有している。負極端子40及び第二上部絶縁部材80が蓋体12に取り付けられたとき、第二上部絶縁部材80の本体部82が、負極端子40の第二端子本体部41と蓋体12との間に介在してこれらを互いに電気的に絶縁する。さらに、第二上部絶縁部材80の筒部84が、負極端子40の第二軸部42と蓋体12との間に介在してこれらを互いに電気的に絶縁する。本実施の形態では、筒部84及び貫通孔81が、本体部82の中心に配置されているが、本体部82のいかなる位置に配置されてもよい。
第二上部絶縁部材80の周囲壁部83は、長内側面831及び833と、短内側面832及び834と、平坦な平坦隅切り内側面835及び837と、凹孤状面状つまり凹曲面状の湾曲隅切り内側面836及び838とを含む。平坦隅切り内側面835及び837はそれぞれ、周囲壁部83の隅切り隅部83a及び83cに位置し、湾曲隅切り内側面836及び838はそれぞれ、周囲壁部83の隅切り隅部83b及び83dに位置する。周囲壁部83の長内側面831及び833、短内側面832及び834、平坦隅切り内側面835及び837、並びに湾曲隅切り内側面836及び838はそれぞれ、第二端子本体部41の長側面411及び413、短側面412及び414、平坦隅切り側面415及び417、並びに湾曲隅切り側面416及び418に隣り合って位置し且つこれらにならって延在する。固定部85は、周囲壁部83における短内側面832の部位と隣り合って配置されている。
平坦隅切り内側面835及び837並びに湾曲隅切り内側面836及び838上にはそれぞれ、1つのリブ83eが形成されている。平坦隅切り内側面835上のリブ83eは、長内側面831よりも短内側面832に向かって偏って位置する。平坦隅切り内側面837上のリブ83eは、長内側面833よりも短内側面834に向かって偏って位置する。湾曲隅切り内側面836上のリブ83eは、短内側面832よりも長内側面833に向かって偏って位置する。湾曲隅切り内側面838上のリブ83eは、短内側面834よりも長内側面831に向かって偏って位置する。第二上部絶縁部材80のその他の構成及び作用については、第一上部絶縁部材70と同様であるので、その説明を省略する。
上述したように、本実施の形態に係る蓄電素子100は、容器10と、正極端子30及び負極端子40と、正極端子30及び負極端子40と容器10の蓋体12との間に設けられる上部絶縁部材70及び80とを備える。正極端子30は、正極端子30の第一端子本体部31の外周に、隅切りされた角部である隅切り角部31a〜31dを有する。第一上部絶縁部材70は、第一端子本体部31の外周に沿って延在する周囲壁部73を有する。周囲壁部73は、隅切り角部31a〜31dに対向し且つ隅切りされた隅部である隅切り隅部73a〜73dを有する。隅切り隅部73a〜73dの隅切り内側面735〜738にそれぞれ、突起としてのリブ73eが形成されている。
上述の構成において、リブ73eは、正極端子30の第一端子本体部31の外周側面311〜318と対向する方向で正極端子30を支持することができる。上部絶縁部材70の周囲壁部73の内側への第一端子本体部31の挿入は、リブ73eと対向する隅切り角部31a〜31dの隅切り側面315〜318にリブ73eを接触させつつ実施することができる。このとき、リブ73eでの接触は、接触面積が小さく摩擦抵抗が低いため、第一端子本体部31の外周側面311〜318と周囲壁部73の内側面731〜738とを直接接触させる場合よりも、挿入に要する力が小さくて済む。よって、隅切り側面315〜318とリブ73eとの間のクリアランスを小さくすることができ、周囲壁部73内での第一端子本体部31のガタつき等の移動を抑えることができる。また、隅切り側面315〜318の部位では少なくとも、リブ73eの突出量の分だけ第一端子本体部31の外周側面と周囲壁部73の内側面との間のクリアランスを大きくすることができる。よって、周囲壁部73の内側への第一端子本体部31の挿入が容易である。さらに、周囲壁部73の隅切り隅部73a〜73dがリブ73eを介して第一端子本体部31から力を受けたとき、隅切り隅部73a〜73dに作用する応力は、周囲壁部73における隅切り隅部73a〜73dに隣り合う部分へ分散する。このため、周囲壁部73の破損及び耐久性の低下が抑制される。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、リブ73eは、正極端子30の第一端子本体部31の外周方向で、隅切り隅部73a〜73dの隅切り内側面735〜738それぞれの中央部からずれて位置する。上述の構成において、第一端子本体部31にその外周方向に沿った回転が発生し、リブ73eが隅切り隅部73a〜73dの隅切り内側面735〜738と接触すると、回転が制止される。このとき、隅切り隅部73a〜73dは、隅切り内側面735〜738の中央部からずれた位置でリブ73eを介して押圧される。これにより、隅切り隅部73a〜73dに生じる撓み等の変形を低く抑えることができる。よって、周囲壁部73の耐久性が向上する。