JP2015005479A - 蓄電素子 - Google Patents

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尚人 竹林
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Abstract

【課題】蓄電素子における外装体に対する外部端子の位置ずれを防止する。【解決手段】外部端子5A,5Bと蓋4の上面4aとの間には上側パッキン8A,8Bが介装されている。上側パッキン8A,8Bには、外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bを収容する凹部11A,11Bが形成されている。外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bと凹部11A,11Bとの間に隙間12A,12Bが形成されている。隙間12A,12Bに充填材を充填して充填部13A,13Bが形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池のような非水電解質二次電池を含む蓄電素子に関する。
特許文献1には、蓄電素子の正負の外部端子を加締により蓋(電極体と集電体が収容されたケース本体の開口を閉鎖し、ケース本体と共に外装体を構成する。)に固定した構造が開示されている。外部端子は集電体に接続され、集電体は電極体に接続されている。外部端子の外部回路と接続される部分(外部接続部)と蓋体の外面との間には、絶縁樹脂製のパッキンが介装されている。このパッキンには外部接続部を収容する凹部が形成されている。
外部端子の外部接続部とパッキンの凹部のいずれにも、不可避の寸法公差があるので、凹部の外形寸法は外部接続部の外形寸法よりも大きく設計される。そのため、実際の製品では、凹部と外部接続部の間に隙間が設けられている。
外部端子の外部接続部には、外部回路との接続部材(例えばバスバー)が溶接やナット締めで連結され、この接続部材から外力(例えばトルク)が作用する。前述のように外部端子の外部接続部とパッキンの凹部との間には寸法公差による隙間が設けられている。そのため、接続部材から外部接続部に作用する外力により、外部端子が蓋に対して微細な位置ずれ(例えば回転)を起こす。外部端子と共に集電体も蓋体に対して微細な位置ずれを起こし、集電体に接続された電極体に機械的な負荷がかかり、蓄電素子の性能低下をまねく。
特許文献1に記載されたものを含む従来の蓄電素子では、前述したパッキンとの凹部と外部端子の接続部との間の隙間に起因する外部端子の外装体(例えば蓋)に対する位置ずれ防止について、十分に検討されていない。
特開2012−124132号公報
本発明は、蓄電素子における外装体に対する外部端子の位置ずれ防止を課題とする。
本発明は、外装体の外面に配置されて外部回路に接続される外部接続部を備える外部端子と、前記外部接続部と前記外装体の前記外面との間に介装され、前記外部接続部が収容された凹部を備えるパッキンと、前記外部接続部の側部と前記凹部の側壁面により画定された第1の隙間と、前記隙間に充填された充填材からなる第1の充填部とを備える、蓄電素子を提供する。
外部端子の外部接続部とパッキンの凹部との間の第1の隙間に、充填材を充填して第1の充填部を設けている。言い換えれば、外部接続部と凹部の間の第1の隙間を第1の充填部により埋めている。第1の充填部を設けることで、外部接続部と凹部との間には、外部端子のパッキンに対する相対的な変位ないし移動(回転を含む)を許容する間隙がなくなる。その結果、外部接続部に外力が作用しても外部端子のパッキンに対する位置ずれ(例えば回転)を防止でき、それによって外装体に対する外部端子の位置ずれ(例えば回転)を防止できる。
前記充填材は、例えば熱硬化性樹脂である。
前記外部接続部の前記側部と前記第1の充填部のうちの一方に形成された窪み部と、前記外部接続部の前記側部と前記第1の充填部のうちの他方に形成されて前記窪み部と係合する突起部とを設けてもよい。
突起部と窪み部との係合により、より確実に外部端子のパッキンに対する位置ずれを防止できる。
外装体は前記外面から突出する突出部を備え、前記パッキンは前記突出部が貫通する貫通孔が設けられた止め部を備えてもよい。この場合、前記突出部と前記貫通孔の孔壁との間の第2の隙間に充填された充填材からなる第2の充填部を備えてもよい。
