JPWO2017090089A1 - ロータリ式圧縮機、及びこれを搭載したヒートポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、二気筒ロータリ式圧縮機において、低負荷時に一方の圧縮部を非圧縮状態として冷媒循環流量を半減する構成が開示されている。この構成では、電動機の回転数を落とさずに運転できるので、圧縮機効率を向上させることができる。
その具体的な手段として、ブレード(ベーンと同義)背室の一方に常時圧縮作用をなすシリンダ室で圧縮された高圧ガスの一部を導入してブレード(ベーンと同義)の後端部(背面部)に高圧を付与し、ベーン先端部を偏心ローラ周壁に当接させる圧縮運転と、ブレード背室に低圧ガスを導いてブレード先端部を偏心ローラ周壁から離間させ永久磁石に保持させる非圧縮運転とに切り替える、圧力切換え手段を備えた二気筒ロータリ式圧縮機(休筒切替式圧縮機)が開示されている。ここで、背面部とは、ベーンの先端側、側面側、上下面側を除く、背面側全体をさす。後端部は、背面部の最も後端の位置をさす。背面部が並行平面であれば後端部と同義であるが凹凸や曲面形状のある場合は異なる位置である。
また、特許文献1に記載の二気筒ロータリ式圧縮機(休筒切替式圧縮機)の場合は、ベーンを前方に押し付ける圧縮バネがなくなり、さらに、ベーン背面部の後方に配置した永久磁石の吸引力により、下死点位置で回転ピストンから離間する不安定現象がいっそう発生しやすいことが課題であった。
特許文献2の実施の形態2に記載の二気筒ロータリ式圧縮機では、磁性材料の回転ピストンに金属粉が付着し、回転ピストンと接触し摺動する箇所が摩耗しやすくなり、耐久性の低下を招くことが課題であった。
図1は、本発明の実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1の構造を示す概略縦断面図である。
図2は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20の圧縮運転状態(第2ピストン23が軸回転角180度の下死点位置)を示す概略横断面図(図1のA−A断面)である。
図3は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20の圧縮運転状態(第2ピストン23が軸回転角0度の上死点位置)を示す概略横断面図(図1のA−A断面)である。
図4は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20の非圧縮運転状態(第2ピストン23が吸着固定位置)を示す概略横断面図(図1のA−A断面)である。
図5は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角0度の上死点位置)を示す縦断面図である。
図6は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(第2力と第3力の切替え位置)を示す縦断面図である。
図7は、本発明の実施の形態1に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角180度の下死点位置)を示す縦断面図である。
図8は、本発明の実施の形態1に係るヨーク33の平坦部33bと第2ベーン24の背面部24cとの距離(背面ギャップ)に対する第2ベーン24に作用する後方に吸引する磁力(第2力)との関係及び前方に吸引する磁力(第3力)との関係を示す図である。
図9は、本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ装置200の基本構成を示す図である。
なお、図2〜図4に示す台形の破線は、第2ヨーク43の取付位置を示している。
実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1は、例えば空調機や給湯機等のヒートポンプ装置200(図9を参照)の主要構成要素の一つとして利用され、ガス冷媒を圧縮し高温高圧状態にして蒸気圧縮式冷凍サイクル内に冷媒を循環させる役割をするものである。
つまり、駆動軸5が回転した際に、第1シリンダ室12及び第2シリンダ室22内において、偏心ピン軸部5c,5dが偏心回転運動する構成となっている。
上記のように、第1圧縮部10及び第2圧縮部20の基本的な圧縮機構の構成は同じであるが、第2圧縮部20には切替え機構31が設置されている点で異なっている。
実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1は、第2圧縮部20に切替え機構31を備えたことにより、第1圧縮部10と第2圧縮部20とを同時に圧縮運転する並列運転モードと、第1圧縮部10が圧縮運転を行い、第2圧縮部20が非圧縮運転となる単独運転モードとに切替え可能に構成される。
ここで、図1は、並列運転モード時、すなわち第1圧縮部10及び第2圧縮部20が圧縮運転状態の縦断面図を示している。また、図2と図3は、並列運転モードで、第2圧縮部20が圧縮運転状態の第2ベーン24の状態を示し、それぞれ、軸回転角180度の下死点位置と軸回転角0度の上死点位置を示す概略横断面図(図1のA−A断面)である。図4は、第2圧縮部20が非圧縮運転状態の第2ベーン24の状態を示している。
以下、切替え機構31の詳細な構成について説明する。