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、正極端子30の第一端子本体部31の隅切り角部31a〜31dの隅切り側面315〜318は、第一端子本体部31の外周に沿って延在する平坦面又は凸曲面であり、第一上部絶縁部材70の隅切り隅部73a〜73dの隅切り内側面735〜738は、上記平坦面又は上記凸曲面に沿い且つ対向して延在する平坦面又は凹曲面である。上述の構成において、第一端子本体部31の隅切り側面315〜318と第一上部絶縁部材70の隅切り内側面735〜738とを互いに沿う同様の形状とすることによって、互いに対向する2つの隅切り側面及び隅切り内側面がリブ73e以外の場所で接触することが抑えられる。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、正極端子30の第一端子本体部31は、長手と、長手に交差する短手とを含む形状を有する。周囲壁部73の平坦面である平坦隅切り内側面736及び738にあるリブ73eは、第一端子本体部31の外周方向での平坦隅切り内側面736及び738の中央部よりも第一端子本体部31の長手方向外方へ偏って位置する。さらに、周囲壁部73の凹曲面である湾曲隅切り内側面735及び737にあるリブ73eは、上記外周方向での湾曲隅切り内側面735及び737の中央部よりも上記長手方向内方へ偏って位置する。
上述の構成において、正極端子30の第一端子本体部31では、その長手を平坦隅切り内側面736又は738への方向に向かわせる回転が生じたとき、回転の初期で平坦隅切り内側面736及び738の少なくとも一方の上のリブ73eに接触が生じ、第一端子本体部31の回転が制止される。また、第一端子本体部31において、その長手を湾曲隅切り内側面735又は737への方向に向かわせる回転が生じたとき、回転の初期で湾曲隅切り内側面735及び737の少なくとも一方の上のリブ73eに接触が生じ、第一端子本体部31の回転が制止される。よって、第一端子本体部31の回転時、リブ73e以外の場所で、第一端子本体部31と周囲壁部73とが接触するのを抑えるように構成することができる。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、正極端子30の第一端子本体部31における隅切り角部31a〜31dのうちの少なくとも1つの隅切り角部の隅切り側面316,318が、第一端子本体部31の外周に沿って延在する平坦面であり、少なくとも1つの隅切り角部の隅切り側面315,317が、第一端子本体部31の外周に沿って延在する凸曲面である。さらに、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73における隅切り隅部73a〜73dのうちの少なくとも1つの隅切り隅部の隅切り内側面736,738が、平坦な隅切り側面316,318に沿い且つ対向して延在する平坦面であり、少なくとも1つの隅切り隅部の隅切り内側面735,737が、凸曲面である隅切り側面315,317に沿い且つ対向して延在する凹曲面である。上述の構成において、4組の隅切り角部31a〜31d及び隅切り隅部73a〜73dの隅切り面に、平坦面同士の組み合わせと、凸曲面及び凹曲面の組み合わせとを混在させて配置することによって、周囲壁部73に対する第一端子本体部31の向きを容易に位置決めすることができる。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、容器10の蓋体12に対する正極端子30の第一端子本体部31の外周及び周囲壁部73の内周の平面形状が、長方形状であり、平坦面を含む2つの隅切り角部31b及び31d並びに平坦面を含む2つの隅切り隅部73b及び73dがそれぞれ、対角位置関係にあり、凸曲面を含む2つの隅切り角部31a及び31c並びに凹曲面を含む2つの隅切り隅部73a及び73dがそれぞれ、対角位置関係にある。平坦面である平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eは、第一端子本体部31の外周方向での上記平坦隅切り内側面の中央部よりも、周囲壁部73の短辺に向かって偏って位置し、凹曲面である湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eは、第一端子本体部31の外周方向での上記湾曲隅切り内側面の中央部よりも、周囲壁部73の長辺に向かって偏って位置する。