外装体の突出部とパッキンの貫通孔の孔壁との間の第2の隙間に第2の充填部を設けることで、パッキンの外装体に対する位置ずれを防止でき、それによって外装体に対する外部端子の位置ずれをより確実に防止できる。
前記突出部に拡径部を設けることで、前記パッキンの前記止め部を加締固定してもよい。
外部端子の外部接続部とパッキンの凹部との間の隙間を、充填材を充填して形成した第1の充填部で埋めているので、外装体に対する外部端子の位置ずれ(回転を含む)を防止し、この位置ずれに起因する蓄電素子の性能低下を防止できる。
本発明の第1実施形態に係る電池の斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電池の平面図。 本発明の第1実施形態に係る電池の側面図。 本発明の第2実施形態に係る電池の斜視図。
(第1実施形態)
図1から図3は、本発明の第1実施形態に係るリチウムイオン二次電池1(以下単に電池1という)を示す。
電池1の外装体2(本実施形態ではアルミニウム製)は、ケース本体3と、ケース本体3の開口を閉じる蓋4で構成されている。本実施形態の外装体2は扁平な直方体状の外観を呈する。ケース本体3内には、電極体と正負の集電体が収容され、電解液が充填されている(いずれも図示せず)。電極体はセパレータを介在して巻回又は積層されたフィルム状の正極(本実施形態でアルミニウム箔)と負極(本実施形態では銅箔)を備える。電極体の正負のリード部には、集電体が機械的及び電気的に接続されている。
長方形状の蓋4の一端側に正極の外部端子5Aが配置され、他端側に負極の外部端子5Bが配置されている。
外部端子5A,5Bは、蓋4の上面(外面)4aに配置される板状部6A,6Bを備える。板状部6A,6Bには、バスバーのような接続部材が溶接されて外部回路に接続される。
正極の外部端子5Aは、板状部6Aの下面から下方に突出する円筒状の軸部7を備える。軸部7は蓋4を貫通してケース本体3の内部に突出している。この軸部7の下端には拡径部7aが設けられ、それによって正極の外部端子5Aが蓋4に対して加締固定されている。具体的には、外部端子5Aの板状部6Aと拡径部7aとの間に、絶縁樹脂製の上側パッキン8A、蓋4、絶縁樹脂性の下側パッキン(図示せず)、及び正極側の集電体(図示せず)が挟み込まれることで、正極の外部端子5Aが蓋4に固定されている。蓋4の上面4aと正極の外部端子5Aの板状部6Aとの間に上側パッキン8Aが介装され、蓋4の下面(内面)4bと正極側の集電体との間に下側パッキンが介装されている。本実施形態では、正極の外部端子5Aと正極側の集電体はアルミニウム製である。
負極の外部端子5は、板状部6Bとは別体のリベット9を備える。板状部6Bに形成された貫通孔にリベット9の上端の顎部9aが圧入され、それによって軸部9bが板状部6Bの下面から下方に突出するように、リベット9が板状部6Bに固定されている。軸部9bは蓋4を貫通してケース本体3の内部に突出している。軸部9bの下端には拡径部9cが設けられ、それによって負極の外部端子5Bが蓋4に対して加締固定されている。具体的には、外部端子5Bの板状部6Bと拡径部9cとの間に、絶縁樹脂性の上側パッキン8B、蓋4、絶縁樹脂性の下側パッキン(図示せず)、及び負極側の集電体(図示せず)が挟み込まれることで、負極の外部端子5Bが蓋4に固定されている。蓋4の上面4aと負極の外部端子5Bの板状部6Bとの間に上側パッキン8Bが介装され、蓋4の下面4bと負極側の集電体との間に下側パッキンが介装されている。本実施形態では、負極の外部端子5Bは板状部6Bがアルミニウム製でリベット9が銅製であり、負極側の集電体は銅製である。
本実施形態における正負の外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bは、概ね扁平な直方体状であり、図2に最も明瞭に示すように、上端面(端部)6aの形状は概ね長方形状である。板状部6A,6Bは上端面6aの外周縁から図示しない下端面(上端面と同形状)に向けて延びる4面の側面(側部)6b,6c,6d,6eを備える。上端面6aの長辺に相当する側面6b,6cが互いに対向し、上端面6aの短辺に相当する側面6d,6eが互いに対向する。
