JPWO2017104614A1 - ろ材およびフィルター - Google Patents
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Abstract
本発明に係るろ材は、2つの不織布層の間に多孔質体を含む層が積層され、この多孔質体を含む層に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが含まれている。
Description
本発明は、塵埃、臭気等を除去し、有効成分を空気中に放出する機能を有するろ材およびフィルターに関する。
従来、塵埃、臭気等を除去するフィルターは一般的であったが、さらに、近年、有効成分を空気中に放出する機能を有するフィルターが開発されてきている。例えば、フィルターに有効成分を担持加工し、空気中に放出させる技術が、特許文献1などで開示されている。
ルームエアコンにおいて外気を取り込むものや自動車用空調装置などで室内や車室内の空調を行う際、冬場には外気を取り込み所望の温度に加熱して室内に吹き出させる。冬場は外気温が低いために絶対湿度が低く、快適な温度まで空気を加熱すると、室内や車内の相対湿度が低くなり、室内の空気が乾燥し、不快を感じることがある。
ところで、一般的に、アスコルビン酸やアスコロビン酸誘導体は、皮膚より吸収されると、皮膚の水分を保つコラーゲンの形成に寄与するとされており、上記のような乾燥による不快感を軽減するために作用がある。そのため、これら成分をフィルターを成すろ材に担持させることが考えられる。ところが、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体は酸化により劣化しやすく、そのため、そのままろ材に担持した場合は、効果が長続きしない。
そのため、劣化を防ぐ目的で、アスコルビン酸やアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスに関する技術が、例えば、特許文献2に開示されている。よって、アスコルビン酸、アスコロビン酸誘導体をセラミックスに担持することで、空気および空気中の水分との接触を低減し、酸化による劣化を抑制できる。
ここで、ろ材に、アスコルビン酸やアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを担持させるためには、セラミックスをろ材に固着させるためのバインダーを多用する必要がある。しかしながら、多量のバインダー用いた場合、バインダーがアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体の放出の妨げとなり、高い効果が期待できない。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みなされ、その目的は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の酸化劣化を防ぎ、アスコルビン酸またはアスコルビン酸誘導体を多量に放出できるろ材およびフィルターを実現することである。
本発明者らは鋭意検討した結果、以下に示す手段により、遂に本発明を完成するに到った。すなわち本発明は、以下の通りである。(1)本発明に係るろ材は、2つの不織布層の間に多孔質体を含む層が積層されたろ材であって、前記多孔質体を含む層に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが含まれていることを特徴とする。(2)また、本発明に係るろ材では、上記構成に加え、前記多孔質体は、活性炭、シリカゲル、およびゼオライトの少なくとも1つを含んでいるのが好ましい。(3)また、本発明に係るろ材は、上記構成に加え、前記セラミックスを、当該ろ材1m2当り1〜10g含有しているのが好ましい。(4)また、本発明に係るろ材は、上記構成に加え、前記多孔質体を、当該ろ材1m2当り20〜300g含有しているのが好ましい。(5)また、本発明に係るろ材では、上記構成に加え、前記多孔質体を含む層は2層以上の構造からなり、通気流の最も下流側の層に前記セラミックスを含む層が位置しているのが好ましい。(6)本発明に係るフィルターは、上記いずれか1つに記載のろ材を用いたフィルターである。(7)また、本発明に係るフィルターを用いた空気清浄機、エアコン、自動車用空調装置も本発明の範囲に含まれる。 さらに、本発明は、以下のようであってもよい。(8)2層の不織布層間に多孔質体を含む層を積層した3層以上の積層体からなる脱臭ろ材において、2層の不織布層のうちの少なくとも1層の不織布層がアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスがアクリル系樹脂バインダーによって添着された不織布層である脱臭ろ材。(9)多孔質体が活性炭および/またはシリカゲルである(8)に記載の脱臭ろ材。(10)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスとアクリル系樹脂バインダーの重量比率が1:1〜10:1である(8)または(9)に記載の脱臭ろ材。
上記構成によると、多孔質体を含む層に、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを含み、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を効率よく空気中に放出させて、皮膚より吸収することで、肌の乾燥感を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。〔実施の形態1〕 本実施形態のろ材は、2つの不織布層の間に多孔質体を含む層が積層されたろ材であって、前記多孔質体を含む層に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが含まれている。また、本実施形態のフィルターは、本実施形態のろ材を用いる。