上述の構成において、正極端子30の第一端子本体部31では、その長手を周囲壁部73の湾曲隅切り内側面735又は737から平坦隅切り内側面736又は738への方向に向かわせる回転が生じたとき、平坦隅切り内側面736及び738上のリブ73eに接触が生じ、第一端子本体部31の回転が制止される。一方、第一端子本体部31において、その長手を周囲壁部73の平坦隅切り内側面736又は738から湾曲隅切り内側面735又は737への方向に向かわせる回転が生じたとき、湾曲隅切り内側面735及び737上のリブ73eに接触が生じ、第一端子本体部31の回転が制止される。よって、第一端子本体部31の回転時、リブ73e以外の場所で、第一端子本体部31と周囲壁部73とが接触するのを抑えるように構成することができる。これにより、比較的強度が低くなる周囲壁部73の長辺部分に、第一端子本体部31が接触するのを抑制するようにし、それにより周囲壁部73の耐久性を向上させることができる。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
実施の形態に係る蓄電素子100において、リブ73eは、正極端子30の第一端子本体部31の外周方向での湾曲を含む凸曲面を有し、容器10の蓋体12と交差する方向に延在する柱状突起である。上述の構成において、リブ73eは、凸曲面上において、柱状突起の軸心方向に沿った線状の接触部で接触するため、接触面積を低く抑えることができる。リブ73eは、蓋体12に沿う方向だけなく蓋体12と交差する方向に沿っても第一端子本体部31を支持する。なお、負極端子40及び第二上部絶縁部材80も、正極端子30及び第一上部絶縁部材70と同様に、上述の構成を有すると共に上述の作用効果を奏し得る。
[その他の変形例]
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上述した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
実施の形態に係る蓄電素子100では、積層された電極体20は、重ねられた正極板、負極板及びセパレータを巻回して形成される巻回型の電極体であったが、これに限定されるものでない。積層された電極体は、多数の正極板、負極板及びセパレータを重ねて形成されるスタック型の電極体であってもよく、重ねられた一組又は二組以上の正極板、負極板及びセパレータを複数回折り曲げて形成されるZ型の電極体であってもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100では、正極端子30の第一端子本体部31及び負極端子40の第二端子本体部41は、互いに対角の位置関係にある2つの直線状の隅切り角部と、互いに対角の位置関係にある2つの湾曲した隅切り角部とを有していた。第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83は、互いに対角の位置関係にある2つの直線状の隅切り隅部と、互いに対角の位置関係にある2つの湾曲した隅切り隅部とを有していた。直線状の隅切り角部と湾曲した隅切り角部との組み合わせ及び数量は、上記構成に限定されない。4つの角部の全てが、直線状の隅切り角部又は湾曲した隅切り角部であってもよい。4つの角部のうちの1つが、直線状の隅切り角部又は湾曲した隅切り角部であり、4つの角部のうちの他の3つが、湾曲した隅切り角部又は直線状の隅切り角部であってもよい。直線状の隅切り角部同士又は湾曲した隅切り角部同士が、隣り合う角部にあってもよい。同様に、直線状の隅切り隅部と湾曲した隅切り隅部との組み合わせ及び数量も、上記構成に限定されるものでない。
実施の形態に係る蓄電素子100では、第一端子本体部31及び第二端子本体部41の湾曲した隅切り角部と、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83の湾曲した隅切り隅部とはいずれも、孤状の形状の曲面を有していたが、これに限定されるものでない。湾曲した隅切り角部及び湾曲した隅切り隅部は、いかなる曲面を有してもよい。例えば、第一端子本体部31及び第二端子本体部41の湾曲した隅切り角部が、凹曲面を有し、周囲壁部73及び83の湾曲した隅切り隅部が、凸曲面を有してもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100では、正極端子30の第一端子本体部31及び負極端子40の第二端子本体部41は、矩形状の平面形状を有していたが、これに限定されるものでなく、円形、楕円形又はその他の多角形状の平面形状を有していてもよい。例えば、第一端子本体部が、円形状の平面形状を有する場合、円の弦に沿った隅切り面を有する隅切り角部を形成することができる。
実施の形態に係る蓄電素子100では、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83において、1つの隅切り隅部に1つのリブ73e又は83eが形成されていたが、2つ以上のリブが形成されてもよい。例えば、1つの隅切り隅部の2つのリブのうちの一方が、方向D1に回転する第一端子本体部31又は負極端子40の第二端子本体部41の押圧力を受け、2つのリブのうちの他方が、方向D2に回転する第一端子本体部31又は負極端子40の第二端子本体部41の押圧力を受けるように構成することができる。この場合、4つの隅切り隅部の全てにリブを設けずに、対角の位置関係にある2つの隅切り隅部にリブを設けてもよい。これによっても、第一端子本体部31又は負極端子40の第二端子本体部41と周囲壁部73又は83との接触を抑制することができる。
