JPWO2017094081A1 - 連結包装製品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

複数の包装品(2)が一方向に連結されてなる連結包装製品(1)の製造方法は次のとおりである。ただし複数の包装品の各々は吸収性物品(3)と吸収性物品を包装する包装袋(4)とを含む。製造方法は、吸収性物品を搬送しながら、吸収性物品を上下方向に重なるよう折り畳む折り畳み工程と、吸収性物品を搬送しながら、吸収性物品の上下方向の厚みを第1の寸法以下にする規制を行う工程と、搬送されつつ連続的に筒状に形成される連続シート(4b)の内側に、規制後の吸収性物品を供給して包装する工程であって、筒状の連続シートの上下方向の内側の寸法が第1の寸法である工程と、吸収性物品を内包した筒状の連続シートを搬送しながら、筒状の連続シートにおける隣り合う吸収性物品同士の間の部分で筒内面の対向する連続シート同士を接合する工程と、を備える。連結包装製品の製造方法は、筒状の連続シート内の所定位置に吸収性物品を位置決め可能である。

Description

本発明は連結包装製品の製造方法に関する。
使い捨ておむつや生理用ナプキンのような吸収性物品の製品形態の一つとして、吸収性物品が個別に包装された包装品を複数個一方向に連結してなる連結包装製品が知られている。その連結包装製品は例えば店頭に陳列され、購入者が希望する個数の包装品がその連結包装製品から切り離されて購入者へ販売される。
このような連結包装製品は、例えば、搬送方向に搬送される連続シート上に複数の吸収性物品を順次供給する工程と、その連続シートを筒状にして複数の吸収性物品が内包された筒状の連続シートを形成する工程と、その筒状の連続シートにおける互いに隣り合う吸収性物品同士の間を横断方向に挟んで接合する工程と、接合部分の中央を切断する工程とにより製造される。
ここで、持ち運びや収納に便利であることや、包装袋のコストが削減できることなどから、吸収性物品の包装袋は小さいことが好ましい。吸収性物品の包装袋を小さくするには、その包装袋に挿入できるように吸収性物品を折り畳んで小さくする必要がある。しかし、吸収性物品は弾力性を有するため、折り畳まれると、折り畳まれていない元の状態に回復しようとする。そのため、吸収性物品の一部分を残りの部分の上に重ねるように吸収性物品を折り畳むと、その一部分が残りの部分から離れて上方にやや持ち上がった状態になる。そのとき、折り畳みの折り目の位置により、その一部分の持ち上がった状態にばらつきがでる場合が考えられ、その場合には折り畳まれた吸収性物品の厚さがばらつくおそれがある。そうなると、吸収性物品を連続シートで包装するとき、連続シート上に吸収性物品を載置できなかったり、連続シートを筒状に形成できなくなったりするおそれがある。特に搬送速度が高くなるほどその影響は大きくなる。
厚みのばらつきが大きいときにも連続シート上に吸収性物品を載置し、連続シートを筒状に形成しようとすれば、筒の内側の寸法を大きくすることが考えられる。しかし、その場合、筒の内側の空間に余裕ができるため、何らかの外力により、筒状の連続シート内で吸収性物品が前後左右に動くことが可能となってしまう。すなわち筒状の連続シート内の吸収性物品の位置が不安定になってしまう。そうなると様々な不具合が発生するおそれがある。
例えば、上記の接合する工程では、筒状の連続シートを接合する際に、筒状の連続シート内の空気の一部が搬送方向の上流側へ流れる。そのとき筒状の連続シート内の吸収性物品の位置が不安定であると吸収性物品の位置が空気の流れによりずれてしまい、その後の接合する工程で接合部分に吸収性物品を挟んでしまうおそれがある。
また、筒状の連続シート内の吸収性物品の位置が不安定であると、搬送の途中で吸収性物品の位置が前後左右にずれることが起こり得る。そうなると筒状の連続シートの重心の位置が適正な位置からずれてしまい、筒状の連続シートが搬送の途中で全体的に横断方向にずれたり、蛇行したり、折れ曲がったりするおそれがある。
また、連結包装製品は複数の包装品が連結されているため梱包箱に密に梱包するのが難しい製品である。筒状の連続シート内の吸収性物品の位置が不安定であると、製造された連結包装製品の包装袋内でも吸収性物品が動き易くなる。そのため、連結包装製品が梱包箱に詰め込まれるときに包装袋内で吸収性物品が偏ってしまい密に梱包できなかったり、輸送などで梱包箱が揺さぶられるときに梱包箱内で包装品の配置が乱されたりし得る。その結果、包装品の一部が変形したり押し潰されたりして吸収性物品の吸収体が変形して吸収力が低下するおそれがある。
連結包装製品の製造において、搬送中の吸収性物品の厚みのばらつきの影響を抑え、筒状の連続シート内の吸収性物品の位置を固定する、すなわち筒状の連続シート内の所定の位置に吸収性物品を位置決めができる技術が望まれる。
特許文献1には、ピロー包装機の技術が開示されている。
特開2013−283965号公報
連結包装製品の製造において、筒状の連続シート内の所定の位置に吸収性物品を位置決めする方法として、本発明の発明者は、吸収性物品の大きさを規制して筒状の連続シートに供給し、筒状の連続シート内で吸収性物品の大きさを回復させて連続シートが吸収性物品で突っ張った状態にする方法を考えた。
特許文献1には、複数の紙製のモップシートが厚さ方向に積層された物品群を2個接触した製品をガイドベルトで圧縮しながら搬送して筒状に形成される連続シート内に挿入する技術が開示されている。しかしながら、上述の特許文献1の技術は、複数枚の物品(モップシート)を積層して一まとめにして包装した包装製品を対象としており、吸収性物品の包装品を複数個一方向に連結されてなる連結包装製品を対象とする本発明とは取り扱う製品が相違している。そのため、連結包装製品に固有の問題、例えば上述の筒状の連続シートが搬送の途中で蛇行等したり、梱包箱内で包装品が乱れたりすることについて何ら開示しておらず、連結包装製品の製造における吸収性物品の位置決めに対応できない。更に、上述の特許文献1の技術では、モップシートは圧縮されると膨らみやすいが軽量であるため、筒状の連続シートを内側から突っ張った状態にして位置決めをすることは困難である。すなわち、連結包装製品の製造における吸収性物品の位置決めに対応できない。
本発明の目的は、連結包装製品の製造において、搬送中の吸収性物品の厚みのばらつきの影響を抑え、筒状の連続シート内の所定の位置に吸収性物品を位置決めが可能な連結包装製品の製造方法を提供することにある。
本発明の連結包装製品の製造方法は次のとおりである。
(1)複数の包装品が一方向に連結されてなる連結包装製品の製造方法であって、前記複数の包装品の各々は吸収性物品と前記吸収性物品を包装する包装袋とを含んでおり、前記連結包装製品の製造方法は、一方向に並んだ複数の前記吸収性物品を搬送方向に順次搬送しながら、前記吸収性物品を前記搬送方向に直交する上下方向に重なるように一回以上折り畳む折り畳み工程と、折り畳まれた前記複数の吸収性物品を前記搬送方向に順次搬送しながら、前記上下方向における前記吸収性物品の厚さを第1の寸法以下にする規制を行う規制工程と、前記搬送方向に搬送されつつ連続的に筒状に形成される連続シートの内側に、前記規制後の前記複数の吸収性物品を順次供給して包装する包装工程であって、前記筒状の前記連続シートにおける前記上下方向の内側の寸法が前記第1の寸法である包装工程と、前記複数の吸収性物品を内包した前記筒状の前記連続シートを前記搬送方向に搬送しながら、前記筒状の前記連続シートにおける互いに隣り合う吸収性物品同士の間の部分で筒内面の対向する前記連続シート同士を接合する接合工程と、を備える、連結包装製品の製造方法。
折り畳まれた吸収性物品では折り目の位置のばらつきによっては、折り目に掛かる吸収体の量などが変わるので、上下方向の厚さのばらつきが発生し得る。ここで、本発明では、上下方向の厚さのばらつきにかかわらず、規制工程において上下方向の厚さを第1の寸法以下に規制するので、その後の包装工程において、上下方向の内側の寸法が第1の寸法である筒状の連続シートの内側に吸収性物品を確実に挿入することができる。規制工程において上下方向の厚さを第1の寸法以下に規制されると、包装工程において規制前の厚さ、すなわち第1の寸法より大きい寸法に回復しようと内側から外側に向かって拡がろうとする。しかし、筒状の連続シートにおける上下方向の内側の寸法は第1の寸法であり、吸収性物品における上下方向の規制前の寸法(第1の寸法より大きい寸法)よりも小さいので、筒状の連続シートが吸収性物品により内側から押し拡げられて突っ張った状態になる。その結果、吸収性物品が筒状の連続シートにより周囲から押さえ付けられ、動き難い状態となるので、それにより吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置に確実に位置決めできる。すなわち吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置に固定できる。