上側パッキン8A,8Bの上面には外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bを収容する有底の凹部11A,11Bが形成されている。図2に最も明瞭に示すように、凹部11A,11Bの平面視での形状は、四隅が角面に面取取された長方形状である。具体的には、凹部11A,11Bは、板状部6A,6Bの側面6b,6c(長辺)と対向する側壁面11b,11cと板状部6A,6Bの側面6d,6e(短辺)と対向する側壁面11d,11eとを備え、これらの側壁面11d〜11eの接続部分に面取の側壁面11f,11g,11h,11iが設けられている。
凹部11A,11Bの平面視での外形輪郭は、外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bの外形輪郭よりも十分大きく設定している。これにより、外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bの側面6b〜6eと凹部11A,11Bの側壁面11b〜11eとの間に、平面視で外部端子5A,5Bを取り囲むように、板状部6A,6Bの上端面6a側が開口した有底の隙間(第1の隙間)12A,12Bが形成されている。具体的には、凹部11A,11Bの側壁面11dは板状部6A,6Bの短辺の一方を構成する側面6dに対して間隔t1を隔てて配置され、凹部11A,11Bの側壁面11eは板状部6A,6Bの短辺の他方を構成する側面6eに対して間隔t2を隔てて配置されている。また、凹部11A,11Bの側壁面11b,11cは、板状部6A,6Bの長辺を構成する側面6b,6cに対して間隔t3,t4を隔てて配置されている。さらに、凹部11A,11Bの側壁面11f〜11iも、板状部6A,6Bの隅部に対して間隔を隔てて配置されている。
隙間12A,12Bには充填材を充填して充填部(第1の充填部)13A,13Bを設けている。充填部13A,13Bを設けるための充填材としては、隙間12A,12Bへの充填時には隙間12A,12Bの全体に拡がるような流動性を有するが、その後に必要な強度を有するよう硬化する材料を使用できる。例えば、エポキシ樹脂のような熱可塑性樹脂を充填材として使用できる。
外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bの側面6e(蓋4の端部側に位置する側面)には、板状部6A,6Bの上端面6aの中央に向けて部分的に窪んだ窪み部6fを設けている。本実施形態では窪み部6fの断面形状は半円状である。隙間12A,12Bに充填材を充填する際に、窪み部6f内にも充填材が進入する。そのため、充填部13A,13Bは窪み部6fに係合する突起部13aを備えている。
上側パッキン8A,8Bは、凹部11A,11Bが形成された部分から蓋4の中央に向けて延びるタブ状部(止め部)14A,14Bを備える。タブ状部14A,14Bには本実施形態では断面円形の貫通孔14aが板厚方向に貫通するように設けられている。蓋4の上面には突出する本実施形態では短円筒状のピン部(突出部)16A,16Bが設けられている。ピン部16A,16Bは貫通孔14aに挿通され、タブ状部14A,14Bを貫通している(ピン部16A,16Bの先端はタブ状部14A,14Bよりも図において上方に位置している)。
上側パッキン8A,8Bのタブ状部14A,14Bに設けた貫通孔14aの直径は、蓋4の上面4aに設けたピン部16A,16Bの外径よりも十分大きく設定している。つまり平面視での貫通孔14aの輪郭は、ピン部16A,16Bの外径輪郭よりも十分大きく設定している。これによりピン部16A,16Bの外周面とタブ状部14A,14Bの貫通孔14aの孔壁との間には、平面視でピン部16A,16Bを取り囲む円形を呈するように、板状部6A,6Bの上端面6a側が開口した有底の隙間(第2の隙間)17A,17Bが形成されている。具体的には、貫通孔14aの孔壁は、ピン部16A,16Bの外周面に対して間隔t’を隔てて対向している。
外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bと凹部11A,11Bとの隙間12A,12Bと同様に、ピン部16A,16Bとタブ状部14A,14Bの貫通孔14aの隙間17A,17Bにも、例えばエポキシ樹脂のような熱可塑性樹脂を充填して硬化させ、充填部(第2の充填部)18A,18Bを設けている。