実施の形態に係る蓄電素子100では、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83において、隅切り隅部の平坦な隅切り内側面のリブは、長内側面よりも短内側面へ向かって偏って位置し、隅切り隅部の凹孤状面状の隅切り内側面のリブは、短内側面よりも長内側面へ向かって偏って位置していたが、これに限定されるものでない。リブは、隅切り内側面の中央にあってもよく、隅切り内側面のいずれの位置にあってもよい。第一端子本体部31及び第二端子本体部41の形状及び寸法、並びに、リブの形状及び突出量などに応じて、隅切り内側面上でのリブの位置を設定することができる。
実施の形態に係る蓄電素子100では、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83のリブ73e及び83eは、周囲壁部の隅切り隅部の隅切り内側面に沿って延在する半円柱状の形状を有していたが、これに限定されるものでない。リブは、隅切り内側面から突出する形状を有していれば、いかなる形状であってもよい。例えば、柱状のリブは、周囲壁部73及び83の直立方向ではなく、上記直立方向に交差する周囲壁部73及び83の長手方向つまり延在方向に沿う形状であってもよい。また、リブは、柱状でなく、単なる突起であってもよい。例えば、突起は、蓋体12の平面視において、1つ以上の段を有する階段状の段差形状を有してもよい。この場合、階段状の段差は、周囲壁部の隅切り内側面と周囲壁部の長内側面又は短内側面との境界部分に形成されてもよく、隅切り内側面上に形成されてもよい。階段状の段差は、周囲壁部の直立方向で、周囲壁部の全体にわたって延在してもよく、周囲壁部の一部にわたって延在してもよい。また、後述するように、突起が正極端子30の第一端子本体部31及び負極端子40の第二端子本体部41の隅切り側面に形成される場合、階段状の段差は、第一端子本体部31及び第二端子本体部41の長側面又は短側面と隅切り側面との境界部分に形成されてもよく、隅切り側面上に形成されてもよい。階段状の段差は、第一端子本体部31及び第二端子本体部41の側面の直立方向で、これらの全体にわたって延在してもよく、一部にわたって延在してもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100では、第一上部絶縁部材70の周囲壁部73及び第二上部絶縁部材80の周囲壁部83にリブ73e及び83eが形成されていたが、これに限定されるものでない。リブは、正極端子30の第一端子本体部31及び負極端子40の第二端子本体部41の平坦隅切り側面及び湾曲隅切り側面に形成されてもよい。又は、リブが、周囲壁部73及び第一端子本体部31のいずれか一方又は両方に混在して形成されてもよく、リブが、周囲壁部83及び第二端子本体部41のいずれか一方又は両方に混在して形成されてもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100は、1つの電極体を備えていた。しかしながら、蓄電素子は、2つ以上の電極体を備える構成であってもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100では、電極体20は、正極活物質非形成部21及び負極活物質非形成部22でそれぞれ正極集電体50及び負極集電体60が接続される構成であったが、これに限定されるものでない。電極体は、その2つの端部のそれぞれに、正極基材から突出する正極集電タブによって構成される正極集電タブ群と、負極基材から突出する負極集電タブによって構成される負極集電タブ群とを有していてもよい。正極集電タブ群及び負極集電タブ群は、電極体の1つの端部に配置されてもよい。上述の構成において、正極集電タブ群及び負極集電タブ群がそれぞれ、正極集電体及び負極集電体に接続される。
実施の形態に係る蓄電素子100は、縦巻き型の電極体20を備える構成であったが、巻回軸A方向の電極体20の端部を容器10の蓋体12に対向させる向きで電極体20が配置される横巻き型の電極体を備える構成であってもよい。
実施の形態に係る蓄電素子100は、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池として説明されたが、蓄電素子は、電極端子と、電極端子の絶縁部材とを備える構成であれば、いかなる構成の蓄電素子であってもよい。
また、実施の形態及び変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。また、本発明は、上述のような蓄電素子として実現することができるだけでなく、1つ以上の蓄電素子を備える蓄電装置においても実現することができる。例えば、蓄電装置は、配列されて配置された複数の蓄電ユニットを備え、各蓄電ユニットは、配列されて配置された複数の蓄電素子100を備えるように構成され得る。上述の構成によって、蓄電装置の高出力が可能となる。さらに、複数の蓄電素子100が、1ユニットとして使用され、蓄電装置に必要な電気容量、蓄電装置の形状及び寸法等に対応して、蓄電ユニットの数量及び配列が選択され得る。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子等に適用できる。