吸収性物品が確実に位置決めされると、後工程の接合工程における筒状の連続シートの接合に伴って筒状の連続シート内の空気の一部が搬送方向の上流側へ流れてきても、筒状の連続シート内の吸収性物品の位置が上流側にずれ難くなる。それにより、接合工程において筒状連続シートにおける吸収性物品の間の部分で筒内面の対向する前記連続シート同士を接合するとき、筒状の連続シートの接合部分に吸収性物品を挟んでしまう、ということが無くなる。
また、吸収性物品が確実に位置決めされると、筒状の連続シート内の吸収性物品がその位置から前後左右に動き難くなり、したがって筒状の連続シート内の吸収性物品の重心の位置が前後左右にずれ難くなる。それにより、複数の吸収性物品を内包しつつ搬送方向に搬送される筒状の連続シートが搬送方向に対して全体的に横断方向にずれたり、蛇行したり、折れ曲がったりすることが起こり難くなり、筒状の連続シートを搬送方向に安定して搬送することができる。
また、吸収性物品が確実に位置決めされると、筒状の連続シート内の吸収性物品が前後左右に動き難くなるので、製造された連結包装製品においても吸収性物品が包装袋内で動き難くなる。それにより、連結包装製品をダンボール箱のような梱包箱に詰め込むとき、包装袋内で吸収性物品のずれがほとんどないため、包装品を梱包箱内に容易に整列させて配置することができる。それゆえ、輸送などで梱包箱が揺さぶられても、梱包箱内で包装品の配置が乱され難くなるので、包装品の一部が変形したり押し潰されたりして吸収性物品の吸収体が変形して吸収力が低下する、ということを防止できる。
(2)前記折り畳み工程において、折り畳まれた前記吸収性物品の少なくとも一つの折り目が前記搬送方向及び前記上下方向に直交する横断方向に沿い且つ前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側に配置されるように、前記吸収性物品を折り畳み、前記規制工程において、下側搬送ベルトにより、前記吸収性物品を前記搬送方向に搬送し、前記下側搬送ベルトの上方に前記下側搬送ベルトと対向して配置された上側規制手段と、前記下側搬送ベルトとの間に前記搬送方向の下流側の前記折り目が入るように前記吸収性物品を搬送することによって、前記上下方向の前記吸収性物品の厚さを規制する、上記(1)に記載の連結包装製品の製造方法。
搬送方向の下流側に折り目が位置するように吸収性物品を折り畳んでいるので、厚さにばらつきがあっても吸収性物品を折り目の側から下側搬送ベルトと上側規制手段との間に容易に挿入でき、上側規制手段の位置が固定的であるときには更に折り畳まれた部分が捲れ上がることを抑制でき、それにより、吸収性物品の上下方向の厚さを所定の寸法以下に容易に規制することができる。
(3)前記上側規制手段は、前記搬送方向に延在しており、前記下側搬送ベルトと前記上側規制手段との間の距離が、前記搬送方向の上流側から前記搬送方向の下流側に向かうに連れて短くなり、前記搬送方向の下流側の端部で前記第1の寸法以下になるように形成されている、上記(2)に記載の連結包装製品の製造方法。
吸収性物品を、下側搬送ベルトと上側規制手段との間に通過させることにより、吸収性物品の上下方向の厚さを所定の寸法以下に容易に規制することができる。
(4)前記上側規制手段は、上側搬送ベルトである、上記(2)又は(3)に記載の連結包装製品の製造方法。
上側搬送ベルトを用いることで、吸収性物品の厚さの規制を行うと共に、吸収性物品の搬送を補助することができ、上下方向の厚さが規制されて吸収性物品の搬送速度が落ちることを回避できる。また、上側搬送ベルトの動きにより折り畳まれた部分が捲れ上がることをさらに抑制できる。
(5)前記包装工程において、前記下側搬送ベルトの前記搬送方向の下流側に隣り合うように配設された折り曲げ部材に、前記下側搬送ベルトよりも下方側から前記連続シートを供給し、前記連続シートを前記搬送方向に搬送しつつ、前記折り曲げ部材により前記連続シートの前記横断方向の両端部を持ち上げて筒状にし、前記連続シートの前記横断方向の中央部の上方にて連続的に接合する、上記(2)乃至(4)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
いわゆる横ピロー包装のうちの逆ピロー包装のプロセスを用いて連続シートの上方で接合(センターシール)を行うことで、製造プロセス中に接合(センターシール)の状態を容易に確認できると共に、折り曲げ部材(セーラー)や接合(センターシール)用の接合手段のメンテナンスを容易に行うことができる。
(6)吸収性物品製造装置により、前記吸収性物品を製造する工程と、前記吸収性物品製造装置に直接的に接続された搬送装置により、製造後の前記吸収性物品を、前記折り畳み工程の折り畳み装置へ順次搬送する搬送工程と、を更に備え、前記吸収性物品製造装置で前記吸収性物品を製造するときの単位時間当たりの製造個数と前記折り畳み装置へ前記吸収性物品を搬送するときの単位時間当たりの搬送個数とが同数である、上記(1)乃至(5)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
製造された吸収性物品を直ちに搬送し、包装等できるので、連結包装製品の製造効率を高めることができる。
(7)前記吸収性物品は、所定方向に沿って延びる弾性体を含み、前記所定方向が前記搬送方向に沿うように搬送され、前記折り畳み工程において、前記吸収性物品のうち、前記弾性体を含む領域に前記横断方向に沿って前記折り目を形成するように前記吸収性物品を折り畳む、上記(1)乃至(6)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
搬送方向に延びる弾性体を含む領域で折り目を形成するように吸収性物品を折り畳む方が、その弾性体を含まない領域で折り目を形成するように吸収性物品を折り畳むよりも、弾性体の弾性力により、折り畳んだときの厚さが厚くなる。そして、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シートに内包されると、弾性体の弾性力により、吸収性物品が筒状の連続シートをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置により確実に位置決めできる。
(8)前記折り畳み工程において、前記吸収性物品の吸収体における前記横断方向の幅が最も狭い箇所以外の箇所で、前記横断方向に沿って折り目が形成されるように折り畳む、上記(1)乃至(7)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
吸収体における横断方向の幅が最も狭い箇所以外の箇所で折り目を形成するように吸収性物品を折り畳んだ方が、その幅が最も狭い箇所で折り目を形成するように吸収性物品を折り畳むよりも、吸収体の弾力により、折り畳んだときの厚さが厚くなる。そして、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シートに内包されると、吸収体の弾力により、吸収性物品が筒状の連続シートをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置により確実に位置決めできる。
(9)前記吸収性物品の吸収体には長手方向に沿う坪量の低い低坪量部が形成されており、前記折り畳み工程において、前記折り目が前記低坪量部を横断するように折り畳む、上記(1)乃至(8)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
吸収体上の低坪量部を横断するように吸収性物品を折り畳む方が、その低坪量部を横断しないように吸収性物品を折り畳むよりも、折り目が低坪量部に遮断されて、折り畳まれた部分が開き易くなり、折り畳んだときの厚さが厚くなる。そして、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シートに内包されると、折り畳まれた部分の開き易さにより、吸収性物品が筒状の連続シートをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置により確実に位置決めできる。
(10)前記吸収性物品は、着用者の胴回りを覆う胴回り部と、吸収体を含む股部と、を備えるパンツ型おむつであり、前記折り畳み工程において、前記股部に折り目が形成されることにより前記股部の少なくとも一部が前記上下方向の上側に位置し、前記胴回り部が前記上下方向の下側に位置するように前記吸収性物品を折り畳む、上記(1)乃至(9)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