一般に、アスコルビン酸は酸化されてデヒドロアスコルビン酸となり、さらに加水分解されたジゲトグロン酸へ分解される。デヒドロアスコルビン酸は人体内でアスコルビン酸に還元され利用されるが、ジゲトグロン酸には生理活性はないとされる。アスコルビン酸の失活を防ぐには、加水分解が起こらないように水分の供給を絶つことが望ましい。
ここで、本実施形態のろ材は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが多孔質体を含む層に存在するため、多孔質体がセラミックス近傍の水分を吸収することにより、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の失活を防ぐことができる。
また、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを不織布に固着させるためには、多量のバインダーが必要であり、バインダーがアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の放出の妨げとなり、高い効果が期待できないという問題がある。
しかし、本実施形態のろ材は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが多孔質体を含む層に存在するため、バインダーによる妨げを受けず、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の放出量が大きい。
本実施形態の、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスにおいて、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体とセラミックスとの質量比は、例えば1/10〜10/1とすることが好ましく、1/3〜3/1とすることがより好ましい。アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体とセラミックスとの質量比が1/10より小さければ、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体に対してセラミックスが必要以上に含有され、経済的な無駄が生じる。あるいは、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体が少なすぎ効果が生じ難い場合がある。一方、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体とセラミックスとの質量比が10/1より大きければ、セラミックスでの保持ができず、アスコルビン酸、および/またはアスコルビン酸誘導体の安定性が低下する場合がある。
セラミックスは、微粒子であることが好ましく、その表面ないしは内部に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体がに担持されている。セラミックスが微粒子である場合、その平均粒子径は、例えば50μm以下、殊に20μm以下に制御することが好ましい。下限については、特に限定はないが、1μm前後、さらにはサブミクロン(0.1μm)のオーダーとすることも可能である。
セラミックスは、珪酸系であるコロイダルシリカ、ケイ酸カルシウム、エチルシリケート、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウム、アルミナ系であるアルミン酸カルシウム、β−アルミナ、ベーマイト、アルミナゾル、リン酸系であるリン酸カルシウム、リン酸アルミニウム及びリン酸マグネシウムからなる無機素材から選択されることが好ましい。
アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の具体例としては、アスコルビン酸、アスコルビルリン酸Ca、アスコルビルリン酸Mg、アスコルビルリン酸Naが好ましい。
本実施形態のろ材に担持(含有)されるアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスの量は、1〜10g/m2(ろ材1m2当りの量。以下同じ。)であることが好ましい。1g/m2よりも少なくなると効果が得られにくくなり、10g/m2よりも多くなると通気抵抗の上昇など、ろ材をフィルターに用いた場合、フィルターとしての実用化が困難になる。
本実施形態のろ材は、多孔質体を含む層を具備しており、多孔質体としては、活性炭、シリカゲル、ゼオライト等が使用できる。
多孔質体は、全体の平均粒子径が100〜1000μmの顆粒状であることが好ましい。平均粒子径が100μmよりも小さいと、ろ材に加工した際に、圧損が高くなりすぎるため、好ましくない。一方、平均粒子径が1000μmよりも大きいと、表面積が小さくなることにより空気との接触効率が悪くなるため、脱臭の効果を得られ難い。
ろ材に担持(含有)される多孔質体の量は、20〜300g/m2(ろ材1m2当りの量。以下同じ。)であることが好ましい。20g/m2よりも少なくなると効果が得られにくくなり、300g/m2よりも多くなると通気抵抗の上昇など、ろ材をフィルターに用いた場合、フィルターとしての実用化が困難になる。
ここで、多孔質体を含む層にアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを存在させると、ろ材(または、フィルター)に空気を通過させた際に、セラミックスから放出されたアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体の一部が多孔質体に吸着され、フィルターより放出される量が減少することがある。