切替え機構31は、第2ベーン背室25の後方に設けられた第2シリンダ21の収納室37内に配置されている。そして、第2ベーン背室25の後方側に永久磁石32が配置され、永久磁石32の前方側に第2ベーン24に磁束密度を集中させるためのヨーク33が取り付けられて主に構成されている。ヨーク33は凹型形状の磁性材料で作製されており、凹型形状の底部分である平坦部33bとこれに直立して前方側に突出する両腕部33aとで構成されている。
ここで、永久磁石32が、本発明の第1永久磁石に相当する。
また、永久磁石32の背面側は磁性材料である第2シリンダ21の外縁で囲まれている。もし、永久磁石32と第2シリンダ21の外縁との間に隙間が発生するならば、その隙間に磁性材料のシム38を差し込んで調整する。
第1ベーン14及び第2ベーン24には、先端部14a,24a側に吸入圧Ps(第1シリンダ室12及び第2シリンダ室22に吸入された低圧冷媒の圧力)が作用し、後端部14b,24bを含む背面部14c,24cには吐出圧Pd(密閉シェル3の内部空間7の圧力、つまり、圧縮機構99で圧縮された高圧冷媒の圧力)が作用する。
ここで、背面部とは、ベーンの先端側、側面側及び上下面側を除く背面側全体をさす。後端部は、背面部の最も後端の位置をさす。背面部が並行平面であれば後端部と同義であるが凹凸や曲面形状のある場合は異なる位置である。
圧縮運転過程では第1シリンダ11及び第2シリンダ21の内圧が変動し、押付け力Fpの最大値Fpmaxは、第2ピストン23の軸回転角が0度付近(図3の状態で、第2ピストン23が第2ベーン溝29の中心軸に最接近した状態)のときに生じる。
このときの押付け力Fpの最大値Fpmaxは、
Fpmax=Pd(0度)×ベーン背面部面積−Ps(0度)×ベーン先端部面積となる。
Fm=Bg2×S/(2×μ0)[N]
Bg:吸着面の磁束密度[T]
S:吸着面の面積[m2]
μ0:真空中の透磁率
で表され、磁束密度は永久磁石32からの距離にほぼ反比例して減少する。
このとき、押付け力Fpmax>第1吸引磁力Fm1の関係が成り立っている。すると、第2ベーン24は上死点位置(図3、第2ピストン23の軸回転角0度)から下死点位置(図2、第2ピストン23の軸回転角180度)まで、第2ピストン23の周面に当接しながら往復動し、圧縮運転状態が維持される。
一方、第2ベーン24に作用する吸引磁力Fmは、第2ピストン23の軸回転角が0度付近のときに、第2ベーン24の背面部24cがヨーク33の両腕部33aの前端部に最も接近(最短距離)するので最大となる。このときの吸引磁力Fmが上記の第1吸引磁力Fm1となるように、永久磁石32とヨーク33、第2ベーン背室25のまわりの切替え機構31を設計する。
図5、図6、図7は、第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態示す縦断面図で、ぞれぞれ、軸回転角0度の上死点位置、第2力と第3力の切替え位置、軸回転角180度の下死点位置を示す。
本実施の形態1に係る第2圧縮部20は、第2ベーン24が最も前方(第2シリンダ室22の中心側)に移動する下死点位置において、第2ベーン24の背面部24cよりも前方となる位置に配置された第2ヨーク43を備えている。この第2ヨーク43は、第2シリンダ21の下側、つまり、駆動軸5の軸方向において第2シリンダ室22とは異なる位置(高さ)に設けられている。換言すると、第2ヨーク43は、駆動軸5の軸方向において第2シリンダ21とは異なる位置(高さ)に設けられている。この第2ヨーク43は、磁性材料のボルト44で非磁性の保持具36に取り付けてある。第2ヨーク43は、第2ベーン24の下面部と対向する先端部43aを備える。
図5のベーン上死点位置(背面ギャップがX1)では、第2力により、第2ベーン24に対して後方への強い吸引磁力(約7N)を発生する。図6の第2力と第3力の切替え位置(背面ギャップがX2)では、後方への吸引磁力(第2力)と前方への吸引磁力(第3力)がともに弱くなる。図7のベーン上死点位置(背面ギャップがX3)では、第3力により、前方への吸引磁力が(約3N)を発生する。
図9は、本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ装置200の基本構成を示す図である。
ヒートポンプ装置200は、図1と同様のロータリ式圧縮機1、四方弁201、室内側熱交換器202、減圧機構203及び室外側熱交換器204を有し、これらを冷媒回路配管207で接続して蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成している。以下では、ヒートポンプ装置200の一例として空調機用のヒートポンプ装置200について説明する。
ヒートポンプ装置200は、四方弁201により暖房運転及び冷房運転を切り替え可能となっている。暖房運転する場合には、四方弁201を図9の実線で示す暖房運転時経路201a側に接続する。これにより、ロータリ式圧縮機1で高温高圧状態に圧縮した冷媒ガスが室内側熱交換器202に流入し、室内側熱交換器202が放熱側熱交換器(凝縮器)として動作する。冷房運転する場合には、四方弁201を点線で示す冷房運転時経路201b側に接続する。これにより、ロータリ式圧縮機1の吸入側が室内側熱交換器202に接続されて、室内側熱交換器202が吸熱側熱交換器(蒸発器)として動作する。
実施の形態2に係るロータリ式圧縮機1は、実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1、圧縮機構99及び第2圧縮部20の基本構成及び基本動作と全く同様であるが、実施の形態1に係る圧縮機構99のうちで、第2ベーン24の前方への吸引磁力発生部の構成と動作について異なる点がある。