平面視での面積の広い胴回り部が下側に位置するように吸収性物品を折り畳むことで、搬送用のベルトとの接地面積が広くなり、安定的に吸収性物品を搬送することができる。特に規制工程では、上側規制手段により吸収性物品の厚さが規制されるため、搬送に影響が出るおそれがあるが、下側搬送ベルトとの接地面積が広くなり、規制の影響をほとんど受けずに安定的に吸収性物品を搬送することができる。
(11)前記吸収性物品は、着用者の胴回りを覆う胴回り部と、吸収体を含む股部と、を備えるパンツ型おむつであり、前記胴回り部は、腹側及び背側の少なくとも一方の両側面に伸縮部を有し、前記伸縮部は、前記伸縮部の肌当接面側及び非肌当接面側にそれぞれ配置された肌側シート及び非肌側シートと、それら両シート間に胴回り方向に配設された弾性部材とを有し、前記肌側シート及び前記非肌側シートが胴回り方向に延在する横長接合部により接合されており、前記横長接合部は胴回り方向に間欠的に形成されており、前記肌側シート及び前記非肌側シートが胴回り方向と交差する方向に延在する縦長接合部により接合されており、前記縦長接合部は胴回り方向に間欠的に形成されており、前記横長接合部及び前記縦長接合部は前記伸縮部に混在しており、前記折り畳み工程において、前記折り目が前記胴回り部を横断するように折り畳む、上記(1)乃至(9)のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
胴回り部を横断するように吸収性物品を折り畳む方が、その胴回り部を横断しないように吸収性物品を折り畳むよりも、胴回り部(伸縮部)の弾力により、折り畳んだときの厚さが厚くなる。そして、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シートに内包されると、胴回り部(伸縮部)の弾力により、吸収性物品が筒状の連続シートをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置により確実に位置決めできる。
本発明により、連結包装製品の製造において、搬送中の吸収性物品の厚みのばらつきの影響を抑え、筒状の連続シート内の所定の位置に吸収性物品を位置決めが可能となる。
実施の形態に係る連結包装製品を示す図である。 実施の形態に係る連結包装製品の製造装置の概略全体図である。 実施の形態に係る規制ユニットの一例を示す図である。 実施の形態に係る規制ユニットの一例を示す図である。 実施の形態に係る筒状の連続シートと折り曲げ部材の一例を示す図である。 実施の形態に係る規制ユニットの他の例を示す図である。 実施の形態に係る連結包装製品の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る連結包装製品の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る連結包装製品の製造方法を説明する図である。 実施の形態に係る連結包装製品の梱包状態を説明する図である。 実施の形態に係る吸収性物品の変形例を示す図である。 実施の形態に係る吸収性物品の変形例を示す図である。 実施の形態に係る吸収性物品の変形例を示す図である。 実施の形態に係る吸収性物品の変形例を示す図である。
図1(A)、図1(B)及び図1(C)はそれぞれ連結包装製品1の底面図、頂面図及び側面図を示している。図1(A)、図1(B)及び図1(C)を参照すると、連結包装製品1は、複数の包装品2から構成され、これら複数の包装品2は一方向に互いに連結されている。複数の包装品2は、2個以上の包装品2であり、本実施の形態では10個の包装品2である。
包装品2は、吸収性物品3と、吸収性物品3を包装する包装袋4とから構成され、連結包装製品1の長手方向に沿う包装品2の縦方向に延びる縦シール部分6と、縦方向の両端において横方向に延びる横シール部分5とによってシールされている。包装品2は、横シール部分5に設けられたミシン目のような弱め線7を介して互いに連結されている。連結包装製品1を弱め線7に沿って切断することにより、個々の包装品2が得られる。
吸収性物品3は、使い捨ておむつや生理用ナプキンのような吸収性物品から構成され、本実施の形態ではパンツ型おむつである。したがって、吸収性物品3は、弾力性、すなわち変形に抗して原形に復しようとする性質を有している。包装袋4は、ポリエチレン(PE)フィルムやポリプロピレン(PP)フィルムのような吸収性物品を包装するのに適したシート材から構成される。
図2は、連結包装製品1の製造装置10の構成の一例を示している。図2を参照すると、連結包装製品製造装置10は、吸収性物品製造装置20と、折り畳みユニット10Aと、規制ユニット10Bと、包装ユニット10Cと、接合ユニット10Dと、切断ユニット10Eとを具備している。これらの吸収性物品製造装置20及び各ユニット10A〜10Eはインライン配置になっている。
ただし、連結包装製品製造装置10は、吸収性物品3等の搬送に関して、搬送方向(MD方向)、搬送方向に直交し搬送面に沿った横断方向(CD方向)及び搬送方向と横断方向とに直交する上下方向(TD方向)を有するものとする。また、「搬送方向の上流側」、「搬送方向の下流側」を単に「上流側」、「下流側」とも称し、「上下方向の上側」、「上下方向の下側」を単に「上側」、「下側」とも称する。また、吸収性物品3は長手方向(L)、長手方向に直交する幅方向(W)及び長手方向と幅方向とに直交する厚さ方向(H)を有するものとする。そして、吸収性物品3の搬送中では、搬送方向、横断方向及び上下方向は、長手方向、幅方向及び厚さ方向と重なるので、吸収性物品3の搬送中については長手方向、幅方向及び厚さ方向として搬送方向、横断方向及び上下方向も用いることとする。
吸収性物品製造装置20は、吸収性物品3を連続的に製造する。製造された吸収性物品3は、吸収性物品製造装置20に直接的に接続された搬送ベルト21により折り畳みユニット10Aに順次搬送される。
折り畳みユニット10Aは、一方向に並んで搬送されてくる吸収性物品3を搬送方向に順次搬送しながら、折り畳まれた部分が上下方向に重なるように吸収性物品3を一回以上折り畳む。本実施の形態では一回折り畳んで二つ折りの吸収性物品3を形成する。二つ折りの吸収性物品3は、搬送ベルト25により規制ユニット10Bに順次搬送される。
規制ユニット10Bは、一方向に並んで搬送されてくる折り畳まれた吸収性物品3を搬送方向に順次搬送しながら、吸収性物品3の上下方向の厚さを第1の寸法以下にする規制を行う。規制後の吸収性物品3は、包装ユニット10Cに順次搬送される。
包装ユニット10Cは、搬送方向に搬送されつつ連続的に筒状に形成される連続シート4bの内側に、規制後の吸収性物品3を順次供給し、縦シール部分6(図1)を形成して吸収性物品3を包装する。このとき、筒状に形成される連続シート4bにおける上下方向の内側の寸法が第1の寸法である。吸収性物品3を内包する筒状の連続シート4bは、接合ユニット10Dに順次搬送される。
接合ユニット10Dは、吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4bを搬送方向に搬送しながら、筒状の連続シート4bにおける互いに隣り合う吸収性物品3同士の間の部分で筒内面の対向する連続シート同士を接合して、横シール部分5(図1)を形成する。更に、横シール部分5に弱め線7(図1)を形成する。それにより、吸収性物品3及び包装袋4により構成される包装品2が形成されると共に、複数の包装品2が一列に連結されている包装品連結体8が形成される。包装品連結体8は、切断ユニット10Eに搬送される。
切断ユニット10Eは、形成された包装品連結体8において、予め設定された個数ごとに包装品連結体8を弱め線7で切断して、分割する。本実施の形態では、包装品2を10個ずつに分割する。それにより、予め設定された個数の包装品2が一方向に連結されてなる連結包装製品1が形成される。連結包装製品1は、段ボール箱のような梱包箱に梱包される。したがって、製造された吸収性物品3を直ちに搬送し、包装等できるので、連結包装製品1の製造効率を高めることができる。
以下、折り畳みユニット10A、規制ユニット10B、包装ユニット10C、接合ユニット10D及び切断ユニット10Eの構成の一例について説明する。
図2に示すように、折り畳みユニット10Aは、搬送ベルト21、22、23を備えている。三角形状に架張された搬送ベルト22の一つのベルト面に搬送ベルト21が対面配置され、搬送ベルト22の別の一つのベルト面に搬送ベルト23が対面配置されている。搬送ベルト21と搬送ベルト22との間に形成される搬送路は折り畳まれていない吸収性物品3を把持して、搬送方向に搬送可能である。搬送ベルト22と搬送ベルト23との間に形成される搬送路は折り畳まれた吸収性物品3を把持して、搬送方向に搬送可能である。搬送ベルト22側の搬送路は、搬送ベルト21側の搬送路に所定角度(例示:90度)で交差している。折り畳みユニット10Aは、その交差点の近傍に折り板24を更に備えている。折り板24は、搬送ベルト21側の搬送路に上記の所定角度で交差し、搬送ベルト23側の搬送路に平行となるようにその交差点に出入りする。したがって、折り板24の交差点への出入りのタイミングと、搬送ベルト21側の搬送路での吸収性物品3の搬送のタイミングとを合わせることで、搬送ベルト21側の搬送路で搬送される吸収性物品3を、折り板24で搬送ベルト23側の搬送路に折り込み、それにより吸収性物品3の折り畳みを可能としている。