そのため、多孔質体を含む層を2層以上の層構造とし、最も下流側の層にアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを存在させるようにすることが好ましい。これにより、セラミックスより放出されたアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体が多孔質体に吸着されることなく、ろ材(または、フィルター)外部に放出され、効果を増大させることが可能である。
多孔質体を含む層を2層以上の層構造としたろ材を形成するためには、例えば、不織布(不織シート)にアスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスとバインダーとの混合物を均一に散布し、その上に多孔質体とバインダーとの混合物を均一に散布した後、不織布をかぶせて、ヒートプレスする方法などが適用できる。
本実施形態のフィルターは、本実施形態のろ材を用いるものであり、例えば、プリーツ加工や、枠などへの取付加工が施されていてもよい。また、本実施形態のフィルターは、本実施形態のろ材に他の材料を組み合わせて形成されていてもよい。
〔実施の形態2〕
本実施形態の脱臭ろ材は、2層の不織布層間に多孔質体を含む層を積層した3層以上の積層体からなる脱臭ろ材において、2層の不織布層のうちの少なくとも1層の不織布層にアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスがアクリル系樹脂バインダーによって担持された脱臭ろ材である。
一般に、アスコルビン酸は酸化されてデヒドロアスコルビン酸となり、さらに加水分解されてジゲト
グロン酸へ分解される。デヒドロアスコルビン酸は人体内でアスコルビン酸に還元され利用されるが、ジゲトグロン酸は生理活性はないとされるものである。そのため、アスコルビン酸の加水分解による失活を防ぐには、加水分解が起こらないように水分の供給を絶つことが望ましいと言える。
グロン酸へ分解される。デヒドロアスコルビン酸は人体内でアスコルビン酸に還元され利用されるが、ジゲトグロン酸は生理活性はないとされるものである。そのため、アスコルビン酸の加水分解による失活を防ぐには、加水分解が起こらないように水分の供給を絶つことが望ましいと言える。
本実施形態の脱臭ろ材は多孔質体であるセラミックスを含む層を具備することにより、セラミックス近傍の水分を吸収することにより、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の加水分解による失活を防ぐことができる。
さらに、樹脂の中では比較的吸水性の高いアクリル系樹脂をバインダーを用いることで、より高い効果を得ることが出来る。加えて、アクリル系樹脂バインダーは、セラミックスを初めとする無機物との接着力が強いため、好適である。
上述のごとく、多孔質体およびアクリル系樹脂バインダーの相乗効果によって、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の失活を抑制しているため、バインダーの使用量の削減が可能である。バインダーの使用量の削減は、生産コスト面で有利なだけでなく、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の効果を増大させることが可能である。
アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスとバインダーの重量比率は、セラミックス:バインダー=1:1〜10:1であることが好ましい。上記よりもバインダーの重量比率が少ないと、実質的にろ材にセラミックスを固着することが困難となり、上記よりバインダーの重量比率が多いと、セラミックスの露出部分が減り、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の放出量が減少し得られる効果が低くなる。
本実施形態の脱臭ろ材の使用形態の1つであるキャビンフィルターは、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスとバインダーを混合してできたスラリーを添着、乾燥させて生産され、スラリーの粘度が100mPa・s以下である。
スラリーの粘度が高いと、バインダーがセラミックスを被覆するため、アスコルビン酸、および/またはアスコルビン酸誘導体の放出量が少なくなる。
また、少量のバインダーでセラミックスを担持するには、バインダーを満遍なく行き渡らせるために、粘度を低くする必要がある。
アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体はセラミックスに含有され、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含有させたセラミックスがさらにろ材に担持されていることが好ましい。アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体をセラミックスに含有させる方法としては、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を含む溶液をセラミックスに添着し、乾燥する方法等が挙げられる。
アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体とセラミックスの重量比率は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体:セラミックス=1:10〜10:1とすることが好ましく、1:3〜3:1とすることがより好ましい。上記よりもアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の重量比率が少ないとアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体に対してセラミックスが必要以上に含有されることとなるので経済的な無駄が生じる、または、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の量が少なすぎる場合があり、上記よりもアスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の重量比率が多いとセラミックスでの保持ができず、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の安定性が低下する場合がある。