前述のように、外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bには、外部回路との接続のためにバスバーのような接続部材が溶接される。この接続部材から外部端子5A,5Bに伝達される外力は、外部端子5A,5Bを蓋4に対して変位ないし移動させるように作用する。特に、本実施形態では軸部7,9bに拡径部7a,9cを設けることで、外部端子5A,5Bを蓋4に加締固定しているので、接続部材から外部端子5A,5Bに伝達される外力は、軸部7,9b回りに外部端子5A,5Bを蓋4に対して相対的に回転させようとするトルクとして作用しやすい。
本実施形態では、外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bと上側パッキン8A,8Bの凹部11A,11Bとの間の隙間12A,12Bを充填部13A,13Bにより埋めている。この充填部13A,13Bを設けることで、板状部6A,6Bと凹部11A,11Bとの間には、外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する相対的な変位ないし移動(特に、軸部7,9b回りの回転)を許容する間隙がなくなる。その結果、板状部6A,6Bに溶接されたバスバーのような接続部材からの外力が作用しても、外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する位置ずれ(特に、軸部7,9b回りの回転)を防止できる。その結果、蓋4に対する外部端子5A,5Bの位置ずれ(特に、軸部7,9b回りの回転)を防止できる。外部端子5A,5Bの蓋4に対する位置ずれを防止することで、外部端子5A,5Bに接続された集電体の位置ずれにより電極体に機械的な負荷がかかり、蓄電素子の性能低下を招くのを防止できる。また、上側パッキン8A,8Bと外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bとの間の隙間を充填部13A,13Bを埋めることで、外装体2の内部空間(本実施形態ではケース本体3と蓋4によって画定される)の気密性を向上できる。
前述のように、充填部13A,13Bに設けた突起部13aが外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bの側面6eに設けられた窪み部6fに係合している。この係合により、板状部6A,6Bに外力が作用することによる外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する位置ずれ(特に、軸部7,9b回りの回転)をより確実に防止できる。充填部13A,13Bに設けた突起部13aと外部端子5A,5Bの窪み部6fの組み合わせに加え、又はこの組み合わせに代えて、充填部13A,13Bに窪み部を設け、この窪み部に外部端子5A,5Bの板状部6A,6Bの側面に設けた突起部を係合させてもよい。この構成によっても外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する位置ずれを防止できる。外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する位置ずれ防止効果が得られる限り、窪み(充填部13A,13と外部端子5A,5Bのうちの一方に形成)とそれに係合する突起部(充填部13A,13と外部端子5A,5Bのうちの他方に形成)の位置及び個数は、特に限定されない。
本実施形態では、蓋4のピン部16A,16Bと上側パッキン8A,8Bの貫通孔14aとの隙間17A,17Bを充填部18A,18Bにより埋めている。この充填部18A,18Bを設けることで、蓋4に対する上側パッキン8A,8Bの変位ないし位置ずれを防止できる。蓋4に対する上側パッキン8A,8Bの位置ずれを防止することによっても、上側パッキン8A,8Bの凹部11A,11Bに板状部6A,6Bが収容された外部端子5A,5Bの蓋4に対する位置ずれを防止できる。