規制ユニット10Bは、下側搬送ベルト31と、上側規制手段32とを備えている。本実施の形態では、上側規制手段32は搬送方向に延在する上側搬送ベルトである。図3は規制ユニット10Bの側面図及び頂面図を示している。図3に示すように、下側搬送ベルト31と上側規制手段32とは対面配置されており、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に、折り畳まれた吸収性物品3を搬送方向に搬送する搬送路(空間33s)が形成されている。下側搬送ベルト31と上側規制手段32とは横断方向の中心の位置が互いに重なるように配置され、下側搬送ベルト31の幅が上側規制手段32の幅より大きく形成されている。規制ユニット10Bは、吸収性物品3が搬送される空間33sの横断方向の両側に、互いに対向する一対の規制部材33を更に備えている。本実施の形態では、一対の規制部材33は、金属や樹脂などの平板部材で形成されたガイド板であり、下側搬送ベルト31の搬送面から上下方向に略垂直に立設されている。
図4(A)及び図4(B)は下側搬送ベルト31、上側規制手段32及び一対の規制部材33を搬送方向の上流側及び下流側から見た図を示している。一対の規制部材33及び搬送ロール31a、32aで囲まれた領域が吸収性物品3の搬送路(空間33s)の入口であり、一対の規制部材33及び搬送ロール31b、32bで囲まれた領域が吸収性物品3の搬送路(空間33s)の出口となる。
下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間における上下方向の距離、すなわち内側上下距離は、搬送方向の上流側の端部33a(図4(A))から下流側の端部33b(図4(B))に向かうに連れて短くなっている。すなわち、その内側上下距離は、上流側の端部33aにおいてds2であるが、下流側の端部33bにおいてde2(<ds2)である。上流側の端部33aでの内側上下距離ds2は、少なくとも規制工程前の吸収性物品3の上下方向の厚さよりも予測される厚さのばらつきの程度大きい値に設定される。下流側の端部33bでの内側上下距離de2は、後述される第1の寸法D02以下に設定される。したがって、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に吸収性物品3を通すことによって、上下方向の吸収性物品3の厚さを第1の寸法D02以下に規制可能である。
一対の規制部材33における横断方向の互いの内側の距離、すなわち内側横断距離は、上流側の端部33a(図4(A))から下流側の端部33b(図4(B))に向かうに連れて短くなっている。すなわち、その内側横断距離は、上流側の端部33aにおいてds1であるが、下流側の端部33bにおいてde1(<ds1)である。上流側の端部33aでの内側横断距離ds1は、規制工程前の吸収性物品3の横断方向の幅よりも予測される位置ずれの程度大きい値に設定される。下流側の端部33bでの内側横断距離de1は、後述される第2の寸法D01以下に設定される。したがって、一対の規制部材33の間に吸収性物品3を通すことによって、横断方向の吸収性物品3の幅を第2の寸法D01以下に規制可能である。
このとき、上流側の端部33aにおいて内側上下距離ds2は、吸収性物品3が一対の規制部材33の間に入った後しばらくしてから上側規制手段32が吸収性物品3の厚さを規制するように設定されることが好ましい。その場合、規制工程では、まず規制部材33による吸収性物品3の横断方向の幅の規制を開始して、それにより吸収性物品3を横断方向の所定の位置にずらす(例示:センタリングする)ことができる。更に、その後に下側搬送ベルト31及び上側規制手段32による吸収性物品3の上下方向の厚さの規制を開始して、吸収性物品3を横断方向の所定の位置からずれないように上下方向から押さえながら、吸収性物品3の横断方向の幅及び上下方向の厚さの規制を行うことができる。それにより、吸収性物品3の上下方向の位置合わせとその保持とを的確に実行でき、上下方向の位置決めと横断方向の幅及び上下方向の厚さの規制とを同時により適切に行うことができる。
また、上記の規制ユニット10Bでは、内側上下距離が上流側の端部33aから下流側の端部33bに向かうに連れて短くなるとしているが、その場合、上流側の端部33aと下流側の端部33bとの間で単調に短くなってもよいし、その途中で部分的に一定であってもよい。同様に、内側上下距離が上流側の端部33aから下流側の端部33bに向かうに連れて短くなるとしているが、上流側の端部33aと下流側の端部33bとの間で単調に短くなってもよいし、その途中で部分的に一定であってもよい。
また、上記の規制ユニット10Bでは、下側搬送ベルト31の幅が上側規制手段32の幅より大きく形成されているが、本発明はその例に限定されるものでは無く、下側搬送ベルト31の幅が上側規制手段32の幅以下であってもよい。
また、上記の規制ユニット10Bでは、規制部材33が下側搬送ベルト31の搬送面から略垂直に立設されているが、本発明はその例に限定されるものでは無く、例えば、規制部材33(ガイド板)が搬送面と所定の角度(例示:60度)を成すように斜めに立設されていてもよい。
図2に示すように、包装ユニット10Cは、下側搬送ベルト31の下流側に隣り合うように配置された折り曲げ部材43を備えている。折り曲げ部材43は、搬送ローラ42によりシートロール40から巻き戻された連続シート4aを下側搬送ベルト31及び折り曲げ部材43よりも鉛直下方側から連続的に供給される。折り曲げ部材43は、供給された連続シート4aが通過することにより、連続シート4aの横断方向の両側端縁部を持ち上げて、連続シート4aの横断方向の中央部の上方にて両側端縁部同士を重ねて重なり部を形成することができる。それにより折り曲げ部材43において筒状の連続シート4bが形成される。
図3に示すように、折り曲げ部材43の上流側の入口と吸収性物品3の搬送路(空間33s)の出口(図4(B))とは対向している。図5は包装ユニット10Cの折り曲げ部材を上流側から見た図を示している。連続シート4bは、折り曲げ部材43の内壁に沿うように筒状に形成され、その上下方向の内側の寸法が第1の寸法D02となり、その横断方向の内側の寸法が第2の寸法D01となる。第1の寸法D02は規制された吸収性物品3の上下方向の厚さ以上であり、第2の寸法D01は規制された吸収性物品3の横断方向の幅以上である。したがって、規制された吸収性物品3は筒状の連続シート4bの内部4bsへ挿入されることができる。なお、筒状の連続シート4bの横断方向の両側端縁部同士は重なり、重なり部を形成しているが、この段階では接合されていない。
図2に示すように、折り曲げ部材43にはその上流側の端部において規制ユニット10Bからの吸収性物品3が供給される。このとき、折り曲げ部材43上では連続シート4aが筒状に形成されて筒状の連続シート4bが形成されている。したがって、折り曲げ部材43により連続的に筒状に形成される連続シート4b内に吸収性物品3が供給される、ということができる。
ここで、本実施の形態では、規制ユニット10Bの上側規制手段32の下流側の端部は、下側搬送ベルト31の下流側の端部よりも包装ユニット10C側へ張り出している。一方、包装ユニット10Cの折り曲げ部材43の上流側の下側の端部は、規制ユニット10B側へ張り出している。言い換えると、上側規制手段32の下流側の端部と折り曲げ部材43の上流側の下側の端部とが互いにオーバーラップしている。それにより、規制ユニット10Bからの吸収性物品3を包装ユニット10Cの筒状の連続シート4bへより円滑に供給できる。
包装ユニット10Cは、縦シール器44と搬送ベルト45とを更に備えている。縦シール器44と搬送ベルト45とは対面配置されており、搬送ベルト45が吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4aを搬送方向に搬送しつつ、縦シール器44が連続シート4bの上側に形成されている重なり部分をシールして、縦シール部分6(図1)を形成する。シール方法は加熱による熱融着が挙げられる。