セラミックスは微粒子であることが好ましく、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体が微粒子の表面および/または内部に含有されている。微粒子の平均粒子径は、20μm以下が好ましく、15μm以下がより好ましい。下限については、特に限定はないが、1μm程度、さらにはサブミクロン(0.1μm)のオーダーとすることも可能である。
セラミックスは、珪酸系であるコロイダルシリカ、ケイ酸カルシウム、エチルシリケート、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、ケイ酸リチウムや、アルミナ系であるアルミン酸カルシウム、β−アルミナ、ベーマイト、アルミナゾルや、リン酸系であるリン酸カルシウム、リン酸アルミニウム、リン酸マグネシウムからなる無機素材のいずれかから選ばれてなることが好ましい。
アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の具体例としては、アスコルビン酸、アスコルビルリン酸Ca、アスコルビルリン酸Mg、アスコルビルリン酸Naが挙げられる。
本実施形態の脱臭ろ材の使用形態の1つであるキャビンフィルターでは、ろ材へのセラミックスの担持量が1〜10g/m2であることが好ましい。担持量が1g/m2よりも少なくなると効果が得られにくくなり、10g/m2よりも多くなると通気抵抗の上昇など、フィルターとしての実用化が困難になる。
本実施形態の脱臭ろ材にはセラミックス、バインダー以外の成分、例えば、抗菌剤、難燃剤、着色用の顔料などを同時に担持してもよい。
本実施形態の多孔質体としては、活性炭、シリカゲル、ゼオライト等が使用できる。
多孔質体の粒子径は、100〜1000μmの顆粒状であることが好ましい。粒子径が100μmよりも小さいと、ろ材に加工した際に圧損が高くなりすぎるため好ましくない。一方、粒子径が1000μmよりも大きいと、表面積が小さくなることにより空気との接触効率が悪くなるため脱臭の効果を得られ難い。
多孔質体の使用量は、20〜300g/m2であることが好ましい。使用量が20g/m2よりも少なくなると脱臭効果が得られにくくなり、300g/m2よりも多くなると通気抵抗の上昇など、フィルターとしての実用化が困難になる。
以下、実施例によって本発明の作用効果をより具体的に示す。下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に沿って設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
まず、以下の実施例および比較例で用いた不織布および多孔質体を含む層の材料について説明する。なお、材料や記載の数値はあくまで、以下の実施例および比較例でのものであり、本発明は記載されたものに限定されない。 [不織布1−1] 目付け40g/m2のレジンボンド不織布を用いた。 [不織布1−2] リン酸アスコルビルマグネシウム(APM)を担持したセラミックス粒子とスチレン・アクリル系バインダーとを含む水系スラリーを調整し、目付け40g/m2のレジンボンド不織布に添着・乾燥加工した。セラミックスの添着量は5g/m2、バインダーの添着量は5g/m2であり、添着後の不織布の目付けは合計で50g/m2であった。 [不織布2] 目付け25g/m2メルトブロー不織布を用いた。 [多孔質体を含む層の材料] アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体を担持したセラミックス(以下、セラミックスと表記)、活性炭、シリカゲル、各層を接着する役割を果たす熱可塑性EVA系樹脂粉末(以下、バインダーと表記)の中から、実施例毎、比較例毎に選択された物質を混合して用いた。用いたセラミックスにおいて、シリカ(基材):ビタミン=6:4(重量比)であった。また、ビタミン中のアスコルビン酸と誘導体の比率は10:1であった。また、用いたセラミックスのおおよその平均粒子径は、50μmであった。なお、ここに記載の数値はあくまで、以下の実施例および比較例でのものであり、本発明はこれらの数値に限定されない。 また、用いた活性炭のおよその平均粒子径は500μmであり、用いたシリカゲルのおよその平均粒子径は50μmであった。平均粒子径は、JIS Z 8801に準拠したロータップふるい振とう機と篩を使用することで求めることができる。
次に、実施例および比較例にて作成したろ材について説明する。 (実施例1) 不織布2に、セラミックスおよびバインダーの混合物を散布した後、その上から、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物を散布した。さらに、その上に不織布1−1をかぶせて、120℃で加熱プレスして一体化して実施例1のろ材を得た。多孔質体を含む層の材料として散布した各成分の目付は、セラミックス5g/m2、活性炭15g/m2、シリカゲル30g/m2、バインダー5g/m2となるように調整した。
実施例1では、多孔質体を含む層は、セラミックスおよびバインダーの混合物、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物から成り、その層構造は2層である。なお、実施例1のろ材をフィルターとして使用する際、不織布2側を通気流の下流側とする。