したがって、本実施の形態2では、実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1と異なる部分についてのみ説明する。なお、本実施の形態2において、実施の形態1と同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図11は、本発明の実施の形態2に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角0度の上死点位置)を示す横断面図である。
図12は、本発明の実施の形態2に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(第2力と第3力の切替え位置)を示す縦断面図である。
図13は、本発明の実施の形態2に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(第2力と第3力の切替え位置)を示す横断面図である。
図14は、本発明の実施の形態2に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角180度の下死点位置)を示す縦断面図である。
図15は、本発明の実施の形態2に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角180度の下死点位置)を示す横断面図である。
なお、図11、図13及び図15に示す台形の破線は、第2ヨーク43の取付位置を示している。
本実施の形態2に係る第2ベーン24は、底面部に凹形の切欠き部45(非吸引部)が形成されている。そして、ベーン吸引箇所41である透磁率の高い例えば円筒形状の金属材料(磁性材料)は、第2ベーン24の背面部24c、より詳しくは切欠き部45の後端部に設けられている。この位置は、ベーン吸引箇所41と周囲の部材とが摺動しない位置である。
実施の形態3に係るロータリ式圧縮機1は、実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1、圧縮機構99及び第2圧縮部20の基本構成及び基本動作と全く同様であるが、実施の形態1に係る圧縮機構99のうちで、第2ベーン24の前方への吸引磁力発生部の構成と動作について異なる点がある。
したがって、本実施の形態3では、実施の形態1に係るロータリ式圧縮機1と異なる部分についてのみ説明する。なお、本実施の形態3において、実施の形態1と同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図17は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角0度の上死点位置)を示す縦断面図である。
図18は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角0度の上死点位置)を示す横断面図である。
図19は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(第2力と第3力の切替え位置)を示す縦断面図である。
図20は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(第2力と第3力の切替え位置)を示す横断面図である。
図21は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角180度の下死点位置)を示す縦断面図である。
図22は、本発明の実施の形態3に係る第2圧縮部20が圧縮運転状態時の第2ベーン24の状態(軸回転角180度の下死点位置)を示す横断面図である。
本実施の形態3に係る第2ベーン24は、第2ベーン24の背面部24cに、透磁率の高い金属材料(磁性材料)のベーン吸引箇所41が設けられている。また、第2ベーン24は、第2ベーン24の底面部から下方へ向かって突設された突状ベーン吸引箇所41aを備えている。この突状ベーン吸引箇所41aは、後述のように第3力が働くベーン吸引箇所である。突状ベーン吸引箇所41aは、駆動軸5の軸方向において第2シリンダ室22とは異なる位置(より詳しくは、第2シリンダ室22よりも第2支持部材70のフランジ部70b側であり、下死点位置において該フランジ部70bよりも外側となる位置)に配置されている。換言すると、突状ベーン吸引箇所41aは、駆動軸5の軸方向において第2シリンダ21とは異なる位置に配置されている。また、突状ベーン吸引箇所41aの当該位置は、突状ベーン吸引箇所41aと周囲の部材とが摺動しない位置である。
中間仕切板、5 駆動軸、5a 長軸部、5b 短軸部、5c 偏心ピン軸部、5d 偏心ピン軸部、5e 中間軸部、6 吸入マフラ、6a 流入管、6b 容器、6c 流出管、6d 流出管、7 内部空間、8 電動機、8a 回転子、8b 固定子、10 第1圧縮部、11 第1シリンダ、12 第1シリンダ室、13 第1ピストン、14 第1ベーン、14a 先端部、14b 後端部、14c 背面部、15 第1ベーン背室、17 シリンダ吸入流路、18 吐出口、18a 開閉弁、19 第1ベーン溝、20
第2圧縮部、21 第2シリンダ、22 第2シリンダ室、23 第2ピストン、24