このような包装ユニット10Cは、いわゆる横ピロー包装のうちの逆ピロー包装のプロセスを用いており、連続シート4bの縦シール部分6(センターシール)を形成する縦シール器44は連続シート4bの上側に設けられている。そのため、包装ユニット10Cの動作中に縦シール部分6(センターシール)の状態を容易に確認できると共に、折り曲げ部材43(セーラー)のメンテナンスを容易に行うことができる。また、折り曲げ部材43の内部にまで下側搬送ベルト31を挿入しないことで、筒状の連続シート4bの横断方向の内側の寸法を大きくとる必要が無くなり、連続シート4bの使用量を削減することができる。
接合ユニット10Dは一対の搬送ベルト51、52と、横シール器53とを備えている。一対の搬送ベルト51、52は、互いに対面配置されており、吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4aを搬送ベルト51、52の間に把持しつつ、搬送方向に横シール器53まで搬送する。横シール器53は互いに対面配置された一対の押圧部材54、55を含み、一対の押圧部材54、55は互いに隣り合う吸収性物品3同士の間において連続シート4aを横断方向にシールして、横シール部分5(図1)を形成する。シール方法は加熱による熱融着が挙げられる。このとき、押圧部材54、55は更に、連続シート4aの横シール部分5に弱め線7(図1)を形成する。それらにより、包装品連結体8が形成される。
切断ユニット10Eは一対の搬送ベルト61、62と、切断器63とを備えている。一対の搬送ベルト61、62は、互いに対面配置されており、包装品連結体8を搬送ベルト61、62の間に把持しつつ、搬送方向に切断器63まで搬送する。切断器63は互いに対面配置された一対のローラ64、65を含み、一対のローラ64、65はローラ64、65の間に包装品連結体8を把持しつつ搬送する。そして、包装品連結体8を切断すべきときに、ローラ64、65による包装品連結体8の搬送速度を、搬送ベルト61、62による包装品連結体8の搬送速度と比較して速くすることにより、包装品連結体8を切断する。それにより、所定数の包装品2が連結された連結包装製品1が形成される。
切断ユニット10Eは更に一対の搬送ベルト66、67を備え、一対の搬送ベルト66、67は互いに対面配置されており、連結包装製品1を搬送ベルト66、67間に把持しつつ、連結包装製品1を梱包するための梱包装置(図示せず)まで連結包装製品1を搬送する。
本実施の形態では、空間33sを上下方向の上側から覆う規制手段としては、図3に示すような上側規制手段32、すなわち上側搬送ベルトを用いているが、本発明はこの例に限定されるものでは無く、例えば図6に示すように他の規制手段32P、すなわち金属や樹脂などの板材で形成されたガイド板を用いてもよい。ガイド板を用いる場合、その構造を簡略化することができる。また、上側搬送ベルト又はガイド板を用いると、製造や取り扱いが容易であり、コストも低く抑えられる。
また、本実施の形態では、空間33sを横断方向の両側から挟む規制手段としては、図3に示す規制部材33、すなわち金属や樹脂などの板材で構成されたガイド板を用いているが、本発明はこの例に限定されるものでは無く、例えば図6に示す他の規制部材33P、すなわち互いに対面配置された一対の規制ベルトを用いてもよい。規制ベルトを用いる場合、規制の機能に加えて、吸収性物品3の搬送を補助することができ、規制されて吸収性物品3の搬送速度が落ちることを確実に回避できる。また、規制ベルト又はガイド板を用いると、製造や取り扱いが容易であり、コストも低く抑えられる。
次に、本発明に係る連結包装製品の製造方法の実施の形態について説明する。本実施の形態の連結包装製品の製造方法では、製造工程と、折り畳み工程と、規制工程と、包装工程と、接合工程と、切断工程とが実行される。図2に示すように、吸収性物品3は黒矢印のように搬送され、これらの工程はそれぞれ吸収性物品製造装置20及び各ユニット10A〜10Eで順次実行される。図7〜図9は連結包装製品の製造方法を説明する図である。このうち、図7〜図8は各製造工程での吸収性物品等の頂面及び側面を模式的に示す図(図面の上側が搬送方向の上流側、下側が下流側)であり、図9は一部の製造工程での吸収性物品等の断面を模式的に示す図である。
製造工程では、吸収性物品製造装置20により、吸収性物品3が連続的に製造される。本実施の形態では、吸収性物品3は図7(A)に示すようにパンツ型おむつであり、着用者の胴回りを覆う胴回り部3aと、吸収体を含む股部3bとを備えている。股部3bは、吸収体の横断方向の幅が最も狭い箇所3gで二つ折りにされて、腹側の部分3b1の端部を胴回り部3aの腹側面2a1に、背側の部分3b2の端部を胴回り部3aの背側面3a2にそれぞれ結合されている。吸収性物品3の横断方向の幅はW0であり、上下方向の厚さはH0である。胴回り部3aにはゴムのような弾性体3eが横断方向に沿って配置されている。股部3bの横断方向の側部にはレッグギャザー3cが搬送方向に沿って設けられ、レッグギャザー3cにはゴムのような弾性体3fが搬送方向に沿って配置されている。
製造された吸収性物品3は、図2に示すように吸収性物品製造装置20に直接的に接続された搬送ベルト21により折り畳みユニット10Aに順次搬送される。その吸収性物品3のおむつは、搬送方向の下流側に股部3bが位置するように搬送される。このとき、吸収性物品製造装置20により吸収性物品3を製造するときの処理量、すなわち単位時間当たりの製造個数と、搬送ベルト21により吸収性物品3を搬送するときの処理量、すなわち単位時間当たりの搬送個数とは同じである。搬送ベルト21の処理量は各ユニット10A〜10Eの処理量と同じであることから、吸収性物品製造装置20と各ユニット10A〜10Eとは製造及び包装を連続的に行っているということができる。
折り畳み工程では、折り畳みユニット10Aにより、製造された吸収性物品3が折り畳まれる。すなわち、折り畳みユニット10Aでは、吸収性物品3が搬送ベルト21、22に挟まれて連続的に搬送され、吸収性物品3の搬送方向の中央部が搬送ロール22a、23aの間の位置に来たタイミングで、吸収性物品3の厚さ方向にその中央部が折り板24で突かれる。それにより、吸収性物品3が二つに折り畳まれながら搬送ロール22a、23a間に押し込まれて、一対の搬送ベルト22、23の間に挟み込まれる。二つに折り畳まれた吸収性物品3は一対の搬送ベルト22、23及び搬送ベルト25により規制ユニット10Bに順次搬送される。
図7(A)に示す吸収性物品3のおむつは、折り板24が折り目FLに当接することにより図7(B)及び図9(A)に示すように折り畳まれる。この図の例では、折り目FLは横断方向に沿って、股部3bにおける吸収体の横断方向の幅が最も狭い箇所3g以外の箇所を通り、レッグギャザー3cの領域を通り、胴回り部3aの搬送方向の下流側の端部の近傍を通るように形成される。このとき、股部3bに折り目FLが形成されることにより、股部3bの少なくとも一部が上下方向の上側に位置し、胴回り部3aが上下方向の下側に位置して搬送ベルト25に接するように吸収性物品3が折り畳まれる。吸収性物品3の横断方向の幅はW1であり、折り畳み工程の前と概ね同じである。吸収性物品3の上下方向の厚さはH1となり、折り畳み工程の前の厚さH0より厚くなる。ただし、折り畳み工程での折り目FLの微妙なずれにより、折り畳んだ後の吸収性物品3の上下方向の厚さH1にはばらつきが発生している場合があり得る。その後、吸収性物品3における下流側に折り目FLが位置するようにして、吸収性物品3は搬送ベルト25により搬送される。
ここで、本実施の形態では、折り畳まれた吸収性物品3における横断方向の幅が最も広い箇所が、吸収性物品3における搬送方向の前側(下流側)の半分内に位置するようにして吸収性物品3が搬送方向に搬送される。
規制工程では、規制ユニット10Bにより、折り畳まれた吸収性物品3の大きさが規制される。すなわち、規制ユニット10Bでは、搬送ベルト25により搬送されてきた(折り畳まれた)吸収性物品3が下側搬送ベルト31により搬送方向に搬送される。このとき、一対の規制部材33において、上流側の端部33a(図4(A))の内側横断距離ds1は、規制工程前の吸収性物品3の横断方向の幅W1よりも長く且つ吸収性物品3の横断方向の位置ずれを吸収できる程度に長くなるように設定されている。したがって、吸収性物品3は横断方向については位置ずれの有無に拘らず空間33sに容易に挿入される。そして、吸収性物品3が空間33s内を上流側から下流側へ搬送されるとき、内側横断距離が上流側から下流側に向かうに連れて短くなるので、吸収性物品3の横断方向の幅が規制部材33で規制されて小さくなる。その結果、規制部材33の下流側(図4(B))の端部33bにおいて、吸収性物品3の横断方向の幅が、規制部材33の下流側の端部33bの内側横断距離de1と同じになり、規制部材33から搬出される。このように吸収性物品3は、一対の規制部材33の間に通されることにより、横断方向の幅をde1に規制される。言い換えると、吸収性物品3のおむつは、図7(C)に示すように横断方向の幅がW2≒delとなり、規制工程の前の横断方向の幅W1よりも小さくなる。それにより、吸収性物品3内には横断方向に拡がろうとする反発力が生じる。