(実施例2) 不織布2に、セラミックス、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物を散布し、その上に不織布1−1をかぶせて、120℃で加熱プレスして一体化して実施例2のろ材を得た。多孔質体を含む層の材料として散布した各成分の目付は、セラミックス5g/m2、活性炭15g/m2、シリカゲル30g/m2、バインダー5g/m2となるように調整した。
実施例2では、多孔質体を含む層は、セラミックス、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物から成り、その層構造は1層である。なお、実施例2のろ材をフィルターとして使用する際、不織布2側を通気流の下流側とする。
(比較例1) 不織布2に、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物を散布し、不織布1−2を上からかぶせて、120℃で加熱プレスして一体化して比較例1のろ材を得た。多孔質体を含む層の材料として散布した各成分の目付は、活性炭15g/m2、シリカゲル30g/m2、バインダー5g/m2となるように調整した。
比較例1では、多孔質体を含む層は、活性炭、シリカゲル、およびバインダーの混合物から成り、その層構造は1層である。なお、比較例1のろ材をフィルターとして使用する際、不織布2側を通気流の下流側とする。
上記実施例1、2、および比較例1で作成したろ材に対して行った、有効成分の放出性能の評価について以下に示す。
(初期性能の評価) 60mm×390mmに切り取ったろ材を、山高10mmのプリーツに折り60mm×60mm×10mmの枠の内側に固定し、評価用フィルターとした。60mm×60mm×500mmのダクトの中央に評価用フィルターを取り付け、ダクトの一方にファンを接続して1.3m3/時間にて空気を通過させた。ダクトの他方をバブリング容器とつないで、評価用フィルターを通過した空気を真空ポンプで吸引できるようにした。バブリング容器には純水100mlをあらかじめ入れておき、これに評価用フィルターを通過した空気を3時間バブリングさせた。そして、純水中に溶解したアスコルビン酸濃度をDPPH(1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル)ラジカルの還元量の数値法から定量分析を実施し、初期性能の評価(有効成分の初期量の評価)とした。
(寿命の評価) 60mm×390mmに切り取ったろ材を、山高10mmのプリーツに折り60mm×60mm×10mmの枠の内側に固定し、評価用フィルターとした。評価用フィルターを温度80℃、相対湿度10%、の恒温槽内にて150時間静置し、その後評価用フィルターを回収して、上記初期性能の評価における定量分析と同様の定量分析を実施し、寿命の評価(有効成分の残存量の評価)とした。
評価結果を表1に示す。
表1からわかるように、実施例1および2は、比較例1に対して初期性能の評価でも寿命の評価でも高い値(有効成分が多い)であることがわかる。つまり、2つの不織布層の間に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが含まれている多孔質体を含む層が積層されていると、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体の酸化劣化を防ぎ、アスコルビン酸またはアスコルビン酸誘導体を多量に放出できることがわかる。
また、実施例2よりも実施例1の方が、期性能の評価でも寿命の評価でも高い値(有効成分が多い)であることがわかる。つまり、多孔質体を含む層は2層以上の構造からなり、通気流の最も下流側の層に、アスコルビン酸、および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスを含む層が位置するのが好ましいことがわかる。
なお、上記各実施の形態および各実施例は、本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に沿って設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。よって、各実施の形態および各実施例を適宜組み合わせた形態や例も本発明の範疇に含まれる。
本発明に係るろ材は、自動車用キャビンフィルター、空気清浄機やエアコンのフィルター等に好適に利用でき、ユーザの乾燥による不快感を軽減することができる。清浄でうるおいのある快適な空間を長期間提供できる。
Claims (6)
- 2つの不織布層の間に多孔質体を含む層が積層されたろ材であって、 前記多孔質体を含む層に、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体を担持したセラミックスが含まれていることを特徴とするろ材。
- 前記多孔質体は、活性炭、シリカゲル、およびゼオライトの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のろ材。
- 前記セラミックスを、当該ろ材1m2当り1〜10g含有していることを特徴とする請求項1または2に記載のろ材。
- 前記多孔質体を、当該ろ材1m2当り20〜300g含有していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のろ材。
- 前記多孔質体を含む層は2層以上の構造からなり、通気流の最も下流側の層に前記セラミックスを含む層が位置することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のろ材。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のろ材を用いたフィルター。
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