10 容器
12 蓋体(壁部)
30 正極端子(電極端子)
31 第一端子本体部
31a,31b,31c,31d 隅切り角部
40 負極端子(電極端子)
41 第二端子本体部
41a,41b,41c,41d 隅切り角部
70 第一上部絶縁部材(絶縁部材)
73,83 周囲壁部
73a,73b,73c,73d 隅切り隅部
73e,83e リブ(突起)
80 第二上部絶縁部材(絶縁部材)
83a,83b,83c,83d 隅切り隅部
100 蓄電素子
315,316,317,318 隅切り側面(隅切り面)
415,416,417,418 隅切り側面(隅切り面)
735,736,737,738 隅切り内側面(隅切り面)
835,836,837,838 隅切り内側面(隅切り面)

Claims (7)

  1. 容器と、
    電極端子と、
    前記電極端子と前記容器の壁部との間に設けられる絶縁部材とを備え、
    前記電極端子は、前記電極端子の外周に、隅切りされた角部である隅切り角部を有し、
    前記絶縁部材は、前記電極端子の外周に沿って延在する周囲壁部を有し、
    前記周囲壁部は、前記隅切り角部に対向し且つ隅切りされた隅部である隅切り隅部を有し、
    前記隅切り角部の隅切り面、又は、前記隅切り隅部の隅切り面に、突起が形成されている
    蓄電素子。
  2. 前記突起は、前記電極端子の外周方向で、前記隅切り角部の隅切り面の中央部又は前記隅切り隅部の隅切り面の中央部からずれて位置する
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記隅切り角部の隅切り面は、前記電極端子の外周に沿って延在する平坦面又は凸曲面であり、
    前記隅切り隅部の隅切り面は、前記隅切り角部の隅切り面を形成する平坦面又は凸曲面に沿い且つ対向して延在する平坦面又は凹曲面である
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記電極端子は、長手と、前記長手に交差する短手とを含む形状を有し、
    前記平坦面にある場合の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記平坦面の中央部よりも前記電極端子の長手方向外方へ偏って位置し、
    前記凸曲面又は前記凹曲面にある場合の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記凸曲面又は前記凹曲面の中央部よりも前記電極端子の長手方向内方へ偏って位置する
    請求項3に記載の蓄電素子。
  5. 前記電極端子は、4つの前記隅切り角部を有し、
    前記周囲壁部は、4つの前記隅切り隅部を有し、
    4つの前記隅切り角部のうちの少なくとも1つの前記隅切り角部の隅切り面が、前記電極端子の外周に沿って延在する平坦面であり、少なくとも1つの前記隅切り角部の隅切り面が、前記電極端子の外周に沿って延在する凸曲面であり、
    4つの前記隅切り隅部のうちの少なくとも1つの前記隅切り隅部の隅切り面が、前記隅切り角部の前記平坦面に沿い且つ対向して延在する平坦面であり、少なくとも1つの前記隅切り隅部の隅切り面が、前記隅切り角部の前記凸曲面に沿い且つ対向して延在する凹曲面である
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電素子。
  6. 前記壁部に対する前記電極端子の外周及び前記周囲壁部の内周の平面形状が、長方形状であり、
    前記平坦面を含む2つの前記隅切り角部及び前記平坦面を含む2つの前記隅切り隅部がそれぞれ、対角位置関係にあり、
    前記凸曲面を含む2つの前記隅切り角部及び前記凹曲面を含む2つの前記隅切り隅部がそれぞれ、対角位置関係にあり、
    前記平坦面上の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記平坦面の中央部よりも前記電極端子又は前記周囲壁部の短辺に向かって偏って位置し、
    前記凸曲面又は前記凹曲面上の前記突起は、前記電極端子の外周方向での前記凸曲面又は前記凹曲面の中央部よりも前記電極端子又は前記周囲壁部の長辺に向かって偏って位置する
    請求項5に記載の蓄電素子。
  7. 前記突起は、前記電極端子の外周方向での湾曲を含む凸曲面を有し且つ前記壁部と交差する方向に延在する柱状突起である
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の蓄電素子。
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