また、吸収性物品3の幅W2がde1であり、de1≦第2の寸法D01であることから、吸収性物品3を一対の規制部材33の間を通過させることにより、吸収性物品3の横断方向の幅を第2の寸法D01以下に容易に規制することができる。
規制ユニット10Bでは、更に、下側搬送ベルト31と上側規制手段32において、上流側の端部(図4(A))の内側上下距離ds2は、少なくとも規制工程前の吸収性物品3の上下方向の厚さH1よりも長く且つ吸収性物品3の上下方向の厚さのばらつきを吸収できる程度に長くなるように設定されている。したがって、吸収性物品3は上下方向についても空間33sに容易に挿入される。そして、吸収性物品3が空間33s内を上流側から下流側へ搬送されるとき、内側上下距離が上流側から下流側に向かうに連れて短くなるので、吸収性物品3の上下方向の厚さがばらつきに拘らず下側搬送ベルト31と上側規制手段32で規制されて小さくなる。その結果、下側搬送ベルト31と上側規制手段32の下流側(図4(B))の端部33bにおいて、吸収性物品3の上下方向の厚さが、下側搬送ベルト31と上側規制手段32の下流側の端部33bの内側上下距離de2になり、下側搬送ベルト31と上側規制手段32から搬出される。このように吸収性物品3は、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に通されることにより、上下方向の厚さをde2に規制される。言い換えると、吸収性物品3のおむつは、図7(C)及び図9(B)に示すように上下方向の厚さがH2≒de2となり、規制工程の前の上下方向の厚さH1よりも小さくなる。それにより、吸収性物品3内には上下方向に拡がろうとする反発力が生じる。
また、吸収性物品3の厚さH2がde2であり、de2≦第1の寸法D02であることから、吸収性物品3を下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に通過させることにより、吸収性物品3の厚さを第1の寸法D02以下に容易に規制することができる。また、上側規制手段32で吸収性物品3の搬送を補助することで、一対の規制部材33間で規制されて吸収性物品3の搬送速度が落ちることを回避できる。
吸収性物品3のおむつは、規制工程の前の横断方向の幅W1及び厚さH1の大きさや吸収性物品3の材質によって、吸収性物品3の大きさの規制のされ方としては種々の態様が考えられる。例えば、吸収性物品3の厚みH1が小さい場合などでは、吸収性物品3の上下方向の端の部分(例示:胴回り部3aの上面又は下面の部分)が主に規制又は圧縮され、上下方向の中央の部分(例示:股部3bの吸収体)はあまり規制又は圧縮されない場合がある。一方、吸収性物品3の幅W1が大きい場合などでは、吸収性物品3の上下方向の端の部分が規制又は圧縮されるだけでなく、上下方向の中央の部分も同様に規制又は圧縮される場合がある。
包装工程では、包装ユニット10Cにより、大きさを規制された吸収性物品3が筒状の連続シートで包装される。すなわち、連続シート4aは下側搬送ベルト31よりも下方側から折り曲げ部材43に供給され、搬送方向に搬送されつつ、折り曲げ部材43により横断方向の両側端縁部を持ち上げられて、その両側端縁部を重ね合わされる。それにより搬送方向に延びる重なり部分を有する筒状の連続シート4bが形成され、横断方向の内側の寸法は、第2の寸法D01となり、上下方向の内側の寸法は、第1の寸法D02となる。一方、規制ユニット10Bから搬送されてくる吸収性物品3は規制ユニット10Bで幅がW2≒de1≦D01で、厚さがH2≒de2≦D02に規制されている。したがって、その規制された吸収性物品3は、折り曲げ部材43内で筒状に形成されつつある連続シート4bへ容易に挿入される。その結果、吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4bが形成される。
吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4bは、搬送ベルト45により搬送方向に搬送されつつ、縦シール器44により連続シート4b上に形成されている上述の重なり部分をシールされ、縦シール部分6(図1)が形成される。それにより、筒状の連続シート4bは横断方向の内側の寸法が概ね第2の寸法D01であり、上下方向の内側の寸法が概ね第1の寸法D02である形状に保持される。このとき、吸収性物品3のおむつには横断方向や上下方向に拡がろうとする反発力が生じており、図8(A)及び図9(C)に示すように筒状の連続シート4bを内側から押し拡げるように突っ張らせている。したがって、吸収性物品3が筒状の連続シート4bにより周囲から押さえ付けられた状態となるので、それにより吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置に位置決めできる。すなわち吸収性物品を筒状の連続シート内の所定の位置に固定できる。
接合工程では、吸収性物品3を内包する筒状の連続シートにおける吸収性物品の前後が接合されて包装品連結体8が形成される。すなわち、吸収性物品3を内包した筒状の連続シート4bは一対の搬送ベルト51、52の間に把持されつつ、搬送方向に横シール器53まで更に搬送される。連続シート4bにおける互いに隣り合う吸収性物品3同士の間の部分が横シール器53の一対の押圧部材54、55により横断方向にシールされて横シール部分5(図1)が形成され、横シール部分5に弱め線7(図1)が形成される。それにより、包装品連結体8が形成される。このとき、吸収性物品3のおむつは、図8(B)に示すように包装品連結体8の各包装品2を内側から押し拡げるように突っ張らせている。
このとき、横シール部分5の形成に伴って筒状の連続シート4b内の空気の一部が上流側へ流れていっても、吸収性物品3が位置決めされているので、上流側の筒状の連続シート4b内の吸収性物品3の位置がずれ難くなる。それにより、その後の横シール部分5の形成において筒状の連続シート4b内の吸収性物品3が横シール部分5に挟まれてしまう、という事態を防止できる。
切断工程では、包装品連結体8が包装品2の所定個数ごとに切断・分割されて連結包装製品1が形成される。すなわち、包装品連結体8が一対の搬送ベルト61、62の間に把持されつつ搬送方向に搬送され、一対のローラ64、65の間に把持されつつ搬送される。包装品連結体8を切断すべきでないときには、ローラ64、65は搬送ベルト61、62とほぼ同じ速度で包装品連結体8を搬送する。これに対し、包装品連結体8を切断すべきときには、ローラ64、65は搬送ベルト61、62よりも高速度で包装品連結体8を搬送する。その結果、包装品連結体8の上流側部分が搬送ベルト61、62により把持されているので、包装品連結体8が弱め線7に沿って切断される。このようにして、所定数の包装品2が連結された連結包装製品1が形成される。
連結包装製品1は一対の搬送ベルト66、67の間に把持されつつ、搬送方向に搬送され、連結包装製品1を梱包する梱包装置まで搬送される。
以上のようにして、連結包装製品1が製造される。
上述されるように、本発明では、規制工程において吸収性物品3の上下方向の厚さを規制して第1の寸法D02以下に小さくし、包装工程において内側の寸法が第1の寸法D02である筒状の連続シート4bに、その吸収性物品3を収納しているので、筒状の連続シート4bが吸収性物品3により内側から押し拡げられて突っ張った状態になる。その結果、吸収性物品3が筒状の連続シート4bにより周囲から押さえ付けられた状態となり、吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置に位置決めできる。すなわち吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置に固定できる。
吸収性物品3が位置決めされると、筒状の連続シート4b内の吸収性物品3がその位置から前後左右に動き難くなり、したがって筒状の連続シート4b内の吸収性物品3の重心の位置が前後左右にずれ難くなる。それにより、筒状の連続シート4bが包装ユニット10Cから切断ユニット10Eまで非常に長く連続的に延在し、複数の吸収性物品3を内包しつつ継続的に搬送方向に搬送されているときにも、搬送方向に対して全体的に横断方向にずれたり、蛇行したり、折れ曲がったりすることが起こり難くなり、それにより筒状の連続シート4bを搬送方向に安定して搬送することができる。