第2ベーン、24a 先端部、24b 後端部、24c 背面部、25 第2ベーン背室、27 シリンダ吸入流路、28 吐出口、28a 開閉弁、29 第2ベーン溝、31 切替え機構、32 永久磁石、33 ヨーク、33a 両腕部、33b 平坦部、36 保持具、37 収納室、38 シム、40 圧縮バネ、41 ベーン吸引箇所(磁性材料)、41a 突状ベーン吸引箇所(磁性材料)、42 第2永久磁石、43 第2ヨーク(磁性材料)、43a 先端部、44 ボルト(磁性材料)、45 切欠き部(非吸引部)、46 第2保持具、60 第1支持部材、60a 軸受部、60b フランジ部、63 吐出マフラ、70 第2支持部材、70a 軸受部、70b フランジ部、73
吐出マフラ、99 圧縮機構、140 交流電源、145 検知判別手段、150 インバータ駆動制御装置、160 ヒートポンプ能力制御装置、171 温度センサ、172 温度センサ、200 ヒートポンプ装置、201 四方弁、201a 暖房運転時経路、201b 冷房運転時経路、202 室内側熱交換器、203 減圧機構、204 室外側熱交換器、207 冷媒回路配管、A 室外機、B 室内機。
Claims (12)
- 2つの圧縮部、電動機、及び、2つの前記圧縮部と前記電動機とを接続する駆動軸を備え、
前記圧縮部のそれぞれが、
吸入した冷媒を圧縮するシリンダ室、一方の端部が前記シリンダ室に連通したベーン溝、及び、前記ベーン溝の他方の端部に連通したベーン背室が形成されたシリンダと、
前記駆動軸の回転によって前記シリンダ室内を偏心回転するリング形状のピストンと、
前記シリンダ室の中心に向かう方向である前方と前記シリンダ室から遠ざかる方向である後方とに往復動自在に前記ベーン溝に挿入され、前記ピストンの外周面に先端部が当接した状態で前記シリンダ室を低圧と高圧に仕切り、背面部が前記ベーン背室に収容されたベーンと、
を備えたロータリ式圧縮機であって、
一方の前記圧縮部は、
前記ベーンの前記背面部の後方に配置された第1永久磁石を有し、前記ベーンの前記先端部と前記背面部とに働く圧力の差により、前記ベーンに対して前方に作用する第1力と、前記第1永久磁石により前記ベーンを後方に吸引する第2力とによって、前記ベーンの前記先端部が前記ピストンの外周面に当接した圧縮運転状態と、前記ピストンの外周面から離間した前記ベーンを吸着固定した非圧縮運転状態とを切替える切替え機構を備え、
さらに、前記ベーンが最も前方に移動する下死点位置において、前記ベーンを前方へ吸引する第3力が作用するように、前記ベーンの前記背面部よりも前方側に配置された第2永久磁石又はヨークを備えたロータリ式圧縮機。 - 前記第1永久磁石は前記シリンダに固定されている請求項1に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記ヨークは、前記駆動軸の軸方向において前記シリンダ室とは異なる位置に固定されている請求項1又は請求項2に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記第1永久磁石及び前記第2永久磁石は、別々の永久磁石である請求項1に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記第2永久磁石は、前記駆動軸の軸方向において前記シリンダとは異なる位置に固定されている請求項4に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記駆動軸を回転自在に支持する軸受部と、前記シリンダ室の端部を閉塞するフランジ部とを有する支持部材を備え、
前記第2永久磁石は、前記支持部材に固定されている請求項4又は請求項5に記載のロータリ式圧縮機。 - 前記第2永久磁石は、前記駆動軸の軸方向において前記シリンダ室よりも前記支持部材側であり、前記支持部材より外側となる位置に配置されている請求項6に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記第1永久磁石及び前記第2永久磁石は、反発しあう向きに磁界を発生する請求項4〜請求項7のいずれか一項に記載のロータリ式圧縮機。
- 前記第3力が働く前記ベーンは、磁性材料で形成されて前記第3力が働くベーン吸引箇所を備え、
該ベーン吸引箇所は、前記ベーン溝と摺動しない位置に配置されている請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のロータリ式圧縮機。 - 前記第3力が働く前記ベーンは、磁性材料で形成されて前記第3力が働くベーン吸引箇所を備え、
前記ベーン吸引箇所は、前記駆動軸の軸方向において前記シリンダ室よりも前記支持部材側で、前記下死点位置において前記支持部材より外側となる位置であり、周囲の部材と摺動しない位置に配置されている請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載のロータリ式圧縮機。 - 前記第3力が働く前記ベーンは、前記ベーン吸引箇所以外が非磁性材料で形成されている請求項9又は請求項10に記載のロータリ式圧縮機。
- 請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のロータリ式圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを備えたヒートポンプ装置。
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