充填部13A,13B,18A,18Bを構成するための充填材に求められる特性としては以下がある。まず、硬化前は隙間12A,12B,17A,17Bの全体に確実に充填できる流動性を有することが求められる。一方、硬化後は相対的な位置ずれ(充填部13A,13Bについては外部端子5A,5Bの上側パッキン8A,8Bに対する位置ずれで、充填部18A,18Bについては上側パッキン8A,8Bの蓋4に対する位置ずれ)を防止できる程度の強度を有することが求められる。隙間12A,12Bの寸法(間隙t1〜t4)と隙間17A,17Bの寸法(間隙t’)についても同様に、充填材を隙間12A,12B,17A,17Bの全体に充填でき、かつ充填材の硬化後は相対的な位置ずれを防止できる程度の強度を有する充填部13A〜18Bが得られるように設定される。
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態に係る電池1を示す。この第2実施形態では、ピン部16A,16Bの先端に拡径部16aを設け、それによって上側パッキン8A,8Bのタブ状部14A,14Bを蓋4に対して加締固定している。タブ状部14A,14Bを蓋4に対して加締固定することで、より確実に蓋4に対する上側パッキン8A,8Bの変位ないし位置ずれを防止できる。
第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるので、同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
リチウムイオン二次電池を例に本発明を説明したが、本発明はリチウムイオン二次電池以外の非水電解質二次電池を含む種々の蓄電素子に適用できる。
ボルト状の接続部にバスバーのような接続部材をナットで締め付け、それによって外部端子と外部回路を接続する場合がある。かかる接続構造を有する蓄電素子に対しても本発明を適用できる。
1 電池
2 外装体
3 ケース本体
4 蓋
4a 上面
4b 下面
5A,5B 外部端子
6A,6B 板状部
6a 上端面
6b,6c,6d,6e 側面
6f 窪み部
7 軸部
7a 拡径部
8A,8B 上側パッキン
9 リベット
9a 顎部
9b 軸部
9c 拡径部
11A,11B 凹部
11b,11c,11d,11e 側壁面
11f,11g,11h,11i 側壁面
12A,12B 隙間(第1の隙間)
13A,13B 充填部(第1の充填部)
13a 突起部
14A,14B タブ状部
14a 貫通孔
16A,16B ピン部
16a 拡径部
17A,17B 隙間(第2の隙間)
18A,18B 充填部(第2の充填部)

Claims (7)

  1. 外装体の外面に配置されて外部回路に接続される外部接続部を備える外部端子と、
    前記外部接続部と前記外装体の前記外面との間に介装され、前記外部接続部が収容された凹部を備えるパッキンと、
    前記外部接続部の側部と前記凹部の側壁面により画定された第1の隙間と、
    前記隙間に充填された充填材からなる第1の充填部と
    を備える、蓄電素子。
  2. 前記充填材は熱硬化性樹脂である、請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記外部接続部の前記側部と前記第1の充填部のうちの一方に形成された窪み部と、
    前記外部接続部の前記側部と前記第1の充填部のうちの他方に形成されて前記窪み部と係合する突起部と
    を備える、請求項1又は請求項2に記載の蓄電素子。
  4. 外装体は前記外面から突出する突出部を備え、
    前記パッキンは前記突出部が貫通する貫通孔が設けられた止め部を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記突出部と前記貫通孔の孔壁との間の第2の隙間に充填された充填材からなる第2の充填部を備える、請求項4に記載の蓄電素子。
  6. 前記突出部に拡径部を設けることで、前記パッキンの前記止め部を加締固定している、請求項4又は請求項5に記載の蓄電素子。
  7. 外装体の外面に配置されて外部回路に接続される外部接続部を備える外部端子と、
    前記外部接続部と前記外装体の前記外面との間に介装されパッキンと、
    前記外装体の前記外面から突出する突出部と、
    前記突出部が貫通する貫通孔が設けられた前記パッキンの止め部と、
    前記突出部と前記貫通孔の孔壁との間の隙間に充填された充填材からなる充填部と
    を備える、蓄電素子。
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