また、吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置に位置決めできると、筒状の連続シート4b内の吸収性物品3が前後左右に動き難くなるので、製造された連結包装製品1においても吸収性物品3が包装袋4内で動き難くなる。それにより、連結包装製品1をダンボール箱のような梱包箱100に詰め込むとき、包装袋4内で吸収性物品3のずれがほとんどないため、図10(A)や図10(B)に示すように包装品2を梱包箱100内に容易に整列させて配置することができる。それゆえ、輸送などで梱包箱が揺さぶられても、梱包箱100内で包装品2の配置が乱され難くなるので、包装品2の一部が変形したり押し潰されたりして吸収性物品の吸収体が変形して吸収力が低下する、ということを防止できる。
上記の実施の形態では、一対の規制部材33又は33Pで吸収性物品3の横断方向の幅を規制しているが、本実施の形態はこの例に限定されるものでは無い。例えば、吸収性物品3の横断方向の幅やその位置ずれが小さく、横断方向の規制が不要である場合、吸収性物品3の横断方向の幅を規制しなくてもよい。その場合、一対の規制部材33又は33Pを省略できる。
上記の実施の形態では、図7(B)に示すように、少なくとも搬送方向の下流側に折り目FLが位置するように吸収性物品3を折り畳んで搬送している。したがって、吸収性物品3の上下方向の厚さにばらつきがあっても、吸収性物品3が折り目FLの部分を先端とするくさびのように機能して、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間の空間33sの入口に容易に侵入できる。すなわち、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に吸収性物品3の折り目FLの部分を容易に挿入でき、それに伴って吸収性物品3全体を容易に挿入できる。このとき、上側規制手段32がベルトやガイド板のように位置が固定的であるときには、吸収性物品3の搬送方向の上流側の部分が下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間に入れずに捲れ上がる、ということを抑制できる。これらにより、吸収性物品3の上下方向の厚さを所定の寸法以下に容易に規制することができる。
また、上記の実施の形態では、吸収性物品3の折り畳みは1回だけであるが、本実施の形態はこの例に限定されるものでは無く、折り畳まなくてもよいし、2回以上折り畳んでもよい。2回以上折り畳む場合、上下方向の一番上になる折り目が吸収性物品3における下流側に位置するように吸収性物品3を搬送することが好ましい。それにより、吸収性物品3が一番上の折り目の部分を先端とするくさびのように機能して、下側搬送ベルト31と上側規制手段32との間の空間33sの入口に容易に侵入できる。また、吸収性物品3における折り目よりも先の部分が上側規制手段32により捲り上がることを抑制できる。
また、上記の実施の形態では、図7(B)に示すように、少なくとも搬送方向に延びる弾性体3fを含む領域で折り目FLを形成するように吸収性物品3を折り畳んでいる。したがって、弾性体3fを含まない領域で折り目FLを形成するように吸収性物品3を折り畳むよりも、弾性体3fの弾性力により、折り畳んだ状態から元の状態に回復しようとする力が強くなり膨らもうとするため、折り畳んだときの吸収性物品3の上下方向の厚さが厚くなる。そのため、吸収性物品3は、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シート4bに内包されると、弾性体3fの弾性力により、筒状の連続シート4bをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置により確実に位置決めできる。
また、上記の実施の形態では、図7(B)に示すように、少なくとも吸収体における横断方向の幅が最も狭い箇所3g以外の箇所で折り目FLを形成するように吸収性物品3を折り畳んでいる。したがって、その幅が最も狭い箇所3gで折り目FLを形成するように吸収性物品3を折り畳むよりも、折り畳んだ状態から元の状態に回復しようとする力が強くなり膨らもうとするため、折り畳んだときの吸収性物品3の上下方向の厚さが厚くなる。そのため、吸収性物品3は、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シート4bに内包されると、吸収体の弾力により、筒状の連続シート4bをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置により確実に位置決めできる。
また、上記の実施の形態では、図7(B)に示すように、少なくとも平面視での面積の広い胴回り部3aが下側に位置するように吸収性物品3を折り畳んでいる。したがって、搬送ベルト25や下側搬送ベルト31等との接地面積が広くなり、安定的に吸収性物品3を搬送することができる。特に規制工程では、上側規制手段32により吸収性物品3の厚さが規制されるため、搬送に影響が出るおそれがあるが、本実施の形態では、下側搬送ベルト31との接地面積が広くなるため、規制の影響をほとんど受けずに安定的に吸収性物品3を搬送することができる。
次に、本発明の別の実施の形態について説明する。図11〜図14は別の実施の形態の吸収性物品の構成例を模式的に示す図であり、図11は平面図、図12は図11のXX’部分断面図、図13は図11のQ領域の拡大図、図14は、図13のYY’部分断面図である。吸収性物品3は図11に示すおむつであり、吸収体3Pは、その長手方向の一方の端部を胴回り部3aの腹側面3a1に、他方の端部を胴回り部3aの背側面3a2に、それら両端部の間の部分を股部3bの腹側の部分3b1及び背側の部分3b2にそれぞれ載置され接着されている。吸収体3Pは、その短手方向の両側端縁3SA1の外側に側方吸収部3P1を備えている。
図12に示すように、吸収体3Pは、液透過性のトップシート3STと、液不透過性のバックシート3SBと、トップシート3STとバックシート3SBとの間に配置された吸収体本体3SAとを備えている。
側方吸収部3P1には、おむつ着用時に、トップシート3ST側に凸に屈曲する屈曲部分3Uとバックシート3SB側に凸に屈曲する屈曲部分3Vとが形成されている。屈曲部分3U、3Vの各々には、その両側の隣接する部分よりも吸収体材料3SA0の坪量が低くて厚みが小さい低坪量部3SA2が形成されている。屈曲部分3Uと屈曲部分3Vと低坪量部3SA2とは、吸収体3Pの長手方向に沿って延設されている。屈曲部分3Uのバックシート3SB側には、弾性部材3SA3が、低坪量部3SA2に埋め込まれて、吸収体3Pの長手方向に延設されている。低坪量部3SA2の両側の隣接する部分におけるトップシート3ST側の面及びバックシート3SB側の面はそれぞれトップシート3ST及びバックシート3SBと接着剤3Jにより接合されている。そのため、おむつ着用時に側方吸収部3P1が可撓溝3Kで屈曲した際にも、側方吸収部3P1は、トップシート3ST及びバックシート3SBと一体性が保たれるようになっている。
この吸収性物品3のおむつによれば、その着用時に、少なくとも股部3bの側方吸収部3P1において、屈曲部分3U、3Vが、低坪量部3SA2に沿って屈曲する。その結果、吸収体3Pの短手方向の中央部から側端縁へ移動した体液は、吸収体3Pの長手方向に延びる屈曲部分3Vに沿って移動して、側方吸収部3P1の全体で吸収され、且つ吸収体3Pの長手方向に延びる屈曲部分3Uにより、吸収体3Pの短手方向への移動が阻止されるため、股部3bにおける横漏れが防止される。
本実施の形態では、この吸収性物品3(おむつ)を股部3bで二つ折りにして図7(A)に示すパンツ型おむつとしている。そのパンツ型おむつでは、吸収体3Pの長手方向に沿う低坪量部3SA2が吸収体3Pに形成されており、折り畳み工程において、折り目FLが低坪量部3SA2を横断するようにおむつが折り畳まれる。
このように、本実施の形態では、少なくとも吸収体3P上の低坪量部3SA2を横断するように吸収性物品3を折り畳んでいる。そのため、その低坪量部3SA2を横断しないように吸収性物品を折り畳むよりも、折り目FLが低坪量部3SA2に遮断されて、折り畳まれた部分が開き易くなり、折り畳んだときの吸収性物品3の上下方向の厚さが厚くなる。そのため、吸収性物品3は、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シート4bに内包されると、折り畳まれた部分の開き易さにより、吸収性物品3が筒状の連続シート4bをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品3を筒状の連続シート4b内の所定の位置により確実に位置決めできる。
また、図13及び図14に示すように、胴回り部3aは伸縮部を腹側面3a1に備えている。伸縮部は、肌当接面側及び非肌当接面側にそれぞれ配置された肌側シート3a1−1及び非肌側シート3a1−2と、それら両シート3a1−1、3a1−2間に胴回り方向に配設された弾性体3eとを含んでいる。肌側シート3a1−1と非肌側シート3a1−2とは胴回り方向に延在する横長接合部3Mにより互いに接合されている。横長接合部3Mは胴回り方向に間欠的に形成され、横長接合部列3M0を構成している。また、肌側シート3a1−1と非肌側シート3a1−2とは胴回り方向と交差する方向に延在する縦長接合部3Nにより更に互いに接合されている。縦長接合部3Nは胴回り方向に間欠的に形成され、縦長接合部列3N0を形成している。横長接合部3M及び縦長接合部3Nは伸縮部に混在している。
この吸収性物品3のおむつによれば、横長接合部列3M0を構成する横長接合部3M同士の間から、着用者の汗が、おむつの縦方向に流れたとしても、隣り合う横長接合部列3M0の横長接合部3Mによって、縦方向の流れを抑制することができる。そのため、汗がおむつの縦方向に流れていく時間を稼ぐことができる。その結果、汗の蒸散性を更に向上させることができるとともに縦方向に流れる不快感を更に軽減することができる。また縦長接合部列3N0を構成する縦長接合部3N同士の間から、着用者の汗が、おむつの胴回り方向に拡散したとしても、隣り合う縦長接合部列3N0の縦長接合部3Nによって、胴回り方向の拡散を抑制することができる。そのため、汗がおむつの胴回り方向に拡散していく時間を稼ぐことができる。その結果、汗の蒸散性を更に向上させることができるとともに胴回り方向に流れる不快感を更に軽減することができる。
本実施の形態のパンツ型おむつでは、折り畳み工程において、折り目FLが胴回り部3aを横断するように折り畳まれていてもよい。
このように少なくとも胴回り部3aを横断するように吸収性物品3を折り畳む場合、胴回り部3aを横断しないように吸収性物品3を折り畳む場合よりも、胴回り部3aの弾力により、折り畳まれた部分が開き易くなり、折り畳んだときの吸収性物品3の上下方向の厚さが厚くなる。そして、規制工程で厚さが規制され、包装工程で筒状の連続シート4bに内包されると、胴回り部3aの弾力により、吸収性物品が筒状の連続シート4bをその内側からより押し拡げてより突っ張った状態にする。それにより吸収性物品3を筒状の連続シート内4bの所定の位置により確実に位置決めできる。
1 連結包装製品
2 包装品
3 吸収性物品
4 包装袋
4a 連続シート
4b 筒状の連続シート
10 連結包装製品製造装置
10A 折り畳みユニット
10B 規制ユニット
10C 包装ユニット
10D 接合ユニット
10E 切断ユニット

Claims (11)

  1. 複数の包装品が一方向に連結されてなる連結包装製品の製造方法であって、
    前記複数の包装品の各々は吸収性物品と前記吸収性物品を包装する包装袋とを含んでおり、
    前記連結包装製品の製造方法は、
    一方向に並んだ複数の前記吸収性物品を搬送方向に順次搬送しながら、前記吸収性物品を前記搬送方向に直交する上下方向に重なるように一回以上折り畳む折り畳み工程と、
    折り畳まれた前記複数の吸収性物品を前記搬送方向に順次搬送しながら、前記上下方向における前記吸収性物品の厚さを第1の寸法以下にする規制を行う規制工程と、
    前記搬送方向に搬送されつつ連続的に筒状に形成される連続シートの内側に、前記規制後の前記複数の吸収性物品を順次供給して包装する包装工程であって、前記筒状の前記連続シートにおける前記上下方向の内側の寸法が前記第1の寸法である包装工程と、
    前記複数の吸収性物品を内包した前記筒状の前記連続シートを前記搬送方向に搬送しながら、前記筒状の前記連続シートにおける互いに隣り合う吸収性物品同士の間の部分で筒内面の対向する前記連続シート同士を接合する接合工程と、
    を備える、
    連結包装製品の製造方法。
  2. 前記折り畳み工程において、
    折り畳まれた前記吸収性物品の少なくとも一つの折り目が前記搬送方向及び前記上下方向に直交する横断方向に沿い且つ前記吸収性物品における前記搬送方向の下流側に配置されるように、前記吸収性物品を折り畳み、
    前記規制工程において、
    下側搬送ベルトにより、前記吸収性物品を前記搬送方向に搬送し、
    前記下側搬送ベルトの上方に前記下側搬送ベルトと対向して配置された上側規制手段と、前記下側搬送ベルトとの間に前記搬送方向の下流側の前記折り目が入るように前記吸収性物品を搬送することによって、前記上下方向の前記吸収性物品の厚さを規制する、
    請求項1に記載の連結包装製品の製造方法。
  3. 前記上側規制手段は、前記搬送方向に延在しており、前記下側搬送ベルトと前記上側規制手段との間の距離が、前記搬送方向の上流側から前記搬送方向の下流側に向かうに連れて短くなり、前記搬送方向の下流側の端部で前記第1の寸法以下になるように形成されている、
    請求項2に記載の連結包装製品の製造方法。
  4. 前記上側規制手段は、上側搬送ベルトである、
    請求項2又は3に記載の連結包装製品の製造方法。
  5. 前記包装工程において、
    前記下側搬送ベルトの前記搬送方向の下流側に隣り合うように配設された折り曲げ部材に、前記下側搬送ベルトよりも下方側から前記連続シートを供給し、
    前記連続シートを前記搬送方向に搬送しつつ、前記折り曲げ部材により前記連続シートの前記横断方向の両端部を持ち上げて筒状にし、前記連続シートの前記横断方向の中央部の上方にて連続的に接合する、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  6. 吸収性物品製造装置により、前記吸収性物品を製造する工程と、
    前記吸収性物品製造装置に直接的に接続された搬送装置により、製造後の前記吸収性物品を、前記折り畳み工程の折り畳み装置へ順次搬送する搬送工程と、
    を更に備え、
    前記吸収性物品製造装置で前記吸収性物品を製造するときの単位時間当たりの製造個数と前記折り畳み装置へ前記吸収性物品を搬送するときの単位時間当たりの搬送個数とが同数である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  7. 前記吸収性物品は、所定方向に沿って延びる弾性体を含み、前記所定方向が前記搬送方向に沿うように搬送され、
    前記折り畳み工程において、前記吸収性物品のうち、前記弾性体を含む領域に前記横断方向に沿って前記折り目を形成するように前記吸収性物品を折り畳む、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  8. 前記折り畳み工程において、前記吸収性物品の吸収体における前記横断方向の幅が最も狭い箇所以外の箇所で、前記横断方向に沿って折り目が形成されるように折り畳む、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  9. 前記吸収性物品の吸収体には長手方向に沿う坪量の低い低坪量部が形成されており、
    前記折り畳み工程において、前記折り目が前記低坪量部を横断するように折り畳む、
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  10. 前記吸収性物品は、着用者の胴回りを覆う胴回り部と、吸収体を含む股部と、を備えるパンツ型おむつであり、
    前記折り畳み工程において、前記股部に折り目が形成されることにより前記股部の少なくとも一部が前記上下方向の上側に位置し、前記胴回り部が前記上下方向の下側に位置するように前記吸収性物品を折り畳む、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
  11. 前記吸収性物品は、着用者の胴回りを覆う胴回り部と、吸収体を含む股部と、を備えるパンツ型おむつであり、
    前記胴回り部は、腹側及び背側の少なくとも一方の両側面に伸縮部を有し、
    前記伸縮部は、前記伸縮部の肌当接面側及び非肌当接面側にそれぞれ配置された肌側シート及び非肌側シートと、それら両シート間に胴回り方向に配設された弾性部材とを有し、
    前記肌側シート及び前記非肌側シートが胴回り方向に延在する横長接合部により接合されており、前記横長接合部は胴回り方向に間欠的に形成されており、
    前記肌側シート及び前記非肌側シートが胴回り方向と交差する方向に延在する縦長接合部により接合されており、前記縦長接合部は胴回り方向に間欠的に形成されており、
    前記横長接合部及び前記縦長接合部は前記伸縮部に混在しており、
    前記折り畳み工程において、前記折り目が前記胴回り部を横断するように折り畳む、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の連結包装製品の製造方法。
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